JP4962221B2 - ヘッドホン - Google Patents

ヘッドホン Download PDF

Info

Publication number
JP4962221B2
JP4962221B2 JP2007223682A JP2007223682A JP4962221B2 JP 4962221 B2 JP4962221 B2 JP 4962221B2 JP 2007223682 A JP2007223682 A JP 2007223682A JP 2007223682 A JP2007223682 A JP 2007223682A JP 4962221 B2 JP4962221 B2 JP 4962221B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
peripheral surface
weight ring
speaker unit
outer peripheral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007223682A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009060207A (ja
Inventor
隆 藤倉
裕 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JVCKenwood Corp
Original Assignee
JVCKenwood Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JVCKenwood Corp filed Critical JVCKenwood Corp
Priority to JP2007223682A priority Critical patent/JP4962221B2/ja
Publication of JP2009060207A publication Critical patent/JP2009060207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4962221B2 publication Critical patent/JP4962221B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Headphones And Earphones (AREA)

Description

本発明は、ヘッドホンに係り、特に、音声信号の変換効率や音質を改善する技術に関する。
近年、携帯音楽再生装置の普及に伴い、ヘッドホンの市場も拡大している。
このヘッドホンには、ヘッドバンドを備えて頭部に装着されるタイプや、いわゆるインナーイヤーと称され耳に装着されるタイプなどがある。
そして、ヘッドホンの筐体であるハウジングは、軽量であり量産性に優れることから、樹脂材料を射出成形したり軽金属の薄板のプレス加工することにより形成されるのが一般的である。
そして、このハウジングの内部に、音を放出するスピーカユニットが収納される。
このようなヘッドホンの一例として、特許文献1に、ハウジングが1ピースで構成され、そのハウジングにスピーカユニットが納められたヘッドホン装置が記載されている。
特開2006−222492号公報
ところで、ヘッドホンにおいて、スピーカユニットは、通常、ハウジングに対して接着剤などを用いて固定される。
また、そのスピーカユニットの外装は、樹脂の射出成形により、あるいは金属の薄板をプレス加工することにより形成されている。
また、ハウジングも、上述したように、軽量化などのために樹脂や軽金属で形成されるのが一般的である。
しかしながら、樹脂で形成したハウジングや軽金属の薄板をプレス加工して成形したハウジングは、剛性が比較的低い。そのため、スピーカユニットに音声信号を入力して振動板を振動させた際に、その振動に反発する振動(振動板の振動に対して逆相となる振動:以下、反発振動とも称する)がハウジングに発生する場合がある。
この反発振動が発生すると、振動板の振動が相殺され、その結果、スピーカユニットからの放音エネルギーが減衰して音声信号から出力音声への変換効率が低下するという問題が生じる。
また、発生する反発振動の周波数特性に応じて、振動板から放出される音の音質も影響を受けるので、設計においてヘッドホンの音質を整えるのが難しくなるという問題が生じる。
また、発生する反発振動の周波数特性は、ハウジングに用いる樹脂の種類やハウジングの形状によって異なる。そのため、同じスピーカユニットを用いても、これを収納するハウジングの樹脂材料の違いやハウジングの形状の違いにより放出される音の音質が大きく異なってしまう、という問題が生じる。
また、樹脂は剛性が低い一方、金属と比較して軟らかいため、振動エネルギーが吸収され易い。
従って、振動の伝播において内部損失が大きく、スピーカユニットから同相の振動が伝わった場合でもその振動エネルギーが外部に放出されずにハウジング内で減衰してしまい、結果として音声信号の変換効率が低下するという改善すべき点がある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、音声信号から音声へ高効率で変換でき、ハウジングの材質や形状の違いによって生じる放出音の音質変化を抑制できるヘッドホン、を提供することにある。
上記の課題を解決するために、声信号を変換して音声を出力するヘッドホンであって、外装部材を有するスピーカユニットと前記スピーカユニットが固定されたウエイトリングと前記ウエイトリングが固定された筐体と、を備え、前記ウエイトリングは、その内周面形状が前記外装部材の外形形状に対応した形状であるとともに、外周面形状が前記筐体の内周面形状に対応した形状であり、前記スピーカユニットは、前記ウエイトリングの内周面と、前記外装部材の外周面とが嵌合することによって固定され、前記ウエイトリングは、前記筐体の内周面と、前記ウエイトリングの外周面とが嵌合することによって固定され、前記スピーカユニットと前記筐体とは非接触状態にあり、前記ウエイトリングの材質の比重が前記筐体の材質の比重よりも大きいことを特徴とするヘッドホンを提供する。
また、上記の課題を解決するために、音声信号を変換して音声を出力するヘッドホンであって、一方の面に第一の段部を有するとともに他方の面に第2の段部を有するスピーカユニットと、第1内周面と、その前記第1内周面よりも大径の第2内周面と、前記第1内周面と前記第2内周面との径差に相当する内周面段部と、第1外周面と、その前記第1外周面よりも大径の第2外周面と、前記第1外周面と前記第2外周面との径差に相当する外周面段部とを有するウエイトリングと、第1筐体と第2筐体とが組み合わされて成る筐体と、を備え、前記第1の筐体は、基部と、開口部と、その前記開口部の周囲に形成された壁部とを有しており、前記第2の筐体は開口部を有しており、前記ウエイトリングは、前記第1外周面が前記第2筐体の開口部の内面と対向し、前記外周面段部が前記第2筐体の開口部の端面に当接するように、前記第2筐体の開口部に装着されており、前記スピーカユニットは、その前記スピーカユニットの第1の段部が、前記ウエイトリングの前記内周面段部と当接するように、前記ウエイトリングに装着されており、前記第1の筐体は、前記壁部が前記スピーカユニットの第2の段部と隙間を有して対向するとともに、前記ウエイトリングの端面と前記基部とが当接するように、前記ウエイトリングに装着されており、前記スピーカユニットと前記筐体とは非接触状態にあり、前記ウエイトリングの材質の比重が前記筐体の材質の比重よりも大きいことを特徴とするヘッドホンを提供する。
本発明によれば、音声信号から音声へ高効率で変換でき、ハウジングの材質や形状の違いによって生じる放出音の音質変化を抑制できる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1〜図4を用いて説明する。
<第1実施例>
図1は、本発明のヘッドホンの第1実施例を示す図であり、図1(a)にその外観斜視図を、図1(b)にその縦断面図を示す。
このヘッドホン50は、インナーイヤータイプであり、図1(a)に示すように、筐体であるハウジング1と、その内部に収納されたスピーカユニット2と、スピーカユニット2からの音を通過して外部に放出する放音ネット部4と、スピーカユニット2に対して外部からの音声信号を供給するコード6と、を有して構成されている。
図1(b)において、コード6は、コードブッシュ5を介してハウジング1に固定されており、コード6から入来する音声信号は、スピーカユニット2に接続されたリード2sによりスピーカユニット2に対して供給される。
そして、このスピーカユニット2は、環状のウエイトリング3を介してハウジング1に固定されている。
具体的に説明すると、ウエイトリング3は、内周面3aに段部3a1を有し、また、外周面3bに段部3b1を有して形成されている。
スピーカユニット2は、外形形状として扁平な円筒状に形成されており、放音面HOM側の基部2kと、放音面HOMの反対側の面にその基部2kよりも小径で突出する円筒状の突部2tと、基部2kと突部2tとの径差に相当する段部2dと、を有している。
この外装部材は、合成樹脂の射出成形により形成されるものであるが、金属のプレス加工により形成してもよい。また、外装部材の内部に振動板や駆動部などからなるスピーカが納められている。
そして、スピーカユニット2とウエイトリング3とは、スピーカユニット2の基部2kの外周面とウエイトリング3の内周面3aとがガタなく嵌合する共にスピーカユニット2の段部2dがウエイトリング3の段部3a1に当接した状態で、接着剤により固着されている。接着剤は、両部材が直接対向する範囲が接着剤を介して固着されるように塗布される。
一方、ハウジング1は、円形の開口部1aを有し、この開口部1aからスピーカユニット1を収納し得る空間である収納部1bが内部に設けられている。
収納部1bの内周面1cには、開口部1a側を大径とする段部1c1が形成されている。
そして、ウエイトリング3とハウジング1とは、ウエイトリング3の外周面3bがハウジング1の内周面1cにガタなく嵌合すると共にウエイトリング3の外周面3bの段部3b1がハウジング1の内周面1cの段部1c1に当接した状態で、接着剤により固着されている。接着剤は、両部材が直接対向する範囲が接着剤を介して固着されるように塗布される。
すなわち、スピーカユニット2とウエイトリング3との固着、及び、ウエイトリング3とハウジング1との固着は、いずれも段部1c1,2d,3a1,3b1を介して行われる。また、互いに対向する全面で固着される。
従って、段部を有していない場合に比べて固着面積がより広く、固着部分の剛性がより高くなっている。
この構成において、ハウジング1は、樹脂材料を射出成形することにより形成されている。この樹脂材料として、例えばABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン)を用いることができる。
また、ウエイトリング3は、金属の棒材を切削加工することにより形成されている。この金属材料として、黄銅を用いることができる。さらに言えば、快削黄銅を用いることができる。
このウエイトリング3の材料は、ハウジング1の材料よりも比重が大きいことが必要であり、また、その比重の比率(以下、比重比と称する)は大きい方が望ましい。
具体的には、ハウジング1をABSで形成し、ウエイトリング3を黄銅で形成した場合の比重比αは、ABSの比重が約1.1であり、黄銅の比重が約8.4であることから、α≒7.6と極めて大きくなっている。
上述した実施例において、ハウジング1を樹脂ではなく低比重の金属材料で形成し、ウエイトリング3を高比重の金属材料で形成してもよい。
例えば、ハウジング1を軽金属のアルミニウムで形成し、ウエイトリング3を黄銅で形成してもよい。その場合、アルミニウムの比重が約2.7であるから、比重比αは、α≒3.1となる。
この比重比αは、概ね3.0以上あれば聴感上、効果が顕著に認識できるので、α=3.0以上となるようにウエイトリング及びハウジングの材料の組み合わせを選定するのが望ましい。
上述した構成により、スピーカユニット2は、比重の大きいウエイトリング3を介して、比重が小さく軟らかいハウジング1に固定されているので、スピーカユニット2に音声信号を入力して振動板を振動させた際の反発振動がハウジング1に発生することを、極めて良好に防止できる。
従って、振動板の振動が反発振動によって相殺されにくく、音声振動の変換効率の低下を抑制できる。
また、振動板から放出される音の音質も反発振動の影響を受けないので、設計においてヘッドホンの音質を整えるのが容易である。
また、ハウジング1の樹脂材料の違いやハウジング1の形状の違いによって放出する音の音質が大きく異なることがない。
<第2実施例>
図2は、第2実施例のヘッドホン51を示す図であり、図2にその外観斜視図を、また、図3にその縦断面図を示す。
このヘッドホン51は、インナーイヤータイプの内、外耳道内に挿入するイヤーピースを備えたタイプであり、スピーカユニットを収納する筐体が2ピースで構成されているものである。
具体的には、図2に示すように、筐体21と、その内部に収容されたスピーカユニット22と、筐体21から突出して外耳道内に挿入されスピーカユニット22からの音を外耳道内に誘導する導音部21A1と、導音部21A1に装着され外耳道内の内壁に密着するイヤーピース24と、スピーカユニット22に対して外部からの音声信号を供給するコード26と、コード26を筐体21に固定するためのコードブッシュ25と、を有して構成されている。
また、筐体21は、前筐体21A(以降、ユニットホルダ21Aと称する)と後筐体21B(以降、後ハウジング21Bと称する)との2ピースで構成されている。
ユニットホルダ21Aと後ハウジング21Bとの間には、両部材とは異なる色を付されてデザイン上のアクセントとなるカラーリング28が嵌め込まれている。
このカラーリング28は、アルミニウムで形成されている。
図3において、コード26は、コードブッシュ25によって筐体21に固定されており、音声信号は、スピーカユニット22に接続されたリード22sによりスピーカユニット22に対して供給される。
そして、このスピーカユニット22は、環状のウエイトリング23を介して筐体21に対し、そのユニットホルダ21Aと後ハウジング21Bとの両方に対して固定されている。
各部材を具体的に説明すると、ウエイトリング23は、図4にも示すように、その内周面23aとして、図4の左方側から、第1内周面23a1とそれより大径の第2内周面23a2とその径差に相当する段部23a3と、を有している。
また、外周面23bとして、図4の左方側から、第1外周面23b1とそれより大径の第2外周面23b2とその径差に相当する段部23b3と、を有している。
スピーカユニット22は、外形形状として扁平な円筒状を呈し中央部に他の部分よりも大径なる鍔部22tが形成されており、その鍔部22tの両面には径差に相当する段部22d1,22d2を有している。
外装部材は、金属のプレス加工により形成されている。また、外装部材の内部に振動板や駆動部などからなるスピーカが納められている。
ユニットホルダ21Aは、椀状の基部21A2と、この基部21A2から傾斜して突出する円筒状の導音部21A1とを有する。
基部21A2にはまた、円形の開口部21A3とその周囲に形成された環状の壁部21A4とを有している。
後ハウジング21Bは、概ね半楕円体を呈し、ウエイトリング23が装着される円形の開口部21B1と、その開口部21B1に隣接した位置において外方に突出して形成されコードブッシュ25が装着されるブッシュ取り付け部21B2とを有している。
これらの部材は、以下に説明するように組み立てられている。
ウエイトリング3は、第1外周面23b1が後ハウジング21Bの開口部21B1の内面と対向し、段部23b3が開口部21B1の端面に当接するように開口部21B1に装着されている。
また、スピーカユニット22は、その段部22d1がウエイトリング3の内周面23aにおける段部23a3と当接するようにウエイトリング3に装着されている。
また、ユニットホルダ21Aは、壁部21A4が、その先端面がスピーカユニット22の段部22d2とわずかな隙間を有して対向し、ウエイトリング3における図3の右方となる端面23cとユニットホルダ21Aの基部21A2とが当接するように、ウエイトリング3に装着されている。
尚、このユニットホルダ21Aをウエイトリング3に装着する前に、カラーリング28を、ウエイトリング23に対して外嵌させておく。
この組み立てにおいて、スピーカユニット22とウエイトリング23とは、ウエイトリング23における、第1内周面23a1,段部23a3,及び第2内周面23a2とスピーカユニット22とが互いに対向する範囲で接着剤により固着される。
また、ウエイトリング23と後ハウジング21Bとは、ウエイトリング23における、第1外周面23b1及び段部23b3と後ハウジング21Bとが互いに対向する範囲で接着剤により固着される。
また、ウエイトリング23とユニットホルダ21Aとは、ウエイトリング23における、第2内周面23a2及び端面23cとユニットホルダ21Aとが互いに対向する範囲で接着剤により固着される。
従って、スピーカユニット22は、筐体21A及び筐体21Bに対して直接接触することなく、ウエイトリング23を介して固定されている。
この構成において、各部材は、以下に示す材料で形成されている。
すなわち、ユニットホルダ21Aは合成樹脂材の射出成形により形成されている。合成樹脂材の例として、ABSがある。
後ハウジング21Bは、軽金属のプレス加工により形成されている。軽金属の例としてアルミニウムを用いることができ、さらに一例としてA1050Pとすることができる。
ウエイトリング3は、ユニットホルダ21A及び後ハウジング21Bの材料よりも、比重比が大きい材料で形成されている。例えば、黄銅を用いることができる。さらには快削黄銅を用いることができる。
この比重比は、第1実施例で説明したように、3.0以上となるように材料の組み合わせを選定するのが望ましい。
上述の例では、ユニットホルダ21Aとウエイトリング23との比重比αは、約7.6であり、後ハウジング21Bとウエイトリング23との比重比αは、約3.1となる。
この第2実施例の構成により、スピーカユニット22は、比重の大きいウエイトリング23を介して、比重が小さく軟らかいユニットホルダ21A及び比重が小さい後ハウジング21Bに固定されているので、スピーカユニット22に音声信号を入力して振動板を振動させた際に、反発振動が筐体21に発生することを極めて良好に防止できる。
従って、振動板の振動が反発振動によって相殺されにくく、音声振動の変換効率の低下を抑制できる。
また、振動板から放出される音の音質も反発振動の影響を受けないので、ヘッドホンの音質を整えるのが容易である。
また、筐体21の樹脂材料の違いや筐体21の形状の違いによって放出する音の音質が大きく異なることがない。
本発明の実施例は、上述した構成及び手順に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変形例としてもよいのは言うまでもない。
ウエイトリング3,23の材料としては、黄銅に限るものではなく、鉄材なども用いることができるが、比較的高比重で切削性に優れ、コスト的にも負担の少ないことから、黄銅を用いるのが最も好ましい。
ハウジング1,21の材料としては、一般的な樹脂材のほか、マグネシウムなども用いることができる。マグネシウムを用いた場合は、その比重が約1.8であるので、比重比αが3.0以上となるウエイトリング3,23の材料として鉄を用いることもできる。
ハウジングのピース数は、1及び2に限定されず、3ピース以上でもよい。その場合、スピーカユニットが、複数の各ピースに対して、そのピースよりも高比重(望ましくは比重比3.0以上)のウエイトリングを介して固定されていればよい。
ウエイトリングは、金属材料であることに限定されない。金属を含有する、あるいは、金属が混入した材料でもよく、各ハウジングとの比重比が大きいものであればよい。
スピーカユニットの外装部材の材質は金属に限定されるものではなく、樹脂であってもよい。外装部材が樹脂で形成されていても、高比重のウエイトリングによりそれよりも低比重のハウジングに反発振動が発生するのを防止し得るのは言うまでもない。
各実施例においてウエイトリングは環状のものを説明したが、これは円環に限るものではなく、例えば矩形環状であってもよい。
さらには、内周面形状がスピーカユニットの外形形状に対応した形状であり、外周面形状がハウジングの内周面形状と対応しているものであればよい。
従って、ウエイトリングはスピーカユニットとハウジングとを連結する中間部材として機能する部材である。
本発明のヘッドホンの第1実施例を示す外観図及び断面図である。 本発明のヘッドホンの第2実施例を示す外観図である。 本発明のヘッドホンの第2実施例を説明するための断面図である。 本発明のヘッドホンの各実施例における要部材を示す断面図である。
符号の説明
1 ハウジング
1a 開口部
1b 収納部
1c 内周面
1c1 段部
2 スピーカユニット
2d 段部
2k 基部
2t 突部
2s リード
3 ウエイトリング
3a 内周面
3a1 段部
3b 外周面
3b1 段部
4 放音ネット部
5 コードブッシュ
6 コード
21 筐体
21A 前筐体(ユニットホルダ)
21A1 導音部
21A2 基部
21A3 開口部
21A4 壁部
21B 後筐体(後ハウジング)
21B1 開口部
21B2 ブッシュ取り付け部
22 スピーカユニット
22t 鍔部
22d1,22d2 段部
23 ウエイトリング
23a 内周面
23a1 第1内周面
23a2 第2内周面
23a3 段部
23b 外周面
23b1 第1外周面
23b2 第2外周面
23b3 段部
25 コードブッシュ
26 コード
28 カラーリング
50,51 ヘッドホン
HOM 放音面

Claims (8)

  1. 音声信号を変換して音声を出力するヘッドホンであって、
    外装部材を有するスピーカユニットと、
    前記スピーカユニットが固定されたウエイトリングと、
    前記ウエイトリングが固定された筐体と、を備え、
    前記ウエイトリングは、その内周面形状が前記外装部材の外形形状に対応した形状であるとともに、外周面形状が前記筐体の内周面形状に対応した形状であり、
    前記スピーカユニットは、前記ウエイトリングの内周面と、前記外装部材の外周面とが嵌合することによって固定され、
    前記ウエイトリングは、前記筐体の内周面と、前記ウエイトリングの外周面とが嵌合することによって固定され、
    前記スピーカユニットと前記筐体とは非接触状態にあり、前記ウエイトリングの材質の比重が前記筐体の材質の比重よりも大きいことを特徴とするヘッドホン。
  2. 音声信号を変換して音声を出力するヘッドホンであって、
    一方の面に第一の段部を有するとともに他方の面に第2の段部を有するスピーカユニットと、
    第1内周面と、その前記第1内周面よりも大径の第2内周面と、前記第1内周面と前記第2内周面との径差に相当する内周面段部と、第1外周面と、その前記第1外周面よりも大径の第2外周面と、前記第1外周面と前記第2外周面との径差に相当する外周面段部とを有するウエイトリングと、
    第1筐体と第2筐体とが組み合わされて成る筐体と、
    を備え、
    前記第1の筐体は、基部と、開口部と、その前記開口部の周囲に形成された壁部とを有しており、
    前記第2の筐体は開口部を有しており、
    前記ウエイトリングは、前記第1外周面が前記第2筐体の開口部の内面と対向し、前記外周面段部が前記第2筐体の開口部の端面に当接するように、前記第2筐体の開口部に装着されており、
    前記スピーカユニットは、その前記スピーカユニットの第1の段部が、前記ウエイトリングの前記内周面段部と当接するように、前記ウエイトリングに装着されており、
    前記第1の筐体は、前記壁部が前記スピーカユニットの第2の段部と隙間を有して対向するとともに、前記ウエイトリングの端面と前記基部とが当接するように、前記ウエイトリングに装着されており、
    前記スピーカユニットと前記筐体とは非接触状態にあり、前記ウエイトリングの材質の比重が前記筐体の材質の比重よりも大きいことを特徴とするヘッドホン。
  3. 前記ウエイトリングの材質が黄銅であることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヘッドホン。
  4. 前記ウエイトリングの形状は環状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  5. 前記環状は、円環状又は矩形環状であることを特徴とする請求項4記載のヘッドホン。
  6. 前記ウエイトリングの材質の比重は、前記筐体の材質の比重の3倍以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  7. 前記筐体の材質は、樹脂材料、軽金属、又は、マグネシウムのいずれかであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のヘッドホン。
  8. 前記ウエイトリングの材質は、金属材料、金属を含有する材料、又は、金属が混入した材料のいずれかであることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のヘッドホン。
JP2007223682A 2007-08-30 2007-08-30 ヘッドホン Active JP4962221B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223682A JP4962221B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 ヘッドホン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007223682A JP4962221B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 ヘッドホン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009060207A JP2009060207A (ja) 2009-03-19
JP4962221B2 true JP4962221B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=40555577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007223682A Active JP4962221B2 (ja) 2007-08-30 2007-08-30 ヘッドホン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4962221B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010278842A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Kenwood Corp イヤホン
JP2011124836A (ja) * 2009-12-11 2011-06-23 Victor Co Of Japan Ltd ヘッドホン
CN101851716B (zh) 2010-06-14 2014-07-09 清华大学 镁基复合材料及其制备方法,以及其在发声装置中的应用
CN101851717B (zh) 2010-06-14 2012-09-19 清华大学 壳体及应用该壳体的发声装置
JP5600571B2 (ja) * 2010-12-06 2014-10-01 モレックス インコーポレイテド イヤホン
JP5625928B2 (ja) * 2011-01-13 2014-11-19 日本放送協会 テレビ番組出演用イヤホン
JP5849480B2 (ja) 2011-07-13 2016-01-27 株式会社Jvcケンウッド イヤホン
JP5987911B2 (ja) * 2012-09-11 2016-09-07 オンキヨー株式会社 イヤホン

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51101135A (ja) * 1975-02-26 1976-09-07 Sankyo Co
JPS5255241A (en) * 1975-10-31 1977-05-06 Matsushita Electric Works Ltd Washing unit
GB8618852D0 (en) * 1986-08-01 1986-09-10 Hi Temp Inc Lining of heat chamber
FI78637C (fi) * 1986-11-24 1989-09-11 Lasse Sandgren Sticktappars faestanordning foer en pappersblanketters perforeringsenhet.
JP2005229324A (ja) * 2004-02-13 2005-08-25 Hiroshi Fukamizu 骨伝導スピーカ
JP4244328B2 (ja) * 2004-04-05 2009-03-25 パイオニア株式会社 ヘッドホン
JP2006333029A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Funai Electric Co Ltd 粒子伝導型の音声出力装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009060207A (ja) 2009-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4962221B2 (ja) ヘッドホン
US9762989B2 (en) Earset
JP3197664U (ja) 音導管を備えたイヤホン構造
US8265322B2 (en) Headphone
JP2019118155A (ja) スピーカ及びヘッドホン
JP3199236U (ja) 逆方向音波イヤホン
WO2018079340A1 (ja) 骨伝導スピーカ
EP3255898B1 (en) Noise-cancelling headphone
KR101721157B1 (ko) 이어셋
CN106375916B (zh) 扬声器以及耳机
KR101762671B1 (ko) 이어셋
US9473842B2 (en) Earset
JP2012244350A (ja) カナル型イヤホン
JP5062150B2 (ja) イヤホン
EP3200476B1 (en) Headphone
JP6015574B2 (ja) マイク付きイヤホン及びそれを備えた集音機
JP2009164694A (ja) スピーカ
JP5348102B2 (ja) ヘッドホン
JP2010062888A (ja) ヘッドホン及び振動板の変形防止方法
JP2008509639A (ja) マイクロスピーカユニット
JP6284967B2 (ja) イヤホン
JP2020043547A (ja) イヤホン用スピーカ
KR100813302B1 (ko) 컴퓨터용 스피커
JP2014007719A (ja) ヘッドホン
KR102002529B1 (ko) 노즐 일체형 스피커유닛을 구비한 이어폰

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100610

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20111012

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120228

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4962221

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3