JP4962093B2 - 文書監視システム、画像読取装置、文書監視装置、画像読取プログラム、文書監視プログラム - Google Patents

文書監視システム、画像読取装置、文書監視装置、画像読取プログラム、文書監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、文書監視システム、画像読取装置、文書監視装置、画像読取プログラム、文書監視プログラムに関する。
プリンタ等の画像形成装置で印刷または複写された文書は、例えば、特許文献1には、機密文書の閲覧期間を制限する技術が開示されている。また、特許文献2には、RFIDにより機密文書の持ち出し可不可を判定する技術が開示されている。(特許文献1、特許文献2参照。)。
特開2005−190365号公報 特開2006−198798号公報
本発明は、紙に出力された文書の存在を管理する文書監視システム、画像読取装置、文書監視装置、画像読取プログラム、文書監視プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記画像形成装置は、印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記画像形成装置は、印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項3の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記画像形成装置は、印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記画像形成装置は、前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項9の発明は、識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記画像形成装置は、前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項10の発明は、請求項9の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項11の発明は、識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記画像形成装置は、前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項12の発明は、請求項11の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項13の発明は、情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記情報処理装置は、画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項14の発明は、請求項13の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項15の発明は、情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記情報処理装置は、画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項17の発明は、情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記情報処理装置は、画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項18の発明は、請求項17の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項19の発明は、識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記情報処理装置は、前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項20の発明は、請求項19の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項21の発明は、識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記情報処理装置は、前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項22の発明は、請求項21の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項23の発明は、識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、前記識別情報供給装置は、前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段とを具備し、前記情報処理装置は、前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段とを具備し、前記画像読取装置は、前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段とを具備し、前記文書監視装置は、前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項24の発明は、請求項23の発明において、前記文書監視装置は、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項25の発明は、印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、前記読取手段で生成した画像データから前記印刷媒体の存在を管理するための識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、通信手段を介して接続する文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項26の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、前記画像読取装置が該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報提供手段で提供した識別情報との一致を確認した際に、該画像読取装置から送信される該識別情報に対応するとともに該確認した時刻が付加された存在情報を、該存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項27の発明は、請求項26の発明において、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項28の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項29の発明は、請求項28の発明において、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項30の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項31の発明は、請求項30の発明において、前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段を更に具備することを特徴とする。
また、請求項32の発明は、印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取処理と、前記読取処理で生成した画像データから前記印刷媒体の存在を管理するための識別情報を抽出する識別情報抽出処理と、通信手段を介して接続する文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得処理と、前記識別情報抽出処理で抽出した識別情報と前記識別情報取得処理で取得した識別情報とが一致するか確認する確認処理と、前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、前記時刻付加処理により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信処理とを画像読取装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項33の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、前記識別情報管理処理で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する画像読取装置に提供する識別情報提供処理と、前記画像読取装置が該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報提供手段で提供した識別情報との一致を確認した際に、該画像読取装置から送信される該識別情報に対応するとともに該確認した時刻が付加された存在情報を、該存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理処理で管理している識別情報とを対応付けて管理する存在情報管理処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項34の発明は、請求項33の発明において、前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項35の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報管理処理で管理している識別情報とが一致するか確認する確認処理と、前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、前記時刻付加処理により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項36の発明は、請求項35の発明において、前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項37の発明は、通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出処理と、前記識別情報抽出処理で抽出した識別情報と前記識別情報管理処理で管理している識別情報とが一致するか確認する確認処理と、前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、前記時刻付加処理により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とを対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理処理とをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項38の発明は、請求項37の発明において、前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1、3、5、7、9、11、13、15、17、19、21、23、25、26、28、30、32、33、35、37に記載の発明は、文書が存在していた時刻を確認することが可能となる。
また、請求項2、4、6、8、10、12、14、16、18、20、22、24、27、29、31、34、36、38に記載の発明は、前回の文書の存在の確認時から所定の期間の経過後、文書の存在の確認作業を促すことが可能となる。
以下、本発明に係る文書監視システム、画像読取装置、文書監視装置、画像読取プログラム、文書監視プログラムの実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、実施例1の概要を説明するための図である。
図1に示すように、本実施例に係る文書監視システム101は、本実施例に係る少なくとも1つの画像処理装置2と、本実施例に係る文書監視装置3と、少なくとも1つの文書保管装置4と、少なくとも1つの情報処理装置5とが、ネットワーク6を介して接続されて構成されている。
画像処理装置2は、印刷画像を印刷媒体(以後、用紙と称する)に形成する画像形成機能、原稿を光学的に読み取ることで画像データを取得する画像読取機能のうち少なくとも1つの機能を有する、例えば、プリンタ、複写機、スキャナ等が挙げられる。なお、両機能を有する装置でも良い。
画像形成機能を有する画像処理装置2(例えば、画像形成装置)は、画像読取機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、文書保管装置からネットワーク6を経由して取得したファイル、画像データ等の各種データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理、情報処理装置からネットワークを経由して受け付けたプリンタ制御コードの形式の印刷要求(以後、印刷データと称する)から生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、プリント処理)を行う。
画像読取機能を有する画像処理装置2(例えば、画像読取装置)は、画像形成機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、画像読取機能で読み取った画像データを指定の場所に記憶する(例えば、画像処理装置に内蔵された記憶領域に記憶、文書保管装置に転送、情報処理装置に転送等)処理(例えば、スキャン処理)、画像読取機能で読み取った画像データをファクシミリ送信する処理(例えば、ファクシミリ送信処理)、画像読取機能で読み取った画像データを電子メールに添付して送信する処理(例えば、電子メール送信処理)を行う。
なお、実施例1における画像処理装置2は画像形成機能と画像読取機能とを有することを前提とする。
文書監視装置3は、画像処理装置2で印刷した用紙の存在を監視する処理を行う。なお、用紙の存在の監視の具体的な手段については下記にて説明する。
文書保管装置4は、ファイル、画像データ等の各種データを保管する装置で、例えば、パーソナルコンピュータ、ファイルサーバ等である。文書保管装置4は画像処理装置2からの各種データの要求に応じて、当該要求されたデータを画像処理装置2に対して提供する。
情報処理装置5は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等であり、ユーザが直接利用するものである。情報処理装置5は、情報処理装置5に組み込まれている印刷制御プログラム(例えば、プリンタドライバ)の機能を利用して、アプリケーション等で作成したファイル、画像等のデータの印刷を要求する印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
次に、画像処理装置2および文書監視装置3について説明する。
図2は、画像処理装置2および文書監視装置3の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。図2に示すように、画像処理装置2は、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙1枚分の印刷画像に対応する識別情報(以後、用紙IDと称する)を生成して印刷画像に付加するための用紙ID付加ユニット10、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出して用紙の存在を確認するための用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。
読取部7は、原稿を読み取って画像データを生成する処理を行い、例えば、CCD[Charge Coupled Devices]等の撮像素子と、撮像素子を搭載した、例えば、キャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部でn枚の原稿を読み取ることで、n枚の用紙に対応する画像データが生成されることになる。
受付部8は、文書保管装置3からネットワーク6を経由してファイル、画像データ等の各種データを取得する処理、情報処理装置5からネットワーク6を経由して印刷データを受け付ける処理を行う。
画像形成部9は、印刷画像を用紙に形成する処理を行う。
用紙ID付加ユニット10は、図2に示すように、印刷画像生成部12、用紙ID生成部13、用紙ID付加部14、用紙ID送信部15を具備して構成される。
印刷画像生成部12は、読取部7で生成した画像データ、受付部8で取得した各種データ、受付部8で受け付けた印刷データ等に基づき、画像形成が可能な、例えば、ビットマップイメージ(以後、印刷画像と称する)を生成する処理を行う。なお、印刷画像生成部12は用紙1枚分に対応する印刷画像を生成する。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、n枚の用紙が出力されることになる。ただし、両面印刷を行う場合はn/2枚の用紙が出力されることになる。
用紙ID生成部13は、印刷画像生成部12で生成した用紙1枚分の印刷画像に対応する識別情報(以後、用紙IDと称する)を生成する処理を行う。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、n個の用紙IDを生成することになる。ただし、両面印刷を行う場合、片面に用紙IDを付加する(または、同一の用紙IDを両面に付加する)設定ではn/2個の用紙IDを生成することになり、両面に相異なる用紙IDを付加する設定ではn個の用紙IDを生成することになる。
用紙ID付加部14は、用紙ID生成部13で生成した用紙IDを印刷画像に付加する処理を行う。具体的には、用紙IDを文字としてそのまま印刷画像に付加する構成を適用しても良いし、用紙IDを、例えば、1次元コード、2次元コード等のパターン画像に変換して印刷画像に付加する構成を適用しても良い。
用紙ID送信部15は、用紙ID生成部14で生成した用紙IDを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。具体的には、読取部7にn枚の原稿の束がセットされ、その原稿の束を読み取ってn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に生成したn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信し、また、文書保管装置3から取得した1つのデータをn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に生成したn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信し、また、情報処理装置5から受け付けた印刷データをn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に生成したn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信する。そして、文書監視装置3はこれらn個の用紙IDを関連付けて管理する(以後、用紙IDリストと称する)ことになる(下記にて説明)。また、用紙ID送信部15はn個の用紙IDを関連付けせずに送信しても良い。
なお、用紙ID生成部13は、処理の単位毎に、その処理を識別するための識別情報(以後、処理IDと称する)を生成(なお、データ名等を処理IDに活用しても良い)し、処理IDとその処理の際に生成した全ての用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
また、上記の処理を行う毎に処理を指示したユーザの識別情報(以後、ユーザIDと称する)の入力を要求し、入力されたユーザIDと処理IDと用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
用紙存在確認ユニット11は、図2に示すように、用紙ID抽出部16、用紙IDリスト取得部17、存在確認部18、存在情報送信部19を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を行う。なお、読取部7は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部7でn枚の原稿を読み取ることで、n個の用紙IDを抽出することになる。
用紙IDリスト取得部17は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3から取得する処理を行う。具体的には、1番始めに抽出した用紙ID(即ち、1番始めに読取部7で読み取った画像データから抽出した用紙ID)が含まれている用紙IDリストを文書監視装置3から取得することになる。
存在確認部18は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、用紙ID抽出部16で抽出した全ての用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す比較結果情報(以後、存在情報と称する)を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した時刻(以後、確認時刻と称する)を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する。以後、上記のような確認処理を文書単位存在確認処理と称する。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い。以後、上記のような確認処理を用紙ID単位存在確認処理と称する。
更に、文書単位または用紙ID単位で存在確認処理を行ったユーザの識別情報(以後、確認ユーザIDと称する)を含んで存在確認情報が生成される。
存在情報送信部19は、存在確認部18で生成した存在情報を文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
なお、上述した用紙ID付加ユニット10を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像形成装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像処理プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像形成プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
また、上述した用紙存在確認ユニット11を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像読取装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像読取プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像読取プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。図2に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの存在情報を管理するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した用紙IDの管理を行う。具体的な管理方法としては、図3(a)に示すように、画像処理装置2から送信されてきた対応付けられた用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて管理する。また、用紙IDとともに処理ID、ユーザIDを受信した場合、図3(b)に示すように、用紙IDリストと処理IDとユーザIDとを対応付けて管理する構成を適用しても良い。
なお、文書監視システム101の管理者等の立会いの下で用紙IDが付加された用紙が破棄された際等、管理者等は管理者用のパスワード等を用いて情報処理装置5等からネットワーク6を経由して文書監視装置3にアクセスし、用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストの削除も行う。
存在情報管理ユニット21は、図2に示すように、用紙IDリスト送信部23、存在情報管理部24を具備して構成される。
用紙IDリスト送信部23は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して用紙IDが含まれる用紙IDリストの検索の要求を受け付けた際に、要求された用紙IDリストを用紙ID管理部20から検索し、検索した用紙IDリストを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
存在情報管理部24は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した存在情報の管理を行う。具体的な管理方法としては、図4(a)に示すように、確認時刻と用紙IDリストと対応付けて管理し、2007年1月10日の12時に全ての用紙の存在が確認されたことを示している。そして、2007年1月10日の12時以降、仮に2007年1月11日の12時に用紙IDの確認が行われると、図4(a)に示す確認時刻が「2007/01/11 12:00」に変更される。
また、用紙ID毎に対する存在情報を受信した場合、図4(b)に示すように、確認時刻と用紙IDリスト内の用紙IDとを対応付けて管理し、2007年2月10日の12時に1、2、4、5枚目の用紙の存在が確認されたことを示し、2007年2月5日の12時に3枚目の用紙の存在が確認されたことを示している。即ち、1、2、4、5枚目の用紙の存在を確認した時に、3枚目の用紙の存在は確認できなかったことになる。
存在確認警告通知部22は、存在情報管理部24で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
具体的な通知方法としては、存在の確認のための期間が1週間と設定された場合、図4(a)に示すように、2007年1月10日の12時に全ての用紙の存在が確認されてから1週間後の2007年1月17日の12時が経過すると、
「用紙ID07010111200001、07010111200002、07010111200003、07010111200004、07010111200005の用紙の確認が必要です。当該用紙を所定の画像処理装置で読み取って下さい。」等
の文面に処理ID、文書名、ユーザIDまたは確認ユーザIDを記載した電子メールをネットワーク6を経由して当該用紙の持ち主または管理者に対して送信する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図5を参照して説明する。
画像処理装置2の読取部7はセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像処理装置2の印刷画像生成部12に渡す。また、画像処理装置2の受付部8は文書保管装置4からデータを取得し、取得したデータを印刷画像生成部12に渡す。また、受付部8は情報処理装置5から印刷データを受け付け、受け付けた印刷データを印刷画像生成部12に渡す。
印刷画像生成部12は読取部7からの画像データ(または、受付部8からのデータ若しくは印刷データ)を受け取ると、受け取った画像データ(または、データ若しくは印刷データ)に基づき、印刷画像を生成する。
印刷画像生成部12で印刷画像が生成された際に、画像処理装置2の用紙ID生成部13は用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDを生成し、生成した用紙IDを画像処理装置2の用紙ID付加部14および画像処理装置2の用紙ID送信部15に渡す。
用紙ID付加部14は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを印刷画像生成部12で生成した印刷画像に付加し、用紙IDが付加された印刷画像を画像処理装置2の画像形成部9に渡す。
画像形成部9は用紙ID付加部14からの用紙IDが付加された印刷画像を受け取ると、受け取った印刷画像を用紙に形成する。
用紙ID送信部15は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを文書監視装置3に対して送信する。
文書監視装置3の用紙ID管理部20は画像処理装置2からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて管理する。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図6に示すフローチャートを参照して説明する。
画像処理装置の読取部はセットされた原稿を読み取って画像データを生成すると、または、画像処理装置の受付部は文書保管装置からデータを取得すると、または、受付部は情報処理装置から印刷データを受け付けると(S601)、ページカウンタnの値を0に初期化し(S602)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S603)、画像処理装置の印刷画像生成部は画像データ等に基づいて用紙1枚分の印刷画像を生成し(S604)、画像処理装置の用紙ID生成部は用紙ID生成処理を実施し(S605)、画像処理装置の用紙ID付加部は用紙ID付加処理を実施し(S606)、画像処理装置の画像形成部は用紙IDが付加された印刷画像を用紙に形成して出力する(S607)。
ここで、印刷画像生成部で次の印刷画像が生成されていると(S608でNO)、S603に戻る。
また、印刷画像生成部で印刷画像の生成が終了していると(S608でYES)、画像処理装置の用紙ID送信部は用紙ID生成処理において生成した全ての用紙IDおよび下記にて説明する印刷の設定(例えば、通常印刷、割付印刷、両面印刷等の印刷の種類)を文書監視装置に対して送信する(S609)。
文書監視装置の用紙ID管理部は画像処理装置からの用紙IDおよび印刷の設定を全て受信すると(S610)、受信した全ての用紙ID(および印刷の設定)を用紙IDリストとして対応付けて記憶し(S611)、処理手順を終了する。
次に、印刷の設定に応じた用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加について図7および図8を参照して説明する。
図7は、通常印刷および割付印刷を行う際の用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加について説明する図である。
用紙ID生成部13は、基本的に、印刷画像生成部12で生成した用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDを1つ生成する。
例えば、読取部7でn枚の原稿を読み取って通常印刷を行う場合、図7(a)に示すように、最初に読み取った1枚目の原稿の印刷画像2511は1枚目の用紙2611に形成され、2枚目の原稿の印刷画像2512は2枚目の用紙2612に形成され、最後に読み取ったn枚目の原稿の印刷画像251nはn枚目の用紙261nに形成されることになる。この場合、用紙ID生成部13はn個の印刷画像に対応してn個の用紙IDを生成し、用紙ID付加部14は用紙ID(2711、2712、‥、271n)を各印刷画像に1つずつ付加することになる。
また、例えば、読取部7で2n枚の原稿を読み取って2ページ分の割付印刷を行う場合、図7(b)に示すように、最初に読み取った1枚目の原稿の画像データ281と2枚目の原稿の画像データ282とを合成した印刷画像2521は1枚目の用紙2621に形成され、3枚目の原稿の画像データ283と4枚目の原稿の画像データ284とを合成した印刷画像2522は2枚目の用紙2622に形成され、2n−1枚目の原稿の画像データ282n−1と最後に読み取った2n枚目の原稿の画像データ282nとを合成した印刷画像252nはn枚目の用紙262nに形成されることになる。この場合、用紙ID生成部13はn個の印刷画像に対応してn個の用紙IDを生成し、用紙ID付加部14は用紙ID(2721、2722、‥、272n)を各印刷画像に1つずつ付加することになる。
図8は、両面印刷を行う際の用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加について説明する図である。
例えば、読取部7で2n枚の原稿を読み取って両面印刷を行う場合、図8(a)および図8(b)に示すように、最初に読み取った1枚目の原稿の印刷画像2531は1枚目の用紙の表側2631に形成され、1枚目の原稿の印刷画像2532は2枚目の用紙の裏側2632に形成され、3枚目の原稿の印刷画像2533は2枚目の用紙の表側2633に形成され、4枚目の原稿の印刷画像2534は2枚目の用紙の裏側2634に形成され、2n−1枚目の原稿の印刷画像2532n−1はn枚目の用紙の表側2632n−1に形成され、最後に読み取ったn枚目の原稿の印刷画像2532nはn枚目の用紙の裏側2632nに形成されることになる。
ここで、図8(a)に示すように、用紙の片面側に用紙IDを付加する場合、用紙ID生成部13はn個の印刷画像に対応してn個の用紙IDを生成し、用紙ID付加部14は両面印刷において用紙の表側に形成される印刷画像に用紙ID(2731、2732、‥、273n)を1つずつ付加することになる。
また、図8(b)に示すように、用紙の表側と裏側との両方に用紙IDを付加する場合、用紙ID生成部13は2n個の印刷画像に対応して2n個の用紙IDを生成し、用紙ID付加部14は用紙IDを各印刷画像に用紙ID(2741、2742、2743、2744、‥、2742n−1、2742n)を1つずつ付加することになる。
なお、用紙の表側と裏側とで同一の用紙IDを付加しても良い。この場合、用紙ID生成部13はn個の用紙IDを生成し、用紙ID付加部14は1枚の用紙の表側に形成される印刷画像および裏側に形成される印刷画像に対して同一の用紙IDを付加することになる。
ここで、用紙ID送信部15は、用紙IDとともに印刷の設定を文書監視装置3に対して送信し、用紙ID管理部20は画像処理装置2から送信されてきた用紙IDおよび印刷の設定をIDリストとして対応付けて管理する。図9(a)は、通常印刷の際に生成された用紙IDの用紙IDリストを示し、図9(b)は、両面印刷において用紙の表側と裏側との両方に対して生成された用紙IDの用紙IDリストを示す。
また、存在情報管理部24も、用紙IDと印刷の設定と確認時刻とを対応付けて管理する。図10(a)は、通常印刷の際に生成された用紙の存在情報を示し、図10(b)は、両面印刷において用紙の表側と裏側との両方に対して生成された用紙の存在情報を示す。
また、存在情報管理部24は、用紙IDと確認時刻との確認を行った利用者の確認ユーザIDとを対応付けて管理する。図11(a)は、通常印刷の際に生成された用紙の存在情報を示し、図11(b)は、両面印刷の際に用紙の表側と裏側との両方に対して生成された用紙の存在情報を示す。図11(b)に示す例では、1、2、4、5枚目の用紙は確認ユーザID「ABCDEF」の利用者が2007年2月10日の12時に用紙の存在を確認し、3枚目の用紙は確認ユーザID「GHIJKL」の利用者が2007年2月5日の12時に用紙の存在を確認したことを表している。
次に、上記で説明した印刷の種類に応じた用紙IDの生成を踏まえて、図6に示すフローチャートのS605で実施される用紙ID生成処理の流れの一例を図12に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID生成部は印刷の設定を確認し(S1201)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S1202でNO)、用紙IDを生成し(S1203)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S1202でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S1204)。
用紙IDを両面に付加する場合(S1204でNO)、用紙IDを生成し(S1203)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを片面に付加する場合(S1204でYES)、ページカウントnが奇数であるか偶数であるか確認する(S1205)。
ページカウントnが奇数である場合(S1205でYES)、用紙IDを生成し(S1203)、処理手順を終了する。
また、ページカウントnが偶数である場合(S1205でNO)、用紙IDの生成を行わずに処理手順を終了する。
なお、ページカウントnが偶数である場合は用紙IDを生成し、ページカウントnが奇数である場合は用紙IDの生成を行わない構成を適用しても良い。
次に、上記で説明した印刷の種類に応じた用紙IDの付加を踏まえて、図6に示すフローチャートのS606で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を図13に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID付加部は用紙ID生成部で用紙IDが生成されたか否か確認する(S1301)。
用紙IDが生成された場合(S1301でYES)、印刷画像に用紙IDを付加し(S1302)、処理手順を終了する。
また、用紙IDが生成されなかった場合(S1302でNO)、処理手順を終了する。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図14を参照して説明する。
画像処理装置2の読取部7はセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像処理装置2の用紙ID抽出部16に渡す。なお、この画像データの処理としては、例えば、削除、印刷、保存、転送、ファクシミリ送信、電子メール送信等が挙げられる。
用紙ID抽出部16は読取部7からの画像データを受け取ると、受け取った画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDを画像処理装置2の用紙IDリスト取得部17および画像処理装置2の存在確認部18に渡す。
用紙IDリスト取得部17は用紙ID抽出部16からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3に対して要求する。
文書監視装置3の用紙IDリスト送信部23は画像処理装置2からの用紙IDリストの要求を受け付けると、要求された用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置2の用紙ID管理部20から検索し、検索した用紙IDリストを画像処理装置2に対して送信する。
用紙IDリスト取得部17は文書監視装置3からの用紙IDリストを受信すると、受信した用紙IDリストを存在確認部18に渡す。
存在確認部18は用紙ID抽出部16からの用紙IDおよび用紙IDリスト取得部17からの用紙IDリストを受け取ると、用紙IDと用紙IDリストとを比較する処理を行う。ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報に確認時刻を付加し、確認時刻を付加した存在情報を画像処理装置の存在情報送信部19に渡す。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報を存在情報送信部19に渡す。
存在情報送信部19は存在確認部18からの存在情報を受け取ると、受け取った存在情報を文書監視装置3に対して送信する。
文書監視装置3の存在情報管理部24は画像処理装置2からの存在情報を受信すると、受信した存在情報を記憶する。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図15および図16に示すフローチャートを参照して説明する。
画像処理装置の読取部はセットされた1枚目の原稿を読み取って画像データを生成すると(S1501)、ページカウンタnの値を1に初期化し(S1502)、画像処理装置の用紙ID抽出部は画像データから用紙IDを抽出し(S1503)、画像処理装置の用紙IDリスト取得部は抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置に対して要求する(S1504)。
文書監視装置の用紙IDリスト送信部は画像処理装置から要求された用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置の用紙ID管理部から検索し(S1505)、検索した用紙IDリストを画像処理装置に対して送信する(S1506)。
用紙IDリスト取得部は文書監視装置からの用紙IDリストを受信し(S1507)、画像処理装置の存在確認部は用紙IDリストに基づいて印刷の設定を確認する(S1508)。
印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S1508でNO)、読取部に次の原稿がセットされているか否か確認する(S1509)。
読取部に次の原稿がセットされている場合(S1509でYES)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S1510)、読取部はセットされたn枚目の原稿を読み取って画像データを生成し(S1511)、用紙ID抽出部は生成した画像データから用紙IDを抽出し(S1512)、S1509に戻る。
また、S1509において、読取部に次の原稿がセットされていない場合(S1509でNO)、存在確認部は存在確認処理を実施し(S1513)、画像処理装置の存在情報送信部は存在情報を文書監視装置に対して送信する(S1514)。
文書監視装置の存在情報管理部は画像処理装置からの存在情報を受信し(S1515)、受信した存在情報を記憶し(S1516)、処理手順を終了する。
また、S1508において、印刷の設定が両面印刷である場合(S1508でYES)、用紙IDが両面に付加されているか片面に付加されているかを確認する(S1517)。
用紙IDが片面に付加されている場合(S1517でYES)、S1509に進む。
また、用紙IDが両面に付加されている場合(S1517でNO)、読取部にセットされた1枚目の原稿を反転させ(図16に示すフローチャートのS1518)、読取部は1枚目の原稿の裏面を読み取って画像データを生成し(S1519)、用紙ID抽出部は生成した画像データから用紙IDを抽出し(S1520)、読取部に次の原稿がセットされているか否か確認する(S1521)。
読取部に次の原稿がセットされている場合(S1521でYES)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S1522)、読取部はセットされたn枚目の原稿を読み取って画像データを生成し(S1523)、用紙ID抽出部は生成した画像データから用紙IDを抽出し(S1524)、読取部にセットされたn枚目の原稿を反転させ(S1525)、読取部はn枚目の原稿の裏面を読み取って画像データを生成し(S1526)、用紙ID抽出部は生成した画像データから用紙IDを抽出し(S1527)、S1521に戻る。
また、読取部に次の原稿がセットされていない場合(1521でNO)、図15に示すフローチャートのS1513に進む。
次に、図15に示すフローチャートのS1513で実施される存在確認処理(文書単位存在確認処理、用紙ID単位存在確認処理)について説明する。
図17は、文書単位存在確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。
存在確認部は用紙IDリスト上の全用紙IDと抽出した全用紙IDとを比較する(S1701)。
用紙IDリスト上の全用紙IDと抽出した全用紙IDとが全て一致した場合(S1702でYES)、時刻を取得し(S1703)、全ての用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し(S1704)、生成した存在情報に時刻を付加し(S1705)、処理手順を終了する。
また、用紙IDリスト上の全用紙IDと抽出した全用紙IDとが全て一致しなかった場合(S1702でNO)、全ての用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成し(S1706)、処理手順を終了する。
図18は、用紙ID単位存在確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。
カウンタnの値を0に初期化し(S1801)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S1802)、用紙IDリスト上のn枚目の用紙IDが抽出されたか否か確認する(S1803)。
抽出されたことを確認できた場合(S1804でYES)、時刻を取得し(S1805)、用紙IDリスト上のn枚目の用紙IDを確認できたことを示す存在情報を生成し(S1806)、生成した存在情報に時刻を付加し(S1807)、用紙IDリスト上にn+1枚目の用紙IDが存在するか確認する(S1808)。
用紙IDリスト上にn+1枚目の用紙IDが存在する場合(S1808でYES)、S1802に戻り、用紙IDリスト上にn+1枚目の用紙IDが存在しない場合(S1808でNO)、処理手順を終了する。
また、S1804において、抽出されたことを確認できなかった場合(S1804でNO)、用紙IDリスト上のn枚目の用紙IDを確認できなかったたことを示す存在情報を生成し(S1809)、S1808に進む。
次に、用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストおよび存在情報管理部24で管理している存在情報の表示例について説明する。
文書監視システム101の管理者等は管理者用のパスワード等を用いて情報処理装置5等からネットワーク6を経由して文書監視装置3にアクセスし、用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストおよび存在情報管理部24で管理している存在情報を情報処理装置の表示装置に表示し、用紙IDリストの管理、存在情報の管理を行う。
図19は、用紙IDリストの表示画面の一例を示す図である。
図19に示すように、用紙IDリストの表示画面には、用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストの文書名(これは処理IDに対応)、確認時刻(これは時刻情報に対応)、印刷種類、用紙枚数が表示されている。ここで、時刻情報の時刻は、年、月、日単位のように、時が特定できるものであれば何でも良い。
例えば、文書名「意見書」の用紙IDリストから、この文書の印刷種類は「片面印刷」、用紙枚数は「5枚」であり、この文書を構成する5枚の用紙は文書単位存在確認処理によって「2007年1月10日12時」に存在が確認されたことを示している。
また、文書名「A0B1C2D3」の用紙IDリストから、この文書の印刷種類は「片面印刷」、用紙枚数は「5枚」であり、確認時刻がブランクであることから、この文書は用紙ID単位存在確認処理によって各用紙の存在が確認されたことを示している。
なお、ある用紙IDリストの最終確認時刻から所定の期間を経過した場合、その旨を示す警告等を表示するような構成を適用しても良い。また、用紙IDリストと処理IDとユーザIDとそのユーザIDの電子メールアドレス等も対応付けて管理し、その用紙IDリストの最終確認時刻から所定の期間を経過した場合、その用紙IDの用紙の存在の確認が必要である旨を示す電子メール等をその電子メールアドレス等に対して送信する構成を適用しても良い。上記の構成においてユーザIDを確認ユーザIDに置き換えて、確認ユーザIDとその確認ユーザIDの電子メールアドレス等も対応付けて管理し、用紙の存在の確認が必要である旨を示す電子メール等をその電子メールアドレス等に対して送信する構成を適用しても良い。
そして、各用紙IDリストの右側に表示されている詳細ボタンを押下することで、各用紙IDリストの詳細な情報を表示される。
例えば、文書名「意見書」に対応する詳細ボタンを押下すると、図20に示すような用紙IDリスト詳細画面が表示される。図20に示すように、文書名「意見書」を構成する5枚の用紙に付加されている用紙IDが表示され、各用紙ID毎の存在が確認された時刻情報が表示されている。この文書は文書単位存在確認処理によって用紙の存在が確認されているので、全ての用紙IDの確認時刻が同時刻となっている。
また、文書名「A0B1C2D3」に対応する詳細ボタンを押下すると、図21に示すような用紙IDリスト詳細画面が表示される。図21に示すように、文書名「A0B1C2D3」を構成する5枚の用紙に付加されている用紙IDが表示され、各用紙ID毎の存在が確認された時刻情報が表示されている。この文書は用紙ID単位存在確認処理によって用紙の存在が確認されているので、用紙ID毎に確認時刻が異なる場合がある。図21では、1枚目、2枚目、4枚目および5枚目の用紙IDと3枚目の用紙IDとは異なる時刻となっている。これは、1枚目、2枚目、4枚目および5枚目の用紙を確認した時点で3枚目の用紙の存在を確認できないことを示している。
次に、画像処理装置2および文書監視装置3の第2の機能的な構成について説明する。この第2の機能的な構成とは、画像処理装置2が画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施するのではなく、抽出した用紙IDを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
図22は、画像処理装置2および文書監視装置3の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。図22に示すように、画像処理装置2は、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙1枚分の印刷画像に対応する識別情報を生成して印刷画像に付加するための用紙ID付加ユニット10と、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出する用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。なお、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙ID付加ユニット10は図2に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作は図5に示す第1の機能的な構成における動作と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れは図6に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
用紙存在確認ユニット11は、図22に示すように、用紙ID抽出部16、抽出用紙ID送信部29を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、読取部7で読み取った画像データから用紙ID(第2の機能的な構成においては抽出用紙IDと称する)を抽出する処理を行う。なお、読取部7は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部7でn枚の原稿を読み取ることで、n個の抽出用紙IDを抽出することになる。
抽出用紙ID送信部29は、用紙ID抽出部16で抽出した抽出用紙IDを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
なお、上述した用紙存在確認ユニット11を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像読取装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像読取プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像読取プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。
図22に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの用紙IDに基づいて用紙の存在を確認するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した用紙IDの管理を行う。
存在情報管理ユニット21は、図22に示すように、存在確認部18、存在情報管理部24を具備して構成される。
存在確認部18は、画像処理装置2からネットワークを6経由して受信した用紙IDと用紙ID管理部20で管理されている用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、画像処理装置2から受信した全ての抽出用紙IDと用紙ID管理部20で管理されている用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した確認時刻を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する(文書単位存在確認処理)。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い(用紙ID単位存在確認処理)。
存在情報管理部24は、存在確認部18で生成した存在情報の管理を行う。
存在確認警告通知部22は、存在情報管理部24で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図23を参照して説明する。
画像処理装置2の読取部7はセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像処理装置2の用紙ID抽出部16に渡す。なお、この画像データの処理としては、例えば、削除、印刷、保存、転送、ファクシミリ送信、電子メール送信等が挙げられる。
用紙ID抽出部16は読取部7からの画像データを受け取ると、受け取った画像データから抽出用紙IDを抽出し、抽出した抽出用紙IDを画像処理装置2の抽出用紙ID送信部29に渡す。
抽出用紙ID送信部29は用紙ID抽出部16からの抽出用紙IDを受け取ると、受け取った抽出用紙IDを文書監視装置3に対して送信する。
文書監視装置3の存在確認部18は画像処理装置2からの抽出用紙IDを受信すると、受信した抽出用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3の用紙ID管理部20から検索し、受信した抽出用紙IDと検索した用紙IDリストとを比較する処理を行う。ここで、全ての抽出用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報に確認時刻を付加し、確認時刻を付加した存在情報を文書監視装置の存在情報管理部に渡す。また、全ての抽出用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報を存在情報管理部24に渡す。
存在情報管理部24は存在確認部18からの存在情報を受け取ると、受け取った存在情報を記憶する。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図24に示すフローチャートを参照して説明する。
ページカウンタnの値を0に初期化し(S2401)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S2402)、画像処理装置の読取部はセットされたn枚目の原稿を読み取って画像データを生成し(S2403)、画像処理装置の用紙ID抽出部は画像データから用紙IDを抽出し(S2404)、原稿が両面印刷であるか否か確認し(S2405)、原稿が両面印刷である場合(S2405でYES)、S2406に進み、また、原稿が通常印刷または割付印刷である場合(S2405でNO)、S2410に進む。
原稿が両面印刷である場合(S2405でYES)、用紙IDが両面に付加されているか片面に付加されているかを確認し(S2406)、用紙IDが両面に付加されている場合(S2406でNO)、S2407に進み、また、用紙IDが片面に付加されている場合(S2406でYES)、S2410に進む。
用紙IDが両面に付加されている場合(S2406でNO)、読取部にセットされたn枚目の原稿を反転させ(S2407)、読取部はn枚目の原稿の裏面を読み取って画像データを生成し(S2408)、用紙ID抽出部は生成した画像データから用紙IDを抽出し(S2409)、S2410に進む。
そして、読取部に次の原稿がセットされているか否か確認し(S2410)、読取部に次の原稿がセットされている場合(S2410でYES)、S2402に戻り、また、読取部に次の原稿がセットされていない場合(S2410でNO)、抽出用紙ID送信部は全ての用紙IDを文書監視装置に対して送信する(S2411)。
文書監視装置の存在確認部は画像処理装置からの用紙IDを受信し(S2412)、受信した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置の用紙ID管理部から検索し(S2413)、存在確認処理を実施し(S2414)、文書監視装置の存在情報管理部は存在情報を記憶し(S2415)、処理手順を終了する。
なお、図24に示すフローチャートのS2414で実施される文書単位存在確認処理は図17に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であり、用紙ID単位存在確認処理は図18に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、画像処理装置2および文書監視装置3の第3の機能的な構成について説明する。この第3の機能的な構成とは、画像処理装置2が読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を実施するのではなく、読み取った画像データを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
図25は、画像処理装置2および文書監視装置3の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。
図25に示すように、画像処理装置2は、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙1枚分の印刷画像に対応する識別情報を生成して印刷画像に付加するための用紙ID付加ユニット10と、読取部7で読み取った画像データを文書監視装置3に送信するための用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。なお、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙ID付加ユニット10は図2に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作は図5に示す第1の機能的な構成における動作と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れは図6に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
用紙存在確認ユニット11は、図25に示すように、画像データ送信部30を具備して構成される。
画像データ送信部30は、読取部7で読み取った画像データを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。なお、読取部は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。図25に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの画像データから抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した用紙IDの管理を行う。
存在情報管理ユニット21は、図25に示すように、用紙ID抽出部16、存在確認部18、存在情報管理部23を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した画像データから用紙IDを抽出する処理を行う。なお、n個の画像データを受信することで、n個の用紙IDを抽出することになる。
存在確認部18は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDと用紙ID管理部20で管理されている用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、用紙ID抽出部16で抽出した全ての用紙IDと用紙ID管理部20で管理されている用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した確認時刻を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する(文書単位存在確認処理)。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い(用紙ID単位存在確認処理)。
存在情報管理部23は、存在確認部18で生成した存在情報の管理を行う。
存在確認警告通知部22は、存在情報管理部24で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図26を参照して説明する。
画像処理装置2の読取部7はセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像処理装置2の画像データ送信部30に渡す。なお、この画像データの処理としては、例えば、削除、印刷、保存、転送、ファクシミリ送信、電子メール送信等が挙げられる。
画像データ送信部30は読取部7からの画像データを受け取ると、受け取った画像データを文書監視装置3に対して送信する。
文書監視装置3の用紙ID抽出部16は画像処理装置2からの画像データを受信すると、受信した画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDを文書監視装置3の存在確認部18に渡す。
文書監視装置3の存在確認部18は用紙ID抽出部16からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3の用紙ID管理部20から検索し、その用紙IDと検索した用紙IDリストとを比較する処理を行う。ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報に確認時刻を付加し、確認時刻を付加した存在情報を文書監視装置の存在情報管理部23に渡す。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成し、生成した存在情報を存在情報管理部24に渡す。
存在情報管理部24は存在確認部18からの存在情報を受け取ると、受け取った存在情報を記憶する。
次に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図27に示すフローチャートを参照して説明する。
ページカウンタnの値を0に初期化し(S2701)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S2702)、画像処理装置の読取部はセットされたn枚目の原稿を読み取って画像データを生成すし(S2703)、原稿が両面印刷であるか否か確認し(S2704)、原稿が両面印刷である場合(S2704でYES)、S2705に進み、また、原稿が通常印刷または割付印刷である場合(S2704でNO)、S2708に進む。
原稿が両面印刷である場合(S2704でYES)、用紙IDが両面に付加されているか片面に付加されているかを確認し(S2705)、用紙IDが両面に付加されている場合(S2705でNO)、S2706に進み、また、用紙IDが片面に付加されている場合(S2705でYES)、S2708に進む。
用紙IDが両面に付加されている場合(S2705でNO)、読取部にセットされたn枚目の原稿を反転させ(S2706)、読取部はn枚目の原稿の裏面を読み取って画像データを生成し(S2707)、S2708に進む。
そして、読取部に次の原稿がセットされているか否か確認し(S2708)、読取部に次の原稿がセットされている場合(S2708でYES)、S2702に戻り、また、読取部に次の原稿がセットされていない場合(S2708でNO)、画像データ送信部は全ての画像データを文書監視装置に対して送信する(S2709)。
文書監視装置の用紙ID抽出部は画像処理装置からの画像データを受信し(S2710)、受信した画像データから用紙IDを抽出し(S2711)、抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置の用紙ID管理部から検索し(S2712)、存在確認処理を実施し(S2713)、文書監視装置の存在情報管理部は存在情報を記憶し(S2714)、処理手順を終了する。
なお、図27に示すフローチャートのS2713で実施される文書単位存在確認処理は図17に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であり、用紙ID単位存在確認処理は図18に示す第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
図28は、実施例2の概要を説明するための図である。
図28に示すように、本実施例に係る文書監視システム102は、本実施例に係る少なくとも1つの画像処理装置2と、本実施例に係る文書監視装置3と、少なくとも1つの文書保管装置4と、本実施例に係る印刷制御プログラムが組み込まれている情報処理装置5とが、ネットワーク6を介して接続されて構成されている。
画像処理装置2は、印刷画像を用紙に形成する画像形成機能、原稿を光学的に読み取ることで画像データを取得する画像読取機能のうち少なくとも1つの機能を有する、例えば、プリンタ、複写機、スキャナ等が挙げられる。なお、両機能を有する装置でも良い。
画像形成機能を有する画像処理装置2は、画像読取機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、文書保管装置からネットワークを経由して取得したファイル、画像データ等の各種データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理、情報処理装置からネットワークを経由して受け付けたプリンタ制御コードの形式の印刷要求(以後、印刷データと称する)から生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、プリント処理)を行う。
画像読取機能を有する画像処理装置3は、画像形成機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、画像読取機能で読み取った画像データを指定の場所に記憶する(例えば、画像処理装置に内蔵された記憶領域に記憶、文書保管装置に転送、情報処理装置に転送等)処理(例えば、スキャン処理)、画像読取機能で読み取った画像データをファクシミリ送信する処理(例えば、ファクシミリ送信処理)、画像読取機能で読み取った画像データを電子メールに添付して送信する処理(例えば、電子メール送信処理)を行う。
なお、実施例2における画像処理装置2は画像形成機能と画像読取機能とを有することを前提とする。
文書監視装置3は、画像処理装置2で印刷した用紙の存在を監視する処理を行う。なお、用紙の存在の監視の具体的な手段については下記にて説明する。
情報処理装置5は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等であり、ユーザが直接利用するものである。情報処理装置5は、情報処理装置5に組み込まれている印刷制御プログラム(例えば、プリンタドライバ)の機能を利用して、アプリケーション等で作成したファイル、画像等のデータの印刷を要求する印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
文書保管装置4は、ファイル、画像データ等の各種データを保管する装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ファイルサーバ等である。文書保管装置4は画像処理装置2からの各種データの要求に応じて、当該要求されたデータを画像処理装置2に対して提供する。
次に、情報処理装置5、画像処理装置2および文書監視装置3について説明する。
図29は、情報処理装置5、画像処理装置2および文書監視装置3の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、情報処理装置5の機能的な構成について説明する。
情報処理装置5は、不図示であるが、例えば、オペレーティングシステム(以後、OSと称する)等の基本ソフトウェアに基づいて情報処理装置5本体のシーケンス制御を行う、例えば、CPU[Central Processing Unit]等の演算部、情報処理装置の起動時に実行されるプログラム等を記録する、例えば、ROM[Read Only Memory]等の第1の記憶部、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用される、例えば、RAM[Random Access Memory]等の第2記憶部、OS、アプリケーションプログラム、印刷制御プログラム、各種ファイル等のデータを格納する、例えば、HD[Hard Disk]等の第3記憶部、ネットワーク等を経由する装置間のコマンド、データ等の送受信を行う通信部等から構成されている。
図29に示すように、情報処理装置5には印刷制御プログラム31が組み込まれ、不図示のOSの機能を利用して、記憶領域32内のデータ(例えば、RAMに展開されたデータ等)を画像処理装置2が解釈できる、例えば、PDL[Page Description Language]等のプリンタ制御コードの形式の印刷データを生成し、生成した印刷データを画像処理装置2に送信する。
次に、印刷制御プログラム31の機能的な構成について説明する。
図29に示すように、印刷制御プログラム31は、その機能として、印刷データ生成部33、用紙ID生成部13、用紙ID付加部14、印刷データ送信部34、用紙ID送信部15から構成される。
印刷データ生成部33は、記憶領域32内のデータに基づいて印刷データを生成する処理を行う。
用紙ID生成部13は、印刷データ生成部33で生成した印刷データから印刷用紙枚数をカウントし、印刷用紙枚数に応じた個数の用紙IDを生成する処理を行う。即ち、印刷用紙枚数がn枚の印刷データを生成した際には、n個の用紙IDを生成することになる。ただし、両面印刷を行う場合、片面に用紙IDを付加する(または、同一の用紙IDを両面に付加する)設定ではn/2個の用紙IDを生成することになり、両面に相異なる用紙IDを付加する設定ではn個の用紙IDを生成することになる。
用紙ID付加部14は、用紙ID生成部13で生成した用紙IDを印刷データ内の各ページ領域の所定の位置に付加する処理を行う。具体的には、用紙IDを文字としてそのまま印刷データ内に付加する構成を適用しても良いし、用紙IDを、例えば、1次元コード、2次元コード等のパターン画像に変換して印刷データ内に付加する構成を適用しても良い。
印刷データ送信部34は、用紙ID付加部14で用紙IDが付加された印刷データを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
用紙ID送信部15は、用紙ID生成部13で生成した用紙IDを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。具体的には、印刷用紙枚数がn枚の印刷データを生成した場合、その印刷データの印刷用紙枚数に応じたn個の用紙IDを関連付けて送信する。そして、文書監視装置3はこれらn個の用紙IDを用紙IDリストとして管理することになる(下記にて説明)。また、用紙ID生成部はn個の用紙IDを関連付けせずに送信しても良い。
なお、用紙ID生成部13は生成した印刷データ毎に、その印刷データを識別するため文書ID(実施例1の処理IDに対応)を生成(なお、データ名等を文書IDに活用しても良い)し、文書IDとその印刷データの生成の際に生成した全ての用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
また、上記の印刷データの生成を行う毎に印刷データの生成を指示したユーザのユーザIDの入力を要求し、入力されたユーザIDと文書IDと用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
次に、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。
図29に示すように、画像処理装置2は、読取部7、印刷データから生成した印刷画像を用紙に画像形成する画像形成ユニット35、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出して用紙の存在を確認するための用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。
読取部7は、原稿を読み取って画像データを生成する処理を行い、例えば、CCD[Charge Coupled Devices]等の撮像素子と、撮像素子を搭載した、例えば、キャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部でn枚の原稿を読み取ることで、n枚の用紙に対応する画像データが生成されることになる。
画像形成ユニット35は、図29に示すように、印刷画像生成部12、画像形成部9を具備して構成される。
印刷画像生成部12は、情報処理装置5からネットワーク6を経由して受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成する処理を行う。なお、印刷画像生成部12は用紙1枚分に対応する印刷画像を生成する。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、n枚の用紙が出力されることになる。ただし、両面印刷を行う場合はn/2枚の用紙が出力されることになる。
画像形成部9は、印刷画像を用紙に形成する処理を行う。
用紙存在確認ユニット11は、図29に示すように、用紙ID抽出部16、用紙IDリスト取得部17、存在確認部18、存在情報送信部19を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を行う。なお、読取部7は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部7でn枚の原稿を読み取ることで、n個の用紙IDを抽出することになる。
用紙IDリスト取得部17は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3から取得する処理を行う。具体的には、1番始めに抽出した用紙ID(即ち、1番始めに読取部7で読み取った画像データから抽出した用紙ID)が含まれている用紙IDリストを文書監視装置3から取得することになる。
存在確認部18は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、用紙ID抽出部16で抽出した全ての用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す比較結果情報(以後、存在情報と称する)を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した時刻(以後、確認時刻と称する)を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する。以後、上記のような確認処理を文書単位存在確認処理と称する。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い。以後、上記のような確認処理を用紙ID単位存在確認処理と称する。
更に、文書単位または用紙ID単位で存在確認処理を行ったユーザの識別情報(以後、確認ユーザIDと称する)を含んで存在確認情報が生成される。
存在情報送信部19は、存在確認部18で生成した存在情報を文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
なお、上述した用紙存在確認ユニット11を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像読取装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像読取プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像読取プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。
図29に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの存在情報を管理するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、情報処理装置5からネットワークを経由して受信した用紙IDの管理を行う。具体的な管理方法としては、図3に示す。
存在情報管理ユニット21は、図29に示すように、用紙IDリスト送信部23、存在情報管理部24を具備して構成される。
用紙IDリスト送信部23は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して用紙IDが含まれる用紙IDリストの要求を受け付けた際に、要求された用紙IDリストを用紙ID管理部20から検索し、検索した用紙IDリストを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
存在情報管理部24は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した存在情報の管理を行う。具体的な管理方法としては、図4に示す。
存在確認警告通知部24は、存在情報管理部23で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部24を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置5の印刷制御プログラム31、画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図30を参照して説明する。
印刷制御プログラム31の印刷データ生成部33は情報処理装置5の記憶領域32内のデータを取得し、取得したデータに基づいて印刷データを生成する。
印刷データ生成部33で印刷データが生成された際に、印刷制御プログラム31の用紙ID生成部13はその印刷データから印刷用紙枚数をカウントし、印刷用紙枚数に応じた個数の用紙IDを生成し、生成した用紙IDを印刷制御プログラム31の用紙ID付加部14および印刷制御プログラム31の用紙ID送信部15に渡す。
用紙ID付加部14は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを印刷データ生成部33で生成した印刷データ内に付加し、用紙IDが付加された印刷データを印刷制御プログラム31の印刷データ送信部34に渡す。
印刷データ送信部34は用紙ID付加部14からの用紙IDが付加された印刷データを受け取ると、受け取った印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
用紙ID送信部15は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを文書監視装置3に対して送信する。
画像処理置2の印刷画像生成部12は情報処理装置5からの用紙IDが付加された印刷データを受信すると、受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成し、生成した印刷画像を画像処理装置2の画像形成部9に渡す。
画像形成部9は印刷画像生成部12からの印刷画像を受け取ると、受け取った印刷画像を用紙に形成する。
文書監視装置3の用紙ID管理部20は情報処理装置5からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて管理する。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置5の印刷制御プログラム31、画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図31に示すフローチャートを参照して説明する。
印刷制御プログラムの印刷データ生成部は情報処理装置の記憶領域からデータを取得し(S3101)、取得したデータから印刷データを生成し(S3102)、印刷制御プログラムの用紙ID生成部は用紙ID生成処理を実施し(S3103)、印刷制御プログラムの用紙ID付加部は用紙ID付加処理を実施し(S3104)、印刷制御プログラムの印刷データ送信部は用紙ID付加処理において用紙IDを付加した印刷データを画像処理装置に対して送信し(S3105)、印刷制御プログラムの用紙ID送信部は用紙ID生成処理において生成した全ての用紙IDを文書監視装置に対して送信する(S3106)。
画像処理装置の印刷画像生成部は情報処理装置からの用紙IDが付加された印刷データを受信し(S3107)、受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成し(S3108)、画像処理装置の画像形成部は印刷画像を用紙に形成する(S3109)。
文書監視装置の用紙ID管理部は情報処理装置からの用紙IDを全て受信すると(S3110)、受信した全ての用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて記憶し(S3111)、処理手順を終了する。
なお、印刷の設定に応じた用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加については図7および図8に示す。
次に、図31に示すフローチャートのS3103で実施される用紙ID生成処理の流れの一例を図32に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID生成部は印刷データから印刷用紙枚数をカウントし(S3201)、カウントした印刷用紙枚数を枚数カウンタnに設定し(S3202)、印刷の設定を確認し(S3203)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S3204でNO)、n個の用紙IDを生成し(S3205)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S3204でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S3206)。
用紙IDを片面に付加する場合(S3206でYES)、n個の用紙IDを生成し(S3205)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを両面に付加する場合(S3206でNO)、2n個の用紙IDを生成し(S3207)、処理手順を終了する。
次に、図31に示すフローチャートのS3104で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を図33に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID付加部は印刷の設定を確認し(S3301)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S3302でNO)、印刷データ内の各ページ領域の所定の位置にn個の用紙IDを付加し(S3303)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S3302でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S3304)。
用紙IDを両面に付加する場合(S3304でNO)、印刷データ内の各ページ領域の所定の位置に2n個の用紙IDを付加し(S3303)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを片面に付加する場合(S3304でYES)、印刷データの奇数番のページ領域の所定の位置にn個の用紙IDを付加し(S3305)、処理手順を終了する。
なお、偶数番のページ領域に用紙IDを付加し、奇数番のページ領域に用紙IDの付加を行わない構成を適用しても良い。
用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作は図13に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れは図15、図16、図17および図18に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストおよび存在情報管理部24で管理している存在情報の表示例については図19、図20および図21に示す。
図34は、情報処理装置5、画像処理装置2および文書監視装置3の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第2の機能的な構成とは、画像処理装置2が画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施するのではなく、抽出した用紙IDを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、情報処理装置5の機能的な構成は図29に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の画像形成ユニット35は図29に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図35は、情報処理装置5、画像処理装置2および文書監視装置3の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第3の機能的な構成とは、画像処理装置2が読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を実施するのではなく、読み取った画像データを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、情報処理装置5の機能的な構成は図29に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の画像形成ユニット35は図29に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図36は、実施例3の概要を説明するための図である。
図36に示すように、本実施例に係る文書監視システム103は、本実施例に係る少なくとも1つの画像処理装置2と、本実施例に係る文書監視装置3と、本実施例に係る用紙ID供給装置36と、少なくとも1つの文書保管装置4と、少なくとも1つの情報処理装置5とが、ネットワーク6を介して接続されて構成されている。
画像処理装置2は、印刷画像を用紙に形成する画像形成機能、原稿を光学的に読み取ることで画像データを取得する画像読取機能のうち少なくとも1つの機能を有する、例えば、プリンタ、複写機、スキャナ等が挙げられる。なお、両機能を有する装置でも良い。
画像形成機能を有する画像処理装置2は、画像読取機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、文書保管装置からネットワークを経由して取得したファイル、画像データ等の各種データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理、情報処理装置からネットワークを経由して受け付けたプリンタ制御コードの形式の印刷要求(以後、印刷データと称する)から生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、プリント処理)を行う。
画像読取機能を有する画像処理装置3は、画像形成機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、画像読取機能で読み取った画像データを指定の場所に記憶する(例えば、画像処理装置に内蔵された記憶領域に記憶、文書保管装置に転送、情報処理装置に転送等)処理(例えば、スキャン処理)、画像読取機能で読み取った画像データをファクシミリ送信する処理(例えば、ファクシミリ送信処理)、画像読取機能で読み取った画像データを電子メールに添付して送信する処理(例えば、電子メール送信処理)を行う。
なお、実施例3における画像処理装置2は画像形成機能と画像読取機能とを有することを前提とする。
文書監視装置3は、画像処理装置2で印刷した用紙の存在を監視する処理を行う。なお、用紙の存在の監視の具体的な手段については下記にて説明する。
用紙ID供給装置36は、画像処理装置2で生成される印刷画像に対応する用紙IDを生成し、生成した用紙IDを画像処理装置2に対して供給する処理を行う。なお、用紙IDの生成の具体的な手段については下記にて説明する。
文書保管装置4は、ファイル、画像データ等の各種データを保管する装置である。文書保管装置4は画像処理装置2からの各種データの要求に応じて、当該要求されたデータを画像処理装置2に対して提供する。
情報処理装置5は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等であり、ユーザが直接利用するものである。情報処理装置5は、情報処理装置5に組み込まれている印刷制御プログラム(例えば、プリンタドライバ)の機能を利用して、アプリケーション等で作成したファイル、画像等のデータの印刷を要求する印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
次に、画像処理装置2、用紙ID供給装置36および文書監視装置3について説明する。
図37は、画像処理装置2、用紙ID供給装置36および文書監視装置3の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。
図37に示すように、画像処理装置2は、読取部7、受付部8、画像形成部9、用紙ID供給装置36から供給された用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDを印刷画像に付加するための用紙ID付加ユニット10、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出して用紙の存在を確認するための用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。
読取部7は、原稿を読み取って画像データを生成する処理を行い、例えば、CCD[Charge Coupled Devices]等の撮像素子と、撮像素子を搭載した、例えば、キャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部でn枚の原稿を読み取ることで、n枚の用紙に対応する画像データが生成されることになる。
受付部8は、文書保管装置3からネットワーク6を経由してファイル、画像データ等の各種データを取得する処理、情報処理装置5からネットワーク6を経由して印刷データを受け付ける処理を行う。
画像形成部9は、印刷画像を用紙に形成する処理を行う。
用紙ID付加ユニット10は、図37に示すように、印刷画像生成部12、用紙ID要求部37、用紙ID取得部38、用紙ID付加部14、用紙ID送信部15を具備して構成される。
印刷画像生成部12は、読取部7で生成した画像データ、受付部8で取得した各種データ、受付部8で受け付けた印刷データ等に基づき、画像形成が可能な、例えば、ビットマップイメージ(以後、印刷画像と称する)を生成する処理を行う。なお、印刷画像生成部12は用紙1枚分に対応する印刷画像を生成する。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、n枚の用紙が出力されることになる。ただし、両面印刷を行う場合はn/2枚の用紙が出力されることになる。
用紙ID要求部37は、用紙ID供給装置36に対して用紙IDの生成を要求する処理を行う。なお、具体的には、印刷画像生成部12で用紙1枚分の印刷画像が生成される毎に用紙ID供給装置36に対して1つの用紙IDの生成を要求する。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、用紙ID供給装置36に対してn個の用紙IDの生成を要求することになる。ただし、両面印刷を行う場合、片面に用紙IDを付加する(または、同一の用紙IDを両面に付加する)設定では片面の印刷画像の分用紙IDの生成を要求し、両面に相異なる用紙IDを付加する設定では印刷画像が生成される毎に用紙IDの生成を要求する。
用紙ID取得部38は、用紙ID供給装置36から送信されてきた用紙IDを受信し、受信した用紙IDを画像処理装置2の記憶領域に一時記憶する。
用紙ID付加部14は、用紙ID取得部38で記憶した用紙IDを印刷画像に付加する処理を行う。具体的には、用紙IDを文字としてそのまま印刷画像に付加する構成を適用しても良いし、用紙IDを、例えば、1次元コード、2次元コード等のパターン画像に変換して印刷画像に付加する構成を適用しても良い。
用紙ID送信部15は、用紙ID取得部38で記憶した用紙IDを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。具体的には、読取部7にn枚の原稿の束がセットされ、その原稿の束を読み取ってn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に用紙ID供給装置36から供給されたn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信し、また、文書保管装置3から取得した1つのデータをn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に生成したn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信し、また、情報処理装置5から受け付けた印刷データをn枚の用紙に印刷する処理を行った場合、その処理の際に生成したn個の用紙IDを関連付けて文書監視装置3に送信する。そして、文書監視装置3はこれらn個の用紙IDを関連付けて管理する(以後、用紙IDリストと称する)ことになる(下記にて説明)。また、用紙ID送信部15はn個の用紙IDを関連付けせずに送信しても良い。
なお、用紙ID要求部37は、処理の単位毎に、その処理を識別するための識別情報(以後、処理IDと称する)の生成(なお、データ名等を処理IDに活用しても良い)を用紙ID供給装置36に要求し、処理IDと全ての用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
また、上記の処理を行う毎に処理を指示したユーザの識別情報(以後、ユーザIDと称する)の入力を要求し、入力されたユーザIDと処理IDと用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
用紙存在確認ユニット11は、図37に示すように、用紙ID抽出部16、用紙IDリスト取得部17、存在確認部18、存在情報送信部19を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を行う。なお、読取部7は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部7でn枚の原稿を読み取ることで、n個の用紙IDを抽出することになる。
用紙IDリスト取得部17は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3から取得する処理を行う。具体的には、1番始めに抽出した用紙ID(即ち、1番始めに読取部7で読み取った画像データから抽出した用紙ID)が含まれている用紙IDリストを文書監視装置3から取得することになる。
存在確認部18は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、用紙ID抽出部16で抽出した全ての用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す比較結果情報(以後、存在情報と称する)を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した時刻(以後、確認時刻と称する)を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する。以後、上記のような確認処理を文書単位存在確認処理と称する。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い。以後、上記のような確認処理を用紙ID単位存在確認処理と称する。
更に、文書単位または用紙ID単位で存在確認処理を行ったユーザの識別情報(以後、確認ユーザIDと称する)を含んで存在確認情報が生成される。
存在情報送信部19は、存在確認部18で生成した存在情報を文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
なお、上述した用紙ID付加ユニット10を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像形成装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像処理プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像形成プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
また、上述した用紙存在確認ユニット11を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像読取装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像読取プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像読取プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙ID供給装置36の機能的な構成について説明する。
図37に示すように、用紙ID供給装置36は、要求受付部39、用紙ID生成部13、用紙ID供給部40を具備して構成される。
要求受付部39は、画像処理装置2からの用紙IDの生成の要求を受け付ける処理を行う。
用紙ID生成部13は、要求受付部39で用紙IDの生成の要求を受け付けた際に、用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDを生成する処理を行う。なお、画像処理装置2から処理IDの生成の要求を受け付けた場合は、処理IDも生成する。
用紙ID供給部40は、用紙ID生成部13で生成した用紙IDを画像処理装置2に送信する処理を行う。
また、上述した要求受付部39、用紙ID生成部13、用紙ID供給部40を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータに組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に当該プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている当該プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。図37に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの存在情報を管理するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した用紙IDの管理を行う。具体的な管理方法としては、図3に示す。
存在情報管理ユニット21は、図2に示すように、用紙IDリスト送信部23、存在情報管理部24を具備して構成される。
用紙IDリスト送信部23は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して用紙IDが含まれる用紙IDリストの検索の要求を受け付けた際に、要求された用紙IDリストを用紙ID管理部20から検索し、検索した用紙IDリストを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
存在情報管理部24は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した存在情報の管理を行う。具体的な管理方法としては、図4に示す。
存在確認警告通知部22は、存在情報管理部24で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2、用紙ID供給36および文書監視装置3の機能的な動作について図38を参照して説明する。
画像処理装置2の読取部7はセットされた原稿を読み取って画像データを生成し、生成した画像データを画像処理装置2の印刷画像生成部12に渡す。また、画像処理装置2の受付部8は文書保管装置4からデータを取得し、取得したデータを印刷画像生成部12に渡す。また、受付部8は情報処理装置5から印刷データを受け付け、受け付けた印刷データを印刷画像生成部12に渡す。
印刷画像生成部12は読取部7からの画像データ(または、受付部8からのデータ若しくは印刷データ)を受け取ると、受け取った画像データ(または、データ若しくは印刷データ)に基づき、印刷画像を生成する。
印刷画像生成部12で印刷画像が生成された際に、画像処理装置2の用紙ID要求部37は用紙ID供給装置36に対して用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDの生成を要求する。
用紙ID供給装置36の要求受付部39は画像処理装置2からの用紙IDの生成の要求を受け付けると、用紙ID供給装置36の用紙ID生成部13に用紙IDの生成を要求する。
用紙ID生成部13は要求受付部39からの用紙IDの生成の要求を受け付けると、用紙IDを生成し、生成した用紙IDを用紙ID供給装置36の用紙ID供給部40に渡す。
用紙ID供給部40は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを画像処理装置2に対して送信する。
画像処理装置2の用紙ID取得部38は用紙ID供給装置36からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを画像処理装置2の記憶領域に一時記憶し、記憶した用紙IDを画像処理装置2の用紙ID付加部14および画像処理装置2の用紙ID送信部15に渡す。
用紙ID付加部14は用紙ID取得部38からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを印刷画像生成部12で生成した印刷画像に付加し、用紙IDが付加された印刷画像を画像処理装置2の画像形成部9に渡す。
画像形成部9は用紙ID付加部14からの用紙IDが付加された印刷画像を受け取ると、受け取った印刷画像を用紙に形成する。
用紙ID送信部15は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを文書監視装置3に対して送信する。
文書監視装置3の用紙ID管理部20は画像処理装置2からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて管理する。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置2、用紙ID供給装置36および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図39に示すフローチャートを参照して説明する。
画像処理装置の読取部はセットされた原稿を読み取って画像データを生成すると、または、画像処理装置の受付部は文書保管装置からデータを取得すると、または、受付部は情報処理装置から印刷データを受け付けると(S3901)、ページカウンタnの値を0に初期化し(S3902)、ページカウンタnの値を1インクリメントし(S3903)、画像処理装置の印刷画像生成部は画像データ等に基づいて用紙1枚分の印刷画像を生成し(S3904)、画像処理装置の用紙ID要求部は要求ID供給装置に対する用紙ID生成要求処理を実施する(S3905)。
用紙ID供給装置の要求受付部は画像処理装置からの用紙IDの生成の要求を受け付けた場合(S3906)、用紙ID供給装置の用紙ID生成部は用紙IDを生成し(S3907)、用紙ID供給装置の用紙ID供給部は用紙IDを画像処理装置に対して送信する(S3908)。
画像処理装置の用紙ID取得部は用紙ID供給装置からの用紙IDを受信した場合(S3909)、画像処理装置の用紙ID付加部は用紙ID付加処理を実施し(S3910)、画像処理装置の画像形成部は用紙IDが付加された印刷画像を用紙に形成する(S3911)。
ここで、印刷画像生成部で次の印刷画像が生成されていると(S3912でNO)、S3903に戻る。
また、印刷画像生成部で印刷画像の生成が終了していると(S3912でYES)、画像処理装置の用紙ID送信部は用紙ID生成処理において生成した全ての用紙IDおよび下記にて説明する印刷の設定(例えば、通常印刷、割付印刷、両面印刷等の印刷の種類)を文書監視装置に対して送信する(S3913)。
文書監視装置の用紙ID管理部は画像処理装置からの用紙IDおよび印刷の設定を全て受信すると(S3914)、受信した全ての用紙ID(および印刷の設定)を用紙IDリストとして対応付けて記憶し(S3915)、処理手順を終了する。
なお、印刷の設定に応じた用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加については図7および図8に示す。
次に、図39に示すフローチャートのS3905で実施される用紙ID要求処理の流れの一例を図40に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID要求部は印刷の設定を確認し(S4001)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S4002でNO)、用紙ID供給装置に対して用紙IDの生成を要求し(S4003)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S4002でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S4004)。
用紙IDを両面に付加する場合(S4004でNO)、用紙ID供給装置に対して用紙IDの生成を要求し(S4003)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを片面に付加する場合(S4004でYES)、ページカウントnが奇数であるか偶数であるか確認する(S4005)。
ページカウントnが奇数である場合(S4005でYES)、用紙ID供給装置に対して用紙IDの生成を要求し(S4003)、処理手順を終了する。
また、ページカウントnが偶数である場合(S4005でNO)、用紙IDの生成の要求を行わずに処理手順を終了する。
なお、ページカウントnが偶数である場合は用紙IDの生成を要求し、ページカウントnが奇数である場合は用紙IDの生成の要求を行わない構成を適用しても良い。
次に、図39に示すフローチャートのS3910で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を図41に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID付加部は用紙ID要求部で用紙IDの生成を要求したか否か確認する(S4101)。
用紙IDの生成を要求した場合(S4101でYES)、印刷画像に用紙IDを付加し(S4102)、処理手順を終了する。
また、用紙IDの生成を要求しなかった場合(S4101でNO)、処理手順を終了する。
用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作は図14に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れは図15、図16、図17および図18に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストおよび存在情報管理部24で管理している存在情報の表示例については図19、図20および図21に示す。
図42は、画像処理装置2、用紙ID供給装置36および文書監視装置3の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第2の機能的な構成とは、画像処理装置2が画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施するのではなく、抽出した用紙IDを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、画像処理装置2の用紙ID付加ユニット10は図37に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙ID供給装置36の機能的な構成は図37に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図43は、画像処理装置2、用紙ID供給装置36および文書監視装置3の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第3の機能的な構成とは、画像処理装置2が読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を実施するのではなく、読み取った画像データを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、画像処理装置2の用紙IDユニット10は図36に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙ID供給装置36の機能的な構成は図37に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図44は、実施例4の概要を説明するための図である。
図44に示すように、本実施例に係る文書監視システム104は、本実施例に係る少なくとも1つの画像処理装置2と、本実施例に係る文書監視装置3と、本実施例に係る用紙ID供給装置36と、少なくとも1つの文書保管装置4と、本実施例に係る印刷制御プログラムが組み込まれている情報処理装置5とが、ネットワーク6を介して接続されて構成されている。
画像処理装置2は、印刷画像を用紙に形成する画像形成機能、原稿を光学的に読み取ることで画像データを取得する画像読取機能のうち少なくとも1つの機能を有する、例えば、プリンタ、複写機、スキャナ等が挙げられる。なお、両機能を有する装置でも良い。
画像形成機能を有する画像処理装置2は、画像読取機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、文書保管装置からネットワークを経由して取得したファイル、画像データ等の各種データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理、情報処理装置からネットワークを経由して受け付けたプリンタ制御コードの形式の印刷要求(例えば、印刷データと称する)から生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、プリント処理)を行う。
画像読取機能を有する画像処理装置3は、画像形成機能を有する場合は画像読取機能で読み取った画像データから生成した印刷画像を用紙に形成する処理(例えば、複写処理)、画像読取機能で読み取った画像データを指定の場所に記憶する(例えば、画像処理装置に内蔵された記憶領域に記憶、文書保管装置に転送、情報処理装置に転送等)処理(例えば、スキャン処理)、画像読取機能で読み取った画像データをファクシミリ送信する処理(例えば、ファクシミリ送信処理)、画像読取機能で読み取った画像データを電子メールに添付して送信する処理(例えば、電子メール送信処理)を行う。
なお、実施例4における画像処理装置2は画像形成機能と画像読取機能とを有することを前提とする。
文書監視装置3は、画像処理装置2で印刷した用紙の存在を監視する処理を行う。なお、用紙の存在の監視の具体的な手段については下記にて説明する。
情報処理装置5は、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯端末等であり、ユーザが直接利用するものである。情報処理装置5は、情報処理装置5に組み込まれている印刷制御プログラム(例えば、プリンタドライバ)の機能を利用して、アプリケーション等で作成したファイル、画像等のデータの印刷を要求する印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
用紙ID供給装置36は、情報処理装置5に組み込まれている印刷制御プログラムで生成される印刷データに対応する用紙IDを生成し、生成した用紙IDを情報処理装置5に対して供給する処理を行う。なお、用紙IDの生成の具体的な手段については下記にて説明する。
文書保管装置4は、ファイル、画像データ等の各種データを保管する装置である。文書保管装置4は画像処理装置2からの各種データの要求に応じて、当該要求されたデータを画像処理装置2に対して提供する。
次に、情報処理装置5、用紙ID供給装置36、画像処理装置2および文書監視装置3について説明する。
図45は、情報処理装置5、用紙ID供給装置36、画像処理装置2および文書監視装置3の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
まず、情報処理装置5の機能的な構成について説明する。
情報処理装置5は、不図示であるが、例えば、オペレーティングシステム(以後、OSと称する)等の基本ソフトウェアに基づいて情報処理装置5本体のシーケンス制御を行う、例えば、CPU[Central Processing Unit]等の演算部、情報処理装置5の起動時に実行されるプログラム等を記録する、例えば、ROM[Read Only Memory]等の第1の記憶部、プログラムの実行に必要なワークエリアのバッファエリアとして利用される、例えば、RAM[Random Access Memory]等の第2記憶部、OS、アプリケーションプログラム、印刷制御プログラム、各種ファイル等のデータを格納する、例えば、HD[Hard Disk]等の第3記憶部、ネットワーク等を経由する装置間のコマンド、データ等の送受信を行う通信部等から構成されている。
図45に示すように、情報処理装置5には印刷制御プログラム31が組み込まれ、不図示のOSの機能を利用して、記憶領域31内のデータ(例えば、RAMに展開されたデータ等)を画像処理装置2が解釈できる、例えば、PDL[Page Description Language]等のプリンタ制御コードの形式の印刷データを生成し、生成した印刷データを画像処理装置2に送信する。
次に、印刷制御プログラム31の機能的な構成について説明する。
図45に示すように、印刷制御プログラム31は、その機能として、印刷データ生成部33、用紙ID要求部37、用紙ID取得部38、用紙ID付加部14、印刷データ送信部34、用紙ID送信部15から構成される。
印刷データ生成部33は、記憶領域32内のデータに基づいて印刷データを生成する処理を行う。
用紙ID要求部37は、印刷データ生成部33で生成した印刷データから印刷用紙枚数をカウントし、用紙ID供給装置36に対して印刷用紙枚数に応じた個数の用紙IDの生成を要求する処理を行う。即ち、印刷用紙枚数がn枚の印刷データを生成した際には、n個の用紙IDの生成を要求することになる。ただし、両面印刷を行う場合、片面に用紙IDを付加する(または、同一の用紙IDを両面に付加する)設定ではn/2個の用紙IDの生成を要求することになり、両面に相異なる用紙IDを付加する設定ではn個の用紙IDの生成を要求することになる。
用紙ID取得部38は、用紙ID供給装置36から送信されてきた用紙IDを受信し、受信した用紙IDを画像処理装置2の記憶領域に一時記憶する処理を行う。
用紙ID付加部14は、用紙ID取得部38で記憶した用紙IDを印刷データ内の各ページ領域の所定の位置に付加する処理を行う。具体的には、用紙IDを文字としてそのまま印刷データ内に付加する構成を適用しても良いし、用紙IDを、例えば、1次元コード、2次元コード等のパターン画像に変換して印刷データ内に付加する構成を適用しても良い。
印刷データ送信部34は、用紙ID付加部14で用紙IDが付加された印刷データを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
用紙ID送信部15は、用紙ID取得部38で記憶した用紙IDを文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。具体的には、印刷用紙枚数がn枚の印刷データを生成した場合、その印刷データの印刷用紙枚数に応じたn個の用紙IDを関連付けて送信する。そして、文書監視装置3はこれらn個の用紙IDを用紙IDリストとして管理することになる(下記にて説明)。また、用紙ID生成部はn個の用紙IDを関連付けせずに送信しても良い。
なお、用紙ID要求部は生成した印刷データ毎に、その印刷データを識別するため文書ID(実施例1の処理IDに対応)の生成(なお、データ名等を文書IDに活用しても良い)を用紙ID供給装置に対して要求し、文書IDと全ての用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
また、上記の印刷データの生成を行う毎に印刷データの生成を指示したユーザのユーザIDの入力を要求し、入力されたユーザIDと文書IDと用紙IDとを対応付けて送信する構成を適用しても良い。
次に、用紙ID供給装置36の機能的な構成について説明する。
図45に示すように、用紙ID供給装置36は、要求受付部39、用紙ID生成部13、用紙ID供給部40を具備して構成される。
要求受付部39は、情報処理装置からの用紙IDの生成の要求を受け付ける処理を行う。
用紙ID生成部13は、要求受付部39で用紙IDの生成の要求を受け付けた際に、用紙1枚分の印刷画像に対応する用紙IDを生成する処理を行う。なお、情報処理装置5から文書IDの生成の要求を受け付けた場合は、文書IDも生成する。
用紙ID供給部40は、用紙ID生成部13で生成した用紙IDを情報処理装置5に送信する処理を行う。
また、上述した要求受付部39、用紙ID生成部13、用紙ID供給部40を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータに組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に当該プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている当該プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、画像処理装置2の機能的な構成について説明する。
図45に示すように、画像処理装置2は、読取部7、印刷データから生成した印刷画像を用紙に画像形成する画像形成ユニット35、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出して用紙の存在を確認するための用紙存在確認ユニット11を具備して構成される。
読取部7は、原稿を読み取って画像データを生成する処理を行い、例えば、CCD[Charge Coupled Devices]等の撮像素子と、撮像素子を搭載したキャリッジ若しくは原稿を移動させる電動機等で構成される。なお、読取部は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部でn枚の原稿を読み取ることで、n枚の用紙に対応する画像データが生成されることになる。
画像形成ユニット35は、図45に示すように、印刷画像生成部12、画像形成部9を具備して構成される。
印刷画像生成部12は、情報処理装置5からネットワーク6を経由して受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成する処理を行う。なお、印刷画像生成部12は用紙1枚分に対応する印刷画像を生成する。即ち、印刷画像生成部12でn個の印刷画像を生成した際には、n枚の用紙が出力されることになる。ただし、両面印刷を行う場合はn/2枚の用紙が出力されることになる。
画像形成部9は、印刷画像を用紙に形成する処理を行う。
用紙存在確認ユニット11は、図45に示すように、用紙ID抽出部16、用紙IDリスト取得部17、存在確認部18、存在情報送信部19を具備して構成される。
用紙ID抽出部16は、読取部7で読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を行う。なお、読取部7は1枚の原稿を読み取る毎に1つの画像データを生成する。即ち、読取部7でn枚の原稿を読み取ることで、n個の用紙IDを抽出することになる。
用紙IDリスト取得部17は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDが含まれる用紙IDリストを文書監視装置3から取得する処理を行う。具体的には、1番始めに抽出した用紙ID(即ち、1番始めに読取部7で読み取った画像データから抽出した用紙ID)が含まれている用紙IDリストを文書監視装置3から取得することになる。
存在確認部18は、用紙ID抽出部16で抽出した用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の用紙IDとを比較する処理を行う。具体的には、用紙ID抽出部16で抽出した全ての用紙IDと用紙IDリスト取得部17で取得した用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致するか確認する処理を行う。
ここで、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致した場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙が全て読み取られた場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できたことを示す比較結果情報(以後、存在情報と称する)を生成し、更に、その存在情報に用紙の存在を確認した時刻(以後、確認時刻と称する)を付加する。また、全ての用紙IDと用紙IDリスト上の全ての用紙IDとが一致しなかった場合(即ち、用紙IDリスト上の用紙の一部または全てが読み取られなかった場合)、用紙IDリスト上の全ての用紙IDに対応する用紙の存在を確認できなかったことを示す存在情報を生成する。以後、上記のような確認処理を文書単位存在確認処理と称する。ここで、確認時刻として、用紙の存在を確認した時刻以外にも、原稿を読み取った時刻、用紙IDを抽出した時刻、用紙の存在の確認を開始した時刻等が挙げられる。
なお、用紙IDリスト上の用紙ID毎に存在情報を生成する構成を適用しても良い。以後、上記のような確認処理を用紙ID単位存在確認処理と称する。
更に、文書単位または用紙ID単位で存在確認処理を行ったユーザの識別情報(以後、確認ユーザIDと称する)を含んで存在確認情報が生成される。
存在情報送信部19は、存在確認部18で生成した存在情報を文書監視装置3にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
また、上述した用紙存在確認ユニット11を機能として具備するプログラムを汎用の画像処理装置(または、画像読取装置)に組み込んだ構成を適用することも可能であり、その際には、画像処理装置の記憶部(例えば、ハードディスク等)に画像読取プログラムが記憶され、画像処理装置の演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている画像読取プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、文書監視装置3の機能的な構成について説明する。
図45に示すように、文書監視装置3は、用紙ID管理部20、画像処理装置2からの存在情報を管理するための存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を具備して構成される。
用紙ID管理部20は、情報処理装置5からネットワーク6を経由して受信した用紙IDの管理を行う。具体的な管理方法としては、図3に示す。
存在情報管理ユニット21は、図2に示すように、用紙IDリスト送信部23、存在情報管理部24を具備して構成される。
用紙IDリスト送信部23は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して用紙IDが含まれる用紙IDリストの検索の要求を受け付けた際に、要求された用紙IDリストを用紙ID管理部20から検索し、検索した用紙IDリストを画像処理装置2にネットワーク6を経由して送信する処理を行う。
存在情報管理部24は、画像処理装置2からネットワーク6を経由して受信した存在情報の管理を行う。具体的な管理方法としては、図4に示す。
存在確認警告通知部22は、存在情報管理部24で管理される存在情報の確認時刻を基点として予め設定された期間が経過した場合、存在情報の用紙IDリストの用紙の存在の確認が必要である旨の警告を通知する。
なお、上述した用紙ID管理部20、存在情報管理ユニット21、存在確認警告通知部22を機能として具備するプログラムを汎用のサーバまたはコンピュータにインストールする構成を適用することも可能であり、その際には、サーバまたはコンピュータの記憶部(例えば、ハードディスク等)に文書監視プログラムが記憶され、サーバまたはコンピュータの演算部(例えば、CPU等)が記憶部に記憶されている文書監視プログラムを実行することになる。また、上述したプログラムは、例えば、各種メモリ、光ディスク等の記憶媒体に記憶して提供することが可能であり、例えば、ネットワーク等の通信回線を介して配信することも可能である。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置5の印刷制御プログラム31、用紙ID供給装置36、画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作について図46を参照して説明する。
印刷制御プログラム31の印刷データ生成部33は情報処理装置5の記憶領域32内のデータを取得し、取得したデータに基づいて印刷データを生成する。
印刷データ生成部33で印刷データが生成された際に、印刷制御プログラム31の用紙ID要求部はその印刷データから印刷用紙枚数をカウントし、用紙ID供給装置36に対して印刷用紙枚数に応じた個数の用紙IDの生成を要求する。
用紙ID供給装置36の要求受付部39は情報処理装置5からの用紙IDの生成の要求を受け付けると、用紙ID供給装置36の用紙ID生成部13に用紙IDの生成を要求する。
用紙ID生成部13は要求受付部39からの用紙IDの生成の要求を受け付けると、用紙IDを生成し、生成した用紙IDを用紙ID供給装置36の用紙ID供給部40に渡す。
用紙ID供給部40は用紙ID生成部13からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを情報処理装置5に対して送信する。
印刷制御プログラム31の用紙ID取得部38は用紙ID供給装置36からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを画像処理装置の記憶領域に一時記憶し、記憶した用紙IDを印刷制御プログラム31の用紙ID付加部14および印刷制御プログラム31の用紙ID送信部15に渡す。
用紙ID付加部14は用紙ID取得部38からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを印刷データ生成部33で生成した印刷データ内に付加し、用紙IDが付加された印刷データを印刷制御プログラム31の印刷データ送信部34に渡す。
印刷データ送信部34は用紙ID付加部14からの用紙IDが付加された印刷データを受け取ると、受け取った印刷データを画像処理装置2に対して送信する。
用紙ID送信部15は用紙ID取得部38からの用紙IDを受け取ると、受け取った用紙IDを文書監視装置3に対して送信する。
画像処理装置2の印刷画像生成部12は情報処理装置5からの用紙IDが付加された印刷データを受信すると、受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成し、生成した印刷画像を画像処理装置2の画像形成部9に渡す。
画像形成部9は印刷画像生成部12からの印刷画像を受け取ると、受け取った印刷画像を用紙に形成する。
文書監視装置3の用紙ID管理部20は情報処理装置5からの用紙IDを受信すると、受信した用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて管理する。
次に、用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置5の印刷制御プログラム31、用紙ID供給装置36、画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れの一例を図47に示すフローチャートを参照して説明する。
印刷制御プログラムの印刷データ生成部は情報処理装置の記憶領域からデータを取得し(S4701)、取得したデータから印刷データを生成し(S4702)、画像処理装置の用紙ID要求部は要求ID供給装置に対する用紙ID生成要求処理を実施する(S4703)。
用紙ID供給装置の要求受付部は情報処理装置からの用紙IDの生成の要求を受け付けた場合(S4704)、用紙ID供給装置の用紙ID生成部は用紙IDを生成し(S4705)、用紙ID供給装置の用紙ID供給部は用紙IDを情報処理装置に対して送信する(S4706)。
印刷制御プログラムの用紙ID取得部は用紙ID供給装置からの用紙IDを受信した場合(S4707)、印刷制御プログラムの用紙ID付加部は用紙ID付加処理を実施し(S4708)、印刷制御プログラムの印刷データ送信部は用紙ID付加処理において用紙IDを付加した印刷データを画像処理装置に対して送信し(S4709)、印刷制御プログラムの用紙ID送信部は用紙ID生成処理において生成した全ての用紙IDを文書監視装置に対して送信する(S4710)。
画像処理装置の印刷画像生成部は情報処理装置からの用紙IDが付加された印刷データを受信し(S4711)、受信した印刷データに基づいて印刷画像を生成し(S4712)、画像処理装置の画像形成部は印刷画像を用紙に形成する(S4713)。
文書監視装置の用紙ID管理部は情報処理装置からの用紙IDを全て受信すると(S4714)、受信した全ての用紙IDを用紙IDリストとして対応付けて記憶し(S4715)、処理手順を終了する。
なお、印刷の設定に応じた用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加については図7および図8に示す。
次に、図47に示すフローチャートのS4703で実施される用紙ID要求処理の流れの一例を図48に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID生成部は印刷データから印刷用紙枚数をカウントし(S4801)、カウントした印刷用紙枚数を枚数カウンタnに設定し(S4802)、印刷の設定を確認し(S4803)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S4804でNO)、用紙ID供給装置に対してn個の用紙IDの生成を要求し(S4805)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S4804でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S4806)。
用紙IDを片面に付加する場合(S4806でYES)、用紙ID供給装置に対してn個の用紙IDの生成を要求し(S4805)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを両面に付加する場合(S4806でNO)、用紙ID供給装置に対して2n個の用紙IDを生成し(S4807)、処理手順を終了する。
次に、図47に示すフローチャートのS4708で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を図49に示すフローチャートを参照して説明する。
用紙ID付加部は印刷の設定を確認し(S4901)、印刷の設定が通常印刷または割付印刷である場合(S4902でNO)、印刷データ内の各ページ領域の所定の位置にn個の用紙IDを付加し(S4903)、処理手順を終了する。
また、印刷の設定が両面印刷である場合(S4902でYES)、用紙IDを両面に付加するか片面に付加するかを確認する(S4904)。
用紙IDを両面に付加する場合(S4904でNO)、印刷データ内の各ページ領域の所定の位置に2n個の用紙IDを付加し(S4903)、処理手順を終了する。
また、用紙IDを片面に付加する場合(S4904でYES)、印刷データの奇数番のページ領域の所定の位置にn個の用紙IDを付加し(S4905)、処理手順を終了する。
なお、偶数番のページ領域に用紙IDを付加し、奇数番のページ領域に用紙IDの付加を行わない構成を適用しても良い。
用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3の機能的な動作は図14に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置2および文書監視装置3で行われる処理の流れは図15、図16、図17および図18に示す実施例1で説明した第1の機能的な構成における処理の流れと同様であるため、詳細な説明は省略する。
用紙ID管理部20で管理している用紙IDリストおよび存在情報管理部24で管理している存在情報の表示例については図19、図20および図21に示す。
図50は、情報処理装置5、用紙ID供給装置36、画像処理装置2および文書監視装置3の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第2の機能的な構成とは、画像処理装置2が画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施するのではなく、抽出した用紙IDを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、情報処理装置5の機能的な構成は図45に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の画像形成ユニット35は図45に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図22に示す実施例1で説明した第2の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図51は、情報処理装置5、画像処理装置2および文書監視装置3の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。この第3の機能的な構成とは、画像処理装置2が読み取った画像データから用紙IDを抽出する処理を実施するのではなく、読み取った画像データを文書監視装置3に送信し、文書監視装置3が画像処理装置2からの画像データから用紙IDを抽出し、抽出した用紙IDに基づいて用紙の存在を確認する処理を実施する構成である。
なお、情報処理装置5の機能的な構成は図45に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の画像形成ユニット35は図45に示す第1の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、画像処理装置2の用紙存在確認ユニット11は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略し、更に、文書監視装置3の機能的な構成は図25に示す実施例1で説明した第3の機能的な構成と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上、実施例1、実施例2、実施例3および実施例4ついて説明してきた。
次に、本発明の具体的な利用例を挙げる。なお、下記に挙げる利用例はあくまでも例示列挙であり、限定するものではない。
企業の社員がその企業の機密文書を複写した場合、その複写した用紙全てに用紙IDが付加され、文書監視システムの管理者はその機密文書が複写されたことを確認する。その社員は用紙ID付きの用紙を管理し、所定の期間が経過すると、管理者または文書監視システムから用紙ID付きの用紙を画像処理装置で読み取るように要請される。その社員は要請に従って、複写した用紙全てを画像処理装置で読み取った場合、用紙の存在が確認されたことになる。しかし、複写した用紙の一部または全部を紛失してしまった場合、用紙の存在が確認されなかったことになり、管理者は機密文書を複写した用紙の一部または全部が紛失したことを確認する。
また、契約書、証明書、カルテ等の一定期間の保存が義務付けられている法定文書の存在の確認にも利用される。
実施例1の概要を説明するための図である。 画像処理装置および文書監視装置の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙ID管理部の具体的な管理方法を示す図である。 存在情報管理部の具体的な管理方法を示す図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 通常印刷および割付印刷の場合における用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加について説明する図である。 両面印刷の場合における用紙IDの生成および用紙IDの印刷画像への付加について説明する図である。 用紙IDおよび印刷の設定とを対応付けた用紙IDリストの一例を示す図である。 用紙IDと印刷の設定と確認時刻とを対応付けた存在情報の一例を示す図である。 用紙IDと印刷の設定と確認時刻と確認ユーザIDとを対応付けた存在情報の一例を示す図である。 図6に示すフローチャートのS605で実施される用紙ID生成処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図6に示すフローチャートのS606で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 文書単位存在確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 用紙ID単位存在確認処理の流れの一例を示すフローチャートである。 用紙IDリストの表示画面の一例を示す図である。 用紙IDリスト詳細画面の一例を示す図である。 用紙IDリスト詳細画面の一例を示す図である。 画像処理装置および文書監視装置の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 画像処理装置および文書監視装置の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDが付加された用紙を読み取って用紙の存在を確認する際の画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 実施例2の概要を説明するための図である。 情報処理装置、画像処理装置および文書監視装置の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置の印刷制御プログラム、画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置の印刷制御プログラム、画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図31に示すフローチャートのS3103で実施される用紙ID生成処理の流れの一例を示すである。 図31に示すフローチャートのS3104で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置、画像処理装置および文書監視装置の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置、画像処理装置および文書監視装置の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施例3の概要を説明するための図である。 画像処理装置、用紙ID供給装置および文書監視装置の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置、用紙ID供給および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の画像処理装置、用紙ID供給装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図39に示すフローチャートのS3905で実施される用紙ID要求処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図39に示すフローチャートのS3910で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 画像処理装置、用紙ID供給装置および文書監視装置の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 画像処理装置、用紙ID供給装置および文書監視装置の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 実施例4の概要を説明するための図である。 情報処理装置、用紙ID供給装置、画像処理装置および文書監視装置の第1の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置の印刷制御プログラム、用紙ID供給装置、画像処理装置および文書監視装置の機能的な動作を説明する図である。 用紙IDを付加した印刷画像を用紙に形成する際の情報処理装置の印刷制御プログラム、用紙ID供給装置、画像処理装置および文書監視装置で行われる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図47に示すフローチャートのS4703で実施される用紙ID要求処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図46に示すフローチャートのS4708で実施される用紙ID付加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 情報処理装置、用紙ID供給装置、画像処理装置および文書監視装置の第2の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 情報処理装置、画像処理装置および文書監視装置の第3の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
符号の説明
101、102、103、104 文書監視システム
2 画像処理装置
3 文書監視装置
4 文書保管装置
5 情報処理装置
6 ネットワーク
7 読取部
8 受付部
9 画像形成部
10 用紙ID付加ユニット
11 用紙存在確認ユニット
12 印刷画像生成部
13 用紙ID生成部
14 用紙ID付加部
15 用紙ID送信部
16 用紙ID抽出部
17 用紙IDリスト取得部
18 存在確認部
19 存在情報送信部
20 用紙ID管理部
21 存在情報管理ユニット
22 存在確認警告通知部
23 用紙IDリスト送信部
24 存在情報管理部
2511、2512、251n、2521、2522、252n、2531、2532、2533、2534、2532n−1、2532n、2541、2542、2543、2544、2542n−1、2542n 印刷画像
2611、2612、261n、2621、2622、262n、2631、2632、2633、2634、2632n−1、2632n、2641、2642、2643、2644、2642n−1、2642n 用紙
2711、2712、271n、2721、2722、272n、2731、2732、273n、2741、2742、2743、2744、2742n−1、2742n 用紙ID
281、282、283、284、282n−1、282n 画像データ
29 抽出用紙ID送信部
30 画像データ送信部
31 印刷制御プログラム
32 記憶領域
33 印刷データ生成部
34 印刷データ送信部
35 画像形成ユニット
36 用紙ID供給装置
37 用紙ID要求部
38 用紙ID取得部
39 要求受付部
40 用紙ID供給部

Claims (38)

  1. 画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記画像形成装置は、
    印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、
    前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  2. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項記載の文書監視システム。
  3. 画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記画像形成装置は、
    印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  4. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項記載の文書監視システム。
  5. 画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記画像形成装置は、
    印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記印刷画像生成手段で生成した印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  6. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項記載の文書監視システム。
  7. 識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、
    前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  8. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項記載の文書監視システム。
  9. 識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  10. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項記載の文書監視システム。
  11. 識別情報供給装置と画像形成装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記画像形成装置において印刷画像が形成される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記画像形成装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記画像形成装置は、
    前記印刷媒体への形成が可能な形式の印刷画像を生成する印刷画像生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷画像に付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報付加手段で前記識別情報が付加された印刷画像を前記印刷媒体に形成する画像形成手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  12. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項11記載の文書監視システム。
  13. 情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記情報処理装置は、
    画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、
    前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  14. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項13記載の文書監視システム。
  15. 情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記情報処理装置は、
    画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  16. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項15記載の文書監視システム。
  17. 情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記情報処理装置は、
    画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記印刷データ生成手段で生成した印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  18. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項17記載の文書監視システム。
  19. 識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、
    前記画像読取装置から送信されてきた存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  20. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項19記載の文書監視システム。
  21. 識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  22. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項21記載の文書監視システム。
  23. 識別情報供給装置と情報処理装置と画像読取装置と文書監視装置とを具備し、
    前記識別情報供給装置は、
    前記情報処理装置で生成される印刷データが印刷される印刷媒体の存在を管理するための識別情報を生成する識別情報生成手段と、
    前記識別情報生成手段で生成した識別情報を通信手段を介して接続する前記情報処理装置に供給する識別情報供給手段と
    を具備し、
    前記情報処理装置は、
    前記画像形成装置が解釈可能な形式の印刷データを生成する印刷データ生成手段と、
    前記通信手段を介して接続する識別情報供給装置から供給される識別情報を記憶する識別情報記憶手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記印刷データに付加する識別情報付加手段と、
    前記識別情報が付加された印刷データを前記通信手段を介して接続する前記画像形成装置に送信する印刷データ送信手段と、
    前記識別情報記憶手段で記憶された識別情報を前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する識別情報送信手段と
    を具備し、
    前記画像読取装置は、
    前記識別情報が付加された印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データを前記通信手段を介して接続する前記文書監視装置に送信する画像データ送信手段と
    を具備し、
    前記文書監視装置は、
    前記通信手段を介して接続する前記情報処理装置から送信されてきた識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する前記画像読取装置から送信されてきた画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視システム。
  24. 前記文書監視装置は、
    前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項23記載の文書監視システム。
  25. 印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取手段と、
    前記読取手段で生成した画像データから前記印刷媒体の存在を管理するための識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    通信手段を介して接続する文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報取得手段で取得した識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信手段と
    を具備することを特徴とする画像読取装置。
  26. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記識別情報管理手段で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する画像読取装置に提供する識別情報提供手段と、
    前記画像読取装置が該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報提供手段で提供した識別情報との一致を確認した際に、該画像読取装置から送信される該識別情報に対応するとともに該確認した時刻が付加された存在情報を、該存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視装置。
  27. 前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項26記載の文書監視装置。
  28. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視装置。
  29. 前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項28記載の文書監視装置。
  30. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理手段と、
    前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出手段と、
    前記識別情報抽出手段で抽出した識別情報と前記識別情報管理手段で管理している識別情報とが一致するか確認する確認手段と、
    前記確認手段で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成手段と、
    前記存在情報生成手段で生成した存在情報に前記確認手段で確認した時刻を付加する時刻付加手段と、
    前記時刻付加手段により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理手段と
    を具備することを特徴とする文書監視装置。
  31. 前記存在情報管理手段が管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知手段
    を更に具備することを特徴とする請求項30記載の文書監視装置。
  32. 印刷画像が形成された印刷媒体を読み取って画像データを生成する読取処理と、
    前記読取処理で生成した画像データから前記印刷媒体の存在を管理するための識別情報を抽出する識別情報抽出処理と、
    通信手段を介して接続する文書監視装置で記憶されている識別情報を取得する識別情報取得処理と、
    前記識別情報抽出処理で抽出した識別情報と前記識別情報取得処理で取得した識別情報とが一致するか確認する確認処理と、
    前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、
    前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、
    前記時刻付加処理により時刻が付加された存在情報を前記文書監視装置に送信する存在情報送信処理と
    を画像読取装置に実行させることを特徴とする画像読取プログラム。
  33. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、
    前記識別情報管理処理で管理している識別情報を前記通信手段を介して接続する画像読取装置に提供する識別情報提供処理と、
    前記画像読取装置が該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報提供手段で提供した識別情報との一致を確認した際に、該画像読取装置から送信される該識別情報に対応するとともに該確認した時刻が付加された存在情報を、該存在情報に含まれる時刻と前記識別情報管理処理で管理している識別情報と対応付けて管理する存在情報管理処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする文書監視プログラム。
  34. 前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項33記載の文書監視プログラム。
  35. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、
    前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから抽出した識別情報と前記識別情報管理処理で管理している識別情報とが一致するか確認する確認処理と、
    前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、
    前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、
    前記時刻付加処理により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする文書監視プログラム。
  36. 前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項35記載の文書監視プログラム。
  37. 通信手段を介して接続する画像形成装置から送信されてきた該画像形成装置で生成した印刷画像が形成された印刷媒体、または該通信手段を介して接続する情報処理装置から送信されてきた該情報処理装置で生成した印刷データが印刷された印刷媒体の存在を管理するための識別情報を管理する識別情報管理処理と、
    前記通信手段を介して接続する画像読取装置から送信されてきた該画像読取装置で読み取った画像データから前記識別情報を抽出する識別情報抽出処理と、
    前記識別情報抽出処理で抽出した識別情報と前記識別情報管理処理で管理している識別情報とが一致するか確認する確認処理と、
    前記確認処理で一致することが確認された識別情報に対応する存在情報を生成する存在情報生成処理と、
    前記存在情報生成処理で生成した存在情報に前記確認処理で確認した時刻を付加する時刻付加処理と、
    前記時刻付加処理により存在情報に付加された時刻と前記識別情報管理手段で管理している識別情報と対応付けて、該存在情報を管理する存在情報管理処理と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする文書監視プログラム。
  38. 前記存在情報管理処理で管理する時刻から所定の期間を経過した場合、該存在情報に対応する識別情報が付加された印刷媒体の存在の確認を促す旨の警告を通知する警告通知処理
    前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項37記載の文書監視プログラム。
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