JP4956723B2 - カラー表示装置の駆動装置と駆動方法 - Google Patents

カラー表示装置の駆動装置と駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、カラー表示装置に関する。特に、カラー表示装置を駆動する駆動装置と駆動方法に関する。
一般的に、液晶表示装置(LCD)のような表示装置の光透過率は、観察者が表示画面を真正面から見るときと、角度をつけて見るときとによって異なる。これは異なる角度の入射光が液晶層において異なるリターデーションを生じるからである。従って、表示画面を異なる角度から観察すると、屈折率が観察角度に応じて変化することとなり、透過光の透過率の変化、即ち表示画面の輝度の変化が生じる。そのことから、表示画面を異なる角度から観察すると、LCDにより表示された画像の輝度も変化することとなる。
カラー液晶表示装置では、各色のカラー画素(例えば赤色画素、緑色画素、及び青色画素)の光が混合され、所望の色が表示される。観察方向による輝度の変化は、色に応じて異なる。その結果、いわゆる色ずれと呼ばれる現象が生じ、観察方向に応じて表示画像の色が変化するという問題が生じる。
上記の問題に対して、特許文献1は、異なる特性を有する複数の領域に画素を分割する表示装置を提案している。特許文献2は、2つの駆動装置を利用し、異なる観察角度に対応するガンマ曲線に応じて画素信号をフレーム期間毎に出力する技術を提案している。特許文献3は、少なくとも2行×2列の部分画素を利用し、元の画像信号を調節するための計算値を利用し、異なる比の明画素と暗画素を利用して、画像表示を完成させる方法を提案している。
米国特許第5717474号明細書 米国特許第5847688号明細書 米国特許出願第2002/0149598号明細書
特許文献1の表示装置では、製造後において調整することができないという問題が生じる。また、異なる観察方向に対して異なる領域が個々に対応することから、例えば十分な輝度が得られないという問題が生じる。
特許文献2の表示装置では、フレーム期間毎に行われる切換えによってちらつき現象が生じてしまうともに、各観察方向の画像表示には画素の半分しか利用されないという問題が生じる。画像の品質を低下させてしまうとともに、多くの観察方向に対応することも困難である。
特許文献3の表示装置では、種々の変化を表示するために複数の画素を利用し、各画素群を一単位として扱う必要があることから、色ずれのような問題を解決するために170dpiより大きい解像度が必要となってしまう。
本発明は、それぞれが複数色の画素を有する複数の画素群を有するカラー液晶パネルを駆動する技術を提供する。この技術では、フレーム期間に対して第1の画素群の所定色の画素に指示されたグレースケール値に基づいて、フレーム期間中の第1のサブフレーム期間に前記画素に供給する第1の信号と、フレーム期間中の第2のサブフレーム期間に前記画素に供給する第2の信号を設定する。そして、第1の信号は第1の極性と第2の極性の一方に設定し、第2の信号は第1の極性と第2の極性の一方に設定する。それにより、前記画素は、第1の極性と第2の極性の一方を有する第1の信号と、第1の極性と第2の極性の一方を有する第2の信号を順に用いる第1の駆動順序によって駆動される。このとき、第1の画素群に隣接する第2の画素群の前記所定色の画素を、第1の駆動順序と等しい第2の駆動順序で駆動するとともに、第1の駆動順序とは異なる第3の駆動順序を用いて、第1の画素群の第2の色の画素を駆動する
以下、本発明の上記の目的、特徴および利点をさらに明らかにし理解しやすくするために、本発明を実施した複数の実施例を説明する。
三原色(例えば赤、緑、青)のそれぞれは、異なるグレースケール値で異なる色ずれを生じる。図1は、LCD(液晶表示装置)200を観察するユーザの位置Qを示している。図2aから2cは、それぞれ赤色光、緑色光、青色光について、グレースケール値と正規化光透過率の関係を種々の観察方向に関して示している。ここでは、LCDの各画素が0から255の間のグレースケール値を持っていると仮定しよう。正面観察(ユーザがLCDの真正面に位置している場合)での各グレースケール値の正規化光透過率は、正面観察光透過率となる。正面観察光透過率は、グレースケール値を、最大正面観察光透過率(例えば、ノーマリーブラック方式のLCDではグレースケール値255)で割ったものに相当する。斜方観察(ユーザがLCDに対して斜めに位置している場合)での各グレースケール値の正規化光透過率は、斜方観察光透過率となる。各グレースケール値の斜方観察光透過率は、グレースケール値を、最大グレースケール値(例えば、グレースケール値255)の斜方観察光透過率で割ったものに相当する。
図1に示すように、観察点Qの観察方向を角度θと角度φで示す。角度θは、観察点QとLCD200の中心点(C)を結ぶ線と、LCD200のZ軸(法線ベクトル)の成す角度である。角度φは、点Qの表示パネル200への投影点とLCD200の中心点(C)を結ぶ線と、X軸の成す角度である。例えば、観察方向(φ,θ)が(0,0)であれば、ユーザはLCD200を真正面から観察することを意味する。観察方向(φ,θ)が(0,45)又は(0,60)であれば、ユーザはLCD200を45度又は60度の角度から斜視することを意味する。
図2aから図2cは、観察方向(φ,θ)が、(0,0)、(0,45)、(0,60)の場合のグレースケール値と正規化光透過率の関係を示している。また、観察方向(0,60)と(0,0)の正規化光透過率の差も併せて示している。図2aでは、曲線201、202、203が、それぞれ観察方向(0,0)、(0,45)、(0,60)の場合を示している。曲線204は、角度(0,60)と(0,0)の正規化光透過率の差を示している。図2bでは、曲線205、206、207が、それぞれ観察方向(0,0)、(0,45)、(0,60)の場合を示している。曲線208は、角度(0,60)と(0,0)の正規化光透過率の差を示している。図2cでは、曲線209、210、211が、それぞれ観察方向(0,0)、(0,45)、(0,60)の場合を示している。曲線212は、角度(0,60)と(0,0)の正規化光透過率の差を示している。
図2aから2cに示すように、カラー画素(赤、緑、青)のそれぞれは、同じグレースケール値であっても、観察者が正面にいるのか斜方にいるのかによって正規化光透過率が異なることとなり、それにより色ずれを生じる。しかしながら、グレースケール値が0又は255に近い場合には、正面観察と斜方観察における正規化光透過率の差は小さい(0%に近い)。そのことから、例えば青色画素の目標グレースケール値が128である場合、フレーム期間を第1サブフレーム期間と第2フレーム期間に区分するとともに、第1サブフレーム期間ではグレースケール値がゼロとなる暗状態表示を行い、第2サブフレーム期間ではグレースケール値が190となる明状態表示を行うことによって、フレーム期間全体ではグレースケール値が128となる表示を行うことができる。即ち、元のグレースケール値(即ち目標グレースケール値)は、暗状態グレースケール値と明状態グレースケール値の組み合わせからなる校正グレースケール値によって得ることができる。校正グレースケール値を用いた場合における斜方観察と正面観察の正規化光透過率差は、元のグレースケール値128を用いた場合における斜方観察と正面観察の正規化光透過率差より小さくなる。また、LCDを真正面から見たときに、元のグレースケール値と同じ明るさを得ることができる。従って、斜方観察と正面観察のLCD色ずれは、校正グレースケール値を用いることによって、低減することができる。
図3aに示すように、カラー表示装置10(例えばLCD)は、マトリクス状に配列されている複数の画素群11、12、・・・を備えている。各画素群11、12、・・・は、一つの赤色画素と、一つの緑色画素と、一つの青色画素を備えている。例えば、第1の画素群11は、赤色画素111と緑色画素112と青色画素113を備えている。同様に、第2の画素群12は、赤色画素121と、緑色画素122と、青色画素123を備えている。
通常、カラー表示装置において、一つの画面は、一つのフレーム時間(又はフレーム期間)に亘って表示される。「フレーム」とは、一の完全な画像又は一連の画像群における一画像を意味する。フレーム期間は、二つのサブフレーム期間に分割される。カラー表示装置は、第1のサブフレーム期間ではサブフレーム1による駆動信号に従って画像を表示し、第2のサブフレーム期間ではサブフレーム2による駆動信号に従って画像を表示する。図3aに示すように、従来の駆動技術によると、第1のサブフレーム期間では、画像の全てのカラー画素は、より広い観察方向において色ずれが小さくなるように、明状態表示信号(図3aにおけるH)によって駆動される。一方、第2のサブフレーム期間では、画面の全てのカラー画素はより広い観察方向において色ずれが小さくなるように、暗状態表示信号(図3aにおけるL)によって駆動される。
上記に関して、図3bに示すように、青色画素の元のグレースケール値を128とすれば、その暗状態表示信号(暗状態グレースケール値)は0であり、明状態表示信号(明状態グレースケール値)は190である。これら二つの値を校正グレースケール値の組として使用して、元のグレースケール値128を得ることができる。
このように、画素を駆動して画像を表示するための表示信号は、それぞれが駆動電圧極性を有する明状態表示信号と暗状態表示信号の組によって構成することができる。しかしながら、駆動電圧極性の不釣合い、特に同じ色の隣接画素の駆動電圧極性の不釣合いは、表示画像においてちらつきを生じることがあり、視覚的に悪影響を与えてしまう。
ちらつきの原因は以下に述べられる。図3cは、液晶パネルの上下基板間の電圧と液晶分子の光透過率との関係を示している。図3cにおいて、X軸は上側基板の電圧がVcomのときの下側基板の電圧を示し、Y軸は液晶分子の光透過率T%を示している。LCDの駆動回路は、画素毎に上下基板間の電圧を変更して液晶分子の光透過率を変更することによって、画素毎に異なる輝度を生じさせている。液晶パネルの上側基板の電圧がVcomのとき、下側基板の電圧とVcomの差は液晶パネルに印加される電圧を示している。液晶パネルにおいて、上下基板間の電圧と液晶分子の光透過率との関係は線形ではなく、図3cに示すようなガンマ曲線で示される。そのことから、上側基板での電圧がVcomに固定されるときに、下側基板の電圧はガンマ電圧と呼ばれる。
液晶の光透過率は液晶への印加電圧に応じて変化するが、その印加電圧の極性には概ね影響されない。従って、液晶パネルの上下基板間の電圧と液晶の光透過率との関係は、電圧Vcomを中心として概ね対称なガンマ曲線で示される。即ち、振幅が同じであれば、極性が異なる二つのガンマ電圧(例えば正の極性をもつガンマ電圧Vaと負の極性をもつガンマ電圧Vb)に対して、液晶の光透過率T0は略同一となる。例えば、上側基板の電圧がVcomであって下側基板の電圧がVaである画素と、上側基板の電圧がVcomであって下側基板の電圧がVbである画素は、下側基板の電圧が互いに異なっているが、略同一の輝度を呈すこととなる。
画素に同じ極性の電圧が連続的に印加されると、画素の液晶分子は損傷を受けることがある。そのことから、液晶分子を保護するためには、基板間電圧の極性を交互に変更することが好ましい。例えば、画素が一定の明るさを連続的に示す必要がある場合、基板間の電圧の極性が交互に変更されるように、下側基板の画素を制御することが好ましい。それにより、画素の液晶分子が損傷を受けること防止しながら、一定の明るさを連続的に表示することが可能となる。
共通の電圧レベル(Vcom)に対応して、明状態表示信号(例えば明状態グレースケール値190)は、正極性のガンマ電圧(+V190)と負極性のガンマ電圧(−V190)をとることができる。同様に、暗状態表示信号(例えば暗状態グレースケール値0)は、正極性のガンマ電圧(+V)と負極性のガンマ電圧(−V)をとることができる。
例えば、図3aに示す第1の画素群11の赤色画素111と第2の画素群12の赤色画素121を取り上げる。従来の駆動手順では、これら二つの赤色画素111、121において、画素に印加する電圧とその極性が互いに異なっている。例えば、第1の画素群11の赤色画素111に印加する駆動電圧は+V190、−V、+V190、−Vの順に変化し、第1の画素群11に隣接する第2の画素群12の赤色画素121に印加する駆動電圧は−V190、+V、−V190、+Vの順に変化する。液晶パネルでは、その特性がパネル全体に亘って厳密に均一でないことから、各画素における印加電圧とグレースケール値との関係は画素毎に変化する。そのことから、全ての画素の上側基板に共通電圧(Vcom)を印加し、全ての画素の上側基板に同一の駆動電圧を印加した場合でも、画素毎に表示される明るさは完全に同一とはならない。隣接する画素群において同一色のカラー画素に対する駆動電圧の変化が異なる場合、共通電圧(Vcom)に対する電位差に起因して画面のちらつきや解像度の劣化が生じることとなる。
ちらつきを低減するために、以下に説明する実施例によるカラー表示装置の駆動装置は、明状態表示信号又は暗状態表示信号がサブフレーム期間においてガンマ電圧極性と釣り合うようにすることによって、表示画像のちらつきや解像度の劣化を低減することを可能とする。
図4は、実施例の液晶表示装置の構成を模式的に示している。この液晶表示装置は、カラー表示パネル30と、カラー液晶表示パネル30を駆動する駆動システム40を備えている。カラー表示パネル30は、複数の画素群31、32、・・・を備えている。画素群は、マトリクス状に配列されており、各画素群は第1のカラー画素と第2のカラー画素と第3のカラー画素を備えている。ここでは、第1のカラー画素は赤色画素であり、第2のカラー画素は緑色画素であり、第3のカラー画素は青色画素である。第1の画素群31は、赤色画素R11と、緑色画素G11と、青色画素B11を備えている。同様に、第2の画素群32は、赤色画素R12と、緑色画素G12と、青色画素B12を備えている。なお、各カラー画素は、これらの色に限定されない。
駆動システム40は、表示信号制御装置41と、電圧極性制御装置44と、タイミング制御装置45を備えている。これらの制御装置は、別個のブロックとして図示されているが、これらの制御装置を一つの装置によって構成してもよく、あるいは複数の装置によって構成してもよい。
表示信号制御装置41は、第1のルックアップテーブル411と、第2のルックアップテーブル412と、データセレクタ413を備えている。元の表示信号(各画素に指示されるグレースケール値)は、信号端(S)から入力される。元の表示信号は、第1のルックアップテーブル411と第2のルックアップテーブル412に入力され、第1のルックアップテーブル411と第2のルックアップテーブル412によってそれぞれ第1の表示信号(例えば、明状態表示信号)と第2の表示信号(例えば、暗状態標示信号)に変換される。第1のルックアップテーブル411と第2のルックアップテーブル412が出力する信号は、ユーザ等が表示画面を視認しながら調整可能としてもよい。データセレクタ413は、第1の表示信号と第2の表示信号の一方を選択し、電圧極性制御装置44に出力する。電圧極性制御装置44は、入力した表示信号のガンマ電圧極性を設定する。ガンマ電圧極性が設定された表示信号は、第1サブフレーム期間における第1の駆動信号となり、タイミング制御装置45を介してデータ駆動装置46に出力され、選択された画素を駆動する。次いで、データセレクタ413は、第1の表示信号と第2の表示信号の他方を選択し、電圧極性制御装置44に出力する。電圧極性制御装置44は、入力した表示信号のガンマ電圧極性を設定する。ガンマ電圧極性が設定された表示信号は、第1サブフレーム期間における第2の駆動信号となり、タイミング制御装置45を介してデータ駆動装置46に出力され、選択された画素を駆動する。タイミング制御装置45はまた、走査駆動装置47を動作させてカラー液晶表示パネル30のなかの選択された画素群を選択的に駆動可能とする。表示信号制御装置41やガンマ電圧極性制御装置44の配置は、図示する形態に限定されない。
表示信号制御装置41と電圧極性制御装置44は、各カラー画素に対する駆動電圧の信号列を出力する。表示信号制御装置41と電圧極性制御装置44は、各カラー画素に対する駆動電圧を経時的に変化させる。以下、各カラー画素に対する駆動電圧を経時的に変化させる例について説明する。
(1) 駆動電圧を+H、−L,+H、−Lの順に変化させる例
この実施例は、後段において詳述するように、連続する2つのフレーム期間N,N+1において、画素に印加する駆動電圧を+H、−L,+H、−Lと表記される順序で変化させるものである。
図5は、カラー表示パネル30の一部の画素群の配列を示している。第1の画素群は、赤色画素R11と、緑色画素G11と、青色画素B11を備えている。第2の画素群は、赤色画素R12と、緑色画素G12と、青色画素B12を備えている。
ガンマ電圧極性制御装置44は、図5に示すように、それぞれが第1サブフレームと第2サブフレームによって表示される複数のフレームN、N+1において、各画素に印加するガンマ電圧極性を制御する。
ガンマ電圧極性制御装置44は、第1サブフレームにおいて画素群のカラー画素に入力する第1のガンマ電圧極性と、第2サブフレームにおいて画素群のカラー画素に入力する第2のガンマ電圧極性を制御する。
例えば、フレームN(N番目の走査期間)では、サブフレーム1(第1の部分走査期間)における第1の画素群の赤色画素R11のガンマ電圧極性は正(以下+と表される)であり、サブフレーム2(第2の部分走査期間)における第1の画素群の赤色画素R11のガンマ電圧極性は負(以下−と表される)である。フレームN+1では、サブフレーム1における第1の画素群の赤色画素R11のガンマ電圧極性は正(+)であり、サブフレーム2における第1の画素群の赤色画素R11のガンマ電圧極性は負(−)である。このように、ガンマ電圧極性制御装置44は、複数の走査時間に亘って、カラー画素に対するガンマ電圧極性を設定する。
表示信号制御装置41は、各画素群のカラー画素に入力する第1のサブフレーム期間における第1の表示信号と、各画素群のカラー画素に入力する第2のサブフレーム期間における第2の表示信号を供給する。第1の表示信号と第2の表示信号は、例えば明状態表示信号と暗状態表示信号であり、その組合せが元の表示信号に対応している。言い換えれば、第1のサブフレーム期間に入力される第1の表示信号と、第2のサブフレーム期間に入力される第2の表示信号によって、元の表示信号に対応する表示がなされる。
例えば、フレームN(N番目の走査期間)では、第1のサブフレーム(第1の部分走査期間)における第1の画素群の赤色画素R11は明状態表示信号(以下Hと表される)によって駆動され、第2のサブフレーム(第2の部分走査期間)における第1の画素群の赤色画素R11は暗状態表示信号(以下Lと表される)によって駆動され、これらの組み合わせによってフレームNでは元の表示信号に対応する表示が行われる。また、フレームN+1では、第1のサブフレームにおける第1の画素群の赤色画素R11は明状態表示信号(H)によって駆動され、第2のサブフレームにおける第1の画素群の赤色画素R11は暗状態表示信号(L)によって駆動され、これらの組み合わせによってフレームN+1の元の表示信号に対応する表示が行われる。
ガンマ電圧極性制御装置44と表示信号制御装置41は、各カラー画素に表示信号が個々のガンマ電圧極性で印加されるように、カラー画素に表示信号を所定のガンマ電圧極性で順次印加する。例えば、第1の画素群の赤色画素R11に対する一連の表示信号は以下の通りとなる。即ち、第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)である。第1のサブフレーム期間における表示信号は明状態表示信号(H)である。第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(−)である。第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。従って、4つのサブフレーム期間を含むフレームNとN+1において、赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化する。
ガンマ電圧極性制御装置44と表示信号制御装置41は、第1の画素群に隣接する第2の画素群の赤色画素R12に対しても、同じ順序で変化する駆動信号を印加することができる。この場合、第2の画素群の赤色画素R12には、第1の画素群の赤色画素R11に対して、その変化が1サブフレーム期間分だけオフセットしている駆動信号を印加するとよい。即ち、第1のサブフレーム期間における第2の画素群の赤色画素R12に対するガンマ電圧極性は負(−)であり、第1のサブフレーム期間における第1の表示信号は赤色画素R12の暗状態表示信号(L)であり、第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)であり、第2のサブフレーム期間における表示信号は赤色画素R12の明状態表示信号(H)である。第2の画素群内の赤色画素R12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。
第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は、+H、−L、+H、−Lの順序で変化する。一方、隣接する第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は、−L、+H、−L、+Hの順序で変化する。赤色画素R11、R12の駆動電圧は、1サブフレーム期間分のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、等しい順序で変化する。ここで、赤色画素R11、R12の駆動電圧が等しい順序で変化するとは、駆動電圧を明状態表示信号Hと暗状態表示信号Lの一方に区別するとともに、ガンマ電圧極性を正又は負の一方に区別したときに、両者の駆動電圧が等しく変化することを意味し、駆動電圧の大きさ自体が等しいことを意味するものではない。隣接する他の画素群の赤色画素(R21及びR22等)についても、駆動電圧を同様に変化させることができる。以下に、4つの赤色画素R11、R12、R21、R22の多数フレーム(例えばフレームN、N+1、N+2、N+3等)における駆動電圧の変化を示す。
R11:(+H、−L、+H、−L)、+H、−L、+H、−L、・・・
R12:−L、(+H、−L、+H、−L)、+H、−L、+H、−L、・・・
R21:−L、(+H、−L、+H、−L)、+H、−L、+H、−L、・・・
R22:(+H、−L、+H、−L)、+H、−L、+H、−L、・・・
上記において括弧を付けた部分は、R12とR21における変化が、R11とR22における変化に対して、1サブフレーム期間のずれを持つことを除いて、4つの赤色画素に対する駆動電圧が同じ順序で変化していることを示している。
図6は、他の駆動例(駆動例2)を示している。この駆動例において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
また、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
また、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
図10は、また別の駆動例(駆動例6)を示している。この駆動例において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
図11は、また別の駆動例(駆動例7)を示している。この駆動例において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
また、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
図14に、また別の駆動例(駆動例10)を示す。この駆動例において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順に変化する。第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−L、+H、−L、+Hに変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれ(1サブフレーム期間だけ進んでいるか遅れている)を持って、同じ順序で変化する。
(2) 駆動電圧を−H、+L、−H、+Lの順に変化させる例
次に説明する例では、駆動電圧を−H、+L、−H、+Lの順に変化させる。即ち、第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(−)であり、第1のサブフレーム期間における表示信号は明状態表示信号(H)であり、第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)であり、第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。従って、駆動電圧は、連続するフレームN、N+1において、−H、+L、−H、+Lの順に変化する。
図5に示す駆動例1において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+L、−H、+L、−Hの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、+L、−H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
一方、図5に示す駆動例1において、青色画素に対する駆動電圧は−H、+L、−H、+Lの順で変化する。一方、赤色画素に対する駆動電圧は+H、−L、+H、−Lの順で変化し、これは青色画素のものとは異なっている。このように、隣接する画素群において同一色のカラー画素が同じ順序で変化する駆動電圧によって駆動される限り、隣接する画素群において異色のカラー画素は異なる順序で変化する駆動電圧で駆動されてもよい。
図10に示す駆動例6において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+L、−H、+L、−Hの順で変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、+L、−H、+Lの順で変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図14に示す駆動例10において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+L、−H、+L、−Hの順で変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、+L、−H、+Lの順で変化する。これらの駆動電圧は、1サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
(3) 駆動電圧を+H、+L、−H、−Lの順に変化させる例
次に、駆動電圧を+H、+L、−H、−Lの順に変化させる例を説明する。即ち、第1のフレーム(走査)期間の第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)であり、第1のフレーム期間の第1のサブフレーム期間の表示信号は明状態表示信号(H)である。第1のフレーム期間の第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)であり、第1のフレーム期間の第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。第2のフレーム期間の第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(−)であり、第2のフレーム期間の第1のサブフレーム期間における表示信号は明状態表示信号(H)である。第2のフレーム期間の第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(−)であり、第2のフレーム期間の第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。
図7は、上記した順で駆動電圧を変化させる駆動例(駆動例3)を示す。この駆動例において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。隣接する画素群の赤色画素R11、R12に対する駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを除いて、同様に変化する。更に、それらに隣接する画素群の赤色画素R21とR22に対する駆動電圧も同様に変化する。赤色画素R11、R12、R21、R22に対する駆動電圧はフレームN、N+1、N+2、N+3・・・において以下の通り変化する。
R11:(+H、+L、−H、−L)、+H、+L、−H、−L、・・・
R12:−H、−L、(+H、+L、−H、−L)、+H、+L、・・・
R21:−H、−L、(+H、+L、−H、−L)、+H、+L、・・・
R22:(+H、+L、−H、−L)、+H、−L、−H、−L、・・・
上記において括弧を付けた部分は、4つの赤色画素11、R12、R21、R22に対する駆動電圧が同一順序で変化していることを示している。
図7に示す駆動例3において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。また、隣接する画素群の緑色画素G21とG22に対する駆動電圧も同様に、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
また、この駆動例3において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。隣接する画素群の青色画素G21とG22に対する駆動電圧も同様に、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図8に示す駆動例4において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図12に示す駆動例8において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
また、この駆動例8において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
また、この駆動例8において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図13に示す駆動例9において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図15に示す駆動例11において、第1の画素群の赤色画素R11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の赤色画素R12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
また、この駆動例11において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
また、この駆動例11において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図16に示す駆動例12において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図17に示す駆動例13において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図18に示す駆動例14において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
図19に示す駆動例15において、第1の画素群の緑色画素G11に対する駆動電圧は−H、−L、+H、+Lの順に変化し、第2の画素群の緑色画素G12に対する駆動電圧は+H、+L、−H、−Lの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
(4) 駆動電圧を+H、−L、−H、+Lの順に変化させる例
次に、駆動電圧を+H、−L、−H、+Lの順に変化させる例を説明する。即ち、第1のフレーム(走査)期間の第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(+)であり、第1のフレーム期間の第1のサブフレーム期間の表示信号は明状態表示信号(H)である。第1のフレーム期間の第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は正(−)であり、第1のフレーム期間の第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。第2のフレーム期間の第1のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(−)であり、第2のフレーム期間の第1のサブフレーム期間における表示信号は明状態表示信号(H)である。第2のフレーム期間の第2のサブフレーム期間におけるガンマ電圧極性は負(+)であり、第2のフレーム期間の第2のサブフレーム期間における表示信号は暗状態表示信号(L)である。
図18に示す駆動例14において、第1の画素群の青色画素B11に対する駆動電圧は+L、+H、−L、−Hの順に変化し、第2の画素群の青色画素B12に対する駆動電圧は−L、−H、+L、+Hの順に変化する。これらの駆動電圧は、2サブフレーム期間のずれを持って、同じ順序で変化する。
上記した駆動例を用いることによって、隣接するカラー画素を同じ順序で変化する駆動電圧で駆動しながら(少なくとも1サブフレーム期間のずれは生じる)、隣接する画素群の明状態表示信号(H)と暗状態表示信号(L)の正ガンマ電圧(+)又は負ガンマ電圧(−)を釣り合わせることができる。例えば、隣接する画素群の同じカラー画素に対する駆動電圧を+H、−L、+H、−Lと変化させる場合、両者の駆動電圧の変化に1フレーム期間のずれを与えることによって、一方は正ガンマ電圧(+)で駆動されるとともに他方は負ガンマ電圧(−)で駆動されることとなる。その結果、画面のちらつき又は解像力劣化が低減され、それと同時に広視野角による色ずれの低減を可能にする。
もう一つの例において、駆動電圧を+H、−L、−H、+Lの順に変化させる場合、両者の駆動電圧の変化に2フレーム期間のずれを与えることによって、一方は正ガンマ電圧(+)で駆動されるとともに他方は負ガンマ電圧(−)で駆動されることとなる。
同じ駆動電圧変化が1フレーム期間のずれによって達成される場合でも、2フレーム期間のずれによって達成される場合でも、明状態表示信号と暗状態表示信号を用いて画素を駆動することにより広視野角において色ずれの低減を達成しながら、画面のちらつきや解像度の低下を低減することができる。
図11に示す駆動例7において、第1の画素群の赤色画素R11の駆動電圧変化は+H、−L、+H、−Lである。第2の画素群の赤色画素R12の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。第3の画素群の赤色画素R21の駆動電圧変化は+H、−L、+H、−Lである。第4の画素群の赤色画素R22の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。このように、隣接する4つの画素群において赤色画素の駆動電圧変化は同一である。
同様に、この駆動例7において、第1の画素群の緑色画素G11の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。第2の画素群の緑色画素R12の駆動電圧変化は+H、−L、+H、−Lである。第3の画素群の緑色画素G21の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。第4の画素群の緑色画素G22の駆動電圧変化は+H、−L、+H、−Lである。このように、隣接する4つの画素群において緑色画素の駆動電圧変化は同一である。
同様に、この駆動例7において、第1の画素群の青色画素B11の駆動電変化は+H、−L、+H、−Lである。第2の画素群の青色画素B12の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。第3の画素群の青色画素B21の駆動電圧変化は+H、−L、+H、−Lである。第4の画素群の青色画素B22の駆動電圧変化は−L、+H、−L、+Hである。このように、隣接する4つの画素群において青色画素の駆動電圧変化は同一である。
このように、駆動例7では、隣接する4つの画素群において各カラー画素(赤、緑、青)の駆動電圧変化はそれぞれ同じであり、最良の表示効果が達成される。同様に、駆動例3(図7)、駆動例8(図12)、駆動例11(図15)において、隣接する4つの画素群において各カラー画素(赤、緑、青)の駆動電圧変化はそれぞれ同じであり、最良の表示効果が同様に達成される。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
ユーザの観察位置Qを観察方向(φ,θ)で示す模式図。 赤色光のグレースケール値と正規化光透過率の関係を示すグラフ。 緑色光のグレースケール値と正規化光透過率の関係を示すグラフ。 青色光のグレースケール値と正規化光透過率の関係を示すグラフ。 従来の駆動技術による暗状態表示信号と明状態表示信号を示す図。 駆動電圧とグレースケール値の関係を示す図。 液晶パネルの基板間電圧と液晶分子の光透過率の関係を示す図。 液晶表示装置の構成を示すブロック図。 駆動例1による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例2による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例3による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例4による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例5による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例6による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例7による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例8による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例9による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例10による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例11による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例12による各画素に対 駆動例13による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例14による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。 駆動例15による各画素に対する駆動電圧の変化を示す図。
符号の説明
10:カラー表示装置
11:第1の画素群
12:第2の画素群
13:第3の画素群
40:駆動システム
41:表示信号制御装置
44:電圧極性制御装置
45:タイミング制御装置
111、121:赤色画素
112、122:緑色画素
113、123:青色画素
200:液晶表示装置

Claims (31)

  1. それぞれが複数色の画素を有する複数の画素群を有する表示装置を駆動する方法であって、
    フレーム期間に対して第1の画素群の所定色の画素に指示されたグレースケール値に基づいて、前記フレーム期間中の第1のサブフレーム期間に前記画素に供給する第1の信号と、前記フレーム期間中の第2のサブフレーム期間に前記画素に供給する第2の信号を設定し、前記第1のサブフレーム期間と前記第2のサブフレーム期間との間にブランキング期間を差し込むステップと、
    前記第1の信号の極性を第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第2の信号を前記第1の極性と第2の極性の一方に設定するステップと、
    前記第1の極性と第2の極性の一方を有する第1の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する第2の信号とを順に用いる第1の駆動順序で前記画素を駆動するステップと、
    前記第1の画素群に隣接する第2の画素群の前記所定色の画素を、前記第1の駆動順序と等しい第2の駆動順序で駆動ステップと、
    を備え
    前記第1の駆動順序とは異なる第3の駆動順序を用いて、前記第1の画素群の第2の色の画素を駆動することを特徴とする駆動方法。
  2. 前記第1の信号が前記第1の極性に設定され、前記第2の信号が前記第1の極性と反対である前記第2の極性に設定されることを特徴とする請求項1の方法。
  3. 前記第1の信号が前記第1の極性に設定され、前記第2の信号が前記第1の極性に設定されることを特徴とする請求項1の方法。
  4. 前記第1の駆動順序が、前記第2の駆動順序に対して所定期間だけずれていることを特徴とする請求項1の方法。
  5. 前記第1の駆動順序が、前記第2の駆動順序に対して1サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項1の方法。
  6. 前記第1の駆動順序が、前記第2の駆動順序に対して2サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項1の方法。
  7. 前記フレーム期間に続く第2のフレーム期間に対して前記画素に指示されたグレースケール値に基づいて、前記第2のフレーム期間中の第1のサブフレーム期間に前記画素に供給する第3の信号と、前記第2のフレーム期間中の第2のサブフレーム期間に前記画素に供給する第4の信号を設定するステップと、
    前記第3の信号を第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第4の信号を第1の極性と第2の極性の一方に設定するステップとが付加されており、
    前記第1の駆動順序では、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第1の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第2の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第3の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第4の信号を順に用いることを特徴とする請求項1の方法。
  8. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が負の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が負の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項7の方法。
  9. 前記第1の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が正の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が正の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項7の方法。
  10. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が正の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が負の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項7の方法。
  11. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が負の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が正の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項7の方法。
  12. 前記第1の極性と第2の極性は、正のガンマ極性と負のガンマ極性であることを特徴とする請求項1の方法。
  13. 前記第1の信号と第2の信号は、ユーザが調整可能であることを特徴とする請求項1の方法。
  14. 前記画素群は、第1の色の画素と第2の色の画素と第3の色の画素を備えており、
    前記第1の画素群および第2の画素群の第2の色の画素は、前記第1の駆動順序および第2の駆動順序と等しい駆動順序で駆動され、
    前記第1の画素群および第2の画素群の第3の色の画素は、前記第1の駆動順序および第2の駆動順序と等しい駆動順序で駆動されることを特徴とする請求項1の方法。
  15. それぞれが複数色の画素を有する複数の画素群を有する表示装置を駆動する装置であって、
    フレーム期間に対して第1の画素群の所定色の画素に指示されたグレースケール値に基づいて、前記フレーム期間中の第1のサブフレーム期間に前記画素に供給する第1の信号と、前記フレーム期間中の第2のサブフレーム期間に前記画素に供給する第2の信号を設定する表示信号制御装置と、
    前記第1の信号の極性を第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第2の信号を前記第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する第1の信号と前記第1の極性と第2の極性の一方を有する第2の信号とを順に用いる第1の駆動順序によって前記画素を駆動する極性制御装置とを備え、
    前記表示信号制御装置と前記極性制御装置は、前記第1の画素群に隣接する第2の画素群の前記所定色の画素を、前記第1の駆動順序と等しい第2の駆動順序で駆動するとともに、前記第1の駆動順序とは異なる第3の駆動順序を用いて、前記第1の画素群の第2の色の画素を駆動し、
    前記表示信号制御装置は、第1のルックアップテーブルと、第2のルックアップテーブルと、データセレクタを備え、前記指示されたグレースケール値は、第1のルックアップテーブルと第2のルックアップテーブルに入力され、第1のルックアップテーブルと第2のルックアップテーブルによって前記第1の信号と前記第2の信号に変換され、
    前記データセレクタが、前記第1の信号を選択して前記極性制御装置に出力すると、前記極性制御装置は、入力した前記第1の信号の極性を設定し、前記データセレクタが、前記第2の信号を選択して前記極性制御装置に出力すると、前記極性制御装置は、入力した前記第2の信号の極性を設定することを特徴とする駆動装置。
  16. 前記第1の信号が正のガンマ極性に設定された明状態信号であり、前記第2の信号が負のガンマ極性に設定された暗状態信号であることを特徴とする請求項15の駆動装置。
  17. 前記第1の信号が負のガンマ極性に設定された明状態信号であり、前記第2の信号が正のガンマ極性に設定された暗状態信号であることを特徴とする請求項15の駆動装置。
  18. 前記第1の信号が正のガンマ極性に設定された明状態信号であり、前記第2の信号が正のガンマ極性に設定された暗状態信号であることを特徴とする請求項15の駆動装置。
  19. 前記第1の駆動順序は、前記第2の駆動順序に対して1サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項15の駆動装置。
  20. 前記第1の駆動順序は、前記第2の駆動順序に対して2サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項15の駆動装置。
  21. 前記表示信号制御装置は、前記フレーム期間に続く第2のフレーム期間に対して前記画素に指示されたグレースケール値に基づいて、前記第2のフレーム期間中の第1のサブフレーム期間に前記画素に供給する第3の信号と、前記第2のフレーム期間中の第2のサブフレーム期間に前記画素に供給する第4の信号を設定し、
    前記極性制御装置は、前記第3の信号を前記第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第4の信号を前記第1の極性と第2の極性の一方に設定し、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第1の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第2の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第3の信号と、前記第1の極性と第2の極性の一方を有する前記第4の信号とを順に用いる第1の駆動順序によって前記画素を駆動することを特徴とする請求項15の駆動装置。
  22. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が負の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が負の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項21の駆動装置。
  23. 前記第1の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が正の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が正の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項21の駆動装置。
  24. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が正の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が負の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項21の駆動装置。
  25. 前記第1の信号が正の極性を有する明状態信号であり、前記第2の信号が負の極性を有する暗状態信号であり、前記第3の信号が負の極性を有する明状態信号であり、前記第4の信号が正の極性を有する暗状態信号であることを特徴とする請求項21の駆動装置。
  26. 前記表示信号制御装置と前記極性制御装置は、
    前記第1の駆動順序を用いて前記第1の画素群の第2の色の画素を駆動し、
    前記第1の駆動順序を用いて前記第1の画素群の第3の色の画素を駆動し、
    前記第2の駆動順序を用いて前記第2の画素群の第2の色の画素を駆動し、
    前記第2の駆動順序を用いて前記第2の画素群の第3の色の画素を駆動することを特徴とする請求項15の駆動装置。
  27. それぞれが複数のカラー画素を有する複数の画素群を有するカラー表示パネルと、
    前記カラー表示パネルに接続されている駆動装置を備える表示装置であって、
    前記駆動装置は、
    第1のフレーム期間に対して第1の画素群及び第2の画素群の所定色の画素にそれぞれ指示されたグレースケール値に基づいて、前記第1のフレーム期間中の各サブフレーム期間に第1の画素群及び第2の画素群の所定色の画素にそれぞれ供給する表示信号群を設定する表示信号制御装置と、
    前記表示信号群のそれぞれに極性を設定し、それぞれが極性を有する前記表示信号群を順に用いる第1の駆動順序によって第1画素を駆動する極性制御装置を備え、
    前記表示信号制御装置と前記極性制御装置は、前記第1の画素群に隣接する第2の画素群の前記所定色の画素を、前記第1の駆動順序と等しい第2の駆動順序で駆動するとともに、前記第1の駆動順序とは異なる第3の駆動順序を用いて、前記第1の画素群の第2の色の画素を駆動し、
    前記表示信号制御装置は、第1のルックアップテーブルと、第2のルックアップテーブルと、データセレクタを備え、前記指示されたグレースケール値は、第1のルックアップテーブルと第2のルックアップテーブルに入力され、第1のルックアップテーブルと第2のルックアップテーブルによって、前記第1の画素群に供給する表示信号群と前記第2の画素群に供給する表示信号群にそれぞれ変換され、
    前記データセレクタが、前記第1の画素群に供給する表示信号群を選択して前記極性制御装置に出力すると、前記極性制御装置は、入力した前記第1の画素群に供給する表示信号群の極性を設定し、前記データセレクタが、前記第2の画素群に供給する表示信号群を選択して前記極性制御装置に出力すると、前記極性制御装置は、入力した前記第2の画素群に供給する表示信号群の極性を設定することを特徴とする表示装置。
  28. 前記表示信号群は、明状態信号表示信号と暗状態表示信号を含むことを特徴とする請求項27の表示装置。
  29. 表示信号制御装置は、前記第1のフレーム期間に続く第2のフレーム期間に対して、第2のフレーム期間中の各サブフレーム期間に第1の画素群の前記画素に供給する表示信号群をさらに設定し、
    前記極性制御装置は、第2のフレーム期間における表示信号群のそれぞれに極性をさらに設定し、
    前記第1の駆動順序では、それぞれが極性を有する第1フレーム期間における前記表示信号群と、前記第2フレーム期間における表示信号群とが順に用いられることを特徴とする請求項28の表示装置。
  30. 前記第1の駆動順序は、前記第2の駆動順序に対して1サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項29の表示装置。
  31. 前記第1の駆動順序は、前記第2の駆動順序に対して2サブフレーム期間だけずれていることを特徴とする請求項29の表示装置。
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