JP4952536B2 - 充電装置、充電方法、及び充電システム - Google Patents

充電装置、充電方法、及び充電システム Download PDF

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Description

本発明は、充電装置、充電方法、及び充電システムに関し、特に詳しくは移動体のバッテリを充電する充電装置、充電方法、及び充電システムに関する。
近年、人間と共生するロボットが開発されている。このようなロボットでは、様々な機能を付加することによって、より人間の役に立つようになる。従って、ロボットを高機能化することが望まれている。さらに、ロボットを大型化、又は高速化しようとすると、ロボットを駆動するためのモータなどの負荷が大きくなる。従って、ロボットを高出力化することが望まれている。
このようなロボットの高出力化、高機能化が進むにつれて、ロボットに供給される電源電圧の高圧化、高容量化が進んできている。移動型のロボットでは、電源供給用の導電線を外部に接続したままとすることができないため、通常、電源を供給するバッテリが内蔵されている。このバッテリからの電源電圧によって、モータが動作して、移動することができる。
また、移動型のロボットでは、充電の自動化が必要となってきている。一般的に、移動型のロボットが自動充電する場合、ロボットの充電用端子を、充電器に設けられた電力供給用の端子と接触させて、バッテリに電力を供給する。これらの端子には高電圧、高容量の電流が流れるため、自動充電では常に危険を伴っており、その安全性が求められている。例えば、特許文献1には、これらの端子が正常に接続されたときに、自動充電を開始させる安全装置が開示されている。
実開平3−124751号公報
ところで、手動の充電では、人間が総合的に最終判断して充電のON/OFF切り替えを行う。それに対し、自動充電では、充電器を構成する各電子ユニットの状態、指令、応答などにより、充電のON/OFF切り替えを行っている。しかしながら、充電器を構成する電子ユニットや電子部品は、破損したり、誤動作したりする可能性がある。従って、一部のユニットや部品が通常ではない状況に陥った場合に、それらを感知して、自動充電における危険を回避させる必要がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、移動体のバッテリを安全に自動充電することができる充電装置、充電方法、及び充電システムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様にかかる充電装置は、移動体(本発明にかかるロボット100)のバッテリを充電する充電装置であって、電源を供給する電源供給部(本発明にかかる電源供給ユニット260)と、前記移動体のバッテリに接続された電源入力端子と当接する電源出力端子と、前記電源出力端子が前記移動体に接触しているか否かを感知する接触スイッチと、前記接触スイッチの状態に応じて、第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御する第1の制御部(本発明にかかる第1CPU240)と、前記接触スイッチの状態に応じて、第2のスイッチを制御する第2の制御部(本発明にかかる第2CPU230)と、を備え、前記電源供給部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチを介して前記電源出力端子に接続されているものである。これにより、いずれか一方のスイッチが破損、誤動作しても、他方のスイッチによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリを安全に自動充電することができる。
本発明の第2の態様にかかる充電装置は、上述の充電装置であって、前記第1の制御部と前記第2の制御部とは、相互監視を行っており、前記第1の制御部は、前記第2の制御部の異常を感知した場合に、前記第1のスイッチをOFFにし、前記第2の制御部は、前記第1の制御部の異常を感知した場合に、前記第2のスイッチをOFFにするものである。これにより、一方の制御部の異常を他方の制御部が感知し、他方の制御部が制御するスイッチによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第3の態様にかかる充電装置は、上述の充電装置であって、前記接触スイッチの状態に応じて制御されるリレー(本発明にかかる接点リレー251)をさらに備え、前記リレーは、前記電源供給部と前記電源出力端子との間で、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに直列接続されているものである。これにより、第1の制御部と第2の制御部とに異常が発生しても、リレーによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第4の態様にかかる充電装置は、上述の充電装置であって、前記電源供給部は、前記電源出力端子へ供給される電流値を検出し、前記検出した電流値に基づいて電源供給を制御するものである。これにより、正常ではない充電がなされていることを感知して、電源供給を停止できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第5の態様にかかる充電装置は、上述の充電装置であって、所定の距離に前記移動体が位置していることを検出するセンサをさらに備え、前記第1の制御部は、前記接触スイッチの状態とともに、センサの検出結果に応じて前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御するものである。これにより、充電中に移動体が所定の位置から移動したことを感知して、充電を停止できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第6の態様にかかる充電方法は、上述の充電装置を用いて、移動体に設けられたバッテリを充電するものである。これにより、一部のユニットや部品が通常ではない状況に陥った場合にそれらを感知して自動充電における危険発生を回避できる。このため、移動体のバッテリを安全に自動充電することができる。
本発明の第7の態様にかかる充電システムは、移動体と、前記移動体のバッテリを充電する充電装置とを備えた充電システムであって、前記移動体は、前記移動体のバッテリに接続された電源入力端子を備え、前記充電装置は、電源を供給する電源供給部と、前記移動体の前記電源入力端子と当接する電源出力端子と、前記電源出力端子が前記移動体に接触しているか否かを感知する接触スイッチと、前記接触スイッチの状態に応じて、第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御する第1の制御部と、前記接触スイッチの状態に応じて、第2のスイッチを制御する第2の制御部と、を備え、前記電源供給部は、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチを介して前記電源出力端子に接続されているものである。これにより、いずれか一方のスイッチが破損、誤動作しても、他方のスイッチによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリを安全に自動充電することができる。
本発明の第8の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、前記第1の制御部と前記第2の制御部とは、相互監視を行っており、前記第1の制御部は、前記第2の制御部の異常を感知した場合に、前記第1のスイッチをOFFにし、前記第2の制御部は、前記第1の制御部の異常を感知した場合に、前記第2のスイッチをOFFにするものである。これにより、一方の制御部の異常を他方の制御部が感知し、他方の制御部が制御するスイッチによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第9の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、記充電装置は、前記接触スイッチの状態に応じて制御されるリレーをさらに備え、前記リレーは、前記電源供給部と前記電源出力端子との間で、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに直列接続されているものである。これにより、第1の制御部と第2の制御部とに異常が発生しても、リレーによって電源供給を遮断できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第10の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、前記電源供給部は、前記電源出力端子へ供給される電流値を検出し、前記検出した電流値に基づいて電源供給を制御するものである。これにより、電源供給部は、検出した電流値に応じて適切な制御を行うことができる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第11の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、前記電源供給部は、前記検出した電流値が所定の範囲外であるときは、電源供給を停止するものである。これにより、正常ではない充電がなされていることを感知して、電源供給を停止できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第12の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、前記充電装置は、所定の距離に前記移動体が位置していることを検出するセンサをさらに備え、前記接触スイッチの状態とともに、前記センサの検出結果に応じて、前記第1の制御部は、前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御するものである。これにより、充電中に移動体が所定の位置から移動したことを感知して、充電を停止できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明の第13の態様にかかる充電システムは、上述の充電システムであって、前記移動体は、前記充電器に対して充電開始又は充電停止を指令する指令部をさらに備え、前記接触スイッチの状態、及び前記センサの検出結果とともに、前記指令部からの指令に応じて、前記第1の制御部は、前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御するものである。これにより、移動体から充電開始の指令がないときには、充電を停止できる。このため、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
本発明によれば、移動体のバッテリを安全に自動充電することができる充電装置、充電方法、及び充電システムを提供することができる。
本実施の形態にかかるロボットについて図1を用いて説明する。図1はロボット100の構成を模式的に示す外観図である。本実施の形態では、ロボット100が、自律移動する移動ロボットとして説明する。ロボット100は、車輪2と、筐体3と、腕部4と、を備えている。そして、筐体3の内部には、車輪2と接続されたモータ、及びモータを駆動するためのバッテリ141などが設けられている。このモータがロボット100を駆動するための駆動機構となる。モータを駆動することによって、車輪2が回転して、ロボット100が移動する。また、腕部4には、関節4aが設けられている。腕部4の関節4aは、モータと接続されている。モータ等によって関節4aを駆動することによって、腕部4の位置、及び姿勢が制御される。さらに、腕部4が駆動することによって、物体の把持などが行なわれる。胴体部、及び頭部1の筐体3には、カメラ、LED、マイク、スピーカなどが設けられている。筐体3の少なくとも一部は、金属等の導電体によって形成されている。
次に、ロボット100の制御系について図2を用いて説明する。図2は、ロボット100の制御系を示すブロック図である。ロボット100は、制御部101、入出力部102、駆動部103、電源部104、及び外部記憶部105などを有している。
入出力部102は、周囲の映像を取得するためのCCD(Charge Coupled Device)などからなるカメラ121、周囲の音を集音するための1又は複数の内部マイク122、音声を出力してユーザと対話等を行なうためのスピーカ123、ユーザへの応答や感情等を表現するためのLED124、タッチセンサなどからなるセンサ部125などを備える。また、センサ部125は、レーザレンジファインダ、エンコーダなどの各種センサを有している。
また、駆動部103は、モータ131及びモータを駆動するドライバ132などを有し、ユーザの指示などに従って車輪2、腕部4の関節4aを駆動させる。電源部104は、バッテリ141及びその放充電を制御するバッテリ制御部142を有する電源ユニットであり、各部に電源を供給する。すなわち、バッテリ141から供給される電源は、バッテリ制御部142によって制御される。そして、バッテリ141からの電源は、制御部101、入出力部102、駆動部103、外部記憶部105等に供給される。電源部104は、例えば、筐体3の内部に設けられている。ロボット100に内蔵されたバッテリ141は二次電池であり、例えば、外部のAC電源と接続することによって充電が行なわれる。従って、外部と導電線などで接続されていない状態で、各部を動作させることができる。すなわち、外部のAC電源などに接続していない状態で、ロボット100が移動する。
外部記憶部105は、着脱可能なHDD、光ディスク、光磁気ディスク等からなり、各種プログラムや制御パラメータなどを記憶し、そのプログラムやデータを必要に応じて制御部101内のメモリ(不図示)等に供給する。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、無線通信用のインターフェースなどを有し、ロボット100の各種動作を制御する。そして、この制御部101は、例えばROMに格納された制御プログラムに従ってロボット100の各部を制御する。制御部101は、ドライバ132に駆動信号を出力して、モータ131の動作を制御する。これにより、ロボット100が所定の位置まで自律的に移動する。あるいは、関節4aが駆動して、腕部4が自律的に移動する。具体的には、制御部101は、目標位置までの移動経路を生成して、その移動経路に追従するように、モータを制御する。
モータ131、及びドライバ132は、2つの車輪2にそれぞれ設けられている。これにより、2つの車輪2を独立して駆動することができる。例えば、ドライバ132は、モータ131の回転数を制御する。これにより、車輪2を所定の回転数で駆動することができる。よって、ロボット100の目標位置までの移動が可能となる。モータ131はロボット100の内部に取り付けられている。なお、ロボットの態様は上述の態様に限られるものではない。例えば、上記の説明では、車輪型のロボット100について説明したが、これに限るものではない。例えは、関節が設けられた脚部を有する歩行型のロボットであってもよい。
ロボット100の大部分の構成は、フレームとなる筐体3に収納されている。例えば、車輪2などを除いた、制御部101、入出力部102、駆動部103、電源部104、及び外部記憶部105などが筐体3内に配設されている。もちろん、筐体3は、全ての機器を収納する必要はなく、一部の機器のみを収納してもよい。ここで、フレームグランドを取るため、筐体3は、金属によって形成されている。もちろん、筐体3の全体が金属製でなく、一部が金属製であればよい。そして、制御部101、入出力部102、駆動部103、電源部104、及び外部記憶部105の各機器に接続されたアースラインが筐体3の金属部分と接続されている。
次に、上記のロボット100とそのバッテリ141に電源を供給する充電器とを有する充電システムの構成について、図3を用いて説明する。図3に示すように充電システムは、ロボット100と、充電器200とを備えている。
ロボット100には、電源入力端子143を有する入力端子部145が設けられている。すなわち、入力端子部145には、電源部104と接続された電源入力端子143が設けられている。ここでは、2つの電源入力端子143が筐体3の外側に露出している。電源入力端子143は、電源部104のバッテリ141と電気的に接続されている。従って、一方の電源入力端子143はバッテリ141の+端子と接続され、他方の電源入力端子143が−端子と接続される。電源入力端子143を介してバッテリ141が充電される。
入力端子部145の近傍には、筐体3の金属部分146が設けられている。筐体3の金属部分146は外側に露出している。この金属部分146には、上記の通り、各機器のアース線が接続されている。従って、金属部分146の露出部分がロボット側アース端子147となる。ロボット側アース端子147は、筐体3の金属部分146の一部によって構成することができる。もちろん、金属部分146、及びアース端子147は、2つの電源入力端子143と絶縁されている。
充電器200は、出力端子部220、端子マイクロスイッチ(SW)210、第1CPU(制御部)240、第2CPU(制御部)230、AND回路250、電源供給ユニット260、第2スイッチ231、第1スイッチ241、接点リレー251、センサ280、及び筐体270を有している。端子マイクロスイッチ(SW)210、第1CPU240、第2CPU230、AND回路250、電源供給ユニット260、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251は、筐体270に収納されている。
出力端子部220には、2つの電源出力端子221、及び1つのアース端子222が設けられている。電源出力端子221、及びアース端子222は筐体270の外側に露出している。充電する際には、ロボット100を、充電器200に近づけていく。このとき、ロボット100が充電量が不足したことを感知して、自動的に充電器200に近づいていってもよく、外部からの指令によって、充電器200に近づいてもよい。そして、電源出力端子221を電源入力端子143と接触させ、アース端子222をロボット側アース端子147と接触させる。電源出力端子221は、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251を介して電源供給ユニット260に接続されている。これにより、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251が全てON状態のときには、ロボット100側の端子と充電器200側の端子とを導通させることができ、電気的な接続が可能になる。また、アース端子222は、後述するアース252に電気的に接続され、接地されている。従って、アース端子222を通じて除電される。
さらに、電源出力端子221、及びアース端子222のそれぞれには、接触スイッチ223(SW)が設けられている。すなわち、充電器200には、3つの接触SW223が設けられている。接触SW223は、機械的な動作で、端子の接触を感知する。すなわち、可動型の接触SW223は、端子が接触すると、その一部が移動する。例えば、接触SW223は、バネなどによって電源出力端子221、及びアース端子222を付勢している。ロボット100を充電するために、電源出力端子221、及びアース端子222を、電源入力端子143、及びロボット側アース端子147にそれぞれ接触させると、電源入力端子143、及びロボット側アース端子147が電源出力端子221、及びアース端子222を押す。接触SW223は、各端子が押されると、接触SW223の可動部分が動いて、ON状態となる。このように、電源出力端子221、及びアース端子222を電源入力端子143、及びロボット側アース端子147が変位させることによって、接触SW223がON/OFF制御される。
接触SW223は、端子マイクロSW210と電気的に接続されている。接触SW223がONすると、端子マイクロSW210が第2CPU230、第1CPU240、及びAND回路250に制御信号216を出力する。すなわち、端子マイクロSW210は、接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216を第2CPU230、第1CPU240、及びAND回路250に出力する。ここでは、3つの接触SW223に対応して、3つの端子マイクロSW210が設けられている。それぞれの端子マイクロSW210からの制御信号216が、第2CPU230、第1CPU、及びAND回路250のそれぞれに入力される。よって、第2CPU230、第1CPU240、及びAND回路250では、3つの接触SW223のON/OFF状態が独立に監視されている。
センサ280は、筐体270の外部又は内部に設けられ、ロボット100の有無を検出する。ロボット100が充電器200から所定の位置まで近づいてくると、センサ280は第1CPU240に制御信号286を出力する。すなわち、センサ280は、充電器200とロボット100との距離を測定する。そして、予め設定された所定の距離にロボット100が位置していることを検出すると、正常距離にロボット100が有ることを示す制御信号286を第1CPU240に出力する。一方、センサ280は、所定の距離にロボット100が位置していないことを検出すると、正常距離にロボット100が有ることを示す制御信号286を出力しない。換言すると、所定の距離にロボット100が位置していないことを検出すると、正常距離にロボット100が無いことを示す制御信号を出力する。このように、センサ280によって、ロボット100と充電器200との間の距離が、正常距離であるか異常距離であるかが検出される。この検出結果に応じて、制御信号286が第1CPU240に入力される。
さらに、充電する際には、ロボット100は充電開始を指令する。すなわち、ロボット100は充電を開始させることを示す制御信号116を、充電器200に対して出力する。例えば、ロボット100の指令部111から、充電を開始させるための制御信号116が電波等を介して送信され、第1CPU240によって受信される。従って、ロボット100の指令によって、第1CPU240に制御信号116が入力される。
第1CPU(制御部)240には、端子マイクロSWからの3つの制御信号216、センサ280からの制御信号286、及びロボット100からの制御信号116が入力される。これら5つの制御信号に基づいて、第1CPU240は、電源供給ユニット260を制御する。すなわち、3つの接触SW223がON状態で、且つロボット100が正常距離にあるときに、ロボット100から充電開始の指令が入力されると、電源供給ユニット260からの電源供給を開始させる。従って、3つの端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216と、ロボット100が正常距離にあることを示す制御信号286と、充電を開始させることを示す制御信号116とが第1CPU240に入力された場合に、電源供給ユニット260からの電源供給が行われる。このように、第1CPU240は、電源供給ユニット260を制御するメインCPUとして機能する。
一方、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216、ロボット100が正常距離にあることを示す制御信号286、及び充電を開始させることを示す制御信号116のいずれか1つ以上が入力されない場合、電源供給ユニット260からの電源供給が行われない。換言すると、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がOFF状態となっていることを示す制御信号、ロボット100が異常距離にあることを示す制御信号、及び充電を終了させることを示す制御信号のいずれか1つ以上が入力されると、電源供給ユニット260からの電源供給が行われない。従って、充電中に、1つ以上の接触SW223がOFF状態となったり、ロボット100が所定の位置から移動したり、ロボット100が充電終了させる指令を出すと、電源供給ユニット260からの電源供給が停止する。
また、第1CPU240は、第1スイッチ241と電気的に接続されている。第2CPU230は、同様に、5つの制御信号に基づいて、第1スイッチ241を制御する。すなわち、第1CPU240は、3つの接触SW223がON状態で、且つロボット100が正常距離にあるときに、ロボット100から充電開始の指令が入力されると、第1スイッチ241をON状態にさせる。ここでは、第1スイッチ241として、例えばNMOS等の高耐圧FET(Field Effect Transistor:電界効果トランジスタ)が設けられている。第1CPUは、第1スイッチ241のゲート電極と接続されており、ゲート電圧を供給することによって第1スイッチ241を制御する。従って、3つの端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216と、ロボット100が正常距離にあることを示す制御信号286と、充電を開始させることを示す制御信号116とが第1CPU240に入力された場合に、ゲート電圧が供給され、第1スイッチ241がON状態となる。
一方、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216、ロボット100が正常距離にあることを示す制御信号286、及び充電を開始させることを示す制御信号116のいずれか1つ以上が入力されない場合、ゲート電圧が供給されず、第1スイッチ241がON状態にならない。換言すると、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がOFF状態となっていることを示す制御信号、ロボット100が異常距離にあることを示す制御信号、及び充電を終了させることを示す制御信号のいずれか1つ以上が入力されると、ゲート電圧が供給されず、第1スイッチ241がON状態とならない。従って、充電中に、1つ以上の接触SW223がOFF状態となったり、ロボット100が所定の位置から移動したり、ロボット100が充電終了させる指令を出すと、第1スイッチ241がOFF状態となる。このように、制御信号216、286、116を第2CPU240に入力させることによって、第1スイッチ241がON/OFF制御される。
第2CPU(制御部)230は、第2スイッチ231と電気的に接続されている。第2CPU230は、3つの制御信号216に基づいて、第2スイッチ231を制御する。すなわち、第2CPU230は、3つの接触SW223がON状態になっているときに、第2スイッチ231をON状態にさせる。ここでは、第2スイッチ231として、例えばNMOS等の高耐圧FETが設けられている。第2スイッチ231は、第1スイッチ241と異なる種類のFETであることが好ましい。これにより、第2スイッチ231と第1スイッチ241が、ショートモードにより同時に破損することを防止することができる。第2CPU230は、第2スイッチ231のゲート電極と接続されており、ゲート電圧を供給することによって第2スイッチ231を制御する。従って、3つの端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216が第2CPU230に入力された場合に、ゲート電圧が供給され、第2スイッチ231がON状態となる。このように、第2CPU230は、電源供給ユニット260を直接制御せず、サブCPUとして機能する。
一方、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216が入力されない場合、ゲート電圧が供給されず、第2スイッチ231がON状態にならない。換言すると、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がOFF状態となっていることを示す制御信号が入力されると、ゲート電圧が供給されず、第2スイッチ231がON状態とならない。従って、充電中に、1つ以上の接触SW223がOFF状態となると、第2スイッチ231がOFF状態となる。このように、制御信号216を第2CPU230に入力させることによって、第2スイッチ231がON/OFF制御される。
さらに、3つの制御信号216に基づいて、接点リレー251が制御される。ここでは、接点リレー251として、例えば、機械式リレーが設けられている。端子マイクロSW210からの制御信号216は、AND回路250を介して接点リレー251に入力される。すなわち、AND回路250は、3つの接触SW223がON状態になっているときに、接点リレー251をON状態にさせる。従って、3つの端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216がAND回路250に入力された場合に、接点リレー251がON状態となる。なお、接点リレー251は、アース252によって接地されている。
一方、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がON状態となっていることを示す制御信号216がAND回路250に入力されない場合、接点リレー251がON状態にならない。換言すると、1つ以上の端子マイクロSW210から接触SW223がOFF状態となっていることを示す制御信号がAND回路250に入力されると、AND回路250は接点リレー251をON状態にしない。従って、充電中に、1つ以上の接触SW223がOFF状態となると、接点リレー251がOFF状態となる。このように、本実施の形態では、接点リレー251は、CPUを介すことなくON/OFF制御される。すなわち、接点リレー251はCPUとは独立してON/OFF制御が行われている。
電源供給ユニット260は、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251を介して電源出力端子221と電気的に接続されている。これにより、電源供給ユニット260からの電源供給が行われているときに、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251が全てON状態になると、電源出力端子221にバッテリ141の電圧に対応するDC電圧が供給され、バッテリ141が充電される。
このとき流れる充電電流値は、電源供給ユニット260によって監視されている。すなわち、電源供給ユニット260は、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスに流れる電流値を監視している。そして、電源供給ユニット260は、バッテリ141の充電が完了したことを感知したとき、電源供給を停止する。例えばこのとき、電源供給ユニット260は、充電が完了したことを示す信号を第1CPU240に出力してもよい。このように、本実施の形態では、CPUとは独立して、電源供給ユニット260は充電電流値の監視を行い、それに基づいた制御を行っている。
また、接触SW223がOFFになったとき、第1CPU240が電源供給ユニット260を制御して電源供給を停止させるとともに、第2スイッチ231、第1スイッチ241、及び接点リレー251はOFF状態になり、充電が停止される。ロボット100との距離が異常距離になったとき、又はロボット100が充電終了の指令を出したとき、第1CPU240は、電源供給ユニット260を制御して電源供給を停止させるとともに、第1スイッチ241をOFF状態にさせて、充電を停止する。
本実施の形態の充電器200は以上のような電子ユニットや電子部品によって構成されているが、これら電子ユニットは破損したり、誤作動したりする可能性がある。従って、本実施の形態の充電器200には、一部のユニットや部品が通常ではない状況に陥った場合に、それらを感知して、自動充電における危険を回避させるための、次のような安全設計がなされている。
まず、第1の安全設計として、前述したように、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスに、第2スイッチ231と第1スイッチ241とを直列に設けている。これにより、一方のスイッチが破損によりショートして、常にON状態となってしまうような場合でも、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスは、正常に動作する他方のスイッチにより遮断が可能となる。同様に、一方のスイッチが破損等により誤動作してしまう場合も、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスは、正常に動作する他方のスイッチにより遮断が可能となる。従って、電源出力端子221へ誤って電流が流れることを防止でき、危険発生を回避できる。なお、第2スイッチ231とは異なる部品種のものを第1スイッチ241に用いることで、第2スイッチ231と第1スイッチ241とが同時破損してしまうことを防止できる。
次に、第2の安全設計として、第2スイッチ231を制御する第2CPU230と、第1スイッチ241を制御する第1CPU240とを、相互監視させている。例えば、第1CPU240と第2CPU230との間では、RS232C等の通信が常時双方向に行われている。これにより、CPUの暴走を双方向で監視する。
具体的には、第1CPU240は第2CPU230によってその状態が監視されている。仮に、第1CPU240が暴走して第1スイッチ241をON状態に誤動作させてしまったとする。本実施の形態では、第1CPU240と第2CPU230とが相互監視していて、このとき、第2CPU230には、第1CPU240から正常な信号が返信されなくなる。換言すると、第1CPU240はエラー信号を出力する。これにより、第2CPU230は、第1CPU240の異常を感知し、ゲート電圧の供給を停止することで第2スイッチ231をOFF状態にする。従って、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスは、第2スイッチ231によって遮断される。そのため、第1CPU240が暴走しても、電源出力端子221へは電流が流れない。
同様に、第2CPU230は第1CPU240によってその状態が監視されている。仮に、第2CPU230が暴走して第2スイッチ231をON状態に誤動作させてしてしまった場合は、第1CPU240には、第2CPU230から正常な信号が返信されなくなる。すなわち、第2CPU230はエラー信号を出力する。これにより、第1CPU240は、第2CPU230の異常を感知し、ゲート電圧の供給を停止することで第1スイッチ241をOFF状態にする。従って、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスは、第1スイッチ241によって遮断される。そのため、第2CPU230が暴走しても、電源出力端子221へは電流が流れない。
このように、第1CPU240と第2CPU230とを相互監視させることで、一方のCPUが暴走して一方のスイッチがON状態に誤動作されても、正常に動作する他方のCPUが他方のスイッチをOFF状態にすることができる。すなわち、一方のCPUの異常を他方のCPUが感知し、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスを、他方のCPUが制御するスイッチによって遮断することができる。従って、電源出力端子221へ誤って電流が流れることを防止でき、危険発生を回避できる。
また、第3の安全設計として、既に詳述したが、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスに、CPUとは独立してON/OFF制御される接点リレー251を設けている。これにより、第1CPU240と第2CPU230とが両方とも破損した場合でも、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスを、正常に動作する接点リレー251によって遮断することが可能となる。従って、電源出力端子221へ誤って電流が流れることを防止でき、危険発生を回避できる。
なお、第1CPU240は、接点リレー251の接点の溶着を監視している。すなわち、第1CPU240は、接点リレー251の接点が溶着して導通しているか否かを判断する。そして、接点リレー251の接点が溶着している場合には、第1CPU240は、エラー信号が入力され、ゲート電圧の供給を停止することで第1スイッチ241をOFF状態にする。従って、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスは、第1スイッチ241によって遮断される。これにより、接点溶着により接点リレー251がON/OFF制御不能となっても、電源出力端子221へは電流が流れない。このように、本実施の形態では、接点リレーの異常を第1CPU240が感知し、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスを、第1CPU240が制御する第1スイッチ241によって遮断することができる。従って、電源出力端子221へ誤って電流が流れることを防止できる。
さらに、第4の安全設計として、前述したように、電源供給ユニット260は、充電電流値の監視と、それに基づいた制御とを、CPUとは独立して行っている。すなわち、電源供給ユニット260は、電源供給ユニット260から電源出力端子221への電流パスに流れる電流値を監視している。そして、前述したように、電源供給ユニット260は、バッテリ141の充電が完了したことを感知したら、電源供給を停止する。また、電源供給ユニット260は、電流値が設定外の値、すなわち異常値となったことを感知し、電源供給ユニット260は自ら電源供給を停止する。これにより、充電器200に何らかの異常が発生して正常ではない充電がなされていることを電源供給ユニット260は感知し、電源供給を停止できる。従って、第1CPU240、第2CPU230、及び接点リレー251が破損した場合でも、誤った充電がなされることを防止できる。
以上のように、本実施の形態では、電源出力端子221を、第2CPU230が制御する第2スイッチ231と、第1CPU240が制御する第1スイッチ241とを介して、電源供給ユニット260に接続させている。これにより、いずれか一方のスイッチが破損、誤動作しても、他方のスイッチによって電源出力端子221への電源供給を遮断できる。
また、本実施の形態では、第2CPU230と第1CPU240とを相互監視させている。これにより、一方の制御部の異常を他方の制御部が感知し、他方の制御部が制御するスイッチによって電源供給を遮断できる。さらに、CPUとは独立してON/OFF制御される接点リレー251を第2スイッチ231及び第1スイッチ241と直列接続している。これにより、第1の制御部と第2の制御部とに異常が発生しても、リレーによって電源供給を遮断できる。また、電源供給ユニット260は、電源出力端子221へ供給される電流値を検出し、検出した電流値に基づいて電源供給を制御している。これにより、正常ではない充電がなされていることを感知して、電源供給を停止できる。従って、移動体のバッテリをさらに安全に自動充電することができる。
なお、上記の説明では、端子マイクロSW210が3極の場合について例示的に説明をしたが、それに限定されるものではない。例えば、2極であってもよい。また、第1CPU240、第2CPU230、及びAND回路250は、3つの制御信号216が入力される際、1つ以上の制御信号216に遅延がある場合には、異常があったものとして判断してもよい。すなわち、各端子マイクロSW210が一定時間内に全てON状態になったときにのみ、正常と判断し、第1CPU240、第2CPU230、及びAND回路250は各制御を行う。さらに、図3では、電源供給ユニット260側から第2スイッチ231、第1スイッチ241、接点リレー251の順で接続したが、これらの順序は任意に決定できるものとする。
以上の説明は、本発明の実施の形態を説明するものであり、本発明が以上の実施の形態に限定されるものではない。また、当業者であれば、以上の実施の形態の各要素を、本発明の範囲において、容易に変更、追加、変換することが可能である。
本発明の実施形態にかかるロボットの構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態にかかるロボットの制御系を概念的に表したブロック図である。 本発明の実施形態にかかるロボットの充電システムを示す図である。
符号の説明
1 頭部、2 車輪、3 筐体、4 腕部、4a 関節、
100 ロボット、101 制御部、102 入出力部、103 駆動部、
104 電源部、105 外部記憶部、111 指令部、116 制御信号、
121 カメラ、122 内部マイク、123 スピーカ、124 LED、
125 センサ部、131 モータ、132 ドライバ、
141 バッテリ、142 バッテリ制御部、143 電源入力端子、
145 入力端子部、146 金属部分、147 アース端子、
200 充電器、210 端子マイクロスイッチ、216 制御信号、
220 出力端子部、221 電源出力端子、222 アース端子、
223 接触スイッチ、230 第2CPU、231 第2スイッチ、
240 第1CPU、241 第1スイッチ、
250 AND回路、251 接点リレー、252 アース、
260 電源供給ユニット、270 筐体、280 センサ、286 制御信号

Claims (13)

  1. 移動体のバッテリを充電する充電装置であって、
    電源を供給する電源供給部と、
    前記移動体のバッテリに接続された電源入力端子と当接する電源出力端子と、
    前記電源出力端子が前記移動体に接触しているか否かを感知する接触スイッチと、
    前記電源供給部と前記電源出力端子とを接続する配線上に設置され、当該配線の接続のON/OFFを切り換える第1のスイッチと、
    前記接触スイッチにより感知される前記移動体の接触の有無に応じて前記電源供給部による電源供給の開始及び停止を制御すると共に、前記移動体が接触していないことが感知された場合に前記第1のスイッチをOFFに制御する第1の制御部と、
    前記電源供給部と前記電源出力端子とを接続する配線上に、前記第1のスイッチと直列に接続され、当該配線の接続のON/OFFを切り換える第2のスイッチと、
    前記接触スイッチにより前記移動体が接触していないことが感知された場合に前記第2のスイッチをOFFに制御する第2の制御部と、
    を備える充電装置。
  2. 前記第1の制御部と前記第2の制御部とは、相互監視を行っており、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部の異常を感知した場合に、前記第1のスイッチをOFFにし、
    前記第2の制御部は、前記第1の制御部の異常を感知した場合に、前記第2のスイッチをOFFにする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記接触スイッチの状態に応じて制御されるリレーをさらに備え、
    前記リレーは、前記電源供給部と前記電源出力端子との間で、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに直列接続されている請求項1又は2に記載の充電装置。
  4. 前記電源供給部は、前記電源出力端子へ供給される電流値を検出し、前記検出した電流値に基づいて電源供給を制御する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の充電装置。
  5. 所定の距離に前記移動体が位置していることを検出するセンサをさらに備え、
    前記第1の制御部は、前記接触スイッチの状態とともに、センサの検出結果に応じて前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御する請求項1乃至4のいずれか一項に記載の充電装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の充電装置を用いて、移動体に設けられたバッテリを充電する充電方法。
  7. 移動体と、前記移動体のバッテリを充電する充電装置とを備えた充電システムであって、
    前記移動体は、前記移動体のバッテリに接続された電源入力端子を備え、
    前記充電装置は、
    電源を供給する電源供給部と、
    前記移動体の前記電源入力端子と当接する電源出力端子と、
    前記電源出力端子が前記移動体に接触しているか否かを感知する接触スイッチと、
    前記電源供給部と前記電源出力端子とを接続する配線上に設置され、当該配線の接続のON/OFFを切り換える第1のスイッチと、
    前記接触スイッチにより感知される前記移動体の接触の有無に応じて前記電源供給部による電源供給の開始及び停止を制御すると共に、前記移動体が接触していないことが感知された場合に前記第1のスイッチをOFFに制御する第1の制御部と、
    前記電源供給部と前記電源出力端子とを接続する配線上に、前記第1のスイッチと直列に接続され、当該配線の接続のON/OFFを切り換える第2のスイッチと、
    前記接触スイッチにより前記移動体が接触していないことが感知された場合に前記第2のスイッチをOFFに制御する第2の制御部と、
    を備える充電システム。

  8. 前記第1の制御部と前記第2の制御部とは、相互監視を行っており、
    前記第1の制御部は、前記第2の制御部の異常を感知した場合に、前記第1のスイッチをOFFにし、
    前記第2の制御部は、前記第1の制御部の異常を感知した場合に、前記第2のスイッチをOFFにする請求項7に記載の充電システム。
  9. 前記充電装置は、前記接触スイッチの状態に応じて制御されるリレーをさらに備え、
    前記リレーは、前記電源供給部と前記電源出力端子との間で、前記第1のスイッチ及び前記第2のスイッチに直列接続されている請求項7又は8に記載の充電システム。
  10. 前記電源供給部は、前記電源出力端子へ供給される電流値を検出し、前記検出した電流値に基づいて電源供給を制御する請求項7乃至9のいずれか一項に記載の充電システム。
  11. 前記電源供給部は、前記検出した電流値が所定の範囲外であるときは、電源供給を停止する請求項10に記載の充電システム。
  12. 前記充電装置は、所定の距離に前記移動体が位置していることを検出するセンサをさらに備え、
    前記接触スイッチの状態とともに、前記センサの検出結果に応じて、前記第1の制御部は、前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御する請求項7乃至11のいずれか一項に記載の充電システム。
  13. 前記移動体は、前記充電器に対して充電開始又は充電停止を指令する指令部をさらに備え、
    前記接触スイッチの状態、及び前記センサの検出結果とともに、前記指令部からの指令に応じて、前記第1の制御部は、前記第1のスイッチと、前記電源供給部による電源供給とを制御する請求項7乃至12のいずれか一項に記載の充電システム。
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