JP4948132B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を吸収するための吸収性物品に関する。
従来、経血などの所定の液体を吸収する吸収性物品として、液体を吸収する本体部と、本体部の表面に部分的に接合された表面構造体とを有し、本体部の裏面には液体の漏れを防止するためにポリエチレン等の液不透過性シートが設けられた吸収性物品が知られている(例えば、特許文献1参照)。近年、このような吸収性物品は、使用時に表面構造体を身体の前後方向に沿うように配置し、前方側を本体部に固定し後方側を本体部と分離可能とし、後方側の部位が臀部の溝に入り込むように装着することにより、ずれを防止することが考えられている。そして使用する際には、使用者が表面構造体の後端側を後方に引き上げることで、表面構造体を臀部の溝に配置させることが考えられる。
特開2003−79662号公報
上記のような従来の吸収性物品は、表面構造体の前方が固定されているだけでは表面構造体の後端部の位置が不安定であり、使用者は表面構造体の後端部を掴みにくいため、使用するまでは剥離可能な程度に本体部に仮固定されていることが望ましい。そして、上記のような吸収性物品を使用する際には、使用者は表面構造体の後端側を引き上げるために表面構造体の後端部を把持しなければならない。また、表面構造体の後端部が本体部に仮固定されている場合には、仮固定を解除しなければならないため、確実に後端部を把持する必要がある。このため表面構造体の後端部を本体部より突出させることにより、本体部の後端部と重なる位置で表面構造体を本体部に仮固定しておくと突出した部位を把持し易くなる。しかしながら、表面構造体の後端部が本体部より突出していると、吸収性物品の全長が長くなるとともに包装された状態でもサイズが大きくなり携帯性が損なわれる畏れがあるという課題がある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、サイズを小さく抑えつつ吸収性能が高い吸収性物品を提供することを目的とする。
上記のような課題を解決するために、主たる本発明は、吸収性物品本体と、前記吸収性物品本体に長手方向に沿って重ねられ、前記吸収性物品本体の外周縁より前記長手方向に突出させて前記吸収性物品本体と接合された吸収体と、を有し、前記吸収体は、前記吸収性物品本体とは別に単独で折り畳まれている領域を有し、前記吸収体が折り畳まれた状態では、前記吸収性物品本体とともに身体に当接されるように装着され、前記吸収体が伸長された状態では、当該吸収体が身体の溝部に入り込むように装着されることを特徴とする吸収性物品である。
本発明によれば、サイズを小さく抑えつつ長手方向において、より広い領域にて液体を吸収させることができる吸収性物品を提供することが可能である。また、吸収体が折り畳まれている状態と、吸収体が引き伸ばされた状態との2つの状態をなすことが可能である。このため、例えば、広い範囲にて液体を吸収する必要がない場合には、吸収体が折り畳まれた状態で用い、広い範囲にて液体を吸収する必要がある場合には、吸収体が伸長された状態で用いることが可能である。このため、用途に合わせた2つの使用方法にて使用することが可能である。
本明細書及び図面には、少なくとも次の事項が開示されている。
吸収性物品本体と、前記吸収性物品本体に長手方向に沿って重ねられ、前記吸収性物品本体の外周縁より前記長手方向に突出させて前記吸収性物品本体と接合された吸収体と、を有し、前記吸収体は、前記吸収性物品本体とは別に単独で折り畳まれている領域を有する吸収性物品である。
このような吸収性物品によれば、吸収体が吸収性物品本体の外周縁より長手方向に突出されているので、突出された吸収体により吸収性物品本体より広い領域にて液体を吸収させることができる。そして、吸収体が吸収性物品本体の外周縁より長手方向に突出されている吸収性物品の吸収体を単独で折り畳むことにより吸収性物品のサイズを小さくすることが可能である。このため、サイズを小さく抑えつつ長手方向において、より広い領域にて液体を吸収させることができる吸収性物品を実現することが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体における前記長手方向と交差する方向の幅は、前記吸収性物品本体における前記長手方向と交差する方向の幅より狭いことが望ましい。
このような吸収性物品によれば、幅が狭い吸収体が突出しているので、吸収体を幅が狭い部位に入り込ませて、長手方向において吸収性物品本体より広い領域にて液体を吸収させることが可能である。このような吸収性物品は例えば、経血等の液体を吸収させるために用いられ、畳まれている幅の狭い吸収体を伸ばし、伸ばした吸収体を身体の溝に沿わせて入り込ませて配置させることが可能である。このため、長手方向において吸収性物品本体より広い領域にて、溝に沿って流れる液体を吸収させることが可能であり、また、真っ直ぐ下方に流れる液体を吸収性物品本体および吸収体で効果的に吸収させることが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記吸収性物品本体に、前記長手方向における一方の端部が剥離不能に接合されていることを特徴とする。
このような吸収性物品によれば、吸収体が一方の端部のみにて接合された状態とすることが可能である。そして、吸収体の接合されていない端部側を吸収性物品本体から分離させることが可能である。このため、例えば、吸収性物品を経血等の液体を吸収させるために用いる場合に、吸収体を吸収性物品本体から分離させて確実に身体の溝に入り込ませて液体を吸収させる吸収性物品として好適である。このとき、吸収性物品本体より吸収体が長く形成されているとより好適であるが、吸収体を長くすると吸収性物品自身のサイズが大きくなってしまい携帯性が損なわれる畏れがある。そこで、上記吸収性物品のように、吸収体を吸収性物品本体とは別に単独で折り畳むことにより、携帯性の良い吸収性物品を実現することが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記吸収性物品本体と重なる部位が剥離不能に接合されていることとしてもよい。
このような吸収性物品によれば、吸収体と吸収性物品本体とが重なり合った部位では、吸収体にて吸収できなかった液体を吸収性物品本体にて受けることにより、吸収性物品外への液体の漏れを防止する構造を実現させつつ、吸収体の吸収性物品本体から突出されている部位にて、長手方向に沿って漏れる液体を吸収させることが可能である。このとき、吸収体は吸収性物品本体より長く形成されているので、吸収性物品自身のサイズが大きくなってしまい携帯性が損なわれる畏れがある。そこで、上記吸収性物品のように、吸収体の吸収性物品本体より突出する部位を吸収性物品本体とは別に単独で折り畳むことにより、携帯性の良い吸収性物品を実現することが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、折り畳まれている領域側の端部が、前記吸収性物品本体に剥離可能に仮接合されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体より突出される吸収体が畳まれており、畳まれている部位側の端部は剥離可能に仮接合されているので、吸収体が折り畳まれた状態を維持させることが可能であり、かつ、仮接合されている部位を剥離させて吸収体を容易に伸ばした状態とすることが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体は、前記長手方向に沿って折り返され、折り返された部位は重ねられていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、長手方向に突出される吸収体が折り畳まれている領域は、長手方向に沿って折り返されているので、吸収体を整然と、また、よりコンパクトに折り畳むことが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体の前記折り返された部位側の端が、前記吸収性物品本体より突出される方向に向けられて配置されていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、長手方向に突出される吸収体は折り返された部位側の端が、吸収性物品本体より突出される方向に向けられて配置されているので、吸収体の端部を長手方向に引っ張るだけで、折り畳まれている吸収体を容易に伸ばすことが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収性物品本体は、前記吸収体と異なる他の吸収体を備えていることが望ましい。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体および吸収体にて各々液体を吸収させることが可能である。
かかる吸収性物品であって、前記吸収体が折り畳まれた状態では、前記吸収性物品本体とともに身体に当接されるように装着され、前記吸収体が伸長された状態では、当該吸収体が身体の溝部に入り込むように装着されることが望ましい。
このような吸収性物品は、吸収体が折り畳まれている状態と、吸収体が引き伸ばされた状態との2つの状態をなすことが可能である。このため、例えば、広い範囲にて液体を吸収する必要がない場合には、吸収体が折り畳まれた状態で用い、広い範囲にて液体を吸収する必要がある場合には、吸収体が伸長された状態で用いることが可能である。このため、用途に合わせた2つの使用方法にて使用することが可能である。
===実施形態===
まず、本実施形態に係る吸収性物品の構成の概要について説明する。本実施形態の吸収性物品は、生理用ナプキンであり、以下では身体に接触する側を表面側とし、下着に接する側を裏面側とし、装着時に人体の前側に位置する端を前端、後側に位置する端を後端として説明する。
図1は本実施形態に係る吸収性物品の表面側を示す平面図、図2は本実施形態に係る吸収性物品の裏面側を示す図、図3は図1におけるX−X断面図、図4は図1におけるY−Y断面図、図5は未使用時におけるY−Y方向から見た断面図、図6は本実施形態に係る吸収性物品を示す斜視図、図7はトップ吸収体を示す平面図、図8(a)は図7におけるA−A断面図、図8(b)は図7におけるB−B断面図、図8(c)は図7におけるC−C断面図である。
<<吸収性物品>>
図示するように、本実施形態における吸収性物品1は所定方向に長い形状をなし、経血等の液体を吸収するためのほぼ長方形状をなす吸収性物品本体としてのベース吸収体10と、ベース吸収体10の裏面に設けられた裏面シート30と、ベース吸収体10の表面に接合され、ベース吸収体10の幅方向における中央に長手方向に沿って配置された吸収体としてのトップ吸収体20と、を備えている。裏面シート30は、ベース吸収体10及びトップ吸収体20に吸収されるべき液体の裏面側への漏れを防止するために設けられている。
本吸収性物品1では、吸収性物品1の幅方向における中心線上であって、長手方向における中央より前端側に、身体排泄口部位が吸収性物品1に当接することが想定される身体排泄口部位当接想定位置Zが位置している。すなわち、吸収性物品1は、身体排泄口部位当接想定位置Zから後端側の長さが身体排泄口部位当接想定位置Zから前端側の長さより長く形成されている。
ベース吸収体10は、シート状のパルプを粉砕した粉砕パルプと高吸収性ポリマーと熱融着性繊維とを有する液体吸収部材としての吸収体素材12aを例えばティッシュペーパー等の薄葉紙(不図示)にて所定の厚さのシート状に包んだ他の吸収体としての吸収体基材12と、吸収体基材12の表面であって幅方向の中央部分に貼り付けられた表面シート14とを有している。薄葉紙と表面シート14とはいずれも液透過性シートである。また、薄葉紙は、高吸収性ポリマーの粒子より目の細かなシートであり、吸収体基材12から外部に高吸収性ポリマーが漏れることを防止する。表面シート14は身体に接触する表面側に位置するため、薄葉紙より柔らかなシートが用いられている。
ベース吸収体10の長手方向の長さは、例えば装着時に身体排泄口部位当接想定位置Zより前方に約40mmの位置から後方側は会陰部が十分覆われる程度の長さを有し、ベース吸収体10の全長が、一般的に昼用の所謂レギュラーサイズとして用いられる吸収性物品のように約220mmに設定されている。
裏面シート30は、ポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性かつ液不透過性のシートである。裏面シート30は、ベース吸収体10より十分に広く形成され、幅方向の両側には、長手方向において身体排泄口部位当接想定位置Zを中心とする所定領域に、幅方向外側に延出された保持部32が形成されている。また、裏面シート30とベース吸収体10とは、少なくとも前端部および後端部に、吸収性物品1の外周縁部を加熱圧着するラウンドシール加工が施されている。ここで、端部とは輪郭部の端縁(エッジ)のみを示すものではなく、端縁を含みその近傍を示している。このため、本接合される一方の端部および仮接合される他方の端部では、必ずしも端縁が接合されているとは限らない。以下の説明における「端部」も同様である。
裏面シート30の裏面側であって、表面側にベース吸収体10が存在する領域付近と保持部32とには、接着剤35を介して剥離シート34(図2、図9)が設けられている。吸収性物品1の使用時には、剥離シート34が剥がされて裏面シート30が下着の内側に当接されると共に、保持部32が外側に折り返されて下着の外面に当接され、裏面シート30と下着との間に介在された接着剤35により、吸収性物品1が下着に保持される。なお、剥離シート34には剥離剤が塗布されているので、接着剤35を裏面シート30に残した状態で、剥離シート34を裏面シート30から容易に剥がすことが可能である。
本実施形態においては、シート部材としての裏面シート30をポリエチレンやポリプロピレン等の熱可塑性かつ液不透過性のシートとしたが、裏面シート30は熱可塑性かつ液不透過性のシートを含み、例えば薄葉紙や不織布等が積層されたシート状の部材を用いてもよい。
トップ吸収体20はベース吸収体10と同様に、粉砕パルプと高吸収性ポリマーと熱融着性繊維とからなる液体吸収部材としての吸収体素材12aを有し、身体に接触する表面側に、表面シート14より液体保持力の高い液透過性の中間シート16を備え、その外周をベース吸収体10と同様の表面シート14が包んでいる。中間シート16は、表面シート14より密度が高く表面張力による吸収性が高い部材であり、表面シート14の内側に中間シート16を設けることにより、表面シート14に浸透した液体を、表面シート14より液の引き込み性が高い中間シート16側に移動させている。
トップ吸収体20は、ベース吸収体10より長手方向と交差する方向の幅が狭く形成され、トップ吸収体20がベース吸収体10の表面側に、長手方向に沿って配置される。そして、トップ吸収体20の前端20a側及び後端20b側には、表面シート14のみが折り畳まれ、畳まれた表面シート14の間に接着剤が介在された状態でエンボス加工が施されることにより補強された補強部25、26が形成されている。この補強部25、26には吸収体素材12a及び中間シート16は存在しない。
また、トップ吸収体20は、前端20a側の補強部26がベース吸収体10の前端側に本接合され、後端20b側はベース吸収体10から離間可能に形成されている。ここで本接合とは、トップ吸収体20とベース吸収体10とを故意に分離させようとすると、トップ吸収体20とベース吸収体10の少なくともいずれか一方の破損を伴うことが余儀なくされる程度に強固に接合された剥離不能な状態を示している。例えば図1に示すように、加熱圧着により深溝エンボス19が形成されるようなエンボス加工が施されている。ここで、トップ吸収体20の補強部26とベース吸収体10の前端側との本接合の方法は、必ずしもエンボス加工には限定されず、例えばホットメルト系接着剤のみを用いて接合してもよい。
トップ吸収体20は、前端側がベース吸収体10の前端側に本接合された際に、吸収体素材12aがベース吸収体10の後端縁より外側に突出するように形成されている。そして、トップ吸収体20の吸収体素材12aが、少なくともベース吸収体10の後端縁より突出する部位には、トップ吸収体20のベース吸収体10側の面に前述した裏面シート30と同様の液不透過シート27が設けられている。液不透過シート27は、ベース吸収体10から分離されて装着されたトップ吸収体20の裏面側からの液体の漏れを防止するために設けられており、トップ吸収体20の裏面側全域に設けられていたり、トップ吸収体20の後端側を包むように表面側に亘って設けられていてもよい。
また、トップ吸収体20の幅方向における中央部には、後端側のほぼ半分の領域に長手方向に沿って、図8(b)に示すように、吸収体素材12aの量を他の部位より少なくした薄肉部12bが形成されている。この薄肉部12bによりトップ吸収体20は長手方向に沿って表面側が山となって連なるように折れ曲がり易く形成されている。
また、後端20b側の補強部25における吸収体素材12a側の部位25bのベース吸収体10側の面に、使用時にトップ吸収体20の後端20b側を下着に固定するためのフック材22が設けられている。このフック材22は、例えば、メカニカルファスナーの雄材である。
吸収性物品1は、トップ吸収体20の後端20b部がベース吸収体10の外周縁、すなわち後端縁より突出されているので、この状態では、吸収性物品1としての全長が長く携帯性が悪く、またトップ吸収体20の後端20b側が接合されていないため、例えば製造時等にトップ吸収体20の位置が不安定である。このため、未使用時には、トップ吸収体20の後端側を折り畳むとともに、後端20b側の補強部25をベース吸収体10の後端10a部に仮接合している。ここで、仮接合とは、ベース吸収体10及びトップ吸収体20の機能を損なうことなく使用者がトップ吸収体20をベース吸収体10から容易に剥離して分離することができる程度に接合された剥離可能な状態を示している。
図5に示すように、未使用時のトップ吸収体20は、伸ばした際にベース吸収体10が有する吸収体素材12aの後端とほぼ一致する長さにて折り返され、折り返され部位12cは折り返し位置Pより前端側のトップ吸収体20とベース吸収体10との間に、前端側に向かって折り返される。トップ吸収体20の折り返された部位12cは、トップ吸収体20の後端20b部がベース吸収体10の後端部においてラウンドシール加工されている後端縁より僅かに後方に突出され、かつ、トップ吸収体20の後端20b部が吸収性物品1の後方に向くように折り返し位置Qにてさらに折り返されている。
そして、未使用時には、トップ吸収体20の後端20b側は、ベース吸収体10の後端10a部においてラウンドシール加工されている部位に補強部25が仮接合されている。ベース吸収体10とトップ吸収体20の後端20b側の補強部25とが重ねられた部位はエンボス加工により圧着されて仮接合されているが、フック材22も、未使用時にトップ吸収体20の後端20b側とベース吸収体10の表面シート14とを仮接合すべく機能する。なお、ここではフック材22を仮接合するために用いることを示しているが、仮接合の方法はエンボス加工による圧着のみでも、また、フック材22の代わりに接着してもよく、これらに限らない。
次に、包装された形態の吸収性物品1について説明する。図9は、吸収性物品が包装される状態を説明するための図である。
包装された形態の吸収性物品1は、保持部32が表面側に折り曲げられるとともに、両側の保持部32と裏面側とにそれぞれ、接着剤35を覆う剥離シート34が設けられている。剥離シート34が設けられた状態の吸収性物品1は、裏面側に配置された長方形状の包装シート36とともに、長手方向に沿って巻き込むように表面側に折り畳まれている。このとき、包装シート36におけるベース吸収体10の後端10a側の端部(以下、包装シート36の後端36bという)は、吸収性物品1より長く延出されて接着剤が僅かに塗布されており、吸収性物品1と共に包装シート36を折り曲げた際にトップ吸収体20の表面側に折り畳まれた保持部32に設けられた剥離シート34の剥離処理されていない側に極弱い接着力で接着される。そして、包装シート36における前端36a側に設けられたリードテープ38が、吸収性物品1とともに既に折り曲げられている後端36b側の包装シート36の外面に貼り付けられている。吸収性物品1とともに折り畳まれた包装シート36は、その長手方向に沿う縁部36cが接着されて封止され、袋状となった包装シート36内に吸収性物品1が収容された状態で使用者に供給される。
包装された吸収性物品1は、使用者によりリードテープ38が剥がされ包装シート36が開かれると前端1aが露出される。露出された吸収性物品1の前端1aと、リードテープ38が付いた包装シート36とが引きはがされることにより、吸収性物品1が容易に取り出されるように構成されている。取り出された吸収性物品1は、裏面側の剥離シート34が剥がされて下着の適宜な位置に配置される。そして、保持部32の剥離シート34が剥がされて下着側に折り返され、下着の外側に接着剤35にて貼着することにより下着に固定される。吸収性物品1が固定された下着が身体側に引き上げられた後、使用者によりトップ吸収体20の補強部25おける後端20b側の部位、すなわち把持部25aが把持されてトップ吸収体20が引き上げられることにより、ベース吸収体10とトップ吸収体20との仮接合が解除されるとともに、折り畳まれていたトップ吸収体20が引き伸ばされる。引き伸ばされたトップ吸収体20は、吸収体素材12aが設けられている部位がベース吸収体10の外周縁(後端10a)より後方に突出されるとともに、ベース吸収体10から離間される。
その後、使用者が把持部25aを長手方向(ほぼ上下方向)に移動させることにより、トップ吸収体20が身体排泄口部位及び身体排泄口部位近傍の身体の溝部に密着するようにトップ吸収体20の位置が調整される。トップ吸収体20が位置調整された状態で、下着の後ろ身頃の肌側表面もしくは下着の縁部にて折り曲げられて固定される。これにより、トップ吸収体20は使用者の身体の前方側から身体の溝部に沿って後方側に至るように密着させて配置されることにより身体に好適に当接された状態でトップ吸収体20が位置決めされ、ベース吸収体10は身体の溝部のほぼ外側であって下方に位置される。
図10は、トップ吸収体の変形例を示す図である。
本実施形態のおいては、トップ吸収体20の後端側の比較的狭い領域を補強して補強部25とし吸収体素材12aをトップ吸収体20の広い領域に長く設けたが、トップ吸収体20は身体の溝に入り込ませるべく後端側を摘んで引き上げやすくするために長く形成されている場合がある。このため、吸収体素材12aは必要以上に長くする必要はなく、身体の溝に密着されて流出する液体を吸収し得る容量を備えていれば、例えば、図10に示すように、吸収体素材12aの領域を短く、補強部25を長くしてもよい。
図11は、トップ吸収体の畳み方の変形例を示す図である。
上記実施形態においては、トップ吸収体20の、ベース吸収体10の後端縁より突出する部位をベース吸収体10の後端側にて、表裏面方向において三層に折り重なるように折り畳む例について説明したが、折り畳み方はこれに限らない。例えば、図11に示すように、ベース吸収体10の表面上に波形状に折り畳まれている領域を有していてもよい。
上記実施形態の吸収性物品1によれば、ベース吸収体10の外周縁(後端)10aより長手方向に突出され、長手方向においてベース吸収体10より広い領域にて液体を吸収させることが可能な吸収性物品1のトップ吸収体20を単独で折り畳むことにより吸収性物品1のサイズを小さくすることが可能である。
そして、折り畳まれているトップ吸収体20は幅が狭いので、引き伸ばしてベース吸収体10より突出させると、幅が狭い身体の溝に入り込ませて経血等の液体を効果的に吸収させることが可能である。このとき、伸ばしたトップ吸収体20により身体の溝に沿って流れる液体を吸収させることが可能であり、また、真っ直ぐ下方に流れる液体をベース吸収体10およびトップ吸収体20で効果的に吸収させることが可能である。このため、サイズを小さく抑えつつ長手方向において、より広い領域にて液体を吸収させることができる吸収性物品1を実現することが可能である。
また、トップ吸収体20は、長手方向に沿って折り返され、折り返された部位は重ねられているので、トップ吸収体20を整然と、また、よりコンパクトに折り畳むことが可能である。そして、トップ吸収体20の折り返された部位側の端、すなわち後端20bが、ベース吸収体10より突出される方向に向けられて配置されているので、トップ吸収体20の後端20bを長手方向に引っ張るだけで、折り畳まれているトップ吸収体20を容易に伸ばすことが可能である。さらに、トップ吸収体20は、折り畳まれている領域側の端部、すなわち後端20b部が、ベース吸収体10に剥離可能に仮接合されているので、仮接合されている後端20bを剥離させてトップ吸収体20を容易に伸ばした状態とすることが可能である。
上記実施形態では、トップ吸収体20が折り畳まれた状態を未使用時の状態として説明したが、トップ吸収体20が畳まれた状態で使用することも可能である。例えば、昼などの身体がほぼ起立した状態であり、広い範囲にて液体を吸収する必要がない場合には、トップ吸収体20が折り畳まれた状態でベース吸収体10とともに身体に当接されるように装着する。また、就寝時などのように身体が横になり広い範囲にて液体を吸収する必要がある場合には、トップ吸収体20が伸長させてトップ吸収体20が身体の溝部に入り込むように装着する。このように、吸収性物品1のトップ吸収体20が折り畳まれた状態と伸長された状態との2つの形態にて、用途に合わせて使用することが可能である。
図12は、吸収性物品の第1変形例を示す図である。
上記実施形態では、ベース吸収体10とトップ吸収体20とが前端20a側のみ本接合されて後端側が離間可能に形成されている例について説明したが、ベース吸収体10と重なる部位が長手方向に亘ってベース吸収体10の表面に接着剤等により本接合されたトップ吸収体20が、ベース吸収体10の後端縁より突出していてもよい。この場合には、図12に示すように、未使用時のトップ吸収体20は、伸ばした際にベース吸収体10に本接合されている部位の後端縁付近にて表面側に折り返され、折り返された部位12cは折り返し位置Rより前端側に、前端の方向に向かって折り返される。トップ吸収体20の折り返された部位12cは、トップ吸収体20の後端20b部がベース吸収体10の後端10a部においてラウンドシール加工されている後端縁より僅かに後方に突出し、かつ、トップ吸収体20の後端20b部が吸収性物品1の後方に向くように、折り返し位置Sにてさらに折り返されている。そして、トップ吸収体20の後端20b側は、ベース吸収体10の後端10a部においてラウンドシール加工されている部位に補強部25が仮接合されている。
第1変形例の吸収性物品1によれば、ベース吸収体10とトップ吸収体20とが重なり合った部位では、ベース吸収体10とトップ吸収体20とにより、いずれも液体を吸収させるとともに、トップ吸収体20にて吸収できなかった液体をベース吸収体10にて確実に吸収させる構造を実現させつつ、ベース吸収体10より突出されている部位にて、長手方向に沿って流れる液体を吸収させることが可能である。この場合にもトップ吸収体20はベース吸収体10より長く形成されているので、吸収性物品1自身のサイズが大きくなってしまい携帯性が損なわれる畏れがある。このため、サイズを小さく抑えつつ長手方向において、より広い領域にて液体を吸収させることが可能な携帯性の良い吸収性物品1を実現することが可能である。
===その他の実施形態===
上記実施形態においては、説明の便宜上、ベース吸収体10が幅方向の中央に1つの吸収体基材12を備える構成について説明したが、これに限るものではない。例えば、ベース吸収体10における幅方向の両端部に、それぞれ、長手方向に沿って側部吸収体を備える構成としてもよい。また、側部吸収体に代えて、前記両端部のそれぞれに立体ギャザーを備える構成としてもよい。
上記実施形態においては、吸収性物品1、2が、吸収性物品本体としてのベース吸収体10が吸収体基材12と表面シート14とを有していたが、吸収性物品本体は、必ずしも吸収体基材12を有していなくともよい。図13は、吸収性物品の第2変形例を示す平面図である。図示するように、吸収性物品は2、吸収性物品本体が表面シート14のみにて構成されていてもよい。また、吸収性物品本体は、表面シート14の他にシート状の部材を積層した構成であっても構わない。
また、上記実施形態では、トップ吸収体20の吸収体素材12aと中間シート16との外周を表面シート14が包んでおり、トップ吸収体20の両端20a、20b側には、表面シート14のみが折り畳まれて接着された状態でエンボス加工が施されて補強部25、26が形成されている例について説明したが、トップ吸収体20は、補強部25、26にも吸収体素材12aが存在しても構わない。
また、上記実施形態においては、吸収性物品1の装着時に、トップ吸収体20が身体の溝部に密着するように位置調整された状態で、トップ吸収体20を固定するためのフック材22を、トップ吸収体20の後端側に設けた例について説明したが、フック材22のようなトップ吸収体20を固定するための部材は、必ずしも備えなくともよい。この場合には、トップ吸収体20を身体の溝部に入り込ませることにより、トップ吸収体20が挟み込まれて身体の溝部に保持される。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本実施形態に係る吸収性物品の表面側を示す平面図である。 本実施形態に係る吸収性物品の裏面側を示す図である。 図1におけるX−X断面図である。 図1におけるY−Y断面図である。 未使用時におけるY−Y方向から見た断面図である。 本実施形態に係る吸収性物品を示す斜視図である。 トップ吸収体を示す平面図である。 図8(a)は、図7におけるA−A断面図である。図8(b)は、図7におけるB−B断面図である。図8(c)は、図7におけるC−C断面図である。 吸収性物品が包装される状態を説明するための図である。 トップ吸収体の変形例を示す図である。 トップ吸収体の畳み方の変形例を示す図である。 吸収性物品の第1変形例を示す図である。 吸収性物品の第2変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 吸収性物品、1a 前端、10 ベース吸収体、12 吸収体基材、
12a 吸収体素材、12b 薄肉部、12c 折り返された部位、
14 表面シート、16 中間シート、19 深溝エンボス、20 トップ吸収体、
20a 前端、20b 後端、22 フック材、25 補強部、25a 把持部、
26 補強部、27 液不透過シート、30 裏面シート、32 保持部、
34 剥離シート、35 接着剤、36 包装シート、36a 前端、
36b 後端、36c 縁部、38 リードテープ、
Z 身体排泄口部位当接想定位置、P 折り返し位置、Q 折り返し位置、
R 折り返し位置、S 折り返し位置

Claims (8)

  1. 吸収性物品本体と、
    前記吸収性物品本体に長手方向に沿って重ねられ、前記吸収性物品本体の外周縁より前記長手方向に突出させて前記吸収性物品本体と接合された吸収体と、を有し、
    前記吸収体は、前記吸収性物品本体とは別に単独で折り畳まれている領域を有し、
    前記吸収体が折り畳まれた状態では、前記吸収性物品本体とともに身体に当接されるように装着され、
    前記吸収体が伸長された状態では、当該吸収体が身体の溝部に入り込むように装着されることを特徴とする吸収性物品。
  2. 請求項1に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体における前記長手方向と交差する方向の幅は、前記吸収性物品本体における前記長手方向と交差する方向の幅より狭いことを特徴とする吸収性物品。
  3. 請求項1または請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記吸収性物品本体に、前記長手方向における一方の端部が剥離不能に接合されていることを特徴とする吸収性物品。
  4. 請求項1または請求項2に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記吸収性物品本体と重なる部位が剥離不能に接合されていることを特徴とする吸収性物品。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、折り畳まれている領域側の端部が、前記吸収性物品本体に剥離可能に仮接合されていることを特徴とする吸収性物品。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体は、前記長手方向に沿って折り返され、折り返された部位は重ねられていることを特徴とする吸収性物品。
  7. 請求項6に記載の吸収性物品であって、
    前記吸収体の前記折り返された部位側の端が、前記吸収性物品本体より突出される方向に向けられて配置されていることを特徴とする吸収性物品。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の吸収性物品であって、
    前記吸収性物品本体は、前記吸収体と異なる他の吸収体を備えていることを特徴とする吸収性物品。
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