JP4957041B2 - 電源供給装置 - Google Patents

電源供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4957041B2
JP4957041B2 JP2006089727A JP2006089727A JP4957041B2 JP 4957041 B2 JP4957041 B2 JP 4957041B2 JP 2006089727 A JP2006089727 A JP 2006089727A JP 2006089727 A JP2006089727 A JP 2006089727A JP 4957041 B2 JP4957041 B2 JP 4957041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage value
resistor
feedback
voltage
boosting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006089727A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007267513A (ja
Inventor
英男 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2006089727A priority Critical patent/JP4957041B2/ja
Publication of JP2007267513A publication Critical patent/JP2007267513A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4957041B2 publication Critical patent/JP4957041B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dc-Dc Converters (AREA)

Description

本発明は、直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置に関する。
従来より、直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する電源供給装置が提案されている。
前記電源供給装置は、例えば、図3に示すように、直流電源80から供給される電圧値Vinを所定の出力電圧値Voutに昇圧して負荷72に出力する昇圧手段70と、前記昇圧手段70からの出力電圧値Voutに所定の分圧比が乗算された帰還電圧値Vfbを前記昇圧手段70に帰還させる帰還手段71とを備え、前記昇圧手段70が、前記帰還手段71から帰還される帰還電圧値Vfbに基づいて前記出力電圧値Voutを制御するように構成されている。
前記昇圧手段70は、直流電源80から供給される電圧Vinを平滑化する入力平滑コンデンサ81と、電圧を昇圧する昇圧コイル82と、スイッチング素子83と、前記スイッチング素子83のオン/オフの制御を実行する制御部84と、出力する電圧を平滑化する出力平滑コンデンサ85と、電流の逆流を防止するための逆流防止ダイオード86とにより構成されている。
前記帰還手段71は、直列接続された第一抵抗87と第二抵抗88とにより構成されている。
以下、前記電源供給装置の動作について説明する。前記制御部84の制御により、前記スイッチング素子83がオンされると、前記直流電源80からの電流が前記昇圧コイル82に供給される。そして、時間の経過とともに、前記昇圧コイル82には、前記昇圧コイル82に流れる電流値の2乗に比例するエネルギーが蓄積される。次に、前記スイッチング素子83がオフされると、前記昇圧コイル82に蓄積されたエネルギーは、前記逆流防止ダイオード86を介して、出力電圧値Voutとして前記出力平滑コンデンサ85に蓄積される。ここで、前記逆流防止ダイオード86は、前記スイッチング素子83がオンしたときに、前記出力平滑コンデンサ85に蓄積された電荷が、前記スイッチング素子83を介して流出することを防止している。
前記出力平滑コンデンサ86に蓄積された出力電圧値Voutは、前記直列接続された第一抵抗87と第二抵抗88とにより分圧され、帰還電圧値Vfbとして前記制御部84に帰還される。そして、前記制御部84は、前記帰還電圧値Vfbと予め記憶されている参照電圧値とを比較し、例えば、前記帰還電圧値Vfbが前記参照電圧値と等しくなるように、前記スイッチング素子83のオン/オフの制御を実行する。
しかし、図4に示すように、上述の電源供給装置では、何らかの異常により、例えば、前記帰還手段71において、前記昇圧手段70の出力端側に接続された前記第一抵抗87がオープンとなったり、基準電極GND側に接続された前記第二抵抗88がショートすると、前記第一抵抗87と前記第二抵抗88とによる前記出力電圧値の分圧比が変化して、前記帰還電圧値Vfbが本来よりも小さな値となってしまう。このとき、前記制御部84は、前記出力電圧値Voutが十分に昇圧された状態になっているにもかかわらず、前記帰還電圧値Vfbが前記参照電圧値に満たない為、前記帰還電圧値Vfbが前記参照電圧値と等しくなるように、前記スイッチング素子83をより昇圧方向に過剰にオン/オフ制御し続けるため、前記出力電圧値Voutが過剰に昇圧された状態となってしまうことが問題となっていた。
このため、従来は、前記昇圧手段70の出力側に、過電圧を監視する保護回路を配置して、過電圧が発生した場合には、前記保護回路から前記昇圧手段70に帰還をかけて昇圧動作を停止させる技術などが提案されていた。
特開平3−78463号公報 特開2004−268632号公報
しかし、過電圧を監視する保護回路を配置すると、回路規模が大きくなるといった問題や、実際に過電圧が発生した後に、昇圧動作を停止させるため、そのレスポンスが遅いと瞬時過電圧の抑制が難しくなるという問題があった。
本発明は、上述した従来欠点に鑑み、帰還手段における出力電圧値の分圧比が変化したときでも、前記出力電圧値が過剰に昇圧されることを、簡単な構成で未然に抑制可能な電源供給装置を提供する点にある。
上述の目的を達成するため、本発明による電源供給装置は、直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、前記帰還手段は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときに前記帰還電圧値を調整する帰還電圧値調整部とを有し、前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、前記帰還電圧値調整部は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続されるツェナーダイオード及び、前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記ツェナーダイオードとの間に接続された第三抵抗を含み、前記ツェナーダイオードのカソードが前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されたことを特徴とする
また、上述の目的を達成するため、本発明による同電源供給装置は、直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、前記帰還手段は、複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記帰還電圧値を調整する帰還電圧値調整部とを有し、前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、前記帰還電圧値調整部は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続されるツェナーダイオード及び、前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記ツェナーダイオードとの間に接続された第三抵抗を含むことを特徴とする
また、上述の目的を達成するため、本発明による同電源供給装置は、直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、前記帰還手段は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときにその動作を開始する定電圧源とを有し、前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、前記定電圧源は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続され、且つ前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続され、前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記定電圧源との間に第三抵抗が接続されていることを特徴とする
本発明によれば、帰還手段における出力電圧値の分圧比が変化したときでも、前記出力電圧値が過剰に昇圧されることを、簡単な構成で未然に抑制可能な電源供給装置を提供することができるようになった。
(実施形態1)
以下、本発明による電源供給装置の第一の実施形態について説明する。前記電源供給装置1は、図1に示すように、直流電源10から供給される入力電圧値Vinを所定の出力電圧値Voutに昇圧して負荷13に出力する昇圧手段11と、前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutに所定の分圧比が乗算された帰還電圧値Vfbを前記昇圧手段11に帰還させる帰還手段12とを備えて構成されている。
前記昇圧手段11は、直流電源10から供給される入力電圧値Vinを平滑化する入力平滑コンデンサ13と、電圧を昇圧する昇圧コイル14と、スイッチング素子15と、前記スイッチング素子15のオン/オフの制御を実行する制御部16と、出力する電圧を平滑化する出力平滑コンデンサ17と、電流の逆流を防止するための逆流防止ダイオード18とを含んで構成されている。尚、前記制御部16は、オン/オフの基準となる発振回路、帰還電圧を増幅する誤差増幅回路、参照電圧値Vrefと内部回路の各動作点を決める基準電圧源、誤差増幅回路からの出力によりオン/オフのDuty又は周波数を決定する判定回路とその判定に基づき外部のスイッチング素子15をドライブするドライブ制御回路、全体のタイミングをコントロールするコントロール回路、保護回路等により構成されている。
次に、前記昇圧手段11の基本動作について説明する。前記制御部16が前記スイッチング素子15をオンにすると、前記直流電源10からの電流が前記昇圧コイル14に供給される。そして、時間の経過とともに、前記昇圧コイル14には、前記昇圧コイル14に流れる電流値の2乗に比例するエネルギーが蓄積される。
この状態で、前記制御部16が前記スイッチング素子15をオフすると、前記昇圧コイル14に蓄積されたエネルギーは、前記逆流防止ダイオード18を介して、出力電圧値Voutとして前記出力平滑コンデンサ17に蓄積される。
ここで、前記逆流防止ダイオード18は、前記スイッチング素子15がオンしたときに、前記出力平滑コンデンサ17に蓄積された電荷が、前記スイッチング素子15を介して流出することを防止している。
前記出力平滑コンデンサ17に蓄積された出力電圧値Voutは、前記負荷13に出力されるとともに、前記帰還手段12によって出力電圧値Voutに所定の分圧比が乗算された帰還電圧値Vfbに変換されて、前記制御部16に帰還される。
前記制御部16は、予め設定されている参照電圧値Vrefと、前記帰還手段12によって帰還された帰還電圧値Vfbとを比較し、前記帰還手段12によって帰還された帰還電圧値Vfbが前記参照電圧値Vrefと等しくなるように、内蔵する前記判定回路の結果に基づき前記スイッチング素子15のオンDutyやオン/オフ周期を増減するなどの制御を実行することで、当該昇圧手段11からの出力電圧Voutが、予め設定された目標出力電圧値Vtarで安定するように制御する。
前記帰還手段12は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部20と、前記抵抗分割部20による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときに前記帰還電圧値Vfbを調整する帰還電圧値調整部21とを備えて構成されている。
前記抵抗分割部20は、前記昇圧手段11による出力電圧値Voutの出力端T1と当該帰還手段12による帰還電圧値Vfbの出力端T2との間に接続される第一抵抗22と、当該帰還手段12による帰還電圧値Vfbの出力端T2と基準電極GNDとの間に接続される第二抵抗23とが直列接続されている。
前記帰還電圧値調整部21は、前記第一抵抗22と並列接続されるとともに、前記第二抵抗23と直列接続されるツェナーダイオード24からなり、前記ツェナーダイオード24のカソード側が前記昇圧手段11による出力電圧値Voutの出力端T1に接続されている。
換言すると、前記抵抗分割部20は、直列接続された前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とからなり、その一端が前記昇圧手段11による出力電圧値Voutの出力端T1に接続されるとともに他の一端が基準電極GNDに接続され、前記帰還電圧値調整部21は、前記第一抵抗22と並列接続されるとともに、前記第二抵抗23と直列接続されるツェナーダイオード24からなり、前記ツェナーダイオード24のカソード側が前記昇圧手段11による出力電圧値Voutの出力端T1に接続され、前記ツェナーダイオード24のアノード側での電圧値が前記帰還電圧値Vfbとなるように接続されている。
そして、本実施形態1においては、前記ツェナーダイオード24のアノード側が、前記第一抵抗22と前記第二抵抗との接続端T3に接続され、当該帰還手段12による帰還電圧値Vfbの出力端T2と、前記第一抵抗22と前記第二抵抗との接続端T3とが、同電位となっている。
ここで、前記抵抗分割部20において、前記第一抵抗22の抵抗値をr1、前記第二抵抗23の抵抗値をr2としたときには、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とによる前記出力電圧Voutの分圧比、つまり、前記第一抵抗22に印加される電圧Vr1と前記第二抵抗23に印加される電圧Vr2との比は、r1・(r1+r2):r2・(r1+r2)であり、前記帰還電圧値Vfbは、(数1)に示す通りである。
(数1)
Vfb=Vout×r2/(r1+r2)
そして、前記出力電圧値Voutが前記目標出力電圧値Vtarに維持されているときの帰還電圧値Vfb(tar)は、(数2)に示す通りである。
(数2)
Vfb(tar)=Vtar×r2/(r1+r2)
つまり、前記昇圧手段11において、前記制御部16は、前記出力電圧値Voutが前記目標出力電圧値Vtarに維持されているときの帰還電圧値Vfb(tar)を前記参照電圧値Vrefとして記憶されているとともに、前記抵抗分割部20において、前記第一抵抗22の抵抗値r1と前記第二抵抗23の抵抗値r2は、(数3)の関係を満たすように設定されている。
(数3)
Vref:Vtr=r2:r1+r2
また、前記ツェナーダイオード24は、前記(数3)の関係が満たされているときに前記第一抵抗22に印加される電圧Vr1と等しいか、または、わずかに高い電圧となるように、そのツェナー動作電圧Vzdが設定されている。
上述したような構成では、何らかの異常により、前記第一抵抗22がオープン状態となったり、その抵抗値r1が上昇し、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とによる前記出力電圧値Voutの分圧比が変化したときには、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23との接続端T3における電圧値、つまり、前記帰還電圧値Vfbは低下しかける。そして、この帰還により前記制御部16は、前記出力電圧値Voutを上昇させ、前記参照電圧値Vrefと前記帰還電圧値Vfbを等しく保とうと制御する。
しかし、このとき、前記第一抵抗22と並列に接続されている前記ツェナーダイオード24には、前記ツェナー動作電圧Vzdよりも大きな電圧が印加されることとなるため、前記ツェナーダイオード24が動作し、前記ツェナーダイオード24の両端間、つまりは、前記第一抵抗22に印加される電圧は、前記ツェナー動作電圧Vzdに維持される。
ここで、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とによる前記出力電圧値Voutの分圧比が変化したときとは、前記(数3)の関係が満たされなくなったときを意味している。
この時の関係は以下式(数4)で表され、分圧比にかかわらない。
(数4)
Vref:Vout=Vref:Vzd+Vref (Vfb=Vref)
つまり、本実施形態の電源供給装置1では、何らかの異常により、前記第一抵抗22がオープン状態となったり、その抵抗値r1が上昇しても、前記帰還電圧値Vfbを、前記(数3)の関係が満たされているときと等しい値に維持することが可能となる。また、前記帰還電圧値Vfbに基づいた前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutは、前記(数4)よりVzd+Vrefとなり、Vzdは、正常に動作しているときの前記第一抵抗22に印加される電圧Vr1よりわずかに高いだけなので、過剰に昇圧されることを未然に抑制することができる。
具体的には、例えば、前記目標出力電圧値Vtrを5.5Vに、前記参照電圧を0.5Vにそれぞれ設定し、それらに応じて、前記第一抵抗22の抵抗値r1を10kΩに、前記第二抵抗23の抵抗値r2を1kΩにそれぞれ設定して、前記制御部16に、前記帰還電圧Vfbが0.5Vとなるように、前記スイッチング素子15のオン/オフの制御を実行させた。尚、前記ツェナーダイオード24のツェナー動作電圧は、前記(数3)が満たされているときに前記第一抵抗22に印加される電圧よりわずかに高い5.1Vに設定した。
上述のように設定した場合には、前記第一抵抗22の抵抗値r1が10kΩを上回ったときにおいても、前記帰還電圧Vfbは0.5Vに維持されるため、前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutは5.6Vとなり、前記目標出力電圧値Vtrを超えて過剰に昇圧されてしまうことを未然に抑制することができた。
(実施形態2)
以下、本発明による電源供給装置の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態における電源供給装置2を図2に示す。尚、前記第一の実施形態と同様の構成については、同一の符号を付して図中に示し、その詳細な説明は省略する。
前記電源供給装置2は、前記第一の実施形態における帰還手段12に代えて、それとは異なる帰還手段32を備えて構成されている。
前記帰還手段32は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部20と、前記抵抗分割部20による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときに前記帰還電圧値Vfbを調整する帰還電圧値調整部33とを備えて構成されている。
前記抵抗分割部20は、直列接続された第一抵抗22と第二抵抗23とからなり、その一端が前記昇圧手段11による出力電圧値Voutの出力端T1に接続されるとともに他の一端が基準電極GNDに接続されている。
尚、前記抵抗分割部20は、前記第一の実施形態における抵抗分割部20と同様のものであり、各抵抗の抵抗値においても前記第一の実施形態と同様に設定されている。
前記帰還電圧値調整部33は、前記第一抵抗22と並列接続されるとともに、前記第二抵抗23と直列接続されるツェナーダイオード34が、前記昇圧手段11による出力電圧値の出力端T1に、そのカソード側が接続されるように接続されている。
また、前記ツェナーダイオード34のアノード側と、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23との接続端T3との間に第三抵抗35が接続されている。
そして、本実施形態2においては、前記ツェナーダイオード34と前記第三抵抗35との接続端T4が、当該帰還手段32による帰還電圧値Vfbの出力端T2と同電位になっている。
ここで、前記ツェナーダイオード34は、前記(数3)の関係が満たされているときに前記第一抵抗22に印加される電圧Vr1と等しいか、または、わずかに高い電圧となるように、そのツェナー動作電圧Vzdが設定されている。
また、前記第三抵抗35の抵抗値r3は、前記ツェナーダイオード34がツェナー動作電圧Vzd以下にあるとき、当該第三抵抗35に流れるリーク電流などによる電圧降下が、正常な帰還制御の妨げにならない様に十分に低い抵抗値、つまり、前記(数3)の関係が満たされているときに、前記接続端T3における電圧値と、前記接続端T4における電圧値とが、ほぼ等しいとみなせる程度の電圧値になる抵抗値に設定されている。
また、前記抵抗値r3の下限値は、前記第二抵抗23の抵抗をショートした場合においても前記ツェナーダイオード34に流れる電流が意図したツェナー動作電圧Vzdを維持できる電流範囲に電流を制限できる抵抗値とする。
尚、前記第一抵抗22の抵抗値r1や、前記第二抵抗23の抵抗値r2の値は、正常に動作しているときの、前記ツェナーダイオード34を含む帰還系に流入/流出するリーク電流の影響で前記(数3)に示す目標としている分圧比の維持に影響の無いベース電流を流せる抵抗値に設定されている。
上述したような構成では、何らかの異常により、前記第一抵抗22がオープン状態となったり、その抵抗値r1が上昇し、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とによる前記出力電圧値Voutの分圧比が変化したときには、前記接続端T3における電圧値は低下しかける。そして、前記接続端T3における電圧値と、前記接続端T4における電圧値とが、ほぼ等しいとみなせる程度の電圧値になっているので、前記接続端T4における電圧値、つまり、前記帰還電圧値Vfbも同様に低下しかけることとなる。そして、この帰還により前記制御部16は、前記出力電圧値Voutを上昇させ、前記参照電圧値Vrefと前記帰還電圧値Vfbを等しく保とうと制御する。
しかし、このとき、前記第一抵抗22と並列に接続されている前記ツェナーダイオード34には、前記ツェナー動作電圧Vzdよりも大きな電圧が印加されることとなるため、前記ツェナーダイオード34が動作し、前記ツェナーダイオード34の両端間、つまりは、前記T1とT2間に印加される電圧は、前記ツェナー動作電圧Vzdに維持される。
つまり、本実施形態の電源供給装置2では、何らかの異常により、前記第一抵抗22がオープン状態となったり、その抵抗値r1が上昇しても、前記帰還電圧値Vfbを、前記(数3)の関係が満たされているときと等しい値に維持することが可能となり、前記帰還電圧値Vfbに基づいた前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutは、前記(数4)の関係が満たされるため、過剰に昇圧されることを未然に抑制することができる。
この時、最終的には前記第三抵抗35と前記第ニ抵抗23の両端に発生する電圧の和、
つまり、前記帰還電圧値Vfbの電圧が前記参照電圧値Vrefと等しくなり安定する。
また、何らかの異常により、前記第二抵抗23がショートしたり、その抵抗値r2が低下し、前記第一抵抗22と前記第二抵抗23とによる前記出力電圧値Voutの分圧比が変化したときにも、前記接続端T3における電圧値は低下しかける。そして、前記接続端T4は、前記接続端T3と充分低い前記第三抵抗35で接続されているため、前記接続端T4も同様に電圧値が低下しかけるので、前記接続端T4における電圧値、つまり、前記帰還電圧値Vfbも同様に低下しかけることとなる。そして、この帰還により前記制御部16は、前記出力電圧値Voutを上昇させ、前記参照電圧値Vrefと前記帰還電圧値Vfbを等しく保とうと制御する。
しかし、このとき、前記第一抵抗22と並列に接続されている前記ツェナーダイオード34には、前記ツェナー動作電圧Vzdよりも大きな電圧が印加されることとなるため、前記ツェナーダイオード34が動作し、前記ツェナーダイオード34の両端間、つまりは、前記T1とT2間に印加される電圧は、前記ツェナー動作電圧Vzdに維持される。
つまり、本実施形態の電源供給装置2では、何らかの異常により、前記第二抵抗23がショートしたり、その抵抗値r2が低下しても、前記帰還電圧値Vfbを、前記(数3)の関係が満たされているときと大凡等しい値に維持することが可能となる。また、前記帰還電圧値Vfbに基づいた前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutは、前記(数4)の関係が満たされるため、過剰に昇圧されることを未然に抑制することができる。
この時、最終的には前記第三抵抗35と前記第ニ抵抗23の両端に発生する電圧の和、
つまり、前記帰還電圧値Vfbの電圧が前記参照電圧値Vrefと等しくなり安定する。
具体的には、例えば、前記目標出力電圧値Vtrを5.5Vに、前記参照電圧を0.5Vにそれぞれ設定し、それらに応じて、前記第一抵抗22の抵抗値r1を10kΩに、前記第二抵抗23の抵抗値r2を1kΩにそれぞれ設定し、前記制御部16に、前記帰還電圧Vfbが0.5Vとなるように、前記スイッチング素子15のオン/オフの制御を実行させた。尚、前記ツェナーダイオード24のツェナー動作電圧は、前記(数3)が満たされているときに前記第一抵抗22に 印加される電圧よりわずかに高い5.1Vに設定した。また、前記第三抵抗35の抵抗値r3を100Ωに設定した。
上述のように設定した場合には、前記第一抵抗22の抵抗値r1が10kΩを上回ったときにおいても、前記帰還電圧Vfbは0.5Vに維持されるため、前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutが、前記目標出力電圧値Vtrを超えて過剰に昇圧されてしまうことを未然に抑制することができた。また、前記第二抵抗23の抵抗値r2が1kΩを下回った場合においても、前記帰還電圧Vfbは0.5Vに維持されるため、前記昇圧手段11からの出力電圧値Voutは5.6Vとなり、前記目標出力電圧値Vtrを超えて過剰に昇圧されてしまうことを未然に抑制することができた。

尚、上述の実施形態では、前記ツェナーダイオード24、34におけるツェナー動作電圧Vzdが、前記(数3)を満たすときに前記第一抵抗22の両端に印加される電圧Vr1と等しいか、または、わずかに高くなるように設定した場合について説明したが、実際の回路に適用するには、前記ツェナー動作電圧Vzdは、前記(数3)を満たすときに前記第一抵抗22に印加される電圧Vr1よりも、所定の電圧値Vαだけ高い値に設定することもできる。
そして、前記所定の電圧値Vαは、下限は、採用する各回路部品のばらつきを考慮して正常に動作しているときの前記抵抗分割部20の分圧電圧による帰還制御を妨げない、つまり正常動作しているときは前記帰還電圧値調整部21,33の影響が顕在化しない電圧値であり、上限は異常が発生した時、自己及び周辺回路にダメージを与えない許容できる電圧上昇を超えない電圧値に設定する事が目安となる。
また、上述した実施形態では、前記抵抗分割部20による出力電圧値Voutの分圧比が所定の分圧比と乖離するようなときに、つまり、前記(数3)の関係が満たされなくなるようなときに、その動作を開始する定電圧源としてのツェナーダイオードにより、このときの帰還電圧値を調整する構成について説明したが、前記低電圧源は、ツェナーダイオードに限定するものではなく、例えば、トランジスタや抵抗などの組み合わせであってもよい。何れにしても、前記帰還電圧値調整部が、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が所定の分圧比と乖離するようなときに前記帰還電圧値を調整する構成となっていればよい。
第一の実施形態における電源供給装置の説明図 第二の実施形態における電源供給装置の説明図 従来技術の説明図 出力電圧値が過剰に昇圧されるときの説明図
符号の説明
1、2:電源供給装置
10:直流電源
11:昇圧手段
12、32:帰還手段
13:負荷
20:抵抗分割部
21、33:帰還電圧値調整部

Claims (6)

  1. 直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、
    前記帰還手段は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときに前記帰還電圧値を調整する帰還電圧値調整部とを有し、
    前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、
    前記帰還電圧値調整部は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続されるツェナーダイオード及び、前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記ツェナーダイオードとの間に接続された第三抵抗を含み、前記ツェナーダイオードのカソードが前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されたことを特徴とする電源供給装置。
  2. 直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、
    前記帰還手段は、複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記帰還電圧値を調整する帰還電圧値調整部とを有し、
    前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、
    前記帰還電圧値調整部は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続されるツェナーダイオード及び、前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記ツェナーダイオードとの間に接続された第三抵抗を含むことを特徴とする電源供給装置。
  3. 前記ツェナーダイオードのツェナー動作電圧が、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となっているときの前記第一抵抗に印加される電圧値と等しい電圧値であることを特徴とする請求項1または2に記載の電源供給装置。
  4. 直流電源から供給される電圧を所定の出力電圧値に昇圧して出力する昇圧手段と、前記昇圧手段からの出力電圧値に所定の分圧比が乗算された帰還電圧値を前記昇圧手段に帰還させる帰還手段とを備え、前記昇圧手段が、前記帰還手段から帰還される帰還電圧値に基づいて前記出力電圧値を制御する電源供給装置であって、
    前記帰還手段は、抵抗分割による電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となるように設定された複数の抵抗からなる抵抗分割部と、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比と乖離するようなときにその動作を開始する定電圧源とを有し、
    前記抵抗分割部は、直列接続された第一抵抗と第二抵抗とからなり、その一端が前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続されるとともに他の一端が基準電極に接続され、
    前記定電圧源は、前記第一抵抗と並列接続されるとともに前記第二抵抗と直列接続され、且つ前記昇圧手段による出力電圧値の出力端に接続され、
    前記第一抵抗と前記第二抵抗との接続端と、前記定電圧源との間に第三抵抗が接続されていることを特徴とする電源供給装置。
  5. 前記定電圧源がツェナーダイオードであることを特徴とする請求項4に記載の電源供給装置。
  6. 前記ツェナーダイオードのツェナー動作電圧が、前記抵抗分割部による出力電圧値の分圧比が前記所定の分圧比となっているときの前記第一抵抗に印加される電圧値と等しい電圧値であることを特徴とする請求項5に記載の電源供給装置。
JP2006089727A 2006-03-29 2006-03-29 電源供給装置 Expired - Fee Related JP4957041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089727A JP4957041B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 電源供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006089727A JP4957041B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 電源供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007267513A JP2007267513A (ja) 2007-10-11
JP4957041B2 true JP4957041B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=38639955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006089727A Expired - Fee Related JP4957041B2 (ja) 2006-03-29 2006-03-29 電源供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4957041B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5308746B2 (ja) * 2008-08-29 2013-10-09 京セラ株式会社 光源駆動回路、光源装置および表示装置
JP5377218B2 (ja) * 2009-10-20 2013-12-25 三菱電機株式会社 電源回路及び照明装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0079161A3 (en) * 1981-11-06 1985-04-24 AMP INCORPORATED (a New Jersey corporation) Led lamp and mounting base therefor
JPH01162672A (ja) * 1987-12-18 1989-06-27 Omron Tateisi Electron Co 伝票処理装置
JPH11122922A (ja) * 1997-10-16 1999-04-30 Aiphone Co Ltd スイッチングレギュレータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007267513A (ja) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8816664B2 (en) Power supply unit
US7279878B2 (en) Output regulating device for regulating output of electric power source depending on input therefrom
US7019507B1 (en) Methods and circuits for programmable current limit protection
US9621053B1 (en) Peak power control technique for primary side controller operation in continuous conduction mode
US7129679B2 (en) Power supply circuit having soft start
TWI610528B (zh) 升壓型切換調節器及電子機器
EP2852258A1 (en) Light source control device
JP4867500B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2005117784A (ja) スイッチング電源装置
US7863870B2 (en) Self-adjusting bleeder for a forward converter
US8476880B2 (en) System and method for reducing output voltage of a power regulator under light load
KR20060049915A (ko) Dc-dc 컨버터 회로
JP2010051053A (ja) 昇圧dc−dcコンバータ用制御回路及び昇圧dc−dcコンバータ
KR102448640B1 (ko) 과전류 보호 기능을 갖는 전원 장치
JP2011223819A (ja) 力率改善回路
JP5642349B2 (ja) パルス幅変調回路、パルス幅変調方法及びレギュレータ
EP2933912A1 (en) Overvoltage reduction in buck converter operating in PFM mode
JP4957041B2 (ja) 電源供給装置
JP4591887B2 (ja) 電源装置、および携帯機器
JP2008146576A (ja) 安定化電源回路および携帯端末
JP6500657B2 (ja) Led点灯装置
JP2008160934A (ja) 電源回路およびこれを用いた電子機器
EP2144354A1 (en) DC voltage supply for a load
KR100702153B1 (ko) 다출력 전원장치
US10700518B2 (en) Constant current limiting protection for series coupled power supplies

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090330

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4957041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees