JP4945035B2 - メタンガス生成システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はメタンガス生成システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から生ごみ等の有機性廃棄物は発酵処理されてメタンガスが取り出され、得られたメタンガスはコージェネレーションシステム等によって電気エネルギや熱エネルギとして有効利用することが行われている。
【0003】
而して、従来のメタンガス生成システムの一例は図2に示されている。図中、aは生ごみを含んだごみが投入されると共に有機スラリを生成するようにした湿式粉砕選別装置、bは湿式粉砕選別装置aから送給された有機スラリを貯留するスラリ貯留槽、cはスラリ貯留槽bから送給された有機スラリを発酵処理してメタンを発生させるメタン発酵槽、dはメタン発酵槽cで発生したメタンガスを貯留するメタンガス貯留槽、eはメタン発酵槽cでメタンガスの取り出された消化液を貯留する消化液貯留槽、fは消化液貯留槽eからの消化液に凝集剤を加えたものを脱水処理する脱水機、gはコンポスト装置である。
【0004】
上記メタンガス生成システムでは、収集されたごみは湿式粉砕選別装置aに投入されて生ごみ等の有機物が水と混合され、粉砕されると共に、石、金属等の重量物、プラスチック、布等の軽量物が選別され、粉砕された有機物は有機スラリとなり、スラリ貯留槽bで貯留される。又、有機スラリは、スラリ貯留槽bからメタン発酵槽cに定量送給され、メタン発酵槽cでは、有機スラリが発酵させられてメタンガスが発生し、発生したメタンガスは、メタンガス貯留槽dに貯留される。メタンガス貯留槽dに貯留されたメタンガスは取り出されて例えばコージェネレーションシステムに送給され、コージェネレーションシステムにおいて電気エネルギや熱エネルギとして有効利用される。
【0005】
メタン発酵槽cでメタンガスが取り出されて残った消化液は、消化液貯留槽eで貯留され、凝集剤を添加されて脱水機fに送給され、脱水機fで脱離液が脱水された脱水汚泥はコンポスト装置gに送給される。脱離液は水処理装置に送給され、又、コンポスト装置gで得られた固型物はたい肥となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記メタンガス生成システムでは、有機酸はメタン発酵槽cにおいて大量のスラリとして処理されるため、能率良く迅速にメタン発酵処理を行ってメタンガスを生成させることが困難である。又大量の有機スラリを処理する必要があるため、メタン発酵槽cが大型化するうえ、消化液を処理するために脱水機f等余分な装置が必要となるため、設備費、運転維持費が高価となる。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑み、能率良く迅速にメタン発酵処理を行ってメタンガスを生成させ得るようにし、又、小形のメタン発酵槽を使用し得るようにすると共に脱水機等の余分な装置を不要にして、設備費、運転維持費を安価にし得るようにしたメタンガス生成システムを提供することを目的としてなしたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1のメタンガス生成システムは、有機物を含む被処理物を好気性微生物により分解させて有機物が溶解した水を生成させ得るようにした有機溶解物抽出機と、
該有機溶解物抽出機からの水に溶解している有機物を嫌気性微生物により分解させて有機酸等の酸が溶解した水を生成させ得るようにした酸生成槽と、
該酸生成槽からの水に溶解している有機酸等の酸をメタン生成細菌群により発酵させてメタンガスを生成させ得るようにしたメタン発酵槽と、
該メタン発酵槽からオーバフローして流出させた、下水放流が可能な処理水を貯留する処理水タンクと
を備え、
前記有機溶解物抽出機へ前記処理水タンクから処理水の一部を送給して散水させるようにしたものである。
【0010】
本発明の請求項2のメタンガス生成システムは、メタン発酵槽からの水の一部を当該メタン発酵槽の底部に循環させる管路を設けたものである。
【0011】
本発明の請求項3のメタンガス生成システムは、酸生成槽に、該酸生成槽内の水を所定の温度に加温するヒータを設けたものである。
【0012】
本発明の請求項4のメタンガス生成システムは、メタン発酵槽からの水の一部を当該メタン発酵槽の底部に循環させる管路に、該管路内の水の温度を所定の温度に加温するヒータを設けたものである。
【0013】
本発明の請求項5のメタンガス生成システムは、メタン発酵槽内の水のpHが所定の値よりも低い場合にメタン発酵槽内にアルカリ溶液を送給するための手段を設けたものである。
【0014】
本発明の請求項6のメタンガス生成システムは、メタン発酵槽からオーバフローした水を処理水タンクへ送る管路に好気性微生物処理槽を設けたものである。
【0015】
本発明においては、有機溶解物抽出機では、有機物を含む被処理物は好気性微生物により分解させられて有機物の溶解した水が生成され、酸生成槽では、有機溶解物抽出機からの水に溶解している有機物が、嫌気性微生物により分解させられて有機酸が溶解した水が生成され、メタン発酵槽では、酸生成槽からの水に溶解している有機酸がメタン生成細菌群により発酵させられてメタンガスが生成される。
【0016】
本発明では、能率良く迅速にメタン発酵処理を行ってメタンガスを生成させることができ、又、小形のメタン発酵槽を使用することができると共に脱水機等の余分な装置が不要なため設備費、運転維持費が安価になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
図1は本発明を実施する形態の一例である。
1は生ごみ溶解物抽出機であり、生ごみ溶解物抽出機1は駆動装置1aにより駆動される攪拌羽根1bを備えている。而して、生ごみ溶解物抽出機1においては、異物類(ガラス、金属、プラスチック、木片、紙等)を除去されたうえ投入された生ごみ(例えば、厨房残滓、残飯等の食品廃棄物)は、好気性微生物の働きで分解されて、有機物が溶解した水と炭酸ガスが生成されるようになっている。
【0018】
2は酸生成槽であり、酸生成槽2は駆動装置2aにより駆動される攪拌羽根2bを備えている。又、酸生成槽2には、温度指示調節計3及びヒータ4が装着され、酸生成槽2内の水の温度を所定の温度に保持し得るようになっている。
【0019】
而して、酸生成槽2においては、生ごみ溶解物抽出機1から送給された水中の有機物は、嫌気性微生物の働きにより分解されて、酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸等の有機酸が生成されるようになっている。
【0020】
5は間歇運転可能なポンプであり、酸生成槽2で生成された有機酸を含む水は、ポンプ5により、適宜管路6を介しメタン発酵槽7へ送給し得るようになっている。又、メタン発酵槽7としては、例えば、上向流嫌気性汚泥床型リアクタや嫌気性固定床型リアクタが使用され、水中の有機酸は、メタン発酵槽7においてメタン生成細菌群により発酵させられてメタンガスが生成されるようになっている。
【0021】
8はメタン発酵槽7内の有機酸を含む水の一部を、ポンプ9により管路6のポンプ5下流側に循環させる循環管路で、循環管路8には、ポンプ9よりも流れ方向上流側に位置するよう、ヒータ10、温度指示調節計11が流れ方向へ向け順次接続され、ポンプ9下流側には、pH指示調節計12が接続されている。
【0022】
而して、メタン発酵槽7から取り出された水の一部は、循環管路8を送給されて、管路6から再びメタン発酵槽7へ送給されるが、これは、メタン発酵槽7の底部に水中に含まれている固形物が沈殿して溜まらないようにするためである。又、温度指示調節計11で検出された循環管路8を流通する水の温度が所定の温度よりも低い場合には、温度指示調節計11からの指令によりヒータ10が作動して、循環管路8内を流れる有機酸を含む水を所定の温度に加熱し得るようになっている。又、ポンプ5からの有機酸の濃度の濃い水は、ポンプ9からの有機酸の濃度の薄い水によりメタン発酵槽7の入側で希釈され得るようになっている。
【0023】
13はアルカリ溶液槽、14はアルカリ溶液槽13と管路6の管路8接続部よりも下流側を接続する管路15の中途部に接続したポンプであり、pH指示調節計12で検出した循環管路8内の水のpHが所定の値より低い場合には、pH指示調節計12からの指令によりポンプ14が起動され、アルカリ溶液槽13のアルカリ溶液(例えば苛性ソーダ)を管路6,15からメタン発酵槽7内に送給し、pHを所定の値に調整し得るようになっている。
【0024】
16はメタン発酵槽7の後段に設置された硫化水素除去塔、17は硫化水素除去塔16で硫化水素が除去されたメタンガスを貯留するガスホルダである。而して、ガスホルダ17に貯留されたメタンガスは適宜例えばコージェネレーションシステムに送給され、コージェネレーションシステムにおいて電気エネルギや熱エネルギとして有効利用されるようになっている。
【0025】
18はメタン発酵槽7からオーバフローした、下水放流が可能な処理水を貯留する処理水タンクで、処理水タンク18をオーバフローした水は肥料的効果や水耕的効果を期待される農業用の潅水として利用できるようになっている。
【0026】
19は管路20の中途部に接続されて、処理水タンク18からの処理水を管路20から溶解物抽出機1の散水ヘッダ1cに送給させるためのポンプである。なお、Wは処理水タンク18からオーバフローして排水された水を補給する補給水である。
【0027】
次に、上記図示例の作動を説明する。
異物類(ガラス、金属、プラスチック、木片、紙等)を除去された生ごみ(例えば、厨房残滓、残飯等の食品廃棄物)は、生ごみ溶解物抽出機1に投入されて、駆動装置1aにより駆動される攪拌羽根1bにより、生ごみ溶解物抽出機1内のもみがら、おがくず等の木質系材料と共に攪拌される。このため、もみがら、おがくず等の木質系材料に付着している好気性微生物により、生ごみは有機物の溶解物に分解され、有機物の溶解した水及び炭酸ガスが生成される。而して、炭酸ガスは外部へ排出され、有機物の溶解した水は酸生成槽2へ送給される。この際、散水ヘッダ1cからは、処理水タンク18からの水若しくは補給水Wが生ごみ溶解物抽出機1内に噴射される。
【0028】
酸生成槽2に送給された水中に溶解している有機物は、駆動装置2aにより駆動される攪拌羽根2bにより攪拌されつつ、酸生成槽2内の嫌気性微生物により分解されて酢酸、プロピオン酸、酪酸、乳酸等の有機酸が生成され、有機酸の溶解した水は、ポンプ5により管路6を通ってメタン発酵槽7へ送給される。
【0029】
又、温度指示調節計3により検出された酸生成槽2内の水の温度が所定の値よりも低い場合には、温度指示調節計3からヒータ4に指令が与えられてヒータ4がオンになり、酸生成槽2内の水の温度は所定の温度になるよう加温される。例えば、メタン発酵槽7で用いるメタン生成細菌群が中温菌の場合は、酸生成槽2内の水の温度は37±5℃程度に調整され、メタン発酵槽7で用いるメタン生成細菌群が高温菌の場合は、酸生成槽2内の水の温度は54±3℃程度に調整される。これらの温度は、メタン発酵槽7においてメタン生成細菌群が活発に活動することのできる温度である。
【0030】
メタン発酵槽7へ送給された水中に溶解している有機酸は、メタン発酵槽7においてメタン生成細菌群により発酵させられ、メタンガスが得られ、得られたメタンガスは、メタン発酵槽7から硫化水素除去塔16へ送給されて、硫化水素除去塔16において硫化水素を除去されてガスホルダ17へ送給され、ガスホルダ17から例えばコージェネレーションシステムに送給され、コージェネレーションシステムにおいて電気エネルギや熱エネルギとして有効利用される。
【0031】
又、メタンガス生成後にメタン発酵槽7の上部から流出した水は、処理水タンク18へ送給されて水に含まれている固形物が沈殿させられ、固形物が除去された水は処理水タンク18をオーバフローして排水され、肥料的効果及び水耕的効果を期待して農業用の潅水として利用される。これは、排水内には窒素、リン、金属塩類等の肥効成分が含まれており、肥料として利用できるためである。
【0032】
処理水タンク18からの水は一部、ポンプ19により管路20を送給されて散水ヘッダ1cから生ごみ溶解物抽出機1に噴射され、有機物の溶解した水を生成させることに供される。
【0033】
メタン発酵槽7の水の一部は、上部側部から循環管路8に取り出され、ポンプ9により循環管路8、管路6を介してメタン発酵槽7の下部に循環される。このため、循環水によりメタン発酵槽7の底部近傍が攪拌されたような状態となり、メタン発酵槽7の底部に固形物が沈殿することを防止することができる。
【0034】
又、温度指示調節計11により検出された循環管路8内の水の温度が所定の温度よりも低い場合には、温度指示調節計11からヒータ10に指令が与えられてヒータ10はオンになり、循環管路8内の水は所定の温度になるよう加温される。例えば、メタン発酵槽7で用いるメタン生成細菌群が中温菌の場合は、循環管路8内の水の温度、延いてはメタン発酵槽7内の温度は37±5℃程度に調整され、メタン発酵槽7で用いるメタン生成細菌群が高温菌の場合は、循環管路8内の水の温度は54±3℃程度に調整される。これらの温度は、前述の場合と同様、メタン発酵槽7においてメタン生成細菌群が活発に活動することのできる温度である。
【0035】
pH指示調節計12で検出した循環管路8内の水のpHが所定の値よりも低い場合には、指令がポンプ14に与えられ、ポンプ14が駆動される。このため、アルカリ溶液槽13のアルカリ溶液はポンプ14により、管路15,6からメタン発酵槽7内へ送給され、メタン発酵槽7内の水のpHは所定の値に保持される。因みに、メタンの発酵を良好に行うには、pHは6.4〜7.2位が好ましい。
【0036】
上記図示例によれば、従来のように有機スラリを処理する場合よりも液化分解が進み、固形物量が小さく、粘性が減少するため、能率良く迅速にメタン発酵処理を行ってメタンガスを生成させることができ、又、小形のメタン発酵槽を使用することができると共に脱水機等の余分な装置が不要なため設備費、運転維持費が安価になる。
【0037】
[実施例]
生ごみ溶解物抽出機1に対する生ごみの投入量を1kg/日(約9.8N/日)、水噴射量を25リットル/日とすると、生ごみ溶解物抽出機1からの排水量は26リットル/日、排水に含まれるCODcrは10,000mg/リットル(0.098N/リットル)、酸生成槽2からの排水量は25リットル/日、排水に含まれるCODcrは10,000mg/リットル(0.098N/リットル)、メタン発酵槽7でのメタンガス発生量は120リットル/日、メタン発酵槽7から処理水タンク18へ送給される排水中のCODcrは500mg/リットル(0.0049N/リットル)、処理水タンク18から排水される排水中のCODcrは500mg/リットル(0.0049N/リットル)となる。
【0038】
なお、本発明のメタンガス生成システムにおいては、生ごみを処理する場合について説明したが、生ごみに限らず、ディスポーザ装置からのディスポーザキッチン排水に対しても適用できること、又、例えば、図1に示すように、メタン発酵槽7からオーバフローした水を処理水タンク18へ送るラインに、仮想線で示すように好気性微生物処理槽21を設けても実施し得ること、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜6に記載のメタンガス生成システムによれば、能率良く迅速にメタン発酵処理を行ってメタンガスを生成させることができ、又、小形のメタン発酵槽を使用することができると共に脱水機等の余分な装置が不要なため設備費、運転維持費が安価になるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のメタンガス生成システムの実施の形態の一例の概要を示すフローチャートである。
【図2】従来のメタンガス生成システムの一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 生ごみ溶解物抽出機(有機溶解物抽出機)
2 酸生成槽
4 ヒータ
7 メタン発酵槽
8 循環管路(管路)
10 ヒータ
13 アルカリ溶液槽(アルカリ溶液を送給するための手段)
14 ポンプ(アルカリ溶液を送給するための手段)
15 管路(アルカリ溶液を送給するための手段)
Claims (6)
- 有機物を含む被処理物を好気性微生物により分解させて有機物が溶解した水を生成させ得るようにした有機溶解物抽出機と、
該有機溶解物抽出機からの水に溶解している有機物を嫌気性微生物により分解させて有機酸等の酸が溶解した水を生成させ得るようにした酸生成槽と、
該酸生成槽からの水に溶解している有機酸等の酸をメタン生成細菌群により発酵させてメタンガスを生成させ得るようにしたメタン発酵槽と、
該メタン発酵槽からオーバフローして流出させた、下水放流が可能な処理水を貯留する処理水タンクと
を備え、
前記有機溶解物抽出機へ前記処理水タンクから処理水の一部を送給して散水させるようにしたことを特徴とするメタンガス生成システム。 - メタン発酵槽からの水の一部を当該メタン発酵槽の底部に循環させる管路を設けた請求項1に記載のメタンガス生成システム。
- 酸生成槽に、該酸生成槽内の水を所定の温度に加温するヒータを設けた請求項1又は2に記載のメタンガス生成システム。
- メタン発酵槽からの水の一部を当該メタン発酵槽の底部に循環させる管路に、該管路内の水の温度を所定の温度に加温するヒータを設けた請求項1、2又は3に記載のメタンガス生成システム。
- メタン発酵槽内の水のpHが所定の値よりも低い場合にメタン発酵槽内にアルカリ溶液を送給するための手段を設けた請求項1、2、3又は4に記載のメタンガス生成システム。
- メタン発酵槽からオーバフローした水を処理水タンクへ送る管路に好気性微生物処理槽を設けた請求項1、2、3、4又は5に記載のメタンガス生成システム。
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