JP4960903B2 - 積層体の検査方法、検査装置及び検査プログラム - Google Patents

積層体の検査方法、検査装置及び検査プログラム Download PDF

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Description

本発明は、少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体の検査方法、検査装置及びコンピュータを用いた検査プログラムに関する。
例えば、固体酸化物形燃料電池(SOFC)は、固体電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この固体電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(以下、MEAともいう)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。
この種の電解質・電極接合体は、緻密層である固体電解質と多孔層である電極層とを積層して構成されている。従って、通常、電解質・電極接合体では、複数の焼成工程を施すことにより、固体電解質及び電極層を、順次、形成する作業が行われている。
そこで、電解質・電極接合体の製造作業全体の効率化を図るために、固体電解質及び電極層を一体に焼成することが考えられる。しかしながら、材料の異なる緻密層と多孔層とを一体にするため、焼成された積層体(電解質・電極接合体)の良否を正確に検査する必要がある。
例えば、特許文献1に開示されているセラミックシートの貫通孔検査方法では、絶縁性セラミックシートの両面を、平行に配置される2枚の電極板で挟み、前記電極板間に直流高電圧を印加したときに発生する放電電流を検出することにより、前記絶縁性セラミックシート中の最短長2Å以上の貫通孔の有無を検査している。
また、特許文献2に開示されている円筒型固体電解質形燃料電池の検査装置では、基体管上に空気極、電解質及び燃料極を形成してなる単セルを複数個インターコネクターを介して接続したセルチューブを、高温下で性能検査するものであり、入口側から順に、昇温部、高温保持部及び降温部に設定された連続炉と、前記セルチューブの上端を支持する支持部と、この支持部を搬送する搬送手段とを具備し、前記セルチューブへの燃料供給部、燃料排出部を常温下にするとともに、前記セルチューブを移動させ、前記高温保持部で前記セルチューブの性能検査及びセルチューブの下部に応力を負荷し高温における強度スクリーニング検査を行っている。
さらにまた、特許文献3では、少なくとも多孔層と緻密層を積層した積層体の欠陥を検出する装置であって、熱源又は冷却源と、温度分布検出器を備え、上記熱源又は冷却源は、上記多孔層側に配置され、この多孔層の被検査領域をほぼ均一に加熱又は冷却でき、上記温度分布検出器は、上記緻密層側に配置され、且つ多孔層の上記被検査領域に対して積層方向に隣接する上記緻密層の被検査領域において、上記多孔層側からの透過熱の分布を検出している。
特開2002−090346号公報 特開2004−327129号公報 特開2005−108801号公報
しかしながら、上記の特許文献1では、絶縁性セラミックシート全数に対し、直流高電圧を印加して貫通孔を検査しなければならない。このため、検査工程及び検査時間が煩雑で、且つ時間のかかるものとなるとともに、高電圧印加装置が必要となる。
しかも、絶縁性セラミックシートの貫通孔の有無についてのみ検査するものであり、この絶縁性セラミックシートの組織緻密性については、検査することができず、MEA内部における電流電圧特性の良否を判断することが困難である。さらに、直流高電圧が印加されるため、積層体に対してこの直流高電圧等による劣化等が懸念される。
また、上記の特許文献2では、セルチューブ全数に対し、高温下で性能検査を行わなければならない。従って、多くの検査工数及び検査時間がかかるとともに、高温炉や加熱器等の検査設備が必要となり、経済的ではない。しかも、検査課程で、セルチューブに温度変化や酸化還元挙動により劣化が生ずる懸念がある。
さらにまた、上記の特許文献3では、積層体全数に対し、加熱又は冷却処理を施して前記積層体の多孔層側からの透過熱の分布を検出している。このため、多くの検査工数及び検査時間がかかるとともに、多数の検査設備(ヒータ、ベルチェ素子、赤外線カメラ、超音波振動子、超音波探傷子等)が必要となり、経済的ではないという問題がある。しかも、積層体の導電率に大きく影響する組織緻密性については、検査することができないという問題がある。その上、検査課程で積層体に温度変化や振動等によって劣化が生じるおそれがある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単、経済的且つ積層体に負荷をかけない構成及び工程で、積層体の収縮率及び電流電圧特性を検出することができ、発電性能の良否を確実に判断することが可能な積層体の検査方法、検査装置及び検査プログラムを提供することを目的とする。
本発明は、少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体の検査方法に関するものである。この検査方法は、積層体を焼成する前に、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する第1の工程と、前記積層体を焼成した後、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する第2の工程と、前記第1の工程による第1測定値及び前記第2の工程による第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出する第3の工程と、前記第3の工程で算出された収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断する第4の工程と、前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出する第5の工程と、前記第5の工程で算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断する第6の工程とを有している。
ここで、SN比(S/N)とは、信号(signal)とノイズ(noise)との比率をいい、電気通信の他、機械、電気、化学や品質管理等にも利用されている。本発明では、予めSN比と積層体の電流電圧特性との関係を設定し、このSN比に基づいて前記積層体の電流電圧特性の良否が判断される。
また、第6の工程は、算出されたSN比及び算出された収縮率に基づいて、予め設定された積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することが好ましい。このため、積層体の電流電圧特性の良否が、一層高精度に判断され、発電性能の高い積層体を容易且つ確実に検出することができる。
さらに、第6の工程は、積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することが好ましい。従って、複数の積層体をセル化及び/又はスタック化する際に、近似する電流電圧特性毎に積層体を組み込むことが可能になる。これにより、セル及び/又はスタック内では、それぞれの積層体の電流電圧特性の差が最小化され、発電性能、温度及び燃料利用率等が平準化されて前記セル及び/又は前記スタックの耐久性及び寿命の向上が図られる。
さらにまた、第4の工程で積層体の収縮率が良であると判断された際にのみ、第5の工程に移行することが好ましい。このため、不良の積層体を早期に取り除くことができ、検査時間及び検査工数の削減が図られ、検査全体の効率が良好に向上する。
また、積層体は、少なくとも多孔層である電極層と緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることが好ましい。従って、所望の発電性能を有するとともに、内部の組織緻密性のばらつき等のない、良好な電流電圧特性を有する電解質・電極接合体を確実に得ることができる。
さらに、本発明は、少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体の検査装置に関するものである。この検査装置は、積層体の焼成前後に、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する測定部と、前記測定部で測定された焼成前の第1測定値及び焼成後の第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出する第1の演算部と、算出された前記収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断する第1の判断部と、前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出する第2の演算部と、算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断する第2の判断部とを備えている。
さらにまた、第2の判断部は、算出されたSN比及び算出された収縮率に基づいて、予め設定された積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することが好ましい。このため、積層体の電流電圧特性の良否が、一層高精度に判断され、発電性能の高い積層体を容易且つ確実に検出することができる。
また、第2の判断部は、積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することが好ましい。従って、複数の積層体をスタックする際に、近似する電流電圧特性毎に積層体を組み込むことが可能になる。これにより、スタック内では、それぞれの積層体の電流電圧特性の差が最小化され、発電性能、温度及び燃料利用率等が平準化されて前記スタックの耐久性及び寿命の向上が図られる。
さらに、積層体は、少なくとも多孔層である電極層と緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることが好ましい。従って、所望の発電性能を有するとともに、内部の組織緻密性のばらつき等のない、良好な電流電圧特性を有する電解質・電極接合体を確実に得ることができる。
さらにまた、本発明は、コンピュータによって少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体を検査するための積層体の検査プログラムに関するものである。この検査プログラムは、積層体の焼成前に測定された前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つの第1測定値を得るステップと、前記積層体の焼成後に測定された前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つの第2測定値を得るステップと、前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出するステップと、算出された前記収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断するステップと、前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出するステップと、算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断するステップとを有している。
また、検査プログラムは、算出されたSN比及び算出された収縮率に基づいて、予め設定された積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することが好ましい。このため、積層体の電流電圧特性の良否が、一層高精度に判断され、発電性能の高い積層体を容易且つ確実に検出することができる。
さらに、検査プログラムは、積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することが好ましい。従って、複数の積層体をスタックする際に、近似する電流電圧特性毎に積層体を組み込むことが可能になる。これにより、スタック内では、それぞれの積層体の電流電圧特性の差が最小化され、発電性能、温度及び燃料利用率等が平準化されて前記スタックの耐久性及び寿命の向上が図られる。
さらにまた、積層体は、少なくとも多孔層である電極層と緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることが好ましい。このため、所望の発電性能を有するとともに、内部の組織緻密性のばらつき等のない、良好な電流電圧特性を有する電解質・電極接合体を確実に得ることができる。
本発明によれば、積層体の焼成前後の収縮率が算出され、この収縮率の良否が判断されるため、収縮率の低い、すなわち、緻密化が十分でない緻密層を有する積層体を取り除くことができる。このため、簡単、経済的且つ積層体に負荷をかけない工程及び構成で、高い発電性能を有する積層体を確実に検出することが可能になる。
さらに、積層体のSN比を算出し、このSN比に基づいて前記積層体の電流電圧特性の良否が判断されるため、発電性能(電流電圧特性)の低い積層体を取り除くことができる。従って、簡単、経済的且つ積層体に負荷をかけない工程及び構成で、高い発電性能を有する積層体を確実に検出することが可能になる。
図1は、本発明に係る積層体の検査方法、検査装置及び検査プログラムが適用される積層体である電解質・電極接合体10(以下、MEA10という)の概略断面説明図である。
MEA10は、電解質12の一方の面にアノード電極14が形成されるとともに、前記電解質12の他方の面には、中間層16を介装してカソード電極18が形成される。
電解質12は、例えば、イットリア安定化ジルコニア系(YSZ)で構成され、アノード電極14は、例えば、ニッケル−イットリア安定化ジルコニア系サーメット(Ni−YSZ)で構成される。中間層16は、例えば、ガドリニウム・ド−プ・セリア系(GDC)で形成され、カソード電極18は、例えば、ランタン・ストロンチウム・コバルト・鉄系(LSCF)で形成される。なお、電解質12とアノード電極14との間には、中間層16を設けることも可能である。
電解質12としては、上記の他に、サマリウム・ドープ・セリア系(SDC)、スカンジア安定化ジルコニア系(ScSZ)、ランタンガレート系(LSGM、LSGMC)、ガドリニウム・ドープ・セリア系(GDC)又はイットリア・ドープ・セリア系(YDC)を用いることができる。
アノード電極14としては、上記の他に、ニッケル−サマリウム・ドープ・セリア系サーメット(Ni−SDC)又はニッケル−スカンジア安定化ジルコニア系サーメット(Ni−ScSZ)を用いることができる。
中間層16としては、上記の他に、サマリウム・ドープ・セリア系(SDC)又はイットリア・ドープ・セリア系(YDC)を用いることができる。カソード電極18としては、上記の他に、ランタン・ストロンチウム・マンガナイト系(LSM)、ランタン・ストロンチウム・コバルタイト系(LSC)、バリウム・ストロンチウム・コバルタイト系(BSC)、バリウム・ストロンチウム・コバルト・鉄系(BSCF)又はサマリウム・ストロンチウム・コバルタイト系(SSC)を用いることができる。
電解質12、アノード電極14、中間層16及びカソード電極18は、後述するように、それぞれ所定の厚さt1、t2、t3及びt4に設定される。
図2は、本発明の検査装置を構成するコンピュータ20の説明図である。コンピュータ20を構成するCPU(中央処理装置)22は、演算装置24及び制御装置26を有する。演算装置24には、第1記憶装置28及び第2記憶装置30が接続されるとともに、CPU22には、外部から測定装置32を介して後述する検出信号が入力される。
図3に示すように、演算装置24は、測定装置32から入力されるMEA10の焼成前後の長さ、面積又は体積の測定値に基づいて前記MEA10の収縮率を算出する第1の演算部34と、前記測定値に基づいて前記MEA10のSN比を算出する第2の演算部36とを備える。
制御装置26は、第1の演算部34で算出された収縮率に基づいてMEA10の収縮率の良否を判断する第1の判断部38と、第2の演算部36で算出されたSN比に基づいて前記MEA10の電流電圧特性(I−V特性)の良否を判断するとともに、前記MEA10を電流電圧特性毎に区分する第2の判断部40とを備える。
第1記憶装置28には、MEA10の収縮率の良否を判断するための収縮率データが記憶されている。第2記憶装置30には、例えば、図4に示すように、電流電圧特性データが、収縮率及び/又はSN比との関係で記憶されている。
測定装置32には、例えば、MEA10の各辺の長さを非接触で計測する3次元形状計測装置が用いられる。
次に、本実施形態に係る検査方法について、図5に示すフローチャートに沿って以下に説明する。
図1に示すMEA10では、例えば、アノードサポートセルを構成しており、焼成前に電解質12の厚さt1が0.5μ〜30μ、アノード電極14の厚さt2が100μ〜1000μ、中間層16の厚さt3が0.5μ〜30μ及びカソード電極18の厚さt4が1μ〜100μに調整される。
そこで、例えば、電解質12とアノード電極14とが積層された積層体50を一体焼成する場合について説明すると、先ず、焼成前の前記積層体50の4辺の長さが、測定装置32を介して非接触で測定される(ステップS1)。この測定結果である第1測定値は、CPU22の演算装置24に送られる。
次いで、積層体50が焼成された後(ステップS2)、この焼成後の積層体50の4辺の長さが測定される(ステップS3)。この測定結果である第2測定値は、CPU22の演算装置24に送られる。
演算装置24では、入力された第1測定値及び第2測定値に基づいて、第1の演算部34により積層体50の収縮率が演算される(ステップS4)。例えば、焼成前の積層体50の各辺の長さが100mmであり、焼成後の前記積層体50の各辺の長さが80mmであれば、長さの収縮率は、20.0%となる。
制御装置26では、第1の判断部38が第1記憶装置28に記憶されている収縮率データを読み込み(ステップS5)、この収縮率データに基づいて、算出された収縮率の良否が判定される(ステップS6)。そして、焼成前後の積層体50の収縮率が良であると判断されると(ステップS6中、YES)、ステップS7に進んで、SN比が算出される。
なお、焼成前後における積層体50の面積の収縮率や体積の収縮率は、それぞれ長さの収縮率とは異なる収縮率データに基づいて良否が判定される。積層体50の縦寸法、横寸法及び厚さ寸法によって、収縮率に差が発生するからである。
また、ステップS6における収縮率の良否判定では、収縮率が理想値に近い程良品である。この理想値は、原材料や焼成温度等によって変動するものである。
さらに、ステップS7では、以下に示す計算式に沿ってSN比が算出される。すなわち、焼成前の積層体50の基準とする辺の測定値m、焼成後の前記積層体50の基準とする辺の測定値y、及び測定数n(4辺の場合は、n=4)とする。そして、積層体50の各辺について、m×y、m2及びy2が求められる。
次いで、L=Σ(m×y)、r=Σ(m2)及びST=Σ(y2)(測定数はn)が設定された後、Sβ=L2/r、Se=ST−Sβ、Ve=Se/(n−1)、β2=(Sβ−Ve)/r及びσ2=Veが順に演算されることにより、η(SN比)=10log(β2/σ2)[db]が得られる。これにより、SN比は、高い程良好であると判断される。
そこで、ステップS8に進んで、第2記憶装置30から電流電圧特性データが読み込まれる。この電流電圧特性データは、図4に示されているように、SN比が高い程よく、且つ収縮率が目標値に近い程良好である。そして、ステップS9では、算出されたSN比に基づいて、積層体50の電流電圧特性の良否が判断される。
この場合、本実施形態では、積層体50の焼成前後の収縮率が算出され、予め設定されている収縮率データに基づいて、前記収縮率の良否が判断されている。このため、収縮率の低い、すなわち、緻密化が十分でない電解質12(緻密層)を有する積層体50を取り除くことができる。これにより、簡単、経済的且つ積層体に負荷をかけない工程及び構成で、高い発電性能を有する積層体50を確実に検出することができ、高品質のMEA10を製造することが可能になる。
さらに、積層体50のSN比を算出し、このSN比に基づいて、前記積層体50の電流電圧特性の良否が判断されている。ここで、SN比の低い積層体50は、収縮むら、反り、うねり等が発生している。収縮むらにより緻密化にばらつきが発生すると、MEA10の発電にむらが発生して温度分布が惹起するとともに、内部応力にもむらが生じ、前記MEA10の発電効率が低下してしまう。一方、積層体50に反りやうねりが発生すると、MEA10と集電体との密着不良が発生し、集電不良によって接触抵抗や抵抗過電圧が増大するおそれがある。
従って、SN比に基づいて、積層体50の電流電圧特性の良否を判断することにより、簡単、経済的且つ積層体に負荷をかけない工程及び構成で、高い発電性能を有する積層体50を確実に検出することが可能になる。具体的には、図6に示すように、所望の収縮率、例えば、理想値近傍においてSN比が高い積層体50では、良好な発電性能を発揮することができる。
さらに、第2の判断部40及びステップS9において、算出されたSN比及び算出された収縮率に基づいて、電流電圧特性データから積層体50の電流電圧特性の良否を判断することが可能になる。このため、積層体50の電流電圧特性の良否が、一層高精度に判断され、発電性能の高い積層体50を容易且つ確実に検出することができる。
さらに、第2の判断部40及びステップS9において、電流電圧特性の良否を判断するとともに、積層体50を電流電圧特性毎に区分することが可能になる。従って、セル化やスタック化する際には、互いに近似する電流電圧特性を有するMEA10を複数組み込むことにより、セル内やスタック内で個々のMEA10の電流電圧特性の差が最小化され、発電性能、温度及び燃料利用率等が平準化されて耐久性及び寿命の向上が図られるという利点がある。
また、ステップS6において、積層体50の収縮率が不良であると判断されると(ステップS6中、NO)、ステップS7以降の工程が停止される。このため、不良の積層体50を早期に取り除くことができ、検査時間及び検査工程の削減が図られ、検査全体の効率が良好に向上する。
しかも、積層体50は、MEA10を構成する電解質12及びアノード電極14であり、この積層体50を含む前記MEA10は、所望の発電性能を有するとともに、内部の組織緻密性のばらつき等のない良好な電流電圧特性を確実に得ることができる。
なお、本実施形態では、積層体50が電解質12とアノード電極14との2層構造を有しているが、これに限定されるものではなく、前記電解質12と中間層16の2層や前記電解質12とカソード電極18の2層であってもよい。また、3層以上であってもよい。例えば、電解質12、アノード電極14及び中間層16の3層や前記電解質12、前記アノード電極14及びカソード電極18の3層や前記電解質12、前記カソード電極18及び前記中間層16の3層からなる積層体50や前記電解質12、前記アノード電極14、前記中間層16及び前記カソード電極18の4層からなる前記積層体50や前記電解質12、前記アノード電極14、前記カソード電極18、前記中間層16(前記アノード電極14側)及び、前記中間層16(前記カソード電極18側)の5層からなる前記積層体50を用いてもよい。また、中間層16は、電解質12とアノード電極14との間に介装してもよいし、前記電解質12とカソード電極18との間に介装してもよく、いずれか一方、両方、又は、いずれにも用いなくてもよい。
また、MEA10は、アノード電極14の厚さt2が100μ〜1000μを有する、所謂、アノードサポートセルを構成しているが、これに限定されるものではない。例えば、電解質12の厚さt1が100μ〜1000μ、アノード電極14の厚さt2及びカソード電極18の厚さt4が1μ〜100μ、中間層16の厚さt3が0.5μ〜30μの、所謂、電解質サポートセルを用いてもよい。その際、積層体50を構成する電解質12、アノード電極14、中間層16及びカソード電極18は、上記のアノードサポートセルと同様に、焼成前の厚さの約80%の厚さに収縮する。
本発明に係る積層体の検査方法、検査装置及び検査プログラムが適用される積層体である電解質・電極接合体の概略断面説明図である。 前記検査装置を構成するコンピュータの説明図である。 前記コンピュータを構成するCPUのブロック図である。 電流電圧特性データの説明図である。 前記検査方法及び前記検査プログラムを説明するフローチャートである。 収縮率とSN比との関係説明図である。
符号の説明
10…MEA 12…電解質
14…アノード電極 16…中間層
18…カソード電極 20…コンピュータ
22…CPU 24…演算装置
26…制御装置 28、30…記憶装置
32…測定装置 34、36…演算部
38、40…判断部

Claims (13)

  1. 少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体の検査方法であって、
    前記積層体を焼成する前に、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する第1の工程と、
    前記積層体を焼成した後、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する第2の工程と、
    前記第1の工程による第1測定値及び前記第2の工程による第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出する第3の工程と、
    前記第3の工程で算出された収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断する第4の工程と、
    前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出する第5の工程と、
    前記第5の工程で算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断する第6の工程と、
    を有することを特徴とする積層体の検査方法。
  2. 請求項1記載の検査方法において、前記第6の工程は、算出された前記SN比及び算出された前記収縮率に基づいて、予め設定された前記積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することを特徴とする積層体の検査方法。
  3. 請求項1又は2記載の検査方法において、前記第6の工程は、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することを特徴とする積層体の検査方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の検査方法において、前記第4の工程で前記積層体の収縮率が良であると判断された際にのみ、前記第5の工程に移行することを特徴とする積層体の検査方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の検査方法において、前記積層体は、少なくとも前記多孔層である電極層と前記緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることを特徴とする積層体の検査方法。
  6. 少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体の検査装置であって、
    前記積層体の焼成前後に、前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つを測定する測定部と、
    前記測定部で測定された焼成前の第1測定値及び焼成後の第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出する第1の演算部と、
    算出された前記収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断する第1の判断部と、
    前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出する第2の演算部と、
    算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断する第2の判断部と、
    を備えることを特徴とする積層体の検査装置。
  7. 請求項6記載の検査装置において、前記第2の判断部は、算出された前記SN比及び算出された前記収縮率に基づいて、予め設定された前記積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することを特徴とする積層体の検査装置。
  8. 請求項6又は7記載の検査装置において、前記第2の判断部は、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することを特徴とする積層体の検査装置。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の検査装置において、前記積層体は、少なくとも前記多孔層である電極層と前記緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることを特徴とする積層体の検査装置。
  10. コンピュータによって少なくとも多孔層と緻密層とが積層された積層体を検査するための積層体の検査プログラムであって、
    前記検査プログラムは、前記積層体の焼成前に測定された前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つの第1測定値を得るステップと、
    前記積層体の焼成後に測定された前記積層体の長さ、面積又は体積の少なくとも1つの第2測定値を得るステップと、
    前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体の収縮率を算出するステップと、
    算出された前記収縮率に基づいて、前記積層体の収縮率の良否を判断するステップと、
    前記第1測定値及び前記第2測定値に基づいて、前記積層体のSN比を算出するステップと、
    算出された前記SN比に基づいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断するステップと、
    を有することを特徴とする積層体の検査プログラム。
  11. 請求項10記載の検査プログラムにおいて、算出された前記SN比及び算出された前記収縮率に基づいて、予め設定された前記積層体の電流電圧特性データから前記積層体の電流電圧特性の良否を判断することを特徴とする積層体の検査プログラム。
  12. 請求項10又は11記載の検査プログラムにおいて、前記積層体の電流電圧特性の良否を判断するとともに、前記積層体を電流電圧特性毎に区分することを特徴とする積層体の検査プログラム。
  13. 請求項10〜12のいずれか1項に記載の検査プログラムにおいて、前記積層体は、少なくとも前記多孔層である電極層と前記緻密層である固体電解質とが積層された燃料電池用電解質・電極接合体であることを特徴とする積層体の検査プログラム。
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