JP4942323B2 - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置、特に、同一の半導体基板上の異なる素子領域に耐電圧が異なるMOS型トランジスタが設けられ、そのうちの耐電圧が低い方のMOS型トランジスタとMONOS型メモリ素子とが同一の素子領域内に隣接して設けられた半導体装置と、その製造方法とに関する。
各種の電子機器等の機器を制御するマイクロコンピュータを始め、時計や携帯電話機などの液晶表示装置を駆動するICなどには、多数の半導体メモリ素子や半導体スイッチング素子を集積した半導体集積回路(ICやLSI)等の半導体装置が使用されている。
その半導体メモリとして、電気的にデータの書き換えができ、電源をオフにしても記憶データを保持する不揮発性メモリが多用されている。この不揮発性メモリとして、従来はフローティングゲート型メモリが殆どであったが、近年はMONOS型メモリが使用されるようになってきている。
MONOS型メモリは、金属(metal)−酸化膜(Oxide)−窒化膜(Nitride)−酸化膜(Oxide)−半導体(Semiconductor)という構成の不揮発性メモリであり、半導体基板であるシリコン基板上に、シリコン酸化膜からなるトンネル酸化膜と、電荷を蓄積するシリコン窒化膜からなるメモリ窒化膜と、シリコン酸化膜からなるトップ酸化膜を順次積層してONO膜を形成し、そのトップ酸化膜上にポリシリコン等によるメモリゲート電極を形成している。
このような構成を有するMONOS型メモリへのデータの書き込み及び消去は、メモリゲート電極とシリコン基板間への印加電圧を変化させることにより行う。
例えば、書き込み時には、メモリゲート電極に書込み電圧を印加し、シリコン基板を接地電位とすることにより、シリコン基板の表面近傍の電荷がトンネル酸化膜を通過してメモリ窒化膜へ蓄積される。消去時には、メモリゲート電極を接地電位としシリコン基板に消去電圧を印加することにより、メモリ窒化膜に蓄積されている電荷がトンネル酸化膜を通過してシリコン基板へ引き抜かれる。
このMONOS型メモリのデータの書き換えや読み出しを行うために、そのメモリ素子ごとにアドレストランジスタが必要であり、MOS型トランジスタが使用される。その場合、MONOS型メモリを使用すると、書込み電圧を低電圧(例えば、10V以下)にすることが可能になるため、システムを構成するMOS型トランジスタを特殊な高耐圧構造とする必要性がない。そのため、通常の耐電圧のMOS型トランジスタを各MONOS型メモリ素子に隣接して設けている(例えば、特許文献1参照。)。
しかし、より高集積化あるいは多機能化した半導体装置を構成するためには、同一の半導体基板上にI/O部分や昇圧回路などの周辺回路に使用する高耐圧のMOS型トランジスタを混載することが必要になる。
MOS型トランジスタは、金属(metal)−酸化膜(Oxide)−半導体(Semiconductor)という構成であり、シリコン基板上にシリコン酸化膜によるゲート酸化膜を形成し、その上にとポリシリコン等によるゲート電極を設けている。
そして、耐電圧が異なるMOS型トランジスタは、そのゲート酸化膜の膜厚が異なる。
このように、同一の半導体基板上にMONOS型メモリ素子と、通常耐圧のMOS型トランジスタと、高耐圧のMOS型トランジスタとを混載した半導体装置の一例を、図12に模式的な断面図で示す。
図12において、N型シリコン基板による半導体基板1の上面部に、第2P型ウエル1a、N型ウエル1b、及び第1P型ウエル1cを有し、その各ウエルをフィールド酸化膜3によって隔離して複数の素子領域2A,2B,2Cが形成され、その素子領域2AにはONO膜11とメモリゲート電極12を形成したMONOS型メモリ素子10と、それに隣接して膜厚が薄い第2ゲート酸化膜21とゲート電極22とを形成した通常耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ20を、素子領域2Bには同じく第2ゲート酸化膜21とゲート電極32とを形成した通常耐圧のPチャネルMOS型トランジスタ30を、素子領域2Cには膜厚が厚い第1ゲート酸化膜41とゲート電極42とを形成した高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ40を、それぞれ設けている。図においては、第2P型ウェル1aは2PW、第1P型ウェル1cはPWと表記している。
このように、半導体集積回路において、電源電圧で動作するI/O回路部と電源電圧を降下させた低電圧で動作する内部回路とにそれぞれ設けられるMOS型トランジスタのゲート酸化膜の膜厚を異ならせることは知られている(例えば、特許文献2参照。)。
また、MONOS型メモリ素子と、その周辺回路の高耐圧のMOS型トランジスタとを同一の半導体基板上に形成して、不揮発性半導体メモリ装置を製造する技術も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特許第3113391号公報(第2頁、第10図) 特許第2635577号公報(第2−3頁、第1図) 特開2004−47889号公報(第3−4頁、第2図)
このような半導体装置を製造するための従来の製造方法とその問題点について、図13〜図17を用いて説明する。
まず、図13に示すように、図12で説明した半導体基板1の各ウエル1a〜1cをフィールド酸化膜3によって隔離して複数の素子領域2A,2B,2Cを形成し、その半導体基板1上の素子領域内のMONOS型メモリ素子10を設ける部分に、ONO膜11を形成する。そして、半導体基板1上のONO膜11を形成した部分を除く全領域に膜厚が厚い第1ゲート酸化膜41を形成する。
その第1ゲート酸化膜41及びONO膜11上の通常耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ20とPチャネルMOS型トランジスタ30とを設ける部分を除く全面に、第1ゲート酸化膜41をエッチングするための第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク5を図示のように形成する。
そして、エッチング処理によって、第1ゲート酸化膜エッチング用レジストマスク5が形成されなかった部分を除去する。
ここで、図14及び図15にこのエッチング処理工程における素子領域2Aとその周囲を拡大して示すように、フッ酸緩衝液によるウエットエッチングによって、ONO膜11の両側のレジストマスク5が形成されていない部分の第1ゲート酸化膜41がエッチングされていく様子を示す。図14及び図15では、フッ酸緩衝液はHFで表記している。
このとき、図15に示すようにONO膜11の側面もサイドエッチングされ、特にメモリ窒化膜14を挟むトップ酸化膜15とトンネル酸化膜13との両側部が一部除去されてしまう。
そのため、この半導体装置が完成したときのMONOS型メモリ素子10は、図16に示すように、ONO膜11のトップ酸化膜15とトンネル酸化膜13の幅が狭くなり、書き込み/消去性能が低下してしまう。
この性能低下を防ぐために、第1ゲート酸化膜41をエッチングする際にONO膜11上に形成するレジストマスク5の幅を広くして、トップ酸化膜15とトンネル酸化膜13との両側部がエッチングされても充分な幅を確保できるようにすることが考えられるが、それは、素子の集積度を高める微細化に反することになる。
図17は、4組のMONOS型メモリ素子10とNチャネルMOS型トランジスタ20とを形成する場合の従来のレジストマスクの平面図である。図中、仮想線で示す10XはMONOS型メモリ素子10を形成する位置、20XはNチャネルMOS型トランジスタ20を形成する位置を示し、25は配線と接続するためのコンタクトホールを形成する位置を示している。
このように、レジストマスク5をMONOS型メモリ素子10を形成する位置上に所定の幅で精度よくアライメントして形成するのは非常に難しいという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、MONOS型メモリ素子と、このMONOS型メモリと耐電圧が異なるためゲート酸化膜の厚さが異なる複数種類のMOS型トランジスタとを混載した半導体装置を微細化しても、MONOS型メモリ素子の書き込み/消去性能が低下しないようにすることを目的とする。また、膜厚が厚い第1ゲート酸化膜をエッチングするためのレジストマスクの形成を容易にして、微細化をし易くすることも目的とする。
本発明による半導体装置は上記の目的を達成するため、同一の半導体基板上にフィールド酸化膜によって隔離された複数の素子領域を有し、その素子領域のうちの異なる素子領域に耐電圧が異なるMOS型トランジスタを設け、そのMOS型トランジスタのうち耐電圧が低い方の少なくとも一部のMOS型トランジスタと同一の素子領域内に、このMOS型トランジスタに隣接して、トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とを積層したONO膜とゲート電極とからなるMONOS型メモリ素子を設けた半導体装置であって、
上記半導体基板上の上記MONOS型メモリ素子を設けた素子領域内に、そのMONOS型メモリ素子の一方の側には膜厚が厚い第1ゲート酸化膜が、他方の側には膜厚が薄い第2ゲート酸化膜がそれぞれ存在し、その第2ゲート酸化膜は上記MONOS型メモリ素子と隣接する上記耐電圧が低い方のMOS型トランジスタのゲート酸化膜であり、上記第1ゲート酸化膜は、別の素子領域内に設けられた耐電圧が高い方のMOS型トランジスタのゲート酸化膜と同じ膜であり、
上記MONOS型メモリ素子における上記耐電圧が低い方のMOS型トランジスタと隣接する側と反対側の側面では、上記ONO膜の上記トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とが一平面をなしており、その全面が上記第1ゲート酸化膜に接していることを特徴とする。
本発明による半導体装置の製造方法は、同一の半導体基板上にフィールド酸化膜によって隔離された複数の素子領域を有し、その素子領域のうちの異なる素子領域に耐電圧が異なるMOS型トランジスタを設け、このMOS型トランジスタのうち耐電圧が低い方の少なくとも一部のMOS型トランジスタと同一の素子領域内に、このMOS型トランジスタに隣接してMONOSメモリ素子を設けた半導体装置の製造方法である。
そして、上記半導体基板上の上記MONOS型メモリ素子を設ける素子領域内のこのMONOS型メモリ素子を設ける部分に、トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とを積層したONO膜を形成する工程と、
上記半導体基板上の上記ONO膜を形成した部分を除く全領域に第1ゲート酸化膜を形成する工程と、
その第1ゲート酸化膜及び上記ONO膜上の耐電圧が低い方のMOS型トランジスタを設ける部分を除く全面に上記第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクを少なくとも上記ONO膜上から上記耐電圧が低い方のMOSトランジスタを設ける部分と反対側の上記フィールド酸化膜上まで連続して形成した後、エッチング処理によって上記第1ゲート酸化膜の上記レジストマスクが形成されなかった部分を除去する工程と、
上記半導体基板上の上記第1ゲート酸化膜が除去された部分に、その第1ゲート酸化膜より膜厚が薄い第2ゲート酸化膜を形成する工程と、
上記第1ゲート酸化膜上の耐電圧が高い方のMOS型トランジスタを形成する部分と、上記第2ゲート酸化膜上及び上記ONO膜上にそれぞれゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする。
本発明による半導体装置及びその製造方法によれば、MONOS型メモリ素子と耐電圧が異なるMOS型トランジスタとを混載した半導体装置を微細化することができ、それによってMONOS型メモリ素子の書き込み/消去性能が低下するのを抑制することができる。また、膜厚が厚い第1ゲート酸化膜をエッチングするためのレジストマスクの形成が容易になり、微細化し易くなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔半導体装置の実施例〕
図1は、本発明による半導体装置の一実施例を示す図であって、図12と同様な模式的な断面図である。そして、図12と対応する部分には同一の符号を付してある。なお、MONOS型メモリ素子10の部分は拡大して示している。
この図1に示す半導体装置は、N型シリコン基板による半導体基板1上にフィールド酸化膜3によって隔離された複数の素子領域2A,2B,2Cを有する。その各素子領域の半導体基板の上部は、それぞれ第2P型ウエル1a、N型ウエル1b、及び第1P型ウエル1cを有している。なお図においては、第2P型ウェルは2PW、第1P型ウェルはPW、N型ウエルはNWと表記している。素子領域2A,2B,2Cのうちの異なる素子領域に耐電圧が通常のNチャネルMOS型トランジスタ20及びPチャネルMOS型トランジスタ30と、高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ40とを設けている。
NチャネルMOS型トランジスタ20(耐電圧が低い方のMOS型トランジスタ)と同一の素子領域2A内に、それと隣接して、トンネル酸化膜13とメモリ窒化膜14とトップ酸化膜15とを積層したONO膜11とゲート電極12とを有するMONOS型メモリ素子10を設けている。
これらの構成は図12によって説明した従来技術と似ているが、この実施例の半導体装置は、後述する多結晶ポリシリコン層をエッチングして各素子のゲート電極12,22,32,42が形成された後も、半導体基板1上の第1ゲート酸化膜41及び第2ゲート酸化膜21は殆どエッチングされずに残っている。第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21とは、その膜厚が異なる。この例では、第1ゲート酸化膜41の膜厚より第2ゲート酸化膜21の膜厚が薄い。
そして、図1においてMONOS型メモリ素子10の部分を拡大して示しているように、MONOS型メモリ素子10におけるNチャネルMOS型トランジスタ20と隣接する側と反対側の側面では、ONO膜11のトンネル酸化膜13とメモリ窒化膜14とトップ酸化膜15とが一平面をなしており、その全面が後述する第1ゲート酸化膜41に接していて、トップ酸化膜15もトンネル酸化膜13もサイドエッチングされていない。NチャネルMOS型トランジスタ20と隣接する側のONO膜11は一部エッチングされているが、図16に示した従来のMONOS型メモリ素子10と比べるとトップ酸化膜15もトンネル酸化膜13も幅の減少が少ない。
そのため、MONOS型メモリ素子10の書き込み/消去性能は殆ど低下しない。これについては後述する。
また、MONOS型メモリ素子10の片側に第1ゲート酸化膜41の厚い酸化膜が存在するため、ドレイン−ゲート又はソース−ゲート間電界が緩和され、ドレイン又はソースの耐圧低下を防止することもできる。
さらに、トップ酸化膜のサイドエッチングを抑制できるため、MONOS型メモリ素子10の書き換え時のメモリゲート電極からのキャリア注入を抑制でき、メモリの信頼性が向上する。
この半導体基板1上のMONOS型メモリ素子10を設けた素子領域2A内に、MONOS型メモリ素子10の一方の側(図1では左側)には膜厚が厚い第1ゲート酸化膜41が、他方の側(図1では右側)には膜厚が薄い第2ゲート酸化膜21がそれぞれ存在している。
第2ゲート酸化膜21は、MONOS型メモリ素子10と隣接する耐電圧が低いNチャネルMOS型トランジスタ20のゲート酸化膜を兼ねている。同様に第1ゲート酸化膜41は、別の素子領域2C内に設けられた高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ40のゲート酸化膜を兼ねている。
本発明の半導体装置は、このような第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21とを有している点が特徴の一つである。
なお、半導体基板1およびその各ウエルの導電型はこの実施例に限るものではなく、その導電型の変更によって、MOS型トランジスタが、NチャネルMOS型になるかPチャネルMOS型になるかが決まってくる。また、実際に設けられる各素子の数は極めて多数である。
〔半導体装置の製造方法の実施例〕
次に、上述した半導体装置を作る製造方法の実施例について、図2から図9を参照して工程順に説明する。なお、この製造方法の説明では、第1ゲート酸化膜41がNチャネルMOS型トランジスタ40のゲート酸化膜を、第2ゲート酸化膜21がNチャネルMOS型トランジスタ20とPチャネルMOS型トランジスタ30とのゲート酸化膜をそれぞれ兼ねる構成を例にして説明する。
まず、図2に示す工程では、第2P型ウエル1a、N型ウエル1b、及び第1P型ウエル1cが設けられた半導体基板1上に、フィールド酸化膜3によってそれらの各ウエルを隔離した複数の素子領域2A,2B,2Cを形成する。
そして、半導体基板1の全表面上に犠牲酸化膜4を200オングストロームの膜厚で形成し、MONOS型メモリ素子10を形成する領域のみ、この犠牲酸化膜4を除去する。
その後、シリコン酸化膜によるトンネル酸化膜を20オングストロームの膜厚で、シリコン窒化膜によるメモリ窒化膜を120オングストロームの膜厚で、シリコン酸化膜によるトップ酸化膜を40オングストロームの膜厚で順次積層してONO膜11を形成する。
その後、MONOS型メモリ素子10を形成する部分だけを被覆するように、ONO膜エッチング用のレジストマスク7を形成する。
そして、エッチング処理を行ってレジストマスク7に覆われていない部分のONO膜11と犠牲酸化膜4とを除去してから、レジストマスク7も除去する。
次に、図3に示す工程に進み、半導体基板1上のONO膜11が残っている部分を除く全領域に第1ゲート酸化膜41を膜厚1000オングストロームで形成する。そして、その第1ゲート酸化膜41及びONO膜11上において、耐電圧が低いNチャネルMOS型トランジスタ20及びPチャネルMOS型トランジスタ30を設ける部分を除く全面に、第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6を形成する。
この場合、第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6は、少なくともONO膜11上からNチャネルMOS型トランジスタ20を設ける部分と反対側(図3では左側)のフィールド酸化膜3上まで連続して形成することになる。この第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6の形成の仕方が、本発明による製造方法の特徴である。
第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6のNチャネルMOS型トランジスタ20を設ける部分側の側面は、ONO膜11の側面と一致しておらず、ややNチャネルMOS型トランジスタ20を設ける部分側にはみ出している。これについては、後述する。
このようにレジストマスク6を形成した後、フッ酸緩衝液によるウエットエッチングを30秒程度行って、第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6が形成されなかった部分の第1ゲート酸化膜41を除去する。
このエッチング処理工程を、MONOS型メモリ素子10を形成する素子領域2Aとその周囲を拡大して示す模式的な断面図である図4及び図5を用いて説明する。図4及び図5では、フッ酸緩衝液はHFで表記している。
図4に示すように、ONO膜11の図面右側のNチャネルMOS型トランジスタ20を形成する部分だけレジストマスク6が形成されていないので、この部分だけにエッチング液であるフッ酸緩衝液が浸入し、第1ゲート酸化膜41をエッチングし、その進行に伴ってONO膜11の右側面も徐々にエッチングされ、従来技術と同様にトップ酸化膜15とトンネル酸化膜13の右端部の一部が除去される。
しかし、図5に示すように、ONO膜11の上部から図面左側はレジストマスク6に覆われているため、エッチングされることはなく、左側の第1ゲート酸化膜41と共に変化なく残る。
このエッチング処理が終わったときの全体の状態は図6に示すようになる。
そこで、レジストマスク6を除去して、半導体基板1上の第1ゲート酸化膜41が除去された部分に、第1ゲート酸化膜41より膜厚が薄い膜厚100オングストロームの第2ゲート酸化膜21を形成すると、図7に示すように、半導体基板1上に膜厚が異なる第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21とが選択的に形成された状態になる。
さらに、図8に示すように、その第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21及びフィールド酸化膜3上の全面に、電極材料として多結晶ポリシリコン層8を3500オングストロームの厚さで形成する。
そして、その多結晶ポリシリコン層8上に、ゲート電極形成用のレジストマスク9を形成し、エッチング処理を行って、図1に示したMONOS型メモリ素子10のゲート電極12、NチャネルMOS型トランジスタ20のゲート電極22、PチャネルMOS型トランジスタ30のゲート電極32、及び高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ40のゲート電極42をそれぞれ形成する。その後、必要な位置にコンタクトホールを形成し、配線電極を形成すれば半導体装置が完成する。
多結晶ポリシリコン層8をエッチングするとき、第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21もエッチングされてしまうと、半導体基板1までエッチングされてしまう恐れがあるので、多結晶ポリシリコン層8だけがエッチングされて、第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21とは殆どエッチングされないようにエッチング処理を行う。これは、多結晶シリコンとシリコン酸化膜との選択比が高くなるような知られているエッチング処理技術を用いる。これにより、図1に示すように、第1ゲート酸化膜41と第2ゲート酸化膜21とが殆ど残っている。
すなわち、この実施例では前述したように、MONOS型メモリ素子10の図1で左側に膜厚がONO膜より厚い第1ゲート酸化膜41が残っており、ONO膜の左側面は一平面をなし、その全面が第1ゲート酸化膜41と接していて、全くエッチングされていない点が特徴である。
図9は、4組のMONOS型メモリ素子10とNチャネルMOS型トランジスタ20を形成する場合の本発明の実施例における第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6の平面図である。図中、仮想線で示す10XはMONOS型メモリ素子10を形成する位置、20XはNチャネルMOS型トランジスタ20を形成する位置を示し、25は配線と接続するためのコンタクトホールを形成する位置を示している。
このレジストマスク6は、図17に示した従来技術のレジストマスク5と比べて幅の細い部分が少なく、開口の数も少ないので、アライメントマージンが増加し、微細化が容易になる。特に、MONOS型メモリ素子10の位置に対応した細い部分がなくなるので、レジストマスク6の作成上の最小寸法に制限されることなく、メモリゲートの微細化が可能になる。
図10は本発明の効果を説明するためのゲート酸化膜エッチングマスク依存性を示す線図であり、図11はMONOS型メモリ素子のメモリゲート電極と第1ゲート酸化膜エッチングマスク用レジストマスク6の幅の関係を本発明(b)と従来技術(a)とを比較して示す平面図である。
図10の横軸は、ゲート酸化膜エッチングマスク距離(μm)であり、図11に示す第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク6がメモリゲート電極12を覆い、メモリゲート電極12の幅方向へのはみ出し距離Xである。縦軸は、書き込み及び消去の閾値電圧Vth(V)である。
そして、図10における曲線のプロット点が白三角の線は従来技術の消去、白丸の線は従来技術の書き込み、黒三角の線は本発明の消去、黒丸の線は本発明の書き込みの場合をそれぞれ示す。
この結果から判るように、従来技術ではX=0.4μm以上でないと、書込みVthと消去Vthとに差異が生じないが、本発明ではX=0.15μm以上で、MONOS特性が得られる。したがって、レジストマスク6のはみ出し量を少なくすることができ、微細化が可能になる。
本発明による半導体装置の製造方法によれば、前述した種々の効果のほかにも、第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクによって、フィールド酸化膜が第1ゲート酸化膜エッチング時に保護されるため、半導体基板のウエハ内のどの領域でも、フィールド酸化膜は同一膜厚となり、部分的なフィールド反転電圧の低下は発生しないため、寄生するMOS型トランジスタの影響を抑制することができるという効果もある。
本発明の半導体装置は、NチャネルMOS型トランジスタ20やPチャネルMOS型トランジスタ30や高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ40、MONOS型メモリ素子10のゲート電極は、単層の多結晶ポリシリコンで形成する例を用いて説明したが、もちろんこれに限定するものではない。複数の膜を積層する積層膜を用いてゲート電極を形成してもよいことは、言うまでもない。
本発明による半導体装置及びその製造方法は、不揮発性メモリであるMONOS型メモリ素子と、耐電圧が異なる複数のMOS型トランジスタとを混載した半導体装置、例えば、I/O部と内部との動作電圧が異なる微細化が進んだICや、不揮発性メモリデバイスを搭載することによって付加価値を高めた製品などに利用できる。
例えば、内部動作電圧を抑制した付加価値が高い携帯機器用ICや、高耐圧デバイスと不揮発性メモリデバイスとを混載することにより付加価値を高めた液晶得駆動用IC等に適用するとよい。
本発明による半導体装置の一実施例とそのMONOS型メモリ素子部分を拡大して示す模式的な断面図である。 本発明による半導体の製造方法を説明するためのONO膜エッチング工程を示す模式的な断面図である。 同じく第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク形成工程を示す模式的な断面図である。 第1ゲート酸化膜エッチング処理工程におけるMONOS型メモリ素子を形成する素子領域とその周囲を拡大して示す模式的な断面図である。 同じくそのエッチング処理が済んだときの状態を示す模式的な断面図である。 同じくそのときの半導体装置全体の模式的な断面図である。
半導体基板上に第2ゲート酸化膜を形成した状態を示す模式的な断面図である。 多結晶ポリシリコン層を形成した後、それをエッチングするためのレジストマスクを形成した状態を示す模式的な断面図である。 4組のMONOS型メモリ素子とNチャネルMOS型トランジスタを形成する場合の本発明の実施例における第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクの平面図である 本発明の効果を説明するためのゲート酸化膜エッチングマスク依存性を示す線図である。 MONOS型メモリ素子のメモリゲート電極と第1ゲート酸化膜エッチングマスク用レジストマスクの幅の関係を本発明の実施例と従来技術とを比較して示す平面図である。
本発明の対象とする半導体装置の一例を示す模式的な断面図である。 図12に示した半導体装置を製造する従来技術の製造方法において第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクを形成した状態を示す模式的な断面図である。 そのエッチング処理工程におけるMONOS型メモリ素子を形成する素子領域とその周囲を拡大して示す模式的な断面図である。 同じくそのエッチング処理が済んだときの状態を示す模式的な断面図である。 従来技術の半導体装置が完成したときのMONOS型メモリ素子のみを示す模式的な断面図である。 4組のMONOS型メモリ素子とNチャネルMOS型トランジスタを形成する場合の従来技術の第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクの平面図である。
符号の説明
1:半導体基板 2A,2B,2C:素子領域 3:フィールド酸化膜
4:犠牲酸化膜 5,6:第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスク
7:ONO膜エッチング用のレジストマスク 8:多結晶ポリシリコン層
9:ポリシリコン層エッチング用のレジストマスク
10:MONOS型メモリ素子 10X:MONOS型メモリ素子形成位置
11:ONO膜 12:メモリゲート電極 13:トンネル酸化膜
14:メモリ窒化膜 15:トップ酸化膜
20:NチャネルMOS型トランジスタ
20X:NチャネルMOS型トランジスタ形成位置
21:第2ゲート酸化膜 22:ゲート電極
25:コンタクトホール形成位置 30:PチャネルMOS型トランジスタ
40:高耐圧のNチャネルMOS型トランジスタ
41:第1ゲート酸化膜 42:ゲート電極

Claims (2)

  1. 同一の半導体基板上にフィールド酸化膜によって隔離された複数の素子領域を有し、該素子領域のうちの異なる素子領域に耐電圧が異なるMOS型トランジスタを設け、該MOS型トランジスタのうち耐電圧が低い方の少なくとも一部のMOS型トランジスタと同一の素子領域内に、該MOS型トランジスタに隣接して、トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とを積層したONO膜とゲート電極とからなるMONOS型メモリ素子を設けた半導体装置であって、
    前記半導体基板上の前記MONOS型メモリ素子を設けた素子領域内に、該MONOS型メモリ素子の一方の側には膜厚が厚い第1ゲート酸化膜が、他方の側には膜厚が薄い第2ゲート酸化膜がそれぞれ存在し、該第2ゲート酸化膜は前記MONOS型メモリ素子と隣接する前記耐電圧が低い方のMOS型トランジスタのゲート酸化膜であり、前記第1ゲート酸化膜は、別の素子領域内に設けられた耐電圧が高い方のMOS型トランジスタのゲート酸化膜と同じ膜であり、
    前記MONOS型メモリ素子における前記耐電圧が低い方のMOS型トランジスタと隣接する側と反対側の側面では、前記ONO膜の前記トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とが一平面をなしており、その全面が前記第1ゲート酸化膜に接していることを特徴とする半導体装置。
  2. 同一の半導体基板上にフィールド酸化膜によって隔離された複数の素子領域を有し、該素子領域のうちの異なる素子領域に耐電圧が異なるMOS型トランジスタを設け、該MOSトランジスタのうち耐電圧が低い方の少なくとも一部のMOS型トランジスタと同一の素子領域内に、該MOS型トランジスタに隣接してMONOSメモリ素子を設けた半導体装置の製造方法であって、
    前記半導体基板上の前記MONOS型メモリ素子を設ける素子領域内の該MONOS型メモリ素子を設ける部分に、トンネル酸化膜とメモリ窒化膜とトップ酸化膜とを積層したONO膜を形成する工程と、
    前記半導体基板上の前記ONO膜を形成した部分を除く全領域に第1ゲート酸化膜を形成する工程と、
    該第1ゲート酸化膜及び前記ONO膜上の前記耐電圧が低い方のMOS型トランジスタを設ける部分を除く全面に前記第1ゲート酸化膜エッチング用のレジストマスクを、少なくとも前記ONO膜上から前記耐電圧が低い方のMOSトランジスタを設ける部分と反対側の前記フィールド酸化膜上まで連続して形成した後、エッチング処理によって前記第1ゲート酸化膜の前記レジストマスクが形成されなかった部分を除去する工程と、
    前記半導体基板上の前記第1ゲート酸化膜が除去された部分に、該第1ゲート酸化膜より膜厚が薄い第2ゲート酸化膜を形成する工程と、
    前記第1ゲート酸化膜上の耐電圧が高い方の前記MOS型トランジスタを形成する部分と、前記第2ゲート酸化膜上及び前記ONO膜上にそれぞれゲート電極を形成する工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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