JP4951636B2 - ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
オーバーレイネットワークにおいて構築されるトポロジが、ツリートポロジという形状であるため、単純な最短経路ルーチングと比較して、各対地間での通信時の平均ホップ数が長くなる。また、下位網(ルータ網)のトポロジと異なるトポロジをオーバーレイネットワークで構築すると、同一のノードを複数回経由する無駄な中継が発生し易く、通信時の平均ホップ数が長くなる。図12は、従来例における、オーバーレイネットワークにおいて構築したツリートポロジにおけるルーチングと、それに対応するルータ網におけるルーチングを説明するための図である。
このオーバーレイネットワークのトポロジは、ツリートポロジに基づきルーチングを行うので、各ノードにおけるルーチングテーブルでは、宛先アドレス毎にエントリを持つ必要がない。よって、ノードの保持するエントリ数を低減することができる。
次に、図3のステップS303におけるルートノード決定処理について、詳細に説明する。図5は、本実施形態に係るルートノード決定部122が行うルートノード決定処理の流れを示すフローチャートである。
次に、図3のステップS304におけるマッピング処理について、詳細に説明する。図7は、本実施形態に係るマッピング処理部123が行うマッピング処理の流れを示すフローチャートである。また、図8は、本実施形態に係るマッピング処理部123により生成される、オーバーレイネットワーク1におけるオーバーレイリンク40と、ルータ網2上の経路との対応関係を示すマッピング情報を説明するための図である。
次に、図3のステップS305における最適化処理について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係る最適化処理を行う前における、一時的なオーバーレイ・ツリートポロジに基づく経路と、ルータ網2の経路との対応関係を示す図である。図9に示すように、オーバーレイ・ツリートポロジにおいて、オーバーレイノード30Aからオーバーレイノード30Cまでの通信は、仮想的にオーバーレイノード30A→30B→30Cで行われる。しかしこの経路は、ルータ網2上では、ノード3A→3D→3B→3D→3Cとなっており、ノード3Dを複数回経由する非効率な通信が行われていることになる。従って、このような同一ノードを複数回経由する経路をなくすために、最適化処理部124は、以下に示す最適化処理を行う。
まず、最適化処理部124は、最適化を行う箇所を特定するため、アルゴリズム記憶部320に記憶された以下に示す最適化条件の中から、最適化処理に用いるアルゴリズムを設定する(ステップS1001)。
2 ルータ網(データネットワーク)
3 ノード
4 リンク
5 クライアント
6 サーバ
7 ネットワークシステム
10 ネットワーク設計装置
30 オーバーレイノード
35 論理ノード
100 処理部
110 ネットワーク情報収集部
120 オーバーレイネットワーク設計部
121 オーバーレイ参加ノード選択部
122 ルートノード決定部
123 マッピング処理部
124 最適化処理部
200 通信部
300 記憶部
310 ネットワーク情報記憶部
320 アルゴリズム記憶部
330 マッピング情報記憶部
340 オーバーレイ・ツリートポロジ情報記憶部
400 メモリ部
500 入出力部
Claims (9)
- 複数のノードと前記ノードを接続するための複数のリンクとを備えるデータネットワークの上位のレイヤで仮想的に生成されるオーバーレイネットワークにおいて、前記オーバーレイネットワーク上に生成されるオーバーレイノードに関するツリートポロジを設計するネットワーク設計装置であって、
前記データネットワーク上の複数のノード間の接続関係を示すトポロジ情報、および前記データネットワークに流れるトラヒック量、を含むネットワーク情報が記憶されるネットワーク情報記憶部と、
前記ネットワーク情報記憶部に記憶されたトポロジ情報およびトラヒック量に基づき、所定のトラヒック量を超えたノードを、前記オーバーレイネットワークのオーバーレイ参加ノードとして選択するオーバーレイ参加ノード選択部と、
前記選択されたオーバーレイ参加ノードの中から、前記ツリートポロジを設計するためのルートノードを、前記トラヒック量の多いものから優先的に決定するルートノード決定部と、
前記決定されたルートノードから前記オーバーレイ参加ノードまでの最短経路を探索し、当該探索した経路と、前記オーバーレイネットワークにおける当該ルートノードから当該オーバーレイノードまでの経路と、を対応付けるマッピング情報の生成を行うマッピング処理部と、
前記オーバーレイネットワーク上の任意の2つの前記オーバーレイノードを抽出し、当該抽出したオーバーレイノード間のデータネットワーク上での経路を前記マッピング情報に基づいて算出し、当該算出した経路が複数回経由するノードを含むと判定した場合に、前記複数回経由するノードから転送されるデータの宛先となるオーバーレイ参加ノードに関して、前記オーバーレイネットワーク上に、前記複数回経由するノードから当該オーバーレイ参加ノードまでの経路情報を記憶させた論理ノードを生成し、
さらに、前記データの転送元となるオーバーレイノードと前記生成した論理ノードとを接続して前記ツリートポロジを設計する最適化処理部と、
を備えることを特徴とするネットワーク設計装置。 - 前記ルートノード決定部は、
前記オーバーレイ参加ノードのうち、前記ネットワーク情報に基づき、発着トラヒック量が最も多いノードをルートノードに決定すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。 - 前記ルートノード決定部は、
前記オーバーレイ参加ノードのうち、前記ネットワーク情報に基づき、発着トラヒック量が多い上位n個のノードを抽出し、前記抽出した全てのノードを前記ルートノードとして前記ツリートポロジ候補を構築し、前記構築した各ツリートポロジ候補について、前記ネットワーク情報記憶部に記憶されたトポロジ情報とトラヒック量との積であるリソース利用量を算出し、前記算出したリソース利用量のうち、最もリソース利用量が少ないツリートポロジ候補を選択し、前記選択したツリートポロジ候補のルートノードを、前記オーバーレイネットワークにおけるルートノードに決定すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。 - 前記ルートノード決定部は、
前記オーバーレイ参加ノードとして選択された全てのノードを前記ルートノードとして前記ツリートポロジ候補を構築し、前記構築した各ツリートポロジ候補について、前記ネットワーク情報記憶部に記憶されたトポロジ情報とトラヒック量との積であるリソース利用量を算出し、前記算出したリソース利用量のうち、最もリソース利用量が少ないツリートポロジ候補を選択し、前記選択したツリートポロジ候補のルートノードを、前記オーバーレイネットワークにおけるルートノードに決定すること
を特徴とする請求項1に記載のネットワーク設計装置。 - 前記最適化処理部は、
前記オーバーレイネットワーク上の任意の2つの前記オーバーレイノードを抽出し、前記抽出したオーバーレイノード間のデータネットワーク上での経路を、前記マッピング情報に基づいて算出することにより、前記データネットワーク上の前記算出した経路のホップ数である第1のホップ数を取得し、
前記抽出したオーバーレイノードに対応する前記データネットワーク上のオーバーレイ参加ノード間の最短経路を算出することにより、第2のホップ数を取得し、
前記第1のホップ数が前記第2のホップ数のX倍以上となった場合に、前記論理ノードを生成すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のネットワーク設計装置。 - 前記最適化処理部は、
前記オーバーレイネットワーク上の任意の2つの前記オーバーレイノードを抽出し、前記抽出したオーバーレイノード間のデータネットワーク上での経路を、前記マッピング情報に基づいて算出することにより、前記データネットワーク上の前記算出した経路のホップ数である第1のホップ数を取得し、
前記抽出したオーバーレイノードに対応する前記データネットワーク上のオーバーレイ参加ノード間の最短経路を算出することにより、第2のホップ数を取得し、
前記第1のホップ数が前記第2のホップ数のX倍以上であり、かつ、前記第2のホップ数がYホップである場合に、前記論理ノードを生成すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のネットワーク設計装置。 - 前記最適化処理部は、
前記オーバーレイネットワーク上の任意の2つの前記オーバーレイノードを抽出し、前記抽出したオーバーレイノード間のデータネットワーク上での経路を、前記マッピング情報に基づいて算出することにより、前記データネットワーク上の前記算出した経路のホップ数である第1のホップ数を取得し、
前記抽出したオーバーレイノードに対応する前記データネットワーク上のオーバーレイ参加ノード間の最短経路を算出することにより、第2のホップ数を取得し、
前記抽出したオーバーレイノード間のトラヒック量と前記第1のホップ数との積と、前記データネットワーク上の前記オーバーレイ参加ノード間のトラヒック量と前記第2のホップ数との積と、の差が大きいもの上位m本について、前記論理ノードを生成すること
を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のネットワーク設計装置。 - 複数のノードと前記ノードを接続するための複数のリンクとを備えるデータネットワークの上位のレイヤで仮想的に生成されるオーバーレイネットワークにおいて、前記オーバーレイネットワーク上に生成されるオーバーレイノードに関するツリートポロジを設計するネットワーク設計装置を用いたネットワーク設計方法であって、
前記ネットワーク設計装置は、
前記データネットワーク上の複数のノード間の接続関係を示すトポロジ情報、および前記データネットワークに流れるトラヒック量、を含むネットワーク情報が記憶されるネットワーク情報記憶部を備え、
前記ネットワーク情報記憶部に記憶されたトポロジ情報およびトラヒック量に基づき、所定のトラヒック量を超えたノードを、前記オーバーレイネットワークのオーバーレイ参加ノードとして選択するステップと、
前記選択されたオーバーレイ参加ノードの中から、前記ツリートポロジを設計するためのルートノードを、前記トラヒック量の多いものから優先的に決定するステップと、
前記決定されたルートノードから前記オーバーレイ参加ノードまでの最短経路を探索し、当該探索した経路と、前記オーバーレイネットワークにおける当該ルートノードから当該オーバーレイノードまでの経路と、を対応付けるマッピング情報の生成を行うステップと、
前記オーバーレイネットワーク上の任意の2つの前記オーバーレイノードを抽出し、当該抽出したオーバーレイノード間のデータネットワーク上での経路を前記マッピング情報に基づいて算出し、当該算出した経路が複数回経由するノードを含むと判定した場合に、前記複数回経由するノードから転送されるデータの宛先となるオーバーレイ参加ノードに関して、前記オーバーレイネットワーク上に、前記複数回経由するノードから当該オーバーレイ参加ノードまでの経路情報を記憶させた論理ノードを生成し、
さらに、前記データの転送元となるオーバーレイノードと前記生成した論理ノードとを接続して前記ツリートポロジを設計するステップと、
を実行することを特徴とするネットワーク設計方法。 - 請求項8に記載のネットワーク設計方法をコンピュータである前記ノードに実行させるためのプログラム。
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