JP4956767B2 - モアレ模様を利用した装飾照明機構 - Google Patents

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Description

本発明は、装飾照明機構の改良、詳しくは、非常に複雑かつ繊細な模様を呈する立体感に溢れた視覚効果を演出することができ、しかも、バリエーションの多様化も容易なモアレ模様を利用した装飾照明機構に関するものである。
周知のとおり、光源から光を照射することにより独創的な装飾効果を発揮する装飾照明器具は一般に広く知られており、このような装飾照明器具をインテリアとして用いることによって室内の雰囲気をお洒落に演出することができる。
また、このような装飾照明器具に関しては、従来、シェードの表側に水引技法により糸材を張設して模様を形成する技術が<特許文献1>において提案されているが、このように単に糸材で模様を形成するだけの構造では照明を当てたときにどうしても平面的な印象となり、装飾効果が単調で面白みに欠けていた。
ところで、装飾技術に係る分野においては目の錯覚を利用した視覚効果として、規則的パターンの透孔模様を有する部材同士を重ね合わせた際、そのパターンのズレから独特の縞模様(モアレ縞)が浮き出して見えるモアレ効果が知られている。
そして、このようなモアレ効果を照明器具に応用する技術については、従来技術である<特許文献2>中でも触れられてはいるが、当該技術のように平らなメッシュ生地を重ね合わせただけのシェードに現れるモアレ縞は模様が粗く、また生地の明るさも単調で模様に繊細さや立体感が乏しく、装飾として用いるには今一つ物足りない印象であった。
また、<特許文献3>においては、照明器具のシェードに二枚の金属網を使用し、これらを重ね合わせることでモアレ効果を得る構造も開示されているが、当該技術も上記<文献2>に係る技術と同様、装飾効果が物足りないことに加え、太い金属線材で構成された金属網は重量の問題や剛性及び加工の問題を有していたため、器具の形態や模様のバリエーションの多様化が難しかった。
実用新案登録第3120129号公報(第2−9頁、第1−7図) 特開2008−140750号公報(第7頁、段落番号[0025]) 実開平6−88008号公報(第2頁、図1−2)
本発明は、上記の如き問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、非常に複雑かつ繊細な模様を呈する立体感に溢れた独創性の高い視覚効果を演出することができると共に、更に一歩進んで、光天井など器具形態や模様のバリエーションの多様化も極めて容易なモアレ模様を利用した装飾照明機構を提供することにある。
本発明者が上記課題を解決するために採用した手段を添付図面を参照して説明すれば次のとおりである。
即ち、本発明は、所要の範囲にわたり照明光を照射する光源1と;この光源1の照明範囲を覆うメッシュ状の布帛であって、最も外側に配置されて平坦に保持される第一メッシュ地3と;この第一メッシュ地3と同様のメッシュ状布帛であって、前記光源1と第一メッシュ地3との間に配置され、起伏褶曲する凹凸面41が形成された状態に保持される第二メッシュ地4とを含んで装飾照明機構を構成し、
更に前記第二メッシュ地4にプリーツ加工が施された布帛を使用すると共に、第二メッシュ地4の裏側に光拡散性を有するシェード部材5を並べて配設することにより、光源1から光を照射したとき、第二メッシュ地4の稜線部42・42…の山折り線Mと谷折り線Vの双方がシェード部材5からの透過光を遮断し、明度の高いシェード面上において明瞭な暗線となるようにした点に特徴がある。
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また本発明は、光源1からの照射光が横方向或いは斜め方向から入射する位置に第二メッシュ地4を配設することにより、前記光源1から光を照射したとき、第二メッシュ地4の谷折ラインVだけが内側で照射光を乱反射して明線として表れるようにするという技術的手段を採用することもできる。
また本発明は、第二メッシュ地4として不規則なシワ加工が施された布帛を使用することにより複雑な稜線模様を形成するという技術的手段を採用することができる。
また本発明は、第一メッシュ地3にカラミ織りの布帛を使用して生地の形態安定性を高めるという技術的手段を採用することができる。
また本発明は、第一メッシュ地3に第二メッシュ地4よりも暗色の布帛を使用することにより光源1を付けた状態と消した状態の外観上のコントラストを強調するという技術的手段を採用することもできる。
本発明では、光源の照射範囲に平坦に保持した第一のメッシュ生地の内側、つまり、第一のメッシュ生地と光源との間に起伏褶曲した状態で第二のメッシュ生地を配置して構成したことにより、光源からこれらのメッシュ生地に光を照射したとき、第二のメッシュ生地の凹凸面と第一のメッシュ生地との隙間により縞同士の間隔が狭まった、両メッシュ生地の相対角度に応じた等高線様のモアレ干渉縞を現出させることを可能とした。
また更に、上記第二のメッシュ生地の凹凸面は、視線方向と平行に近い傾斜部分や生地同士が重なった部分を暗く見せることで複雑な明暗分布を作り出し、この明暗分布が上記等高線様のモアレ干渉縞の奥行き感を際立たせてモアレ縞の立体感を実に一層顕著にすることを可能とした。
そして、このようなモアレ干渉縞が形成する繊細かつ複雑な意匠と、等高線様のモアレ干渉縞と凹凸面の明暗分布とが作り出すファンタジックな奥行き感とが一体に複合して相乗的に作用することにより微妙な視覚効果を発揮させることを可能にした。
そしてまた、上記メッシュ生地には布帛を使用しているため布帛の軽量性を活かして大型の装飾器具を製作することも容易で、またプリーツ加工やエンボス加工による凹凸面や稜線形状の変更を始めとして、色やメッシュ目の形状についても極めて容易に変更することができるため、模様のバリエーションの多様化にも対応させることが可能となった。
したがって、本発明により、独創性に優れた視覚的効果により室内ムードを幻想的な雰囲気に演出することができ、しかも使用する場所や使用者の好みに応じた様々な態様の装飾照明器具を提供できることから、本発明の実用的利用価値は頗る高い。
本発明の実施例1における照明スタンドを表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1における照明スタンドを表わす縦断面図である。 本発明の実施例1における照明スタンドを表わ横断面図である。 本発明の実施例1における第二のメッシュ生地を表わす拡大図である。 本発明の実施例1における照明スタンドの使用状態を表わす全体斜視図である。 本発明の実施例1における使用状態の照明スタンドにおけるメッシュ生地の外観を表わす拡大図である。 本発明の実施例1におけるメッシュ生地及びシェード部材に対しての光の透過状態を表わす状態説明図である。 本発明の実施例2における照明パネルを表わす全体斜視図である。 本発明の実施例2における照明パネルを表わす縦断面図である。 本発明の実施例2における使用状態の照明パネルを表わす全体斜視図である。 本発明の実施例2における使用状態の照明パネルのメッシュ生地の外観を表わす拡大図である。
『実施例1』
本発明の実施例1を、図1から図7に基いて以下に説明する。ちなみに同図において、符号1で指示するものは、光源であり、符号2で指示するものは、照明スタンド本体である。符号3で指示するものは、第一メッシュ地であり、符号4で指示するものは、第二メッシュ地である。また、符号5で指示するものは、シェード部材である。
次に、実施例1の構成を以下から説明する。まず実施例1では、電源部11を備えた光源1を、四本の支柱21・21…を上部バー部材22・22…と下部バー部材23・23…で連結して成る直方体状の照明スタンド本体2の内部に設けた載置台24上に配置している(図1、図2参照)。
なお実施例1では、光源1に電球型蛍光灯を使用しているが、この光源1には他の素材に耐熱性があるなら白熱電球を使用することもでき、また縦向きに配置した直管型蛍光灯や有機EL照明のような面光源やLED、ブラックライトなども使用することができ、勿論、電池式の光源1を使用することもできる。
また、照明スタンド本体2の形態に関しても、本実施例では4本の支柱21・21…を用いて直方体状に構成しているが、例えば3本の支柱21・21…を用いて三角柱状に構成したり5本の支柱21・21…を用いて五角柱状に構成したりすることもできる。
そして、上記照明スタンド本体2の支柱21・21…の外周には、第一メッシュ地3を平坦な状態で張設し、更にその第一メッシュ地3の内側にはプリーツ加工が施された第二メッシュ地4を重ねて張設している。
なお、上記第一メッシュ地3及び第二メッシュ生地4を照明スタンド本体2に固定する方法については、アングル状の固定棒材21aを支柱本体21bの外側にメッシュ生地を挟み込んだ状態で固着することにより行っている(図3参照)。
また、上記第一メッシュ地3及び第二メッシュ地4の張設において、第一メッシュ地3については見栄え上、ピンと張った状態に固定する必要があるのに対し、第二メッシュ生地4は伸ばし過ぎるとプリーツ加工による凹凸面41が平坦になってしまうため、ある程度弛緩した状態で固定しておくものとする。
そしてまた、上記第一メッシュ地3及び第二メッシュ地4の素材に関しては、第一メッシュ地3には黒色のポリエステル布帛を使用し、第二メッシュ生地4には図4に示すようなプリーツ加工の一種であるシワ加工を施した赤色のポリエステル布帛を使用している。
そして更に、実施例1においては、第二メッシュ地4の内側にシェード部材5として、和紙材を支柱21・21…の内側に接着して並べて張設し、光源1からの照射光を拡散してシェード部材5の表面から透過光が放射されるようにしている。
なお、実施例1ではシェード部材5として和紙材を用いているが、シェード部材5としては光拡散性を有していれば、乳白色のアクリル板やガラス板、フィルム材などを使用することもできる。
上記のように構成したことにより、プリーツ加工により凹凸面41が形成された第二メッシュ生地4と第一メッシュ生地3との間に隙間が形成されるため、光源1から光を照射した際、生地同士の相対角度に応じた幅の細い等高線様のモアレ縞を現出させることが可能となる(図5、図6参照)。
また、上記第二メッシュ地4の裏側にはシェード部材5を並べて配設しているため、光源1から光を照射したとき、第二メッシュ地4の稜線部42・42…の山折ラインMと谷折ラインVの両方がシェード部材5からの透過光を遮蔽するので、明度の高いシェード面上においては明瞭な暗線となって表れる(図7参照)。
しかも、光を照射した際、プリーツ加工が施された第二メッシュ地4の稜線部42・42…に囲まれた各々の傾斜部41a・41a…にはそれぞれ独立したモアレ干渉縞を現出させることができ、また実施例1では、第二メッシュ地4に不規則なシワ加工を施した布帛を使用しているため複雑な稜線模様も形成できる。
また更に、第二メッシュ地4に凹凸面41が形成されていることにより、稜線部42・42…によって囲まれた傾斜部41a・41a…の中で視線方向と略平行になる部分が暗くなったり凹凸面41の生地同士が重なって見える部分が暗くなったりすることで、複雑な明暗分布が作出されるため、モアレ干渉縞の奥行き感を一層際立たせることができる。
したがって、本実施例に係る照明スタンドは上記のような複雑な意匠と奥行き感とが一体となった独創的な視覚的効果を得ることができるため、室内ムードを演出するインテリア器具として好適である。
また、実施例1では第一メッシュ地3に第二メッシュ生地4よりも暗色の布帛を使用しているため、第一メッシュ地3の色が際立って非常に暗い外観となる光源1を消した状態から、光源1を付けることにより光の回折作用で第一メッシュ地3を目立たなくして奧側の第二メッシュ地4の色を際立たせることで打って変わって明るい外観へと見た目を大きく変化させることができる。
そのため、光源1を点滅させれば上記のような外観上のコントラストを利用して、その変化を視覚的に楽しむこともできる。
更にまた、実施例1においては、第一メッシュ地3にカラミ織りの布帛を使用して生地の形態安定性を高めているため、直接生地に触っても簡単にメッシュ目が崩れたりするようなことはなく、第一メッシュ地3を押し込んだ状態で指を動かしながら指周辺のメッシュ生地の相対角度を変えてモアレ模様が揺らぐ変化を楽しむこともできる。
『実施例2』
本発明の実施例2を図8から図11に基いて以下に説明する。なお図中、符号6で指示するものは、照明パネル本体である。実施例2においては、照明パネル本体6の上下部に表側から内部を直接視認できない遮蔽室61・61を設け、この遮蔽室61・61内に光源1である直管型蛍光灯を横向きに配置し、更に当該遮蔽室61内の光源1の照射光が斜め方向から入射する照明パネル本体6の前面位置に第一メッシュ地3及び第二メッシュ地4を張設している(図8、図9参照)。
そして、上記の構成にしたことにより光源1から光を照射したとき、第二メッシュ地4の稜線部42・42…の内、照射光を内側で乱反射する谷折ラインVだけが明線として表れ、この明線が山折ラインMの暗線と組み合わさって複雑な模様が作出される(図10、図11)。
なお、上記第二メッシュ地4の谷折ラインVが明線として表れる効果を最大限に活かすためには、第二メッシュ地4の背景をできるだけ暗くしておくことが望ましい。
また更に、実施例2においては、第二メッシュ地4に不規則なシワ加工を施した布帛を使用することにより、山折り線Mと谷折ラインVとが複雑に入り組んだ模様が形成され、更に光が照射された上下何れか一方の傾斜部41a・41a…のみが明るくなることで日に照らされたような明暗が作り出され、そして更に、傾斜部41a・41a…内のモアレ縞が山襞状の模様となってあたかも立体的な山肌を見ているかのような幻想的な視覚効果を得ることができる。
したがって、本実施例に係る照明パネルは、独創的な視覚効果が得られる壁掛けや立て掛け式の装飾照明器具として屋内外で使用することが可能である。
また、第一メッシュ地3及び第二メッシュ地4に布帛を使用しているため、光源1を工夫すれば布帛の軽量性を活かして器具本体2を大型化することも容易である。
本発明は、概ね上記のように構成されるが、本発明は図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「特許請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、照明機構の適用に関しては、光天井の構造や、室内壁の光装飾構造などにも適用することが可能である。
また、第一メッシュ地3や第二メッシュ地4に使用する布帛を構成する糸材には、植物繊維糸や合成繊維糸の他にも無機繊維であるガラス繊維糸や金属繊維糸、また蓄光繊維糸や蛍光繊維糸などを使用することもできる。
また、第二メッシュ地4については、プリーツ加工が施された布帛を使用しなくとも加工されていない布帛を起伏褶曲した状態で固定するだけでもよく、またエンボス加工等の他の加工方法によって凹凸面41を形成することもできる。
そしてまた、第二メッシュ地4は一枚でなくとも全体的又は部分的に複数枚使用してもよく、メッシュ生地の素材や色の組合せ、折り組織についても自由に変更することができる。
更に第二メッシュ地4に関しては、プリーツ加工による稜線模様を規則的或いは不規則的なものに自由に変更することができ、それによってモアレ模様のバリエーションを多様化できる。
また、光源1を移動式にすることで明暗の変化を楽しめるようにしてもよく、また器具本体2にファン等の送風装置を付設して第二メッシュ地4を揺れ動かすことによりモアレ縞が揺らいで見える動的な視覚効果を付与してもよく、上記何れのものも本発明の技術的範囲に属する。
近年では、嗜好の多様化によって様々な装飾機能を有するインテリア装飾品や屋外装飾製品が開発販売されており、特にその中でも光学的な視覚効果を利用した装飾照明機構の装飾は幻想的で非現実的な雰囲気を演出するのに適しているため非常に人気が高い。
そのような中で、本発明のモアレ効果を利用した装飾照明機構は、今までになかった幻想的で繊細な視覚効果を実現することができ、その器具の応用性や発展性も非常に高い有用な技術であることから、市場における需要は大きく、その産業上の利用価値は非常に高い。
1 光源
11 電源部
2 照明スタンド本体
21 支柱
21a 固定棒材
21b 支柱本体
22 上部バー部材
23 下部バー部材
24 載置台
3 第一メッシュ地
4 第二メッシュ地
41 凹凸面
41a 傾斜部
42 稜線部
5 シェード部材
6 照明パネル本体
61 遮蔽室
M 山折ライン
V 谷折ライン

Claims (5)

  1. 所要の範囲にわたり照明光を照射する光源(1)と;この光源(1)の照明範囲を覆うメッシュ状の布帛であって、最も外側に配置されて平坦に保持される第一メッシュ地(3)と;この第一メッシュ地(3)と同様のメッシュ状布帛であって、前記光源(1)と第一メッシュ地(3)との間に配置され、起伏褶曲する凹凸面(41)が形成された状態に保持される第二メッシュ地(4)とを含んで成り、
    更に前記第二メッシュ地(4)にプリーツ加工が施された布帛を使用すると共に、第二メッシュ地(4)の裏側に光拡散性を有するシェード部材(5)を並べて配設することにより、
    光源(1)から光を照射したとき、第二メッシュ地(4)の稜線部(42)・(42)…の山折り線(M)と谷折り線(V)の双方がシェード部材(5)からの透過光を遮断し、明度の高いシェード面上において明瞭な暗線となるようにしたことを特徴とするモアレ模様を利用した装飾照明機構。
  2. 所要の範囲にわたり照明光を照射する光源(1)と;この光源(1)の照明範囲を覆うメッシュ状の布帛であって、最も外側に配置されて平坦に保持される第一メッシュ地(3)と;この第一メッシュ地(3)と同様のメッシュ状布帛であって、前記光源(1)と第一メッシュ地(3)との間に配置され、起伏褶曲する凹凸面(41)が形成された状態に保持される第二メッシュ地(4)とを含んで成り、
    更に前記第二メッシュ地(4)にプリーツ加工が施された布帛を使用すると共に、光源(1)からの光が横方向或いは斜め方向から照射される位置に第二メッシュ地(4)を配設することにより、
    前記光源(1)から光を照射したとき、第二メッシュ地(4)の谷折ライン(V)だけが内側で照射光を乱反射して明線となるようにしたことを特徴とするモアレ模様を利用した装飾照明機構。
  3. 所要の範囲にわたり照明光を照射する光源(1)と;この光源(1)の照明範囲を覆うメッシュ状の布帛であって、最も外側に配置されて平坦に保持される第一メッシュ地(3)と;この第一メッシュ地(3)と同様のメッシュ状布帛であって、前記光源(1)と第一メッシュ地(3)との間に配置され、起伏褶曲する凹凸面(41)が形成された状態に保持される第二メッシュ地(4)とを含んで成り、
    更に第一メッシュ地(3)に第二メッシュ地(4)よりも暗色の布帛を使用することにより光源(1)を付けた状態と消した状態の外観上のコントラストを強調可能としたことを特徴とするモアレ模様を利用した装飾照明機構。
  4. 第二メッシュ地(4)に不規則なシワ加工を施した布帛を使用することにより複雑な稜線模様を形成可能としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載のモアレ模様を利用した装飾照明機構。
  5. 第一メッシュ地(3)にカラミ織りの布帛を使用して生地の形態安定性を高めたことを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載のモアレ模様を利用した装飾照明機構。
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