JP4957425B2 - 種子消毒設備 - Google Patents
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Description
そこで、ランニングコストの低減を図ると共に、均一な消毒を効率よく行うことができるようにすることを課題とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、温湯を貯留する温湯消毒槽(1)と、冷却水を貯留する冷却槽(10)と、冷却槽(10)に冷却水を供給する給水手段(18)と、冷却槽(10)内の冷却水が所定量以上となったときにオーバーフローする冷却水を冷却水オーバーフロー経路(35)を介して回収する回収槽(36)と、該回収槽(36)からの水が給水経路(37)を介して供給される切替弁(27)と、該切替弁(27)からの水が供給され該水を温湯消毒槽(1)へ供給する給湯経路(28)と、該給湯経路(28)を流れる水を加温するヒータ(30)と、温湯消毒槽(1)からの温湯を前記切替弁(27)に供給する戻り経路(26)とを設け、前記切替弁(27)は、給水経路(37)からの水を給湯経路(28)へ供給する状態と、戻り経路(26)からの温湯を給湯経路(28)へ供給する状態とに切り替える構成とした種子消毒設備とした。
また、請求項5に係る発明は、循環移送装置(3)は、上昇させた種子バケット(2)を搬送始端側へ連続的に移送して戻す構成とし、前記移送停止時間を変更できる構成とし、温湯消毒槽(1)の長手方向に延びる温水管(22)を設け、該温水管(22)に温水噴出口(13)を設け、温湯消毒槽(1)には、停止する種子バケット(2)の下方で且つ温水管(22)と平面視で交差するよう空気噴出管(19)を配置した請求項4に記載の種子消毒設備とした。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の効果に加えて、冷却槽(10)内の冷却水の温度を所望に維持できると共に、冷却槽(10)内の種子を冷却することにより温度上昇した水をオーバーフロー口から効率良く排出しながら、給水手段(18)からの水を冷却槽(10)内に効率良く供給することができるので、種子の冷却効果を高めることができる。また、温度上昇した水をオーバーフロー口から効率良く回収槽(36)に回収できるので、回収槽(36)から給水経路(37)を介して給湯経路(28)へ供給される水の温度を高めることになり、ヒータ(30)による加熱量を抑えることができ、ランニングコストの低減が図れる。
請求項4の発明によると、請求項3の発明の効果に加えて、温水噴出口(13)の上方に種子バケット(2)を長く滞留させることができ、種子の殺菌効果を高めることができる。
請求項5の発明によると、請求項4の発明の効果に加えて、上昇させた種子バケット(2)を搬送始端側へ移送する移送速度を、温湯消毒槽(1)内を浸漬した状態で種子バケット(2)を間欠的に移送する移送速度よりも速くでき、空の種子バケット(2)の数を減らすことにより、コストダウンが図れる。また、移送停止時間の変更により同一の種子バケット(2)が温湯消毒槽(1)に浸漬される総時間を変更でき、種子の品種に応じて種子の消毒時間を変更することができる。しかも、移送中の移送速度を変えずに容易に浸漬時間を変えることができる。更に、温湯消毒槽(1)内の温度むらを抑えることができると共に、各種子バケット(2)へ向けて空気を噴出することにより全ての種子を均等に攪拌できる。
種子消毒設備は、前工程から後工程の順に温湯消毒装置A、種子冷却装置B、乾燥装置Cを順次設けている。温湯消毒装置Aは、箱型の温湯消毒槽1を設け、温湯消毒槽1の上方には多数の種子バケット2を循環移送する循環移送装置3を設けている。尚、前記温湯消毒槽1は、11個の種子バケット2を連ねて収容できる構成となっている。また、種子バケット2には、所定量ごとに種子を収容する網状の種子袋Pを入れるようになっている。
下降装置3dの途中の種子袋供給位置rに停止している種子バケット2に種子を収容した網状の種子袋Pを供給する。そして種子袋供給位置rから温湯消毒槽1内まで下降装置3dで種子バケット2を下降して温湯に浸漬する。
冷却槽10の冷却バケット8に供給された種子袋Pは冷却水により冷却される。冷却バケット8は循環移送装置3の間欠駆動と連動する構成とし、温湯消毒槽1から種子冷却槽10へ次の種子袋Pが供給される前に回動反転して次の冷却バケット8へ種子袋Pを供給し、温湯消毒槽1からの種子袋Pを受け入れる。すなわち、冷却終端側の冷却バケット8から順次回動反転することで種子袋Pを順に次の冷却バケット8に移送すると共に、冷却始端側の冷却バケット8に温湯消毒槽1からの種子袋Pを受け入れるようにしている。
この種子消毒装置によると、前後に長い温湯消毒槽1により複数の種子バケット2を移送しながら連続的に能率的に温湯消毒することができ、また、温湯消毒装置Aから種子冷却装置Bに種子袋Pを簡単に供給することができる。
また、冷却バケット8を所定時間毎に駆動反転させ、冷却水内で種子袋Pを所定時間停止冷却しながら移送するので、冷却効果を高めることができる。
温湯消毒槽1内には温湯オーバーフロー樋24を設け、温湯オーバーフロー樋24にオーバーフローした温湯は外部に排出される。また、温湯消毒槽1内には温湯オーバーフロー樋24とは別の温湯排出口25を設け、該温湯排出口25から戻り経路となる温湯戻り路26を介して切替弁27に供給される。従って、前記切替弁27の切替により、前記温湯排出口25から温湯を排出する状態に切り替える構成となっている。
乾燥室55の一側には乾燥受け台56を設け、他側には送風ファン57、出芽用暖房機58を設けている。乾燥室55の底部には温風通路44を設け、温風通路44を経由して暖房機58で温めた空気を送風ファン57で送り、乾燥受け台56に送り込むように構成している。
Claims (5)
- 温湯を貯留する温湯消毒槽(1)と、冷却水を貯留する冷却槽(10)と、冷却槽(10)に冷却水を供給する給水手段(18)と、冷却槽(10)内の冷却水が所定量以上となったときにオーバーフローする冷却水を冷却水オーバーフロー経路(35)を介して回収する回収槽(36)と、該回収槽(36)からの水が給水経路(37)を介して供給される切替弁(27)と、該切替弁(27)からの水が供給され該水を温湯消毒槽(1)へ供給する給湯経路(28)と、該給湯経路(28)を流れる水を加温するヒータ(30)と、温湯消毒槽(1)からの温湯を前記切替弁(27)に供給する戻り経路(26)とを設け、前記切替弁(27)は、給水経路(37)からの水を給湯経路(28)へ供給する状態と、戻り経路(26)からの温湯を給湯経路(28)へ供給する状態とに切り替える構成とした種子消毒設備。
- 冷却槽(10)内の冷却水の温度を検出する水温センサ(42)を設け、該水温センサ(42)の検出による冷却水の温度が設定温度以上になると冷却水を供給するべく給水手段(18)を制御する制御部(43)を設け、冷却槽(10)において給水手段(18)の供給位置とオーバーフロー口とを互いに対向する端部に配置した請求項1に記載の種子消毒設備。
- 種子を収容する多数の種子バケット(2)と、該種子バケット(2)を温湯消毒槽(1)に浸漬させるべく循環移送する循環移送装置(3)を設け、該循環移送装置(3)は、種子バケット(2)を下降させて温湯消毒槽(1)内の温湯に浸漬させ、温湯消毒槽(1)内に浸漬した状態で種子バケット(2)を移送中の時間より移送停止時間の方が長くなるよう間欠的に移送し、温湯消毒槽(1)内に浸漬した種子バケット(2)を上昇させ、上昇させた種子バケット(2)を搬送始端側へ戻す構成とした請求項1に記載の種子消毒設備。
- 温湯消毒槽(1)の底部で、間欠移送により停止する種子バケット(2)の停止位置の下方には、温水噴出口(13)を設けた請求項3に記載の種子消毒設備。
- 循環移送装置(3)は、上昇させた種子バケット(2)を搬送始端側へ連続的に移送して戻す構成とし、前記移送停止時間を変更できる構成とし、温湯消毒槽(1)の長手方向に延びる温水管(22)を設け、該温水管(22)に温水噴出口(13)を設け、温湯消毒槽(1)には、停止する種子バケット(2)の下方で且つ温水管(22)と平面視で交差するよう空気噴出管(19)を配置した請求項4に記載の種子消毒設備。
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