JP4946075B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ハンドル(操舵部材)に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用の電動モータとを備え、トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を流すように作成したPWM信号による電流を流して、電動モータを駆動する電動パワーステアリング装置に関するものである。
車両に装備される電動パワーステアリング装置は、車両の操舵力を電動モータにより補助するものであり、ハンドルが操舵軸を介して連結された舵取機構に、ハンドルに加えられた操舵トルクを検出するトルクセンサと、舵取機構の動作を補助する電動モータとを設け、トルクセンサが検出した操舵トルクに応じて電動モータを駆動させることによりハンドルへの操作力を軽減するように構成してある。
電動パワーステアリング装置が備える操舵補助用の電動モータには、近年、PWM(Pulse Width Modulation)制御されるブラシレスモータが採用されるようになって来ている。ブラシレスモータは、ロータに永久磁石を備え、ステータに回転磁界を発生させる波形形成回路を、ロータの回転位置の検出信号に基づいて制御することにより、ロータを回転させるモータであり、ブラシが無いので機械的なノイズ及びブラシによる電気的なノイズは発生しない。
また、ブラシレスモータをPWM制御する際は、モータの振動を抑制する為に、例えば、図7に示すように、PWM演算の周期(200μs)毎に、求めたデューティファクタを4等分し、4等分したデューティファクタを有する4つの小パルス信号に分割している。
特開2002−345283号公報
ブラシレスモータをPWM制御する電動パワーステアリング装置では、PWM演算を行う周期(例えば200μs)に応じた周波数(例えば5kHz)でモータが振動し、その周波数の騒音を発生させているという問題がある。この騒音を抑制する最も簡易な方法として、モータの振動する周波数が可聴帯域外(20kHz以上)となるような周期(50μs以下)でPWM演算する方法が挙げられるが、この場合、処理量が増大するので、処理能力の高い高価なマイクロコンピュータが必要となり、部品コストが上昇するという問題がある。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、マイクロコンピュータの処理量の増加は軽微でありながら、電動モータの振動、騒音を抑制することができる電動パワーステアリング装置を提供することを目的とする。
第1発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用の電動モータとを備え、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記電動モータを駆動する電動パワーステアリング装置において、前記周期毎の複数のPWM信号の一部のパルス幅を、残余のPWM信号のパルス幅と直前の周期の残余のPWM信号のパルス幅とに基づく補間により算出する手段を備え、該手段が算出したパルス幅により前記一部のPWM信号を作成するように構成してあることを特徴とする。
第2発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用のブラシレスモータとを備え、該ブラシレスモータの回転角を検出し、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を、前記回転角を変数とする関数に関連させて流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記ブラシレスモータを駆動する電動パワーステアリング装置において、検出した回転角に基づき前記ブラシレスモータの回転角速度を算出する回転角速度算出手段と、前記周期毎の複数のPWM信号の一部に対応する回転角、該回転角に基づき前記回転角速度算出手段が算出した回転角速度及び前記周期に基づき、残余のPWM信号に対応する回転角を算出する手段と、該手段が算出した回転角により前記関数を演算して、前記残余のPWM信号を作成する手段とを備えることを特徴とする。
第3発明に係る電動パワーステアリング装置は、操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用のブラシレスモータとを備え、該ブラシレスモータの回転角を検出し、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を、前記回転角を変数とする関数に関連させて流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記ブラシレスモータを駆動する電動パワーステアリング装置において、前記周期毎の複数のPWM信号の一部に対応する前記回転角、直前の周期の複数のPWM信号の一部に対応する前記回転角及び前記周期に基づく演算により、前記周期毎の複数のPWM信号の残余に対応する前記回転角を算出する手段と、該手段が算出した回転角により前記関数を演算して、前記複数のPWM信号の残余を作成する手段とを備えることを特徴とする。
第1発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、周期毎の複数のPWM信号の一部のパルス幅を、残余のPWM信号のパルス幅と直前の周期の残余のPWM信号のパルス幅とに基づく補間により算出し、算出したパルス幅により一部のPWM信号を作成するので、PWM信号間がより滑らかになり、マイクロコンピュータの処理量の増加は軽微でありながら、電動モータの振動、騒音を抑制することができる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
第2発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、検出した回転角に基づきブラシレスモータの回転角速度を算出し、周期毎の複数のPWM信号の一部に対応する回転角、この回転角に基づき算出した回転角速度及びPWM演算の周期に基づき、残余のPWM信号に対応する回転角を算出し、算出した回転角により関数を演算して、残余のPWM信号を作成するので、PWM信号間がより滑らかになり、マイクロコンピュータの処理量の増加は軽微でありながら、ブラシレスモータの振動、騒音を抑制することができる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
第3発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、周期毎の複数のPWM信号の一部に対応するブラシレスモータの回転角、直前の周期の複数のPWM信号の一部に対応する回転角及びPWM演算の周期に基づく演算により、周期毎の複数のPWM信号の残余に対応する回転角を算出し、算出した回転角により関数を演算して、複数のPWM信号の残余を作成するので、PWM信号間がより滑らかになり、マイクロコンピュータの処理量の増加は軽微でありながら、ブラシレスモータの振動、騒音を抑制することができる電動パワーステアリング装置を実現することができる。
以下に、本発明を、その実施の形態を示す図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態1の要部構成を示すブロック図である。この電動パワーステアリング装置は、ハンドル(操舵部材(図示せず))に加えられたトルクを検出するトルクセンサ12が検出し出力したトルク検出信号が、インターフェイス回路11を介してマイクロコンピュータ19へ与えられ、車速を検出する車速センサ20が検出し出力した車速信号が、インターフェイス回路21を介してマイクロコンピュータ19へ与えられる。
マイクロコンピュータ19から出力されるリレー制御信号がリレー駆動回路15へ入力され、リレー駆動回路15は、リレー制御信号に従ってフェイルセーフリレー接点15aをオン又はオフさせる。
マイクロコンピュータ19は、トルク検出信号、車速信号及び後述するモータ電流信号に基づき、メモリ18内のトルク/電流テーブル18aを参照することにより、操舵補助用のブラシレスモータ24に流すべき電流値である出力レベル指令値を作成する。マイクロコンピュータ19内のPWM制御部16は、作成された出力レベル指令値、及び後述する回転角信号に基づいてPWM演算し、PWM制御信号を作成して、モータ駆動回路13へ与える。
モータ駆動回路13は、フェイルセーフリレー接点15aを通じて、車載バッテリーPの電源電圧が印加され、与えられたPWM制御信号に基づき、三相正弦波電圧を作成してブラシレスモータ24を回転駆動させる。
ブラシレスモータ24が回転する際、ロータ位置検出器14がそのロータ位置を検出し、そのロータ位置信号をマイクロコンピュータ19に与える。マイクロコンピュータ19内の回転角算出部25は、与えられたロータ位置信号に基づき、ロータ24bの回転角を算出し、その回転角信号をPWM制御部16に与える。また、ロータ24bの回転角信号は、必要に応じて、回転角速度算出部26に与えられ、回転角速度算出部26は、与えられた回転角信号に基づきロータ24bの回転角速度を算出し、その回転角速度信号をPWM制御部16に与える。
ブラシレスモータ24に流れるモータ電流は、モータ電流検出回路17により検出され、モータ電流信号としてマイクロコンピュータ19に与えられる。
図2は、ブラシレスモータ24、モータ駆動回路13及びモータ電流検出回路17の構成を示すブロック図である。ブラシレスモータ24は、コイルA,B,Cの各一方の端子がスター結線されたステータ24aと、コイルA,B,Cが発生させる回転磁界により回転するロータ24bと、このロータ24bの回転位置を検出するロータ位置検出器14(レゾルバ)とを備えている。
モータ駆動回路13はスイッチング回路8を備え、スイッチング回路8は、正極側端子と接地端子との間に直列接続されたトランジスタQ1,Q2と、逆方向に直列接続されたダイオードD1,D2とが並列接続され、直列接続されたトランジスタQ3,Q4と、逆方向に直列接続されたダイオードD3,D4とが並列接続され、直列接続されたトランジスタQ5,Q6と、逆方向に直列接続されたダイオードD5,D6とが並列接続されている。
トランジスタQ1,Q2の共通接続節点と、ダイオードD1,D2の共通接続節点とには、スター結線されたコイルAの他方の端子Uが接続され、トランジスタQ3,Q4の共通接続節点と、ダイオードD3,D4の共通接続節点とには、スター結線されたコイルBの他方の端子Vが接続され、トランジスタQ5,Q6の共通接続節点と、ダイオードD5,D6の共通接続節点とには、スター結線されたコイルCの他方の端子Wが接続されている。
モータ駆動回路13はゲート制御回路9を備え、ゲート制御回路9は、マイクロコンピュータ19から三相正弦波電圧の各相毎のPWM制御信号を与えられ、与えられた各PWM制御信号に応じて、トランジスタQ1〜Q6の各ゲートをオン/オフする。その際、例えば、端子対U−V(コイルA,B),U−W(コイルA,C),V−W(コイルB,C),V−U(コイルB,A),W−U(コイルC,A),W−V(コイルC,B),U−V(コイルA,B)のように、ステータ24aに流れる電流の経路を切り換え、回転磁界を発生させる。
ロータ24bは、永久磁石を備えており、この回転磁界から回転力を受け回転する。ゲート制御回路9は、また、トランジスタQ1〜Q6のオン/オフをPWM制御することにより、ブラシレスモータ24の回転トルクを増減制御する。
ダイオードD1〜D6は、トランジスタQ1〜Q6のオン/オフにより発生するノイズを吸収する為のものである。
モータ電流検出回路17は、ブラシレスモータ24の各端子U,V,Wに流れる電流を検出して加算し、モータ電流信号としてマイクロコンピュータ12に与える。
以下に、このような構成の電動パワーステアリング装置の動作を説明する。
マイクロコンピュータ19は、操舵補助動作において、トルクセンサ12が検出したトルク検出信号をインターフェイス回路11を介して読込み、車速センサ20が検出した車速信号をインターフェイス回路21を介して読込む。
マイクロコンピュータ19は、読込んだ車速信号及びトルク検出信号から、トルク/電流テーブル18aを参照して、目標モータ電流を決定する。
次いで、マイクロコンピュータ19は、モータ電流検出回路17からモータ電流信号を読込み、決定した目標モータ電流と読込んだモータ電流信号との差を演算し、演算した差に基づき、ブラシレスモータ24に目標モータ電流を流すべく、モータ電流指令値及び回転方向を決定し、PWM制御部16に与える。
PWM制御部16は、与えられたモータ電流指令値信号、回転方向信号、及び回転角算出部25から与えられたブラシレスモータ24の回転角信号に基づき、ブラシレスモータ24を回転駆動する三相正弦波電圧を作成する為のPWM演算を行い、PWM演算により求めたPWM制御信号をゲート制御回路9に与える。
マイクロコンピュータ19は、PWM演算を行う際は、三相正弦波電圧の各相毎に、図3のフローチャートに示すように、PWM制御部16が、先ず、従来通り、今回周期のPWM演算を行い、例えば、図4に示すように、PWM演算の周期毎に4つに分割した今回のパルス幅の値work1=S(n)を算出する(S1)。
PWM制御部16は、次に、分割された4つの小パルス信号の内、前半2つの小パルス信号のパルス幅の値work2を、補間式work2=S(n−1)+(S(n)−S(n−1))/2により演算する(S3)。ここで、S(n−1)は、直前周期で従来通りPWM演算され4分割された後半2つの小パルス信号のパルス幅の値である。
PWM制御部16は、次に、今回周期の4つの小パルス信号の内の前半2つの小パルス信号のパルス幅S(0),S(1)を、補間式で算出したwork2の値により更新し、後半2つの小パルス信号のパルス幅S(2),S(3)をwork1の値により更新して(S5)リターンする。
ゲート制御回路9は、与えられた各PWM制御信号に応じて、トランジスタQ1〜Q6の各ゲートをオン/オフして、ブラシレスモータ24のステータ24aに回転磁界を発生させ、ブラシレスモータ24のロータ24bを回転駆動させる。
(実施の形態2)
図5は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態2のPWM制御信号を作成する動作を示すフローチャートである。この電動パワーステアリング装置の要部構成及びその他の動作は、実施の形態1で説明した要部構成及び動作と同様であるので、説明を省略する。
マイクロコンピュータ19は、PWM制御信号を作成するに際して、図5のフローチャートに示すように、回転角算出部25が、与えられたロータ位置検出信号に基づき、ロータ24bの回転角θ(n)を算出する(S11)。回転角速度算出部26は、その算出された回転角θ(n)に基づきロータ24bの回転角速度ω(n)=dθ(n)/dtを算出する(S13)。
ここで、算出された回転角θ(n)(S11)は、例えば、図6に示すように、PWM演算の周期T(200μs)毎に4つに分割された小パルス信号の内、今回周期の前半2つの小パルス信号のパルス幅の算出(例えば正弦波関数)に使用される。
PWM制御部16は、次に、回転角θ(n)(S11)、回転角速度ω(n)(S13)及びPWM演算の周期Tに基づき、今回周期の後半2つの小パルス信号のパルス幅を算出する為の回転角θ(n)′を、補間式θ(n)′=ω(n)×T/2+θ(n)により演算する(S15)。
PWM制御部16は、次に、今回周期の前半2つの小パルス信号のパルス幅の値work1を、回転角θ(n)の正弦波関数に基づき演算し(S17)(PWM演算1)、今回周期の後半2つの小パルス信号のパルス幅の値work2を、回転角θ(n)′の正弦波関数に基づき演算する(S19)(PWM演算2)。
PWM制御部16は、次に、今回周期の4つの小パルス信号の内の前半2つの小パルス信号のパルス幅S(0),S(1)を、PWM演算1で算出したwork1の値により更新し、後半2つの小パルス信号のパルス幅S(2),S(3)をPWM演算2で算出したwork2の値により更新して(S21)リターンする。
尚、上述した実施の形態2では、回転角速度算出部26が算出した回転角速度ω(n)を使用して、PWM演算の今回周期の後半2つの小パルス信号のパルス幅を算出する為の回転角θ(n)′を演算している(S15)が、他の方法で回転角θ(n)′を演算することも可能である。
例えば、今回周期の回転角θ(n)、前回周期の回転角θ(n−1)及びPWM演算の周期Tに基づき、回転角θ(n)′=θ(n)+(θ(n)−θ(n−1))×((T/2)/T)による外挿法により回転角θ(n)′を求めることも可能である。
本発明に係る電動パワーステアリング装置の実施の形態の要部構成を示すブロック図である。 ブラシレスモータ、モータ駆動回路及びモータ電流検出回路の構成を示すブロック図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置のPWM演算を行う際の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る電動パワーステアリング装置のPWM演算を行う際の動作を示す説明図である。 本発明に係る電動パワーステアリング装置のPWM演算を行う際の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る電動パワーステアリング装置のPWM演算を行う際の動作を示す説明図である。 従来の電動パワーステアリング装置のPWM演算を行う際の動作を示す説明図である。
符号の説明
8 スイッチング回路、9 ゲート制御回路、10 トルクセンサ、13 モータ駆動回路、14 ロータ位置検出器、16 PWM制御部、17 モータ電流検出回路、18a トルク/電流テーブル、19 マイクロコンピュータ、24 ブラシレスモータ、24b ロータ、25 回転角算出部、26 回転角速度算出部

Claims (3)

  1. 操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用の電動モータとを備え、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記電動モータを駆動する電動パワーステアリング装置において、
    前記周期毎の複数のPWM信号の一部のパルス幅を、残余のPWM信号のパルス幅と直前の周期の残余のPWM信号のパルス幅とに基づく補間により算出する手段を備え、該手段が算出したパルス幅により前記一部のPWM信号を作成するように構成してあることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用のブラシレスモータとを備え、該ブラシレスモータの回転角を検出し、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を、前記回転角を変数とする関数に関連させて流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記ブラシレスモータを駆動する電動パワーステアリング装置において、
    検出した回転角に基づき前記ブラシレスモータの回転角速度を算出する回転角速度算出手段と、前記周期毎の複数のPWM信号の一部に対応する回転角、該回転角に基づき前記回転角速度算出手段が算出した回転角速度及び前記周期に基づき、残余のPWM信号に対応する回転角を算出する手段と、該手段が算出した回転角により前記関数を演算して、前記残余のPWM信号を作成する手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 操舵部材に加わる操舵トルクを検出するトルクセンサと、操舵補助用のブラシレスモータとを備え、該ブラシレスモータの回転角を検出し、前記トルクセンサが検出した操舵トルクに基づく電流を、前記回転角を変数とする関数に関連させて流すように、所定の周期毎に複数のPWM信号を作成し、作成したPWM信号による電流を流して、前記ブラシレスモータを駆動する電動パワーステアリング装置において、
    前記周期毎の複数のPWM信号の一部に対応する前記回転角、直前の周期の複数のPWM信号の一部に対応する前記回転角及び前記周期に基づく演算により、前記周期毎の複数のPWM信号の残余に対応する前記回転角を算出する手段と、該手段が算出した回転角により前記関数を演算して、前記複数のPWM信号の残余を作成する手段とを備えることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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