JP4942636B2 - 無線通信装置および無線通信装置の通信制御方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信装置の通信制御方法 Download PDF

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本発明は、適応変調方式を採用する無線通信装置、および無線通信装置の通信制御方法に関するものである。
従来の移動体通信システムとして、通信速度を向上させるために、例えば、FER(Frame Error Rate)やSINR (信号対雑音比)等で表される通信品質に応じて、変調クラス(Mod Class)を適宜変更する適応変調方式(リンクアダプテーション)を採用するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば、iBurst(登録商標)やWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)等における無線通信基地局では、SDMA(Spatial Division Multiple Access)方式を採用して、複数のアンテナを用い、その複数のアンテナによる指向性をユーザ側のユーザ端末に応じて適宜制御することにより空間分割して、同一周波数、同一時間帯で複数のユーザ端末との通信を可能にしている。
特開2006−14205号公報
ところで、無線通信で送受信するデータ量は、変調クラスが高くなればなるほど、すなわち変調多値数が多くなればなるほど、多くなる。したがって、無線通信装置に内蔵されるDSP(Digital Signal Processor)等のハードウェアでの演算処理量も、変調クラスが高くなればなるほど、多くなる。
また、通信中のユーザ端末が高速(例えば、80km/h〜)で移動しているような場合、フェージング等の影響で通信品質が頻繁に変動し、送受信するデータの誤りが増加するため、通信品質に応じた変調クラスに頻繁に変更しなければならず、当該変調クラスの変更処理によって、ハードウェアの演算処理量が、さらに多くなる。
このため、例えば、SDMA方式の無線通信基地局に、上記の適応変調方式を単に採用すると、高い変調クラスを選択した状態では、送受信するデータ量が多くなって、1ユーザ端末のデータ処理にかかる時間が長くなるだけでなく、送受信するデータの誤りに起因する変調クラスの変更が頻繁に行なわれるため、ハードウェアの処理能力の制約から、多元接続数(多重数)を多くできなくなる、という問題がある。
この問題を解決する方法としては、例えば、より高速処理が可能なハードウェアを用いることが考えられるが、このようにすると基地局のコストアップを招くことになる。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、ハードウェアを有効利用して、適応変調方式を採用しながら、SDMA方式による多重数を効率よく増加できる無線通信装置および無線通信装置の通信制御方法を提供することにある。
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、適応変調方式を採用する無線通信装置であって、
ユーザ端末に対する送受信データを処理する演算処理量を把握する演算処理量把握部と、
前記演算処理量把握部で把握された演算処理量が所定値に満たない場合には、通信品質に基づいて通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第1の制御を実行し、前記演算処理量把握部で把握された演算処理量が前記所定値を超える場合には、前記第1の制御にて設定される変調クラスの上限よりも低い変調クラスを上限として、通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第2の制御を実行する変調クラス制御部と、
を有することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の無線通信装置において、
前記通信中のユーザ端末の移動速度を把握する移動速度把握部と、
を更に有し、
前記変調クラス制御部は、
前記第2の制御では、
前記把握された移動速度に応じて、前記通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する、
ことを特徴とするものである。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の無線通信装置において、
前記変調クラス制御部における第2の制御では、
前記把握された移動速度が第2の所定値を超える前記通信中のユーザ端末に設定する変調クラスを制御する、
ことを特徴とするものである。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の無線通信装置において、
前記変調クラス制御部における第2の制御では、
前記把握する移動速度が第2の所定値を超える通信中のユーザ端末数が所定数を超えているときに、当該第2の所定値を超えるユーザ端末に設定する変調クラスを制御する、
ことを特徴とするものである。
請求項5に係る発明は、請求項3または4に記載の無線通信装置において、
前記変調クラス制御部における第2の制御では、
前記把握する移動速度が前記第2の所定値を超える通信中のユーザ端末に設定する変調クラスを、所定の設定値以下となるように制限する、
ことを特徴とするものである。
請求項6に係る発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
前記変調クラス制御部における第2の制御では、
通信中の全ユーザ端末に対する変調クラスの合計値が第3の所定値以下となるように、ユーザ端末に対する変調クラスを制御する、
ことを特徴とするものである。
請求項7に係る発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
前記変調クラス制御部は、
前記演算処理量が所定値を超えていて、かつ、新たなユーザ端末からの通信要求を受けた場合に、前記第2の制御を実行する、
ことを特徴とするものである。
さらに、上記目的を達成する請求項8に係る発明は、適応変調方式を採用する無線通信装置の通信制御方法であって、
ユーザ端末に対する送受信データを処理する演算処理量を把握する演算処理量把握ステップと、
前記把握された演算処理量が所定値に満たない場合には、通信品質に基づいて通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第1の制御を実行し、前記把握された演算処理量が演算処理量が前記所定値を超える場合には、前記第1の制御にて設定される変調クラスの上限よりも低い変調クラスを上限として、通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第2の制御を実行する制御ステップと、
を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、ユーザ端末に対する送受信データを処理する演算処理部の演算処理量が所定値を超えたか否かの状態に応じて、通信中のユーザ端末に対する変調クラスの制御するようにしたので、ハードウェアを有効利用して、適応変調方式を採用することができる。これにより、例えば、SDMA方式による多重数を効率よく増加することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る無線通信装置である基地局を使用する移動体通信システムの一例を示すものである。この移動体通信システム1は、基地局2と、複数のユーザ端末3と、基地局2に接続されたネットワーク4とを含んで構成されている。
基地局2は、適応変調方式により各ユーザ端末3との無線通信の変調クラスを制御するとともに、SDMA方式により複数のユーザ端末3と多元接続して、同一周波数、同一時間帯で同時に通信が可能となっている。
ユーザ端末3は、通信システムで使用される公知の携帯電話端末やPHS端末等の端末装置で、基地局2との通信においては、基地局2から指定された変調クラスで、音声信号やパケット等を送信するようになっている。
通信ネットワーク4は、移動体通信システム1の交換機ネットワークであってもよいし、移動体通信システム1がIP電話による通信システムである場合などには、TCP/IP網であってもよい。
図2は、本実施の形態に係る基地局2の要部の構成を示す機能ブロック図である。基地局2は、複数のアンテナ20を有する送受信部21、復調部22、通信品質取得部23、変調クラス決定部24、移動速度取得部25、変調クラス制御部26、変調部27、および制御部28を有している。制御部28は、DSP等のハードウェアを有して構成されており、演算処理部29および演算処理量把握部2Aを含んでいる。なお、図2では、通信品質取得部23、変調クラス決定部24、移動速度取得部25および変調クラス制御部26を、便宜上、制御部28から分離して示しているが、制御部28内に構成することもできる。
以下、図3に示すフローチャートを参照しながら、本実施の形態に係る基地局2の動作について説明する。
ユーザ端末3からの送信信号は、複数のアンテナ20を介して送受信部21で受信し(ステップS1)、その受信信号を復調部22で復調して(ステップS2)、通信品質取得部23及び移動速度取得部25に供給するとともに、制御部28に供給する。
通信品質取得部23では、復調部22からの復調信号に基づいて、ユーザ端末毎にFERやSINRを検出して通信品質を取得し(ステップS3)、その取得した通信品質結果を変調クラス決定部24に供給して、当該変調クラス決定部24は、通信品質を把握し、通信品質に応じた最適な変調クラスを決定し(ステップS4)、その結果を変調クラス制御部26に供給する。
また、移動速度取得部25では、復調部22からの復調信号に基づいて、ユーザ端末毎の移動速度(移動速度を示す値)を取得し(ステップS5)、その取得した移動速度を変調クラス制御部26に供給する。この移動速度の取得は、復調信号におけるフレーム内に予め埋め込まれた、ユーザ端末3が自ら取得した移動速度に関する情報を基地局2へ送信し、基地局2は当該情報を含む信号を受信して読み取る。或いは、基地局2が、フレームに含まれる複数の既知信号における位相変化から推定してもよい。更に、フェージング速度(移動速度に相当)推定方法を利用してもよい。
一方、制御部28では、演算処理部29において、復調部22からの復調信号をユーザ端末3毎にデコード処理するとともに、演算処理量把握部2Aにおいて、演算処理部29での演算処理量を把握する(ステップS6)。また、制御部28では、復調部22からの復調信号に基づいて、新たなユーザ端末3からの通信要求(接続要求)が有るか否かを検出する(ステップS7)。
その結果、新たなユーザ端末3からの通信要求がない場合には、その旨を変調クラス制御部26に通知する。これに対し、新たなユーザ端末3からの通信要求がある場合には、次に、ステップS5で把握した演算処理部29の演算処理量が所定値を超えるか否かを判定して(ステップS8)、その結果を変調クラス制御部26に通知する。
変調クラス制御部26では、制御部28からの通知に基づいて、ステップS7で新たなユーザ端末3からの通信要求がない場合や、新たな通信要求がある場合でも、ステップS8で演算処理部29の演算処理量が所定値を超えていない場合には、ステップS4において、変調クラス決定部24で決定された通信中のユーザ端末3毎の変調クラスを変調部27に供給する。これにより、変調部27では、制御部28からのユーザ端末3毎の送信信号を、変調クラス制御部26からの変調クラスに基づいて変調して(ステップS12)、その変調された送信信号を、変調クラスの識別信号(指定信号)とともに、送受信部21を経て複数のアンテナ20から、対応するユーザ端末3に向けて送信する(ステップS13)。これにより、対応するユーザ端末3との間で、基地局2から指定した変調クラスで、音声信号やパケット等の通信を実行する。
これに対し、ステップS8で演算処理部29の演算処理量が所定値を超えている場合には、移動速度取得部25より供給される移動速度に応じて、通信中のユーザ端末に対する変調クラスの制御を行なう。まず、変調クラス制御部26において、通信中のユーザ端末3の移動速度を把握し、移動速度が第2の所定値を超えるユーザ端末3があるか否か(所定の条件に該当するか)を判定する(ステップS9)。
その結果、移動速度取得部25で取得された移動速度が、第2の所定値を超えるユーザ端末3がいないと判定された場合には、変調クラス決定部24で決定された変調クラスを変更することなく変調部27に供給して、ステップS12に移行する。
一方、移動速度取得部25で取得された移動速度が、第2の所定値を超えるユーザ端末3がいると判定された場合には、変調クラス決定部24で決定された、移動速度が第2の所定値を超えるユーザ端末3毎の変調クラスが設定値以下か否かを判定する(ステップS10)。ここで、変調クラスの設定値は、多重数と変調クラスとの組み合せにおいて、周波数利用効率が最良となるように設定する。また、ユーザ端末の移動速度に応じて変調クラスの設定値を割り当ててもよい。
その結果、変調クラス決定部24で決定された変調クラスが、設定値を超えると判定されたユーザ端末3に対しては、変調クラス制御部26において変調クラスを設定値以下に制御して(ステップS11)、その変更された変調クラスを変調部27に供給し、設定値以下の場合には、変調クラス決定部24で決定された変調クラスを変更することなく変調部27に供給して、ステップS12に移行する。
このように、演算処理部29の演算処理量が所定値を超えた状態で、新たなユーザ端末3からの通信要求を受けた際に、通信中のユーザ端末3に対して適応変調方式により決定された変調クラスを設定値以下となるように制限すれば、新たなユーザ端末3を空間多重することができるので、ハードウェアを有効利用して、SDMA方式による多重数を効率よく増加することができる。
しかも、変調クラスの上限を抑えるので、復調もし易くなる。すなわち、変調クラスには、例えば、表1に示すように、BPSK(Binary Phase Shift Keying)、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、QAM(Quadrature Amplitude Modulation)等の変調方式による変調クラスがあり、信号の伝送レート(スループット)は、変調クラスによって異なり、1シンボルの多値化の度合い(ビット/シンボル)が大きいほど、すなわち変調クラスが高いほど、高速となる。しかし、変調クラスが高いほど、シンボル間距離は近くなるため、信号の分離が困難になる。したがって、変調クラスの上限を抑えれば、より高い変調クラスを用いる場合よりも、シンボル間距離を遠くできるので、復調もし易くなる。図4に、一例として、QPSKのコンスタレーションを示す。
Figure 0004942636
(第2実施の形態)
本発明の第2実施の形態においては、図2に示した基地局2の構成において、演算処理部29の演算処理量が所定値を超えた状態で、新たなユーザ端末3からの通信要求を受けた際に、通信中の全ユーザ端末3に対して適応変調方式により決定された変調クラスの合計値が、第3の所定値以下となるように、ユーザ端末3の変調クラスを制御する。
図5は、本実施の形態に係る基地局2の動作を示すフローチャートである。図5において、図3に示した処理と同じ処理を行うステップには、同じ参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態では、ステップS8において、演算処理部29の演算処理量が所定値を超えている場合には、変調クラス制御部26において、変調クラス決定部24で適応変調方式により決定された通信中の全ユーザ端末3における変調クラスの合計値が第3の所定値以下か否かを判定する(ステップS30)。ここで、変調クラスの合計値は、第1実施の形態と同様に多重数と変調クラスとの組み合せにおいて、周波数利用効率が最良となるように設定する。
判定の結果、変調クラスの合計値が第3の所定値以下の場合には、ステップS4で決定された変調クラスを変更することなく変調部27に供給して、ステップS12に移行する。
一方、変調クラスの合計値が第3の所定値を超えると判定された場合には、その合計値が第3の所定値以下となるように、変調クラス制御部26においてユーザ端末3の変調クラスを制御する。まず、変調クラス制御部26において、通信中のユーザ端末3のうち、移動速度が第2の所定値を超えるユーザ端末3があるか否か(所定の条件に該当するか)を判定する(ステップS31)。
移動速度取得部25で取得された移動速度が、第2の所定値を超えるユーザ端末3がいると判定された場合には、変調クラス決定部24で決定された、移動速度が第2の所定値を超えるユーザ端末3毎の変調クラスが設定値以下か否かを判定する(ステップS32)。
その結果、第2の所定値を超える移動速度のユーザ端末3のうち、変調クラス決定部24で決定された変調クラスが、設定値を超えるユーザ端末3がいると判定された場合には、変調クラス制御部26において、当該ユーザ端末3の変調クラスを設定値以下に制御して(ステップS33)、合計値が第3の所定値以下となったか判定する(ステップS34)。判定の結果、合計値が第3の所定値以下となった場合には、合計値が第3の所定値以下となったユーザ端末3毎の変調クラスを変調部27に供給し、ステップS12に移行する。
一方、ステップS31において、移動速度取得部25で取得された移動速度が、第2の所定値を超えるユーザ端末3がいないと判定された場合や、ステップS32において、変調クラス決定部24で決定された変調クラスが、設定値を超えると判定されたユーザ端末3がない場合や、ステップS34において、合計値が第3の所定値以下とならない場合には、その合計値が第3の所定値以下となるように、変調クラス制御部25において、さらに他のユーザ端末3を含むユーザ端末3の変調クラスを制御して(ステップS35)、合計値が第3の所定値以下となったユーザ端末3毎の変調クラスを変調部26に供給して、ステップS8に移行する。
ここで、ステップS35では、例えば、通信中の全ユーザ端末3の変調クラスを一律に低下させたり、変調クラスの高い方から順番に変調クラスを低下させたり、あるいは、第1実施の形態における、移動速度が第2の所定値を超えるユーザ端末と同様に設定値を設けて、各ユーザ端末3の変調クラスを設定値以下にしたりして、変調クラスの合計値を第3の所定値以下に制御することができたかを判定する(ステップS36)。なお、ステップS36において、変調クラスの合計値を第3の所定値以下に制御できない場合には、新たな接続要求を拒否する(ステップS37)。
このように、演算処理部29の演算処理量が所定値を超えた状態で、新たなユーザ端末3からの通信要求を受けた際に、通信中のユーザ端末3に対して適応変調方式により決定された変調クラスの合計値を第3の所定値以下となるように制限すれば、新たなユーザ端末3を空間多重することができるので、ハードウェアを有効利用して、SDMA方式による多重数を効率よく増加することができるなど、第1実施の形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、演算処理量把握部2Aでは、演算処理部29における演算量を把握し、変調クラス制御部26では、把握した演算量に基づいて通信中のユーザ端末に対して適応変調方式により決定された変調クラスを制御しているが、この場合の演算処理部29における「演算量」には、「演算数」も含まれる。
本発明の第1実施の形態に係る無線通信装置である基地局を使用する移動体通信システムの一例を示す図である。 図1に示す基地局の要部の構成を示す機能ブロック図である。 第1実施の形態に係る基地局の動作を示すフローチャートである。 QPSKのコンスタレーションを示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る基地局2の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 移動体通信システム
2 基地局
3 ユーザ端末
4 ネットワーク
20 アンテナ
21 送受信部
22 復調部
23 通信品質取得部
24 変調クラス決定部
25 移動速度取得部
26 変調クラス制御部
27 変調部
28 制御部
29 演算処理部
2A 演算処理量把握部

Claims (8)

  1. 適応変調方式を採用する無線通信装置であって、
    ユーザ端末に対する送受信データを処理する演算処理量を把握する演算処理量把握部と、
    前記演算処理量把握部で把握された演算処理量が所定値に満たない場合には、通信品質に基づいて通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第1の制御を実行し、前記演算処理量把握部で把握された演算処理量が前記所定値を超える場合には、前記第1の制御にて設定される変調クラスの上限よりも低い変調クラスを上限として、通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第2の制御を実行する変調クラス制御部と、
    を有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置において、
    前記通信中のユーザ端末の移動速度を把握する移動速度把握部と、
    を更に有し、
    前記変調クラス制御部は、
    前記第2の制御では、
    前記把握された移動速度に応じて、前記通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記変調クラス制御部における第2の制御では、
    前記把握された移動速度が第2の所定値を超える前記通信中のユーザ端末に設定する変調クラスを制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項2に記載の無線通信装置において、
    前記変調クラス制御部における第2の制御では、
    前記把握する移動速度が第2の所定値を超える通信中のユーザ端末数が所定数を超えているときに、当該第2の所定値を超えるユーザ端末に設定する変調クラスを制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項3または4に記載の無線通信装置において、
    前記変調クラス制御部における第2の制御では、
    前記把握する移動速度が前記第2の所定値を超える通信中のユーザ端末に設定する変調クラスを、所定の設定値以下となるように制限する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記変調クラス制御部における第2の制御では、
    通信中の全ユーザ端末に対する変調クラスの合計値が第3の所定値以下となるように、ユーザ端末に対する変調クラスを制御する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の無線通信装置において、
    前記変調クラス制御部は、
    前記演算処理量が所定値を超えていて、かつ、新たなユーザ端末からの通信要求を受けた場合に、前記第2の制御を実行する、
    ことを特徴とする無線通信装置。
  8. 適応変調方式を採用する無線通信装置の通信制御方法であって、
    ユーザ端末に対する送受信データを処理する演算処理量を把握する演算処理量把握ステップと、
    前記把握された演算処理量が所定値に満たない場合には、通信品質に基づいて通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第1の制御を実行し、前記把握された演算処理量が演算処理量が前記所定値を超える場合には、前記第1の制御にて設定される変調クラスの上限よりも低い変調クラスを上限として、通信中のユーザ端末に対する変調クラスを設定する第2の制御を実行する制御ステップと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
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