JP4948809B2 - 情報処理装置、新計算機の機能検証支援方法、及びコンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、新計算機の機能検証支援方法、及びコンピュータプログラム Download PDF

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本発明は、例えば制御用計算機が上位システムや下位システムと伝文をやり取りする制御用計算システムにおいて、その制御用計算機を新たな制御用計算機に更新(リプレース)する場合に利用して好適な情報処理システム、情報処理装置、新計算機の機能検証支援方法、及びコンピュータプログラムに関する。
大規模製造プラント等の制御用計算機が上位システムや下位システムと伝文をやり取りする制御用計算システムにおいて、その制御用計算機を新たな制御用計算機に更新する場合、新旧の制御用計算機での処理内容に改造が加えられていない限り、両者における処理結果は同一となるはずであるが、新制御用計算機のプログラムミス等により、処理結果が異なってしまうことがある。
そこで、新制御用計算機と旧制御用計算機とを並列稼動させて、両者における処理結果を比較することにより、新制御用計算機の機能検証を行うことがなされている。
例えば特許文献1には、制御設備における制御用計算機更新時の試運転確認システムが開示されており、旧制御用計算機と上位計算機、新制御用計算機及び試運転確認システムを伝送ラインにてパラレルに接続し、更に旧制御用計算機と新制御用計算機は下位制御装置に接続し、伝送ラインから新旧制御用計算機の信号を試運転確認システムにそれぞれ取り込み、両方の信号を比較するようにしている。
特開2003−316433号公報
特許文献1に開示されている試運転確認システムでは、新旧の制御用計算機における処理結果を自動的に比較確認するようになっているが、どの伝文のどのデータ項目で処理結果が異なっているかをユーザが把握するためには、自動比較された処理結果と、伝文についての仕様書とを照らし合わせながら特定する必要があり、非効率である。
また、新旧の制御用計算機では処理能力(処理速度)に差があるので、新旧の制御用計算機における処理結果を時刻を基準にして自動比較すると、意図しない伝文を比較してしまうことにもなりかねない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、新制御用計算機と旧制御用計算機とを並列稼動させて、新制御用計算機の機能検証を行うような場合に、どの伝文のどのデータ項目で処理結果が異なっているかをユーザが正確かつ迅速に確認できるようにすることを目的とする。
本発明による情報処理装置は、上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方、第1の計算機、及び第2の計算機からなり、それらの間で複数の種類の伝文をやり取りするシステムにおいて、上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データが並列的に入力されて並列稼動する第1の計算機及び第2の計算機に接続され、前記伝文である入力データに対する第1の計算機と第2の計算機それぞれにおける出力データである伝文に基づき第2の計算機の機能検証を行う情報処理装置であって、前記第1の計算機及び前記第2の計算機における、前記入力データに対するそれぞれの出力データの伝文を、前記第1の計算機及び前記第2の計算機からの送信時刻の情報とともに取得する取得手段と、前記出力データは複数の名称の伝文であり、各名称の伝文について含まれるデータ項目それぞれのデータ項目名称を含む予め作成された仕様書の情報を格納する格納手段と、前記仕様書の情報を参照して、前記第1の計算機及び前記第2の計算機におけるそれぞれ出力データの伝文に伝文名称とデータ項目名称とを紐付ける紐付け手段と、前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの出力データである、ユーザにより設定された期間における複数の伝文を、伝文名称とデータ項目名称を紐付けた状態で、表示装置に第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれについて伝文一覧として一覧表示する表示制御手段と、前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの前記伝文一覧における伝文のうち、ユーザにより選択された同じ名称の伝文について各データ項目のデータ値を比較する比較チェック部と、を備え、前記表示制御手段は、データ値が異なるときに前記第2の計算機の出力データの伝文について前記表示装置にNGを表示する点に特徴を有する。
本発明による新計算機の機能検証支援方法は、上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方、第1の計算機、及び第2の計算機からなり、それらの間で複数の種類の伝文をやり取りするシステムにおいて、上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データが入力され、その入力データに対する出力データである伝文を出力する旧計算機を新計算機に更新する場合に、前記旧計算機と前記新計算機とを並列稼動させて、前記新計算機の機能検証を行うための新計算機の機能検証支援方法であって、前記旧計算機である第1の計算機及び前記新計算機である第2の計算機に、前記上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データを並列的に入力するようにシステム構築した上で、前記第1の計算機及び前記第2の計算機における、前記入力データに対するそれぞれの出力データの伝文を、前記第1の計算機及び前記第2の計算機からの送信時刻の情報とともに取得する工程と、前記出力データは複数の名称の伝文であり、各名称の伝文について含まれるデータ項目それぞれのデータ項目名称を含む予め作成された仕様書の情報を伝文フォーマット格納部に格納する工程と、前記仕様書の情報を参照して、前記第1の計算機及び前記第2の計算機におけるそれぞれ出力データの伝文に伝文名称とデータ項目名称とを紐付ける工程と、前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの出力データである、ユーザにより設定された期間における複数の伝文を、伝文名称とデータ項目名称を紐付けた状態で、表示装置に第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれについて伝文一覧として一覧表示する表示制御工程と、前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの前記伝文一覧における伝文のうち、ユーザにより選択された同じ名称の伝文について各データ項目のデータ値を比較する比較チェック工程と、を具備し、前記表示制御工程は、データ値が異なるときに前記第2の計算機の出力データの伝文についてNGを前記表示装置に表示する点に特徴を有する。
本発明によるコンピュータプログラムは、上記の新計算機の機能検証支援方法における各工程の処理をコンピュータに実行させる点に特徴を有する。
本発明によれば、第1の計算機及び第2の計算機における出力データにデータ項目名称を紐付けるようにしたので、例えば新制御用計算機と旧制御用計算機とを並列稼動させて、新制御用計算機の機能検証を行うような場合に、ユーザは、どの伝文のどのデータ項目で処理結果が異なっているかを正確かつ迅速に確認することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。図1に示す情報処理システムは、制御用計算機1が上位システム3及び下位システム5と伝文をやり取りする制御用計算システムにおいて(図2を参照)、制御用計算機1を新たな制御用計算機2に更新する場合に、その新たな制御用計算機2の機能検証を行うのに利用されるものである。
ここで、伝文とは、複数のデータ項目を含むデータのことである。本実施形態では、図2に示すように、鉄鋼プラントにおける転炉操業を制御するための制御用計算システムを例にして説明する。上位システム3と制御用計算機1との間では、上位伝送として、装入量計算情報伝文、TPC払出し情報伝文、主原料情報伝文、吹錬開始情報伝文、吹錬終了情報伝文、出鋼開始情報伝文、出鋼完了情報伝文、取鍋リアル情報伝文、吹錬実績I伝文、吹錬実績II伝文・・・、といった名称の上位伝文がやり取りされる。各伝文には複数のデータ項目が含まれており、例えばTPC払出し情報伝文には、レングス、スタートコード、FILLER、制御フィールド、予備、相手先、送信元、情報種類、ブロック順・・・等、といった名称のデータ項目が含まれている。
同様に、下位システム5と制御用計算機1との間では、下位伝送として、EI−GW立上げ完了伝文、P/C画面リクエスト情報伝文、副原料次チャージ伝送要求伝文、ステータス情報伝文、サブランス測定情報伝文、吹錬実績伝文、ランスハイト実績伝文、SSCランスハイト実績伝文、副原料投入実績伝文、OB実績情報伝文・・・、といった名称の下位伝文がやり取りされる。各伝文には複数のデータ項目が含まれており、例えばP/C画面リクエスト情報伝文には、レングス、スタートコード、FILLER、制御フィールド、予備、相手先、送信元、情報種類、ブロック順・・・、といった名称のデータ項目が含まれている。
図1において、1は旧制御用計算機である。旧制御用計算機1は、旧制御用計算機1における入出力伝文を蓄積するための記録装置1aを備える。
2は旧制御用計算機1から更新しようとしている新制御用計算機である。新制御用計算機2は、新制御用計算機2における入出力伝文を蓄積するための記録装置2aを備える。
3はプロセスコンピュータ等の既設の上位システムであり、ミラーポート付きのハブ4を介して旧制御用計算機1と新制御用計算機2とにパラレルに接続する。
5は電気計装等の既設の下位システムであり、ミラーポート付きのハブ6を介して旧制御用計算機1と新制御用計算機2とにパラレルに接続する。
7はハブ4及びハブ6を介して旧制御用計算機1及び新制御用計算機2に接続する情報処理装置であり、旧制御用計算機1と新制御用計算機2とを並列稼動させて、新制御用計算機2の機能検証を行うに際して、その機能検証を支援するためのものである。情報処理装置7は表示装置7aを備える。
図1において、上位システム3からハブ4を介して旧制御用計算機1に入力伝文が入力されると(実線の矢印I1)、その入力伝文がハブ4を介して新制御用計算機2にも並列的に入力される(実線の矢印I2)。
また、旧制御用計算機1における入力伝文に対する出力伝文が上位システム3に出力され(点線の矢印O1)、転炉操業がそのまま継続される。この場合に、旧制御用計算機1における入出力伝文が最新のものから過去一定時間分だけ該計算機1内の記録部に記録されるとともに、それより過去の分については記録装置1aに蓄積される(伝文2ファイル)。
それに対して、新制御用計算機2における入力伝文に対する出力伝文は上位システム3に出力されないが、新制御用計算機2における入出力伝文が最新のものから過去一定時間分だけ該計算機2内の記録部に記録されるとともに、それより過去の分については記録装置2aに蓄積される(伝文1ファイル)。
さらに、情報処理装置7からの要求に応じて、旧制御用計算機1における入出力伝文がハブ4を介して情報処理装置7に出力される(点線の矢印O2)。同様に、新制御用計算機2における入出力伝文がハブ4を介して情報処理装置7に出力される(点線の矢印O3)。
なお、下位システム5とのやり取りも上位システム3の場合と同様であり、ここではその詳細な説明は省略する。
図3には、情報処理装置7の機能構成を示す。71は、ユーザが伝文ごとに作成した仕様書に基づく伝文フォーマットを格納する伝文フォーマット格納部(フォルダ)である。ここで、図4に仕様書の一例を示す。同図に示すのは、「合金秤量プリセット」という名称の伝文(下位伝送)の仕様書の一部である。仕様書では、データ項目ごとに、データ項目名称、型、単位、バイト数、データ仕様・説明、データの下限及び上限、入/出力ファイル、備考の各欄が設定される。また、各伝文には、伝文ごとにユニークな番号(メッセージNo.)が付され、図示例の伝文「合金秤量プリセット」にはメッセージNo.「1261」が付されている。このようにした仕様書が伝文ごとに作成され、それに基づく伝文フォーマットが伝文フォーマット格納部71に格納される。
図3の72は、旧制御用計算機1における入出力伝文及び新制御用計算機2における入出力伝文を取得する取得部である(図1の点線の矢印O2、矢印O3)。
73は、伝文フォーマット格納部71に格納された伝文フォーマットを参照して、取得部72により取得された旧制御用計算機1における入出力伝文及び新制御用計算機2における入出力伝文に伝文名称、さらにはデータ項目名称を紐付ける紐付け部である。
74は、指定された伝文に含まれるデータ項目ごとに新旧の制御用計算機1、2におけるデータ値を比較する比較チェック部である。
75は、旧制御用計算機1における入出力伝文及び新制御用計算機2における入出力伝文に伝文名称、さらにはデータ項目名称を紐付けた状態で表示装置7aに一覧表示等する表示制御部である。
図5には、情報処理装置7の表示装置7aに表示される画面の一例を示す。この画面において、格納フォルダ指定部101では伝文フォーマットを格納するフォルダを指定する。例えば伝文フォーマットが上位伝送フォルダ、下位伝送フォルダに分けられている場合は、そのいずれかを指定する。
伝文読込み部102では伝文ファイルを指定する。新制御用計算機2の機能検証を行う場合は、新制御用計算機2(新設)の伝文ファイル(伝文1ファイル)と、旧制御用計算機1(既設)の伝文ファイル(伝文2ファイル)とを指定する。なお、2つの伝文ファイルを指定できるが、比較検証でなく、旧制御用計算機1或いは新制御用計算機2いずれかにおける入出力伝文を確認したいような場合は、1つの伝文ファイルだけを指定することも可能である。
時刻設定部103では検索開始時刻、検索終了時刻を入力設定する。なお、検索開始時刻及び検索終了時刻は、両方を設定することも、いずれかのみを設定することも、設定なしとするも可能である。
このようにして伝文フォーマットを格納するフォルダ及び伝文ファイルの指定、時刻設定を行った後、「伝文1読込み」ボタン104を押下すると、表示エリア105には、新制御用計算機2における入出力伝文に伝文名称が紐付けられた状態で一覧表示される(伝文一覧)。具体的には、時刻設定部102で設定された期間内に新制御用計算機2で受信(RECV)した伝文と、送信(SEND)した伝文とが、伝文名称やメッセージNo.や送受信時刻とともに一覧表示される。
同様に、「伝文2読込み」ボタン106を押下すると、表示エリア107には、旧制御用計算機2における入出力伝文に伝文名称が紐付けられた状態で一覧表示される。
図6は、「伝文1読込み」ボタン104が押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。「伝文1読込み」ボタン104が押下されると(ステップS601)、まず格納フォルダ指定部101で伝文フォーマットを格納するフォルダが指定されたかどうかを判断し(ステップS602)、指定されていない場合はその旨を画面上で通知する(ステップS603)。
伝文フォーマットを格納するフォルダが指定されている場合、続いて伝文1ファイル(新制御用計算機2における入出力伝文のファイル)が指定されたかどうかを判断し(ステップS604)、指定されていない場合はその旨を画面上で通知する(ステップS605)。
伝文1ファイルが指定されている場合、伝文名称を紐付けた状態で伝文1ファイルから伝文一覧ファイルを生成した後(ステップS606)、検索開始時刻が設定されているかどうかを判断し(ステップS607)、続いて検索終了時刻が設定されているかどうかを判断する(ステップS608、S609)。
検索開始時刻及び検索終了時刻の両方が設定されている場合は、図5に示すように、その期間内の伝文一覧を表示エリア105に表示する(ステップS610)。検索開始時刻のみが設定されている場合は、検索開始時刻から現在までの伝文一覧を表示エリア105に表示する(ステップS611)。検索終了時刻のみが設定されている場合は、検索終了時刻までの伝文一覧を表示エリア105に表示する(ステップS612)。検索開始時刻及び検索終了時刻が設定されていない場合は、過去の伝文一覧すべてを表示エリア105に表示する(ステップS613)。
なお、「伝文2読込み」ボタン106が押下された場合の処理動作も図6のフローチャートと同様であり、ここではその詳細な説明は省略する。
ここで、図5に示したように、表示エリア105に新制御用計算機2の伝文一覧が表示され、かつ、表示エリア107に旧制御用計算機1の伝文一覧が表示された状態で、これら表示エリア105、107において比較したい伝文を選択指定することができる。図示例では、表示エリア105、107の伝文一覧から伝文「合金秤量プリセット」が選択指定されている。
図示例では表示エリア105、107の伝文「合金秤量プリセット」の送信時刻は一致しているが、既述したように新旧の制御用計算機では処理能力(処理速度)に差があるので、時刻を基準にすると、意図しない伝文を比較してしまうことにもなりかねない。それに対して、本実施形態では、伝文名称が紐付けられた状態で一覧表示されているので、伝文名称や前後の伝文との関係から、意図しない伝文を比較してしまう不都合を避けることができる。
このようにして比較したい伝文を選択指定した後、「伝文比較/表示」ボタン108を押下すると、図7に示すように、伝文「合金秤量プリセット」に含まれるデータ項目ごとに、データ項目名称、型、単位、バイト数、新制御用計算機2におけるデータ値(伝文1)、旧制御用計算機1におけるデータ値(伝文2)が一覧表示される。さらに、比較チェック部74による比較の結果として、伝文1と伝文2とでデータ値の異なるデータ項目については「NG」の文字109が付記される(伝文比較一覧)。
図8は、「伝文比較/表示」ボタン108が押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。「伝文比較/表示」ボタン108が押下されると(ステップS801)、表示エリア105、107において比較する伝文が選択指定されているかどうかを判断し(ステップS802)、選択指定されていない場合はその旨を画面上で通知する(ステップS803)。比較する伝文が選択指定されている場合、伝文1に含まれるデータ項目と伝文2に含まれるデータ項目との比較チェックを行い(ステップS804)、図7に示すように、伝文比較一覧を表示する(ステップS805)。
以上述べたように、表示エリア105に新制御用計算機2の伝文一覧が伝文名称を含んだかたちで表示され、かつ、表示エリア107に旧制御用計算機1の伝文一覧が伝文名称を含んだかたちで表示されるので、ユーザは一目で新制御用計算機2及び旧制御用計算機1における入出力伝文を把握することができる。
そして、新制御用計算機2の伝文一覧及び旧制御用計算機1の伝文一覧から比較したい伝文を選択指定すれば、その伝文に含まれるデータ項目がデータ項目名称とともに一覧表示されるので、ユーザは、仕様書等を照らし合わせるような手間をかけることなく、画面表示を見るだけで、どのデータ項目で新制御用計算機2と旧制御用計算機1とで処理結果が異なっているかを正確かつ迅速に確認することができる。
さらに、比較チェック部74による比較の結果として、新制御用計算機2と旧制御用計算機1とでデータ値の異なるデータ項目については「NG」の文字109が自動的に付記されるようになっているので、視認性をさらに高めることができる。
以上述べた本実施形態の情報処理システムでは、上述した一覧表示(伝文一覧、伝文比較一覧)だけでなく、以下に説明する表示も可能となっている。図9は、図5に示す画面をスクロールした状態であり、「メッセージNo.で表示」ボタン110が設定されている。コンボボックス111からメッセージNo.を指定した後に、「メッセージNo.で表示」ボタン110を押下すると、図10に示すように、表示エリア105や表示エリア107(図示例では表示エリア107のみ)には、指定されたメッセージNo.に対応する伝文一覧が表示される。図示例では、コンボボックス111からメッセージNo.「1261」が指定されている。この場合、図10に示すように、表示エリア107には、そのメッセージNo.に対応する伝文「合金秤量プリセット」の一覧が表示される。なお、本実施形態では、最大4つの伝文のメッセージNo.が指定可能となっている。
図11は、「メッセージNo.で表示」ボタン110が押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。メッセージNo.が指定された状態で(ステップS1101)、「メッセージNo.で表示」ボタン110が押下されると(ステップS1102)、表示エリア105、107の両方に伝文一覧が表示されているか、いずれか一方だけの伝文一覧が表示されているかが判断される(ステップS1103、S1104、S1105)。
そして、表示エリア105、107の両方に伝文一覧が表示されている場合は、表示エリア105、107の両方に指定されたメッセージNo.に対応する伝文一覧を表示する(ステップS1106)。それに対して、表示エリア105、107のいずれか一方だけに伝文一覧が表示されている場合は、その表示エリアだけに指定されたメッセージNo.に対応する伝文一覧を表示する(ステップS1107)。図9、10の例では、表示エリア107だけに伝文一覧が表示されており、表示エリア107にメッセージNo.「1261」対応する伝文「合金秤量プリセット」の一覧が表示されている。
また、図5に示すように、「連続表示」ボタン112が設定されている。表示エリア107の伝文一覧から伝文を選択指定した後に、「連続表示」ボタン112を押下すると、図12に示すように、その選択指定された伝文に含まれるデータ項目ごとに、項目名称、型、単位、バイト数、データ値の変遷が一覧表示される(連続表示)。
図13は、「連続表示」ボタン112が押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。「連続表示」ボタン112が押下されると(ステップS1301)、表示エリア107において伝文が選択指定されているかどうかを判断し(ステップS1302)、選択指定されていない場合はその旨を画面上で通知する(ステップS1303)。伝文が選択指定されている場合、図12に示すように、連続表示を表示する(ステップS1305)。
これら図9〜13で説明した機能は、旧制御用計算機1と新制御用計算機2とを並列稼動させて、新制御用計算機2の機能検証を行うためだけでなく、例えば新制御用計算機2の機能検証が済んで、旧制御用計算機1を撤去した後に、新制御用計算機2における入出力伝文をチェックするために利用することも可能である。
なお、以上述べた実施形態の情報処理装置700は、具体的にはコンピュータシステム或いは装置により構成されるものである。したがって、上述した機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
本実施形態の情報処理システムの概略構成を示す図である。 制御用計算システムの概略構成を示す図である。 情報処理装置の機能構成を示す図である。 仕様書の一例を示す図である。 情報処理装置の表示装置に表示される画面の一例を示す図である。 「伝文1読込み」ボタンが押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 「伝文比較/表示」ボタンを押下したときの画面の一例を示す図である。 「伝文比較/表示」ボタンが押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 情報処理装置の表示装置に表示される画面の一例であり、図5に示す画面をスクロールした状態を示す図である。 「メッセージNo.で表示」ボタンを押下したときの画面の一例を示す図である。 「メッセージNo.で表示」ボタンが押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。 「連続表示」ボタンを押下したときの画面の一例を示す図である。 「連続表示」ボタンが押下された場合の処理動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 旧制御用計算機
1a 記録装置
2 新制御用計算機
2a 記録装置
3 上位システム
4 ハブ
5 下位システム
6 ハブ
7 情報処理装置
71 伝文フォーマット格納部
72 取得部
73 紐付け部
74 比較チェック部
75 表示制御部

Claims (4)

  1. 上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方、第1の計算機、及び第2の計算機からなり、それらの間で複数の種類の伝文をやり取りするシステムにおいて、
    上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データが並列的に入力されて並列稼動する第1の計算機及び第2の計算機に接続され、前記伝文である入力データに対する第1の計算機と第2の計算機それぞれにおける出力データである伝文に基づき第2の計算機の機能検証を行う情報処理装置であって、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機における、前記入力データに対するそれぞれの出力データの伝文を、前記第1の計算機及び前記第2の計算機からの送信時刻の情報とともに取得する取得手段と、
    前記出力データは複数の名称の伝文であり、各名称の伝文について含まれるデータ項目それぞれのデータ項目名称を含む予め作成された仕様書の情報を格納する格納手段と、
    前記仕様書の情報を参照して、前記第1の計算機及び前記第2の計算機におけるそれぞれ出力データの伝文に伝文の名称とデータ項目名称とを紐付ける紐付け手段と、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの出力データである、ユーザにより設定された期間における複数の伝文を、伝文の名称とデータ項目名称を紐付けた状態で、表示装置に第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれについて伝文一覧として一覧表示する表示制御手段と、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの前記伝文一覧における伝文のうち、ユーザにより選択された同じ名称の伝文について各データ項目のデータ値を比較する比較チェック部と、を備え、
    前記表示制御手段は、データ値が異なるときに前記第2の計算機の出力データの伝文について前記表示装置にNGを表示することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記第1の計算機及び第2の計算機はそれぞれ製造プラントにおける制御用計算機であり、
    該第1の計算機は旧制御用計算機、該第2の計算機は新設の計算機であり、
    前記取得手段は、ハブを介して第1の計算機及び第2の計算機から伝文を取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方、第1の計算機、及び第2の計算機からなり、それらの間で複数の種類の伝文をやり取りするシステムにおいて、
    上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データが入力され、その入力データに対する出力データである伝文を出力する旧計算機を新計算機に更新する場合に、前記旧計算機と前記新計算機とを並列稼動させて、前記新計算機の機能検証を行うための新計算機の機能検証支援方法であって、
    前記旧計算機である第1の計算機及び前記新計算機である第2の計算機に、前記上位システム及び下位システムの両方またはいずれか一方から複数のデータ項目を含む伝文である入力データを並列的に入力するようにシステム構築した上で、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機における、前記入力データに対するそれぞれの出力データの伝文を、前記第1の計算機及び前記第2の計算機からの送信時刻の情報とともに取得する工程と、
    前記出力データは複数の名称の伝文であり、各名称の伝文について含まれるデータ項目それぞれのデータ項目名称を含む、予め作成された仕様書の情報を伝文フォーマット格納部に格納する工程と、
    前記仕様書の情報を参照して、前記第1の計算機及び前記第2の計算機におけるそれぞれ出力データの伝文に伝文の名称とデータ項目名称とを紐付ける工程と、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの出力データである、ユーザにより設定された期間における複数の伝文を、伝文の名称とデータ項目名称を紐付けた状態で、表示装置に第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれについて伝文一覧として一覧表示する表示制御工程と、
    前記第1の計算機及び前記第2の計算機それぞれの前記伝文一覧における伝文のうち、ユーザにより選択された同じ名称の伝文について各データ項目のデータ値を比較する比較チェック工程と、を具備し、
    前記表示制御工程は、データ値が異なるときに前記第2の計算機の出力データの伝文についてNGを前記表示装置に表示することを特徴とする新計算機の機能検証支援方法。
  4. 請求項3に記載の新計算機の機能検証支援方法における各工程の処理をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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