JP4945384B2 - キャップ付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、キャップ付き容器に関し、特に、容器本体の上端開口を覆って、装着スリーブ部と蓋体とをヒンジ接合したキャップを打ち込み嵌合により容器本体に一体化してなるキャップ付き容器に関する。
装着スリーブ部と蓋体とをヒンジ接合したヒンジ開閉式のキャップを容器本体の上端開口を覆って一体化したキャップ付き容器は、蓋体を外して上端開口を解放した際に、蓋体を別のところに保管しておく煩わしさがなく、また片手で開閉することも容易である。このため、食品、化粧品、日用品等の種々の収容物を取出し可能に収容する容器として多用されている。
このようなキャップ付き容器では、ヒンジ開閉式のキャップを容器本体にネジ部を介して締着固定する方法が一般的に採用されている。しかし、ネジ部を介して締着固定する方法では、キャップと容器本体の双方に雄ネジ部や雌ネジ部を設ける必要があることから、固定部分が複雑かつ大きなものになる。このようなことから、容器本体やキャップに係合用の凸部や凹部を設けて、キャップを打ち込み嵌合によって容器本体に装着固定する方法も採用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−226051号公報
一方、打ち込み嵌合によってキャップを装着固定する方法では、容器本体やキャップに設けた凸部や凹部による係合だけでは、キャップと容器本体との間のシール性が不十分となりやすい。このため、例えば特許文献1では、キャップの装着スリーブ部の天面部から下方に突出させてインナーリングを設け、これを容器本体の上端開口の開口部内周面に密着させることにより、キャップと容器本体との間のシール性を確保できるようにしているが、装着スリーブ部の天面部にインナーリングを設けるとキャップの構成が複雑になる。また、装着スリーブ部の天面部からインナーリングを容器本体の開口部内周面に密着させる長さで突出配置することが、当該開口部の開口面積を不必要に狭める等の理由により構造上適切でないキャップ付き容器においては、他の簡易なシール手段を設ける必要がある。
これに対して、図4(a),(b)に示すように、例えば容器本体50の上部外周面51に形成された係合凸部52とは別に、係合凸部52よりも上方部分の上部外周面51に、シール凸条53を外側に突出して形成しておき、打ち込み嵌合により係合凸部52に係合凹部54を係合してキャップ55を容器本体50に装着固定した際に、環状のシール凸条53を係合凹部54よりも上方部分において装着スリーブ部56の内周面57に圧接させることにより、容器本体50とキャップ55との間のシール性を確保することが考えられる。
図4(a),(b)に示すシール性を確保するための構造では、容器本体50を成形した後に金型を抜く際に、容器本体50の上部外周面51に形成されたシール凸条53の部分でも無理抜きをする必要があり、無理抜きに伴うシール凸条53の変形によりシール性が低下するおそれがある。また、係合凸部52及びシール凸条53が設けられる容器本体50の上部外周面51を割り型によって成形しようとすると、シール凸条53にパーティングラインが付いてシール性が低下するおそれがある。さらに、容器本体50の上部外周面51に形成されたシール凸条53は、容器本体50が製造ラインに沿って、収容物を収容したりキャップ55を打ち込む他の工程に搬送される際に、上部外周面51が周囲のものに触れてシール凸部53が損傷することにより、シール性が低下するおそれがある。
本発明は、容器本体とキャップとの間のシール性を、シール部分の変形や損傷等を回避しつつ、且つ簡易な構成及び成形方法によって安定した状態で保持することのできるキャップ付き容器を提供することを目的とする。
本発明者らは、シール凸部の変形や損傷がシール部の形成位置、および金型構造に起因することを見出し、それらを抑制する形態を採用することに想到し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、容器本体の上端開口を覆って、装着スリーブ部と前記装着スリーブ部の開口周縁部を密閉するインナー環状リブを天面から垂下した蓋体とをヒンジ接合したキャップを打ち込み嵌合により前記容器本体に一体化してなり、前記装着スリーブ部の下部内周面に形成された係合凹部又は係合凸部と前記装着スリーブの肉厚よりも薄くなっている前記容器本体の上部外周面に形成された係合凸部又は係合凹部との係合によって、前記容器本体に前記キャップが装着固定されており、前記容器本体の少なくとも上部外周面の前記係合凸部又は係合凹部よりも上方の部分を、割り型によって形成されていない圧接面としており、且つ前記係合凹部又は係合凸部よりも上方部分において前記装着スリーブ部の内周面から内側に突出して形成した環状のシール凸条を、前記圧接面に圧接させることにより、前記容器本体と前記キャップとのシール性を保持するキャップ付き容器であって、前記キャップを形成するための樹脂の弾性率を1000乃至2000MPa、前記容器本体を形成するための樹脂の弾性率を700乃至1300MPaとし、前記キャップを形成するための樹脂の弾性率が、前記容器本体を形成するための樹脂の弾性率よりも大きいことを特徴とするキャップ付き容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明のキャップ付き容器によれば、容器本体とキャップとの間のシール性を、シール部分の変形や損傷等を回避しつつ、且つ簡易な構成及び成形方法によって安定した状態で保持することができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るキャップ付き容器10は、図1及び図2に示すように、収容物として、例えば湿気を吸収し易い収容物である厚板円盤形状のタブレット11を、縦方向に積み重ねた状態で収容する容器である。本実施形態のキャップ付き容器10は、有底筒状の容器本体12の上端開口12aを覆って取り付けた、ヒンジ開閉式のキャップ21の蓋体13を回動させつつ装着スリーブ部22の頂壁に形成された取出し開口22aを開閉する。蓋体13の開閉によって、上方のタブレット11から容器本体12の上端開口12a、及び装着スリーブ部22の取出し開口22aを介して、順次タブレット11を取り出すことができる。また本実施形態のキャップ付き容器10は、蓋体13の閉塞時における蓋体13と装着スリーブ部22の取出し開口22aとの間のシール性を十分に確保すると共に、容器本体12とキャップ部材21との間のシール性を十分に確保して、タブレット11が吸湿するのを効果的に回避できるようにする。
そして、本実施形態のキャップ付き容器10は、図3(a),(b)にも示すように、容器本体12の上端開口12aを覆って、装着スリーブ部22と蓋体13とをヒンジ接合したキャップ21を打ち込み嵌合により容器本体12に一体化してなる容器であって、容器本体12の上部外周面12cに形成された係合凸部12bと、装着スリーブ部22の下部内周面に形成された係合凹部22bとの係合によって、容器本体12にキャップ21が装着固定されており、且つ係合凹部22bよりも上方部分において装着スリーブ部22の内周面22cから内側に突出して形成した環状のシール凸条23を、係合凸部12bよりも上方部分において容器本体12の上部外周面12cに圧接させることにより、容器本体12とキャップ21とのシール性を保持するようになっている。
本実施形態では、キャップ付き容器10の容器本体12は、略有底円筒形状を有している。容器本体12は、その上部の外周面が段差部20を介して全周に亘って内側に切り欠かれていることにより、上部外周面12cを形成している。容器本体12は、好ましくはキャップ21の構成材料である硬質プロピレンよりも軟質の合成樹脂材料である軟質プロピレンからなり、例えば金型を用いた射出成形によって容易に成形することができる。容器本体12は、例えば80mm程度の高さの略有底円筒形状を有しており、例えば内径が12mm程度の下端部から内径が14mm程度の上端部に向けて、段差部20を介して内側に切り欠かれた上部を除いて略同じ2mm程度の肉厚で、上方に向かって緩い勾配で僅かに拡径するテーパー状に形成される。
また、本実施形態では、容器本体12の上部外周面12cの段差部20と近接する基端部分には、キャップ21の装着スリーブ部22に設けられた係合凹部22bと係合する係合凸部12bが、全周にわたって外側に突出してリング状に設けられている。ここで、本実施形態では、容器本体12の上部外周面12cは、好ましくは係合凸部12bが形成される下方部分Lが、割り型によって形成されており、係合凸部12bよりも上方の、キャップ21の装着スリーブ部22に設けられたシール凸条23が圧接する上方部分U(圧接面)は、型抜きによって形成されている(図3(a)参照)。上部外周面12cの上方部分Uを、割り型を用いることなく型抜きによって形成することにより、上方部分Uにパーティングラインが付くのを回避して、シール凸条23の圧接によるシール性をより安定した状態で保持することが可能になる。
さらに、本実施形態では、容器本体12の底面部15の内側から起立して、例えば4枚の薄肉リブ17が、底面部15の中心を中心とする円周上に90度の等角度ピッチで配設されている。各薄肉リブ17は、先端を容器本体12の内周面に接触させないようにして、その先端部分が中心側から外側に反って湾曲する状態で設けられる。薄肉リブ17は、衝突緩和機構として機能し、例えば収容されたタブレット11の数量が減少して、タブレット11が容器本体12の内部で大きく移動し易くなった場合でも、タブレット11が容器本体12の底面部15に衝突する際の衝撃を効果的に吸収緩和することが可能になる。
本実施形態では、装着スリーブ部22と蓋体13とからなるキャップ21は、ヒンジ開閉式のキャップであり、例えばポリプロピレン等の合成樹脂からなる射出成形品である。キャップ21は、ヒンジ連結部24を介して回動可能に連結される蓋体13と装着スリーブ部22とを、開いた状態で一体成形することができる。またキャップ21は、衝突緩和機構として設けられた薄肉リブ16をその弾性によって無理抜きしつつ一体成形することができる。
キャップ21の装着スリーブ部22には、その内周面22cの下部に、キャップ21を容器本体12に打ち込み嵌合する際に上述の係合凸部12bと係合する係合凹部22bが、全周にわたってリング状に設けられている。また装着スリーブ部22には、その上端の取出し開口22aの開口周縁部から内側に突出して、環状シール突起18が設けられている。この環状シール突起18に、蓋体13の天面部14の下面から下方に突出するインナー環状リブ19の外周面を全周に亘って密着させることにより、取出し開口22aを蓋体13で閉塞する際に、当該取出し開口22aを強固にシールすることが可能になる。また、前記環状シール突起18は、装着スリーブの上端よりも上方に延出するガイド筒を具えており、前記ガイド筒の外周面は閉蓋時に蓋体13の内周面と平行状態で近接する。さらに、装着スリーブ部22の内周面22cには、係合凹部22bよりも上方部分に、キャップ21を容器本体12に打ち込み嵌合する際に容器本体12の上部外周面12cの上方部分Uに圧接させるシール凸条23が、全周にわたって内側に突出して環状に形成されている。上記構成において、容器本体の上端開口部の内径、環状シール突起18の内径は略同径に形成されている。
装着スリーブ部22にヒンジ連結される蓋体13は、扁平な有天円筒形状を有している。蓋体13は、ヒンジ連結部24のバネ作用によって、開放時には、装着スリーブ部22の上端面に対して略130度の角度で開くと共に、閉塞時には、その下端面の周縁部分を装着スリーブ部22の上端面の周縁部分に当接させる。また、蓋体13のヒンジ連結部24とは反対側の周縁部から外側に突出して、指掛けツバ部25が設けられている。
さらに、本実施形態では、蓋体13の天面部14の下面から起立して、例えば4枚の薄肉リブ16が、天面部14の中心を中心とするインナー環状リブ19の内側の円周上に90度の等角度ピッチで配設されている。各薄肉リブ16は、蓋体13を閉塞した際に先端を容器本体12の内周面に接触させないようにして、その先端部分が中心側から外側に反って湾曲する状態で設けられる。薄肉リブ16は、衝突緩和機構として機能し、例えば収容されたタブレット11の数量が減少して、タブレット11が容器本体12の内部で大きく移動し易くなった場合でも、タブレット11が蓋体13の天面部14に衝突する際の衝撃を効果的に吸収緩和することが可能になる。
ここで、本実施形態では、外周面12cに係合凸部12bが形成された段差部20よりも上方の容器本体12の上部の肉厚が、例えば0.5〜 1.0mm程度となっていて、例えば0.8〜1.5mm程度の厚さの装着スリーブ部22の肉厚よりも薄くなっている。容器本体12の上部の肉厚が装着スリーブ部22の肉厚よりも薄くなっていることにより、シール凸条23が圧接する容器本体12の上部外周面12cの上方部分Uを変形しやすくすると共に圧接させやすくして、シール性を向上させることが可能になる。また装着スリーブ部22の肉厚を大きくすることにより、金型を無理抜きしてキャップ21を形成する際に、無理抜きによる変形を防止してシール凸条23が変形したり破損するのを効果的に回避することが可能になる。また、装着スリーブ部22の外径と容器本体の段差部20の外径とは、略同径に形成している。
また、本実施形態では、容器本体12は、例えばキャップ21の構成材料である硬質プロピレンよりも軟質の合成樹脂材料である軟質プロピレンを用いて形成されている。ここで、キャップ21を形成するための樹脂の弾性率を、容器本体12を形成するための樹脂の弾性率よりも大きくすることが好ましく、例えばキャップ21を形成するための樹脂の弾性率を1000〜2000Mpa、容器本体12を形成するための樹脂の弾性率を700〜1300Mpaとすることが好ましい。キャップ21の樹脂の弾性率を容器本体12の樹脂の弾性率よりも大きくすることにより、 シール凸条23が圧接する容器本体12の上部外周面12cの上方部分Uを変形しやすくすると共に圧接させやすくして、シール性を向上させることが可能になるという利点が得られる。ここで、樹脂の弾性率は、引張弾性率であり、JIS K7161 によって測定された値である。
上述の構成を備える本実施形態のキャップ付き容器10は、公知の製造方法に従って、製造ラインに沿って容器本体12を搬送し、タブレット11を収容したりキャップ21を打ち込み嵌合する工程等を経て容易に製造されることになる。そして、本実施形態のキャップ付き容器10によれば、容器本体12とキャップ21との間のシール性を、シール部分の変形や損傷等を回避しつつ、且つ簡易な構成及び成形方法によって安定した状態で保持することが可能になる。
例えば、容器本体12の外周面にシール凸条を設けた場合には、コア型に成形物を装着したままキャビティ型が離型される。この場合、前記外周面は成形物の内方に向けて縮径するような弾性変形がコア型によって抑えられている為、前記凸条が無理抜きにより変形する可能性がある。
一方、キャップ21の内周面にシール凸条を設けた場合には、キャビティ型を離型したのちにコア型から成形物を取り外す。このため、前記内周面はキャビティ型により拘束されていない為、成形物の外方に向けて拡径するような弾性変形が可能となり、無理抜きによる前記凸条の変形は回避される。
すなわち、本実施形態のキャップ付き容器10は、係合凹部22bよりも上方部分においてキャップ21の装着スリーブ部22の内周面22cから内側に突出して形成したシール凸条23を、係合凸部12bよりも上方部分において容器本体12の上部外周面12cに圧接させることにより、容器本体12とキャップ21とのシール性を保持するようになっている。そして、キャップ21の内周面22cに係合凹部22bやシール凸条23による凹凸が存在していても、これらの凹凸が無理抜きによって変形することが少ない。したがって、装着スリーブ部22の内周面22cに形成されるシール凸条23を、無理抜きによって、パーティングラインを付けることなく、且つ変形や破損を防止しつつ容易に形成することが可能になる。また、シール凸条23は、装着スリーブ部22の内周面22cに形成されるので、キャップ21が製造ラインに沿って搬送される際に周囲のものに触れて損傷するおそれがない。これらによって、装着スリーブ部22の内周面22cのシール凸条23と容器本体12の上部外周面12cとの圧接による、安定した高いシール性を容易に確保することが可能になる。
また、本実施形態のキャップ付き容器10は、キャップ21の装着スリーブ部22にインナーリングを設けることを不要にして簡易に形成することが可能になると共に、容器本体12の特に上部の肉厚を薄くして、樹脂量や重量を低減することが可能になる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、キャップの容器本体への装着固定は、容器本体の上部外周面に形成された係合凹部と装着スリーブ部の下部内周面に形成された係合凸部との係合によるものであっても良い。また、キャップ付き容器は、厚板円盤形状のタブレットの他、その他の形状や物性を有する食品、化粧品、日用品等の種々の収容物を収容する容器として用いることもできる。また、キャップが装着固定される容器本体は、略有底円筒形状を有している必要は必ずしもなく、口首部を備えるボトル形状等の容器本体であっても良い。
本発明の好ましい一実施形態に係るキャップ付き容器の蓋体を開放した状態を示す一部破断斜視図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るキャップ付き容器の構成を説明する縦断面図である。 (a)は、図2のA部における、キャップを容器本体に打ち込む前の状態の要部断面図、(b)は、打ち込んだ後の状態の要部断面図である。 (a)は、本発明とは異なる他の形態のキャップ付き容器における、キャップを容器本体に打ち込む前の状態の要部断面図、(b)は、打ち込んだ後の状態の要部断面図である。
符号の説明
10 キャップ付き容器
11 タブレット(収容物)
12 容器本体
12a 容器本体の上端開口
12b 係合凸部
12c 容器本体の上部外周面
13 蓋体
14 蓋体の天面部
15 容器本体の底面部
16 天面部の薄肉リブ
17 底面部の薄肉リブ
18 環状シール突起
19 インナー環状リブ
20 段差部
21 キャップ
22 装着スリーブ部
22a 装着スリーブ部の取出し開口
22b 係合凹部
22c 装着スリーブ部の内周面
23 シール凸条
24 ヒンジ連結部
25 指掛けツバ部

Claims (1)

  1. 容器本体の上端開口を覆って、装着スリーブ部と前記装着スリーブ部の開口周縁部を密閉するインナー環状リブを天面から垂下した蓋体とをヒンジ接合したキャップを打ち込み嵌合により前記容器本体に一体化してなり、
    前記装着スリーブ部の下部内周面に形成された係合凹部又は係合凸部と前記装着スリーブの肉厚よりも薄くなっている前記容器本体の上部外周面に形成された係合凸部又は係合凹部との係合によって、前記容器本体に前記キャップが装着固定されており、
    前記容器本体の少なくとも上部外周面の前記係合凸部又は係合凹部よりも上方の部分を、割り型によって形成されていない圧接面としており、
    且つ前記係合凹部又は係合凸部よりも上方部分において前記装着スリーブ部の内周面から内側に突出して形成した環状のシール凸条を、前記圧接面に圧接させることにより、前記容器本体と前記キャップとのシール性を保持するキャップ付き容器であって、
    前記キャップを形成するための樹脂の弾性率を1000乃至2000MPa、前記容器本体を形成するための樹脂の弾性率を700乃至1300MPaとし、
    前記キャップを形成するための樹脂の弾性率が、前記容器本体を形成するための樹脂の弾性率よりも大きいことを特徴とするキャップ付き容器。
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