JP4954863B2 - ケーブル側電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、ケーブル側電気コネクタに関し、特に、回路基板に取り付けられる相手コネクタへ該回路基板の面に対し直角な方向から嵌合され、結線されたケーブルが回路基板の面に平行に延出している電気コネクタに関する。
この種のコネクタとしては、特許文献1に開示されているものが知られている。この公知のコネクタは、回路基板への取付けの面とは反対側の上面を覆ってシールドを行なう金属シェルが取り付けられている。該金属シェルはコネクタの側面の側へも屈曲されていて、該側面と平行で回路基板の面の方へ延びる脚状の係止片を有し、この係止片は相手コネクタとのロック係止を行なう突起が該係止片の延出方向先端位置に設けられている(特許文献1、図1参照)。
特開2006−244732
回路基板へ取り付けられるこの種のコネクタは、この回路基板を実装する電子機器の小型化を目的として、低背化、すなわち回路基板の面に対して直角方向での高さ寸法を小さくすることが求められる。そのために、このコネクタに結線されるケーブルも、回路基板に平行な方向に延出していてコネクタの高さ寸法内に収められる。したがって、特許文献1のコネクタも、低背化を求められることとなるが、コネクタの嵌合がコネクタの高さ方向でなされる関係上、この方向に延びその先端側に突起を有することとしている上記係止片はコネクタの高さ範囲を最大長として延びることしかできず、その結果、該係止片は十分な長さを確保できずに先端での撓み変位量が小さいものとなってしまう。これは、相手コネクタとのロック係止のための十分な弾性を得られないことにつながる。ましてや、十分な長さでない上記係止片は金属シェルの一部で作られているので、比較的剛性が高く、さらに弾性の確保を難しくしている。
本発明は、低背化コネクタであっても、ロック係止のためのロック部での変位量を十分に確保のできる、ケーブル側コネクタを提供することを課題とする。
本発明に係るケーブル側電気コネクタは、該ケーブル側コネクタに接続されるケーブルが相手コネクタとのコネクタ嵌合方向に対して直角方向に延出し、相手コネクタとの嵌合ロック及びロック解除を行なうロックレバーを有する。
かかるケーブル側電気コネクタにおいて、本発明では、ロックレバーは、ハウジングの側面に沿って延びて可撓性を有する腕状をなし、ハウジングで支持された被支持端部から相手コネクタとのコネクタ嵌合方向に対して直角方向となる横方向に延びる横腕部と、該横腕部からコネクタ嵌合方向へ変向して縦方向に延びる縦腕部とを有し、該縦腕部の自由端側に相手コネクタと係止するロック部が設けられ、横腕部と縦腕部との連接部もしくは、横腕部、もしくは、該連接部あるいは縦腕部から上記被支持端部に対して反対側へ延長された延長部に、ロック解除に向け圧せられて変位する被圧部が設けられていることを特徴としている。
このような構成の本発明によると、ロックレバーは横腕部とこの横腕部から延びる縦腕部とを有しており、相手コネクタとの嵌合ロック時には、該ロックレバーは横腕部が撓みさらにその先で縦腕部が撓む。該縦腕部の自由端側に設けられたロック部の位置では、横腕部の撓みと縦腕部の撓みが重畳した量だけ変位することとなり、したがって、ロック部での変位が大きく、ロック部のための変位量が十分確保される。低背化を要求されるコネクタでは、縦腕部は短いが、横腕部の長さは比較的大きく確保できる。例えば、相手コネクタが回路基板に取付けられていて、本発明のコネクタが回路基板に対して直角方向に相手コネクタに嵌合されるとき、回路基板の面に平行となる方向では、本発明のコネクタには比較的寸法な余裕があり、この方向に延びる横腕部も長くできる。その結果、両腕部の撓みが重畳されるので、上記ロック部での変位が十分に確保できる。
本発明のコネクタにおいて、ロック解除は、コネクタを摘むようにして被圧部を押圧してロックレバーを撓ませることによりなされる。
本発明において、ロックレバーはハウジングとの一体成形により設けられているようにすることができる。こうすることにより、ロックレバーを別途作らなくともよいので部品点数を減ずる。しかし、必要に応じロックレバーを金属板等で別途作ってハウジングに取り付けるようにすることも、勿論可能である。
本発明において、具体例として、ロック部はハウジングの側面に対し反対側に突出するロック爪であり、被圧部はハウジングの側面に対し反対側の面に形成され該側面に向け圧せられる押釦部とすることができる。
本発明において、好ましくは、ハウジングは、外面にシールド用の金属シェルが取り付けられており、該金属シェルの一部が、ハウジングの側面に対して反対側となる外側位置で、該ロックレバーに近接配置されている。こうすることにより、コネクタは金属シェルで覆われてシールド特性をもつようになる。しかも、ロックレバーが金属シェルの一部により外側から保護されており、該ロックレバーが外側方向に不用意に大きな力を受けても、その変位は上記金属シェルの一部により規制される。なお、内側方向にはハウジング側面が位置しているので、その方向には、もともとハウジングが側面により規制されている。
上記金属シェルの一部はロックレバーの縦腕部の一部に対して外側位置に配置されていることが望まれる。上記金属シェルの一部がロックレバーの縦腕部の外側に位置しているだけでも、ロックレバーは十分保護される。その理由は、ロックレバーが延びる範囲において、縦腕部が一番大きく変位するので、この縦腕部で変位の規制を受けていれば十分保護されることとなる。
本発明において、ロックレバーがロック部としてハウジングの側面に対し反対側に突出するロック爪を有している場合、ハウジングの側面に対して反対側となる外側位置でロックレバーに近接配置されている金属シェルの一部は上記ロック爪の突出範囲に設けられていることが望ましい。こうすることによりコネクタ全体としての両側面間の幅寸法が、金属シェルを設けたことにより大きくなるということはなくなる。
本発明において、金属シェルは、相手コネクタへの嵌合側とは反対側の上面を覆う上面部を有し、該上面部はロックレバーの少なくとも一部の上面側をも覆っているようにすることもできる。こうすることにより、ロックレバーは上方への不用意な力を受けたときも、その方向での変位を規制され保護されることとなる。
以上のように、本発明は、先端側にロック部を備えるロックレバーが横腕部と縦腕部とを有することとしたので、コネクタの寸法にあまり制限のない横方向、例えば相手コネクタが回路基板に取り付けられていて本発明のコネクタがこの回路基板に対して直角方向で相手コネクタと嵌合する場合、回路基板の面と平行な方向で上記横腕部を十分に長いものとすることができ、コネクタの高さ寸法が小さくて上記縦腕部が短くとも、ロックレバーの全長としては長くなり、ロック時の上記ロック部の変位量は大きく確保されてロックが容易かつ確実となる。しかも、ロックレバーはハウジングと一体に成形できるので、別部材とする必要がなく部品点数が増えることもない。
以下、添付図面にもとづき、本発明の一実施形態を説明する。
図1は、本実施形態のコネクタ10と相手コネクタ60とを、嵌合前の状態で、下方から見たときの全体斜視図である。この図では、相手コネクタ60の底面側に取り付けられる回路基板の図示は省略されている。
相手コネクタ60は底面に複数の端子のL字状接続部61が延出していて、該相手コネクタ60が回路基板(図示せず)上に配置されたとき、この接続部61が回路基板の対応回路部と半田接続される。この相手コネクタ60は、上記端子を保持するハウジング62の周面にシールド用の金属シェル63が取り付けられており、該金属シェル63の下端からL字状の固定脚64が延出していて、上記回路基板に半田により固定される。かかる相手コネクタ60は上方に開口された受入凹部(図示せず)が形成されており、上方から本実施形態のコネクタ10の嵌合部を受け入れるようになっている。
本実施形態のコネクタ10は、上記相手コネクタ60の受入凹部へ嵌合される嵌合部12が下方に突出するハウジング11と、該ハウジング11により保持されている端子20と、該ハウジング11の上面、下面そして周面を覆うようにして該ハウジング11に取り付けられているシールド用の金属シェル(上部シェル30そして下部シェル40)とを有している。
次に、本実施形態のコネクタ10について、ハウジング11、端子20、そして金属シェル30の順に説明する。図2及び図3は、端子20が取り付けられるべきハウジング(端子は未取付け)11と金属シェルとが分離された状態の斜視図で、図2が上方からそして図3が下方から見た図である。図4は図2における金属シェルの取付前のハウジング(端子は未取付)の平面図、図5はハウジングに端子が取り付けられさらにこれに金属シェルが取り付けられたコネクタについての端子配列方向中央部での縦断面図である。
電気絶縁材をモールド成形して作られているハウジング11は、図2及び図3に見られるように、本体部12とロックレバー13とを一体に有している。本体部12は、図5に示されるように、主として、端子20を支持する基部14と、該端子に接続されるケーブルを載置する面を形成して該基部14から前方(図にて矢印A方向)に延びる平板状の延出部15と、上記基部14の後縁で上記基部14から下方に垂下する嵌合部17とを有している。又、上記本体部12は、端子配列方向の両端部で前後方向に延び上方へ突出する側壁部18をも有している(図2参照)。
上記基部14の上面には、端子配列方向に延び上方に突出する突条部14Aが形成され(図2及び図5参照)、該突条部14Aの前面そして上面にわたり端子20を定位置に収める複数の溝部14Bが配列形成されている。上記突条部14Aよりも後方側には、端子配列方向で上記溝部14Bに対応する位置で、上記基部14を上下方向に貫通する端子孔14Cが形成されている。
上記嵌合部17は、外周面が相手コネクタ60の受入凹部に受け入れられる嵌合面を形成しているが、該嵌合部17には下方に開口する中空部17Aが形成されていて(図5参照)、相手コネクタ60の受入凹部内に突出形成される突部(図示せず)が該中空部17Aに進入するようになっている。該中空部17Aの後方側内面には、上記端子孔14Cに連通する端子溝17Bが形成されている。上記嵌合部17の下面は、端子配列方向両端で下方へテーパ状に突入する被導入部17Cが形成されていて、相手コネクタの受入凹部への導入が容易になされるようになっている。
上記延出部15は、端子に接続されるべきケーブル、例えばフラットコネクタを載置支持する面を上面に形成し、該延出部15には端子配列方向に二つの窓部15Aが形成されている。この窓部15Aは、後述する金属シェルの接地用の弾性舌片が該延出部の下方から上方へ向け進入かつ突出する空間を提供する。上記延出部15の前縁は丸みをもった導入部15Bが形成されている。
ハウジング11の本体部12の側壁部18は、側面にL字状の逃げ溝19が形成されている。該逃げ溝19は前後に延びる横溝部19Aと該横溝部19Aの後部側で該横溝部19Aと連通して下方に延びる縦溝部19Bとを有している。この逃げ溝部19は、後述のロックレバーの一部を収容する空間として機能する。
上記両方の側壁部18の前端上部の側面側にはロックレバー13の被支持端13Aが本体部12と連結されていて該ロックレバー13が後方に延びるように設けられている。該ロックレバー13は、上記横溝部19Aに沿って後方へ延びる横腕部13Bと、縦溝部19Bに沿って該横腕部13Bの後端部位置から下方に延びる縦腕部13Cと、横腕部13Bと縦腕部13Cの連接部13E(図6参照)から側方(図2にて矢印B方向)へ突出した押釦部として形成された被圧部13Dとを有している。該被圧部13Dは連接部13Eに対して後方へも延びていて延長部を形成している。上記縦腕部13Cの下端には側方へ突出するロック部としてのロック爪13C−1が設けられている。かかるロックレバー13は、被支持端部13Aを支点として横腕部13Bが側方へ可撓性を有していると共に、縦腕部13Cは横腕部13Bとの連接部13Eを支点として側方へ可撓性を有している。したがって、ロックレバー13としては横腕部13Bと縦腕部13Cの長さの和を腕長として側方へ撓むことが可能となっている。換言すれば、相手コネクタとの嵌合時に、ロック爪13C−1が図2にて矢印Bと逆方向の力を相手コネクタから受けた際のロック爪13C−1における弾性変位量は、横腕部13Bの後端部での撓み量に、該横腕部13Bに対する縦腕部13Cの下端での撓み量が重畳された値の撓み変位量となる。
上記ハウジング11の後壁部16の後面の上部位置と、ロックレバー13の被支持端部13Aの前面の上部位置とには、後述の金属シェルの上部シェル30との係止のための係止爪16Aと係止爪18Aとがそれぞれ設けられている。さらに、上記後壁部16の後面の下部位置と上記側壁部18の前面の下部位置には、金属シェルの下部シェル40との係合のための係止爪18B(後壁部の後面における係止爪は図示されず)がそれぞれ設けられている。
端子20は、金属細条片を屈曲して作られており、図5に見られるように、前方に延びる水平部21と、これに対して直角方向で下方に延びる垂下部22と、水平部21と垂下部22との間で逆U字状に屈曲されて上方にもち上がっている被固定部23とを有している。かかる端子20は、ハウジング11の基部14に形成された各端子孔14Cへ上記垂下部22から挿入される。所定位置まで挿入されると、逆U字状の被固定部23は突条部14Aの溝部14Bに収まり、水平部21は延出部15の上面に位置するようになる。この水平部21はケーブルに対する結線部として使用される。端子孔14Cへ挿入された垂下部22は該端子孔14Cを貫通し、該垂下部22の下半部は嵌合部17の端子溝17Bに収められ、該嵌合部17に形成されている中空部17Aの空間に露呈する。
上部シェル30は、金属板から作られており、例えば、打抜きそして屈曲加工を受けて形状づけられている。該上部シェル30は、大きく区分して、上板部31と、後板部32と、前板部33と、側板部34とを有している。上板部31は、ハウジング11の上面を殆んど覆っており、ハウジング11の延出部15前部の前方半部に対応する部分が没入部31Aを形成している。上記上板部31には、強度向上のために、部分的なエンボス加工を施した補強部31Bが形成されている。上記没入部31Aは下方に段状をなして没入しており、前縁には上方に丸められた導入部31A−1が複数位置に形成されている。該導入部31A−1は、ハウジング11の延出部15の導入部15Bと相俟って、ケーブルの導入を容易としている。又、上記上部シェル30の上板部31はその側縁がハウジング11のロックレバー13の被圧部13D以外で該ロックレバー13に近接して上方から覆うように形状づけられている。
上部シェル30の後板部32は、上板部31の後縁から屈曲されて垂下しており、スリット32Aにより弾性片32Bが形成され、各弾性片32Bに係止孔32B−1が形成されている(図3参照)。該係止孔32B−1はハウジングの係止爪16Aと係止し合う。又、上部シェル30の前板部33は、上記端子配列方向で、上記ハウジング11の係止爪18Aに対応する位置に係止孔33Aが形成された弾性片33として上記上板部の前縁から垂下して形成されてる。この係止孔33Aはこの係止爪18と係止し合う。
上部シェル31の側板部34は、上板部31の側縁前部で屈曲して垂下形成されており、ロックレバー13の横腕部13Bの被支持端部13A寄り部分の外側側面に近接して対面している。
下部シェル40は、上部シェルと同様に金属板から作られており、底板部41と、その周辺から立ち上がる、後板部42、前板部43、側板部44を有している。上記底板部41には、後部側で大きな開口部41Aが形成されている。この開口部41Aにはハウジング11の嵌合部17が貫通する。該開口部41Aの後縁側からは、上記開口部41Aの形成時に、下方に屈曲形成された下後板部41Bが垂下している。この下後板部41Bは上記ハウジング11の嵌合部17の後面に接面する位置にある。上記後板部42は、スリット42Aにより、三つ部分に分けられていて、両側の部分が弾性片42Bとして形成され、該弾性片42Bに係止孔42B−1が設けられている。この係止孔42B−1はハウジングの対応係止爪(図示せず)と係止し合う。上記底板部41には、上記開口部41Aよりも前方部分に二つの窓部41Cが端子配列方向に並んで形成されており、各窓部41Cの前縁からは弾性舌片41Dが切り起されて上後方に延びている。窓部41Cは、下部シェル40がハウジング11に取り付けられたときに、ハウジング11の延出部15に形成された窓部15Aと合致する位置に形成されていて、上記弾性舌片41Dが上記窓部15Aを貫通して上方へ突出し、端子へ結線されたケーブルのグラント部に接面するようになっている。
前板部43は、底板部41の前縁にて上記窓部41Cの両側で上方に屈曲された弾性片43として形成されていて、この弾性片43には係止孔43Aが設けられている。この係止孔43Aは、ハウジング11の前面下部に設けられている係止爪18Bと係止する。
側板部44は、後部側上部が切り落とされた形をしていて、後部44Bの上縁が前部44Aの上縁よりも段状に低くなっている。かかる側板部44を有する下部シェル40がハウジング11に下方から取り付けられると、上記側板部44の前部44Aがロックレバー13の横腕部13Bの外側面に近接し、後部44Bが該横腕部13Bよりも下方で縦腕部13Cの上部の外側面と近接するように位置する。かかる後部44Bは、側方向すなわちロック爪13C−1の突出方向において、該ロック爪13C−1の突出範囲に位置していて、後部44Bの存在によって上記側方向でのコネクタの大型化という問題は生じない。
このような構成の本実施形態のコネクタは、次の要領で組み立てられ、使用される。
<組立て要領>
先ず、端子20が取り付けられているハウジング11に対し、フラットケーブルF等のケーブルを、図5にて二点鎖線で示されるごとく結線する。該フラットケーブルFの各ケーブルはそれらの先端で芯線が露出しており、対応する端子20の結線部たる水平部21と半田により結線される。上記フラットケーブルFは上記露出芯線よりも前方位置にグランド部F1を有しており、このグランド部F1は、下部シェルの取付後に、下部シェル40の弾性舌片41Dと接触し下部シェル40と導通がなされるようになる。このフラットケーブルは、上部シェル30とハウジング11の延出部15との間の空間を経て前方へ延出する。次に、このフラットケーブルFの結線後、上部シェル30を上方から取り付ける。上部シェル30の前板部33の係止孔33Aと後板部32の係止孔32B−1がハウジング11の対応係止爪18Aと係止爪16Aにそれぞれ係止し、上部シェル30はハウジング11に固定される。
次に、上部シェル30が取り付けられているハウジング11に対し、下部シェル40を取り付ける。下部シェル40の前板部43の係止孔43Aと後板部42の係止孔42B−1がハウジングの対応係止爪18Bそして図示せぬ係止爪にそれぞれ係止し、下部シェル40はハウジング11に固定される。その際、下部シェル40の前板部43は上部シェルの前板部33の内側に位置して一部が重複し接触して互いに導通しており、下部シェル40の後板部42が上部シェル30の側板部34の内側に位置して一部が重複し接触して互いに導通している。また、下部シェル40の組立時には、該下部シェル40の側板部44の後部44Bがロックレバー13のロック爪13C−1を乗り越えて該ロックレバー13の上部に接面して位置するようになる。その際、ロックレバー13の被圧部13Dを押してロック爪13C−1をハウジングの側面側に向けて変位させておいて、上記後部44Bが該ロック爪13C−1と干渉しないようにして、下部シェル40の組立を楽に行なえることが望ましい。
かくして、端子20が取り付けられているハウジング11への上記シェル30そして下部シェルが取り付けられて、本実施形態のコネクタを得る。
<使用要領>
(1)回路基板(図示せず)に取り付けられている相手コネクタ60に対し、本実施形態のコネクタ10を、図1のごとく、上方からすなわち、回路基板に対して直角方向に嵌合させる。コネクタ10の嵌合部12が相手コネクタ60の受入凹部に進入して上記嵌合がなされるが、その嵌合過程において、コネクタ10のロックレバー13の下端に側方に突出して設けられたロック爪13C−1は、相手コネクタから押圧力を受けて、ハウジング11の側面の方へ弾性変位する。この弾性変位は、ロックレバー13の横腕部13Bと縦腕部13Cのそれぞれの弾性撓みの重畳により、容易に得られる。かくして、嵌合が所定位置まで進むと、相手コネクタからの押圧力が解除されて、対応ロック部とのロックがなされ、コネクタの抜け防止が確実に行なわれる。
(2)次に、コネクタ10を相手コネクタ60から抜出するときには、両ロックレバー13の押釦部たる被圧部13Dの側面をハウジング11の側面に近づく方向に圧するようにして、指でコネクタを摘む。被圧部13Dがハウジング側面の方向に圧せられると横腕部13Bはその方向に弾性撓みを生じ、したがって、縦腕部13Cは横腕部13Bの後端での変位量と同じだけ変位する。その結果、縦腕部13Cの下端のロック爪13C−1は、相手コネクタの対応ロック部から外れ、コネクタ10は上方へ抜出可能となる。
(3)ロックレバー13は、コネクタ10の取扱い時、特に相手コネクタへの嵌合前の状態で、正規の方向以外に外力を受けることがある。例えば、図2において、コネクタ13がハウジング11の側面から離れる矢印B方向、あるいは上方向に不用意な力を受けることがあり、従来、これらの方向にはストッパがないために、ロックレバーは外力の大きさに従って変形して破損してしまうことさえあった。本実施形態では、ハウジング11にしっかりと取り付けられている下部シェル40の側板部44の前部44Aがロックレバー13の横腕部13Bの外側面、そして後部44Bが縦腕部13Cの上部外側面に近接して対面しているので、ロックレバー13が不用意に外側方に力を受けても、上記側板部44の前部44Aそして後部44Bがストッパとして機能し、ロックレバー13の同方向での変形を阻止する。又、上部シェル30の上板部31の側縁がロックレバー13の上面の一部を覆っているので、ロックレバー13が不用意の上方に力を受けても、この上板部31の側縁により、ロックレバー13の上方への変形は阻止される。
このように、本発明では、ロックレバーは、縦腕部が短くとも、比較的長く設定できる横腕部により縦腕部のロック部における弾性変位量を大きく確保できるので、ケーブルが横方向に延出していて低背化が求められるコネクタであっても、楽にしかも確実にロックがなされる。
本発明は、図示された実施形態に限定されず、種々変更が可能である。例えば、ロックレバーに設けられたロック部は突出したロック爪ではなく、相手コネクタが突出部を有していて、それに係止する孔部や溝部として形成されてもよい。又、ロック解除のための被圧部が設けられる延長部は、横腕部と縦腕部との連接部から延長せずとも、縦腕部から延長して設けてもよいし、又、被圧部は延長部に設けずとも、横腕部あるいは連接部に位置して設けられてもよい。
本発明の一実施形態としてのコネクタと相手コネクタとを嵌合前の状態で示す、下方から見た斜視図である。 図1の本実施形態のコネクタを、ハウジング(端子未取付)への金属シェルの取付前の状態で示す、上方から見た斜視図である。 図1の本実施形態のコネクタを、ハウジング(端子未取付)への金属シェルの取付前の状態で示す、下方から見た斜視図である。 図1の本実施形態のコネクタのハウジング(端子未取付)の平面図である。 図1の本実施形態のコネクタの端子配列方向中央位置での縦断面図である。 図2のハウジングについて、ロックレバーの一部を破断して示す、上方から見た斜視図である。
符号の説明
10 コネクタ 13C−1 ロック部(ロック爪)
11 ハウジング 13D 被圧部(押釦部)
13 ロックレバー 13E 連接部
13A 被支持端部 30 金属シェル(上部シェル)
13B 横腕部 40 金属シェル(下部シェル)
13C 縦腕部

Claims (7)

  1. 相手コネクタへ嵌合されるケーブル側電気コネクタであって、該ケーブル側コネクタに接続されるケーブルがコネクタ嵌合方向に対して直角方向に延出し、相手コネクタとの嵌合ロック及びロック解除を行なうロックレバーを有するケーブル側電気コネクタにおいて、ロックレバーは、ハウジングの側面に沿って延びて可撓性を有する腕状をなし、ハウジングで支持された被支持端部からコネクタ嵌合方向に対して直角方向となる横方向に延びる横腕部と、該横腕部からコネクタ嵌合方向へ変向して縦方向に延びる縦腕部とを有し、該縦腕部の自由端側に相手コネクタと係止するロック部が設けられ、横腕部と縦腕部との連接部もしくは、横腕部、もしくは、該連接部あるいは縦腕部から上記被支持端部に対して反対側へ延長された延長部に、ロック解除に向け圧せられて変位する被圧部が設けられていることを特徴とするケーブル側電気コネクタ。
  2. ロックレバーはハウジングとの一体成形により設けられていることとする請求項1に記載のケーブル側電気コネクタ。
  3. ロック部はハウジングの側面に対し反対側に突出するロック爪であり、被圧部はハウジングの側面に対し反対側の面に形成され該側面に向け圧せられる押釦部であることとする請求項1に記載のケーブル側電気コネクタ。
  4. ハウジングは、外面にシールド用の金属シェルが取り付けられており、該金属シェルの一部が、ハウジングの側面に対して反対側となる外側位置で、該ロックレバーに近接配置されていることとする請求項1ないし請求項3のうちの一つに記載のケーブル側電気コネクタ。
  5. 金属シェルの一部はロックレバーの縦腕部の一部に対して外側位置に配置されていることとする請求項4に記載のケーブル側電気コネクタ。
  6. ロックレバーはロック部としてハウジングの側面に対し反対側に突出するロック爪を有し、ハウジングの側面に対して反対側となる外側位置でロックレバーに近接配置されている金属シェルの一部は上記ロック爪の突出範囲に設けられていることとする請求項4に記載のケーブル側電気コネクタ。
  7. 金属シェルは、相手コネクタへの嵌合側とは反対側の上面を覆う上面部を有し、該上面部はロックレバーの少なくとも一部の上面側をも覆っていることとする請求項4ないし請求項6のうちの一つに記載のケーブル側電気コネクタ。
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