JP4953682B2 - 表示機能付コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、表示機能付コネクタに関するものである。
従来、イーサネット(R)(Ethernet)用のケーブル等を接続するモジューラロゼット型のコネクタとして、インジケータを備える表示機能付コネクタが提供されている(例えば、特許文献1参照。)。例えば、LED(Light Emitting Diode)等の光源からの光を外部に表示することによって、モジューラロゼットにモジューラジャックが接続されている状態や、信号の送受信を行っている状態を表示するようになっている。
図7は従来の表示機能付コネクタを示す図である。
図に示されるように、表示機能付コネクタは、前面部302及び底面部303を備え、合成樹脂等の絶縁性材料から成る箱状のコネクタハウジング301、並びに、該コネクタハウジング301の周囲を覆う金属製のシールド部材304を有し、回路基板等の基板305に実装されている。また、該基板305には、LED306が実装されている。そして、該LED306からの光は、コネクタハウジング301に取付けられたライトガイド307を通って前面部302の下部から放出される。これにより、ユーザは表示機能付コネクタの状態を把握することができる。また、LED306が基板305に実装され、コネクタ自体に取付けられていないので、LED306を点灯させる際に発生するノイズの影響を受けることがない。
特開平10−308258号公報
しかしながら、前記従来の表示機能付コネクタにおいては、ライトガイド307が略L字状に屈曲した形状を備えている。そのため、ライトガイド307の形状が複雑となり、製作が困難でコストが高くなってしまう。また、ライトガイド307の体積が大きくなり、その結果、表示機能付コネクタ全体のサイズが大型化してしまう。さらに、ライトガイド307の形状が複雑なため、ライトガイド307を取付ける作業が困難で、時間がかかってしまう。
本発明は、前記従来の表示機能付コネクタの問題点を解決して、一直線状の形状を備える光ガイド部材を配設することによって、形状が簡素で、小型でコストの低い光ガイド部材を使用することができ、光ガイド部材を配設するスペースが小さいのでサイズを小型化することができ、任意の部位に光ガイド部材を配設することができ、光ガイド部材の取付作業を容易に行うことができ、組立コストを抑制することができる表示機能付コネクタを提供することを目的とする。
そのために、本発明の表示機能付コネクタにおいては、絶縁性材料から成るコネクタ本体と、該コネクタ本体に取付けられ、相手方コネクタの相手方端子と接触する端子と、発光部材の発する光を前記コネクタ本体の外部に導出する光ガイド部材とを有する表示機能付コネクタであって、前記コネクタ本体は、前記相手方コネクタの嵌合方向が基板面と平行となるように該基板面上に実装されるとともに、前記コネクタ本体の基板側に形成された前記嵌合方向に延在する収容凹部を備え、前記光ガイド部材は、一直線状の形状を備える部材であり、前記相手方コネクタの嵌合方向に関してコネクタ本体の中間部分に位置する発光部材側端に、先端側及び基板側が開放され、反基板側が前記相手方コネクタの嵌合方向に突出する庇部によって画定された凹状部を備え、前記光ガイド部材は、前記収容凹部内に、前記コネクタ本体の嵌合側から挿入されることによって収容され、前記庇部の先端が前記収容凹部内の奥壁に当接することによって前記相手方コネクタの嵌合方向に関して位置決めされて、前記コネクタ本体の基板側の面に沿って配設され、前記凹状部内に前記発光部材が進入し、前記庇部の基板側の面を含む前記凹状部を画定する面は、指向性を備える前記発光部材の主たる発光面と前記相手方コネクタの嵌合方向に関してオーバーラップし、前記発光部材が発する光を直接受光する。
本発明の他の表示機能付コネクタにおいては、さらに、前記凹状部を画定する面は、発光部材側端に形成された傾斜面を含む
本発明の更に他の表示機能付コネクタにおいては、さらに、前記発光部材は、主たる発光方向が基板面と垂直となるように該基板面上に実装され、前記光ガイド部材は、前記コネクタ本体の基板側に形成された前記嵌合方向に延在する収容凹部内に収容され、反発光部材側端部が前記コネクタ本体の嵌合側の端面に露出する。
本発明によれば、表示機能付コネクタは、一直線状の形状を備える光ガイド部材を有する。これにより、形状が簡素で、小型でコストの低い光ガイド部材を使用することができ、光ガイド部材を配設するスペースが小さいのでサイズを小型化することができ、任意の部位に光ガイド部材を配設することができ、光ガイド部材の取付作業を容易に行うことができ、組立コストを抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの分解組立図、図2は本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの斜視図、図3は本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタ及び相手方コネクタの嵌合する前の状態を示す斜視図である。
図において、10は本実施の形態における表示機能付コネクタであり、プリント回路基板等の基板51に実装され、相手方コネクタ60と嵌合され、前記基板51と相手方コネクタ60に接続された装置とを電気的に接続する。なお、本実施の形態において、相手方コネクタ60は、ケーブルの端部に接続されるコネクタであればいかなる種類のものであってもよいが、ここでは、イーサネット(R)規格の一つである100BASE規格に準拠したモジューラジャックであるものとして説明する。なお、図3においては、相手方コネクタ60に接続されたケーブルの描画が省略されている。また、表示機能付コネクタ10も、相手方コネクタ60が嵌合されるコネクタであれば、いかなる種類のものであってもよいが、ここでは、相手方コネクタ60の例に適合させ、100BASE規格に準拠したモジューラロゼットであるものとして説明する。
なお、本実施の形態において、表示機能付コネクタ10及び相手方コネクタ60の各部の構成及び動作を説明するために使用される上、下、左、右、前、後等の方向を示す表現は、絶対的なものでなく相対的なものであり、表示機能付コネクタ10及び相手方コネクタ60が図に示される姿勢である場合に適切であるが、表示機能付コネクタ10及び相手方コネクタ60の姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。
そして、表示機能付コネクタ10は、図1に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、前記相手方コネクタ60と嵌合するコネクタ本体としてのハウジング11と、該ハウジング11に取付けられる端子ユニット31と、金属等の導電性材料から成り、前記ハウジング11の周囲を覆うシールド部材21とを有する。
前記ハウジング11は、概略方形の箱状の形状を備え、基板51と対向する面を下面とする底板部12、及び、該底板部12の両側端に垂直に接続され、相手方コネクタ60の嵌合方向に延在する側壁部13を有するが、前記底板部12の上方部分、すなわち、上面と、相手方コネクタ60と嵌合する側、すなわち、嵌合側の端面と、反嵌合側の端面とは、開放されている。なお、開放されている嵌合側の端面は、相手方コネクタ60と嵌合する嵌合開口として機能する。そして、前記底板部12の両側端における側壁部13との接続部分には、光ガイド部材としてのライトガイド41が収容される収容凹部15aを備えるライトガイド収容部15が形成されている。なお、本実施の形態においては、収容凹部15aが底板部12の両側に各々形成され、合計二本のライトガイド41が収容される。また、前記底板部12には下方に延出する取付用脚部14が一体的に形成されている。該取付用脚部14は、基板51に形成された取付用貫通孔(こう)に挿入されて係合することによって、ハウジング11を基板51に固定する。
また、前記端子ユニット31は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成された概略方形のユニット本体部32、該ユニット本体部32の上端縁から前方に突出する庇(ひさし)状の端子支持部36、及び、金属等の導電性材料から成り、途中で曲げられた概略V字状の棒状部材である複数の端子33を有する。該端子33は、根本部分が端子支持部36によって保持され、屈曲部分より先端側が斜め下方に、かつ、ユニット本体部32に向けて延出する。なお、前記端子33の本数、ピッチ等は、100BASE規格に準拠したものとなっている。
そして、前記ユニット本体部32には、金属等の導電性材料から成り、下方に延出する棒状部材である複数の接続ピン34が取付けられている。なお、各接続ピン34は、ユニット本体部32の上面に配設された導電線35を介して、対応する端子33に電気的に接続されている。そして、前記接続ピン34は、基板51に形成されたスルーホールに挿入されて貫通する。なお、該スルーホールは、接続ピン34の配列に対応した配列で、基板51に形成され、図示されない導電トレースと電気的に接続されている。そして、接続ピン34の下端部は、スルーホールを貫通した状態ではんだ付され、基板51に形成された導電トレースと電気的に接続する基板接続部として機能する。さらに、接続ピン34の下端部がスルーホールにはんだ付されることによって、表示機能付コネクタ10が基板51に固定される。なお、前記接続ピン34の本数、ピッチ等は、100BASE規格に準拠したものとなっている。
また、前記ユニット本体部32の嵌合側の面には、前方、すなわち、嵌合方向に延出する腕部37が一体的に形成されている。さらに、前記端子支持部36の両側面には嵌合方向に延在する取付用凸部36aが一体的に形成されている。一方、前記ハウジング11の側壁部13の上端部内面側には、嵌合方向に延在する取付用凹溝16aを備えるユニット取付部16が形成されている。そして、前記ハウジング11の反嵌合側における開放された端面から端子ユニット31を前記ハウジング11内に進入させて取付ける。この場合、前記取付用凸部36aが取付用凹溝16a内に嵌入され、腕部37の下面が一方のライトガイド収容部15の上面に当接して、端子ユニット31とハウジング11との位置決めが行われる。
さらに、前記シールド部材21は、概略方形の箱状の形状を備えるが、基板51と対向する面、すなわち、底面は開放されている。また、嵌合側の端面には表示機能付コネクタ10の嵌合開口として機能する大きな嵌合開口部24が形成されている。さらに、嵌合側の端面の下部における左右両側には、収容凹部15aに対応する位置にライトガイド用開口23が形成されている。そして、前記シールド部材21は、ユニット本体部32が取付けられたハウジング11に、上から被せるようにして取付けられる。これにより、ハウジング11及びユニット本体部32は、基板51に対向する面を除いて、シールド部材21によって覆われることとなる。なお、シールド部材21の下端には、下方に延出するシールド用脚部22が一体的に形成され、該シールド用脚部22は、基板51に形成されたスルーホールに挿入されて貫通する。なお、該スルーホールは、基板51が備える図示されないグランド用導電トレースと電気的に接続されている。そして、シールド用脚部22の下端部は、スルーホールを貫通した状態ではんだ付され、基板51に形成されたグランド用導電トレースと電気的に接続して接地される。
また、前記相手方コネクタ60は、図3に示されるように、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成され、概略方形の箱状の形状を備える相手方ハウジング61、及び、金属等の導電性材料から成り、前記相手方ハウジング61の上面に取付けられた相手方端子63を有する。なお、該相手方端子63の本数、ピッチ等は、100BASE規格に準拠したものとなっている。また、前記相手方ハウジング61の下面には、オペレータが手指等によって操作して、表示機能付コネクタ10との係合状態を解除するための解除用操作レバー62が接続されている。そして、表示機能付コネクタ10と相手方コネクタ60とを嵌合させる際には、図3に示されるような状態で、相手方コネクタ60を表示機能付コネクタ10に向けて移動させ、嵌合開口部24を通して内部に進入させる。そして、相手方コネクタ60が表示機能付コネクタ10内の奥にまで進入すると、端子33に相手方端子63が接触して導通し、表示機能付コネクタ10と相手方コネクタ60とが相互に係合して嵌合状態が維持される。
次に、前記ライトガイド41について詳細に説明する。
図4は本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの断面図であり図2におけるA−A矢視断面図、図5は本発明の第1の実施の形態におけるライトガイドの斜視図である。なお、図5(a)は前方斜め上から観た図であり、図5(b)は後方斜め下から観た図である。
本実施の形態において、ライトガイド41は、図5に示されるように、一直線状の棒状部材であり、発光部材側端部(図5(a)における右側端部、及び、図5(b)における左側端部)に受光部としての凹状部44を備えている。前記ライトガイド41は、例えば、石英、ガラス等のセラミクスから成るものであってもよいし、アクリル樹脂、フッ素系樹脂等のポリマーから成るものであってもよいし、光を透過する透明な材料であれば、いかなる種類の材料から成るものであってもよい。また、図に示される例において、ライトガイド41は断面がほぼ正方形の四角柱状の部材であるが、ライトガイド41の断面はいかなる形状であってもよく、例えば、長方形、平行四辺形、三角形、六角形、円形、楕(だ)円形等であってもよい。なお、前記ライトガイド41は、図4に示されるように、ハウジング11の収容凹部15aに圧入されて収容されるので、前記ライトガイド41の断面は、形状及びサイズが収容凹部15aの断面と一致するように形成される。この場合、前記凹状部44は、発光部材52に対応する位置、すなわち、相手方コネクタ60の嵌合方向に関してコネクタ本体11の中間部分に位置する。
また、シールド部材21のライトガイド用開口23は、前記ライトガイド41の断面よりも小さくなるように形成されている。そのため、ライトガイド41を収容凹部15aに圧入した後でシールド部材21をハウジング11に取付けることによって、シールド部材21の嵌合側の端面がライトガイド41の抜止め部材として機能し、ライトガイド41が収容凹部15aから離脱することを防止する。
そして、前記ライトガイド41の反発光部材側端部は、光を放出する表示部42である。図に示される例において、該表示部42は平坦(たん)な形状を備えているが、例えば、凸レンズ状の形状を備えていてもよいし、いかなる形状を備えるものであってもよい。また、前記ライトガイド41の下面には長手方向に延在する凸条部43が形成されており、該凸条部43は収容凹部15aの床面に形成された凹溝に係合する。なお、前記凸条部43は、適宜省略することもできる。
ここで、前記凹状部44は、図5(b)に示されるように、ライトガイド41の発光部材側端部から庇部45を残し、該庇部45の下方部分を除去したような形状を備え、庇部45の下側の天井面46aと、該天井面46a及びライトガイド41の下面に斜めに接続されている傾斜面46bとによって二方が画定された空間である。そして、図4に示されるように、ライトガイド41が収容凹部15aに収容された状態では、凹状部44内に発光部材52の一部が進入する。また、前記庇部45の先端は、収容凹部15a内の奥の壁に当接する。これにより、相手方コネクタ60の嵌合方向に関してライトガイド41を位置決めすることができる。
なお、該発光部材52は、発光体52a及びカバー部材52bを含み、基板51の面上に実装されている。前記発光体52aは、例えば、電球であってもよいし、光を発する部材であれば、いかなる種類のものであってもよいが、ここでは、LEDであるものとして説明する。また、前記カバー部材52bは、発光体52aの発光面を覆い光を透過する部材であればいかなる種類の部材であってもよく、例えば、発光体52aからの光を集光するレンズとしての機能を備えるものであってもよいし、所定の波長の光のみを透過するフィルタとしての機能を備えるものであってもよい。さらに、前記カバー部材52bは、発光体52aからの光を全表面から透過するものであってもよいし、指向性を備え、表面の一部のみから透過するものであってもよい。ここでは、前記カバー部材52bが指向性を備える部材であって、発光体52aからの光を主として図4における上面から透過して上向きに発するもの、すなわち、図4における上面が主たる発光面であって、主たる発光方向が基板51面と垂直となっているものとして説明する。
そして、本実施の形態においては、ライトガイド41の天井面46aがカバー部材52bの上方に位置し、傾斜面46bがカバー部材52bの斜め上方に位置し、該カバー部材52bの主たる発光面としての上面の上方を覆っている。すなわち、ライトガイド41の凹状部44が発光部材52の主たる発光面の大半とオーバーラップするようになっている。そのため、発光部材52から発せられた光の大半は、凹状部44を画定する面、すなわち、天井面46a及び傾斜面46bに直接受光される。そして、前記天井面46a及び傾斜面46bを通してライトガイド41内に導かれ、該ライトガイド41内を透過して表示部42から放出される。これにより、例えば、前記発光部材52がモジューラロゼットにモジューラジャックが接続されていると発光したり、信号の送受信が行われていると発光したりするようになっている場合、オペレータは、表示機能付コネクタ10の嵌合側の端面に配設されているライトガイド41の表示部42から光が放出されたことによって、モジューラロゼットにモジューラジャックが接続されていることや、信号の送受信が行われていることを認識することができる。
なお、本実施の形態においては、ライトガイド41の凹状部44が発光部材52の主たる発光面の大半とオーバーラップする例について説明したが、前記凹状部44は、発光部材52の主たる発光面の少なくとも一部とオーバーラップすればよい。前記凹状部44が発光部材52の主たる発光面の少なくとも一部とオーバーラップすれば、発光部材52から発せられた光の少なくとも一部は、ライトガイド41内に導かれて表示部42から放出されるので、発光部材52が発光していることを表示機能付コネクタ10の嵌合側の端面において認識することができる。また、図4及び5に示される例においては、傾斜面46bの傾斜角度がライトガイド41の長手方向に対して45度になっているが、傾斜面46bの傾斜角度は、何度であってもよく、適宜設定することができる。
このように、本実施の形態においては、ライトガイド41が一直線状の形状を備える。これにより、形状が簡素で、小型でコストの低いライトガイド41を使用することができ、ライトガイド41を配設するスペースが小さいので、表示機能付きコネクタ10のサイズを小型化することができる。また、任意の部位にライトガイド41を配設することができる。さらに、ライトガイド41の取付作業を容易に行うことができ、表示機能付きコネクタ10の組立コストを抑制することができる。
また、ライトガイド41は、発光部材側端部に傾斜面46bを備えるので、該傾斜面46bに接近するように発光部材52を配設することができる。これにより、該発光部材52が発する光が傾斜面46bを通してライトガイド41内に導かれるので、表示機能付コネクタ10の嵌合側の端面に配設されているライトガイド41の表示部42から前記光を放出して表示することができる。
さらに、ライトガイド41は、発光部材側端部に凹状部44を備え、該凹状部44内に発光部材52の少なくとも一部が進入し、凹状部44を画定する面の少なくとも一部が発光部材52が発する光を直接受光する。そのため、発光部材52を配設するためのスペースを小型化することができ、表示機能付きコネクタ10のサイズを小型化することができる。
さらに、凹状部44を画定する面の少なくとも一部が発光部材52の主たる発光面の一部とオーバーラップするので、発光部材52が発する光がライトガイド41内に導かれ、該ライトガイド41の表示部42から前記光を放出して表示することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、第1の実施の形態と同じ構造を有するものについては、同じ符号を付与することによってその説明を省略する。また、前記第1の実施の形態と同じ動作及び同じ効果についても、その説明を省略する。
図6は本発明の第2の実施の形態におけるライトガイドの斜視図である。なお、図6(a)は前方斜め上から観た図であり、図6(b)は後方斜め下から観た図である。
本実施の形態において、ライトガイド41の凹状部44は、図6(b)に示されるように、ライトガイド41の発光部材側端部から庇部45を残し、該庇部45の下方部分を除去したような形状を備え、庇部45の下側の天井面46aと、該天井面46a及びライトガイド41の下面に接続されている垂直面46cとによって二方が画定された空間である。すなわち、本実施の形態におけるライトガイド41は、前記第1の実施の形態における傾斜面46bに代えて、垂直面46cを備えるものである。そして、図4に示されるように、ライトガイド41が収容凹部15aに収容された状態では、天井面46aがカバー部材52bの上方に位置し、垂直面46cがカバー部材52bの側方に位置し、ライトガイド41の凹状部44の少なくとも一部が発光部材52の主たる発光面とオーバーラップするようになっている。そのため、発光部材52から発せられた光の少なくとも一部は、凹状部44を構成する面、すなわち、天井面46a及び垂直面46cを通してライトガイド41内に導かれ、該ライトガイド41内を透過して表示部42から放出される。
なお、その他の点の構成については、前記第1の実施の形態と同様であるので、その説明を省略する。
また、前記第1及び第2の実施の形態においては、凹状部44が天井面46aと傾斜面46bとによって、及び、天井面46aと垂直面46cとによって、すなわち、二つの平面によって二方が画定された空間である場合について説明したが、前記凹状部44は、平面と曲面とによって画定されたものであってもよい。例えば、前記第1の実施の形態における天井面46aと傾斜面46bとを滑らかな曲面で接続することによって、前記凹状部44を二つの平面と一つの曲面とによって画定されたものとすることができる。さらに、これら二つの平面と一つの曲面とから成る連続面を一つの曲面で構成することによって、前記凹状部44を一つの曲面によって画定されたものとすることができる。さらに、前記第1の実施の形態における庇部45を省略することによって、前記凹状部44を傾斜面46bのみによって、すなわち、一つの平面によって画定されたものとすることもできる。
さらに、前記第1及び第2の実施の形態においては、表示機能付コネクタ10が100BASE規格に準拠したモジューラロゼットである例についてのみ説明したが、表示機能付コネクタ10は、発光部材52及びライトガイド41を備えるコネクタであれば、いかなる構造のものであってもよい。また、前記第1及び第2の実施の形態においては、発光部材52及びライトガイド41が表示機能付コネクタ10の下部に配設された場合について説明したが、発光部材52及びライトガイド41は、表示機能付コネクタ10のいかなる部位に配設されてもよく、例えば、上部に配設されてもよい。さらに、前記第1及び第2の実施の形態においては、ライトガイド41が基板51と平行な方向に延在する場合について説明したが、ライトガイド41はいかなる方向に延在するものであってもよく、例えば、基板51と垂直な方向に延在するものであってもよい。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの分解組立図である。 本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタ及び相手方コネクタの嵌合する前の状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態における表示機能付コネクタの断面図であり図2におけるA−A矢視断面図である。 本発明の第1の実施の形態におけるライトガイドの斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるライトガイドの斜視図である。 従来の表示機能付コネクタを示す図である。
符号の説明
10 表示機能付コネクタ
11 ハウジング
12 底板部
13 側壁部
14 取付用脚部
15 ライトガイド収容部
15a 収容凹部
16 ユニット取付部
16a 取付用凹溝
21、304 シールド部材
22 シールド用脚部
23 ライトガイド用開口
24 嵌合開口部
31 端子ユニット
32 ユニット本体部
33 端子
34 接続ピン
35 導電線
36 端子支持部
36a 取付用凸部
37 腕部
41、307 ライトガイド
42 表示部
43 凸条部
44 凹状部
45 庇部
46a 天井面
46b 傾斜面
46c 垂直面
51、305 基板
52 発光部材
52a 発光体
52b カバー部材
60 相手方コネクタ
61 相手方ハウジング
62 解除用操作レバー
63 相手方端子
301 コネクタハウジング
302 前面部
303 底面部
306 LED

Claims (3)

  1. (a)絶縁性材料から成るコネクタ本体と、
    (b)該コネクタ本体に取付けられ、相手方コネクタの相手方端子と接触する端子と、
    (c)発光部材の発する光を前記コネクタ本体の外部に導出する光ガイド部材とを有する表示機能付コネクタであって、
    (d)前記コネクタ本体は、前記相手方コネクタの嵌合方向が基板面と平行となるように該基板面上に実装されるとともに、前記コネクタ本体の基板側に形成された前記嵌合方向に延在する収容凹部を備え
    (e)前記光ガイド部材は、一直線状の形状を備える部材であり、前記相手方コネクタの嵌合方向に関してコネクタ本体の中間部分に位置する発光部材側端に、先端側及び基板側が開放され、反基板側が前記相手方コネクタの嵌合方向に突出する庇部によって画定された凹状部を備え、
    (f)前記光ガイド部材は、前記収容凹部内に、前記コネクタ本体の嵌合側から挿入されることによって収容され、前記庇部の先端が前記収容凹部内の奥壁に当接することによって前記相手方コネクタの嵌合方向に関して位置決めされて、前記コネクタ本体の基板側の面に沿って配設され、
    )前記凹状部内に前記発光部材が進入し、前記庇部の基板側の面を含む前記凹状部を画定する面は、指向性を備える前記発光部材の主たる発光面と前記相手方コネクタの嵌合方向に関してオーバーラップし、前記発光部材が発する光を直接受光することを特徴とする表示機能付コネクタ。
  2. 前記凹状部を画定する面は、発光部材側端に形成された傾斜面を含む請求項1に記載の表示機能付コネクタ。
  3. (a)前記発光部材は、主たる発光方向が基板面と垂直となるように該基板面上に実装され、
    (b)前記光ガイド部材は、前記コネクタ本体の基板側に形成された前記嵌合方向に延在する収容凹部内に収容され、反発光部材側端部が前記コネクタ本体の嵌合側の端面に露出する請求項1に記載の表示機能付コネクタ。
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