JP4948132B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
このような吸収性物品によれば、吸収体が吸収性物品本体の外周縁より長手方向に突出されているので、突出された吸収体により吸収性物品本体より広い領域にて液体を吸収させることができる。そして、吸収体が吸収性物品本体の外周縁より長手方向に突出されている吸収性物品の吸収体を単独で折り畳むことにより吸収性物品のサイズを小さくすることが可能である。このため、サイズを小さく抑えつつ長手方向において、より広い領域にて液体を吸収させることができる吸収性物品を実現することが可能である。
このような吸収性物品によれば、幅が狭い吸収体が突出しているので、吸収体を幅が狭い部位に入り込ませて、長手方向において吸収性物品本体より広い領域にて液体を吸収させることが可能である。このような吸収性物品は例えば、経血等の液体を吸収させるために用いられ、畳まれている幅の狭い吸収体を伸ばし、伸ばした吸収体を身体の溝に沿わせて入り込ませて配置させることが可能である。このため、長手方向において吸収性物品本体より広い領域にて、溝に沿って流れる液体を吸収させることが可能であり、また、真っ直ぐ下方に流れる液体を吸収性物品本体および吸収体で効果的に吸収させることが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収体が一方の端部のみにて接合された状態とすることが可能である。そして、吸収体の接合されていない端部側を吸収性物品本体から分離させることが可能である。このため、例えば、吸収性物品を経血等の液体を吸収させるために用いる場合に、吸収体を吸収性物品本体から分離させて確実に身体の溝に入り込ませて液体を吸収させる吸収性物品として好適である。このとき、吸収性物品本体より吸収体が長く形成されているとより好適であるが、吸収体を長くすると吸収性物品自身のサイズが大きくなってしまい携帯性が損なわれる畏れがある。そこで、上記吸収性物品のように、吸収体を吸収性物品本体とは別に単独で折り畳むことにより、携帯性の良い吸収性物品を実現することが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収体と吸収性物品本体とが重なり合った部位では、吸収体にて吸収できなかった液体を吸収性物品本体にて受けることにより、吸収性物品外への液体の漏れを防止する構造を実現させつつ、吸収体の吸収性物品本体から突出されている部位にて、長手方向に沿って漏れる液体を吸収させることが可能である。このとき、吸収体は吸収性物品本体より長く形成されているので、吸収性物品自身のサイズが大きくなってしまい携帯性が損なわれる畏れがある。そこで、上記吸収性物品のように、吸収体の吸収性物品本体より突出する部位を吸収性物品本体とは別に単独で折り畳むことにより、携帯性の良い吸収性物品を実現することが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体より突出される吸収体が畳まれており、畳まれている部位側の端部は剥離可能に仮接合されているので、吸収体が折り畳まれた状態を維持させることが可能であり、かつ、仮接合されている部位を剥離させて吸収体を容易に伸ばした状態とすることが可能である。
このような吸収性物品によれば、長手方向に突出される吸収体が折り畳まれている領域は、長手方向に沿って折り返されているので、吸収体を整然と、また、よりコンパクトに折り畳むことが可能である。
このような吸収性物品によれば、長手方向に突出される吸収体は折り返された部位側の端が、吸収性物品本体より突出される方向に向けられて配置されているので、吸収体の端部を長手方向に引っ張るだけで、折り畳まれている吸収体を容易に伸ばすことが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体および吸収体にて各々液体を吸収させることが可能である。
このような吸収性物品は、吸収体が折り畳まれている状態と、吸収体が引き伸ばされた状態との2つの状態をなすことが可能である。このため、例えば、広い範囲にて液体を吸収する必要がない場合には、吸収体が折り畳まれた状態で用い、広い範囲にて液体を吸収する必要がある場合には、吸収体が伸長された状態で用いることが可能である。このため、用途に合わせた2つの使用方法にて使用することが可能である。
まず、本実施形態に係る吸収性物品の構成の概要について説明する。本実施形態の吸収性物品は、生理用ナプキンであり、以下では身体に接触する側を表面側とし、下着に接する側を裏面側とし、装着時に人体の前側に位置する端を前端、後側に位置する端を後端として説明する。
図示するように、本実施形態における吸収性物品1は所定方向に長い形状をなし、経血等の液体を吸収するためのほぼ長方形状をなす吸収性物品本体としてのベース吸収体10と、ベース吸収体10の裏面に設けられた裏面シート30と、ベース吸収体10の表面に接合され、ベース吸収体10の幅方向における中央に長手方向に沿って配置された吸収体としてのトップ吸収体20と、を備えている。裏面シート30は、ベース吸収体10及びトップ吸収体20に吸収されるべき液体の裏面側への漏れを防止するために設けられている。
本実施形態のおいては、トップ吸収体20の後端側の比較的狭い領域を補強して補強部25とし吸収体素材12aをトップ吸収体20の広い領域に長く設けたが、トップ吸収体20は身体の溝に入り込ませるべく後端側を摘んで引き上げやすくするために長く形成されている場合がある。このため、吸収体素材12aは必要以上に長くする必要はなく、身体の溝に密着されて流出する液体を吸収し得る容量を備えていれば、例えば、図10に示すように、吸収体素材12aの領域を短く、補強部25を長くしてもよい。
上記実施形態においては、トップ吸収体20の、ベース吸収体10の後端縁より突出する部位をベース吸収体10の後端側にて、表裏面方向において三層に折り重なるように折り畳む例について説明したが、折り畳み方はこれに限らない。例えば、図11に示すように、ベース吸収体10の表面上に波形状に折り畳まれている領域を有していてもよい。
上記実施形態では、ベース吸収体10とトップ吸収体20とが前端20a側のみ本接合されて後端側が離間可能に形成されている例について説明したが、ベース吸収体10と重なる部位が長手方向に亘ってベース吸収体10の表面に接着剤等により本接合されたトップ吸収体20が、ベース吸収体10の後端縁より突出していてもよい。この場合には、図12に示すように、未使用時のトップ吸収体20は、伸ばした際にベース吸収体10に本接合されている部位の後端縁付近にて表面側に折り返され、折り返された部位12cは折り返し位置Rより前端側に、前端の方向に向かって折り返される。トップ吸収体20の折り返された部位12cは、トップ吸収体20の後端20b部がベース吸収体10の後端10a部においてラウンドシール加工されている後端縁より僅かに後方に突出し、かつ、トップ吸収体20の後端20b部が吸収性物品1の後方に向くように、折り返し位置Sにてさらに折り返されている。そして、トップ吸収体20の後端20b側は、ベース吸収体10の後端10a部においてラウンドシール加工されている部位に補強部25が仮接合されている。
上記実施形態においては、説明の便宜上、ベース吸収体10が幅方向の中央に1つの吸収体基材12を備える構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、ベース吸収体10における幅方向の両端部に、それぞれ、長手方向に沿って側部吸収体を備える構成としてもよい。また、側部吸収体に代えて、前記両端部のそれぞれに立体ギャザーを備える構成としてもよい。
12a 吸収体素材、12b 薄肉部、12c 折り返された部位、
14 表面シート、16 中間シート、19 深溝エンボス、20 トップ吸収体、
20a 前端、20b 後端、22 フック材、25 補強部、25a 把持部、
26 補強部、27 液不透過シート、30 裏面シート、32 保持部、
34 剥離シート、35 接着剤、36 包装シート、36a 前端、
36b 後端、36c 縁部、38 リードテープ、
Z 身体排泄口部位当接想定位置、P 折り返し位置、Q 折り返し位置、
R 折り返し位置、S 折り返し位置
Claims (8)
- 吸収性物品本体と、
前記吸収性物品本体に長手方向に沿って重ねられ、前記吸収性物品本体の外周縁より前記長手方向に突出させて前記吸収性物品本体と接合された吸収体と、を有し、
前記吸収体は、前記吸収性物品本体とは別に単独で折り畳まれている領域を有し、
前記吸収体が折り畳まれた状態では、前記吸収性物品本体とともに身体に当接されるように装着され、
前記吸収体が伸長された状態では、当該吸収体が身体の溝部に入り込むように装着されることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体における前記長手方向と交差する方向の幅は、前記吸収性物品本体における前記長手方向と交差する方向の幅より狭いことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1または請求項2に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、前記吸収性物品本体に、前記長手方向における一方の端部が剥離不能に接合されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1または請求項2に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、前記吸収性物品本体と重なる部位が剥離不能に接合されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、折り畳まれている領域側の端部が、前記吸収性物品本体に剥離可能に仮接合されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、前記長手方向に沿って折り返され、折り返された部位は重ねられていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項6に記載の吸収性物品であって、
前記吸収体の前記折り返された部位側の端が、前記吸収性物品本体より突出される方向に向けられて配置されていることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収性物品本体は、前記吸収体と異なる他の吸収体を備えていることを特徴とする吸収性物品。
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