JP4943884B2 - 棟芯材支持具 - Google Patents

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Description

本発明は、瓦が敷設された屋根の棟部に沿って架け渡される棟芯材を支持し、屋根下地に対して固定する棟芯材支持具に関するものである。
瓦が敷設された屋根の棟部は、特に耐震性、耐風性が要求される。そのため、一般的に、棟部に沿って複数の棟芯材支持具を取付け、棟芯材を棟芯材支持具に支持させて棟部に沿って架け渡し、この棟芯材にのし瓦や冠瓦を固定する施工が行われる。このような棟芯材支持具は、「棟補強金物」とも称され、従来より、図5に例示するような、一体型の棟芯材支持具100が用いられている。
この棟芯材支持具100は、上方に開放した断面コ字状で、棟芯材を嵌め込むように受ける棟芯材受部101と、棟芯材受部を屋根下地面から所定の高さに支持する支柱部102と、逆V字状に形成され支柱部を棟部の屋根下地に対して取付けるための取付部103とを具備する。棟部への瓦の敷設に当たっては、まず、図6(a)に示すように、二面の屋根面121,122により構成される棟部120の屋根下地130に、取付部103を介して棟芯材支持具100を所定間隔で取付け、棟芯材受部101に棟芯材115を嵌め込んで保持させる。その後、例えば、「のし瓦積み棟」の施工法によれば、図示は省略するが、のし瓦を緊結用線を用いて棟芯材に緊結し、葺土をのし瓦の間に充填しつつ、のし瓦を棟芯材の両側に所定の高さまで積み上げる。そして、最上段ののし瓦の上に葺土を介して冠瓦を伏せて載置し、ねじ釘等を用いて冠瓦を棟芯材に留付ける。これにより、のし瓦や冠瓦が、棟芯材及びこれを支持する棟芯材支持具を介して、屋根下地130に対して固定される。
更に、上記のような一体型の棟芯材支持具100に加え、棟芯材受部及び取付部のそれぞれに支柱部を設け、両支柱部を着脱自在な構成とした分離式の棟芯材支持具も、種々提案されている(例えば、特許文献1乃至特許文献4)。これらの分離式の棟芯材支持具は、何れも、棟芯材受部に取付けられた支柱部(以下、「上支柱部」と称する)と、取付部に取付けられた支柱部(以下、「下支柱部」と称する)とを係合させる位置を、高さ方向に変化させることにより、取付部に対する棟芯材受部の高さを調整できる構成となっている。
例えば、下支柱部に設けられた複数の溝状の構成と、上支柱部に設けられた複数の突状の構成との係合位置により(特許文献1及び特許文献4)、或いは、下支柱部に設けられた複数の孔部と、上支柱部に設けられた複数の孔部と、両支柱部の孔部をそれぞれ挿通するリベットの挿通位置により(特許文献2)、また或いは、上支柱部のリブ部の折り曲げ部に設けられた切込みと、下支柱部に櫛状に設けられた複数の切込みとの係合位置により(特許文献3)、取付部に対する棟芯材受部の高さを調整することができる。
特開2000−145038号公報 特開2004−52442号公報 特開2004−225323号公報 特開2006−219928号公報
一般的に、屋根下地から棟芯材までの高さは、敷設する瓦の形状や厚さ、のし瓦の有無、のし瓦の積み重ね枚数等により異なる。また、図6(a)に示すように、瓦の割付に端数が出ない場合の、棟部120から棟芯材受部101の底面までの高さをHとすると、瓦の割付に端数が出る場合は、図6(b)に示すように、屋根の流れ方向に列設される瓦110,111の傾斜角度を一定とするためには、棟部120で切断された瓦111の下に部材112を配して瓦111を嵩上げする必要がある。これに伴って、棟芯材115を架け渡すべき位置は高くなり、棟部120から棟芯材受部101の底面までの高さとして、Hより大きな高さH’が必要となる。
更に、施工のために使用される種々の部材の寸法誤差や施工の状況により、同一の屋根の棟部であっても、屋根下地の高さが不均一となることがある。そうすると、そのままでは棟芯材を水平に架け渡すことができず、瓦を整然と敷設することができないため、屋根の美観が損なわれる恐れがある。そこで、棟芯材を水平に架け渡すために、棟部に沿った処々で高さの異なる棟芯材支持具を取付けることによって、棟部に沿った屋根下地の高さの不均一さを補正することが必要となる場合もある。
しかしながら、従来の一体型の棟芯材支持具の場合は、棟芯材支持具に必要とされる高さの相違に対応するためには、屋根の施工業者や施工用部材の販売業者が、複数種類の高さの棟芯材支持具を常備しておかなければならず、管理が煩雑であると共に、コストがかかるという問題があった。また、実際に現場に出向いてみなければ、棟芯材支持具に必要とされる高さが不明であることが多いため、施工業者は、常に多種類の棟芯材支持具を、多数所持して現場まで出かけなければならないという問題もあった。
一方、従来の分離式の棟芯材支持具では、上支柱部と下支柱部の係合位置を変化させることにより、棟芯材を支持する高さを調整することができるが、二つの支柱部を設け、その支柱部に溝、突起、孔部等を形成する複雑な構成であるため、製造に多くの工程を要し、手間がかかるという問題があった。また、それに伴って、従来の一体型の棟芯材支持具より高価となるという問題があった。更に、支柱部に溝や孔部を形成するものでは、支柱部の強度が低下し易く、冠瓦やのし瓦が緊結される棟芯材の荷重を支えるためには、強度が不充分となる恐れがあった。
加えて、屋根の施工の際には、棟芯材支持具を棟部に配し、実際に棟部に沿って桟瓦を敷いたり、のし瓦を積み重ねてみたりした上で、全体を観察し、その後、更に棟芯材支持具の高さを調整したい場合が少なくない。しかしながら、従来の分離式の棟芯材支持具では、高さ調整を行う部分である支柱部が瓦に埋もれてしまうため、棟部に沿って瓦を敷設した後では、高さ調整を行うことができないという問題があった。
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、高さの調整を容易に行うことができると共に、充分な強度を有し、かつ、棟部に沿って瓦を敷設した後であっても高さの調整を行うことが可能な、棟芯材支持具の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる棟芯材支持具は、「棟部の屋根下地に取付けられる取付部、該取付部の上端から延びた支柱部、及び、該支柱部の上端に設けられ棟芯材を載置する第一棟芯材受部を有する支持具基部と、該支持具基部の前記第一棟芯材受部に挿脱自在に嵌挿され、前記第一棟芯材受部より高い位置で棟芯材を載置可能な第二棟芯材受部とを」具備している。
特許請求の範囲及び明細書における「上」及び「下」は、屋根下地に取付けられた状態での棟芯材支持具における、上下の関係によるものである。
「取付部」、「支柱部」、「第一棟芯材受部」、及び「第二棟芯材受部」は、例えば、金属の押出成形や平板の折曲成形によって、それぞれ一体的に形成することができる。あるいは、金属製の平板を、融着・接着等により適宜の辺で接合させて形成することができる。ここで、金属としては、ステンレス、アルミニウム、鉄、銅等を例示することができ、防錆処理を施された金属板を使用することもできる。また、金属に限らず、樹脂やセラミックス等を用いて形成しても良い。更に、「取付部」、「支柱部」、及び「第一棟芯材受部」を有して構成される「支持具基部」は、全体が一体的に形成されるものであっても、各部が別体に形成された上で一体化されるものであっても良い。
「第一棟芯材受部」及び「第二棟芯材受部」は、棟芯材を載置して受けることができれば、その形状は特に限定されない。例えば、断面コ字状や断面L字状として角柱状の棟芯材を載置することができる。或いは、断面U字状として円柱状の棟芯材を載置して受けることができる。更に、第二棟芯材受部は、断面H状としても構わない。
第二棟芯材受部が「第一棟芯材受部に嵌挿される」ことにより、「第一棟芯材受部より高い位置で棟芯材を載置可能」となる構成としては、例えば、第二棟芯材受部が第一棟芯材受部に嵌挿されることにより、両者間で係合部と被係合部とが係合する構成とし、第一棟芯材受部において棟芯材を載置する部分より、第二棟芯材受部において棟芯材を載置する部分の方が高い位置となるように、その係合位置が設定される構成を例示することができる。或いは、第二棟芯材受部において、棟芯材を載置する部分の厚みを大きくしたり、底にスペーサーを取付ける構成を例示することができる。
従って、本発明によれば、一つの棟芯材支持具が、棟芯材を載置する「棟芯材受部」を二つ備える構成となっている。そして、一方の棟芯材受部は取付部及び支柱部と共に支持具基部を構成し、他方の第二棟芯材受部は、第一棟芯材受部に挿脱自在に構成されると共に、第一棟芯材受部より高い位置で棟芯材を載置可能に構成される。これにより、支持具基部のみで棟芯材を支持することも、第二棟芯材受部を第一棟芯材受部に嵌挿することによって、より高い位置で棟芯材を支持することもできる。すなわち、高さを調整する必要があるときのみ、付加的に第二棟芯材受部を第一棟芯材受部に嵌め込み、簡易に高さを調整することができる。
そして、屋根の施工業者や施工用の部材の販売業者は、「支持具基部」と「第二棟芯材受部」とを備えておけば足りるため、多種類の棟芯材支持具を常備する必要や、施工の現場まで多種類の棟芯材支持具を多数所持して出かける必要がないものとなり、管理や運搬の煩雑さやコストを低減することができる。
また、高さを調整する部分が支柱部より上にあるため、瓦等で支柱部が埋もれている状態であっても、棟芯材支持具の高さ調整を行うことができる。これにより、屋根下地の棟部に支持具基部を取付け、実際に棟部に沿って瓦を敷設したり、のし瓦等を積み重ねたりする作業を行い、全体の状況を確認した上で、第二棟芯材受部を第一棟芯材受部に嵌めこみ、また取り外して、高さの調整を行うことができる。
更に、冠瓦やのし瓦等が取付けられる棟芯材の荷重を支えることとなる支柱部には、従来の分離式の棟芯材支持具とは異なり孔部や溝部がない構成であるため、支柱部の強度が低下する恐れがなく、充分な強度を有して棟芯材を支持することができる。また、支持具基部とは別体の第二棟芯材受部を有する構成は、従来の分離式の棟芯材支持具のように、棟芯材受部及び取付部のそれぞれに支柱部を設け、両者を着脱させるための構成を形成する場合に比べ、構成が極めて簡易であるため、少ない製造工程でコストを抑えて製造することができる。
更に、本発明にかかる棟芯材支持具は、上記構成に加え、「前記第一棟芯材受部は、前記支柱部の上端に設けられて棟芯材を載置可能な第一底面部と、該第一底面部の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第一側面部と、該第一側面部に設けられた係合部とを具備し、前記第二棟芯材受部は、棟芯材を載置可能な第二底面部と、該第二底面部の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第二側面部と、該第二側面部に設けられて前記係合部と係合することにより前記第二底面部と前記第一底面部との間に間隙を形成させる被係合部とを」具備するものとすることができる。
「係合部」、及びこれと係合可能な「被係合部」としては、一方を突状の構成とし、他方を溝状の構成とする場合を例示することができる。或いは、一方を爪状の構成とし、この爪を掛止可能に他方を構成させることができる。また、第二棟芯材受部が「第一棟芯材受部に挿脱自在に嵌挿される」態様としては、第二棟芯材受部が第一棟芯材受部に、上から嵌め込まれるものであっても、横から嵌め込まれるものであっても良い。
従って、本発明によれば、棟芯材は一般的に長尺の角柱状の木材で構成されることが多いところ、第一棟芯材受部及び第二棟芯材受部が、かかる形状の棟芯材を嵌め込むように受けるために適した形状になっている。また、係合部と被係合部との係合により、第二底面部と第一底面部との間に間隙が形成されることによって、第二棟芯材受部が棟芯材を支持する高さを高くする構成であるため、例えば、第二底面部の厚さによって高さ調整を行う場合に比べ、部材を軽量化することができる。加えて、係合部と被係合部とを係合させる位置を複数の中から選択できる構成とすれば、第二底面部と第一底面部との間に形成される間隙の大きさを段階的に変化させることも可能であり、一つの第二棟芯材受部で複数種類の高さ調整を行うことも可能となる。
次に、本発明にかかる棟芯材支持具は、「前記係合部は、前記第一側面部の上辺から下辺に向かって延びる、長さが異なる複数の溝状に形成され、前記被係合部は、前記第二側面部の何れか一方の外側面に突状に設けられている」ものとすることができる。
「溝状」は、第一側面部に貫通した孔状、あるいは、突部が嵌めこまれる凹状とすることができる。この溝状の係合部が第一側面部の「上辺から下辺に向かって」延びることにより、第二棟芯材受部は第一棟芯材受部に上から嵌め込まれる態様となる。なお、溝状の係合部は、長さの異なる複数が設けられるが、一対の第一側面部の両方に係合部が設けられても、何れか一方の第一側面部に複数の係合部が設けられても良い。
従って、本発明によれば、第一側面部の溝状の係合部と、第二側面部の突状の被係合部という、簡易な構成の係合により、載置する棟芯材の高さを調整することができる。また、支持具基部は、従来の一体型の棟芯材支持具に、溝状の構成を付加的に形成するのみで製造できるため、従来の製造設備等を利用し、新たな投資を抑えて、高さ調整の容易な新規な棟芯材支持具を製造することができる。
加えて、本発明の第一棟芯材受部は、長さが異なる複数の係合部を備えているため、第二棟芯材受部の被係合部と係合させる係合部を、複数のうちから選択することにより、一つの「第二棟芯材受部」を用いて、複数の高さの調整を行うことができる。
また、棟部の施工に際しては、作業者は棟芯材支持具を上から見下ろすような体勢となるところ、溝部が上下に延びる方向に形成され、第二棟芯材受部は第一棟芯材受部に上から挿入する構成とされているため、溝部を横方向に設けて第二棟芯材受部を第一棟芯材受部に横から挿入する場合に比べて、作業のし易いものとなっている。加えて、棟芯材及び棟芯材に締結されたのし瓦等の荷重は、突部を介して溝部より下方の第一側面部に加えられることとなるが、一つの第一側面部に複数の溝部が設けられる場合であっても、溝部が上下方向に形成されることにより、横方向に複数の溝部が形成される場合に比べて、第一側面部が充分な強度を有してその荷重を支えることができる。
更に、本発明にかかる棟芯材支持具は、「前記第一棟芯材受部に棟芯材を固定する固定部材を挿通させる複数の第一孔部が形成されると共に、前記第二棟芯材受部に棟芯材を固定する固定部材を挿通させる複数の第二孔部が形成され、前記第一孔部及び前記第二孔部は、前記第二棟芯材受部が前記第一棟芯材受部に嵌挿された状態で、少なくとも一箇所が一致する」ものとすることができる。ここで、「固定部材」としては、釘、ねじ釘等を例示することができる。
従って、本発明によれば、第二棟芯材受部を第一棟芯材受部に嵌め込み、更に第二棟芯材受部に棟芯材を支持させた状態で、第一孔部と第二孔部が少なくとも一箇所で一致する構成とされているため、この一致した孔部を介して、固定部材によって棟芯材を棟芯材支持具に固定することができる。これにより、第二棟芯材受部自体の第一棟芯材受部への固定状態が安定すると共に、棟芯材支持具を介し、棟芯材を屋根下地に対して強固に固定することができる。なお、第一棟芯材受部による第二棟芯材受部の支持が片持ち支持となる場合は、片持ち支持されている側とは反対側で第一孔部及び第二孔部が一致する設定とすれば、第二棟芯材受部の固定状態が更に安定するため、より好適である。
以上のように、本発明の効果として、高さの調整を容易に行うことができると共に、充分な強度を有し、かつ、棟部に沿って瓦を敷設した後であっても高さの調整を行うことが可能な、棟芯材支持具を提供することができる。
以下、本発明の最良の一実施形態である棟芯材支持具について、図1乃至図4に基づいて説明する。ここで、図1は本実施形態の棟芯材支持具の分解斜視図であり、図2は図1の棟芯材支持具の(a)左側面図、(b)正面図、及び(c)右側面図であり、図3は図1の棟芯材支持具の使用方法を説明する説明図であり、図4は他の実施形態の棟芯材支持具を説明する説明図である。
本実施形態の棟芯材支持具1は、図1及び図2に示すように、棟部の屋根下地に取付けられる取付部8、取付部8の上端から延びた支柱部9、支柱部9の上端に設けられた載置面部11a及び載置面部11bにより構成され棟芯材を載置可能な第一底面部11、第一底面部11の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第一側面部12、及び、第一側面部12に設けられた係合部たる溝部18を備えた第一棟芯材受部10を有する支持具基部2と、支持具基部2の第一棟芯材受部10に挿脱自在に嵌挿され、棟芯材を載置可能な第二底面部21、第二底面部21の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第二側面部22、及び、第二側面部22に設けられて溝部18と係合することにより第二底面部21と第一底面部11との間に間隙を形成させる被係合部たる突部28を備えた第二棟芯材受部20とを具備する。
換言すると、棟芯材支持具1の構成は、支持具基部2と第二棟芯材受部20とに大別される。ここで、支持具基部2は、取付部8、支柱部9、及び第一棟芯材受部10を具備している。そして、第一棟芯材受部10は、第一底面部11、第一側面部12、及び溝部18を具備している。また、第二棟芯材受部20は、第二底面部21、第二側面部22、及び突部28を具備している。
より詳細に説明すると、取付部8は一対の板状体によって断面逆V字状に形成されている。この取付部8には、取付部8を屋根下地に取付けるための、釘やねじ釘を挿通させる取付孔部(図示しない)を設けることができる。また、支柱部9は、取付部8と断面逆Y字状を形成するように取付部8の上端から延びており、延びる方向は、取付部8を屋根下地の棟部に取付けた際に、略鉛直方向となるように設定されている。
また、支柱部9の上端からは、二つの載置面部11a,11bが支柱部9と略直交するように相反する方向に延設され、これらの載置面部11a,11bによって、平面視略矩形の一つの第一底面部11が構成されている。この第一底面部11の一対の側辺のそれぞれからは、略直交する方向に立ち上がるように略矩形形状の第一側面部12が形成され、この一対の第二側面部12と第一底面部11とで断面コ字状を形成している。ここで、支柱部9を挟んで上下に配される第一棟芯材受部10と取付部8の、それぞれの向きの関係は、同一方向から見たときに、第一棟芯材受部10が上方に開放した断面コ字状となると共に、取付部8が逆V字状となる向きに設定されている。なお、本実施形態の棟芯材支持具1は、一枚の金属製の板材を折曲成形することにより、一体的に形成されている。
更に、第一側面部12には、貫通した長孔状の溝部18が設けられており、溝部18は、第一側面部12の上辺13から下辺14に向かって所定の長さに延びている。本実施形態では、一対の第一側面部12のそれぞれに溝部18が一つずつ設けられ、この二つの溝部18の長さは異なっている。ここで、二つの溝部18のうち、長い方を「長溝部18L」、短い方を「短溝部18S」と称することとし、便宜上、右側の第一側面部12aに長溝部18Lが設けられ、左側の第一側面部12bに短溝部18Sが設けられていることとし、特に区別する必要がない場合は、それぞれ第一側面部12及び溝部18と総称して説明する。
第二棟芯材受部20は、第一棟芯材受部10とほぼ同様の構成であり、第二底面部21及び第二側面部22が、それぞれ第一棟芯材受部10の第一底面部11及び第一側面部12と相当する構成である。ただし、一対の第二側面部22間の距離に相当する第二底面部21の幅は、一対の第一側面部12間の距離に相当する第一底面部11の幅より、やや小さく設定され、後述のように、第二棟芯材受部20を第一棟芯材受部10に嵌め込むことができる構成となっている。
また、第二棟芯材受部20には溝部は形成されておらず、溝部18と係合可能な突部28が、一対の第二側面部22の何れか一方の外側面に一つ設けられている。以下では、一対の第二側面部22のうち、突部28が設けられた方を第二側面部22a、他方を第二側面部22bと称し、特に区別する必要がない場合は第二側面部22と総称して説明する。ここで、突部28の下端部28Eと、第二側面部22の上辺24との距離N2(図2(c)参照)は、何れの溝部18よりも長い設定、すなわち、長溝部18Lの長さN1より長い設定とされている。なお、本実施形態の突部28は、下端部28Eから上辺24まで延びているが、下端部28Eにおいて上記の距離関係が成立すれば、上辺24まで達していなくても構わない。
更に、第一側面部12及び第二側面部22には、棟芯材を固定する釘やねじ釘等の固定部材を挿通するため、それぞれ複数の第一孔部15及び第二孔部25が設けられている。ここで、第一孔部15及び第二孔部25が設けられる位置は、後述するように、第二棟芯材受部20を第一棟芯材受部10に嵌め込み、突部28と溝部18とを係合させた状態で、少なくとも一箇所が一致するように設定されている。
次に、本実施形態の棟芯材支持具1の使用方法について説明する。まず、棟部を跨ぐように、取付部8の一対の板状体をそれぞれ棟部を構成する二面の屋根面の屋根下地に、釘やねじ釘等を使用して取付ける。なお、取付部8は一対が設けられるものに限定されず、例えば、一枚の板状体によって構成させ、棟部を構成する二面の屋根面の一方の屋根下地に取付けられるものであっても良い。
取付部8が棟部の屋根下地に取付けられると、支柱部9が棟部から略鉛直方向に上方に延びるように立設され、その先に、第一棟芯材受部10が断面コ字状に上方に開放した状態となる。この状態で、棟芯材を第一底面部11に載置し、第一棟芯材受部10の断面コ字状の内側に棟芯材を保持させることができる。この際、第一底面部11は、鉛直方向に延びる支柱部9と略直交するように設けられているため、棟芯材を略水平状態で載置することができる。また、このとき、釘やねじ釘等の固定部材を用い、第一孔部15を介して、棟芯材を第一側面部12に固定することができる。これにより、棟芯材は、支持具基部2を介して、屋根下地に強固に固定される。
棟芯材を更に高い位置で支持する必要があるときは、第二棟芯材受部20を使用し、第一棟芯材受部10に嵌め込む。その際、第二棟芯材受部20の断面コ字状が上方に開放する向きで、上から第二棟芯材受部20を第一棟芯材受部10に挿入する。これに伴い、突部28は溝部18に沿ってスライドし、突部28の下端部28Eが溝部18の閉端部に達すると、突部28は溝部18と係合し、第二棟芯材受部20が第一棟芯材受部10に固定される。このとき、上記のように、溝部28の下端部28Eと上辺24との距離N2は、何れの溝部18の長さより長く設定されているため、第二底面部21と第一底面部11間には間隙が形成され、第二底面部21は第一底面部11より高い位置となる。従って、第二底面部21に棟芯材を載置させれば、第一底面部11に棟芯材を載置する場合に比べ、高い位置で棟芯材を支持することができる。
また、本実施形態では長さの異なる二つの溝部18を備えているため、何れの溝部18を突部28と係合させるかの選択により、異なる高さで棟芯材を支持することができる。すなわち、図3(b)に示すように、右側の第一側面部12aの長溝部18Lと突部28とを係合させれば、棟芯材を載置する高さは、支持具基部2のみを使用し第一底面部11で棟芯材を支持する場合に比べて、h1だけ高くなる。
このとき、第一側面部12a及び第二側面部22aにそれぞれ複数設けられている第一孔部15と第二孔部25が、少なくとも一箇所で一致し、貫通孔部Xを形成する設定とされているため、この貫通孔部Xに固定部材を挿通し、棟芯材を第二側面部22a及び第一側面部12aを介して棟芯材支持具1に固定し、ひいては、棟芯材支持具1を介して、棟芯材を屋根下地に対して強固に固定することができる。加えて、本実施形態では、図3(d)に示すように、反対側の第二側面部22b及び第一側面部12bにおいても、第二孔部25及び第一孔部15が一致して貫通孔部X’を形成する設定とされているため、両側から固定部材によって棟芯材を固定することができる。これに伴い、溝部18Lと突部28との係合によって、第一棟芯材受部10に片持ち支持されている第二棟芯材受部20の支持状態が安定し、ひいては、安定的に棟芯材を支持することができる。なお、第一側面部12と重畳しない部分の第二側面部22に開口する第二孔部25を用いて、固定部材で棟芯材を第二側面部22に固定し、棟芯材の固定を更に強固にすることができる。
一方、第二棟芯材受部20を水平方向に反転させ、図3(a)に示すように、突部28が左側の第一側面部12bの短溝部18Sと係合するように第一棟芯材受部10に嵌め込めば、更に高いh2の高さで、棟芯材を支持することができる。また、この状態においても、第一側面部12b及び第二側面部22aにそれぞれ複数設けられた第一孔部15と第二孔部25が、少なくとも一箇所で一致し、貫通孔部Yを形成する設定とされているため、この貫通孔部Yを用い、固定部材によって棟芯材を棟芯材支持具1に固定し、屋根下地に対して棟芯材を強固に固定することができる。また、このとき、図3(c)に示すように、第二側面部22b及び第一側面部12aの側でも、第二孔部25及び第一孔部15が一致して貫通孔部Y’を形成する設定とされているため、上記と同様に、第二棟芯材受部20の片持ち状態を安定させると共に、棟芯材を安定的に支持することができる。
なお、本実施形態では、h1及び(h2−h1)が、それぞれ約1cmの設定とされており、約1cm刻みで高さ調整を行うことができる。
従って、本実施形態の棟芯材支持具1によれば、一つの棟芯材支持具1が「棟芯材受部」を二つ備え、一方の第一棟芯材受部10は支持具基部2の構成であり、他方の第二棟芯材受部20は第一棟芯材受部10に挿脱自在な構成であることにより、通常は支持具基部2のみによって棟芯材を支持し、必要に応じて付加的に第二棟芯材受部20を使用して第一棟芯材受部10に嵌め込むことにより、棟芯材を支持する高さを簡易に調整することができる。
また、長さの異なる二つの溝部18L,18Sを有し、一対の第一側面部12の一方に長溝部18Lが、他方に短溝部18Sが設けられているため、第二棟芯材受部20を水平方向に反転させて、突部28の係合相手となる溝部18を変えることにより、一つの第二棟芯材受部20を使用して、極めて容易に、二種類の高さ調整を行うことができる。そして、一つの棟芯材支持具1で、第二棟芯材受部20を使用せず第一底面部11に棟芯材を載置させた高さ、突部28を長溝部18Lと係合させた場合の高さh1、及び突部28を短溝部18Sと係合させた場合の高さh2という、三種類の高さで、棟芯材を支持する高さを調整することができる。
なお、第一側面部12において、複数の溝部18のそれぞれの近傍に、その溝部18に突部28を係合させた場合の高さの変化量を表示しておくこととすれば、施工者が高さ調整を行う際に、その表示をたよりに容易に溝部18を選択することができ、好適である。
加えて、従来の分離式の棟芯材支持具とは異なり、支柱部で高さ調整を行う構成ではなく、支柱部より高い位置で高さ調整を行う構成であるため、棟部に沿って敷設された瓦等で支柱部9が埋もれていても、高さの調整を行うことができる。これにより、屋根下地の棟部に支持具基部2を取付け、実際に瓦を敷設し、或いは、のし瓦等を積み重ねた後であっても、第二棟芯材受部20を容易に挿脱し、高さの調整を行うことができる。
そして、屋根の施工業者や施工用の部材の販売業者は、支持具基部2と第二棟芯材受部20とを備えておけば足りるため、多種類の高さの棟芯材支持具を常備する必要や、施工の現場まで多種類の棟芯材支持具を多数所持して出かける必要がないものとなり、管理や運搬の煩雑さを低減し、コストを削減することができる。
更に、冠瓦やのし瓦等が締結される棟芯材の荷重を支えることとなる支柱部9には、孔部や溝部は形成されないため、充分な強度を有して棟芯材を支持することができる。また、一つの棟芯材支持具が二つの支柱部を有する構成となっている従来の分離式の棟芯材支持具と比べ、構成が極めて簡易であるため、製造工程が少なく、コストを抑えて製造することができる。加えて、支持具基部2は、従来の一体型の棟芯材支持具に付加的に溝部18が形成された構成であるため、従来の製造設備等を利用し、新たな投資を抑えて、新規な棟芯材支持具1を製造することができる。
また、本実施形態では、溝部18が上下方向に延びるよう形成され、第二棟芯材受部20を第一棟芯材受部10に上から嵌め込む構成であるため、棟部で棟芯材支持具を上から見下ろすように作業を行う作業者にとって、作業性の良いものとなっている。更に、本実施形態の突部28は、上辺24まで達するように長く形成されているため、溝部18と突部28との係合状態が安定し、ひいては第二棟芯材受部20による棟芯材の支持状態が安定するものとなっている。
加えて、溝部18と突部28との係合により、第一側面部12の第一孔部15と第二側面部22の第二孔部25が、少なくとも一箇所で一致して貫通孔部を形成する設定とされているため、固定部材で棟芯材を棟芯材支持具1に固定し、更には棟芯材支持具1を介して棟芯材を屋根下地に強固に固定することができる。特に、本実施形態では、溝部18と突部28とが係合している側の第一側面部12と第二側面部22、及び、その反対側の第一側面部12と第二側面部22の何れの側においても、第一孔部15及び第二孔部25が少なくとも一箇所が一致する構成とされているため、両側から固定部材で棟芯材を固定することができ、第一棟芯材受部10よる第二棟芯材受部20の片持ち状態を安定させることができると共に、棟芯材支持具1によって棟芯材を安定的に支持することができる。
上記の実施形態では、一つの第一側面部に一つの溝部を設ける場合を示したが、これに限定されず、一つの第一側面部に、長さの異なる複数の溝部を設けることもできる。例えば、図4(a)乃至図4(d)に示すように、一対の第一側面部11a,11bのそれぞれに長さの異なる溝部18を二つずつ設け、全体で長さの異なる四種類の溝部18a,18b,18c,18dを有する構成とすれば、支持具基部2のみで棟芯材を支持する場合を含め、五種類の高さで、高さ調整を行うことが可能となる。なお、この場合、上記のように、突部の下端部28Eと第二側面部22の上辺24との距離は、最も長い溝部である溝部18dの長さより、長く設定される。
このように一方の第一側面部に複数の溝部を設けることとしても、溝部が上下方向に形成されることにより、突部を介して加えられる棟芯材及び棟芯材に締結されたのし瓦等の荷重等を、溝部より下方の第一側面部が充分な強度を有して支えることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、上記の実施形態では、第一側面部に設けられる係合部を溝部とし、第二側面部に設けられる被係合部を突部とする場合を例示したが、これに限定されず、溝部と突部との関係を逆にすることもできる。例えば、一対の第一側面部の何れか一方の内側面に一つの突部を設け、第二側面部には、これと係合可能な溝部を複数設けることができる。この場合、溝部は、第二側面部と第二底面部との境界辺に沿って、突部の厚み以上の幅を有して第二底面部に開口し、該境界辺から上辺に向かって所定の長さに延びるように設けることができる。そして、突部の上端部から第一側面部の下辺までの距離が、最も長い溝部の長さより大きくなる設定とすれば、上記の実施形態と同様に、第二棟芯材受部を使用しない場合より棟芯材を高い位置で支持することができ、突部と係合させる溝部を複数のうちから選択することにより、その高さを調整することができる。
また、溝部は、一つの第一側面に一つまたは二つを設ける場合を例示したが、これに限定されず、三つ以上を設けることもできる。これにより、各溝部の長さの差をより小さく設定することが可能となり、棟芯材を支持する高さを微調整することができる。
更に、溝部を上下方向に延びるよう形成する場合を例示したが、これに限定されず、溝部を第一側面部または第二側面部の一対の側辺の一方から他方に向かうように、横方向に形成しても良い。この場合は、第二棟芯材受部は、横から挿入するように第二棟芯材受部に嵌め込まれる態様となる。例えば、第一側面部に横方向の溝部を設け、第二側面部に突部を設ける場合、突部の下端部と第二側面部の下辺との距離を、溝部の下縁と第一側面部の下辺との距離より短い設定とすれば、溝部と突部を係合させたときの第二底面部を、第一底面部より高い位置にすることができる。
なお、溝部及び突部を直線的に延びる形状とする場合を例示したが、両者の形状はこれに限定されない。例えば、溝部を第二棟芯材受部の第一棟芯材受部への挿入方向に対して屈曲する略L字形状とし、突部をその屈曲部分に沿って摺動可能な寸法とすることにより、第二棟芯材受部を第一棟芯材受部から抜け難いものとすることができる。
本実施形態の棟芯材支持具の分解斜視図である。 図1の棟芯材支持具の(a)左側面図、(b)正面図、及び(c)右側面図である。 図1の棟芯材支持具の使用方法を説明する説明図である。 他の実施形態の棟芯材支持具を説明する説明図である。 従来の棟芯材支持具を例示する斜視図である。 棟芯材支持具を屋根下地へ取付けた状態を説明する説明図である。
符号の説明
1 棟芯材支持具
2 支持具基部
8 取付部
9 支柱部
10 第一棟芯材受部
11 第一底面部
12 第一側面部
15 第一孔部
18 溝部(係合部)
20 第二棟芯材受部
21 第二底面部
22 第二側面部
25 第二孔部
28 突部(被係合部)

Claims (4)

  1. 棟部の屋根下地に取付けられる取付部、該取付部の上端から延びた支柱部、及び、該支柱部の上端に設けられ棟芯材を載置する第一棟芯材受部を有する支持具基部と、
    該支持具基部の前記第一棟芯材受部に挿脱自在に嵌挿され、前記第一棟芯材受部より高い位置で棟芯材を載置可能な第二棟芯材受部と
    を具備することを特徴とする棟芯材支持具。
  2. 前記第一棟芯材受部は、
    前記支柱部の上端に設けられて棟芯材を載置可能な第一底面部と、
    該第一底面部の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第一側面部と、
    該第一側面部に設けられた係合部とを具備し、
    前記第二棟芯材受部は、
    棟芯材を載置可能な第二底面部と、
    該第二底面部の一対の側辺のそれぞれから立ち上がるように設けられた一対の第二側面部と、
    該第二側面部に設けられて前記係合部と係合することにより前記第二底面部と前記第一底面部との間に間隙を形成させる被係合部とを具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の棟芯材支持具。
  3. 前記係合部は、前記第一側面部の上辺から下辺に向かって延びる、長さが異なる複数の溝状に形成され、
    前記被係合部は、前記第二側面部の何れか一方の外側面に突状に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の棟芯材支持具。
  4. 前記第一棟芯材受部に棟芯材を固定する固定部材を挿通させる複数の第一孔部が形成されると共に、前記第二棟芯材受部に棟芯材を固定する固定部材を挿通させる複数の第二孔部が形成され、
    前記第一孔部及び前記第二孔部は、前記第二棟芯材受部が前記第一棟芯材受部に嵌挿された状態で、少なくとも一箇所が一致する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載の棟芯材支持具。
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