JP4941286B2 - 撮像装置及び再生装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映画などのプログラムを上映する劇場において盗撮行為を防止する撮像装置、及び盗撮された画像の再生を防止する再生装置に関する。
従来、映画などのプログラムを上映する劇場内で撮像装置による盗撮行為が行われ、それを違法にコピーした、いわゆる海賊版DVD等の複写物が作製されるという問題がある。近年、撮像装置の解像度が飛躍的に向上し、HD(High Definition television)に対応した機種が登場してきており、より高画質な映像が撮像可能となっている。このような状況下において、盗撮はさらに大きな問題となってきている。
これに対し、撮像装置の遠隔制御用信号である赤外光を、撮像装置の記録動作を妨害するコードとして、劇場内に設置された送信装置より送信することにより、継続的な記録を妨害する提案がされている(例えば、特許文献1参照。)。
また、撮像装置に備えられた受動型、あるいは能動型のRFタグを用いて、劇場の入場時に読み取ったデータと退場時に読み取ったデータとから、劇場内での撮像装置の盗撮行為を判断する提案がされている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−56769号公報 特開2005−51487号公報
ところで、特許文献1に記載されている提案では、撮像装置の遠隔制御用信号の信号を送信する装置が複数台必要であり、劇場等の設備を設ける必要があるという問題があった。
また、特許文献2に記載されている提案では、撮像装置がRFタグを備えているものであること、劇場にRFタグリーダやタグ情報を管理するデータベースサーバ等の設備を設ける必要があるという問題があった。
さらに、特許文献1,2のそれぞれに記載されている提案では、光制御信号や無線信号を撮像装置が受信することで盗撮行為を防止しようとする提案であり、撮像装置自体に光制御信号や無線信号を遮蔽する手段を施すことで、容易に盗撮行為が可能になるという問題があった。
さらにまた、再生装置においては、その再生画像が、劇場内で撮像装置による盗撮行為が行われた再生映像かどうかの検出手段が設けられておらずそのまま再生が可能であるという問題があった。
本発明は、以上の点に鑑みなされたもので、劇場の設備の変更や追加を行うことなく、映画投影画像を撮像した映像信号を検出して、劇場での盗撮行為を防止する撮像装置、及び、映画投影画像を撮像した映像信号を検出して、劇場での盗撮行為を行った映像の再生を防止する再生装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、以下1)〜10)に記載の手段よりなる。
すなわち、
)入来する撮像光を撮像素子により光電変換し映像信号に変換する撮像部と、
前記映像信号を記録する記録部と、
前記映像信号を表示する画像表示部と、
前記映像信号の1フィールドを第1の期間と第2の期間とに分割し、前記第1の期間と前記第2の期間とのそれぞれの平均輝度を算出する平均輝度演算部と、
前記映像信号の所定の期間内において前記1フィールド毎に前記第1の期間と前記第2の期間との平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が予め定めた閾値以上であるかを検出することによって、前記映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、警告メッセージを前記画像表示部に送出する警告送出部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
)入来する撮像光を撮像素子により光電変換し映像信号に変換する撮像部と、
前記映像信号を記録する記録部と、
前記映像信号を表示する画像表示部と、
前記入来する撮像光の輝度を予め定めた期間毎に測定する輝度測定部と、
前記輝度測定部により測定した撮像光の平均輝度を前記期間毎に算出する平均輝度演算部と、
複数の前記期間内における前記撮像光の平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が閾値以上であるかを検出することによって、前記映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、警告メッセージを前記画像表示部に送出する警告送出部と、
を備えることを特徴とする撮像装置。
3)前記入来する撮像光の輝度を予め定めた期間毎に測定する輝度測定部で測定する輝度測定フレーム数は、映画の投影である24フレーム/秒の偶数倍ではない倍数のフレーム数であることを特徴とする2)に記載の撮像装置。
4)前記記録部が前記映像信号を記録している状態で、前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記記録部による記録を強制的に停止させるよう制御する制御部を備えることを特徴とする1)乃至3)に記載の撮像装置。
5)前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記記録部は、記録する映像画像に前記警告メッセージを重畳して記録することを特徴とする1)乃至3)に記載の撮像装置。
6)前記制御部は、前記記録部が記録を開始してから記録が停止するまでに記録した映像信号を消去するよう前記記録部を制御することを特徴とする4)に記載の撮像装置。
)映像信号を再生して画像表示部に供給する再生部と、
前記再生部より再生された再生映像信号の1フィールドを第1の期間と第2の期間とに分割し、前記第1の期間と前記第2の期間とのそれぞれの平均輝度を算出する平均輝度演算部と、
複数の前記期間内における前記1フィールド毎に前記第1の期間と前記第2の期間との平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が予め定めた閾値以上であるかを検出することによって、前記再生映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記検出部より制御信号が供給され、警告メッセージを前記再生部に送出する警告送出部と、
を備えることを特徴とする再生装置。
)前記検出部が映画投影画像を撮像した再生映像信号であることを検出した場合に、前記再生部は、前記警告メッセージを前記再生映像信号に重畳することを特徴とする7)に記載の再生装置。
)前記検出部が映画投影画像を撮像した再生映像信号であることを検出した場合に、前記再生部による再生を強制的に停止させる制御部を備えることを特徴とする7)に記載の再生装置。
本発明の撮像装置によれば、撮像装置で撮像された画像から盗撮行為を検出することが可能であり、無線送信や赤外光送信、RFタグ送信などの外的な制御を用いずに盗撮行為を防止することができる。
また、外的な制御を用いないため、劇場設備の追加や変更が不必要であり、映画フィルムへの加工や編集も必要なく盗撮行為を防止することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の再生装置によれば、再生された画像から盗撮された画像であることが判別可能であり、再生装置において盗撮画像の再生を防止することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る撮像装置を実施するための最良の形態につき、好ましい実施例により説明する。
<実施例1>
図1を用いて実施例1に適用される撮像装置の構成例を説明する。撮像部101は、撮像した画像を電気信号に変換すると共に、被写体にレンズの焦点を合わせる等の光学的な機能を果たす。記録部102は、撮像した画像を磁気テープ、HDD、磁気ディスク、メモリ、光ディスク等の記録メディアに書き込みを行う。また、制御部106からの指示により記録データの消去を行う。画像表示部103は、撮像画像や撮像するにあたり、時間などの撮像に必要な情報を表示したり、記録部102に記録された画像を表示する。フィールド平均輝度演算部104は、撮像画像の1フィールドの平均輝度を算出する。警告送出部105は、制御部106が映画の盗撮を検出した場合に、画像表示部103に警告メッセージを表示すると同時に、記録部102にも警告メッセージを送出する。記録部102は、警告メッセージを撮像画像に重畳させて記録する。
制御部106は、撮像や記録などの撮像処理、記録処理全般を行うとともに、後述のROM108内の既定数に従って映画の盗撮の有無を検出する検出部を備えている。RAM107は、5フィールド分の平均輝度の値、後述する検出数K、及び処理フィールド数F、を一時的に保存しており、演算時のワーク領域としても使用される。ROM108は、後述する既定輝度比率Ylim、既定検出数Kmax、既定フィールド数Fmaxを格納している。
ここで、図2〜図6を用いて、通常撮像と映画の盗撮との判別する方法について説明する。図2は、映画フレームとNTSC方式の撮像装置の撮像フィールドの関係を示した図である。同図に示すように、映画は24fps(24フレーム/秒)であり、NTSC方式の撮像装置の画像フィールドは60fps(60フィールド/秒=30フレーム/秒)であり、つまりは、映画の2フレームと撮像画像の5フィールドとは同じ長さになる。
図3は、映画の映写方法を示した図である。映画フィルムは24フレーム/秒であるが、通常劇場で上映する場合、24フレーム/秒をそのまま毎秒24回の明暗として投影すると鑑賞者は耐え難いフリッカを感じてしまう。このため、1フレームを均等に4分割し、1分割目を投影、2分割目を不投影、3分割目を投影、4分割目を不投影(フィルム送り)となるようにシャッターの開閉動作を行い、見かけ上、48フレーム/秒として投影することによりフリッカを軽減させている。これにより、映画2フレーム中には4回の不投影の期間が存在することになる。つまり、図2の関係より、NTSC方式の撮像装置では撮像画像5フィールド中には、4回の不投影の期間が撮像されることになる。
図4は、通常撮像時のフィールド平均輝度変化例を示した図である。同図に示すように、人物、景色などの画像の撮像のような通常の撮像をしている場合は、撮像フィールドに記録される画像は連続したものであり、撮像フィールドのフィールド平均輝度の変化は小さいものである。輝度変化が激しい場面が撮像されることはまれであり、ましてその状態が長時間に渡って継続されることは起こり得ないと考えられる。
図5に映画盗撮時のフィールド平均輝度変化例1を示す。映画のフレームの投影と撮像が同時に開始された場合について、フィールドごとのフィールド平均輝度をあらわしたものである。
図5中に、映画フレームに記載されているA1〜A5は、映画フレームを意味しており、シーンチェンジなどのように場面がまったく異なる場合を除いて、多くの場合は隣接した映画フレーム同士のフィールド平均輝度には大きな差はないと考えられるので、この例においてもフレームA1〜A5のフィールド平均輝度は同一として扱っている。また、撮像フィールド中に記載されているA1は、映画フレームA1が撮像されていることをあらわしており、A2〜A5も同様である。
1番目と2番目の撮像フィールドは映画フレームA1の投影期間をすべて撮像することになるが、不投影の期間の一部も同時に撮像することになる。よって、フィールド内のすべてで投影期間を撮像した時の輝度を100%とした場合の1番目と2番目の撮像フィールドの輝度は62.5%の輝度となってしまう。この輝度は、連続する5つの撮像フィールド中で最大値(Ymax)となる。
逆に4番目と5番目のフィールドは不投影の期間をすべて撮像することになるので、連続する5つの撮像フィールドの中で輝度は最小値(Ymin)となり、その4番目と5番目のフィールドの輝度は、フィールド内のすべてで投影期間を撮像した時の輝度を100%とした場合の37.5%となる。3番目の撮像フィールドは投影期間と不投影期間が半分ずつ撮像されることになるので輝度は中間値となる。つまり、2つの映画フレーム内の4つの不投影期間によって、撮像された撮像フィールドのフィールド平均輝度は大きな輝度変化をもつことになる。
図6に映画盗撮時のフィールド平均輝度変化例2を示す。映画のフレームの投影開始と撮像がずれて開始された場合について、フィールドごとのフィールド平均輝度を表したものである。
映画フレームおよび撮像フィールドの図6に記載されているA1〜A5は、図5と同じ意味で用いている。図6のX1は映画フレームA1とA2が撮像されるフィールドであり、X2はA3とA4、X3はA5とA6が撮像されるフィールドを意味する。
図5と同様にA1〜A5の輝度はすべて同じとして扱うのでX1〜X3のフィールド平均輝度も単一映画フレームを撮像した時と同じとして扱うことができる。図6においては、2番目の撮像フィールドが最小輝度(全投影の場合の37.5%)、4番目と5番目の撮像フィールドが最大輝度(全投影の場合の62.5%)となる。
図5と図6において、2つの撮像タイミングについての撮像フィールドのフィールド平均輝度の変化を示したが、映画フレームに対してどのタイミングで撮像を開始しても、投影期間のすべてを撮像する撮像フィールド、不投影期間のすべてを撮像する撮像フィールドは連続する5つの撮像フィールドの中に少なくとも1つは含まれることは明らかである。すなわち、シーンチェンジのように大きく場面が切り替わる部分を撮像した撮像フィールドを除けば、連続する5つの撮像フィールドのフィールド平均輝度値は不投影期間により発生する最小輝度と最大輝度を含むことになる。
この最大輝度と最小輝度との輝度比率は、1.67(62.5÷37.5)と大きく、しかも5つの撮像フィールドごとに連続して観測され、通常撮像時には起こりえない輝度変化の状態である。すなわち、連続する5つの撮像フィールドのフィールド平均輝度を測定し、最大輝度と最小輝度との輝度比率を検出することにより、映画の盗撮行為を判別することが可能となる。
図1及び図7を用いて撮像装置の動作について詳細に説明する。図7は、実施例1に適用される撮像装置の動作のフローチャートを示したものである。
図7に示すように、記録が開始されると同時に、フィールド平均輝度演算部104により撮像フィールドごとのフィールド平均輝度を取得し(ステップS01)、5フィールド分のフィールド平均輝度の最大値Ymaxと最小値Yminとより輝度比率Yratを制御部106により算出する(ステップS02〜ステップS03)。
上述の説明のように、連続する5つの撮像画像フィールドの平均輝度の最大値Ymaxと最小値Yminとの輝度比率Yratが1.67(62.5÷37.5)となることを検出すれば映画の盗撮行為を判別することが可能となる。しかしながら、外光等により、平均輝度の最大値Ymax、最小値Yminは影響を受ける可能性があるので、その場合にも盗撮の検出が可能となるように、1.67に対し小さな値、例えば1.5を既定輝度比率Ylimに設定する。
そして、求めた輝度比率YratがROM108内の既定輝度比率Ylim以上かどうかを判断し(ステップS04)、もしそれ以上であれば検出数Kをカウントアップさせる(ステップS05)。
次に検出数KがROM内の予め定めた検出数である既定検出数Kmax以上かどうかを判断し(ステップS06)、検出数Kが既定検出数Kmax以上であった場合には、一定の時間、警告メッセージを画像表示部103に表示するとともに、記録部102により撮像画像に重畳させて記録する(ステップS10)。次に、ユーザの意向とは無関係に強制的に記録を終了し(ステップS11)、制御部106は、記録した記録画像の消去を行う(ステップS12)。
警告メッセージ表示することで、ユーザに盗撮行為が検出されたことにより記録が終了することを認識させることができる。なお、記録画像を消去するにもかかわらず警告メッセージを撮像画像に記録するのは、磁気テープ、光ディスクなどの記録媒体を瞬時に抜き取られた場合においても記録画像の価値を著しく低下させることが可能となり、記録画像を瞬時に辞去できないメディアに対しても盗撮行為を無意味なものにするためである。
検出数KがROM内の予め定めた検出数である既定検出数Kmax以上かどうかを判断し(ステップS06)、検出数Kが既定検出数Kmaxより小であった場合には、検出フィールド数Fに5を加算する(ステップS07)。その検出フィールド数Fを検出するために予め設定したフィールド数である既定フィールド数Fmax以上か否かを判別し(ステップS08)、検出フィールド数Fが既定フィールド数Fmax以上の場合は、検出数K、検出フィールド数Fをそれぞれ0に設定し検出処理を始めから実施する(ステップS09)。検出フィールド数Fが既定フィールド数Fmaxより小の場合は、検出処理を続行する。
ここで、既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxについて説明する。盗撮検出を短時間で行った場合、映画の映像の輝度変化などの外乱により誤検出が発生する可能性がある。この外乱が長時間連続する可能性は極めて低いので、ある程度の検出期間を設ければ誤検出は防止可能である。その反面、盗撮検出期間中は映画の撮像が可能となってしまい、検出期間を長くすればするほど盗撮される可能性が高くなる。
よって、検出期間は数分〜十数分程度に設定するのが望ましい。検出期間を10分とした場合には、既定フィールド数Fmaxは36000フィールド(60フィールド/秒×60秒×10分)となる。
本実施例1の場合、5フィールドで1回の盗撮検出となるので、検出期間中の検出回数は、既定フィールド数Fmaxを上述のように36000フィールドとすると、7200回(Fmax÷5フィールド)となる。この検出回数のうち、たとえば5割3600回を既定検出数Kmaxに設定し、既定検出数Kmaxの検出回数において既定輝度比率Ylim以上の値が検出された場合に映画の盗撮と判定するようにする。
上述のフローチャートの動作説明においては既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxを一定値として説明したが、既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxを撮像の都度設定する構成としてもよい。また、5フィールドで1回の盗撮検出となる例で説明したが、盗撮検出の単位は、5フィールドに限定されず、撮像画像フィールドの平均輝度の最大値Ymaxと最小値Yminとが検出可能なフィールド数であればよい。
<実施例2>
次に、図8を用いて実施例2に適用される撮像装置の構成例を説明する。撮像部2101は、撮像した画像を電気信号に変換すると共に、被写体にレンズの焦点を合わせる等の光学的な機能を果たす。記録部2102は、撮像した画像を磁気テープ、HDD、磁気ディスク、メモリ、光ディスク等の記録メディアへの書き込みを行う。また、記録部2102は、制御部2106からの指示により記録データの消去を行う。
画像表示部2103は、撮像画像や撮像するにあたり、時間などの撮像に必要な情報の表示したり、記録部2102に記録された画像を表示する。平均輝度演算部2104は、撮像画像のフィールドの平均輝度、またフィールドを分割して平均輝度を算出する。警告送出部2105は、制御部2106が映画の盗撮を検出した場合に、表示部に警告メッセージを表示すると同時に、記録部2102にも警告メッセージを送出する。記録部2102は、警告メッセージを撮像画像に重畳させて記録する。記録部2102にも警告メッセージを映像と共に記録する機能を有する。
制御部2106は、撮像や記録などの撮像処理全般を行うとともに、後述のROM2108内の定数に従って映画の盗撮の有無を検出する検出部を備えている。RAM2107は、後述の期間Ts1、期間Ts2より得られる平均輝度の値、検出数K、処理フィールド数F、を一時的に保存しており、演算時のワーク領域としても使用される。ROM2108は、後述する既定輝度比率Ylim、既定検出数Kmax、既定フィールド数Fmaxを格納している。
ここで、図9〜図13を用いて、実施例2による通常撮像と映画の盗撮との判別する方法について説明する。図4に説明した通り、人物、景色などの画像の撮像のような通常の撮像をしている場合は、撮像フィールドに記録される画像は連続したものであり、撮像フィールドのフィールド内の輝度の変化は小さい。
図9に盗撮検出方法の説明図を示す。ここでは、NTSC方式を例にとり説明する。撮像画像の1フィールドを期間Ts1と期間Ts2と(Ts1>Ts2)に分割し、それぞれ平均輝度演算部2104で平均輝度を取得する。期間Ts1から得られる撮像画像は録画用途に使用し、期間Ts2から得られる撮像画像は盗撮検出のみに使用し録画用途には使用しないものとする。ここで、録画される画像は期間Ts1のみであるので期間Ts2をむやみに大きくすると録画される画像の輝度が下がることになる。ここでは、期間Ts1と期間Ts2との期間長の比を9:1とした場合について説明する。
図9に示すように、1つ目のフィールドから得られる時間あたりの平均輝度をY11とY12、2つ目のフィールドから得られる時間あたりの平均輝度をY21とY22とすると、図3で説明した通り、映画の1フレーム中には不投影期間が2回あるので、図9の場合、Y11はY12より大きくなりY21はY22より小さくなる。つまり、各フィールドの期間Ts1と期間Ts2から得られる平均輝度を比較することにより映画の盗撮の検出が可能となる。
図10、図11にNTSC方式の撮像装置により映画を盗撮した時のフィールド平均輝度変化例を示す。図10(a)に示すようにNTCS方式では60フィールド/秒なので映画の24フレーム/秒を撮像した場合、映画2フレームと撮像画像5フィールドが同じ時間となる。従って、図11に示すように不投影期間と各フィールドは同期せず、各フィールドの期間Ts1、期間Ts2から得られる平均輝度はフィールド毎に大きく異なる。
フィールド1の期間Ts1から得られる輝度(Y1max)は期間Ts2から得られる輝度(Y1min)より非常に大きくなり、また、フィールド4の期間Ts1から得られる輝度(Y4min)は期間Ts2から得られる輝度(Y4max)より非常に小さくなり、どちらも通常撮像時には検出されない輝度の比が発生する。その反面、フィールド3の期間Ts1、期間Ts2より得られる輝度(Y3max,Y3min)の比は比較的小さくなり、すべてのフィールドにおいて、大きな輝度の比が発生するとは限らない。
図12、図13にPAL方式の撮像装置により映画を盗撮した時のフィールド平均輝度変化例を示す。図12(a)に示すようにPAL方式では50フィールド/秒なので映画の24フレーム/秒を撮像した場合、映画12フレームと撮像画像25フィールドが同じ時間となる。従って、図13示すように、不投影期間と各フィールドは同期せず、各フィールドの期間Ts1、期間Ts2から得られる平均輝度はNTSC方式と同様にフィールド毎に大きく異なる。
フィールド1の期間Ts1から得られる輝度(Y1min)は期間Ts2から得られる輝度(Y1max)より非常に小さくなり、通常撮像時には検出されない輝度の比が発生する。その反面、フィールド2の期間Ts1、期間Ts2より得られる輝度(Y2min,Y2max)の比は比較的小さくなり、NTSC方式と同様にすべてのフィールドにおいて、大きな輝度の比が発生するとは限らない。
また、図10(b)、図12(b)に示すように、撮像開始位置と映画のフレームの切れ目とがずれる場合も当然に考えられる。従って、これらのことを整理すると、映画(24フレーム/秒)を60フィールド/秒(例えば、NTSC方式)および50フィールド/秒(例えば、PAL方式)で撮像した場合、撮像開始タイミングにより以下の3種類のケースが発生することになる。(図11、図13参照)
a)期間Ts2がすべて不投影期間を撮像するケース。
b)期間Ts2が投影期間と不投影期間の両方を撮像するケース。
c)期間Ts2がすべて投影期間を撮像するケース。
a)のケースでは、期間Ts2より得られる平均輝度は非常に小さくなり、期間Ts1から得られる平均輝度との比は大きな値となり、盗撮の検出が容易にできる。
b)のケースでは、期間Ts2から得られる平均輝度は期間Ts1と大差なく、その比はa)のケースに比べて大きくならず、盗撮の検出は難しい。
c)のケースでは、期間Ts1から得られる平均輝度と期間Ts2から得られる平均輝度との比は、a)のケースよりは小さいが、b)のケースよりは大きくなる。
c)のケースの中で、期間Ts1と期間Ts2と平均輝度の比が最も小さくなるのは図14(NTSC方式)と図15(PAL方式)に示すような位相関係にある場合であり、この位相になった場合でも盗撮の検出ができるように、予め定める既定輝度比率Ylim(Ymax÷Ymin)を設定する必要がある。
上述のように期間Ts1と期間Ts2の期間長の比は9:1であるので、期間Ts2から得られる平均輝度を100%とした時の期間Ts1から得られる平均輝度は、NTSC方式で58.3%、PAL方式で46.8%となるので、NTSC方式、PAL方式のYlimは、それぞれ1.71、2.13に設定すれば盗撮の検出が可能となる。
外光等により、期間Ts1、期間Ts2から得られる平均輝度は影響を受ける可能性があるので、この場合にも盗撮の検出が可能となるように、それぞれNTSC方式1.71、PAL方式2.13に対して小さな値、例えば、NTSC方式1.5、PAL方式1.9に既定輝度比率Ylimを設定する。
次に、図8及び図16を用いて実施例2に適用される撮像装置の動作を説明する。図16は、実施例2に適用される撮像装置の動作を説明するためのフローチャートである。撮像装置に電源が投入されると、撮像画像よりフィールド平均輝度を取得することにより、サンプリング期間Ts1,Ts2を決定する(ステップS201)。次に、電源ボタンが押下されたか否か、即ち、電源がオフされたか否か判定し(ステップS202)、押下された場合には処理を終了する(ステップS203)。押下されていなければ、フィールド毎の期間Ts1,Ts2の平均輝度より最大値Ymaxと最小値Yminを取得し(ステップS204)、このYmaxとYminより平均輝度の比Yratを算出する(ステップS205)。求めたYratがROM2108内の既定輝度比率Ylim以上かどうかを判断し(ステップS206)、もしYlim以上であれば検出数Kをカウントアップさせる(ステップS207)。
次に、処理フィールド数Fをカウントアップし(ステップS208)、処理フィールド数Fの値が既定フィールド数Fmax以上かどうかの判定を行う(ステップS209)。処理フィールド数Fが既定フィールド数Fmax以上であった場合には記録中かどうかの判定を行い(ステップS210)、以下であった場合には次のフィールドの平均輝度検出を行う。記録中であった場合には検出数KがROM2108内の既定検出数Kmax以上かどうかを判断し(ステップS211)、以上であった場合には、一定の時間、警告メッセージを画像表示部2103に表示するとともに、記録部2102により撮像画像にも記録する(ステップS212)。次にユーザの意向とは無関係に強制的に記録を終了し(ステップS213)、制御部2106は記録した記録画像の消去を行う(ステップS214)。
警告メッセージ表示することで、ユーザに盗撮行為が検出されたことにより記録が終了することを認識させることができる。なお、記録画像を消去するにもかかわらず警告メッセージを撮像画像に記録するのは、磁気テープ、光ディスクなどの記録媒体を瞬時に抜き取られた場合においても記録画像の価値を著しく低下させることが可能となり、記録画像を瞬時に辞去できないメディアに対しても盗撮行為を無意味なものにするためである。
記録中でなかった場合には、録画ボタンが押下されたかどうかを判定し(ステップS215)、押下されている場合には検出数KがROM2108内の既定検出数Kmax以上かどうかを判断し(ステップS216)、以上であった場合には、一定の時間、録画できない旨の警告メッセージを画像表示部103の撮像画像表示部分に表示する(ステップS217)。検出数Kが既定検出数Kmaxより小さい場合には録画を開始する。(ステップS218)
ここで、既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxについて説明する。盗撮検出を短時間で行った場合、映画の映像の輝度変化などの外乱により誤検出が発生する可能性がある。この外乱が長時間連続する可能性は極めて低いので、ある程度の検出期間を設ければ誤検出は防止可能である。その反面、盗撮検出期間中は映画の撮像が可能となってしまい、検出期間を長くすればするほど盗撮される可能性が高くなる。
よって、検出期間は数分〜十数分程度に設定するのが望ましい。検出期間を10分とした場合には、既定フィールド数Fmaxは36000フィールド(60フィールド/秒×60秒×10分)となる。
実施例2の場合、1フィールドで1回の盗撮検出となるので、検出期間中の検出回数は、既定フィールド数Fmaxを上述のように36000フィールドとすると、同数の36000回(Fmax÷1フィールド)となる。この検出回数のうち、たとえば5割18000回を既定検出数Kmaxに設定し、既定検出数Kmaxの検出回数において既定輝度比率Ylim以上の値が検出された場合に映画の盗撮と判定するようにする。
上述のフローチャートの動作説明においては既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxを一定値として説明したが、既定フィールド数Fmax、既定検出数Kmaxを撮像の都度設定する構成としてもよい。
尚、上記実施例2においては、映画を24フレーム/秒、撮像画像を60フィールド/秒または50フィールド/秒として説明したが、本発明の映画のフレーム数および映画のフィールド数はこれに限定されるのもではない。
尚、上記実施例2においては、1つのフィールドを2分割し、それぞれから得られる平均輝度を比較して平均輝度の比を算出したが、1フィールドの分割数はこれに限定されるものではない。また、平均輝度の比は同じフィールド内から得られる平均輝度より算出したが、これに限定されるものではなく、1フィールドの平均輝度と他のフィールドの平均輝度、1フィールドの平均輝度と他のフィールドの一部の平均輝度、1フィールドの一部の平均輝度と他のフィールドの一部の平均輝度を比較することで求めてもよい。
尚、図11のフィールド1に示すように、期間Ts1と期間Ts2とを合わせた1フィールド期間の平均輝度Y1aveを算出し、「期間Ts1の平均輝度がY1ave以下であり、かつ期間Ts2の平均輝度がY1ave以上であること」、または、「期間Ts1の平均輝度がY1ave以上であり、かつ期間Ts2の平均輝度がY1ave以下であること」のどちらかが成立するかを判断することを図16におけるステップS206の処理としてもよい。
尚、上記実施例2においては、撮像画像の1フィールドを期間Ts1と期間Ts2と(Ts1>Ts2)に分割し、期間Ts1から得られる撮像画像は録画用途に使用し、期間Ts2から得られる撮像画像は盗撮検出のみに使用する構成を例にとり説明したが、画像の撮像は1フィールド期間行い、平均輝度を測定する演算を期間Ts1と期間Ts2とに分割する構成としてもよい。
<実施例3>
図17を用いて実施例3に適用される撮像装置の構成例を説明する。撮像部3101は、撮像を行うための撮像素子3101aにより撮像した画像を電気信号に変換すると共に、被写体にレンズの焦点を合わせる等の光学的な機能を果たす。また、盗撮行為の判定に用いる可視光輝度測定素子3101bで構成される。可視光輝度測定素子3101bは、レンズを通して入来する撮像光の輝度を電気信号に変換する機能を有する。
記録部3102は、撮像した画像を磁気テープ、HDD、磁気ディスク、メモリ、光ディスク等の記録メディアへの書き込みを行う。また、制御部3106からの指示により記録データの消去を行う。
画像表示部3103は、撮像画像や撮像するにあたり時間などの撮像に必要な情報の表示したり、記録部3102に記録された画像を表示する。平均輝度演算部3104は、可視光輝度測定素子3101bより得られた輝度の平均輝度を算出する。警告送出部3105は、映画の盗撮を検出した場合に、画像表示部3103に警告メッセージを表示すると同時に、記録部3102にも警告メッセージを送出する。記録部3102は、警告メッセージを撮像画像に重畳させて記録する。
制御部3106は、撮像や記録などの撮像処理全般を行うとともに、後述のROM3108内の定数に従って映画の盗撮の有無を検出する検出部を備えている。また、制御部3106は、輝度測定フレーム数の制御を行う。RAM3107は、2回分の平均輝度測定値、検出数K、処理回数R、を一時的に保存しており、演算時のワーク領域としても使用できる。ROM3108は、後述する既定輝度比率Ylim、既定検出数Kmax1,Kmax2、既定処理回数Rmax、輝度測定数初期値Finiを格納している。
次に、図18〜図23を用いて、本実施例3による通常撮像と映画の盗撮との判別する方法について説明する。本実施例3は、レンズより入来する撮像光の輝度を可視光輝度測定素子3101bを用いて周期的に測定することにより通常撮像と映画の盗撮との判別を行うように構成している。
図18に、通常撮像時において、レンズより入来する撮像光の輝度を、可視光輝度測定素子3101bを用いて周期的に測定した場合の平均輝度変化例を示す。図18に示すように、人物、景色などの画像の撮像のような通常の撮像をしている場合は、記録される画像は連続したものであり、一定期間の輝度を周期的に測定し、測定期間内の平均輝度を求めた場合には、各期間の平均輝度の変化は小さい。
次に、図19を用いて映画フレームと輝度測定フレーム数との関係を説明する。図18に示すように、映画の各フレームの輝度はシーンチェンジなどのように場面がまったく異なる場合を除いて、多くの場合は隣接した映画フレーム同士のフィールド平均輝度には大きな差はないと考えられるので、本実施例3においてもフレームの平均輝度は同一として説明する。図19に示した内、48フレーム/秒(24フレーム/秒の偶数倍)のような輝度測定フレーム数を選択すると、各測定期間毎に投影期間と不投影期間の割合が同じになるので、各測定期間で得られる平均輝度は同値となってしまい、映画の盗撮の検出はできないことがわかる。また、48フレーム/秒に近い輝度測定フレーム数を選択した場合も各測定期間で得られる輝度の差が小さくなり、盗撮の検出を確実に行うことができない。
また、図19に輝度測定フレーム数を映画の投影である24フレーム/秒の偶数倍ではない倍数のフレーム数である40フレーム/秒、60フレーム/秒、120フレーム/秒とした場合を示す。これらの輝度測定フレーム数においては、測定期間毎に投影期間と不投影期間の割合が異なることがわかる。さらに、測定期間を拡大したものを図20に示す。
図20に示すように、例えば、120フレーム/秒にてレンズよりの入来光から得られる輝度を測定した場合、測定期間1は映画の投影期間の輝度を測定したものになり、測定期間2は不投影期間の輝度を測定したものになるので、それぞれの測定期間の平均輝度Y1とY2の比は通常撮像時に比較すると非常に大きくなる。
一方、測定期間3と測定期間4は不投影期間と投影期間の両方を測定して得られた輝度となり、不投影期間と投影期間の割合でほぼ決定されるが、測定期間3と測定期間4の投影、不投影の期間の割合には大差がないため、Y3とY4にも大差がないことになる。
また、図20に示すように、40フレーム/秒、60フレーム/秒の場合の場合も同様のことがいえる。つまり、映画の投影フレームである24フレーム/秒と同期しない、すなわち、偶数倍ではない倍数のフレーム数にて撮像光の輝度を測定した場合、2つの撮像期間の平均輝度の比は通常撮像時に比べて大きい場合とそうでない場合が発生することがわかる。
以上のことより、この測定期間同士の平均輝度の比が、予め設定した閾値である既定値以上になり、その既定値以上になった測定期間が、予め設定した閾値である既定値以上の確率で発生することを検出することによって映画の盗撮行為を判別することが可能となるのである。
輝度測定フレーム数であるが、下記の式1を満足し、かつMに比べてNが大きくなるようにMとNを選択し、式2を満足する輝度測定フレーム数を選択すると、輝度測定期間ごとに不投影期間の撮像されるタイミング(不投影期間と輝度測定期間の位相の関係)を大きく変えることができるので、隣接する測定期間で測定される平均輝度が同値になることがなくなる。
N ≠ a × M (a=1、2、4) ・・・式1
(1/映画投影フレーム数 × M)=(1/輝度測定フレーム数 × N)・・・式2
M : 盗撮の検出に必要な映画のフレーム数
N : 輝度測定フレーム数ごとの測定回数(M,N:整数)
輝度測定フレーム数(40時) M=3、N=5 :映画3フレームで5回の測定
輝度測定フレーム数(60時) M=2、N=5 :映画2フレームで5回の測定
輝度測定フレーム数(120時) M=1、N=5 :映画1フレームで5回の測定
40フレーム/秒、60フレーム/秒、120フレーム/秒は上記の条件を満足する輝度測定フレーム数であるので、これらを例にあげて測定される平均輝度について以下に説明する。
まず、輝度測定フレーム数を40フレーム/秒とした場合、図19の5つの平均輝度Y1〜Y5のうち、半分以上が投影期間であるY1とY2が最大平均輝度となり、半分以上が不投影期間であるY4とY5が最低平均輝度となる。
同様に、輝度測定フレーム数を60フレーム/秒とした場合は、投影期間をすべて含んでいるY1とY2が最大平均輝度であり、不投影期間をすべて含んでいるY4とY5が最低輝度となる。
輝度測定フレーム数を120フレーム/秒とした場合は、すべて投影期間であるY1とY6が最大平均輝度であり、すべて不投影期間であるY5とY10が最低平均輝度となる。
以上のように、適切な輝度測定フレーム数を選択することで盗撮行為の検出を確実に行うことができる。
次に、図21、図22、図23を用いて映画盗撮時の輝度測定フレーム数と平均輝度変化の関係について説明する。
図21に輝度測定フレーム数40フレーム/秒時の平均輝度値を、図22に輝度測定フレーム数60フレーム/秒時の平均輝度値を、図23に輝度測定フレーム数120フレーム/秒時の平均輝度値を示す。
これら図21、図22、図23より明らかなように、輝度測定期間内における投影期間の占める割合あるいは不投影期間の占める割合は、輝度測定フレーム数が高くなるにつれて大きくなるので、一定時間内(たとえば輝度測定期間の5回分)における平均輝度の最大値と最小値の比は大きくなる。つまり、輝度測定フレーム数を高くすることで、より確実に映画の盗撮行為の判別ができるということがわかる。
しかしながら、むやみに輝度測定フレーム数を高くする、つまり輝度測定周期を短くすると、制御部の演算量の増加により撮像装置の消費電力が増加することになる。よって、検出精度の向上が必要とされる場合のみ輝度測定フレーム数を高くするように構成するとよい。
本実施例3においては、後述する通り、映画の盗撮の可能性が高い場合のみに輝度測定フレーム数を高くするようにしている。
次に、図17、及び図24を用いて本実施例3に適用される撮像装置の動作について説明する。図24は、本実施例3に適用される撮像装置の動作を説明するフローチャートである。
撮像装置に電源が投入されると、輝度測定フレーム数初期値Finiをセットし(ステップS301)、次に、電源ボタンが押下されたか否か、即ち、電源がオフされたか否か判定し(ステップS302)、押下されている場合には処理を終了する(ステップS303)。
次に輝度測定フレーム数に従い平均輝度演算部より5回分の平均輝度値を取得する(ステップS304,ステップS305)。この5回の平均輝度値の最大値Ymaxと最小値Yminとの比Yratを算出する(ステップS306)。求めたYratがROM3108内の既定輝度比率Ylim以上かどうかを判断し(ステップS307)、もしYlim以上であれば検出数Kをカウントアップさせる(ステップS308)。
ここで、既定輝度比率Ylimについて説明する。輝度測定フレーム数40フレーム/秒で測定した場合、映画の投影フレームと輝度測定フレームとの位相関係より、連続する5つの輝度測定期間には、
a)映画の1フレームに2箇所存在する不投影期間のうちの1箇所をすべて測定し、それ以外は投影期間を測定する輝度測定期間(平均輝度最大値)と、
b)映画の1フレームに2箇所存在する投影期間のうちの1箇所をすべて測定し、それ以外は不投影期間を測定する輝度測定期間(平均輝度最小値)と、
が必ず存在することになる。
よって、測定期間に投影期間をすべて測定した場合の平均輝度を100%とすると、上記a)の平均輝度は58.3%、b)の平均輝度は41.7%となる。つまり、連続する5つの輝度測定期間の平均輝度を求めて、この5つの平均輝度の最小値と最大値の比が1.4(58.3%/41.7%)となることを検出すれば映画の盗撮を検出することができる。ここで、外光等により、平均輝度の最大値、最小値は影響を受ける可能性があるので、その場合にも盗撮の検出が可能となるように、1.4に対し小さな値、例えば1.25にYlimを設定する。
次に、処理フレーム数Rをカウントアップし(ステップS309)、Rの値が既定値Rmax以上かどうかの判定を行う(ステップS310)。処理フィールド数Rが既定値Rmax以上であった場合には記録中かどうかの判定を行い(ステップS311)、以下であった場合には録画ボタンが押下されたか否かの判定を行う(ステップS316)。記録ボタンが押下されていない場合には検出数Kと処理回数Rをリセットし(ステップS323)、検出動作を始めから行う。録画ボタンが押下されている場合には検出数Kが既定検出数Kmax1以上かどうかの判定を行い(ステップS317)、以上であった場合には警告メッセージを送出する(ステップS318)。Kmax1以下であった場合には記録を開始する(ステップS319)。
ここで、検出数KはKlim1以下であった場合でも撮像条件等により検出できなかった可能性も考えられるので、さらに既定検出数Kmax2(Kmax2<Kmax1)以下かどうかの判定を行い(ステップS320)、以上であった場合には輝度測定フレーム数を高くし(ステップS321)、検出精度を上げる。Kmax2以下であった場合には、消費電力の削減のために輝度測定フレーム数初期値Finiより小さくならない範囲で輝度測定フレーム数を低くする(ステップS322)。
記録中であった場合には検出数KがROM内の既定検出数Kmax1以上かどうかを判断し(ステップS312)、以上であった場合には、一定の時間、警告メッセージを画像表示部3103に表示するとともに、記録部3102により撮像画像に重畳させて記録する(ステップS313)。次に、ユーザの意向とは無関係に強制的に記録を終了(ステップS314)し、制御部3106は、記録した記録データを消去する(ステップS315)。
警告メッセージ表示することで、利用者に盗撮行為が検出されたことにより記録が終了することを認識させることができる。なお、記録画像を消去するにもかかわらず警告メッセージを撮像画像に記録するのは、磁気テープ、光ディスクなどの記録媒体を瞬時に抜き取られた場合においても記録画像の価値を著しく低下させることが可能となり、記録画像を瞬時に辞去できないメディアに対しても盗撮行為を無意味なものにするためである。
ここで、既定フレーム数Rmax、既定検出数Kmax1、Kmax2について説明する。盗撮検出を短時間で行った場合、映画の映像の輝度変化などの外乱により誤検出が発生する可能性がある。この外乱が長時間連続する可能性は極めて低いので、ある程度の検出期間を設ければ誤検出は防止可能である。その反面、盗撮検出期間中は映画の撮像が可能となってしまい、検出期間を長くすればするほど盗撮される可能性が高くなる。
よって、検出期間は数分〜十数分程度に設定するのが望ましい。検出期間を10分とした場合には、既定フレーム数Rmaxは24000フレーム(40フレーム/秒×60秒×10分)となる。
本実施例3では、5つの輝度測定期間で1回の盗撮検出となるので、検出期間中の検出回数は、4800回(Rmax÷5)となる。この検出回数のうち、例えば、5割(Kmax1=2400回)にYlim以上の値が検出された場合に映画の盗撮と判定するようにする。また、この検出回数のうち、例えば、2割(Kmax2=960回)にYlim以上の値が検出された場合、映画の盗撮の可能性があると判断して輝度測定フレーム数の判定を行うようにする。
尚、実施例3においては、映画を24フレーム/秒として説明したが、映画のフレーム数はこれに限定されるのもではない。また、2つの測定期間の平均輝度を比較することで盗撮行為を検出するとしたが、比較する平均輝度は2つに限定されるものではなく、複数の平均輝度より算出してもよい。
さらに、輝度測定を常に連続して行う構成を説明したが、これに限定されるものではなく図25のように断続的に行ってもよい。
上述の実施例1〜3は、撮像装置において映画上映の盗撮行為を検出し、抑制する実施例について説明したが、以下に再生装置において、映画上映の盗撮映像の再生を阻止する実施例について説明する。
<実施例4>
図26を用いて実施例4に適用される再生装置400の構成例を説明する。再生部401は、磁気テープ、HDD、磁気ディスク、メモリ、光ディスク等の記録メディアに記録された映像信号を読み取り、エラー訂正、D/A変換など再生処理を行い、外部のモニタ(画像表示部)407に出力する。
フィールド平均輝度演算部402は、再生部401において再生処理された再生画像の1フィールドの平均輝度を算出する。警告送出部404は、映画の盗撮を検出した場合に、再生部401に警告メッセージを供給し、再生部401を介して警告メッセージを映像と共に外部のモニタ407に出力する。
制御部403は、フィールド平均輝度演算部402から算出されたフィールドの平均輝度に基づいて、再生された映像信号が映画の盗撮であるか否かを検出する。制御部403での映画盗撮の検出は、上述の実施例1と同様の構成を用いる。
実施例1と同様に、ROM405は、検出に用いられる既定数を格納している。RAM406は、演算時のワーク領域として用いられる。
制御部403は、フィールド平均輝度演算部402から算出されたフィールドの平均輝度に基づいて、再生された映像信号が映画の盗撮であることを検出すると、警告送出部404を介して再生部401に警告メッセージを供給し、警告メッセージを映像と共に外部のモニタ407に出力する。また、制御部403は、警告メッセージを表示するとともに、ユーザの意向とは無関係に強制的に再生部401の再生を停止させる。警告メッセージ表示することで、ユーザに盗撮行為が検出されたことにより再生が停止されたことを認識させることができる。
<実施例5>
図27を用いて実施例5に適用される再生装置500の構成例を説明する。再生部501は、磁気テープ、HDD、磁気ディスク、メモリ、光ディスク等の記録メディアに記録された映像信号を読み取り、エラー訂正、D/A変換など再生処理を行い、外部のモニタ(画像表示部)507に出力する。
平均輝度演算部502は、再生部501において再生処理された再生画像の1フィールドを期間Ts1、期間Ts2に分割し、期間Ts1、期間Ts2それぞれの平均輝度を算出する。警告送出部504は、映画の盗撮を検出した場合に、再生部501に警告メッセージを供給し、再生部501を介して警告メッセージを映像と共に外部のモニタ507に出力する。
制御部503は、平均輝度演算部502から算出された期間Ts1、期間Ts2平均輝度に基づいて、再生された映像信号が映画の盗撮であるか否かを検出する。制御部503での映画盗撮の検出は、上述の実施例2と同様の構成を用いる。この実施例5は、再生装置であるので、期間Ts1、期間Ts2の分割は、輝度を測定する処理をする場合のみに用い、再生映像信号は、分割せずに外部のモニタ507に出力する。
実施例2と同様に、ROM505は、検出に用いられる既定数を格納している。RAM506は、演算時のワーク領域として用いられる。
制御部503は、平均輝度演算部502から算出された期間Ts1、期間Ts2の平均輝度に基づいて、再生された映像信号が映画の盗撮であることを検出すると、警告送出部504を介して再生部501に警告メッセージを供給し、警告メッセージを映像と共に外部のモニタ507に出力する。また、制御部503は、警告メッセージを表示するとともにユーザの意向とは無関係に強制的に再生部501の再生を停止させる。警告メッセージ表示することで、ユーザに盗撮行為が検出されたことにより再生が停止されたことを認識させることができる。
実施例1に適用される撮像装置の構成の一例を示す図である。 映画フレームと撮像フィールドの関係を説明するための図である。 映画の映写方法を説明するための図である。 通常撮像時のフィールド平均輝度変化の一例を説明するための図である。 映画盗撮時のフィールド平均輝変化例の一例を説明するための図である。 映画盗撮時のフィールド平均輝変化例の一例を説明するための図である。 実施例1に適用される撮像装置の動作を説明するためのフローチャートの一例である。 実施例2に適用される撮像装置の構成の一例を示す図である。 映画の盗撮検出方法の説明図である。 映画フレームと撮像フィールドの関係を説明するための図である(NTSC方式)。 映画盗撮時のフィールド平均輝度変化の一例を説明するための図である(NTSC方式)。 映画フレームと撮像フィールドの関係を説明するための図である(PAL方式)。 映画盗撮時のフィールド平均輝度変化の一例を説明するための図である(PAL方式)。 期間Ts1と期間Ts2とから得られる平均輝度の比が最も小さくなる場合を説明するための図である(NTSC方式)。 期間Ts1と期間Ts2とから得られる平均輝度の比が最も小さくなる場合を説明するための図である(PAL方式)。 実施例2に適用される撮像装置の動作を説明するためのフローチャートの一例である。 実施例3に適用される撮像装置の構成の一例を示す図である。 通常撮像時の平均輝度変化の一例を説明するための図である。 映画フレームと輝度測定フレーム数の関係を説明するための図である。 映画フレームと輝度測定フレーム数の関係を説明するための図である。 映画盗撮時の平均輝度変化の一例を説明するための図である(輝度測定フレーム数40/秒時)。 映画盗撮時の平均輝度変化の一例を説明するための図である(輝度測定フレーム数60/秒時)。 映画盗撮時の平均輝度変化の一例を説明するための図である(輝度測定フレーム数120/秒時)。 実施例3に適用される撮像装置の動作を説明するためのフローチャートの 輝度測定期間を説明するための図である。 実施例4に適用される再生装置の構成の一例を示す図である。 実施例5に適用される再生装置の構成の一例を示す図である。
符号の説明
101,2101,3101…撮像部
102,2101,3101…記録部
103,2103,3103…画像表示部
104,2104,3104…フィールド平均輝度演算部
105,2105,3105…警告送出部
106,2106,3106…制御部
107、2107,2108,406,506…RAM
108、2108,3108,405,505…ROM
400,500…再生装置
401,501…再生部
402…フィールド平均輝度演算部
403…平均輝度演算部
403,503…制御部
404,504…警告送出部

Claims (9)

  1. 入来する撮像光を撮像素子により光電変換し映像信号に変換する撮像部と、
    前記映像信号を記録する記録部と、
    前記映像信号を表示する画像表示部と、
    前記映像信号の1フィールドを第1の期間と第2の期間とに分割し、前記第1の期間と前記第2の期間とのそれぞれの平均輝度を算出する平均輝度演算部と、
    前記映像信号の所定の期間内において前記1フィールド毎に前記第1の期間と前記第2の期間との平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が予め定めた閾値以上であるかを検出することによって、前記映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
    前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、警告メッセージを前記画像表示部に送出する警告送出部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 入来する撮像光を撮像素子により光電変換し映像信号に変換する撮像部と、
    前記映像信号を記録する記録部と、
    前記映像信号を表示する画像表示部と、
    前記入来する撮像光の輝度を予め定めた期間毎に測定する輝度測定部と、
    前記輝度測定部により測定した撮像光の平均輝度を前記期間毎に算出する平均輝度演算部と、
    複数の前記期間内における前記撮像光の平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が閾値以上であるかを検出することによって、前記映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
    前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、警告メッセージを前記画像表示部に送出する警告送出部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  3. 前記入来する撮像光の輝度を予め定めた期間毎に測定する輝度測定部で測定する輝度測定フレーム数は、映画の投影である24フレーム/秒の偶数倍ではない倍数のフレーム数であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記記録部が前記映像信号を記録している状態で、前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記記録部による記録を強制的に停止させるよう制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記記録部は、記録する映像画像に前記警告メッセージを重畳して記録することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の撮像装置。
  6. 前記制御部は、前記記録部が記録を開始してから記録が停止するまでに記録した映像信号を消去するよう前記記録部を制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 映像信号を再生して画像表示部に供給する再生部と、
    前記再生部より再生された再生映像信号の1フィールドを第1の期間と第2の期間とに分割し、前記第1の期間と前記第2の期間とのそれぞれの平均輝度を算出する平均輝度演算部と、
    複数の前記期間内における前記1フィールド毎に前記第1の期間と前記第2の期間との平均輝度の最大値と最小値との比率を算出し、前記比率が予め定めた閾値以上であるかを検出することによって、前記再生映像信号が映画投影画像を撮像した映像信号であるか否かを検出する検出部と、
    前記検出部が映画投影画像を撮像した映像信号であることを検出した場合に、前記検出部より制御信号が供給され、警告メッセージを前記再生部に送出する警告送出部と、
    を備えることを特徴とする再生装置。
  8. 前記検出部が映画投影画像を撮像した再生映像信号であることを検出した場合に、前記再生部は、前記警告メッセージを前記再生映像信号に重畳することを特徴とする請求項7に記載の再生装置。
  9. 前記検出部が映画投影画像を撮像した再生映像信号であることを検出した場合に、前記再生部による再生を強制的に停止させる制御部を備えることを特徴とする請求項7に記載の再生装置。
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