JP4960809B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車の後部に設けられた跳ね上げ式のバックドアに用いられる電動及び手動でドアを開閉するドア開閉装置に関する。
従来、ドアロックを解除すると自動的にドアが跳ね上がり、巻き取りモータでケーブルを巻き取ることによってドアが閉鎖し、しかも、手動でドアの開閉を行うこともできるドア開閉機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1に記載されているドア開閉装置は、ドアの開閉角度に相当する長さ以上のドア牽引用ケーブルと、該ドア牽引用ケーブルの巻き戻し・巻き取りを行うことによりドアを開閉するドラムと、モータの出力軸に連絡された駆動ギアとを備え、ドラムと駆動ギアとをその回転面が相対向するよう配置し、これら対向した回転面において、ドラムにドラム突起を設けると共に、駆動ギアにギア突起を設け、ドラム突起に対して互いに逆側の向きからギア突起が当接することにより、駆動ギアの回転力をドラムに伝達して正逆回転させることにより、電動にてドア開閉を可能とする一方、駆動ギアが停止している時、ドラム突起とギア突起とが当接することなくドラムが自由に回転できる領域を利用して、ドア牽引用ケーブルのドア開閉角度に応じた長さを巻き取り・巻き戻すことにより、手動にてドア開閉を可能としたものである。
上記特許文献1に記載のドア開閉装置は、電磁クラッチ等で切り換えることなく電動でも手動でもドアを開閉することができるので、構成部材が少なくて済み、軽量でコストも安価であり、しかも、装置のほとんどの部材をドアに搭載できるため、開閉駆動機構が車体に搭載されるタイプのもの(例えば、特許文献2参照)に比べて、容易に既成車両へ装着することができ、汎用性も高い。
上記特許文献1に記載のドア開閉装置は、ドアと車体との間にガスステー若しくはトーションスプリング等の開アシスト手段及び閉アシスト手段が介在されており、ドアを電動で閉鎖する場合は、モータを逆転駆動させてドラムにケーブルを巻き取ることによりドアを全開位置から閉動させ、ドアが中立位置(開アシスト手段及び閉アシスト手段の動作上の中立位置)に達するとモータを一旦停止させ、この以後は閉アシスト手段の退縮動作により自動で閉扉させ、ドアが閉じてハーフラッチ状態になるとハーフラッチスイッチの作動し、最後はドアロック装置のクロージャの作動によりフルラッチ状態に引き込む。
ている。
一方、上記特許文献2に記載のドア開閉装置は、ドアの開動方向側のみならず、ドアの閉動方向側に存在する障害物を検出して、ドアと障害物との干渉を防止するようになっている。このものは、車体に開閉可能に備えられるドアを開閉する開閉駆動機構(電動モータの動力をクラッチを介してピニオンに伝達し、ピニオンを正逆方向に駆動することでラックを進退移動してドアを開閉動作させる)を有し、ドアの位置を検出する第1検出手段(開閉駆動機構に設けられたロータリエンコーダ)と、車体に取り付けられて、ドアの開動方向側および閉動方向側における移動軌跡内の障害物の位置を検出する第2検出手段(超音波を用いて車体の後方に位置する障害物の位置を検出する後方監視センサとしての駐車支援用のバックソナー)と、第2検出手段によって検出された障害物の位置に応じて、ドアの開動可能範囲及び閉動可能範囲を設定する設定手段と、ドアの開動時に、第1検出手段によって検出されるドアの位置が開動可能範囲を超えないように開閉動作機構を制御し、かつドアの閉動時に、第1検出手段によって検出されるドアの位置が閉動可能範囲を超えないように開閉動作機構を制御する制御手段(コントローラ)とを備え、ドアが開動可能範囲或いは閉動可能範囲を超えて開閉されようとした場合に、クラッチの接続状態を維持した状態でモータを停止させることで、強制的にドアを停止するようにしたものである。
特開2005−330724号公報 特開2005−336934号公報
上記特許文献1に記載の従来のドア開閉装置は、ドアの閉動中、ドアが全開位置から中立位置に達するまでの間に、ドアの閉動軌跡内に障害物が検知された場合、モータを正転させてドラムよりケーブルを繰り出すと、開アシスト手段が伸張動作するので、即時にドアが開動作し、障害物への干渉を回避することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来のドア開閉装置では、ドアの閉動中、ドアが中立位置を過ぎてしまった位置でドアの閉動軌跡内に障害物の存在が検知された場合、ドアの閉動作を中止する必要があるが、モータを正転させてドラムよりケーブルを繰り出しても、閉アシスト手段が退縮動作を行っているために、即時にドアが開扉動作に転じることができない、という問題があった。
そこで、本発明は、上述の従来技術の不具合を解消することを課題とするものであり、バックドアを電動で閉動作する場合、ドアの自閉領域(閉アシスト手段の作動領域)において(ドアの引き込みを行う直前)までの間、ドアの閉動作を緩やかにし、障害物が検知された場合には、直ちにモータの回転を閉扉方向から開扉方向に逆転させ、オープナの動作で、即時にドアが開扉動作に転じるようにしたバックドアのドア開閉装置を提供するものである。
請求項1に係るドア開閉装置は、ロック手段をハーフラッチ状態から前記フルラッチ状態に移行させるクロージャと、前記ロック手段によるロック状態が解除されて閉鎖位置にあるドアを開扉動作開始位置まで前記ドアを押し上げて自動開放するオープナと、前記開扉動作開始位置まで開いたドアを全開状態まで自動開扉させる開アシスト手段と、前記全開状態に対して閉扉動作開始位置まで閉じた前記ドアをハーフラッチ状態まで自動閉扉させる閉アシスト手段と、を備えた跳ね上げ式ドアに対して設けられ、
ドアの開閉角度に相当する長さ以上のドア牽引用ケーブルと、前記ドア牽引用ケーブルの繰り出し・巻き取りを行って前記ドアを開閉するドラムと、前記ドラムの回転面と相対向して配置され、正逆回転可能なモータにより開扉方向と閉扉方向との両方向に回転駆動可能とされた駆動ギアと、前記ドラム及び前記駆動ギアを回転自在に軸支する中心軸と、前記駆動ギアの回転によって前記オープナを作動させるオープナ作動レバーと、前記ドラム及び前記駆動ギアの相対向する各回転面において前記ドラムに突設されたドラム突起と、前記駆動ギアの前記閉扉方向の回転に伴って前記ドラム突起と係合する係合部材とを備え、前記係合部材が前記ドラム突起に係合することにより、前記駆動ギアの回転が前記ドラムに伝達されて前記ドア牽引用ケーブルの巻き取りが行われて前記ドアを閉鎖するように構成されたものであって、
上記課題を解決するために、前記駆動ギアに前記オープナ作動レバーと当接するギア突起を設け、前記オープナ作動レバーを前記中心軸の側方及び前記駆動ギアの上方を横切って配置し、前記中心軸とは別に設けられた支軸を介して基端を回動可能に軸支すると共に、先端にオープナ操作ケーブルを接続し、前記オープナ作動レバーの前記中心軸に対面する側縁に、前記駆動ギアが前記開扉方向に回転したとき並びに前記閉扉方向に回転したときの何れの場合にも、前記ギア突起に当接されて当該オープナ作動レバーを作動位置に回動させるカム部を設け、前記駆動ギアが前記閉扉方向に回転したときに、前記ドラム突起に対する係合が不可能である初期位置から前記ドラム突起に対する係合が可能となる係合可能位置に前記係合部材を移動させる移動部材と、前記ドアのフレームに設けられると共に障害物に接触したことによる負荷を検出する感圧検知手段と、前記開扉方向への駆動ギアの回転に伴って、前記係合部材と前記ドラム突起との係合が離脱すると、前記係合部材を前記ドラム突起の軌道上から退避させる退避移動部材と、を備え、
前記ドアの閉扉動作中に、前記感圧センサが負荷を検出した時、前記感圧センサの検出信号に応じて前記駆動ギアの回転を前記閉扉方向から前記開扉方向に反転し、前記ギア突起の回転移動による前記カム部への当接によって、前記オープナ作動レバーを前記作動位置に回動させ、前記オープナの作動で開扉させることを特徴とする。
請求項2に係るドア開閉装置は、請求項1に係るドア開閉装置において、前記駆動ギアの前記閉扉方向への回転中、前記ギア突起の前記閉扉方向への回転移動による前記カム部への当接によって、前記オープナ作動レバーを前記作動位置に回動させ、前記オープナの押し上げ力で、前記閉アシスト手段の退縮動作力に対して制動をかけることを特徴とするものである。
請求項1にドア開閉装置によれば、ドアの自閉領域(閉アシスト手段の作動領域)において(ドアの引き込みを行う直前)までの間、感圧センサにより障害物が検知された場合には、直ちにモータで駆動される駆動ギアの回転を閉扉方向から開扉方向に逆転させることでオープナ作動レバーを作動位置に回動させ、オープナの動作で、即時にドアが開扉動作に転じさせることができる。
請求項2にドア開閉装置によれば、オープナの作動によるドアへの押し上げ力により閉アシスト手段の退縮動作力に対して制動をかけるので、ドアが急激に閉鎖することを回避できる。また、駆動ギアの回転力のみによってドラムを閉扉方向に回転させることになり、駆動ギアの回転速度を遅く設定することで、ドアの閉鎖動作を緩やかに行うことができる。
以下、本発明の自動車の跳ね上げ式バックドアを開閉するドア開閉装置の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の実施形態に係る跳ね上げ式バックドアを備えた自動車の後部を示す正面図であり、図2は自動車の後部の一側から見た側面図である。
図1乃至図2に示すように、ドア60は車体70の開口部上端にヒンジ30を介して軸着され、ドア60の下端及び車体70のドア開口部下端には、ドア60を車体70に対して閉鎖状態でロックするドアロック装置31が配設され、ドア60の中央の下部寄りには、ドア60を開閉するドア開閉装置1並びにクロージャモータ33の駆動によってドアロック装置31が備えるロック手段(図示せず)をハーフラッチ状態からフルラッチ状態に移行させるクロージャ32が配設されている。また、ドア60と車体70との間には、例えば、トーションスプリングを有し、全閉状態のドア60を所定角度まで開放するオープナ34(図1参照)と、ガスステー36よりなる開アシスト手段及び閉アシスト手段とが介在される(図2参照)。
図2に示すように、オープナ34が作動すると、全閉状態から開アシスト手段の開扉動作開始位置までドア60を押し上げる。開アシスト手段の開扉動作開始位置までドア60が開くと、開アシスト手段が機能し、その伸張動作によってドア60を全開状態まで自動開扉させる。一方、全開状態のドア60が所定角度(前記閉アシスト手段の閉扉動作開始位置)まで閉じると、閉アシスト手段が機能し、その退縮動作によってドア60を全閉状態まで自動閉扉させるようになっている。このように、跳ね上げ式のドア60において、オープナ34、開アシスト手段及び閉じアシスト手段を設けることは、例えば、前記特許文献1に開示されているが如く公知技術である。なお、図示していないが、ドア60のフレームの車体70のドア開口部に対向するバックドアの外周部分には、障害物に接触したことによる負荷を検出する感圧検知手段(感圧センサ)が設けられている。
また、ドアロック装置31の主たる構造は、例えば、特開平12−27511号公報及び特開2000−204812号公報等にみられるように従来周知であり、ドア60が車体70にぶつかると、ラッチがハーフラッチ状態まで回転して車体70に設けられたストライカに引っ掛かるようになっている。また、クロージャ32は、クロージャモータ33の作動によってドアロック装置31のラッチをハーフラッチ状態からさらにフルラッチ状態まで回動させ、ストライカを引き込んで施錠する。また、ドアロック装置31はフルラッチ状態のラッチを一気に逆転させて解錠する(フルオープン状態)。
図3は、ドア開閉装置1の正面図である。ドア開閉装置1は、図1及び図3に示すように、ドア60の開閉角度に相当する長さ以上のドア牽引用ケーブル2と、ドア牽引用ケーブル2の繰り出し・巻き取りを行うことによりドア60を開閉するドラム3(図3参照)と、ドラム3と共通の中心軸7の回りである開扉方向と閉扉方向との両方向に回転駆動可能とされた駆動ギア4と、駆動ギア4を正逆両方向に回動させるモータ5と、オープナ34を作動させるためのオープナ作動レバー6とを備え、後述するように、ドラム3と駆動ギア4とは、中心軸7を共有して互いに平行に、且つ、回動可能に設置されている(図7参照)。
ドラム3は、正転(開扉方向の回転、図3の反時計回り)してドア牽引用ケーブル2を繰り出し、逆転(閉扉方向の回転、図3の時計回り)してドア牽引用ケーブル2を巻き取る。図1に示すように、ドア牽引用ケーブル2の終端はドア60に設置されたプーリ35を介して車体70に連結され、ドラム3が逆転してドア牽引用ケーブル2を巻き取ると、ドア60が牽引されて閉じるようになっている。また、ドラム3には、手動でドア60を閉じる場合にドア牽引用ケーブル2が弛まないよう巻き取るため、逆転方向(閉扉方向)へ付勢する付勢バネ8が設けられている(図3参照)。
図3に示すように、オープナ作動レバー6は、その基端をドラム3及び駆動ギア4の回転中心をなす中心軸7とは独立して別に設けられた支軸10を介して回動可能に設けられている。オープナ作動レバー6の先端にはオープナ操作ケーブル9の一端が接続され(図3参照)、オープナ操作ケーブル9の他端がオープナ34に接続されている(図1参照)。オープナ作動レバー6が開扉方向に(図3の反時計回りの方向に)回動すると、オープナ操作ケーブル9が引き込まれることによりオープナ34が作動してドア60が所定角度(開アシスト手段の開扉動作開始位置)まで開放されるようになっている(図2参照)。また、オープナ作動レバー6の可動範囲は、通常の待機位置とオープナ34を作動させる作動位置との間に規制され、オープナ作動レバー6は正転側(開扉方向)の規制位置へ達した後、付勢バネ11による付勢力により逆転して待機位置へ復帰し、オープナ34も元の位置に復帰するようになっている。
次に、ドア開閉装置1の要部について説明する。図4は、ドア開閉装置1の要部を示す正面図である。なお、図4では、ドア牽引用ケーブル2及びドラム3を取り去って示しており、駆動ギア4の回転による開扉方向の動作並びに閉扉方向の動作の原点位置を取っている。また、図5は、ドア開閉装置1の要部を拡大して示す正面図であり、図6は、図5におけるA−A線で破断して示す断面図であり、図7は、図5におけるB−B線で破断して示す断面図である。
図4乃至図7に示すように、ドア開閉装置1は、駆動ギア4が開扉方向(反時計方向)に回転したとき並びに閉扉方向(時計方向)に回転したときの何れの場合にも、オープナ作動レバー6と当接してオープナ作動レバー6を作動位置に回動させるギア突起(スリーブ13)と、駆動ギア4の閉扉方向の回転に伴ってドラム突起14と係合する係合部材(フック部材15)と、駆動ギア4が閉扉方向に回転したときに、フック部材15のドラム突起14に対する係合が不可能である初期位置からドラム突起14に対する係合が可能となる係合可能位置にフック部材15を移動させる移動部材(フックガイド部材16のカム部17)とを備えている。
符号12は、ドア開閉装置1をドア60に取り付けるためのベースであり、ベース12の上面に駆動ギア4が配置され、駆動ギア4の上方にはドラム3が配置され、駆動ギア4及びドラム3が中心軸7を共有して互いに平行に、且つ、回動可能に設けられている(図7参照)。また、図4乃至図6に示すように、ドラム3の径方向の外側寄りには、ドラム3の下面から下方に向けて突出する(駆動ギア4に対向する回転面に向けて突出する)ドラム突起14が設けられている。図6に示すように、ドラム突起14の下端はオープナ作動レバー6の上方に位置し、オープナ作動レバー6の回動動作に干渉しないようになっている。
図3に示すように、駆動ギア4は、正逆回転可能なモータ(パルスモータにより構成)5と減速ギア群(図示せず)とを含む駆動装置の出力軸50に固定されたピニオン51と噛合され、モータ5の正逆回転に伴って正逆回転するようになっている。即ち、駆動ギア4は、モータ5の正転に伴って開扉方向(図3の反時計回り)に回転駆動される一方、モータ5の逆転に伴って閉扉方向(図3の時計回り)に回転駆動される。
図4に示すように、オープナ作動レバー6は、中心軸7を回避するように中心軸7の側方及び駆動ギア4の上方を横切って配置されると共に、ベース12に設けられた支軸10を介してその基端が回動可能に軸支されている。また、オープナ作動レバー6の中心軸7に対面する側縁には、駆動ギア4の正逆方向の何れの回転に伴ってギア突起(スリーブ13)に当接されてオープナ作動レバー6を作動位置に回動させるカム部21が設けられている(図4参照)。
また、図7に示すように、駆動ギア4とドラム3との間には薄板状のフックベース18が互いに平行に配置され、フックベース18とドラム3との間にはフック部材15が互いに平行に配置されている。フックベース18は、その一側寄りが中心軸7に挿通され、他側寄りが駆動ギア4に固定されている。即ち、駆動ギア4の上面の径方向の外側寄りには、スリーブ13(ギア突起)が配置され、スリーブ13の上端にフックベース18の他側寄りが配置され、フックベース18の上面にスリーブ19が配置され、スリーブ19の上端にフック部材15が配置され、フック部材15、スリーブ19、フックベース18、スリーブ13を挿通してベース12に先端を固設された支軸ピン20により、フック部材15が回動自在に設けられている。これにより、スリーブ13、フックベース18及びフック部材15は、駆動ギア4と一体となって中心軸7の回りに回転する。また、スリーブ13は、上下方向においてオープナ作動レバー6の水平方向に配置されており(図6参照)、駆動ギア4の正逆方向の回転においてオープナ作動レバー6の軌道上に向けて突出するギア突起を構成している(図4及び図5参照)。
また、フックベース18の上面の一端寄りには、図7に示すように、フック部材15を移動させるフックガイド部材16のカム部17が中心軸7に挿通されて配置されている。フックガイド部材16は、概略として、駆動ギア4の外側のベース12の上面から立ち上がってフック部材15の軌道上方を跨いでカム部17に架け渡す橋状をなす。フック部材15の軌道上方に配置されたフックガイド部材16の架橋部22の一端の下面にはカム部17が一体に形成され(図7参照)、フックガイド部材16の架橋部22の他端には下方に向けて脚部23が形成されている(図5参照)。フックガイド部材16のカム部17の上面にはドラム3が配置され(図7参照)、フックガイド部材16の脚部23はベース12に固定されている(図5参照)。これにより、フックガイド部材16のカム部17が中心軸7に挿通されて定位置に固定される。なお、ドラム3の回転方向における閉扉方向に向いた架橋部22の側縁には、ドラム3の径方向外側に向けて開扉方向に傾斜する傾斜部24が形成され、傾斜部24の基端によりドラム突起14の基部に当接してドラム3の閉扉方向の回動を規制するストッパ部25が構成されている(図5参照)。
[フック部材15]
図8は、駆動ギア4の回転に伴って回転移動するフック部材15と、フック部材15を支軸ピン20を中心として回動させるフックガイド部材16のカム部17との作動状態を示す図である。フック部材15は、先端を閉扉方向に向けた状態で、基端を支軸ピン20により回動可能に軸支されている。フック部材15の先端には、開扉方向に向けて鉤状に延びた誘導突部26が形成され、誘導突部26に隣り合う径方向内側には開扉方向に向けて開放された係合凹部27が設けられ、係合凹部27に隣り合う径方向内側には、中心軸7に向けて膨出するカムフォロア部28が設けられている。また、フック部材15とフックベース18との間となるスリーブ19には付勢バネ(ねじりコイルバネ)29が外挿され、付勢バネ29の一端がフック部材15に掛止され、付勢バネ29の他端がフックベース18に掛止されている。付勢バネ29は、フック部材15のカムフォロア部28をカム部17のカム面に向けて付勢するものである。また、付勢バネ29は、開扉方向への駆動ギア4の回転に伴って、フック部材15(係合部材)とドラム突起14との係合が離脱すると、フック部材15をドラム突起14の軌道上から退避させる退避移動部材を構成している。
[カム部17]
フックガイド部材16のカム部17は、中心軸7を取り囲むカム面を備えている。カム面は、駆動ギア4の回転中心からの径方向の距離が最小となる略180度に亘る径小部40と、回転中心を挟んで径小部に対向すると共に回転中心からの径方向の距離が径小部よりも大きい略90度に亘る径大部41と、径小部40と径大部41との間にあって、閉扉方向に向けて径小部40から径大部41へと連続する直線誘導部42と、径小部40と径大部41との間にあって、閉扉方向に向けて径大部41から径小部40へと連続する直線誘導部43とで構成される。
フック部材15のカムフォロア部28が、カム部17の径小部40に摺接している状態では、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14に係合不可能である初期位置を取らしめる。また、初期位置では、フック部材15は、ドラム突起14の軌道上から退避している(図8参照)。一方、フック部材15のカムフォロア部28が、カム部17の径大部41に摺接している状態では、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14に係合可能となる係合可能位置を取らしめる。
次に、ドア開閉装置1に配設された各スイッチについて説明する。後述のハーフラッチ状態を検知した後に、駆動ギア4の開扉方向への回転に伴って、フック部材15がドラム突起14から離脱する位置(図14に示す状態)を検知するフック外し位置検知スイッチ(図示せず)が設けられている。さらに、図示しないが、ドアロック装置31には、ラッチがハーフラッチ状態まで回動したことを検知するハーフラッチスイッチ及びラッチがフルラッチ状態まで回動したことを検知するフルラッチスイッチが設けられている。
また、上記の各スイッチの検出信号に応じてモータの正転、逆転及び停止を制御するためのコントローラが配備されている。コントローラには、駆動ギア4を回転駆動する上記モータ5(パルスモータ)が接続されると共に、上記の各スイッチ、すなわち、ハーフラッチスイッチ及びフルラッチスイッチが接続されている他、無線或いは車内からの操作により、開扉または閉扉を指令するための開扉操作スイッチ並びに閉扉操作スイッチが接続されている。なお、コントローラは、モータ5に対して出力するパルス数にて駆動ギア4の原点位置(図4に示す状態)、オープナ作動レバー6がオープナ34を作動させる作動位置(図10に示す状態)及びドラム突起14からフック部材15の誘導突部26が離脱する駆動ギア4の回転位置(フック外し位置)を判断している。
以上のように構成されたドア60の開閉に関わるドア開閉装置1の動作について説明する。
[手動によるドアの開扉]
閉鎖しているドア60を手動で開ける場合は、ドアロック装置31をキー操作等でロック解除した後、ドア60を押し上げると、ドラム3のドラム突起14は駆動ギア4のフック部材15にぶつかることなく自由に正転することができるため、ドア60の上昇に伴ってドア牽引用ケーブル2が引っ張られることにより、ドラム3は正転(図3及び図4の開扉方向に回転、反時計回り)してドア牽引用ケーブル2を繰り出す。ドア60が全開状態まで開くと、ドラム3のドラム突起14は図9に示す位置に停止する。この間、駆動ギア4及びオープナ作動レバー6は移動しない。以上の動作は従来と同様である。
[手動によるドアの閉扉]
全開状態のドア60を手動で閉じると、ドラム3のドラム突起14は逆転を規制されないため、ドア牽引用ケーブル2が緩むのに伴ってドラム3が付勢バネ8の力で逆転し(図3の時計回り、閉扉方向)、ドア牽引用ケーブル2を巻き取る。ドア60が閉じてハーフラッチ状態になると、ドラム3のドラム突起14が図4に示す原点位置に戻り、ドラム3の閉扉方向への回転が停止すると共に、ドアロック装置31のハーフラッチスイッチが検知信号をコントローラに出力し、応じてコントローラがクロージャモータ33を正転させる。この結果、これによって、クロージャ32が作動してドアロック装置31のロック手段をフルラッチ状態へ移行し、ドア60が完全に施錠される。
ドアロック装置31がフルラッチ状態になると、フルラッチスイッチが検知信号をコントローラに出力し、応じてコントローラがクロージャモータ33を逆転させ、クロージャ32に設けられた原点スイッチ(図示せず)が初期位置を検知して検知信号をコントローラに与えると、応じてコントローラがクロージャモータ33を停止させる。
[電動によるドアの開扉]
閉鎖しているドア60を電動で開ける場合には、無線或いは車内から開扉操作スイッチを操作する。開扉操作スイッチによる開扉指令に応じ、コントローラは、図示しないモータ(駆動ギア4を回動するモータとは別装置)を作動させることによりドアロック装置31のオープンレバー(図示せず)を作動させ、ドアロックを解除する(フルオープン状態、従来と同様であり周知技術)。なお、車内からの操作によって手動ハンドルによりワイヤ等でオープンレバーを作動させ、ドアロックを解除することもできる(従来周知)。
次いで、コントローラは駆動ギア4を回動するモータ5を正転させ、駆動ギア4を開扉方向(図4の反時計回り)に回転させる。駆動ギア4が開扉方向に回転すると、駆動ギア4と一体となって支軸ピン20、フックベース18及びフック部材15が中心軸7を中心として開扉方向に回転する。そして、駆動ギア4の開扉方向への回転に伴って、駆動ギア4に固定された支軸ピン20に設けられたスリーブ13(図6参照)が、オープナ作動レバー6のカム部21に先端方向から当接してカム部21の中央部分まで移動していくことにより、オープナ作動レバー6を作動位置まで正転(反時計回りに回動)させる(図10参照)。この結果、オープナ34が作動してドア60を押し上げ、全閉状態から開アシスト手段(ガスステー36)の開扉動作開始位置までドア60を自動開放させる。
引き続いて、開アシスト手段が機能し、その伸張動作によってドア60を全開状態まで自動開扉させる。なお、この間、フック部材15のカムフォロア部28がカム部17の径小部40に摺接し続け、駆動ギア4のフック部材15が初期位置を取り続けるため、ドラム3のドラム突起14はフック部材15にぶつかることなくフリーで正転することができる(図8の符号15d参照)。ドラム3は正転を継続してドア牽引用ケーブル2をその外周から繰り出す。ドア60が全開状態まで開くと、ドラム3のドラム突起14は図9に示す位置に停止する。
コントローラは、オープナ作動レバー6が作動位置まで正転する回転位置までモータ5を正転させると、モータ5を逆転させる。これにより、駆動ギア4が逆転(時計回り)する。コントローラは図4に示す原点位置まで駆動ギア4を逆転させ、モータ5を停止する。また、駆動ギア4が逆転すると、オープナ作動レバー6は付勢バネ11の付勢力により初期位置に向けて付勢されているため、駆動ギア4の支軸ピン20に設けられたスリーブ13(図6参照)がオープナ作動レバー6のカム部21に当接しながら反時計回りに回転し、スリーブ13がオープナ作動レバー6のカム部21から離隔すると、オープナ作動レバー6が初期位置に戻り、オープナ34も元の位置に復帰する。
[電動によるドアの閉扉、障害物が検知されない正常な閉扉動作]
全開状態のドア60を電動で閉じる場合には、無線或いは車内から閉扉操作スイッチを操作する。閉扉操作スイッチによる閉扉指令に応じ、コントローラは、モータ5を逆転させる。モータ5の逆転に伴って駆動ギア4が逆転し(閉扉方向に回転、図4の時計回り)、駆動ギア4が閉扉方向に回転すると、駆動ギア4と一体となって支軸ピン20、フックベース18及びフック部材15が中心軸7を中心として閉扉方向に回転する。
駆動ギア4の閉扉方向への回転に伴って、フック部材15のカムフォロア部28がカム部17の径小部40から直線誘導部42へ(図8の符号15a参照)、直線誘導部42から径大部41へ(図8の符号15b参照)と摺接し続けることにより、駆動ギア4のフック部材15が支軸ピン20の回りに反時計方向に回動し、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14に係合可能となる係合可能位置まで回動移動する。
引き続いて駆動ギア4が閉扉方向に回転することにより、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14に係合していき、この時、ドラム突起14が内側から付勢バネ29の付勢力に抗して誘導突部26を外側に向けて押圧することにより、フック部材15が支軸ピン20の回りにさらに反時計方向に回動し、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14に完全に係合した状態となると、それまで摺接状態にあったフック部材15のカムフォロア部28がカム部17の径大部41から離隔する(図8の符号15c及び図11参照)。
さらに、引き続いて駆動ギア4が閉扉方向に回転することにより、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14を捕捉状態で閉扉方向に回転することにより、ドラム3が閉扉方向(図3の時計回り)に回転してドア牽引用ケーブル2を外周に巻き取り、ドア60が下降を開始する(ドア60の閉まり始め)。
そして、駆動ギア4が図11に示す位置からさらに閉扉方向(時計回り)に回転すると、駆動ギア4に固定された支軸ピン20に設けられたスリーブ13が、オープナ作動レバー6のカム部21に基端方向から当接してカム部21の中央部分まで移動していくことにより、オープナ作動レバー6を作動位置まで正転(反時計回りに回動)させる(図12参照)。従って、閉扉動作においてもオープナ34が作動する。なお、オープナ作動レバー6が作動位置を取るタイミングは、ドア60が閉鎖方向に動作することによって作動する閉アシスト手段(ガスステー36)の閉扉動作開始位置と略一致している。この結果、図16に示すように、オープナ34が作動してドア60を押し上げる力により閉アシスト手段の退縮動作力に対して制動をかけ(ドアの開き角度がほぼ25度の時)、ドア60が急激に閉鎖することを回避すると共に、駆動ギア4の回転力のみによってドラム3を閉扉方向に回転させる。また、駆動ギア4の回転速度(図16ではモータ5の逆転速度として示している)を遅く設定し、閉鎖動作を緩やかに行うことができる(図16参照)。
引き続いて駆動ギア4が閉扉方向に回転して図13に示す位置までドラム突起14を回転させると、ドア60が閉じてハーフラッチ状態になる。また、ドラム3は、駆動ギア4の閉扉方向の回転に伴ってフック部材15の係合凹部27がドラム突起14を捕捉状態で閉扉方向に回転することにより、時計回りに回転してドア牽引用ケーブル2を外周に巻き取る。
ドア60が閉じてハーフラッチ状態になると、ドアロック装置31のハーフラッチスイッチが検知信号をコントローラに出力し、応じてコントローラがモータ5を正転させ、駆動ギア4が開扉方向(図13の時計回り)に回転する。同時に、コントローラがクロージャモータ33を正転させる。これによって、クロージャ32が作動してドアロック装置31のロック手段をフルラッチ状態へ移行させる。なお、ドラム突起14は付勢バネ8(図3参照)の付勢力によりストッパ部25(図5参照)に当接し、図13の位置に規制される。
駆動ギア4が開扉方向に回転すると、駆動ギア4と一体となって支軸ピン20、フックベース18及びフック部材15が中心軸7を中心として開扉方向に回転する。そして、フック部材15が開扉方向に回転することにより、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14から閉扉方向に離間していき、ドラム突起14からフック部材15の誘導突部26が離脱すると、付勢バネ29の付勢力によりフック部材15が支軸ピン20の回りに時計方向に回動し、フック部材15のカムフォロア部28がカム部17の径小部40に当接した状態となる(図14参照、フック外し位置)。コントローラは、ドラム突起14からフック部材15の誘導突部26が離脱する駆動ギア4の回転位置(フック外し位置)までモータ5を正転させると、モータ5を逆転させる。これにより、駆動ギア4が逆転(時計回り)する。コントローラは図4に示す原点位置まで駆動ギア4を逆転させ、モータ5を停止する。
この後、ドアロック装置31がフルラッチ状態になり、ドア60が完全に施錠される。フルラッチスイッチがこれを検知して検知信号をコントローラに出力し、応じてコントローラがクロージャモータ33を逆転(反時計回り)させ、クロージャ32に設けられた原点スイッチ(図示せず)が初期位置を検知して検知信号をコントローラに与えると、応じてコントローラがクロージャモータ33を停止させる。
[電動によるドアの閉扉途中、障害物が検知された場合の開扉動作]
本発明は、ドア60の閉扉動作が行われている状態中に、感圧センサが負荷を検出した時、感圧センサの検出信号に応じて駆動ギア4の回転を閉扉方向から開扉方向に反転し、ギア突起(スリーブ13)の回転移動によるオープナ作動レバー6のカム部21への当接によって、オープナ作動レバー6を作動位置に回動させ、オープナ34の作動で開扉させるものである。
電動によりドア60を自動閉扉させている状態において、即ち、図11に示すドア閉まり始め位置から図13に示すハーフラッチ状態(ドア引き込み開始位置)となる直前までの間に、ドア60のフレームに障害物が接触した場合には、ドア60のフレームに設けられた感圧センサが障害物に接触したことによる負荷を検出し、感圧センサの検出信号がコントローラに入力される。感圧センサの検出信号に応じてコントローラはモータ5を正転する。
例えば、図15は、図12に示す自動閉扉におけるオープナ作動位置から図13に示すハーフラッチ状態(ドア引き込み開始位置)となる直前までの間に、感圧センサが障害物を検知し、感圧センサの検出信号に応じてコントローラがモータ5を正転した場合を示している(「感圧センサの検知による駆動ギア反転時」ということにする)。モータ5の正転により、駆動ギア4が図15において開扉方向(反時計回り)に回転する。
図15に示す駆動ギア4の回転位置は、[電動によるドアの閉扉、障害物が検知されない正常な閉扉動作]で説明したように、感圧センサの検知信号によりコントローラによって駆動ギア4の回転が正転(開扉方向)に転じる直前までは、オープナ34が作動してドア60を押し上げる力により閉アシスト手段の退縮動作力に対して制動をかけ、ドア60が急激に閉鎖することを回避すると共に、駆動ギア4の回転力のみによってドラム3を閉扉方向に回転させる。また、駆動ギア4の回転速度を遅く設定し、閉鎖動作を緩やかに行われていたものである(図16参照)。
「感圧センサの検知による駆動ギア反転時」では、ドラム突起14は付勢バネ8(図3参照)により閉扉方向に付勢がかけられ、ドア牽引用ケーブル2はドア60により開扉方向に張力がかけられていることにより、図15の位置に留まる。
駆動ギア4が開扉方向(反時計回り)に回転すると、駆動ギア4と一体となって支軸ピン20、フックベース18及びフック部材15が中心軸7を中心として開扉方向に回転する。そして、フック部材15が開扉方向に回転することにより、フック部材15の係合凹部27がドラム突起14から閉扉方向に離間していく。
そして、ドラム突起14からフック部材15の誘導突部26が離脱すると、付勢バネ29の付勢力によりフック部材15が支軸ピン20の回りに時計方向に回動し、フック部材15のカムフォロア部28がカム部17の径小部40に当接した状態(初期位置)となる。従って、フック部材15は、ドラム突起14の軌道上から退避した状態となる(図8の符号15d参照)。
そして、引き続く駆動ギア4の開扉方向への回転に伴って、駆動ギア4に固定された支軸ピン20に設けられたスリーブ13(図6参照)がオープナ作動レバー6のカム部21に当接してオープナ作動レバー6を作動位置まで正転(反時計回りに回動)させる(図10参照)。この結果、オープナ34が作動してドア60を押し上げ、全閉状態から開アシスト手段(ガスステー36)の開扉動作開始位置までドア60を自動開放させる。引き続いて、開アシスト手段が機能し、その伸張動作によってドア60を全開状態まで自動開扉させる。
以上のように、本発明のバックドアのドア開閉装置によれば、閉アシスト手段(ガスステー36)の退縮動作は、図10に示す自動閉扉時のオープナ作動時のオープナ34の押し上げ力により、ほぼ相殺されている。このため、直ちにモータ5の回転を閉扉方向から開扉方向に逆転させてオープナ作動レバー6を作動位置に回動させてオープナを動作させると、オープナ34の動作で、即時にドア60を開扉動作に転じることができる。従って、閉アシスト手段の作動領域においても障害物への衝突を回避することができる。
ドラム3のドラム突起14はフック部材15にぶつかることなくフリーで正転することができる。ドラム3は正転してドア牽引用ケーブル2をその外周から繰り出す。ドア60が全開状態まで開くと、ドラム3のドラム突起14は図9に示す位置に停止する。
コントローラは、オープナ作動レバー6が作動位置まで正転する回転位置までモータ5を正転させると、モータ5を逆転させる。これにより、駆動ギア4が逆転(時計回り)する。コントローラは図4に示す原点位置まで駆動ギア4を逆転させ、モータ5を停止する。また、駆動ギア4が逆転すると、オープナ作動レバー6は付勢バネ11の付勢力により初期位置に向けて付勢されているため、駆動ギア4の支軸ピン20に設けられたスリーブ13(図6参照)がオープナ作動レバー6のカム部21に当接しながら反時計回りに回転し、スリーブ13がオープナ作動レバー6のカム部21から離隔すると、オープナ作動レバー6が初期位置に戻り、オープナ34も元の位置に復帰する。
なお、上述の実施形態では、モータ5として正逆回転可能なパルスモータを採用し、コントローラがモータ5に対して出力するパルス数にて駆動ギア4の原点位置、オープナ10をさせる作動位置(図10に示す状態)及びドラム突起14からフック部材15が離脱する駆動ギア4の回転位置(フック外し位置)を判断する構成としているが、モータ5として一般的な直流モータを用い、駆動ギア4の原点位置を検知する原点検知スイッチ、オープナ作動レバー6がオープナ10をさせる作動位置を検知するオープナ作動レバー作動位置検知スイッチ、フック部材15がドラム突起14から離脱する駆動ギア4の回転位置を検知するフック外し位置検知スイッチを設け、コントローラが各位置検知スイッチによる位置検知信号に応じてモータ5を制御することで駆動ギア4の正転、逆転及び回転停止を制御する構成としてもよい。
本発明の実施形態に係る跳ね上げ式バックドアを備えた自動車の後部を示す正面図である。 自動車の後部の一側から見た側面図である。 本発明の実施形態に係るドア開閉装置の正面図である。 原点位置におけるドア開閉装置の要部を示す正面図である。 ドア開閉装置の要部を拡大して示す正面図である。 図5におけるA−A線で破断して示す断面図である。 図5におけるB−B線で破断して示す断面図である。 駆動ギアの回転に伴って回転移動するフック部材と、フック部材を支軸ピンを中心として回動させるフックガイド部材のカム部との作動状態を示す図である。 ドア全開状態におけるドア開閉装置の要部正面図である。 自動開扉によるオープナ作動時のドア開閉装置の要部正面図である。 自動閉扉によるドア閉まり始め時のドア開閉装置の要部正面図である。 自動閉扉によるオープナ作動時のドア開閉装置の要部正面図である。 自動閉扉によるドア引き込み時(ハーフラッチ状態)のドア開閉装置の要部正面図である。 自動閉扉によるフック外し時のドア開閉装置の要部正面図である。 感圧センサによって障害物が検知された場合の駆動ギア反転時のドア開閉装置の要部正面図である。 自動閉扉動作におけるドア端荷重、ドア開き角度、モータ、駆動ギア、オープナ作動レバー、オープナ、フック部材及びドラムの動作状態を示すタイムチャートである。
符号の説明
1 ドア開閉装置
2 ドア牽引用ケーブル
3 ドラム
4 駆動ギア
5 モータ
6 オープナ作動レバー
7 中心軸
8 付勢バネ
9 オープナ操作ケーブル
10 支軸
11 付勢バネ
12 ベース
13 スリーブ(ギア突起)
14 ドラム突起
15 フック部材
16 フックガイド部材
17 カム部
18 フックベース
19 スリーブ
20 支軸ピン
21 カム部
22 架橋部
23 脚部
24 傾斜部
25 ストッパ部
26 誘導突部
27 係合凹部
28 カムフォロア部
29 付勢バネ
30 ヒンジ
31 ドアロック装置
32 クロージャ
33 クロージャモータ
34 オープナ
35 プーリ
36 ガスステー(開アシスト手段及び閉アシスト手段)
40 径小部
41 径大部
42 直線誘導部
43 直線誘導部
50 出力軸
51 ピニオン
60 ドア
70 車体

Claims (2)

  1. ロック手段によるロック状態が解除されて閉鎖位置にあるドアを開扉動作開始位置まで前記ドアを押し上げて自動開放するオープナと、前記開扉動作開始位置まで開いたドアを全開状態まで自動開扉させる開アシスト手段と、前記全開状態に対して閉扉動作開始位置まで閉じた前記ドアをハーフラッチ状態まで自動閉扉させる閉アシスト手段と、を備えた跳ね上げ式ドアに対して設けられ、
    ドアの開閉角度に相当する長さ以上のドア牽引用ケーブルと、前記ドア牽引用ケーブルの繰り出し・巻き取りを行って前記ドアを開閉するドラムと、前記ドラムの回転面と相対向して配置され、正逆回転可能なモータにより開扉方向と閉扉方向との両方向に回転駆動可能とされた駆動ギアと、前記ドラム及び前記駆動ギアを回転自在に軸支する中心軸と、前記駆動ギアの回転によって前記オープナを作動させるオープナ作動レバーと、前記ドラム及び前記駆動ギアの相対向する各回転面において前記ドラムに突設されたドラム突起と、前記駆動ギアの前記閉扉方向の回転に伴って前記ドラム突起と係合する係合部材とを備え、
    前記係合部材が前記ドラム突起に係合することにより、前記駆動ギアの回転が前記ドラムに伝達されて前記ドア牽引用ケーブルの巻き取りが行われて前記ドアを閉鎖するように構成されたドア開閉装置において、
    前記駆動ギアに前記オープナ作動レバーと当接するギア突起を設け、
    前記オープナ作動レバーを前記中心軸の側方及び前記駆動ギアの上方を横切って配置し、前記中心軸とは別に設けられた支軸を介して基端を回動可能に軸支すると共に、先端にオープナ操作ケーブルを接続し、前記オープナ作動レバーの前記中心軸に対面する側縁に、前記駆動ギアが前記開扉方向に回転したとき並びに前記閉扉方向に回転したときの何れの場合にも、前記ギア突起に当接されて当該オープナ作動レバーを作動位置に回動させるカム部を設け、
    前記駆動ギアが前記閉扉方向に回転したときに、前記ドラム突起に対する係合が不可能である初期位置から前記ドラム突起に対する係合が可能となる係合可能位置に前記係合部材を移動させる移動部材と、
    前記ドアのフレームに設けられると共に障害物に接触したことによる負荷を検出する感圧検知手段と、
    前記開扉方向への駆動ギアの回転に伴って、前記係合部材と前記ドラム突起との係合が離脱すると、前記係合部材を前記ドラム突起の軌道上から退避させる退避移動部材と、
    を備え、
    前記ドアの閉扉動作中に、前記感圧センサが負荷を検出した時、前記感圧センサの検出信号に応じて前記駆動ギアの回転を前記閉扉方向から前記開扉方向に反転し、前記ギア突起の回転移動による前記カム部への当接によって、前記オープナ作動レバーを前記作動位置に回動させ、前記オープナの作動で開扉させることを特徴とするドア開閉装置。
  2. 前記駆動ギアの前記閉扉方向への回転中、前記ギア突起の前記閉扉方向への回転移動による前記カム部への当接によって、前記オープナ作動レバーを前記作動位置に回動させ、前記オープナの押し上げ力で、前記閉アシスト手段の退縮動作力に対して制動をかけることを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
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