JP2000082308A - 照明装置およびそれに用いられるシート材 - Google Patents

照明装置およびそれに用いられるシート材

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JP2000082308A
JP2000082308A JP10268947A JP26894798A JP2000082308A JP 2000082308 A JP2000082308 A JP 2000082308A JP 10268947 A JP10268947 A JP 10268947A JP 26894798 A JP26894798 A JP 26894798A JP 2000082308 A JP2000082308 A JP 2000082308A
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Japan
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light
sheet material
emitting diode
transmitting sheet
light source
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JP10268947A
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Toshio Kato
俊男 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光に伴って発生する熱量を最低限まで低下
させるとともに、破損しにくい電球(照明装置)を提供
する。 【解決手段】 発光ダイオードの光源2を複雑な繊維の
絡み合う層を持った光透過性シート材3で被覆すること
で、光の単一指向性を多指向性に変える乱反射が生じ、
袋状の光透過性シート材3全体に光の放射の均一化が計
れる。また、発光ダイオード自体発熱が少ないため光透
過性シート材3の変色はなく、また光透過性シート材3
がクッション機能を発揮するため、破損の心配もない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明装置に係り、
特にインテリアもしくは高い照度を要しない照明装置お
よびそれに用いられるシート材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光源としては主にニクロム線を利
用した白熱電球が使用されている。このような自然電球
はニクロム線に電流を流すことによって電気抵抗により
発光がもたらされるものであり、高い照度が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし白熱電球は、被
覆材に比較的大きなガラスが使用されているため破損し
やすく、内部にニクロム線が使用されているため、発光
に伴い高熱が出る。そのために和紙等を利用した笠や、
光の照射されている壁面等が熱等で変色をおこすといっ
た問題が発生するばかりか、不用意に電球に接触する
と、火傷を負ったり、電球のガラスが破損する事態も起
きる。
【0004】本発明は、このような問題点に着目された
もので、発光に伴って発生する熱量を最低限まで低下さ
せるとともに、破損しにくい電球(照明装置)を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解決
するために、本発明の照明装置は、発光ダイオードの光
源を、複雑な繊維が絡み合う層を有する光透過性シート
材で被覆したことを特徴としている。この特徴によれ
ば、発光ダイオードの光源を複雑な繊維の絡み合う層を
持った光透過性シート材で被覆することで、光の単一指
向性を多指向性に変える乱反射が生じ、袋状の光透過性
シート材全体に光の放射の均一化が計れる。また、発光
ダイオード自体発熱が少ないため光透過性シート材の変
色はなく、また光透過性シート材がクッション機能を発
揮するため、破損の心配もない。
【0006】本発明の照明装置は、発光ダイオードの光
源を包む光透過性シート材の先端を肉厚としたことを特
徴としている。この特徴によれば、発光ダイオードの光
源を包む光透過性シート材の先端を肉厚とすることで、
先端における光の透過をより多く遮断し、ここで遮断さ
れた光をが光透過性シート材内に返されることにより、
袋状のシート材全体に光の放射の均一化が図れる。
【0007】本発明の照明装置は、発光ダイオードの光
源を包む光透過性シート材の先端に波状の凹凸加工を加
えたことを特徴としている。この特徴によれば、発光ダ
イオードの光源を包む光透過性シート材の先端に波状の
凹凸加工を加えることで、先端における光の透過をより
多く遮断し、ここで遮断された光をが光透過性シート材
内に返されることにより、袋状のシート材全体に光の放
射の均一化が図れる。
【0008】本発明の照明装置は、発光ダイオードの光
源を包む光透過性シート材を2層以上に配するようにし
たことを特徴としている。この特徴によれば、発光ダイ
オードの光源を包むシート材を2層以上に配することで
光の透過性をより複雑化することで、光の乱反射が大き
くなり、袋状のシート材全体に光の放射の均一化が計れ
る。
【0009】本発明の照明装置に用いられるシート材
は、光透過性であり、その光透過性シート材の形状は、
予め先端部分が山形で、後端部分が開放された略円錐形
に成型されていることを特徴としている。この特徴によ
れば、シート材の形状を予め先端部分が山形で、後端部
分が開放された円錐形であるため、発光ダイオードの光
源をこのシート材で被覆した場合に先端の丸みが容易に
形成されるばかりか、後端部分を縮径する際にシート材
に適度なしわが形成され、均一な光の放射が可能な照明
装置が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
【0011】図1は、発光ダイオード光源2を、複雑な
繊維が絡み合う層を持った光透過性シート材3でほぼ球
形に被覆した照明装置1であり、この複雑な繊維が絡み
合う層を持った光透過性シート材3には、この実施例で
は、和紙が利用されている。和紙は、コウゾ、みつま
た、がんぴ等の繊維が原料であり、和紙のシートは光透
過性であると共にその内部および表層には多数の比較的
大きい繊維質が散在している。
【0012】さらにこの照明装置の構造を詳しく説明す
ると、光透過性シート材3は発光ダイオード光源2を包
むように、すなわち所定の間隔を持って、電球のガラス
のようにほぼ球形に形成されており、さらにその表面に
は自然に、もしくは人為的に皺が形成されている。発光
ダイオード光源2を包んだ光透過性シート材3の下部
は、縮径され、テープ4でコード10と共にその周囲が
固定されている。
【0013】この構造にすることにより、発光ダイオー
ド光源2が複雑な繊維の絡み合う層を持った光透過性シ
ート材3で被覆されることになり、皺(必ず必要ではな
い)および繊維等により、光の単一指向性が多指向性に
変化する。すなわち光透過性シート材3を通過しようと
した光は繊維により一部乱反射され、光透過性シート材
3自体を発光させ、袋状の光透過性シート材3全体がほ
ぼ均一に発光することになる。また、発光ダイオード自
体発熱が少ないため光透過性シート材3の変色はなく、
また光透過性シート材3がクッション機能を発揮するた
め、破損の心配もなくなる。なお皺が存在すれば、光の
均一化がより効果的なものとなる。
【0014】図2は、光透過性シート材3の形状を示す
ものであり、光透過性シート材3の先端部分6は山形
で、その後端部分7は開放されたほぼ円錐形に成型され
ている。又、光透過性シート材3の先端部分6は、図で
示されているように肉厚部5を有している。すなやち発
光ダイオード光源2を包む光透過性シート材3の先端部
6を予め肉厚に形成しておくと、直進性の高い発光ダイ
オード光源2の先頭部の光はここでより強力に遮断され
ることになり、袋状の光透過性シート材3全体に光の放
射の均一化を与えることができる。
【0015】図3の(イ)、(ロ)は、図2の光透過性
シート材3を発光ダイオード光源2に被着する工程を示
しており、この方法によれば、光透過性シート材3の後
端部分7が開放されているため、発光ダイオード光源2
を容易に光透過性シート材3内に挿入できることにな
る。次ぎに光透過性シート材3は、(ロ)のようにその
後端部分7が内側へ縮径され、その縮径部分がテープ4
で固定される。このように、光透過性シート材3の形状
を予め先端部分5が山形で、後端部分7が開放された円
錐形であるため、発光ダイオード光源2をこの光透過性
シート材3で被覆した場合に先端の丸みが容易に形成さ
れるばかりか、後端部分7を縮径する際に光透過性シー
ト材3に適度な皺が形成され、適度な光の放射が可能な
照明装置が得られることになる。
【0016】図4は、光透過性シート材3の先端が凹凸
加工された実施例であり、このように発光ダイオード光
源2を包む光透過性シート材3の先端に波状の凹凸加工
部8が設けられることにより、直進性の高い発光ダイオ
ード光源2の先頭部の光はここでより強力に遮断される
ことになり、袋状の光透過性シート材3全体に光の放射
の均一化を与えることができる。
【0017】このような、凹凸加工は光透過性シート材
3に予め加工を施しておく必要はなく、光透過性シート
材3で発光ダイオード光源2を包む際に形成すればよ
い。
【0018】図5、図6は、発光ダイオード光源2と光
透過性シート材3とで前述のように製造した照明装置1
を例えば和紙で製造したランプ笠9内に収納してスタン
ドとした場合の実施例であり、コード10が上部の針金
11で固定された構造になっている。この構造によれ
ば、発光ダイオード光源2を包むシート材が2層以上配
されることになり、光の透過性をより複雑化すること
で、光の乱反射が大きくなり、スタンド全体に光の放射
の均一化が計れることになる。
【0019】以上、本発明の実施例を図面により説明し
てきたが、具体的な構成がこれら実施例に限られたもの
でなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や
追加があっても本発明に含まれる。例えば実施例で説明
した光透過性シート材3は和紙であるが、ティッシュ等
の紙材、不織布、合成樹脂で作られるシート等もこの発
明に含まれる。
【0020】
【発明の効果】本発明は以下の効果を奏する。
【0021】(a)請求項1の発明によれば、発光ダイ
オードの光源を複雑な繊維の絡み合う層を持った光透過
性シート材で被覆することで、光の単一指向性を多指向
性に変える乱反射が生じ、袋状の光透過性シート材全体
に光の放射の均一化が計れる。また、発光ダイオード自
体発熱が少ないため光透過性シート材の変色はなく、ま
た光透過性シート材がクッション機能を発揮するため、
破損の心配もない。
【0022】(b)請求項2の発明によれば、発光ダイ
オードの光源を包む光透過性シート材の先端を肉厚とす
ることで、先端における光の透過をより多く遮断し、こ
こで遮断された光をが光透過性シート材内に返されるこ
とにより、袋状のシート材全体に光の放射の均一化が図
れる。
【0023】(c)請求項3の発明によれば、発光ダイ
オードの光源を包む光透過性シート材の先端に波状の凹
凸加工を加えることで、先端における光の透過をより多
く遮断し、ここで遮断された光をが光透過性シート材内
に返されることにより、袋状のシート材全体に光の放射
の均一化が図れる。
【0024】(d)請求項4の発明によれば、発光ダイ
オードの光源を包むシート材を2層以上に配することで
光の透過性をより複雑化することで、光の乱反射が大き
くなり、袋状のシート材全体に光の放射の均一化が計れ
る。
【0025】(e)請求項5の発明によれば、シート材
の形状を予め先端部分が山形で、後端部分が開放された
円錐形であるため、発光ダイオードの光源をこのシート
材で被覆した場合に先端の丸みが容易に形成されるばか
りか、後端部分を縮径する際にシート材に適度なしわが
形成され、均一な光の放射が可能な照明装置が得られ
る。
【0026】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の照明装置の一部破断斜視
図である。
【図2】本発明のシート材の一部破断斜視図である。
【図3】図1の製造工程を示す工程図である。
【図4】本発明の第2実施例の照明装置の一部破断斜視
図である。
【図5】本発明の照明装置第を電球として適用した3実
施例の斜視図である。
【図6】図5の断面図である。
【符号の説明】
1 照明装置 2 発光ダイオード光源 3 光透過性シート材 4 テープ 5 肉厚部 6 先端部分 7 後端部分 8 凹凸加工部 9 ランプ笠 10 コード 11 針金

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光ダイオードの光源を、複雑な繊維が
    絡み合う層を有する光透過性シート材で被覆したことを
    特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 発光ダイオードの光源を包む光透過性シ
    ート材の先端を肉厚とした請求項1に記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 発光ダイオードの光源を包む光透過性シ
    ート材の先端に波状の凹凸加工を加えた請求項1または
    2に記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 発光ダイオードの光源を包む光透過性シ
    ート材を2層以上に配するようにした請求項1ないし3
    のいずれかに記載の照明装置。
  5. 【請求項5】 光透過性シート材の形状は、予め先端部
    分が山形で、後端部分が開放された略円椎形に成型され
    ている照明装置に用いられるシート材。
JP10268947A 1998-09-07 1998-09-07 照明装置およびそれに用いられるシート材 Pending JP2000082308A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010257820A (ja) * 2009-04-27 2010-11-11 Fukui Prefecture モアレ模様を利用した装飾照明機構

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