JP4943431B2 - 自動車座席占有者の形態識別用静電容量センサ - Google Patents

自動車座席占有者の形態識別用静電容量センサ Download PDF

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Description

本発明はセンサの分野に関する。
より詳細には、本発明は静電容量センサの分野に関する。
より詳細には、本発明は、車両座席の乗員の形態識別ができるように設計された静電容量センサに関する。
具体的には、本発明は、それだけには限らないが、自動車におけるエアバッグ作動にその応用例がある。
一般に最近まで自動車のエアバッグは、万一の衝突の場合に加速度計によって作動された。この基本的な作動では、乗員(肥満度が小さい、又は肥満度が大きい子供又は成人)の形態を考慮していなかった。
エアバッグはたとえ座席が空いていても、あるいはチャイルドシートで占有されていても作動したことに注意されたい。この後者の場合は、非常に深刻であるが、多くの死亡事故の原因となる。
車両座席にチャイルドシートが取り付けられている場合など、そうする必要がある場合にエアバッグを作動させないようにするために使用されるスイッチが現在、一部の車両に備えられているのはこの理由による。このスイッチは通常、エアバッグが作動状態又は非作動状態にあることを表示するために使用されるインストルメントパネル上の発光表示器と結ばれている。
2003年以来、はるかに制限的な規定が米国で公布されており(FMV SS 208)、この規定は、2005年からすべての車両の少なくとも3分の1が、座席が空いているか占有されているかを検出するために使用される乗員存在検出システムを備えることを求めている。エアバッグは、座席が空いている場合に作動してはならない。
本明細書では「空き座席」という概念は、1)(子供がいる、又はいない)チャイルドシートによって占有されていない、又は占有されている座席の場合、及び2)6歳未満の子供によって占有されている座席の場合を包含することに注意されたい。
課されるべき法律とは無関係に、米国内でもその他の諸国でも商業上の制約により現在、エアバッグの「知的な」作動、すなわち1)座席が空いている場合のエアバッグの非作動、2)座席が、(占有されている、又はいない)チャイルドシートによって占有されている場合のエアバッグの非作動、3)座席が6歳未満の子供によって占有されている場合のエアバッグの非作動、及び4)占有者の形態に応じて制御された動力によるエアバッグの作動が必要とされている。
いくつかの統計的分布によれば、3つの主要な形態の区分が成人について定義される。すなわち
主として女性及び肥満度が小さい人に相応する第5百分位数(46〜53kg/1.4〜1.65m)、
人口の過半数に相応する第50百分位数(68〜73kg/1.7〜1.8m)、及び
肥満度が大きい人を包含する第95百分位(94〜98kg/1.83〜1.93m)
である。
車両座席の乗員の存在及び形態を検出するために、いくつかの技術が使用される。
具体的には、従来技術により、a)座席の取付け箇所に配置された応力計に基づく構成、b)座席カバーの下の座席内部に配置された圧力パッド、及びc)座席カバーの下の座席内部に配置された静電容量センサが知られている。
この後者の技術では、2つの主要な群、すなわち1)可変コンデンサとして機能する2つの導体電極間に配置されたフォームパッドの圧縮によって個人の存在を検出するもの、及び2)可変電界又は固定電界に基づくものを区別することができる。
この後者の場合では、そのセンサは通常、座席カバー下に配置された同一平面上の電極を含む。車両座席に個人が存在すると周囲の誘電率が変化し、それによってセンサ静電容量の値が変わる。
国際公開特許WO−A−00/25098では、負荷検出システムに結合されたそのようなセンサの例を記載している。この文書に記載の手段は、座席の乗員の存在又は位置の検出を可能にする。この種類のセンサは、一般に満足のゆくものである。しかし、このセンサは、座席上に湿った物体が置いてある状態では、あるいは座席の発泡樹脂が水蒸気で含浸される場合では、いくつかの欠点を有する。こうした状況では、周囲の誘電率が水の存在によって変わり、それによって特定の状況では区分誤りにつながり、座席が空いているときに乗員の存在を検出することにさえなる。
結論として、自動車のエアバッグの作動制御のためにこれまで提案された様々な解決策は、完全に満足のゆくものというわけではない。
本発明の主な目的は、個人の形態、又は自動車の座席に置かれた物体のより信頼できる検出を可能にする新規な検出デバイスを提案することである。
この目的は、本発明の明細書では検出組立品を用いて達成され、この検出組立品は、第1には、3つの電極、すなわち空間の別々の区域をカバーする2つの主電極、及び2つの主電極をほとんど完全に取り囲む第3の補助電極を有するセンサと、第2には、制御された電圧レベルで電極に電力を供給し、電極から取り込まれた信号を2つの信号間の比の形で使用し、電極から測定された信号を所定の閾値と比較することによって主電極が覆われているか覆われていないかを表す2値信号を最初に送出し、少なくとも1つの電極の覆われている割合を表すアナログ信号を次に送出するように電極に接続された処理手段との組合せを含む。
後でより詳細に説明するように、2つの信号間の比を用いると、温度又は周囲の湿気含有率に応じて起こりうるドリフトを克服することが可能になる。
本発明はまた、前述の検出組立品が装着された座席、並びにこれらの組立品に使用されるセンサにも関する。
本発明の他の特徴、目標、及び利点は、非限定的で例示的に提供する添付の図面を参照して、以下の詳細な説明を読めば明らかになるであろう。
本発明者らが本発明を設計した手法は以下のとおりである。
静電容量センサのオフセット合は無負荷の静電容量値に比例し、「オフセット合静電容量」と呼ばれる。
結果として、センサ・ドリフトを最少にするには静電容量プローブの電極の長さを短くすることが望ましい。
さらに、基本センサにかぶさる乗員が存在するかしないかの2値検出信号を得るには、「基本ピクセル」とみなされるだけ十分に寸法が小さい基本センサを有することが望ましい。
座席の占有者の形態を判定できるようにするために、判定基準を確認することが必要である。この目的のために本発明者らは、幾何学的な投影によって、また種々のデータベース、具体的には、様々な国の自動車製造者のデータベースから、1)「幼児、子供及び18歳までの青年を含む1977年度ミシガン州主要道路安全調査(Michigan Highway Safety Research for 1977, including infants, children and youths up to 18 years old)」という名称の「Highway Safety Research Institute of Michigan」から発行のもの、2)PSAグループ、すなわちより正確にはプジョー・ルノー(Peugeot-Renault)共同の生理学及び生物力学研究所から発行されたもの、及び3)18歳から79歳の米国住民に関する、SAEから発行され「Caesar」として知られるものなどの統計的な人口の分布を反映して、図1に示したように人体をモデル化した。
こうして選択された統計的な人口分布が図2a及び図2bに示されている。これらの曲線を考察すると、幼児の集団を成人の集団と識別するのはきわめて容易であるものの、形態的な基準に基づいて成人を識別するのはきわめて困難であることが分かる。
しかし、上述の分析により本発明者らは、主に判定基準として構成員の別々の下位区分集団、具体的にはまず幼児と成人、それから次に成人間(第5百分位数と第95百分位数)を、座席底面については大腿部及び臀部の幅、また座席背面については肩幅及び臀部と肩との距離である構成員の形態に関して識別することを選択した。
結果として、これらの考察により、図5及び図6に示されるように座席底面及び座席背面の対応する区域にセンサを配置することになったが、これは後でより詳細に説明する。
より正確には、説明したばかりの根拠に基づき本発明者らが「ピクセル」として知られるセンサの配置を重要な要素としたことがここで強調されるべきであり、この配置は、座席の側方部分上で縫い目に近接して全か無か(all-or-none)の存在検出のために使用されるセンサの配置である。座席底面上と座席背面上の両方であるこれら側方部分は通常、専門家によって「枕(bolster)」と呼ばれる。
理論上は上述の手法では、様々な形態を正しく識別できるようにするために座席上に多数のセンサが必要であり、これは法外なコストにつながる。
しかし本発明では、必要なセンサの数を最少にすることが可能であり、結果としてこれらの欠点を克服する。
本発明ではまた、寄生オフセット合静電容量ドリフトを最少にすることも可能である。
添付の図3は、本発明によるセンサの一例を示す。
図3には、3つの電極110、120、130を備えたセンサ100が示されている。
しかし実際には本発明は、3つの電極を備えたセンサに限定されない。本発明は、多数の電極を備えたセンサに適用することができる。
「主」電極と呼ばれる電極110及び120は、本質的にピクセル化(pixelation)を行うことを目的とし、ピクセル化は、電極の位置での存在又は不在の全か無かの検出である。
「補助」と呼ばれる電極130は、本質的にアナログ形式の検出を行うことを目的とし、個人又は物体によってそれだけ電極が覆われている割合を表す信号を供給する。
図3によれば、主電極110、120がそれぞれ主直線素子112、122を含む。これらの素子112、122は直線上に配列されている。
しかし一変形形態では、主素子112、122は、正弦曲線、台形、又は他の形状など別の形状を有することもできる。
主素子112、122は、それらの近接した端部で接続部114、124に取り付けられる。これらの接続部は通常、主素子112、122と直角をなす。すなわち各電極110、120は、ほぼ「L字形」の形状を有する。
2つの電極110、120は、中央面(図3の参照符号A)に対して対称である。この面Aは、主素子112、122に対し垂直であり、接続部114、124に対し平行である。
補助電極130は、主電極110、120をほとんど完全に取り囲む実質的な開ループ形状132を有する。開ループ132は、その端部の一方で、上述の部分114及び124に対して平行な接続部134に取り付けられる。すなわち補助電極130は、ほぼ「T」字形状をとり、その直立部は接続部134から成り、その頭部は開ループ132から成る。より正確には、ループ132は、湾曲部分1321、1324によって対の形で一緒にして接続された3つの直線部分1320、1322、1323から成る。部分1320及び1323は、主電極110、120の主素子112、122とほぼ同じ長さを有する。部分1322は、主素子112、122の2倍にほぼ等しい長さを有する。
従って3つの電極110、120、130からなるセンサは、上述の面Aに対し平行であり電極120に付随する連結部124の中央部分を通過する面Bに対して概ね対称性を示す。
電極110、120、130が互いに対してそれぞれの既知の面積比を有することが重要である。
このために、3つの電極110、120、130は同じ幅eを有することが好ましく、主素子112、122は同じ長さLを有し、別々の電極素子112、122、132、及び114、124、134を分離する距離は同じで一定である。
上述の構成は、同じ面を有する主電極110、120と、補助電極130の4分の1に等しい面を有する主電極110、120とを画定することになる。
しかし本発明の明細書では、電極110、120、130の他の形状が選択されてもよい。
例えば、一方の電極110の幅が電極120の2倍であるが長さがその半分だけであるなど、同じ面を有するが幅及び長さが異なる電極110、120を使用することができる。
さらにまた、面積が電極120の2倍である電極110など、ある既知の比で異なる面を有する電極110、120を使用することもできる。
非限定的な例によれば、本発明の本明細書では、主電極110、120の主素子112、122は、35mmから150mm程度の長さを有することができる。
従って、図3に示された前述のセンサ100は、3つの電極110、120、130にそれぞれ接続された入力端114、124、134を有する。今後は便宜上、これらの3つの電極はそれぞれ、電極110については「ピクセルC1」、電極120については「ピクセルC2」、電極130については「電極U」と名づけられる。
接続部114、124、134は、図3に参照符号200で示された電力供給及び処理手段に電極110、120、130を接続するために使用される。
これらの手段200は好ましくは、文書WO−A−00/25098による電力供給及び電荷除去の手段を含む。
すなわち、手段200は好ましくは、制御された振幅の継続的な電圧を出力できる電力供給手段と、静電容量スイッチング・システムを備えた積分器段と、制御された周期数において一連の2つの系列を周期的に生成するように設計された制御手段とを含み、これら2つの系列は、その間に電力供給手段が電極110、120、130のうちの1つに接続され、そこに電界をかけ、この電極に電荷を蓄積する第1の系列T1と、次に、その間に電力供給手段が前述の測定プローブ電極から切り離され、後者が、電荷を積分器段内に転送するように積分器の加算点に接続され、その出力端に、電極又は測定プローブとグランドの間に存在する誘電率を表す信号を得る第2の系列T2である。
センサ100は、任意の適切な技術を用いて実現されてよい。
本発明の明細書では、電極110、120、130は好ましくは、自動車の座席内への組込みに適した薄い可撓性の熱可塑性材料基板上にスクリ−ン印刷プロセスによって堆積される。上述の可撓性基板は、有利にはポリエチレンテレフタレート(PET)から成り、あるいは、一般にはε<4である比較的小さい誘電率と、温度及び湿度に対して安定であるばかりでなく水吸収を避けるために非常に低い多孔率とを示す他の任意の同様な媒体から成る。
センサの防水は、センサの表面全体を覆って防水膜を形成させることによって、あるいはまたセンサ全体を、温度及び湿度に対して安定な比較的小さい誘電率ε<4を示す例えばポリエチレンなどの防水材料又は防水発泡樹脂で被覆することによってなど、任意の適切な手段によって実現されてよい。
手段200は、電極110、120、130に電力供給し、基本ピクセル化データ又は組合せピクセル化データ、及び/又はアナログ信号の取得ができるように設計されたこれらの電極から信号を収集する一連のステップを生成するために使用される。
この一連のステップそれぞれは、グランド電位、又は測定されるべき電極と通常は等しい制御されたレベルの電圧を1つ又は複数の他の電極に印加することによって、1つ又は複数の電極C1、C2、Uに電界をかけること、次いで対象の電極の電荷を測定することを含む。
説明では今後、その上の電荷が測定される電極の名称をそれぞれの測定に付与する。
従って、図8の表の最初の部分に示されているように本発明の明細書では、手段200はCl、C2、U、C1U、C2U、UC1、UC2、UC1C2、及びCl+C2という名称のステップによって測定シーケンスを決定する。
最初のピクセルからの信号C1は、C1とUの間、つまり電極110と130の間に電界を加え、グランドに接続されたピクセルC2(電極120)を用いてC1(電極110)の電荷をU(電極130)に対して測定することによって得られる。
2番目のピクセルからの信号C2は、C2とUの間、つまり電極120と130の間に電界を加え、グランドに接続されたピクセルC1(電極110)を用いてC2(電極120)の電荷をU(電極130)に対して測定することによって得られる。
アナログ信号Uは、グランドに接続された電極110及び120を意味する電極C1及びC2に対して電極U、つまり電極130に電界を加え、U(電極130)上の電荷を測定することによって得られる。
ピクセルC1Uからの信号は、C1とUの間、つまり電極110と130の間に電界を加え、この電界にその影響を無効にするために接続されたピクセルC2(電極120)を用いてC1(電極110)の電荷をU(電極130)に対して測定することによって得られる。
ピクセルC2Uからの信号は、電界をC2とUの間、つまり電極120と130の間に加え、この電界にその影響を無効にするために接続されたピクセルC1(電極110)を用いてC2(電極120)上の電荷をU(電極130)に対して測定することによって得られる。
アナログ信号UC1は、C1すなわち110に対して電界を電極U、つまり電極130に加え、この電界にその影響を無効にするために接続されたピクセルC2(電極120)を用いてU(電極130)の電荷を測定することによって得られる。
アナログ信号UC2は、C2すなわち120に対して電界を電極Uすなわち130に加え、この電界にその影響を無効にするために接続されたピクセルC1(電極110)を用いてU(電極130)の電荷を測定することによって得られる。
アナログ信号UC1C2は、電界を電極U、C1及びC2、すなわち130、110及び120に加え、U(電極130)上の電荷を測定することによって得られる。この測定値は、電極Uと目標物(乗員など)の間の静電容量を直接示す。
信号C1UとC2Uを手段200内で加算することによって、長さC1+C2に相当する第3のピクセルが得られる。この冗長な情報は、本発明で使用される検出の信頼性及び精度を向上させるために使用される。
本発明によるセンサが、関係する電極C1、C2上に垂直に置かれた個人/物体の存在/不在についてのいわゆるピクセル化の全か無かの(オン/オフ)信号、又は電極が覆われている割合を表すアナログ測定値のどちらかを得ることができるようにすることを当業者は理解されよう。
さらに本発明のセンサは、3つの入力端114、124、134だけを使用して、5つのピクセル化信号C1、C2、C1U、C2U、C1+C2、及び4つのアナログ信号U、UC1、UC2及びUC1C2、さらには複数のオフセット合信号さえも得ることができるようにする。
これらの様々な応答は、温度及び湿度によるオフセット合を最少にするために、比の形で一緒に組み合わせられる。電極110、120、130の面が互いに既知の係数Knの範囲内で比例するので、例えばC1/U、C2/U又はC1+C2/Uなどの特定の比を組み合わせることによって、CnとUの間の固有の寄生静電容量が最小化される。というのは、分子と分母に同時に現れるオフセット合が互いに打ち消し合うからである。
従って、こうして得られる応答は、手段200が乗員の特定の区分を形態的に識別できるようにする。実際に、座席(その好ましい構成は後で図5及び図6を参照して説明する)上に配置された別々のセンサからこうして得られる信号は特に、識別を実施するために乗員の位置を決定(また必要に応じて、横方向に移動した乗員の位置が検出された場合に生の測定値を修正)できるようにし、また、前述の重要なパラメータである大腿部と臀部の幅の大きさの程度、並びに肩幅及び臀部と肩との距離を決定できるようにする。
本発明による前述のセンサを用いて得られる様々な応答は、添付の図7にシミュレートされている。図7に示された曲線は、センサの全長と長さが等しく、かつ左側から来る物体で電極を段階的に覆うことによって、前述のシーケンスでの異なるステップで得られる応答に対応する。
添付の図5及び図6に見られるように、座席底面、並びに必要に応じて座席背面には、好ましくは本発明による複数のセンサが備えられる。これらの様々なセンサの好ましい埋設は後で説明する。
本発明の明細書では、手段200は好ましくは、「全域(global)」と表されたさらなる測定シーケンスを繰り返すように設計され、このシーケンスには、Cl、C2、U、C1U、C2U、UC1、UC2、UC1C2、及びCl+C2と以前に表され、これらの各センサに対してそれぞれ「通常」シーケンスという名称を付けられたステップと類似であるが、他のセンサをグランドではなく測定電位に同時に接続するステップがある。
こうして生成されたステップシーケンスは、図8の下部に示されている。これらのステップには、参照符号C1g、C2g、Ug、CIUg、C2Ug、UClg、UC2g、UC1C2g、及びClg+C2gが付されている。
このような全域シーケンスの実施は、いくつかの結果をもたらす。
まず第一に、その実施により、測定が実施されるもの以外のセンサの影響を無効にすることができる。
次に、乗員が車両の金属部に接触したかどうかを判定することができる。実際この場合、電位がグランドに加えられ、そのため、いわゆる通常シーケンスで得られる値といわゆる全域シーケンスで得られる値との間に差がない。これに反して、乗員が車両の金属部に接触しない場合には、全域と呼ばれるシーケンスにより、「フローティング」と表される電位を加えることができ、これらの条件では、通常シーケンスで得られる値と全域シーケンスで得られる値とは異なる。この非常に重要な特性は、乗員の浮動状態と固定電位にある乗員の状態との間のあいまい性を除去することを可能にし、また浮動効果の変化によって湿った物体の存在を検出することも可能にする。
本発明の明細書で前に示したように、電極110、120、130から読み取られる信号は、手段200によって、また好ましくは文書WO−A−00/25098に記載の構成による手段を使用して電圧に変換される電荷である。
次に、図4に示されたセンサ変形形態100を説明する。
この図は、2つの主電極110、120、及び1つの補助電極130を備えるセンサ100を示す。図4に示された電極の形状は、このセンサ100が、補助電極130の接続部134を通る平面(C)に対して完全な対称性を示すように設計されている。
ほぼ「T」字形であるこの電極130は、直線の接続部134から成る直立部と、平面Cに対して対称形の2つの開ループ132a、132bから成る頭部とを含む。ループ132a、132bそれぞれは、2つの直線部分1320a、1320b、1322a、1322bからなり、これらは対称面Cに対して垂直であり、湾曲部分1321a、1321bによって接続されている。
主電極110、120はそれぞれ、「L」字に似た形状をしている。これらは平面Cに対して対称形である。各主電極110、120は、(正弦曲線、台形、又は他の形状もまた許容できるが)好ましくは直線である主部分112、122と、直角の接続部114、124とを含む。
主素子112、122は、好ましくは互いに一直線に並べられ、平面Cに対して直角で、そこから反対の方向に延びている。これらはまた、それぞれループ132a、132bのうちの1つによって取り囲まれてもいる。接続部114、124は、対称面C及び接続部134に対して平行である。
次に、自動車の座席内での本発明によるセンサの好ましい実施を図5及び図6を参照して説明する。
図5は、自動車内の座席の底面200を示し、中央部分210と、縫い目221、223によって中央部分210から分離された側方部分220、222とがある。側方部分220、222は一般に「枕」と呼ばれる。
図5で分かるように、本発明によれば座席の底面200には好ましくは、
2つの側方部分220、222それぞれの上で、縫い目221、223に対し直角に、かつ座席の前後間の中心軸上にセンサ100S1、100S6と、
座席の中央の方である、縫い目221、223の他方の側の中央部分210上に配置され、センサ100S1及び100S6それぞれがこれらセンサに対して前方にオフセット合されたセンサ100S2、100S5と、
縫い目221、223の間の中央部分210の幅に長さが等しく、座席の後方で前後間の距離の2/3のところに配置されたセンサ100S3と、
縫い目221、223の間の中央部分210の幅に長さが等しく、座席の前方で前後間の距離の1/3のところに配置されたセンサ100S4とが備えられる。
本発明の明細書では、図5に示された座席底面を提供することだけを考えることが可能である。
しかし座席の背面にもまた、好ましくはセンサが備えられる。好ましくはまた、座席の背面でのセンサの埋設は、座席底面上の埋設と同じである。
すなわち、図6で分かるように、座席背面250には中央部分260と、縫い目271、273によって中央部分260から分離された側方部分270、272とがある。側方部分270、272は一般に「枕」と呼ばれる。
この座席背面250には、2つの側方部分270、272それぞれの上で、縫い目271、273に直角で背面の上までの距離のほぼ2/3のところにセンサ100S1、100S6と、背面の中央の方である、縫い目271、273の他方の側の中央部分260上に配置され、センサ100S1及び100S6それぞれがこれらセンサに対して下方の、背面250の高さのほぼ中心軸上にオフセット合されたセンサ100S2、100S5と、縫い目271、273の間の中央部分260の幅に長さが等しく、背面の下方で背面の高さの実質的に約1/3のところに配置されたセンサ100S3と、縫い目271、273の間の中央部分260の幅に長さが等しく、背面の上方で背面の上までの距離のほぼ2/3のところに配置されたセンサ100S4とが取り付けられる。
センサ100S1、100S2、100S3、100S4、100S5、100S6それぞれは、前述の構成に従って3つの電極110、120、130を含む。すべてのセンサ100S1、100S2、100S3、100S4、100S5、100S6は、好ましくは共通の処理手段200に接続される。
手段200は、電極110、120、130から取り込まれた信号を処理した結果得られたピクセル信号及びアナログ信号を参照ファイルに収容されている信号と比較することによって、座席上で検出された個人の形態的な型を容易に判定することができ、それによってエアバッグを制御する。
少数のセンサを用い、従って低減されたコストで様々な乗員の形態の識別をできるようにする正確な検出を本発明が可能にすることを当業者は理解されよう。
本発明は当然ながら、上記で説明してきた特定の実施形態に限定されず、本発明の精神に合致するいかなる変形形態にも及ぶ。
幾何学的な投影によって人体のモデル化を概略的に表す図である。 統計的な人口分布を表す線図である。 統計的な人口分布を表す線図である。 本発明の第1の実施形態によるセンサの平面図である。 本発明の第2の実施形態によるセンサの平面図である。 自動車の座席の基部又は底面、及び背面へのセンサの埋設を概略的に表す図である。 自動車の座席の基部又は底面、及び背面へのセンサの埋設を概略的に表す図である。 異なる電力及び動作態様の場合に、本発明によるセンサの出力端に得られる応答曲線を表す線図である。 本発明の好ましい実施による電力供給のシーケンス及び信号処理の概略を示す表である。

Claims (29)

  1. 第1には、3つの電極、すなわち空間の別々の区域をカバーする2つの主電極(110,120)、及び前記2つの主電極をほとんど完全に取り囲む第3の補助電極(130)を有するセンサ(100)と、第2には、制御された電圧レベルで前記複数の電極に電力を供給し、前記複数の電極から取り込まれた複数の信号を2つの信号間の比の形で使用し、前記電極から取り込まれた信号を所定の閾値と比較することによって主電極が覆われているか覆われていないかを表す複数の2値信号を最初に送出し、少なくとも1つの電極の覆われている割合を表す複数のアナログ信号を次に送出するように前記電極(110,120,130)に接続された処理手段(200)との組合せを含む、検出組立品。
  2. おおよその対称面に対して反対の方向に延びる主素子(112,122)を前記2つの主電極(110,120)が含むことを特徴とする、請求項1に記載の組立品。
  3. 前記主電極(110,120)それぞれがL字形であり、前記補助電極(130)が直立部(134)と、前記主電極(110,120)の前記主素子(112,122)を取り囲む開ループから形成される頭部(132)とを有するT字形であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組立品。
  4. 前記主電極(110,120)それぞれがL字形であり、前記補助電極(130)が直立部(134)と、前記主電極(110,120)の前記主素子(112,122)をそれぞれ取り囲む2つの開ループ(132a、132b)から形成される頭部(132)とを有するT字形であることを特徴とする、請求項1又は2に記載の組立品。
  5. 直線であり互いに一直線に並べられた主素子(112,122)を前記主電極(110,120)が含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の組立品。
  6. 非直線である主素子(112,122)を前記主電極(110,120)が含むことを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の組立品。
  7. 可撓性の支持物上に前記電極(110,120、130)が配置されることを特徴とする、請求項1から6のいずれかに記載の組立品。
  8. 任意の熱可塑性材料から成る支持物上に前記電極(110,120、130)が配置されることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記載の組立品。
  9. 前記電極(110,120、130)が、温度及び湿度に対して安定な材料から成る支持物上に配置されることを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の組立品。
  10. ε<4の誘電率を示す支持物上に前記電極(110,120、130)が配置されることを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載の組立品。
  11. 温度及び湿度に対して安定で誘電率が低い防水膜によって前記センサ(100)が被覆されることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の組立品。
  12. グランド電位、又は測定されるべき電極の電圧と通常は等しい制御されたレベルの電圧を1つ又は複数の他の電極(110,120,130)に加え、次に対象の電極上の電荷を測定することによって電界を1つ又は複数の前記電極(110,120,130;C1,C2,U)に加えるように前記処理手段(200)が設計されることを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の組立品。
  13. 主電極(C1,110)と補助電極(U,130)の間に電界を加え、グランドに接続された第2の主電極電極(C2,120)のピクセルを用いて、前記主電極(C1、110)上の電荷を前記補助電極との関係で測定することによって第1のピクセルからの信号(C1)を取得し、
    前記第2の主電極(C2,120)と前記補助電極(U,130)の間に電界を加え、前記グランドに接続された前記第1の主電極(C1,110)のピクセルを用いて、前記第2の主電極(C2,120)上の電荷を前記補助電極(U,130)との関係で測定することによって第2のピクセルからの信号(C2)を所得し、
    前記グランドに接続された前記主電極(C1,C2;110,120)との関係で電界を前記補助電極(U、130)に加え、前記補助電極(U、130)上の電荷を測定することによってアナログ信号(U)を所得し、
    第1の主電極(C1)と前記補助電極(U)の間に電界を加え、前記電界にその影響を無効にするために接続された前記第2の主電極(120)を用いて、前記第1の主電極(C1,110)上の電荷を前記補助電極(U、130)との関係で測定することによってピクセル信号(C1U)を所得し、
    第2の主電極(C2)と前記補助電極(U)の間に電界を加え、前記電界にその影響を無効にするために接続された前記第1の主電極(110)を用いて、前記第2の主電極(C2,120)上の電荷を前記補助電極(U,130)との関係で測定することによってピクセル信号(C2U)を所得し、
    第1の主電極(C1,110)との関係で前記補助電極(U、130)に電界を加え、前記電界にその影響を無効にするために接続された前記第2の主電極(120)を用いて、前記補助電極(U、130)上の電荷を測定することによってアナログ信号(UC1)を所得し、
    前記第2の主電極(C2,120)との関係で前記補助電極(U、130)に電界を加え、前記電界にその影響を無効にするために接続された前記第1の主電極(110)を用いて、前記補助電極(U、130)上の電荷を測定することによってアナログ信号(UC2)を所得し、
    前記主電極及び補助電極(U、C1,C2;130,110,120)に電界を加え、前記補助電極(U、130)上の電荷を測定することによってアナログ信号(UC1C2)とを所得するように前記処理手段が設計されることを特徴とする、請求項1から12のいずれかに記載の組立品。
  14. 信号C1UとC2Uとの加算を実行するように前記処理手段が設計されることを特徴とする、請求項1から13のいずれかに記載の組立品。
  15. 複数のセンサ(100)を含み、他の複数のセンサを測定電位にすることによって、各センサ(100)に対して連続的な測定シーケンスを繰り返すように前記処理手段(200)が設計されることを特徴とする、請求項12から14のいずれかに記載の組立品。
  16. 概ね直線の主電極(110,120)を用いてピクセル化の測定を行うように前記処理手段(200)が設計されることを特徴とする、請求項1から15のいずれかに記載の組立品。
  17. 前記補助電極(130)を用いてアナログ測定を実施するように前記処理手段(200)が設計されることを特徴とする、請求項1から16のいずれかに記載の組立品。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載の組立品を作り出すために、3つの電極、すなわち空間の別々の区域をカバーする2つの主電極(110,1220)と、前記2つの主電極(110,120)をほとんど完全に取り囲む第3の補助電極(130)とを含むことを特徴とするセンサ。
  19. 請求項1から17のいずれかに記載の組立品を少なくとも1つ含むことを特徴とする自動車座席。
  20. 請求項1から17のいずれか一項に記載の組立品を複数のセンサ(100)と共に含むことを特徴とする、請求項19に記載の座席。
  21. 前記複数のセンサ(100)が共通の処理手段(200)に接続されることを特徴とする、請求項20に記載の座席。
  22. 座席底面(200)上に複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項19から21のいずれかに記載の座席。
  23. 座席背面(250)上に複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項19から22のいずれかに記載の座席。
  24. 前記座席底面(200)及び/又は前記座席背面(250)の複数の側方部分(220,222,270,272)上に複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項19から23のいずれかに記載の座席。
  25. 前記座席底面(200)及び/又は前記座席背面(250)の中央部分(210,260)上に複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項24に記載の座席。
  26. 前記座席底面(200)において、
    2つの側方部分(220,222)それぞれの上で、縫い目(221,223)に対し直角に、かつ前記座席の前後間の中心軸上にセンサ(100S1、100S6)と、
    前記座席の中央の方である前記縫い目(221,223)の他方の側の中央部分(210)上に配置され、前記センサ(100S1、100S6)に対して前方にオフセットされたセンサ(100S2、100S5)と、
    前記縫い目(221,223)間の前記中央部分(210)の幅に長さが等しく、前記座席の後方で前後間の距離の2/3のところに配置されたセンサ(100S3)と、
    前記縫い目(221,223)間の前記中央部分(210)の幅に長さが等しく、前記座席底面の前方でその前後間の長さの1/3のところに配置されたセンサ(100S4)とが設けられることを特徴とする、請求項19から23のいずれかに記載の座席。
  27. 前記座席背面(250)において、
    2つの側方部分(220,222)それぞれの上で、縫い目(271,273)に対し直角に、かつ前記背面上方ほぼ2/3のところのセンサ(100S1,1006S6)と、
    前記座席背面の中央の方である前記縫い目(271,273)の他方の側の中央部分(260)上に配置され、前記センサ(100S1,1006S6)それぞれに対して下方に、すなわち前記座席背面(250)の高さのほぼ中心軸上にオフセットされたセンサ(100S2,m100S5)と、
    前記縫い目(271,273)の間の前記中央部分(260)の幅に長さが等しく、前記座席背面の底面の方でその高さのほぼ1/3のところに配置されたセンサ(100S3)と、
    前記縫い目(271,273)の間の前記中央部分(260)の幅に長さが等しく、前記背面の上方でそのほぼ2/3のところに配置されたセンサ(100S4)とが設けられることを特徴とする、請求項19から26のいずれかに記載の座席。
  28. 乗員の大腿部と臀部の幅を測定するように配置された複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項19から27のいずれかに記載の座席。
  29. 乗員の肩幅並びに臀部と肩との間隔を測定するように配置された複数のセンサ(100)を含むことを特徴とする、請求項19から28のいずれかに記載の座席。
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