JP2009098711A - 携帯端末、当該端末におけるコンテンツの印刷方法、当該端末と通信する印刷装置及びその制御方法、印刷システム - Google Patents

携帯端末、当該端末におけるコンテンツの印刷方法、当該端末と通信する印刷装置及びその制御方法、印刷システム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワーク上のコンテンツを、携帯電話を経由して取得して印刷する場合、コンテンツの印刷のために携帯電話を占有する機会やコンテンツ印刷が中断されてしまう機会を防ぐことを目的とする。
【解決手段】 携帯電話を経由してネットワークからコンテンツを取得しプリンタで印刷する印刷システムにおいて、サーバが携帯電話からコンテンツの要求に応じて印刷権利を発行すると、携帯電話がサーバから印刷権利を含む権利情報を取得する。さらに、プリンタが携帯電話から権利情報を取得すると、プリンタは印刷権利に基づいてサーバからコンテンツを取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ネットワーク上の印刷用のコンテンツを、携帯電話を経由して取得して印刷するためのプリントシステム、プリントシステムを構成する携帯電話装置及びプリンタに関するものである。
ネットワーク上のサーバに用意されている印刷用のコンテンツを携帯電話で取得し、さらに携帯電話とプリンタを接続することで、取得したコンテンツをプリンタで印刷するようなサービスや印刷システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献には具体的に次のように開示されている。
予めユーザが携帯電話でサーバにアクセスし、所望のコンテンツ自体はダウンロードせずそのコンテンツが存在するURLだけをダウンロードする。その後、携帯電話とプリンタを接続して印刷予約の情報としてURLをプリンタに送信する。そして、プリンタの操作画面で印刷予約の情報を選択すると、携帯電話を介してサーバからコンテンツをダウンロードし、そのダウンロードしたコンテンツをプリンタで印刷する。
特開2002−140254号公報
上述したように特許文献1では、サーバに用意されているコンテンツを印刷するとき、サーバと携帯電話間あるいは携帯電話とプリンタ間は接続された状態のままである。つまり、携帯電話はサーバとプリンタとそれぞれと通信状態で占有された状態のままコンテンツを印刷するので、ユーザは携帯電話が有する他の機能を利用することができないという課題が生ずる。
例えば、ユーザが緊急で通話機能を利用したいと思っても、コンテンツのダウンロードの終了を待つかコンテンツのダウンロード自体を中断しなければならない。
また、コンテンツの印刷が中断してしまうという課題が生ずる。例えば、携帯電話へ着信があると、サーバと携帯電話間あるいは携帯電話とプリンタ間でコンテンツのダウンロードが中断され所望するコンテンツを印刷することが中断されてしまう。
本発明は、ネットワーク上の印刷用のコンテンツを、携帯電話を経由して取得して印刷するためのプリントシステムにおいて、コンテンツ印刷のために携帯電話が占有されてしまう、またはコンテンツ印刷が中断されてしまうのを抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の印刷システムは、例えば以下の構成を備える。すなわち、携帯電話を経由してネットワークからコンテンツを取得しプリンタで印刷する印刷システムにおいて、サーバが携帯電話からコンテンツの要求に応じて印刷権利を発行する工程と、前記携帯電話が前記サーバから前記印刷権利を含む権利情報を取得する工程と、前記プリンタが前記携帯電話から前記権利情報を取得する工程と、前記プリンタが前記印刷権利に基づいて前記サーバからコンテンツを取得する工程と、前記プリンタが前記コンテンツを印刷する工程とを有することを特徴とする。
また、プリンタは、前記携帯端末が前記サーバから取得したコンテンツの印刷に対応する印刷権利を含む権利情報を、前記携帯端末から取得する権利情報取得手段と、前記印刷権利に基づいて前記サーバから直接コンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを印刷する印刷手段を有することを特徴とする。
また、携帯端末は、前記サーバからコンテンツを印刷するための印刷権利を含む権利情報を取得する取得手段と、前記取得手段によって取得された権利情報を蓄積する蓄積手段と、前記権利情報を前記プリンタに転送する転送手段と、前記プリンタが前記権利情報に関連するコンテンツを取得したことに応じて前記サーバから発行される削除要求に基づいて、前記蓄積手段に蓄積された権利情報を削除する手段を有することを特徴とする。
また、プリンタの制御方法は、前記携帯端末が前記サーバから取得したコンテンツの印刷に対応する印刷権利を含む権利情報を、前記携帯端末から取得する権利情報取得工程と、前記印刷権利に基づいて前記サーバから直接コンテンツを取得するコンテンツ取得工程と、前記コンテンツ取得工程で取得したコンテンツを印刷する印刷工程を有することを特徴とする。
また、携帯端末の制御方法は、前記サーバからコンテンツを印刷するための印刷権利を含む権利情報を取得する取得工程と、前記取得手段によって取得された権利情報を蓄積する蓄積工程と、前記権利情報を前記プリンタに転送する転送工程と、前記プリンタが前記権利情報に関連するコンテンツを取得したことに応じて前記サーバから発行される削除要求に基づいて、前記蓄積工程で蓄積された権利情報を削除する削除工程を有することを特徴とする。
本発明によれば、ネットワーク上の印刷用のコンテンツを、携帯電話を経由して取得して印刷するためのプリントシステムにおいて、コンテンツ印刷のために携帯電話が占有されてしまう、またはコンテンツ印刷が中断されてしまうのを抑制することが可能である。
ユーザは所望のコンテンツを任意のタイミングで印刷することができるとともに、多機能な携帯電話を有効活用することができるという効果を奏する。
(実施例1)
図19は、本発明におけるコンテンツの構成を示す図である。図19では、コンテンツが権利情報と印刷情報の2つによって構成されているが、本発明を実現するシステムによっては権利情報と印刷情報が別々に管理される場合もある。よって、本発明において、コンテンツという場合は権利情報と印刷情報の双方を示す総称とする。
印刷情報は印刷データで構成される。その印刷データはネットワーク上のコンテンツサーバあるいは権利管理サーバとコンテンツサーバが一体となったサーバに存在し、ユーザがプリントを所望するデータのことである。本発明では、画像データや文書データがそれに相当し、プリンタでプリントできる形式であればそのファイル形式は問わない。
権利情報は、ユニークID、プレビュー画像、機種別情報、コンテンツ詳細情報で構成される。この権利情報は、ユーザが所望する印刷データを取得する場合、印刷するための権利としてユーザに与えられるものである。
ユニークIDは、ユーザがコンテンツを選んで印刷要求するごとに権利管理サーバにより発行され、サーバから印刷情報がダウンロードされると無効化されるものである。サーバ上に存在する1つの印刷情報(印刷データ)に対して複数回の印刷要求がある場合は、それぞれの印刷要求ごとに異なるユニークIDが発行されるものとする。
また、権利管理サーバは、このユニークIDによって対応するコンテンツおよびその印刷情報(印刷データ)を特定することが出来る。
プレビュー画像は、ユーザが所望するコンテンツを携帯電話またはプリンタ上で確認するために用いられる印刷情報に対応した画像データである。機種別情報とは、印刷情報をプリントできるプリンタタイプを示すもので、プリンタのメーカ、機種名、仕様バージョンなどで構成される。
コンテンツ詳細情報はプリンタが有する能力情報と対応するもので、印刷情報が対応できる用紙サイズ、用紙種別、文字コード、印刷データの解像度、印刷データのサイズ、ファイル形式で構成される。
プレビュー画像、機種別情報およびコンテンツ詳細情報は、サーバ上で印刷情報と関連付けて保存されている。
図22は、権利情報の一例である。
権利情報は、XML(eXtensible Markup Language:以下XMLと表記)で記述される。権利情報は、全体構成や印刷データの情報、およびプレビュー画像に関する情報と、プレビュー画像そのものからなる。
全体構成として、XMLのバージョン情報の他、印刷情報のURI、ファイル名、ユニークID、およびプレビュー画像のファイル名が図示の通り記載される。
なおここでは図示されていないが、機種別情報およびコンテンツ詳細情報も、同様の記述で記される。
図23は、プレビュー画像のデータ構造を示したものである。このデータ構造は、業界標準フォーマットとして広く普及しているJFIF(JPEG File Interchange Format)方式に準拠している。
図24、図25は、印刷情報の例である。
印刷情報は、XHTML−print(Extensible HyperText Markup Language − print:以下XHTML−printと表記)で記述される。印刷情報は、出力用紙サイズ、用紙への画像配置情報と共に、印刷データに関する情報を含んでいる。図24では印刷データをバイナリデータとして印刷情報の中に直接含む構成になっている。一方図25では、印刷データは印刷情報の中に記述されているファイル所在情報を基に、個別ファイルとして受信する場合を示している。
図26は、印刷データのデータ構造を示したものである。
このデータ構造は、図23のプレビュー画像のデータ構造と同様、JFIF方式に準拠したものである。
図1は本実施例を構成する全体構成の図である。
本実施例では、ユーザは携帯電話などの携帯端末を用いて印刷が可能なコンテンツの印刷権利を取得し、そのコンテンツに含まれる印刷情報をプリンタで印刷することが可能である。このような場合、特に印刷されるデータを著作権管理等のために、印刷にかかる料金を正確に管理し、また印刷する権利を正しく管理する事が求められる。これにより、本実施例のように端末間のデータの渡し合いになる状況下においても、コンテンツの印刷権利を正しく管理することが可能となる。
まずサーバ101は本構成におけるデータ管理等を行う為のサーバである。また本実施例ではコンテンツサーバ102と権利管理サーバ103の二種類のサーバが用意してある。コンテンツサーバ102の詳細については図6で述べるが、本システムにおいて、ユーザに取得されるコンテンツを保管、管理するサーバである。権利管理サーバ103はユーザがコンテンツの印刷権利を取得する際に消費するポイントや、またコンテンツの印刷権利取得の際のデータ制御/管理、サイトの情報管理などを行う。
なお、図1においてはサーバとしてコンテンツサーバ102、権利管理サーバ103として各々別で存在するが、これらは一つであっても問題はない。またサーバは2つ以上であっても2つである場合と同様の効果が得られるのであればこれに限らない。
携帯電話104は本構成においてコンテンツの印刷権利を取得してその印刷情報を印刷する為にユーザが操作する端末となる。この携帯電話104は通信回線107を通してサーバ101からデータを入手することが可能である。また携帯電話104から後述するプリンタ105に対してデータを送る事ができる。携帯電話に関する詳細なブロック図は図4で示す。
プリンタ105は図3で後述するが、コンテンツの印刷情報を印刷する画像処理装置である。またデータ通信108を通して携帯電話104との無線通信が可能であり、IrDA,Bluetoothで接続が可能である。またUSBなどの有線通信経路を使用した接続形態にてデータ通信を行うことも可能である。またプリンタ105はネットワーク106を介してサーバ101との通信が可能である。
本実施例は図1の構成を通して、サーバ101で管理している権利情報を、携帯電話104へダウンロードできる。またその権利情報を、携帯電話104を経由してプリンタ105に転送する。またプリンタ105においては、転送されてきた権利情報に基づいて、サーバ101から印刷情報を、ネットワーク106を介してダウンロードし、印刷を行う。
以上のように、携帯電話、プリンタを使用した印刷システムを構築している。
図2は図1の構成において、データ通信108が無い場合での本システムの全体構成である。
まずサーバ201は本構成におけるデータ管理等を行う為のサーバである。この図でも、コンテンツサーバ202と権利管理サーバ203の二種類のサーバが用意してある。コンテンツサーバ202の詳細については図6で述べるが、本システムにおいて、ユーザに取得されるコンテンツを保管、管理するサーバである。権利管理サーバ203はユーザがコンテンツの印刷権利を取得する際に消費するポイントや、またコンテンツの印刷権利取得の際のデータ制御/管理、サイトの情報管理などを行う。
なお、図2においてはサーバとしてコンテンツサーバ202、権利管理サーバ203として各々別で存在するが、これらは一つであっても問題はない。またサーバは2つ以上であっても2つである場合と同様の効果が得られるのであればこれに限らない。
携帯電話204は本構成においてコンテンツの印刷権利を取得してその印刷情報を印刷する為にユーザが操作する端末となる。この携帯電話204は通信回線208を通してサーバ201からデータを入手することが可能である。また、携帯電話204はメモリカード207が挿入可能であり、携帯電話204のデータの書込/保存が可能である。詳細なブロック図は図4で示す。
プリンタ205は図3で後述するが、コンテンツの印刷情報を印刷する画像処理装置である。特徴としては、メモリカード207の挿入が可能であり、メモリカード内のデータを読出/保存する、またメモリカード内にデータを書込/保存する事ができる。またプリンタ205はネットワーク206を介してサーバ201との通信が可能である。
本実施例は図2の構成を通して、サーバ201で管理している権利情報を、携帯電話204へダウンロードできる。また、その権利情報を携帯電話204からメモリカード207を経由してプリンタ205に保存する。そしてプリンタ205においてはメモリカードから読み出した権利情報に基づいて、サーバ201から印刷情報を、ネットワーク206を介してダウンロードし、印刷を行う。
以上のように、携帯電話、プリンタを使用した印刷システムを構築している。
便宜上、図1,2、を分けて説明しているが、本実施例としては図1,2の両方が実現可能な構成として各々の端末の説明を行う。
図3は、本発明の実施例である画像処理システムを構成するプリンタの概略構成を示すブロック図である。
プリンタにおいて、CPU301は、システム制御部であり、プリンタの全体を制御する。
ROM302は、CPU301が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、ROM302に格納されている各制御プログラムは、ROM302に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
画像メモリ303は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。またダウンロードした権利情報や印刷情報も画像メモリ303に格納される。
読取制御部304について説明する。読取部305が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取る。次に電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、上記実施例では、読取制御部304は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
LAN制御部306は、ネットワークで接続する際に、制御を行うための制御部である。
符号復号化処理部307は、プリンタで扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。
データ通信送受信部308は、IrDA、Bluetoothなどの無線通信などで携帯電話などの機器と通信を行うためのデータの送受信部となる。データ通信毎に送受信部は存在する場合がある。本実施例ではIrDA、Bluetooth、Pictbridgeでの接続を行う。
データ通信制御部309は、データ通信送受信部308からきたデータを制御する部位である。データ通信制御部309、データ通信送受信部308を使用して、IrDA、Bluetoothなどの無線接続や、Pictbridgeなどの接続にてデータを送る事が出来る。
データ蓄積部310はデータを蓄積するための部位である。画像メモリ303でのDRAMではデータバックアップ用の領域を用意していないため、本実施例ではデータ蓄積部としてデータ保存領域を用意している。画像メモリ303と共有する場合もある。データ蓄積部310にデータのバックアップなどを行う事が出来る。本実施例ではDRAMを用いているが、ハードディスクや揮発性メモリ等を使用する場合もあるのでこの限りではない。
USBホスト制御部311は、USB通信規格で定められたプロトコルで通信を行う為の制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことが出来る規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することが出来る。
メモリカード312は着脱可能なデータ記憶媒体であり、メモリカードを挿入できる不図示のメモリスロットにより、プリンタに装着する事が出来る。本実施例ではUSBホスト制御部311とインタフェースで接続されているが、この限りではない。メモリカードには権利情報や印刷情報が保存可能であり、USBホスト制御部311を通じて、それらメモリカード内のデータにアクセスする事が出来る。
RAM313は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値やプリンタの管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
データ変換部314は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開、XMLデータ展開、ベクターフォントのレンダリング等、画像データの変換を行う。
操作、表示部315は、ホームキー、ナビキー、決定キー、戻るキー等を備え、ユーザが画像印刷データの決定や登録値の設定データ設定の登録動作を行うための操作部である。また、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成される。この結果オペレータによる各種入力操作や、プリンタの動作状況、ステータス状況の表示等を行う事ができる。
解像度変換処理部316は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換処理部316において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
記録制御部317は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部319(後述)に出力する。また、記録部319を制御することにより、定期的に記録部319の状態情報を取得する役割も果たす。
記録部319では、カラー画像データ、またはモノクロ画像データが印刷部材に印刷される。
給紙部320は印刷のための用紙を保持する事ができる部位である。記録制御部317からの制御で給紙部320から給紙を行うことができる。特に給紙部は複数種類の用紙を一つの装置に保持するために、複数の給紙部を用意する事ができる。そして記録制御部317により、どの給紙部から給紙を行うかの制御を行うことができる。
USBファンクション制御部321は、USBインタフェースの通信制御を行うものである。USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU301が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信を行う。逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換してCPU301に対し送信を行ったりする。
本実施例においては、記録機能のUSB通信は1対1の接続形態を用いる。
上記構成要素301〜311、313〜321は、CPU301が管理するCPUバス323を介して、相互に接続されている。
本実施例においては、読取部305と読み取り制御部304において文書原稿を読取、解像度変換処理部316やデータ変換部314を経て、データ蓄積部310に文書データを保存する事ができる。そして操作表示部315からの操作によって、文書の検索ができる。なお、本実施例で想定している文書データは上記方法による文書だけでない。メモリカード312からの転送によるデータ、通信制御部を通した場合でのデータのようにデータをデータ蓄積部310に保存している状態であり、文書がページ情報をもっている場合であればこの限りではない。
図4は、本発明の実施例であるシステムを構成する携帯電話の概略構成を示すブロック図である。
携帯電話において、CPU401は、システム制御部であり、携帯電話の全体を制御する。
無線部402は、携帯電話において、無線通信を行う際に通信データを送受する部位である。
パケット通信制御部403は無線部402を使用した通信のうち、パケット通信を行う際に制御を行うブロックである。本実施例においては携帯電話のパケット通信において、携帯サイトのデータや、印刷に使用するデータ等をダウンロードする。
操作部404は携帯電話の操作するためのブロックである。テンキー、ファンクションキー、メニューキー、上下左右キーなど搭載している。これにより、通話だけでなく、パケット通信による無線通信や、IrDA、Bluetoothなどの通信を行う操作を携帯電話で行う事ができる。
表示部405は、携帯電話の情報を表示する部位である。本画面にて電話番号表示や、データ通信時のデータ選択、携帯サイトの表示などを行う。また、メモリカード408内の画像データも表示を行ったりする事ができる。
メモリ部406は携帯電話のデータを保存するためのメモリ部である。携帯電話のプログラムや、画像などのデータ、アプリケーションのデータなどが保存される。
またダウンロードした権利情報や印刷情報もメモリ部406に格納される。
メモリカード制御部407は携帯電話に着脱可能なメモリカード408を制御するブロックであり、メモリカード内のデータの読み込み、書き込みやアクセス制御などを行う。なおメモリカード408は権利情報、印刷情報を保存可能である。
スピーカー409、マイク410は主に電話で音声通信を行う際に使用する。マイク410から音を拾い、スピーカー409にて音を出す仕組みである。音声の通信は音声通信部411にて制御を行う。
データ通信制御部412、およびデータ通信送受便部413にて、IrDA、Bluetoothなどの通信を行う事ができる。データ通信制御部412ではデータの制御について、データ通信送受便部では、データの送受部位となる。本実施例においてはIrDAやBluetoothなどの無線通信、またPictbridgeなどの優先での通信を実施している。
図5は権利管理サーバの一実施例である。
先に図1,2において権利管理サーバ103,203として説明しているものの詳細についてここでは説明する。
権利管理サーバにおいて、CPU501は、システム制御部であり、権利管理サーバ全体を制御する。
ROM502は、CPU501が実行する際に必要なデータ等を格納する。
課金情報制御部503は、本実施例においてコンテンツの印刷権利取得にかかる料金をユーザに請求するための情報を制御する制御部である。後述する方法により、ユーザは印刷したい所望のコンテンツの権利情報をダウンロードして、さらに印刷情報をダウンロードする事が可能となる。ここでは、それらの処理で発生する課金情報を制御する。
ユーザ認証部504はユーザ認証を行うブロックである。本実施例において、携帯電話から権利情報の要求を受けた際に、要求したユーザを確認するユーザ認証を行う。その制御を行うのが本ブロックである。
ユーザ情報管理部505は後述するユーザ情報蓄積部507に携帯電話から蓄積されたユーザ情報を管理するブロックである。
大容量記録部506は権利管理サーバのデータの記憶部である。CPU501が実行する制御プログラムやオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、大容量記憶部506に格納されている各制御プログラムは、大容量記憶部506に格納されているOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。また、ユーザ情報蓄積部507、ユニークID蓄積部508、サイト情報蓄積部509なども大容量記憶部506に含まれる。
ユーザ情報蓄積部507は携帯電話から得られたユーザ情報や、印刷権利を取得したコンテンツの履歴、ユーザのポイント情報などが保存されている。
ユニークID蓄積部508はコンテンツの印刷権利毎に付与されたユニークIDが蓄積されている。また、各ユニークIDについて、該当するコンテンツの印刷権利を取得したユーザ、そのコンテンツの印刷情報のダウンロードが完了したか否かの情報も蓄積されている。
サイト情報蓄積部509は携帯電話で携帯サイトにアクセスした際に、ユーザがコンテンツを探すためのサイトの情報を蓄積する。
RAM510は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値やプリンタの管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
ユニークID管理部511は、ユニークIDを生成すると共に、ユニークID蓄積部508に蓄積されているデータを管理するブロックである。コンテンツサーバや携帯電話との情報のやり取りや必要な情報の取り回しなどを行う。
コンテンツ情報制御部512はコンテンツに関わる情報を制御するブロックである。ユニークID管理部で管理しない情報や、その他コンテンツについての情報を制御する。
サイト管理部513はサイトの管理を行うブロックである。サイトは携帯電話等でアクセス可能なサイトであり、大容量記憶部506内のサイト情報蓄積部509の情報を管理する。
LAN制御部514は権利管理サーバがネットワークに接続する為のLAN制御を行う。これにより、権利管理サーバはネットワーク接続が可能である。
図6はコンテンツサーバの一実施例である。
先に図1,2においてコンテンツサーバ102,202として説明しているものの詳細についてここでは説明する。
コンテンツサーバにおいて、CPU601は、システム制御部であり、コンテンツサーバ全体を制御する。
ROM602は、CPU601が実行する際に必要なデータ等を格納する。
LAN制御部603は権利管理サーバがネットワークに接続する為のLAN制御を行う。これにより、権利管理サーバはネットワーク接続が可能である。
コンテンツデータ管理部604は大容量記憶部605内のコンテンツデータ蓄積部606に蓄積されているデータを管理するブロックである。
大容量記録部605はコンテンツサーバのデータの記憶部である。CPU601が実行する制御プログラムやオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。上記実施例では、大容量記憶部605に格納されている各制御プログラムは、大容量記憶部605に格納されているOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を行う。
コンテンツデータ蓄積部606はユニークIDが付与される前のコンテンツを蓄積する。そのコンテンツに含まれるものとしては後述するプレビュー画像、機種別情報、コンテンツ詳細情報、印刷データが挙げられる。
RAM607は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値やプリンタの管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
図7は、携帯電話上で動作する携帯電話アプリケーションの一実施例である。
携帯電話アプリケーションは携帯電話104,204にて、動作可能なアプリケーションである。特に本実施例においては、携帯電話104,204や権利管理サーバ103,203から情報を取得する。この際に本アプリケーションを使用する。またプリンタ105,205に対して情報を送る際に本アプリケーションで行う。
情報表示部701は、図4での携帯電話が図5の権利管理サーバから取得したデータを表示する。ユーザのポイント残量やコンテンツのポイント情報、またコンテンツの候補や取得したコンテンツの権利情報にあるプレビュー画像の表示などが挙げられる。
情報取得部702は権利管理サーバからコンテンツを取得するブロックである。特に取得した際の取得完了情報を権利管理サーバに送信などの送受についての制御を行う。
情報管理部703は取得したコンテンツの情報を管理するブロックである。後述するコンテンツの権利情報や印刷情報など、コンテンツに関わる情報はこのブロックで管理を行う。コンテンツに関わる、必要なくなった情報の削除もここで行う。
印刷指示部704はコンテンツの印刷の指示を行う為のブロックである。プリンタに対して、印刷指示を行うブロックである。実施例1においては印刷指示だけでなく、印刷情報のプリンタへの転送、およびメモリカード207への権利情報の書込みも行う。
図8はプリンタ上で動作するプリンタアプリケーションの一実施例である。
プリンタアプリケーションはプリンタ105,205にて、動作可能なアプリケーションである。特に本実施例においては、プリンタ105,205や権利管理サーバ103,203から情報を取得する。この際に本アプリケーションを使用する。またプリンタ105,205に対して情報を送る際に本アプリケーションで行う。
情報表示部801は、図1のプリンタが携帯電話から取得した権利情報にあるプレビュー画像の表示を行う。
情報取得部802は携帯電話や権利管理サーバからコンテンツを取得するブロックである。特に取得した際の取得完了情報をサーバに送信などの送受についての制御を行う。また、メモリカード207から権利情報の取得も本ブロックで行う。
情報管理部803は取得したコンテンツの情報を管理するブロックである。コンテンツの権利情報や印刷情報など、コンテンツに関わる情報はこのブロックで情報管理を行う。コンテンツに関わる、情報の削除もここで行う。
印刷実行部804はコンテンツの印刷の実行を行う為のブロックである。
図9は、携帯電話でサイトを閲覧しコンテンツの印刷権利を取得して権利情報をダウンロードするまでを説明するシーケンス図である。
コンテンツサーバ、権利管理サーバ、携帯電話及びプリンタ間でのシーケンスについて説明する。
S901は携帯電話から権利管理サーバにサイト情報の要求をする。その要求に応じてS902では権利管理サーバがサイト情報を携帯電話に送信する。これにより、携帯電話によってサイト情報を閲覧することが可能となる。本実施例ではこのように携帯電話でサイトを閲覧することにより、印刷するコンテンツを選択したり、コンテンツの印刷権利を取得するためのポイントを購入することができる。
次にポイントを購入するシーケンスを示す。
S903により携帯電話からポイント購入要求が権利管理サーバへ送信される。ポイント購入要求を受信した権利管理サーバは、S904で携帯電話のユーザ情報を要求する。ユーザ情報の要求を受けた携帯電話は、S905でユーザ情報を権利管理サーバに送信する。
権利管理サーバはユーザ情報を受信すると、その携帯電話のユーザに対してポイントを付与する処理を行い、その後携帯電話に対してポイント情報を送信する。このポイント情報を受信することにより、携帯電話のユーザはコンテンツの印刷権利を購入することが可能となる。
ポイントを購入したユーザが所望のコンテンツの印刷権利を取得して印刷するためには、権利情報が必要である。そこで、S908で権利管理サーバに対してその権利情報を要求する。権利管理サーバは権利情報を発行するためにユーザ認証を行う。そのため、S909で権利管理サーバはユーザ情報の要求を行う。その要求に応答するためにS910で携帯電話からユーザ情報を送信する。
ユーザ情報を受信した権利管理サーバは、確認のためユーザ認証の処理を実行し、ユーザの確認がとれると携帯電話に対してその旨をS912で通知する。さらに権利管理サーバは、ユーザに付与されたポイント残量と、コンテンツの印刷権利の取得に必要なポイント消費量を確認し、その確認結果をS914で携帯電話に通知する。続けて、権利管理サーバは権利情報を作成するために、コンテンツサーバに対してプレビュー画像・機種別情報・コンテンツ詳細情報を要求する。コンテンツサーバは要求された情報をS916で権利管理サーバに送信する。権利管理サーバは、ユニークID管理部511により印刷権利を一意に特定するユニークIDを生成し、受信した情報と生成したユニークIDで構成される権利情報を作成する。
作成された権利情報は、携帯電話に送信される。携帯電話はS908で要求した権利情報を受信するとS919で携帯電話のメモリ部406に保存する。保存が完了すると携帯電話は権利管理サーバに対して権利情報を受信した旨を通知する(S920)。
権利管理サーバは、携帯電話から権利情報を受信した旨の通知を受けると、S906で予めユーザに対して付与していたポイントから、コンテンツの印刷権利取得に必要なポイント消費量分を消費する処理を実行する。
図10は、図9で携帯電話が権利管理サーバからユニークIDを含んだ権利情報をダウンロードした後、ユーザが任意のタイミングでその権利情報をプリンタへ転送することを説明するシーケンス図である。
ユーザは、ダウンロードした権利情報に対応した印刷情報を携帯電話からプリンタに対してIrDAやBluetoothなどでデータ通信を行うことで、その権利情報の転送を行う。
携帯電話からプリンタに対してデータ通信の要求をする(S1001)。データ通信の要求を受けたプリンタは、接続要求に対してOKの応答をする(S1002)。データ通信が可能となると、携帯電話はプリンタが有するプリンタ情報の要求を行い(S1003)、プリンタはその要求に対して自身が保持するプリンタ情報を携帯電話に転送する(S1004)。ここでプリンタ情報とは、そのプリンタのメーカー名、機種名、仕様バージョン、対応可能な用紙サイズやその種別、文字フォントがある。さらに、接続要求があったときのプリンタのステータス情報もプリンタ情報に含まれる。ステータス情報は、プリンタのエラー状態、用紙残量、インクあるいはトナーの残量、ネットワーク活性状態が含まれる。
携帯電話は、S1004で受信したプリンタ情報と携帯電話に保存されている権利情報とを比較して確認し、プリンタで印刷情報のプリントの可否を判断する(S1005)。プリント可能と判断すると、携帯電話に権利情報を送信する(S1006)。
プリンタは、受信した権利情報をプリンタの画像メモリ303に保存し(S1007)、権利情報を受信した旨を携帯電話に応答する(S1008)。
これらの処理を行うことで、ユニークIDを含む権利情報がプリンタに保存され、プリンタはこの保存された権利情報を元に、コンテンツの印刷情報をダウンロードして印刷することができる。
図11は、図10でプリンタが携帯電話から取得した権利情報をもとに、権利情報に対応するコンテンツの印刷情報をダウンロードして印刷するまでを説明するシーケンス図である。
まず、プリンタからネットワークを経由して権利管理サーバに対して、印刷情報要求を発行する(S1101)。この印刷情報要求には、図10のS1006で携帯電話からプリンタに渡された権利情報のうち、少なくともユニークIDが含まれる。権利管理サーバはこのユニークIDと印刷情報の関連付けを管理している。
権利管理サーバは印刷情報要求を受信すると、ユニークIDの有効性を判断する(S1102)。
ユニークIDが有効であれば、権利管理サーバはプリンタに対してその旨を通知し(S1103)、印刷情報を保管するコンテンツサーバに対して印刷情報要求を発行する(S1105)。
コンテンツサーバは権利管理サーバからの要求に基づいて、印刷情報を提供する(S1105)。
権利管理サーバは、コンテンツサーバから受信した印刷情報をネットワーク経由でプリンタに転送する(S1106)。
プリンタは、受信した印刷情報をプリンタの画像メモリ303に保存し、所定のタイミングで受信した印刷情報を印刷する(S1109)。印刷が完了すると、プリンタが有する権利情報を削除するとともに印刷情報も削除する(S1111、S1112)。S1111で権利情報を削除する前に、プリンタが有するユニークIDを無効化するように権利管理サーバに要求する(S1108)。
権利管理サーバは無効化要求に応じて、プリンタが要求した印刷情報に対応するユニークIDを無効化する処理を実行する(S1110)。
さらに、図10で説明したように権利管理サーバが転送した権利情報を有する携帯電話に対してその情報を削除するように要求する(S1113)。削除の要求が受信した携帯電話は、権利情報を携帯電話から削除し、削除したことを権利管理サーバへ通知する(S1114、S1115)。
なお、S1101において、印刷情報要求は、ユーザがプリンタの操作・表示部を操作することに応じて発行されてもよいし、プリンタが権利情報を取得したことに応じて自動的に発行されてもよい。
図12は、携帯電話が有する権利情報を削除することを説明するためのシーケンス図である。図11のS1114では、権利管理サーバからの要求にもとづいて携帯電話で権利情報を削除する処理を実行している。しかしこのタイミングで必ずしも権利管理サーバ103から携帯電話104に接続が可能であるとは限らない。そこで図12ではユーザ操作に基づいて携帯電話アプリケーションが起動することに応じて権利情報の削除を行うシーケンスを説明する。
携帯電話上で携帯電話アプリケーションが起動すると(S1201)、権利管理サーバに対して権利管理情報を削除するための確認要求をする(S1202)。
権利管理サーバは権利情報の確認要求を受信したことに応じて、携帯電話が有するユニークIDを要求する(S1203)。
携帯電話は権利管理サーバからのユニークIDの要求に応じて携帯電話が有するユニークIDを権利管理サーバに送信する(S1204)。
携帯電話から送信されたユニークIDにもとづいて、権利管理サーバは受信したユニークIDの有効性を確認し、その結果を携帯電話に送信する(S1205、S1206)。
携帯電話は確認結果を受信すると無効の権利情報があれば、その権利情報を削除する(S1207)。
携帯電話が複数のユニークIDを有していれば、S1204で複数のユニークIDを送信するようにすればよい。そのとき、権利管理サーバはS1205で受信した複数の権利情報に対する有効性の確認を行う。そうすれば、携帯電話はS1207で複数の権利情報を削除することができる。
あるいは、携帯電話が複数の権利情報を有している場合、1つずつ順次確認を行うようなシーケンスにしてもよい。
図13は携帯電話104が権利管理サーバ103から権利情報をダウンロードする際の権利管理サーバ103のCPU501が実行する処理の流れを示したものである。
まず携帯電話104から権利情報要求が権利管理サーバ103に伝えられる(S1301)。
次に権利管理サーバ103は携帯電話104に対してユーザ情報を要求し、その応答として携帯電話104から送られてくるユーザ情報を受信する(S1302)。
権利管理サーバのCPU501は、携帯電話からLAN制御部514を介して権利情報の要求を受信する(S1301)。受信要求を受けるとCPU501はユーザ情報の要求を行い、携帯電話が応答して転送してきたユーザ情報を受信する(S1303)。
次に受信したユーザ情報について、ユーザ認証部504でユーザ情報蓄積部507をもとにユーザの認証を行う(S1303)。ここで受信したユーザ情報が、ユーザ情報蓄積部507に蓄積されている場合には、権利情報を要求している携帯電話の利用者が正規ユーザであると判断する。
ユーザ認証を行った結果、正規のユーザでない場合は、携帯電話104へエラーを送信し(S1304、S1305)、処理を終了する。
ユーザ認証を行った結果、正規のユーザであった場合は、CPU501は認証したユーザのポイント残量と要求されたコンテンツのポイント消費量を比較する(S1304、S1306)。
比較を行った結果、ユーザのポイント残量が要求されたコンテンツのポイント消費量に足りない場合がある。その際は携帯電話104にエラーを送信し、処理を終了する。(S1307、S1308)。
比較を行った結果、ユーザのポイント残量が要求されたコンテンツのポイント消費量より大きい場合がある。その際CPU501は、まず権利管理サーバ103がコンテンツサーバ102にアクセスするように制御する。そして要求されたコンテンツに対するプレビュー画像、機種別情報、印刷用紙といったコンテンツ詳細情報を取得し、一旦RAM510に蓄積する(S1307、S1309)。
次にCPU501は、要求されたコンテンツに対するプレビュー画像、機種別情報、印刷用紙情報にユニークIDを追加し、権利情報を作成し、携帯電話104に送信するように制御する(S1310、S1311)。
携帯電話104が権利情報を正常に保存できたことを確認した場合は、CPU501はユーザのポイント残量から購入したコンテンツのポイント消費量分を消費し、ユーザ情報管理部505の情報を更新するように制御する(S1312、S1313)。一方、S1312で権利情報を正常に保存できなかった場合は、処理を中断し終了する(S1312)。
図14は携帯電話104が権利管理サーバ103から権利情報をダウンロードする際の携帯電話104のCPU401が実行する処理の流れを示したものである。
まず携帯電話104のCPU401は権利管理サーバ103へアクセスし、権利情報要求を権利管理サーバへ送信するように制御する(S1401)。
次にCPU401は、ユーザ情報を携帯電話104から権利管理サーバ103へ送信する(S1402)。
送信したユーザ情報が正しく認証できなかった場合は、CPU401は携帯電話104の表示部405にエラーを表示させ、処理を終了する(S1403、S1404)。
送信したユーザ情報が正しく認証できた場合は、次のS1403へ進む。権利管理サーバ103でユーザのポイント残量と要求したコンテンツのポイント消費量との比較を行う。もしポイント残量が要求したコンテンツのポイント消費量に足らなかった場合は、権利管理サーバ103よりエラーが通知されるので、CPU104は携帯電話104の表示部405にエラーを表示させる(S1405、S1406)。
ポイント残量が要求したコンテンツのポイント消費量より大きかった場合は、権利管理サーバ103から権利情報を受信する(S1405、S1407)。
次に携帯電話104は受信した権利情報を携帯電話104のメモリ部406に保存し、正常に保存ができた場合は権利管理サーバ103へ正常に保存できたことを通知し、処理を終了する(S1409)。
正常に権利情報を保存できなかった場合は、権利管理サーバ103へエラーを送信すると共に携帯電話104の表示部406にエラーを表示させて、処理を終了する(S1409〜S1411)。
図15は携帯電話104からプリンタ105へ権利情報を送信し、プリンタ105が権利情報を保存するまでの携帯電話104のCPU401が実行する処理の流れを示したものである。
まず、携帯電話104のCPU401はメモリ部406に保存されている権利情報の中から印刷を実行するコンテンツを選択する(S1500)。このとき携帯電話104においてコンテンツをユーザに選択させる手段として、携帯電話104の表示部405に、携帯電話104のメモリ部406に保存されている権利情報のプレビュー画像を表示する。また、複数の権利情報が保存されている場合は、複数のプレビュー画像を表示させそのうちのひとつを選択するユーザインタフェースを提供する。
次に、携帯電話104はデータ通信送受信部413からIrDAやBluetoothなどの通信手段を用いてプリンタ105のデータ通信送受信部308へ接続要求を行う(S1501)。
接続が正常に行えなかった場合は、携帯電話104は携帯電話104の表示部405にエラーを表示し、処理を終了する(S1502、S1503)。
接続が正常に行えた場合は、携帯電話104のCPU401はプリンタ105からプリンタ情報を取得する(S1502、S1504)。ここでプリンタ情報には、メーカ、機種名、仕様対応状況、Capability(対応用紙サイズ、用紙種、対応文字コード)、ステータス(エラー状態、用紙残量、インク残量、ネットワーク活性状態)などが含まれ、一旦メモリ部406に保存される。
次にメモリ部406に保存されたプリンタ情報と選択したコンテンツの権利情報に含まれる機種別情報、印刷用紙といったコンテンツ詳細情報とを比較する(S1505)。
その結果、権利情報に含まれる印刷用紙情報が、接続したプリンタ105の対応用紙サイズと合致しないなど何かしらの問題が生じ、プリンタ105に権利情報を送信できない場合がある。その際は携帯電話104は携帯電話104の表示部405にエラーを表示し、処理を終了する(S1506、S1507)。
プリンタ情報と権利情報に含まれる機種別情報、印刷用紙といったコンテンツ詳細情報との比較の結果、送信可能であった場合は、CPU401はプリンタ105に権利情報を送信するように制御する(S1506、S1508)。
携帯電話104からプリンタ105に権利情報を送信した結果、プリンタ105が正常に受信できれば、処理を終了する(S1509)。一方、携帯電話104からプリンタ105に権利情報を送信した結果、プリンタ105が正常に受信できなければ、携帯電話104の表示部405にエラーを表示し、処理を終了する。
図16は携帯電話104からプリンタ105へ権利情報を送信し、プリンタ105が権利情報を保存するまでのプリンタ105のCPU301が実行する処理の流れを示したものである。
まずプリンタ105のデータ通信送受信部308に携帯電話104のデータ通信送受信部413からIrDAやBluetoothなど通信手段を用いて接続要求が行われる(S1601)。
プリンタ105がエラー状態であったり、不図示の外部処理装置から印刷動作を実行中であるなどで、携帯電話104からの印刷を実行可能な状態でない場合、携帯電話104にエラーを通知するように制御し処理を終了する(S1602、S1603)。
プリンタ105が動作可能な状態である場合は、携帯電話104にプリンタ情報を送信するように制御する(S1604)。
プリンタ105が送信したプリンタ情報と携帯電話104が保存しているコンテンツ詳細情報を、携帯電話104で比較した結果をプリンタ105が受信すると、対象のコンテンツが印刷できる場合、携帯電話104から権利情報が送られてくる。そのため、プリンタ105は携帯電話104から送信される権利情報を受信し、権利情報を画像メモリ303に保存する(S1605、S1607)。
権利情報が正常に保存できた場合、携帯電話104に正常に保存できたことを通知し、処理を終了する(S1608)。一方、権利情報が正常に保存できなかった場合、携帯電話104にエラーを通知し、処理を終了する(S1609)。
図17は、実施例1において、ネットワーク対応プリンタ105が、ネットワーク106を介してサーバ101から印刷情報を取得するまで(図11)の権利管理サーバ103のCPU501が実行する処理の流れを示したものである。
なお、プリンタ105と権利管理サーバ103の間のデータ転送は、LAN514制御部を介して行われる。
CPU501は、プリンタ105から印刷情報の要求を受信する(S1701)。このときプリンタ105においてコンテンツをユーザに選択させる手段として、プリンタ105の表示部315に、プリンタ105の画像メモリ303に保存されている権利情報から抽出したプレビュー画像を表示する。また、複数の権利情報が保存されている場合は、複数のプレビュー画像を表示させそのうちのひとつを選択するユーザインタフェースを提供する。そして、ユニークID管理部511でプリンタ105から印刷情報要求に付して送られたユニークIDが有効であるかどうか確認する(S1702)。S1702でユニークIDが無効であった場合は、プリンタ105へユニークIDが無効である旨を通知し(S1709)、フローを終了する。S1702でユニークIDが有効であった場合は、コンテンツサーバ102から印刷情報を受信し(S1703)、受信した印刷情報をプリンタ105へ送信する(S1704)。このとき、受信した印刷情報は一旦RAM510に蓄積された後、プリンタ105へ送信される。
プリンタ105からユニークID無効化要求を受信すると(S1705)、ユニークID管理部511で該当するユニークIDに対する権利を無効化する(S1706)。S1705において、プリンタ105からユニークID無効化要求を受信しなかった場合は、フローを終了する。
S1706で該当するユニークIDに対する権利を無効化した後、携帯電話104へ権利情報を削除するよう要求する(S1707)。携帯電話から権利情報削除完了通知を受信し(S1708)、フローを終了する。
なお、ユニークIDの無効化をプリンタ105からのユニークID無効化要求の受信により行う場合を説明したが、S1704でプリンタ105への印刷情報送信が正常に完了したことによりユニークIDの無効化処理を行うようにすることも可能である。
また、ユニークIDを無効化すると同時に携帯電話104への権利情報削除要求も行う場合を説明したが、このタイミングで必ずしも権利管理サーバ103から携帯電話104に接続が可能であるとは限らない。このためここでは権利情報削除要求は行わず、携帯電話104の都合のよいタイミングで権利管理サーバ103に対してユニークIDが有効か否かを問い合わせることによって無効な権利情報を削除するようにすることも可能である。
図18は、実施例1において、ネットワーク対応プリンタ105が、ネットワーク106を介してサーバ101から印刷情報を取得するまで(図11)のプリンタ105のCPU301が実行する処理の流れを示したものである。プリンタ105と権利管理サーバ103とのデータ通信は、LAN制御部306を介して実行される。
プリンタ105のCPU301は、画像メモリ303に保存されている権利情報のうち少なくともユニークIDを取得する。そしてそのユニークIDを含む印刷情報要求を生成し権利管理サーバ103に対し、印刷情報を要求する(S1801)。権利管理サーバ103からユニークIDが有効であることの確認完了通知を受信すると(S1802)、権利管理サーバ103から印刷情報を受信する(S1803)。
S1802において、権利管理サーバ103から、ユニークIDが無効であるという通知を受信した場合は、ユニークIDが無効である旨をプリンタ105の操作・表示部315で表示させて(S1809)、フローを終了する。
S1803で印刷情報の受信を終えると、印刷情報を画像メモリ303に保存する(S1804)。S1804において、印刷情報の保存を正常に終了できなかった場合には、権利管理サーバ103へ印刷情報の保存に失敗した旨を通知し(S1810)、フローを終了する。S1804において、印刷情報の保存を正常に終了した場合には、権利管理サーバ103へユニークIDの無効化を要求する(S1805)。続いて、印刷情報の印刷(S1806)、権利情報の削除(S1807)、印刷情報の削除(S1808)を行い、フローを終了する。
本発明によれば、ネットワーク上の印刷用のコンテンツを、携帯電話を経由して取得して印刷するためのプリントシステムにおいて、コンテンツ印刷のために携帯電話を占有する機会や、コンテンツ印刷が中断されてしまう機会を最小限にとどめることが可能である。
ユーザは所望のコンテンツを任意のタイミングで印刷することができるとともに、多機能な携帯電話を有効活用することができるという効果を奏する。
また、コンテンツの印刷権利を一意に特定するユニークIDを用いて印刷権利の管理を行い、印刷情報のダウンロードの可否を制御することで、印刷情報が不正に複製されることを防ぐことも出来る。また、印刷情報を要求する前にプリンタ情報と権利情報に含まれるコンテンツ詳細情報から印刷可否を判断することで、ユーザが取得した印刷権利が不用意に無効化されることを防ぐこともできる。
図20は、実施例1において、携帯電話104に保存されている権利情報を削除する場合(図12)の、権利管理サーバ103のCPU501が実行する処理の流れを示したものである。
実施例1では、図11で示すように、権利管理サーバ103でユニークIDを無効化した後、携帯電話104へ権利情報削除要求を送信し、権利情報を削除する方法もある。しかしこのタイミングで必ずしも権利管理サーバ103から携帯電話104に接続が可能であるとは限らない。そこで図12に示すような方法で削除してもよいし、両方の方法を備えていてもよい。
携帯電話104から、印刷権利確認要求を受信すると(S2001)、携帯電話104へユニークIDを要求する(S2002)。携帯電話104の所有するユニークIDを受信すると(S2003)、受信したユニークIDが有効か無効かをユニークID管理部(511)でチェックさせ(S2004)、その結果を携帯電話104へ送信する(S2005)。
図21は、実施例1において、携帯電話104に保存されている権利情報を削除する場合(図12)の、携帯電話104のCPU401が実行する処理の流れを示したものである。実施例1では、図11で示したように、権利管理サーバ103でユニークIDを無効化した後、携帯電話104へ権利情報削除要求を送信し、権利情報を削除する方法もある。しかしこのタイミングで必ずしも権利管理サーバ103から携帯電話104に接続が可能であるとは限らない。そこで図12に示す方法で削除してもよいし、両方の方法を備えていてもよい。
ユーザが携帯電話の操作部404を操作することに応じて、CPU401はアプリケーションを起動する(S2101)。権利管理サーバ103へ問合せるため印刷権利確認要求を送信する(S2102)。権利管理サーバ103からユニークIDの要求を受け(S2103)、メモリ部406に保存されているユニークIDを送信する(S2104)。そして、管理サーバ103からユニークIDの有効性を確認した結果を受信する(S2105)。次にCPU401はS2105で受信したユニークIDの有効性確認結果をチェックし(S2106)、ユニークIDが無効であった場合には、そのIDを含む権利情報をメモリ部406から削除する(S2107)。図21の処理を、携帯電話104のメモリ部406に保存されている権利情報すべてについて繰り返すことにより、携帯電話104内の権利情報を更新することができる。
以上のように権利情報の削除を携帯電話アプリケーションの起動時に行うことで、印刷情報のダウンロード完了時に携帯電話と権利管理サーバの接続が行えない場合であっても不要な権利情報を削除することができる。
本実施例では、図1に示すようにコンテンツサーバと権利管理サーバがそれぞれ独立して存在しているが、それらサーバが一体化した構成でも同様に権利情報を取得することができる。図34は、サーバが一体化した構成において、その権利情報を取得することを説明するためのシーケンス図である。それによって携帯電話での処理は特別な変更はないので、ここでの説明は省略する。
(実施例2)
図33に示すシーケンス図では、まず図10のように携帯電話が権利管理サーバからユニークID含んだ権利情報を取得した後、ユーザが任意のタイミングでその権利情報をプリンタへ転送する。更に取得した権利情報をもとに、権利情報に対応するコンテンツの印刷情報をダウンロードする。
図10では、ダウンロードした権利情報をIrDAやBluetoothなどでデータ通信を行うことでプリンタへ転送していた。しかし、ここでは携帯電話へダウンロードした権利情報をいったん携帯電話に装着された着脱可能なメモリカードに蓄積した後、メモリカードをプリンタに装着することで権利情報をプリンタで利用可能にすることを説明する。
携帯電話が権利管理サーバからダウンロードした権利情報は、携帯電話に装着されたメモリカードに書き込まれ保存される(S3301、S3302)。
ユーザは任意のタイミングで携帯電話からメモリカードを取り出し、そのメモリカードをプリンタのカードスロットに挿入する(S3303)。
プリンタは、挿入されたメモリカードから権利情報を読み出し、読み出した権利情報をプリンタ内部に備えるRAMなどのメモリに保存する(S3304、S3305)。
その後、プリンタは保存した権利情報とプリンタ自身の能力とから、権利情報に対応する印刷情報を印刷できるかを確認する(S3306)。印刷可能であれば、ネットワークを経由して権利管理サーバに印刷情報要求を送信する(S3307)。
このS3307からS3318までの処理は、図11で説明したS1101からS1112までと同様のシーケンスなので説明を省略する。
このようにすることで、携帯電話あるいはプリンタがIrDAやBluetoothなどでデータ通信を行う機能がない場合でもメモリカードを利用することで、プリンタに権利情報を渡して所望の印刷情報をダウンロードすることができる。
また、S3304におけるメモリカードから権利情報を読み出すタイミングは、プリンタの操作部からユーザの操作に応じて権利情報を読み出してもよいし、カードを挿入したタイミングで自動的に権利情報を読み出してもよい。
(実施例3)
図35は、図1のネットワーク106を利用しないで印刷情報をダウンロードするシステムを説明する図である。サーバ3501から通信回線3506を介してダウンロードした権利情報を携帯電話3504が保存した後に、さらに携帯電話3504はその権利情報をプリンタ3505に渡さずにサーバからから印刷情報をダウンロードする。そして、携帯電話3504から権利情報と印刷情報がデータ通信3507を介してプリンタ3505に転送される。つまり、通信回線3506とデータ通信3507を利用して権利情報と印刷情報をダウンロードするシステムである。
サーバ3501と携帯電話3504の構成は、それぞれ図5および図4で示されるサーバ101と携帯電話104と同様の構成である。各ブロックの機能に一部異なる場合は、その都度説明する。
プリンタ3505は、図3で示されるのプリンタ105の構成からLAN制御部を除かれる以外は同様の構成である。上記同様に、各ブロックの機能に一部異なる場合は、その都度説明する。
図36および図37は、図35のシステムにおいてコンテンツの印刷権利を取得し、そのコンテンツの印刷情報を印刷するまでのシーケンスを説明する図である。
図36は、携帯電話がコンテンツの印刷権利を取得して権利情報をダウンロードするまでを説明するシーケンス図であり、先に説明した図9のS908以降と同様のシーケンスとなるので説明を省く。
図37は、携帯電話がサーバから印刷情報を印刷するために携帯電話とプリンタでプリンタ情報を確認し、その後携帯電話がサーバから印刷情報をダウンロードしてプリンタで印刷することを説明するシーケンス図である。
図1のシステムにおける図10のシーケンスと図37が異なる点は、権利情報をプリンタへ転送することせず、単にプリンタ情報のやりとりを行うだけである点にある。図37のS3701〜S3705は、図10のS1001〜S1005と同様なので説明を省略する。
S3705で図36のS3611でダウンロードした権利情報とS3704で取得したプリンタ情報からプリンタでプリント可能と判断すると、携帯電話が権利管理サーバに印刷情報の要求をする。このとき携帯電話は先にダウンロードした権利情報のうち少なくともユニークIDを含む印刷情報要求を生成して権利管理サーバに送る(S3706)。
携帯電話からの要求に応じて、権利管理サーバはユニークIDの有効性を確認する(S3707)。ユニークIDが有効であると、権利管理サーバは携帯電話に確認した旨を通知するとともに、コンテンツサーバに対して印刷情報の要求を行う(S3708、S3709)。
権利管理サーバからの要求にコンテンツサーバが応答して、コンテンツサーバが有する印刷情報が権利管理サーバを経由して携帯電話に転送される(S3710、S3711)。携帯電話は転送された印刷情報を携帯電話内で保存し、保存した印刷情報をプリンタへ転送する(S3712、S3715)。さらに携帯電話は、印刷情報を取得後に権利化サーバに対してユニークIDの無効化するように要求する(S3713)。
権利管理サーバは、ユニークIDの無効化要求に応じてその処理を実行する(S3714)。
印刷情報を取得したプリンタはその印刷情報をプリンタの画像メモリ303に保存する。そして、プリント処理を実行した後に保存した印刷情報を削除する(S3716,S3719、S3720)。
携帯電話はプリンタから印刷情報を保存した旨の通知を受けると、その印刷情報に対応する権利情報を削除する(S3717、S3718)。
図38は実施例3において、図35の携帯電話3504がサーバ3501から情報を取得し、プリンタ3505に情報を送信することで印刷を行うまで(図37)の権利管理サーバ3503の処理の流れを示したものである。特に断りが無い限り、図5の構成図をもとに説明する。
権利管理サーバ3503のCPU501はネットワークを通し、携帯電話3504から印刷情報要求を受信することで動作を開始する(S3801)。
ユニークID管理部511で印刷情報要求に付して送られたユニークIDの確認を行い(S3802)、ユニークIDが有効かどうかの判断を行う(S3803)。もし無効であった場合は携帯電話3504に対してLAN制御部514を介して印刷情報を取得できないことを知らせてフローを終了する(S3804)。もし有効だった場合は携帯電話3504に対してLAN制御部514を介して印刷情報を取得できたことを知らせ(S3805)次のステップに進む。
そして、コンテンツサーバ3502に対して印刷情報要求を送信し(S3806)、これに対する返答がコンテンツサーバ3502から返却されるまで待機する。
CPU501はコンテンツサーバ3502から印刷情報を受信する(S3807)と、LAN制御部514を介して携帯電話3504に対してこの印刷情報を送信し(S3808)待機する。
その後、携帯電話3504からユニークID無効要求を受信する(S3809)と、ユニークID511で内部に保持しているユニークIDを無効にし(S3810)、フローを終了する。
図39は実施例3において、図35の携帯電話3504がサーバ3501から情報を取得し、プリンタ3505に情報を送信することで印刷を行うまで(図37)の携帯電話3504の処理の流れを示したものである。特に断りが無い限り、図4の構成図をもとに説明する。
携帯電話3504のCPU401がプリンタ3505に対し、接続要求を送信するように制御することで動作を開始する(S3901)。このとき、携帯電話3504とプリンタ3505は、IrDA、Bluetoothなどのデータ通信送受信部413を介して情報を伝達できる何らかの経路で接続されているものとする。
CPU401は、プリンタ3505から接続完了通知を受信する(S3902)と、接続が正常に終了したかどうかの判定を行う(S3903)。もし接続が失敗した場合はフローを終了する。もし接続が成功した場合は、プリンタ3505に対してプリンタ情報要求を送信し(S3904)、これに対してプリンタ3505から応答があるまで待機する。
CPU401は、プリンタ3505からプリンタ情報を受信すると(S3905)、権利情報に含まれるコンテンツ詳細情報とプリンタ情報を比較し(S3906)、プリンタ3505に対して印刷情報を送信可能かどうかの判断を行う(S3907)。プリンタ3505に対して印刷情報を送信可能でなかった場合はフローを終了する。プリンタ3505に対して印刷情報を送信可能だった場合、権利情報のうち少なくともユニークIDを含む印刷情報要求を生成し、権利管理サーバ3503に対して送信する(S3908)。そしてこれに対する返答が権利管理サーバ3503から返却されるまで待機する。
CPU401は、権利管理サーバ3503から印刷情報要求結果を受信すると(S3909)、印刷情報要求が権利管理サーバ3503で受け入れられたかどうかの判定を行う(S3910)。印刷情報要求が受け入れられなかった場合はフローを終了する。印刷情報要求が受け入れられた場合、権利管理サーバ3503から印刷情報が送られて来るまで待機する。
CPU401は、権利管理サーバ3503から印刷情報を受信した後(S3911)、この印刷情報をメモリ部406に保存する。(S3912)。次に、権利管理サーバ3503に対しユニークID無効要求を送信(S3913)した後に、プリンタ3505に対して印刷情報を送信し(S3914)、待機する。
CPU401は、プリンタ3505から印刷完了を受信する(S3915)と、メモリ部406に保存した印刷情報を削除し(S3916)、フローを終了する。
図40は実施例3において、携帯電話3504がサーバ3501から情報を取得し、プリンタ3505に情報を送信することで印刷を行うまで(図37)のプリンタ3505の処理の流れを示したものである。特に断りが無い限り、図3の構成図をもとに説明する。
プリンタ3505のCPU301は、携帯電話3504から接続要求を受信することで動作を開始する(S4001)。このとき、携帯電話3504とプリンタ3505は、IrDA、Bluetoothなどのデータ通信送受信部413を介して情報を伝達できる何らかの経路で接続されているものとする。
CPU301は、携帯電話3504からの接続要求に対し、接続可能かどうかの判断を行う(S4002)。もし接続が出来ない場合は携帯電話3504に接続失敗の接続完了通知を送信し(S4003)フローを終了する。もし接続が可能な場合は携帯電話3504に接続成功の接続完了通知を送信し(S4004)、携帯電話3504からプリンタ情報要求を受信するまで待機する。
CPU301は、携帯電話3504からプリンタ情報要求を受信すると(S4005)、プリンタ情報を作成した後に携帯電話3504へプリンタ情報を送信し(S4006)、携帯電話3504から印刷情報を受信するまで待機する。
CPU301は、携帯電話3504から印刷情報を受信すると(S4007)、この印刷情報を画像メモリ303に保存し(S4008)、携帯電話3504へ保存完了通知を送信する(S4009)。
次にCPU301は、印刷情報をもとに記録部319で印刷を行う(S4010)。CPU301は印刷が終了すると、保存していた印刷情報を画像メモリ303から削除し(S4011)フローを終了する。
以上のように、プリンタがネットワーク経由で権利管理サーバに接続することが出来ない場合であっても本発明は有効である。コンテンツの印刷権利を一意に特定するユニークIDを用いることで、印刷情報が不正に複製されることを防ぐことが出来る。また、印刷情報を要求する前にプリンタ情報と権利情報に含まれるコンテンツ詳細情報から印刷可否を判断することで、ユーザが取得した印刷権利が不用意に無効化されることを防ぐことができる。
(実施例4)
図27は本発明において、コンテンツの権利情報を携帯電話にダウンロードした後に印刷を行う際の、印刷情報をダウンロードする通信経路を選択する際の一実施例をあらわしたシーケンス図である。
ここで通信経路について説明する。図35のように、携帯電話104が通信回線107を用いてコンテンツサーバ102から印刷情報をダウンロードして、次にデータ通信108を用いてプリンタに印刷情報を送信して印刷する経路を印刷経路1とする。
一方、図1のように、プリンタが携帯電話から受け取った権利情報に基づいてネットワーク106を用いてコンテンツサーバ102から印刷情報をダウンロードして印刷する経路を印刷経路2とする。
本実施例では、印刷経路のサポートの有無や、各印刷経路の接続状態、プリンタあるいは携帯電話の能力に応じて印刷経路1または印刷経路2のいずれかを選択する方法について説明する。
この選択方法について図27を用いて説明する。
コンテンツサーバ、権利管理サーバ、携帯電話、プリンタ間の通信のシーケンスを以下に説明する。
S2701〜S2702は図4に示した携帯電話がプリンタに対して通信を行うために接続要求を行う際のシーケンスである。S2701は携帯電話からプリンタに接続要求を行い、それに応じてS2702では接続の確立を返信するOKを送信している。これにより携帯電話とプリンタ間の通信が可能となる。
S2703〜S2704は携帯電話がプリンタに対してプリンタ情報を要求し、それに応じてプリンタがプリンタ情報を送信している。S2703で要求するプリンタ情報には、メーカ、機種名、仕様対応状況、Capability、エラー状態、用紙残量、インク残量、ネットワーク106活性状態、プリンタメモリ状態などが含まれている。このプリンタ情報を取得することで、ネットワーク106が通信可能状態にあるかどうかを判定することができる。また、プリンタが携帯電話から印刷情報を受信するだけの十分なメモリがあるかどうかを判定することができる。
S2705〜S2706では、携帯電話が権利管理サーバに接続要求を行い、それに対する応答を送信している。S2705〜S2709を行うことで通信回線107が通信可能状態にあるかどうかを判定することができる。S2707ではS2701〜S2706までのシーケンスの実行結果により通信経路を選択する。選択方法については図29〜図32で述べる。
図28は印刷情報をダウンロードする通信経路を選択する際の携帯電話の表示部405の表示例を表した図である。2801は印刷経路選択画面をあらわしている。表示部405には、経路選択のためのメニューが表示される。ユーザは操作部404を操作することによりメニューに対するフォーカスを移動させることで通信経路を選択する。
“自動選択”を選択した場合は、携帯電話が通信経路1か、通信経路2かを自動的に判断する。自動的に判断する際に、通信経路1と通信経路2のどちらでも可能な場合はデフォルトの通信経路が決められている。
“携帯電話経由でダウンロード”を選択した場合は通信経路1が選択されたことになる。“プリンタ経由でダウンロード”を選択した場合は通信経路2が選択されたことになる。
図29〜図32では図27のS2707の通信経路選択の方法を説明する。図29は携帯電話のCPU401が通信経路1、通信経路2の通信状態によって通信経路を変更するフローを説明した図である。
S2901から始まり、S2902に進む。S2902でCPU401は印刷経路1が通信可能状態にあるかどうかを判定する。これはS2704においてプリンタから携帯電話が受け取ったプリンタ情報の中に含まれるネットワーク106活性状態を参照することで可能である。通信経路1が通信可能状態にある場合はS2903に進み、通信可能状態に無い場合はS2904に進む。
S2903では印刷経路2は通信可能状態にあるかどうかを判定する。これは図27のS2705において通信回線107が通信可能状態にあるかどうかを判定していることにより可能となる。通信経路2が通信可能状態にある場合はS2905に進み、通信可能状態に無い場合はS2906に進む。S2905では、通信経路1と通信経路2が共に通信可能状態にあるのでデフォルトの通信経路を選択してS2909に進む。S2903で印刷経路1だけが通信可能状態であると判定されると、S2906で通信経路1を選択してS2909に進む。S2904ではS2903と同様に印刷経路2が通信可能状態にあるかどうかを判定する。通信経路2が通信可能状態にある場合はS2907に進み、通信可能状態に無い場合はS2908に進む。S2907では通信経路2を選択してS2909に進む。S2908では通信経路1と通信経路2が共に通信可能状態ではないのでエラーで印刷を中止してS2909に進む。S2909では本フローを終了する。
本フローを実行することで、ユーザは印刷情報を印刷しようとした時、自動的に通信可能な経路を選択して印刷を行うことができる。また、図28において“携帯電話経由でダウンロード”または“プリンタ経由でダウンロード”を選択して経路を決定してしまっているときでも、本フローを実行することで通信不可能な経路を回避することができる。
また、本フローでは通信経路1と通信経路2の通信可能状態をチェックしたが、通信経路2では通信可能状態をチェックせず、簡易的にプリンタがネットワーク接続機能を有した機種であるか否かだけを条件に判断することで通信経路の選択を行ってもよい。
図30は通信経路1、通信経路2の通信状態によって通信経路を変更するために、携帯電話のCPU401が実行する処理フローを説明した図であり、図29との違いは通信経路1と通信経路2の通信速度を考慮した点である。
S3001から始まり、S3002に進む。S3002でCPU401は印刷経路1が通信可能状態にあるかどうかを判定する。これは図27のS2704においてプリンタから携帯電話が受け取ったプリンタ情報の中に含まれるネットワーク106活性状態を参照することで可能である。通信経路1が通信可能状態にある場合はS3003に進み、通信可能状態に無い場合はS3006に進む。
S3003では印刷経路2は通信可能状態にあるかどうかを判定する。これは図27のS2705において通信回線107が通信可能状態にあるかどうかを判定していることにより可能となる。通信経路2が通信可能状態にある場合はS3004に進み、通信可能状態に無い場合はS3008に進む。
S3004でCPU401は、印刷経路1の通信速度1は印刷経路2の通信速度2よりも速いかを判定する。これによりCPU401は通信速度が速い印刷経路を自動的に選択して印刷できるようになる。判断基準となる通信速度の閾値は機種ごとに設定すればよく、一例として通信速度1と通信速度2の比率が10倍違ったら速いと判定すれば良い。もちろん、比率ではなく単純に通信速度を比較して判定してもよい。通信速度1が通信速度2よりも速かったらS3008に進み、そうでない場合はS3005に進む。S3005ではS3004と同様にして通信速度の比較を行う。通信速度2が通信速度1よりも速かったらS3009に進み、そうでない場合はS3007に進む。S3007ではデフォルトの印刷経路を選択してS3011に進む。S3008では印刷経路1を選択してS3011に進む。S3009では印刷経路2を選択してS3011に進む。S3010では通信経路1と通信経路2が共に通信可能状態ではないのでエラーで印刷を中止してS3011に進む。S3011では本フローを終了する。
本フローを実行することで、ユーザは通信速度の速い経路を自動的に選択できる。また、図28において“携帯電話経由でダウンロード”または“プリンタ経由でダウンロード”を選択して経路を決定しているときでも、本フローを実行することで何らかの原因で通信速度が低下している経路を回避することができる。
図31は携帯電話のメモリ容量によって通信経路を変更するために、携帯電話のCPU401が実行する処理フローを説明した図である。
S3101から始まり、S3102に進む。S3102でCPU401は現在選択されている印刷経路を判定する。現在選択されている印刷経路とは、図28で説明したようにユーザが選択した印刷経路、または図29のフローで決定した印刷経路、または図30のフローで決定した印刷経路、またはデフォルトの印刷経路、いずれの場合を用いるケースも想定される。現在選択されている印刷経路が印刷経路1の場合はS3103に進み、印刷経路2の場合はS3108に進む。
S3103では携帯電話のメモリ部406は印刷情報を保存できる容量があるかどうかを判定する。印刷情報のサイズは図9のS917において、サムネイル、機種別情報、コンテンツ詳細情報を要求する際に、コンテンツ詳細情報の中にコンテンツのサイズが含まれていることにより知ることができる。メモリ部406の容量がある場合はS3107に進み、容量が無い場合はS3104に進む。
S3104では、S3003と同様に印刷経路2は通信可能状態にあるかどうかを判定する。通信可能状態のばあはいS3105に進み、通信可能状態ではない場合はS3106に進む。S3105では、携帯電話のメモリ部406は印刷情報を保存できるメモリ容量が無いが印刷経路2が通信可能状態にあるということなので印刷経路2に変更してS3109に進む。S3106では、携帯電話のメモリ部406は印刷情報を保存できるメモリ容量が無く印刷経路2が通信可能状態にない。したがってエラーで中断処理を行うか、もしくは印刷経路1で印刷をしながらデータを分割して送るバンド処理を行うようにしてS3109に進む。S3107では現在選択されている印刷経路1のままでS3109に進む。S3108では現在選択されている印刷経路2のままでS3109に進む。S3109では本フローを終了する。
本フローを実行することで、ユーザが選択した印刷経路1では印刷情報のサイズが大きくて携帯電話に保存できない場合は、自動的に印刷経路2に切り替えることができる。
図32はプリンタのメモリ容量によって通信経路を変更するために、携帯電話のCPU401が実行する処理フローを説明した図である。
S3201から始まり、S3202に進む。S3202では現在選択されている印刷経路を判定する。現在選択されている印刷経路とは、図28で説明したようにユーザが選択した印刷経路、または図29のフローで決定した印刷経路、または図30のフローで決定した印刷経路、またはデフォルトの印刷経路、いずれの場合を用いるケースも想定される。現在選択されている印刷経路が印刷経路1の場合はS3203に進み、印刷経路2の場合はS3208に進む。
S3203ではプリンタの画像メモリ303は印刷情報を保存できる容量があるかどうかを判定する。印刷情報のサイズは図9のS915において、コンテンツサーバにサムネイル、機種別情報、コンテンツ詳細情報を要求した結果を、S918で携帯電話が受信した権利情報から知ることができる。権利情報には印刷情報のサイズを記したコンテンツ詳細情報が含まれている。プリンタの画像メモリ303のサイズは、図27のS2704においてプリンタから送られるプリンタ情報を受信することによって知ることができる。携帯電話は受け取ったプリンタ情報を分析して、印刷情報をすべてダウンロードできるメモリ容量がプリンタの画像メモリ303にあるかを判断する。メモリ容量がある場合はS3207に進み、メモリ容量がない場合はS3204に進む。
S3204では、S3003と同様に印刷経路2は通信可能状態にあるかどうかを判定する。通信可能状態の場合はS3205に進み、通信可能状態ではない場合はS3206に進む。S3205では、プリンタは画像メモリ303に印刷情報を保存できる容量が無いが印刷経路2が通信可能状態にあるということなので印刷経路2に変更してS3209に進む。S3206では、プリンタは画像メモリ303に印刷情報を保存できる容量が無く印刷経路2が通信可能状態にない。したがってエラーで中断処理を行うか、もしくは印刷経路1で印刷をしながらデータを分割して送るバンド処理を行うようにしてS3209に進む。この場合は、印刷をすることは可能だが、ユーザは印刷が終わるまで携帯電話とプリンタ間の通信を終了することができない。S3107では現在選択されている印刷経路1のままでS3109に進む。S3108では現在選択されている印刷経路2のままでS3109に進む。S3109では本フローを終了する。
以上のように制御することで、印刷情報をダウンロードする経路として最適な経路を選択することが可能となる。また、ひとつの経路で印刷情報のダウンロードが出来ない場合に別の経路でダウンロードすることが可能となる。
本システムを構成する全体構成の図である。 本システムを構成する全体構成の図である。 本システムにおける画像処理システムを構成するプリンタの概略構成を示すブロック図である。 本システムにおける携帯電話の概略構成を示すブロック図である。 本システムにおける権利管理サーバの構成を示すブロック図である。 本システムにおけるコンテンツサーバの構成を示すブロック図である。 携帯電話上で動作する携帯電話アプリケーションの構成図である。 プリンタ上で動作するプリンタアプリケーションの構成図である。 携帯電話でコンテンツの印刷権利を取得して権利情報のダウンロードを示すシーケンス図である。 携帯電話から権利情報をプリンタへ転送することを説明するシーケンス図である。 プリンタが権利情報に対応するコンテンツの印刷情報をダウンロードして印刷するまでを説明するシーケンス図である。 携帯電話が有する権利情報を削除することを説明するためのシーケンス図である。 携帯電話が権利管理サーバから権利情報をダウンロードする際の権利管理サーバの処理フローを示す図である。 携帯電話が権利管理サーバから権利情報をダウンロードする際の携帯電話の処理フローを示す図である。 プリンタが携帯電話から受信した権利情報を保存するまでの携帯電話の処理フローを示す図である。 プリンタが権利情報を保存するまでのプリンタの処理フローを示す図である。 プリンタが印刷情報を取得するまでの権利管理サーバの処理フロー示す図である。 プリンタが印刷情報を取得するまでのプリンタの処理フローを示す図である。 本発明におけるコンテンツの構成を示す図である。 携帯電話に保存されている権利情報を削除する場合の権利管理サーバの処理フローを示す図ある。 携帯電話に保存されている権利情報を削除する場合の携帯電話の処理フローを示す図である。 権利情報の一例を示す図である。 プレビュー画像のデータ構造を示した図である。 印刷情報の例を示すである。 印刷情報の例を示すである。 印刷データのデータ構造を示す図である。 印刷情報をダウンロードする通信経路を選択する際のシーケンス図である。 通信経路を選択する際の携帯電話での表示例を表した図である。 携帯電話において通信経路1、通信経路2の通信状態によって通信経路を変更するフローを説明した図である。 携帯電話において通信経路1、通信経路2の通信速度によって通信経路を変更するフローを説明した図である。 携帯電話のメモリ容量によって通信経路を変更するフローを説明した図である。 プリンタのメモリ容量によって通信経路を変更するフローを説明する図である。 携帯電話が権利管理サーバから権利情報を取得した後権利情報をプリンタへ転送することを示す図である。 サーバが一体化した構成を示す図である。 ネットワークを利用しないで印刷情報をダウンロードするシステムを説明する図である。 携帯電話がコンテンツの印刷権利を取得して権利情報をダウンロードするまでを説明するシーケンス図である。 携帯電話とプリンタでプリンタ情報を確認した後印刷情報をダウンロードして印刷することを説明するシーケンス図である。 ネットワークを利用しないで印刷情報をダウンロードするシステムにおける権利管理サーバの処理フローを示す図である。 ネットワークを利用しないで印刷情報をダウンロードするシステムにおける携帯電話の処理フローを示す図である。 ネットワークを利用しないで印刷情報をダウンロードするシステムにおけるプリンタの処理フローを示す図である。
符号の説明
101 サーバ
102 コンテンツサーバ
103 権利管理サーバ
104 携帯電話
105 プリンタ
106 ネットワーク
107 通信回線
108 データ通信
201 サーバ
202 コンテンツサーバ
203 権利管理サーバ
204 携帯電話
205 プリンタ
206 ネットワーク
207 メモリカード
208 通信回線

Claims (20)

  1. 携帯端末を経由してネットワークからコンテンツを取得しプリンタで印刷する印刷システムにおいて、
    サーバが携帯端末からコンテンツの要求に応じて印刷権利を発行する工程と、
    前記携帯端末が前記サーバから前記印刷権利を含む権利情報を取得する工程と、
    前記プリンタが前記携帯端末から前記権利情報を取得する工程と、
    前記プリンタが前記印刷権利に基づいて前記サーバからコンテンツを取得する工程と、
    前記プリンタが前記コンテンツを印刷する工程とを有することを特徴とする印刷システム。
  2. 前記サーバは前記プリンタが前記コンテンツを取得したときに前記印刷権利を無効化する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. 前記プリンタと前記携帯端末の間で通信する工程を有し、
    前記プリンタと前記携帯端末の間で通信することで前記プリンタは前記権利情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. 前記プリンタは着脱可能なメモリを介して前記携帯端末から前記権利情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  5. 前記プリンタがコンテンツを取得したとき、携帯端末が有する権利情報を削除する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  6. 前記プリンタがコンテンツを取得したとき、前記サーバから通知されることにより携帯端末が有する権利情報を削除する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  7. 前記携帯端末が有する印刷権利が有効か無効かを前記サーバに問い合わせる工程と、
    前記印刷権利が無効の場合、前記権利情報を前記携帯端末から削除する工程を有することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  8. 前記権利情報は印刷権利とコンテンツに対応する画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  9. 前記携帯端末において、複数の権利情報を蓄積することが可能であり、それぞれの権利情報に含まれる複数の画像を表示する工程と、
    前記複数の画像を表示する工程で少なくとも1つの画像を選択することで、前記プリンタが前記サーバから取得できるコンテンツを決定する工程とを有することを特徴とする請求項8の印刷システム。
  10. 前記プリンタにおいて権利情報に含まれる画像を表示する工程を有し、
    前記プリンタが前記携帯端末から前記権利情報を取得する工程において前記プリンタが前記携帯端末において決定したコンテンツに対応する権利情報を取得したあと、前記権利情報に含まれる画像を表示する工程で少なくとも1つの画像を選択することで、前記プリンタが前記サーバから取得できるコンテンツを決定する工程とを有することを特徴とする請求項8の印刷システム。
  11. 携帯端末を介してネットワーク上のサーバから取得したコンテンツを印刷するプリンタにおいて、
    前記携帯端末が前記サーバから取得したコンテンツの印刷に対応する印刷権利を含む権利情報を、前記携帯端末から取得する権利情報取得手段と、
    前記印刷権利に基づいて前記サーバからコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、
    前記コンテンツ取得手段で取得したコンテンツを印刷する印刷手段を有することを特徴とするプリンタ。
  12. 着脱可能なメモリを装着できるメモリスロットを有し、
    前記権利情報取得手段は前記メモリスロットに装着された着脱可能なメモリから前記携帯端末が取得した前記権利情報を取得することを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  13. 前記権利情報取得手段によって取得した少なくとも1つの権利情報から画像データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段から抽出された画像データを選択する選択手段を有し、
    前記コンテンツ取得手段は、前記選択手段で選択された画像データに対応するコンテンツを前記サーバから取得することを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  14. 前記コンテンツ取得手段は、前記携帯端末で選択された画像データに対応するコンテンツを前記サーバから取得することを特徴とする請求項11に記載のプリンタ。
  15. プリンタがネットワーク上のサーバからコンテンツを取得して印刷する印刷システムにおける携帯端末において、
    前記サーバからコンテンツを印刷するための印刷権利を含む権利情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された権利情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記権利情報を前記プリンタに転送する転送手段と、
    前記プリンタが前記権利情報に関連するコンテンツを取得したことに応じて前記サーバから発行される削除要求に基づいて、前記蓄積手段に蓄積された権利情報を削除する手段を有することを特徴とする携帯端末。
  16. 携帯端末を介してネットワーク上のサーバから取得したコンテンツを印刷するプリンタの制御方法において、
    前記携帯端末が前記サーバから取得したコンテンツの印刷に対応する印刷権利を含む権利情報を、前記携帯端末から取得する権利情報取得工程と、
    前記印刷権利に基づいて前記サーバからコンテンツを取得するコンテンツ取得工程と、
    前記コンテンツ取得工程で取得したコンテンツを印刷する印刷工程を有することを特徴とするプリンタの制御方法。
  17. 着脱可能なメモリを装着できるメモリスロットを有し、
    前記権利情報取得工程で前記メモリスロットに装着された着脱可能なメモリから前記携帯端末が取得した前記権利情報を取得することを特徴とする請求項16に記載のプリンタの制御方法。
  18. 前記権利情報取得工程において取得した少なくとも1つの権利情報から画像データを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程で抽出された画像データを選択する選択工程を有し、
    前記コンテンツ取得工程において、前記選択工程で選択された画像データに対応するコンテンツを前記サーバから取得することを特徴とする請求項16に記載のプリンタの制御方法。
  19. 前記コンテンツ取得工程において前記携帯端末で選択された画像データに対応するコンテンツを前記サーバから取得することを特徴とする請求項16に記載のプリンタの制御方法。
  20. プリンタがネットワーク上のサーバからコンテンツを取得して印刷する印刷システムにおける携帯端末の制御方法において、
    前記サーバからコンテンツを印刷するための印刷権利を含む権利情報を取得する取得工程と、
    前記取得手段によって取得された権利情報を蓄積する蓄積工程と、
    前記権利情報を前記プリンタに転送する転送工程と、
    前記プリンタが前記権利情報に関連するコンテンツを取得したことに応じて前記サーバから発行される削除要求に基づいて、前記蓄積工程で蓄積された権利情報を削除する削除工程を有することを特徴とする携帯端末の制御方法。
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