JP4955871B2 - 回転式脱穀及び分離ユニットを備えたコンバインのための吸引ブロワ - Google Patents

回転式脱穀及び分離ユニットを備えたコンバインのための吸引ブロワ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインに関し、このコンバインには、回転式脱穀及び分離ユニットが装備されており、この脱穀及び分離ユニットが、ふるい目を有するふるい手段を備えた少なくとも1つのロータハウジングと、このロータハウジング内に回転可能に駆動されるように配置されたロータエレメントとから成っており、さらに前記コンバインには、ふるい手段に対して所定の距離をおいて配置された穀物収集エレメントと、この穀物収集エレメントから収集された穀物を受け取るクリーニング装置と、吸引空気流を生ぜしめる吸引ブロワとが装備されている。
【0002】
【従来の技術】
回転式脱穀及び分離ユニットを備えた軸流式コンバインはこの分野でよく知られている。「回転式脱穀及び分離ユニット」という用語は、回転式脱穀及び分離ユニットを通じて供給される収穫された材料から少なくとも穀粒を分離するエレメントを意味する。通常、分離ロータの作業エレメントは、収穫された材料に接触及び殴打し、この殴打が、脱穀動作として理解することもできる。ロータエレメント及び付加的にロータハウジングの内面に、特別な殴打装置及び擦りバー等の特別なエレメントを配置することもでき、これらのエレメントは、特別な脱穀効果を行うが、回転式脱穀及び分離ユニットのためには必要ではない。回転式脱穀及び分離ユニットの外側に付加的な脱穀エレメントが配置されていても、本発明は影響されない。このような回転式脱穀及び分離ユニットは、コンバインの走行方向に対して長さ方向又は横方向に配置されていてよく、同じ高さ又は種々異なる高さに1つ又は2つのロータハウジングが配置されていてよく、これらのロータハウジングは、水平に又は角度を成して配置されていてよく、1つのロータハウジングに1つ又は2つ以上のロータが配置されていてよく、ロータは、同じ方向又は反対方向に回転してよい。
【0003】
回転式脱穀及び分離ユニットの主たる利点は、ロータハウジングを通じて供給される収穫された材料に加えることができる高い遠心力による高い分離能力である。しかしながら、高い分離能力の結果、穀粒のみならず、籾殻及び粉砕した藁が、収穫された材料から分離されてしまい、この混合された部分から、穀粒でない全ての部分を、穀物ビンに収集されることができる穀粒のクリーンなサンプルを達成するために、分離する必要がある。通常、このクリーニングプロセスは、特別なクリーニング装置によって達成される。このようなクリーニング装置は、慣用のふるいであることができ、このふるいを介してクリーニング空気流が底部から吹き付けられる。より重い穀粒はふるい目を通って落下し、籾殻及び粉砕した藁のようなより軽い部分は、クリーニング空気流によって運び去られ、コンバインから吹き出される。またクリーニング装置の他の実施例がこの分野において知られている。全てのクリーニング装置は、クリーニング装置の能力が回転式脱穀及び分離ユニットの分離能力ほど高くないという問題に直面しており、クリーニング装置の能力は、コンバイン全体の総体的なスループット能力を制限する要因である。
【0004】
すなわち、コンバインのクリーニング能力を向上させるために幾つかの試みがなされた。米国特許第4869272号明細書においては、脱穀ケージの入口端部に隣接して配置された横方向流れファンを使用することが提案されており、この場合、空気をケージに積極的に通過させ、これによって、籾殻又は藁から穀物をより効率的に分離する。しかしながら、開示された実施例の欠点は、クリーニング装置の上部ふるい領域から空気を吸引することである。これにより、ふるいの初期位置を流過する極めて強い空気流が生じ、この領域を通過する穀粒は、空気流と共に上方へ引き剥がされる傾向があり、これにより、穀粒は、クリーニング装置のふるい目を通って落下することができない。この領域を越えて、ふるい目をほとんど空気は通過しない。なぜならば、クリーニング装置からの全ての空気流は、横方向流れファンの方向に、上方へ引き剥がされ、これにより、ふるいのこの残りの区分においてほとんどクリーニング動作は行われない。単一のロータハウジングの側方に配置された2つの横方向流れファンが設けられていることにより、ふるいの上の横方向の空気流圧力も妨害される。その結果、クリーニング装置のクリーニング性能は、横方向流れファンによって不都合な影響を受ける。
【0005】
付加的な空気流発生手段によってコンバインのクリーニング性能を向上させる別の試みが、DE19624733号明細書に記載されている。クリーニング装置の機能が不都合に影響されることを回避するために、吸入空気流が、収穫された材料から穀粒を分離させるために使用される慣用の藁ウォーカと、藁ウォーカの下方に間隔をおいて配置された穀物収集エレメントとの間の空間を通過させられる。穀物収集エレメントに蓄積する穀粒から籾殻及び破壊された藁を有効に吸い出すことができるために、高い空気流速度が必要である。空気流速度が増大していることにより、吸引ブロワユニットに向かって近づくほど、収穫された藁ウォーカによって分離された穀粒が穀物収集エレメント上に落下せず、吸引ブロワユニット内へ吸入され、損失としてコンバインから吹き出される可能性が高まる。これを回避するために、空気流は比較的低いレベルに保持される必要があり、つまり、特に穀物及び籾殻の高いパーセンテージが分離される藁ウォーカの前方領域における分離効果が損なわれる。これは、回転式脱穀及び分離ユニットに関してこの文書に示された実施例にも当てはまる。別の欠点は、慣用の藁ウォーカに設けられた多くの開口により、吸引ブロワユニットによって生ぜしめらあれた空気流が、藁ウォーカの上方の空間からこれらの開口を通じて、藁ウォーカの下方の空間へ吸引されることであり、この吸引空気流によって、付加的な籾殻及び粉砕した藁が藁ウォーカの開口を通じて吸引されるが、このことは回避されるべきである。その結果、この配列の効果は極めて制限されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の要旨は、吸引ブロワユニットを付加することによってコンバインのクリーニング能力を増大させることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
クリーニング能力のこのような増大は、以下のように達成される。吸引ブロワユニットによって生ぜしめられる空気流は、導管を通って上方へ方向付けられる。この導管は、空気流を、回転式脱穀及び分離ユニットのロータハウジングと、回転式脱穀及び分離ユニットのハウジングの後方半分の部分を包囲した穀物収集エレメントとの間のスペースから、吸引ブロワユニットに向かって案内する。この配列の利点は、一方では、籾殻及び粉砕した藁の関連した部分が、より早期に吸い出されるため、クリーニング装置のクリーニング動作を妨害せず、他方では、吸引ブロワの入口が回転式脱穀及び分離ユニットの分離ゾーンの近傍に位置していないため穀粒が吸引ブロワユニットによって吸引され得ず、このため、クリーニング動作を極めて有効に行うことができる。その代わりに、導管内を上方へ移動する間に、収穫された材料から分離され、吸引ブロワユニットによって生ぜしめられた空気流によって導管へ吸入される混合物のうちのより軽い部分は、導管に吸入された穀粒から旋回しながら分離され、穀粒は、導管を通って穀物収集エレメント上に落下することができる。穀物収集エレメントは、これらの穀粒を慣用のクリーニング装置へ供給する。これらの全てのことは有効に行われるので、分離ユニット及びクリーニング装置の損失を増大させることなしに、籾殻及び粉砕した藁の50%以上をも吸引ブロワユニットによって吸い出すことができる。残りは、慣用のクリーニング装置によって容易に処理することができる。クリーニング能力をこのように向上させることにより、コンバインの総体的な性能を著しく向上させることができる。なぜならば、クリーニング能力がもはや制限する要因ではなく、脱穀及び分離ユニットをより積極的に設計することができるからである。
【0008】
その他の利点は、従属請求項に言及されたエレメントによって説明されている。
【0009】
導管の形状が、前方壁部と、後方壁部と、少なくとも2つの別の側壁とによって規定されているならば、単純かつ安価に製造することができる構造を得ることができる。導管の断面が、吸引ブロワユニットに向かって狭まっているならば、空気流の速度を少なくともほぼ一定のレベルに維持することができ、これにより、搬送される材料が損失されず、また速度を加速することもできる。導管における又は区分壁部の下方のギャップの領域における空気流の速度が、調節エレメントを調節することによって可変であるならば、機械の設定は、実際の収穫条件及び収穫しようとする穀物に容易に適応させることができる。穀物収集エレメントの傾斜角度が可変であるならば、穀粒の移動は影響されることができる。このことは、特に、空気流の速度の変化と関連して興味深く、これにより、両設定を、満足できる機能のために調節することができる。吸引ブロワユニットが、脱穀及び分離ユニットの上方の平面に配置されているならば、コンバインの既存のコンポーネントの機能を妨害することなしにこのようなコンポーネントを配置するための十分な空間が存在する。吸引ブロワユニットは、導管と容易に連結することもでき、他の駆動トレインに対して短い距離に位置する。空気と、籾殻と、藁との混合物が、下方に方向付けられた導管を介して吸引ブロワユニットによって吸い出されるならば、混合物は、全ての他のコンポーネントの周囲を、これらのコンポーネントの機能に影響することなしに案内される。空気流に含まれるエネルギは、籾殻及び粉砕した藁を地面に搬送しかつ散布するために使用される。導管には案内羽根又は損失センサが配置されていてよい。吸引ブロワユニットを、脱穀及び分離ユニットの側方に配置することもでき、吸引ブロワユニットは、下方へ方向付けられた接続ダクトによって導管と接続されている。このような配列を用いて、吸引ブロワユニットを、コンバインの別のコンポーネントの機能を妨害しない場所に配置することもできる。吸引ブロワユニットが空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物をダクトによってチョッパへ供給するならば、均一な分布を達成することができる。
【0010】
脱穀及び分離ユニットの下方の自由空間における空気流の大体の方向と、導管における空気流の大体の方向との間に角度が存在するならば、この角度に亘る種々異なる曲折半径により、穀粒と籾殻とを分離することができる。
【0011】
本発明の別の態様においては、第1のクリーニング装置の背後における籾殻及び粉砕した藁のための第1の排出位置の他に、籾殻及び粉砕した藁のための第2の排出位置が設けられており、籾殻及び粉砕した藁は、脱穀及び分離ユニットの下方の領域から、導管を介して、吸引ブロワユニットによって吸い出される。吸引ブロワユニットは、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物を、ダクトを介して、第2の排出位置において地面又はチョッパへ吹き出す。これは、クリーニングしたい穀物から分離する必要がある籾殻及び粉砕した藁のための2つの別個の搬送経路が存在することを意味する。一方の経路は慣用的に働き、他方の経路は、吸引ブロワユニットと共に働く。第2の排出位置の大きな利点は、クリーニング装置のクリーニング機能が、全く異なる技術的手段によって吸い出されかつ排出されるこれらの部分によって妨害されず、特に、空気流の圧力及び排出動作が不都合な影響を受けないということである。
【0012】
全ての実施例において、吸引ブロワユニットのスイッチをオン又はオフにすることができるならば、特別な収穫状況の要求に合わせて吸引ブロワユニットを使用することができる。コンバインは付加的なエンジンパワーを必要としない。なぜならば、多くの籾殻及び粉砕した藁が発生するような乾燥した条件においては、分離ロータは大きなエネルギを必要とせず、無駄なエネルギを、吸引ブロワ手段を作動させるために使用することができるからである。湿った条件において、分離ロータがより大きなパワーを必要とする場合、吸引ブロワのスイッチをオフにすることができる。なぜならば、僅かな籾殻及び粉砕した藁しか発生しないからである。
【0013】
個々のコンポーネントをオプションキットとして改装することも興味深い。
【0014】
【発明の実施の形態】
まず図1を参照すると、自己推進式コンバイン10が示されており、コンバイン10は、オペレータのためのキャビン12と、車輪14と、穀物タンクと、より詳細には示されていないエンジン室16と、ヘッダを取付けることができるフィーダハウス18と、凹所22を備えた脱穀ドラム20と、回転式脱穀及び分離ユニット24と、ブロワユニット28及びクリーニング用ふるい30とから成るクリーニング装置26とを有している。収穫された材料は、裁断又はヘッダ(図示せず)によってピックアップされ、次いで、フィーダハウス18を介してコンバイン10内に供給され、脱穀ドラム20及び凹所22によって脱穀され、回転式脱穀及び分離ユニット24へ搬送される。回転式脱穀及び分離ユニット24の内部の脱穀及び分離ロータの長手方向軸線の周囲における、収穫された材料のらせん状の移動中に、穀粒は、ふるい手段32のふるい目を通って、脱穀及び分離ユニット24のハウジングから排出される。籾殻及び粉砕された藁も、脱穀及び分離ユニット24から排出される。これらは全て、穀物収集エレメント36によって底部において閉鎖された自由空間34内に落下する。藁は、排出端部において脱穀及び分離ユニット24から排出され、ここから藁は、望ましいならば分断され、地面に載置される。
【0015】
穀物収集エレメント36は戻しパンとして示されている。このような戻しパンは、穀粒に関連した搬送機能を改良するための手段から成り、穀粒は、脱穀及び分離ユニット24の下方の自由空間を通過する空気流に抗してクリーニング装置26の方向へ搬送されるようになっている。このような手段の例として、穀物パンは、振動運動するように駆動可能であってよいか、被駆動コンベヤベルトとして設計されていてよい。穀物収集エレメント36は、一般的なコンバインレベルに向かって傾斜した面を有しており、これにより、その面に落下する穀粒を、クリーニング装置26に向かって移動させることができる。穀物収集エレメント36の表面に形成された段状のリブが設けられていてもよく、これにより、穀粒は、段を下ることのみができる。穀粒の搬送経路が、実線の矢印によって示されているのに対し、空気流は、太い中空の矢印によって示されており、籾殻及び破砕された藁の搬送経路は、破線の矢印によって示されている。自由空間34においては、穀粒の搬送方向と、籾殻、粉砕した藁及び空気の流れとは、反対方向である。穀物収集エレメント36上に位置する穀粒と、依然としてこれらの穀粒を汚染する虞のある部分との分離を改良するために、穀物収集エレメント36の面に小さな開口が設けられ、この開口を介して空気を自由空間34へ吸入することができる。このような開口を通る空気流によって、穀物収集エレメント36上に位置する穀粒を付加的にクリーニングすることができる。
【0016】
自由空間34における空気と籾殻と粉砕した藁との反対方向の運動は、自由空間34から導管42を介して空気を吸引する吸引ブロワユニット40によって生ぜしめられる。導管42の形状は、前方壁部50と、後方壁部52と、脱穀及び分離ユニット24のハウジングの側壁と同一であってよい側壁54,56とによって規定されている。包囲する壁部50〜56は該して閉鎖されているので、吸引ブロワユニット40によって生ぜしめられる空気流は、導管42の側壁50〜56によって強制される方向に沿って移動させられる。導管42の側壁50〜56の形状が、上方へ向かうダクトを形成しているため、空気流と、この空気流が搬送する全てのコンポーネントとは、この上方に方向付けられた目的地へ強制される。
【0017】
連続的な空気流を達成するために、空気は、空気入口開口を介して自由空間34の領域へ進入させられる。このような開口は、脱穀及び分離ユニット24のハウジングの頂部に位置決めすることができ、開口44として示されており、ハウジングの側壁に開口46のように位置決めすることができ、空気は、凹所22と、コンバインの前方に設けられたフィーダハウス18又はその他の開口(図示せず)を介して、クリーニング装置26を介して、さらにふるい手段のふるい目を介して、前記空気入口の単一の又はあらゆる組み合わされた適切な使用において、吸入されてもよい。コンバインの前方に配置された空気入口開口が設けられているならば、準備パンの上方で凹所22の下方の空間に空気流を通過させることができ、準備パンにおいて、穀物と籾殻との混合も蓄積され、クリーニング装置26に向かって移動させられる。したがって、この空気流は、脱穀及び分離ユニット24の下方の自由空間34から籾殻及び粉砕した藁を収集することができるのみならず、準備パンに蓄積された材料から収集することもできる。空気流が十分に強いならば、材料の流れが流動化され、これにより、材料の種々異なる部分を極めて良好に分離することができる。
【0018】
クリーニング装置に向かって穀粒を安全に搬送するために、穀物収集エレメント36の傾斜角度と、自由空間34を通過する空気流の速度とが互いに適応させられる必要がある。例えば吸引ブロワユニット40の速度を変化させることによって、例えばプーリドライブにおけるバリエータディスクを作動させることによって、又は空気入口開口の開放断面積を変化させることによって、又は吸引ブロワユニット40の近くにおいてバイパスを開放させることによって空気流の速度を変化させることができるならば、又は例えばハイドロリック式シリンダによって穀物収集エレメント36の傾斜角度を変化させることができるならば、又はこれらの手段の組み合わせによって、望ましい結果を達成することができる。このような手段を用いることにより、収穫したい様々な種類の穀物のための空気流の種々異なる速度を、容易に設定を適応させることができる。
【0019】
穀物収集エレメント36の表面の近くで強力な空気流を形成することも重要である。したがって、閉鎖されたハウジングを形成する必要があり、このハウジングを介して、規定された空気流が流れることができる。自由空間34は、導管42へ向かう端部領域において、直立した壁部によって閉鎖されており、この壁部は、穀物収集エレメント上に横方向に配置されていてよく、例えばゴムリップ又はその他のフレキシブルなエレメントによって導管42に対して締め付けられていてよい。側部に面しては、自由空間34は、ハウジングの側壁によって閉鎖されていてよく、ハウジングには、脱穀及び分離ユニット24が取付けられている。空気流が案内される閉鎖されたハウジングは、前方の領域においても空気流が吸引ブロワユニットによって影響されるならば、コンバインの前方壁部にまで延長されてもよい。空気流を流すためには、もちろん、望ましい位置に空気入口開口を設ける必要があり、この空気入口開口を介して空気をハウジング内に吸入することができる。
【0020】
以下に説明するように、穀物収集エレメントの表面の近くでは空気流の速度を制御することが極めて容易である。さもないと、籾殻及び粉砕した藁のような軽い粒子を穀粒から吹き飛ばすのは困難である。空気の速度が所定のレベルよりも低下すると、空気流は、籾殻及び破壊した藁部分を空気中に浮遊させ続けることはできない。その結果、これらの部分は落下して蓄積し、機械を詰まらせる。性能が向上するのではなく、停止時間が生じてしまう。穀物収集エレメント36の表面の近くにおいて空気流を保持するために、脱穀及び分離ユニット24のハウジングの上側部分において空気流区分を形成すると有利であり、これらの空気流区分は、横方向に配置された区分壁部60′,60′′によって互いに分離されている。区分壁部60′,60′′は、ハウジングの一方の側から他方の側にまで区分を閉鎖しており、ハウジングの頂部からふるい手段32にまで延びている。区分壁部は、脱穀及び分離ユニット24のロータハウジングを完全に包囲している。すなわち、吸引ブロワユニット40によって生ぜしめられる空気流は、区分壁部の下縁部と、ハウジングの側壁と、穀物収集エレメント36の表面とによって規定されたギャップにおいてのみ、このような区分壁部60′,60′′を通過することができる。それぞれに制限された断面で長手方向にこのようなギャップが連続していることにより、空気流を加速させることができる。少なくとも、複数の区分壁部60′,60′′が連続していることにより、空気流の速度を実質的に所望のレベルに維持することができる。少なくとも空気の一部を、1つの空気流区分を介して、ハウジングの上側部分に配置された空気入口開口44,46によって吸入することができる。これにより、脱穀及び分離ユニット24のロータハウジングにおける籾殻の早期の蓄積を回避することができる。なぜならば、連続的な、下方への空気流が籾殻を下方へ吹き流すからである。区分壁部60′,60′′の長さ方向の位置を変化させることができても有利である。これにより、穀物収集エレメント36上を流れる空気流の長さに影響することができ、空気流が加速されるギャップの位置に影響することができる。
【0021】
図1には、穀物収集エレメントの表面上を移動する空気流の大体の方向と、導管42を通過する空気流の大体の方向との間に角度が設けられていることが極めてよく示されている。空気流の第1の方向から第2の方向への曲折部において、空気流内で移動する部分が、主に特定の重量に応じて種々異なる移動ルートを有する。したがって、この曲折の結果、穀粒と、籾殻及び粉砕した藁等のより軽い部分との分離も生じる。穀粒は、より大きな曲折半径を有するため、後方壁部52に対して衝突しやすく、この後方壁部から穀粒は穀物収集エレメント36へ落下する。より軽い部分は、より軽い重量のためにより小さな曲折半径を有し、導管42を介して吸引ブロワユニット40内へ上方へ吸入される。
【0022】
導管42の断面が吸引ブロワユニット40に向かって狭まっていても有利である。なぜならば、この手段によって、空気流速度を加速することができ、空気流に浮遊する籾殻及び粉砕した藁が望ましくない位置で落下しかつ定着することを回避することができるからである。
【0023】
図2に示したように、穀物収集エレメント36の長さは、一方ではクリーニング装置26から吸い出される空気容積を制御するために、他方では収集された穀物がクリーニング装置26内に落下する位置を制御するために、解放可能に固定された延長プレート48を調節することによって可変であってよい。クリーニング装置26から吸い出される空気容積を制限することは有利である。なぜならば、この領域から吸い出される空気容積が大きすぎると、クリーニング装置26の機能が不都合な影響を受けるからである。穀物収集エレメント36から落下する穀粒の方向を、ブロワユニット28から生じる空気流内に直接に案内することができると有利である。なぜならば、空気流は、依然として穀粒に混合されている籾殻及び粉砕した藁の残りを容易に吹き飛ばすことができるからである。しかしながら、依然として、延長プレート48又は穀物収集エレメント36の露出した端部と、ふるい手段30の上面との間に十分な間隙を形成する必要があり、これにより、ブロワユニット28によって形成された空気流をこの間隙に通過させ、これにより、籾殻及び粉砕した藁等の軽い部分をコンバインから搬出する。また、区分壁部60′,60′′は、解放可能に固定された延長エレメント62によって延長可能であってよい。これらの延長エレメント62を調節することによって、この位置における空気流速度を制御することができる。
【0024】
吸引ブロワユニット40によって吸入された空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物は、後方へ吹き出される。図1には、混合物を下方に向かって地面へ方向付けるダクト70が示されている。湾曲した、ダクトハウジングの内部に位置決めされた案内羽根72が配置されており、これにより、籾殻及び粉砕した藁を横方向に分配させることができる。空気流は、空気流を直接に刈り跡へ吹き付けることによってコンバインによって横たえられた刈り跡に不都合な影響を与えないことが望ましい。つまり、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物がより側方へ噴出されるならば、藁の刈り跡はその形状を維持し、このことも、それぞれの案内羽根72によって達成することができる。藁の分断が望まれるならば、ダクト70をチョッパ内へ案内することが可能であり、次いで、空気流は、分断された藁の横方向分配を支持し、籾殻及び粉砕した藁を、分断された藁と混合させ、全ての部分の横方向の分配をも達成することができる。ダクト70においては、損失センサ74が配置されていてもよく、損失センサ74は、オペレータに対して吸引ブロワ損失が生じているかどうかを示す。
【0025】
図3に示したように、回転式脱穀及び分離ユニット24は、2つのロータハウジングを有しており、1つの分離ロータがそれぞれのロータハウジング内部に設けられている。導管42は、前方壁部50と、後方壁部52と、2つの側壁54,56とによって規定されている。また、区分壁部60′,60′′が示されている。それぞれの空気流区分及び導管42において、コンバインハウジングの側壁と脱穀及び分離ユニットのロータハウジングとに間に2つの開口が示されており、2つのロータハウジングの間に第3の開口が示されている。空気開口が開放しているならば、前方空気流区分においては、これらの3つの開口を下方へ通過する空気流のみがあってよく、導管においては、これらの3つの開口を高速で上方へ通過する吸引された空気流が存在する。これらの開口における横方向の脱穀及び分離ユニット24に向かう空気流の速度は極めて高いので、その領域においてふるい目を通って脱穀及び分離ユニット24から出る穀粒損失は、その領域におけるふるい手段における横方向の開口が閉鎖されているならば、回避することができる。ふるい目を部分的に閉鎖することにより、藁は、その領域において主として穀物収集エレメント36に向かってのみ脱穀及び分離ユニット24から出ることができる。図3に示された実施例は、側部から空気と、籾殻と、粉砕した藁の混合物を吸入しかつ空気流を後方へ吹き出す、3つの半径方向ブロワエレメントから成る吸引ブロワユニット40を示している。複数の案内羽根72を備えた下方へ向けられたダクト70も示されている。
【0026】
本発明の択一的な実施例が図4に示されている。脱穀及び分離ユニット24の上方に配置する代わりに、吸引ブロワユニット40は、脱穀及び分離ユニット24の側方又は下方に位置決めされている。それぞれ、吸引ブロワユニット40は、コンバイン10の後方フードの側方に配置された2つのユニットから成るか、脱穀及び分離ユニット24の下方に配置されかつその領域におけるコンバインハウジングのほぼ全幅に亘って延びた1つのユニットであってよい。この配列を達成するために、上方に向けられた導管42の背後に、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物を下方へ再び吸引ブロワユニット42内に案内する接続ダクト80が設けられなければならない。この配列は、ダクト70が、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物をチョッパ内へ案内することができ、このチョッパによって混合物は地面に分配されるという利点を有する。吸引ブロワユニット40は、ここではロータブロワとして示されている。別の実施例においては、吸引ブロワユニット40とチョッパ82との機能を1つのエレメントに組み合わせ、空気流を導管42と接続ダクト80とを介してチョッパハウジング内に直接に吸入することもできる。このような結果は、チョッパが、大容積の空気流を形成することができるエレメントを有しているならば得ることができる。吸引ブロワユニットを脱穀及び分離ユニットの出口開口の近くに配置することが有利である。なぜならば、分断ブロワユニット40を容易に駆動することができ、籾殻及び粉砕した藁部分を、脱穀及び分離ユニット24から排出される藁と共に分配することができ、吸引ブロワユニットの動作から生じる空気流が、分断された藁、籾殻及び粉砕した藁の横方向分配を支持するからである。図面には吸引ブロワユニット40は脱穀及び分離ロータユニット24の上方又は下方の位置にのみ示されているが、もちろん、脱穀及び分離ユニット24の背後に位置決めすることもでき、しかしながら、このような配列は、コンバインの長さを増大させるという欠点を有する。この点が重要でないならばこの位置を用いることもできる。
【0027】
図5には、穀物収集エレメント36及び準備フロア92からクリーニング装置26への搬送ゾーンに配置された案内エレメント90が示されている。案内エレメント90は、ブロワユニット28からのアウトブローチャネル94から自由空間34に向かって方向付けられており、この自由空間を通って空気流が吸引ブロワユニット40によって吸引される。籾殻と、粉砕した藁と、穀粒との層が準備フロア92の端部に到達すると、ほとんどの穀粒は準備フロア上に直接に位置し、籾殻及び粉砕した藁のようなより軽い部分は穀粒の上方に位置している。案内エレメント90は、複数のフィンガ又はむち状部材から成るか、くし又はウェブのように設計されているので、それぞれのフィンガ又はワイヤの間には開口が設けられている。穀粒が準備フロア92から落下すると、穀粒は、これらの開口を通ってふるい手段30へ落下する。しかしながら、よりかさばりかつより軽い籾殻及び粉砕した藁の部分は、ふるい手段30上へ落下しないように案内エレメント90によって保持される。ここで、ブロワユニット28によって生ぜしめられかつアウトブローチャネル94を通ってブロワハウジングから出る空気流が、これらの部分を包含し、搬送ゾーン内へ上方へ旋回させる。この搬送ゾーンを通って、吸引ブロワユニット40によって生ぜしめられた空気流が移動している。ここではこれらの部分は、吸引ブロワユニット40に向かって、吸引された空気流によって包含されることができ、これにより、これらの部分が、クリーニング装置26のクリーニング動作を制限することが回避される。幾何学的形状が正確に適応されているならば、穀物収集エレメント36によって搬送ゾーン内へ分配される材料も、空気流が有効であるゾーンに到達することができ、その材料の部分も、吸引ブロワユニット40に向かって吸い出されることができる。
【0028】
本発明の有利な実施例は、例として図面に示され、ここに具体的に説明されているが、多くの修正が行われてよく、従って本発明は説明された実施例に限定されないことが認識されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】自己推進式コンバインの部分側断面図である。
【図2】図1に円で囲んだ部分をより詳細に示す図である。
【図3】図1のIII−III線に沿って見た脱穀及び分離ユニットと吸引ブロワユニットとを上方から見た断面図である。
【図4】本発明の択一的な実施例を示す側面図である。
【図5】準備パンから運搬される部分を吸引ブロワユニットによってどのように分離することができるかの改良点を示す図である。
【符号の説明】
10 コンバイン、 12 キャビン、 14 車輪、 16 エンジン室、18 供給ハウス、 20 脱穀ドラム、 22 凹所、 24 回転式脱穀及び分離ユニット、 26 クリーニング装置、 28 ブロワユニット、 30 クリーニング用ふるい、 32 ふるい手段、 34 自由空間、 36 穀物収集エレメント、 38 ハイドロリック式シリンダ、 40 吸引ブロワユニット、42 導管、 44,46 開口、 50 前方壁部、 52 後方壁部、 54,56 側壁、 60′,60′′ 区分壁部、 70 ダクト、72 案内羽根、 74 損失センサ、 80 接続ダクト、 82 チョッパ、 90 案内エレメント、 92 準備フロア、 94 アウトブローチャネル

Claims (17)

  1. コンバインにおいて、
    回転式脱穀及び分離ユニットが設けられており、該脱穀及び分離ユニットが、少なくとも1つのロータハウジングを有しており、該ロータハウジングが、ふるい目を有するふるい手段と、ロータハウジング内に回転駆動可能に配置されたロータエレメントとを有しており、
    穀物収集エレメントが設けられており、該穀物収集エレメントが、ふるい手段に向かってある距離に配置されており、
    クリーニング装置が設けられており、該クリーニング装置が、穀物収集エレメントから収集された穀物を受け取り、
    吸引空気流を生ぜしめる吸引ブロワユニットが設けられている形式のものにおいて、
    前記吸引ブロワユニットによって生ぜしめられた空気流が、導管を介して上方へ方向付けられ、該導管が、空気流を、回転式脱穀及び分離ユニットのロータハウジングと、回転式脱穀及び分離ユニットのロータハウジングの後方半分の一部を包囲した穀物収集エレメントとの間の空間から、吸引ブロワユニットへ案内するようになっていることを特徴とする、コンバイン。
  2. 前記導管の形状が、前方壁部と、後方壁部と、少なくとも2つの別の側壁とによって規定されている、請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記導管の断面が、吸引ブロワユニットに向かって狭まっている、請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 空気流のための経路が、1つ又は2つ以上の横方向に延びた区分壁部によって、穀物収集エレメントの面の上方に規定されており、前記区分壁部が、コンバインハウジングの上部領域に対してそれぞれの空気流区分を閉鎖しておりかつ空気流を区分壁部の下端と穀物収集エレメントの面との間のギャップに通過させるようになっている、請求項1から3までのいずれか1項記載のコンバイン。
  5. 前記導管又は、前記区分壁部の下方のギャップの領域における空気流の速度が、調節エレメントの調節によって可変である、請求項項記載のコンバイン。
  6. 前記穀物収集エレメントの傾斜角度が、可変である、請求項1から5までのいずれか1項記載のコンバイン。
  7. 前記吸引ブロワユニットが、脱穀及び分離ユニットの上方の平面に配置されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のコンバイン。
  8. 空気と、籾殻と、藁との混合物が、吸引ブロワユニットによって、下方に方向付けられたダクトを介して吹き出される、請求項7記載のコンバイン。
  9. 前記ダクトには、案内羽根が配置されている、請求項8記載のコンバイン。
  10. 前記ダクトには、損失センサが位置決めされている、請求項8又は9記載のコンバイン。
  11. 吸引ブロワユニットが、脱穀及び分離ユニットの側方又は下方に配置されており、前記吸引ブロワユニットが、下方に方向付けられた接続ダクトによって導管に接続されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のコンバイン。
  12. 前記吸引ブロワユニットが、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物をダクトによってチョッパ内へ供給する、請求項11記載のコンバイン。
  13. 脱穀及び分離ユニットの下方の自由空間における空気流の大体の方向と、導管における空気の大体の方向との間に、角度が設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載のコンバイン。
  14. コンバイン(10)において、
    回転式脱穀及び分離ユニット(24)が設けられており、該脱穀及び分離ユニット(24)が、少なくとも1つのロータハウジングを有しており、該ロータハウジングが、ふるい目を有するふるい手段(32)と、ロータハウジング内に回転駆動可能に配置されたロータエレメントとを有しており、
    穀物収集エレメント(36)が設けられており、該穀物収集エレメント(36)が、ふるい手段(32)に向かって所定の距離に配置されており、
    クリーニング装置(26)が設けられており、該クリーニング装置(26)が、穀物収集エレメントから収集された穀物を受け取り、
    吸入空気流を生ぜしめる吸ブロワユニット(40)が設けられている形式のものにおいて、
    籾殻及び粉砕した藁のための排出箇所が設けられており、前記籾殻及び粉砕した藁が、脱穀及び分離ユニット(24)の下方の領域から、導管(42)を介して、吸引ブロワユニット(40)によって吸い出され、該吸引ブロワユニットが、空気と、籾殻と、粉砕した藁との混合物を、ダクトを通じて、前記排出箇所において地面又はチョッパ(82)へ吹き出すことができることを特徴とする、コンバイン。
  15. 前記吸引ブロワユニットのスイッチをオン又はオフに切り替えることができる、請求項1から14までのいずれか1項記載のコンバイン。
  16. コンバインのハウジングの前側、側壁又は頂部に空気入口開口が設けられている、請求項1から15までのいずれか1項記載のコンバイン。
  17. 案内エレメントが設けられており、該案内エレメントが、穀物収集エレメントと準備フロアからクリーニング装置への搬送ゾーンに配置されており、前記案内エレメントが、クリーニング装置のブロワユニットのアウトブローチャネルの近くに固定されており、さらに案内エレメントが、自由空間に向かって方向付けられており、該自由空間を通って空気流が吸引ブロワユニットによって吸引される、請求項1から16までのいずれか1項記載のコンバイン。
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