JP4962774B2 - Icテスタ及びicテスタの制御方法 - Google Patents

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本発明は、設定値により制御が行われ、被試験対象、例えば、IC,LSI等を試験するICテスタ及びICテスタの制御方法に関し、設定値の設定時間を短縮し、試験時間の短縮を図れるICテスタ及びICテスタの制御方法に関するものである。
ICテスタは、被試験対象(以下DUT)に試験パターンを与え、DUTの出力を期待値パターンと比較し、DUTの良否の判定を行うものである。このような装置では、テストシステムコントローラ(以下TSC)が、テストプログラムに基づいて動作し、複数のドライバ、コンパレータ等が搭載されるピンエレクトロニクスカード(以下PEカード)に対して、各種設定を行い、DUTに対して試験を行っている。しかし、テスト項目ごとに、設定を変更しなければならず、その都度、TSCから設定を行うと設定に時間を要してしまう。この結果、DUTの試験時間がかかってしまう。そこで、PEカードが、事前に設定データを格納し、設定準備を行う装置が、下記特許文献1に示されています。
特開2006−3227号公報
近年、被試験対象の回路規模の増加、テスト項目の増加により、更なる試験時間の短縮が望まれている。しかし、複数の制御レジスタに設定値を設定する必要があり、設定時間がかかってしまう。
そこで、本発明の目的は、設定値の設定時間を短縮し、試験時間の短縮を図れるICテスタ及びICテスタの制御方法を実現することにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
複数の制御レジスタに設定された設定値により被試験対象を試験するICテスタにおいて、
前記設定値を保持する複数のスレーブレジスタと、
前記設定値が定義される設定データとこの設定データの実行順が少なくとも示される実行順データとを用いて、前記被試験対象の試験時に前記スレーブレジスタに前記実行順に沿って次以降の試験の設定値を設定し、次の試験の設定値を制御レジスタに設定する時に、スレーブレジスタから制御レジスタに転送指示を行う複数のコントローラと、
これらのコントローラに対して実行命令をブロードキャストし、前記転送指示を行わせるテストシステムコントローラとを設けたことを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、
コントローラは、実行順データに沿って1つ前のテスト項目、または複数回前のテスト項目の試験時にスレーブレジスタに設定値を設定することを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明であって、
コントローラは、
設定データと実行順データとが格納される記憶部と、
この記憶部の実行順データに示される実行順に沿って、記憶部の設定値をスレーブレジスタに設定し、スレーブレジスタから制御レジスタに転送指示を行う制御部とを有することを特徴とするものである。
請求項4記載の発明は、請求項1に記載の発明であって、
テストシステムコントローラは、実行命令として実行順を前記複数のコントローラにブロードキャストし、
各コントローラは、テストシステムコントローラから受信した実行順と、該コントローラの記憶部に格納されている実行順データの実行順とが同じならば、スレーブレジスタの設定値を制御レジスタに転送指示を行うことを特徴とするものである。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明であって、
複数の制御レジスタ、複数のスレーブレジスタ、コントローラを有し、前記被試験対象と信号の授受の少なくとも一方を行い、被試験対象の試験を行う複数のピンエレクトロニクスカードを設けたことを特徴とするものである。
請求項6記載の発明は、
設定値により制御が行われ、被試験対象を試験するICテスタにおいて、
前記設定値を保持する複数の第1の保持部と、
前記設定値を保持する複数の第2の保持部と、
前記設定値が定義される設定データとこの設定データの実行順が少なくとも示される実行順データとを用いて、前記被試験対象の試験時に、試験に用いられていない第1または第2の保持部に次の試験の設定値を設定し、次の試験を行うときに、次の試験の設定値を設定した第1または第2の保持部に切り替える複数のコントローラと、
これらのコントローラに対して実行命令をブロードキャストし、前記切り替えを行わせるテストシステムコントローラとを設け、切り替えられた前記第1または第2の保持部の設定値により次の試験が行われることを特徴とするものである。
請求項7記載の発明は、
複数の制御レジスタに設定された設定値により被試験対象を試験するICテスタの制御方法において、
前記ICテスタは、試験時の設定値を保持する制御レジスタと、次以降の試験の設定値を保持するスレーブレジスタと、前記スレーブレジスタから前記制御レジスタへ設定値の転送指示を行うコントローラと、前記コントローラに対して実行命令をブロードキャストするテストシステムコントローラとを備え、
複数のコントローラが、前記被試験対象の試験時に、複数のスレーブレジスタに次以降の試験の設定値を設定し、
テストシステムコントローラから前記複数のコントローラに実行命令をブロードキャストすることにより前記複数のコントローラが、前記スレーブレジスタから次の試験の設定値を前記制御レジスタに転送することを特徴とするものである。
請求項8記載の発明は、
設定値により制御が行われ、被試験対象を試験するICテスタの制御方法において、
前記ICテスタは、設定値を保持する第1および第2の保持部と、前記第1または第2の保持部のいずれを試験に用いるかを切り替えるコントローラと、前記コントローラに対して実行命令をブロードキャストするテストシステムコントローラとを備え、
複数のコントローラが、前記被試験対象の試験時に、試験に用いられていない複数の第1または第2の保持部に次の試験の設定値を設定し、
テストシステムコントローラから前記複数のコントローラに実行命令をブロードキャストすることにより、前記複数のコントローラが、次の試験の設定値を設定した第1または第2の保持部に切り替えことを特徴とするものである。
請求項1〜5によれば、複数のコントローラが、事前にスレーブレジスタに設定値を設定し、テストシステムコントローラのブロードキャストにより、スレーブレジスタから制御レジスタに転送するので、制御レジスタに対して、すぐに設定値を設定することができ、試験時間を短縮することができる。
請求項2によれば、コントローラが、実行順データに基づいて、複数回前のテスト項目の試験時にスレーブレジスタに設定することができるので、直前のテスト項目の試験時間が短くても、事前にスレーブレジスタに設定することができ、試験時間を短縮することができる。
請求項6によれば、複数のコントローラが、被試験対象の試験時に、試験に用いられていない第1または第2の保持部に設定値を設定し、テストシステムコントローラのブロードキャストにより、設定した第1または第2の保持部に切り替えるので、試験時間を短縮することができる。
請求項7によれば、複数のコントローラが、事前にスレーブレジスタに設定値を設定し、テストシステムコントローラのブロードキャストにより、スレーブレジスタから制御レジスタに転送するので、制御レジスタに対して、すぐに設定値を設定することができ、試験時間を短縮することができる。
請求項8によれば、複数のコントローラが、被試験対象の試験時に、試験に用いられていない第1または第2の保持部に設定値を設定し、テストシステムコントローラのブロードキャストにより、設定した第1または第2の保持部に切り替えるので、試験時間を短縮することができる。
以下本発明を、図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例を示した構成図である。
図1において、TSC10は、ICテスタ全体の制御を行い、記憶部11、制御部12を有する。記憶部11は、テスト項目ごとの設定値が複数定義される設定データ111、この設定データ111の実行順が示される実行順データ112を記憶する。設定データ111は、データ番号、ピン情報、設定項目、設定値からなる。ピン情報は設定対象のピンを示す。設定項目は例えば電圧設定(V)、電流設定(I)等が記述される。設定値は設定項目に対する値が示される。ここで、1つの設定項目、複数の設定項目に対して、1つのデータ番号が付される。実行順データ112は、設定データ111のデータ番号が実行順に並べられているデータである。制御部12は、記憶部11の設定データ111を事前に送り込み、実行順データ112に沿って、ブロードキャストにより、実行命令(実行順)を出力し、制御を行う。
PEカード20は図示しないテストヘッドに複数設けられ、TSC10に接続され、コントローラ21、複数のスレーブレジスタ22、複数の制御レジスタ(マスタレジスタ)23、複数のドライバ(図示せず)、複数のコンパレータ(図示せず)等を有する。コントローラ21は、記憶部24、制御部25を有し、DUTの試験時にスレーブレジスタ22に設定値を設定し、設定時に、スレーブレジスタ22から制御レジスタ23に転送指示を行うと共に、ドライバ、コンパレータ等の制御対象の制御を行う。記憶部24は、設定データ241、実行順データ242を記憶する。設定データ241は、図2に示されるように、データ番号、ピン情報、設定項目、設定値(ハードウェア設定値)からなる。設定値とハードウェア設定値とは、設定内容としては同じであるが、実際の設定では異なる。ここでは、実際のハードウェア設定値を示しても内容が不明になるので、設定値とハードウェア設定値とを同じ表現として示す。また、設定値とハードウェア設定値とが同じ値で動作するならば同じ値でもよい。実行順データ242は、図3に示されるように、実行順、設定順a,bからなり、設定データ241のデータ番号が実行順、設定順に並べられているデータである。制御部25は、記憶部24の実行順データ242に沿って、設定データ241を準備し、試験時に、設定値を設定し、制御部12の実行命令により、転送指示すると共に、制御対象の制御を行う。スレーブレジスタ22は、制御部25から設定値が設定される。制御レジスタ23は、コントローラ21の指示により、スレーブレジスタ22の設定値が設定され、この設定値に基づいて、ドライバ、コンパレータ等の制御対象が設定を行う。
このような装置の動作を、図を用いて説明する。
(1)データ取得時
図4は図1に示す装置のデータ取得動作を説明する図で、(a)はテスト項目ごとのテストプログラムの動作順、(b)はTSC10の動作、(c)は制御部25の動作、(d)は記憶部24の格納動作ある。図5はPEカード20のデータ取得動作を示したフローチャートである。
まず、TSC10の制御部12が、図示しないハードディスクからすべての項目のテストプログラムを書き込み、記憶部11に設定データ111、実行順データ112を書き込む。そして、制御部12が、設定データ111を記憶部11から読み出し、各PEカード20に送る。各PEカード20の制御部25は、ピン情報から自身に不要なピン情報を削除し、記憶部24に設定データ241として格納する。
次に、TSC10の制御部12は、記憶部11の実行順データ112からデータ番号”3”を取得し、各PEカード20に対して、ブロードキャストにより、データ番号”3”と実行命令を出力する。制御部25は、データ番号”3”を取得し(S11)、記憶部24からデータ番号”3”に対応した設定データ241を読み出し、解析処理を行う(S12)。この解析結果により、制御部25は、ハードウェア設定値を作成し(S13)、実行順データ242の実行順にデータ番号”3”を登録する(S14)。そして、制御部25は、実行順データ242の設定順aにデータ番号”3”を登録する(S15)。制御部25は、複数前の実行順(複数前のテスト項目)に対して、設定が可能か判断し(S16)、可能でないので、制御部25は、スレーブレジスタ22を介して、設定値(ハードウェア設定値)を制御レジスタ23に設定し、記憶部24に格納する(S18)。そして、制御部25は、図示しない制御対象に対して、DUTの試験を実行させる(S19)。
再び、TSC10の制御部12が、設定データ111を記憶部11から読み出し、各PEカード20に対して、ブロードキャストにより、データ番号”0”と実行命令を出力する。制御部12は、DUTの試験が終了で、DUTがパスしたときでないので、TSC10からデータ番号”0”を取得する(S20,S11)。そして、制御部25は、記憶部24からデータ番号”0”に対応した設定データ241を読み出し、解析処理を行う(S12)。この解析結果により、制御部25は、ハードウェア設定値を作成し(S13)、実行順データ242の実行順にデータ番号”0”を登録する(S14)。そして、制御部25は、一つ前の実行順に対して、実行順データ242の設定順aにデータ番号”0”を登録する(S15)。制御部25は、複数前の実行順に対して、設定が可能か判断し(S16)、可能でないので、制御部25は、スレーブレジスタ22を介して、設定値(ハードウェア設定値)を制御レジスタ23に設定し、記憶部24に格納する(S18)。制御部25は、図示しない制御対象に対して、DUTの試験を実行させる(S19)。
このような動作を繰返し、TSC10の制御部12が、設定データ111を記憶部11から読み出し、各PEカード20に対して、ブロードキャストにより、データ番号”1”と実行命令を出力する。DUTの試験が終了で、DUTがパスしたときでないので、TSC10からデータ番号”1”を取得する(S20,S11)。そして、制御部25は、記憶部24からデータ番号”1”に対応した設定データ241を読み出し、解析処理を行う(S12)。この解析結果により、制御部25は、ハードウェア設定値を作成し(S13)、実行順データ242の実行順にデータ番号”1”を登録する(S14)。そして、制御部25は、実行順データ242の設定順aにデータ番号”1”を登録する(S15)。制御部25は、複数前の実行順に対して、設定が可能か判断し(S16)、可能なので、可能な箇所の設定順bにデータ番号”1”を登録する(S17)。制御部25は、スレーブレジスタ22を介して、設定値(ハードウェア設定値)を制御レジスタ23に設定し、記憶部24に格納する(S18)。制御部25は、図示しない制御対象に対して、DUTの試験を実行させる(S19)。このような動作を繰り返し、DUTの試験が終了で、DUTがパスしたとき、終了する(S20)。
(2)高速動作時
図6は図1に示す装置の高速動作を説明する図で、(a)はTSC10の動作、(b)はコントローラ21の動作、(c)はスレーブレジスタ22の動作である。図7はPEカード20の高速動作を説明するフローチャートである。
制御部25が、記憶部24の実行順データ242を読み出し、設定順a”3”を取得し(S21)、設定順a”3”に対応した設定値(ハードウェア設定値)を読み出し、スレーブレジスタ22に設定する(S22)。TSC10の制御部12が、設定データ111を記憶部11から読み出し、各PEカード20に対して、ブロードキャストにより、データ番号”3”と実行命令を出力する。制御部25は、TSC10からのデータ番号”3”を取得し(S23)、実行順データ242の実行順”3”と一致しているので、制御レジスタ23に対してスレーブレジスタ22の設定値の取り込み指示を行う(S24,S27)。これにより、データ番号”3”に対応した制御レジスタ23は、スレーブレジスタ22の設定値が設定される。制御部25が、図示しない制御対象に対して、DUTの試験を実行させる(S28)。
試験が終了していないので、制御部25が、記憶部24の実行順データ242を読み出し、設定順a”0”、設定順b”1”を取得する(S21)。そして、制御部25は、設定順a”0”に対応した設定値(ハードウェア設定値)を記憶部24の設定データ241から読み出し、スレーブレジスタ22に設定し、設定順b”1”に対応した設定値(ハードウェア設定値)を記憶部24の設定データ241から読み出し、スレーブレジスタ22に設定する(S22)。ここで、設定順aと設定順bが設定するスレーブレジスタ22は別々のレジスタであることはいうまでもない。TSC10の制御部12が、設定データ111を記憶部11から読み出し、各PEカード20に対して、ブロードキャストにより、データ番号”0”と実行命令を出力する。制御部25は、TSC10からのデータ番号”0”を取得し(S23)、実行順データ242のデータ番号”0”と一致しているので、データ番号”0”に対応した制御レジスタ23に対してスレーブレジスタ22の設定値の取り込み指示を行う(S24,S27)。これにより、データ番号”0”に対応した制御レジスタ23は、マスタレジスタ22の設定値が設定される。制御部25が、図示しない制御対象に対して、DUTの試験を実行させる(S28)。
このような動作を繰り返し、試験が終了した場合処理を終了する(S29)。ここで、制御部25は、TSC10の制御部12、TSC10からのデータ番号と実行順データ242の実行順とが一度でも一致しなかった場合、TSC10からのデータ番号により、制御部25は、記憶部24から設定データ241の設定値(ハードウェア設定値)を読み出し、解析処理を行う(S25)。ここでの解析処理は、実行順が異なることにより、制御レジスタ23に新たに設定する必要がある場合があるため、処理が行われる。そして、制御部25は、スレーブレジスタ22に設定値(ハードウェア設定値)を設定し(S26)、制御レジスタ23に対して、スレーブレジスタ22の設定値の取り込み指示を行う(S27)。その他の動作は、上記と同様なので説明を省略する。
このように、複数のコントローラ21が、事前にスレーブレジスタ22に設定値(ハードウェア設定値)を設定し、TSC10からのブロードキャストにより、スレーブレジスタ22から制御レジスタ23に転送するので、制御レジスタ23に対して、すぐに設定値を設定することができ、試験時間を短縮することができる。
また、コントローラ21が、実行順データ242に沿って複数回前のテスト項目の試験時にもスレーブレジスタ22を設定することができるので、直前のテスト項目の試験時間が短くても、事前にスレーブレジスタ22に設定することができ、試験時間を短縮することができる。
次に、第2の実施例を図8に示し説明する。図1と同一のものは同一符号を付し説明を省略する。
図8において、複数の保持部26,27はレジスタであって、スレーブレジスタ22、制御レジスタ23の代わりに設けられ、設定値を保持する。切替部28は、該当する保持部26または保持部27に切り替え、図示しないドライバ、コンパレータ等の制御対象に設定値を与える。コントローラ29は、コントローラ21の代わりに設けられ、コントローラ21と同様に、記憶部、制御部を有し、DUTの試験時に、試験に用いられていない保持部26または保持部27に設定値を設定し、設定時(TSC10のブロードキャスト時)に、設定した保持部26,27に切替部28を切り替えると共に、図示しないドライバ、コンパレータ等の制御対象の制御を行う。
このような装置は、コントローラ29が保持部26に設定値を格納し、切替部28を保持部26に切り替える。そして、コントローラ29が制御対象を制御して、保持部26の設定値により、制御対象が動作を行う。制御対象の動作時に、コントローラ29は、保持部27に次の設定値を格納する。そして、TSC10からのブロードキャスト(次のテスト項目)のとき、コントローラ29は、切替部28を保持部27に切り替え、制御対象を制御して、保持部26の設定値により、制御対象が動作を行う。制御対象の動作時に、コントローラ29は、保持部26に次の設定値を格納する。このような動作を交互に繰り返す。その他の動作は、図1に示す装置と同様なので、説明を省略する。

このように、コントローラ29が、DUTの試験時に、試験に用いられていない保持部26,27に設定値を設定し、TSC10からのブロードキャストにより、設定した保持部26,27に切替部28を切り替えるので、試験時間を短縮することができる。
なお、本発明はこれに限定されるものではなく、設定値は実数を用いたものを示したが、特許文献1に示すように変数を用いる構成でもよい。
また、実行データ242は、実行順、設定順を示す構成を示したが、実行順のみでもよい。この場合、実行順により設定順が決まることがはいうまでもない。つまり、実行順による実行より、一つ先の実行順が設定順となる。
また、TSC10は、ブロードキャストにより、実行順と実行命令を出力する構成を示したが、どちらか一方でもよい。
また、TSC10からの実行順とコントローラ21の実行順が異なる場合、TSC10の実行順により、コントローラ21が試験を行う構成を示したが、試験動作を終了する構成としてよい。
また、切替部28により、保持部26,27を切り替える構成を示したが、コントローラ29が、制御対象に対して、保持部26,27の切り替えを行わせる構成でもよい。
本発明の第1の実施例を示した構成図である。 設定データ241を示した図である。 実行順データ242を示した図である。 図1に示す装置のデータ取得動作を説明する図である。 PEカード20のデータ取得動作を示したフローチャートである。 図1に示す装置の高速動作を説明する図である。 PEカード20の高速動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施例を示した構成図である。
符号の説明
10 TSC
20 PEカード
21,29 コントローラ
22 スレーブレジスタ
23 制御レジスタ
24 記憶部
25 制御部
26,27 保持部
28 切替部

Claims (8)

  1. 複数の制御レジスタに設定された設定値により被試験対象を試験するICテスタにおいて、
    前記設定値を保持する複数のスレーブレジスタと、
    前記設定値が定義される設定データとこの設定データの実行順が少なくとも示される実行順データとを用いて、前記被試験対象の試験時に前記スレーブレジスタに前記実行順に沿って次以降の試験の設定値を設定し、次の試験の設定値を制御レジスタに設定する時に、スレーブレジスタから制御レジスタに転送指示を行う複数のコントローラと、
    これらのコントローラに対して実行命令をブロードキャストし、前記転送指示を行わせるテストシステムコントローラとを設けたことを特徴とするICテスタ。
  2. コントローラは、実行順データに沿って1つ前のテスト項目、または複数回前のテスト項目の試験時にスレーブレジスタに設定値を設定することを特徴とする請求項1記載のICテスタ。
  3. コントローラは、
    設定データと実行順データとが格納される記憶部と、
    この記憶部の実行順データに示される実行順に沿って、記憶部の設定値をスレーブレジスタに設定し、スレーブレジスタから制御レジスタに転送指示を行う制御部とを有することを特徴とする請求項1または2記載のICテスタ。
  4. テストシステムコントローラは、実行命令として実行順を前記複数のコントローラにブロードキャストし、
    コントローラは、テストシステムコントローラから受信した実行順と、該コントローラの記憶部に格納されている実行順データの実行順とが同じならば、スレーブレジスタの設定値を制御レジスタに転送指示を行うことを特徴とする請求項3に記載のICテスタ。
  5. 複数の制御レジスタ、複数のスレーブレジスタ、コントローラを有し、前記被試験対象と信号の授受の少なくとも一方を行い、被試験対象の試験を行う複数のピンエレクトロニクスカードを設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のICテスタ。
  6. 設定値により制御が行われ、被試験対象を試験するICテスタにおいて、
    前記設定値を保持する複数の第1の保持部と、
    前記設定値を保持する複数の第2の保持部と、
    前記設定値が定義される設定データとこの設定データの実行順が少なくとも示される実行順データとを用いて、前記被試験対象の試験時に、試験に用いられていない第1または第2の保持部に次の試験の設定値を設定し、次の試験を行うときに、次の試験の設定値を設定した第1または第2の保持部に切り替える複数のコントローラと、
    これらのコントローラに対して実行命令をブロードキャストし、前記切り替えを行わせるテストシステムコントローラとを設け、切り替えられた前記第1または第2の保持部の設定値により次の試験が行われることを特徴とするICテスタ。
  7. 複数の制御レジスタに設定された設定値により被試験対象を試験するICテスタの制御方法において、
    前記ICテスタは、試験時の設定値を保持する制御レジスタと、次以降の試験の設定値を保持するスレーブレジスタと、前記スレーブレジスタから前記制御レジスタへ設定値の転送指示を行うコントローラと、前記コントローラに対して実行命令をブロードキャストするテストシステムコントローラとを備え、
    複数のコントローラが、前記被試験対象の試験時に、複数のスレーブレジスタに次以降の試験の設定値を設定し、
    テストシステムコントローラから前記複数のコントローラに実行命令をブロードキャストすることにより前記複数のコントローラが、前記スレーブレジスタから次の試験の設定値を前記制御レジスタに転送することを特徴とするICテスタの制御方法。
  8. 設定値により制御が行われ、被試験対象を試験するICテスタの制御方法において、
    前記ICテスタは、設定値を保持する第1および第2の保持部と、前記第1または第2の保持部のいずれを試験に用いるかを切り替えるコントローラと、前記コントローラに対して実行命令をブロードキャストするテストシステムコントローラとを備え、
    複数のコントローラが、前記被試験対象の試験時に、試験に用いられていない複数の第1または第2の保持部に次の試験の設定値を設定し、
    テストシステムコントローラから前記複数のコントローラに実行命令をブロードキャストすることにより、前記複数のコントローラが、次の試験の設定値を設定した第1または第2の保持部に切り替えことを特徴とするICテスタの制御方法。
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