JP2004266623A - 監視カメラ管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視カメラで発生したイベントの頻度を閲覧、参照することが可能となる監視システムを提供することである。
【解決手段】本発明に係る管理システムは、監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、前記頻度表を表示する表示手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】本発明に係る管理システムは、監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、前記頻度表を表示する表示手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視カメラの映像を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、犯罪や事故を未然に防止したり、交通量を調査したりすることを目的とした監視カメラの利用が増加している。
【0003】
監視カメラを利用した監視システムとして、例えば、物体の移動など特定の事象の発生によって、監視カメラの映像を自動で録画し、その映像を再生するシステムが提供されている。
【0004】
しかしながら、このようなシステムにおいて、録画した映像を再生する場合、録画した映像から事象の発生を人手によって検出しなければならなかった。
【0005】
このような従来技術として、監視対象となる場所に生ずるさまざまな監視イベントを検出し、そのイベントの種類に応じて映像を分類・整理して蓄積し、ユーザが閲覧・検索する際に要する時間を大幅に短縮するインターフェイスを備えた画像記憶装置が提案されている(特許文献1参照。)。
【特許文献1】
特開2000−224542号公報(要約書)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、監視イベント情報の有無や強度(例えば、フレーム差分値など)の時間変化をグラフとして表示している。そのため、監視カメラで発生したイベントの頻度を一覧して参照することができず、単位時間内での監視イベント発生の傾向や、異常イベントの発生を解析することは困難であった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、監視カメラで発生したイベントの頻度を閲覧、参照することが可能となる監視システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0009】
本発明に係る監視カメラ管理システムは、監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、前記頻度表を表示する表示手段とを備える。
【0010】
このような構成にすることにより、監視カメラで発生した事象の頻度を閲覧、参照することが可能となる。そのため、監視者は、単位時間内での監視イベント発生の傾向や、異常イベントの発生を容易に解析できる。そして、監視効率の向上が図れる。
【0011】
また、本発明に係る監視カメラ管理システムは、前記頻度表作成手段が事象の発生頻度と発生時間との関係を示す情報を作成する手段と、複数の監視カメラからの映像と複数の監視カメラに関する頻度表とを一覧表示する一覧表示手段と、監視カメラの録画映像を制御する制御手段と、監視カメラが撮影するライブ映像を表示するライブ映像表示手段とを更に備えてもよい。
【0012】
このような構成にすることにより、録画した映像を再生する場合、特定の事象が発生した頻度を表示したり、録画した映像の時間を表示したり、その時間帯について頭出し再生をしたりできる。このようにして、録画された監視カメラの映像を閲覧する監視者に対してビジュアルな操作を提供することができる。
【0013】
その結果、監視者は、どの時刻に特定の事象が発生し、映像が録画されたかを瞬時に認識することができる。そして、監視者が異常を検知するために録画された画像を再生するとき、監視者は特定の事象が発生したことを認識できるため短時間で検知処理を実行することができる。このようにして、高度監視体制が構築可能となる。
【0014】
また、本発明はコンピュータに以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、そのようなプログラムを読み取り可能な記憶媒体、例えばパソコン端末やサーバ等の記録媒体に記憶したものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図1から図6を参照にして、本発明の好適な実施の形態を説明する。図1は監視システムの構成図であり、図2は動的検知データを示す図である。この動的検知データは、図1に示した監視端末に動的検知情報を表示するため監視サーバ104に記憶される。図3は監視端末の表示画面を示す図であり、図4は監視サーバ104が実行する検知処理を示す図であり、図5は監視端末の表示画面の遷移例を示す図であり、図6は監視端末が実行する操作処理のフローを示す図である。
<システム構成図>
図1を参照して、本発明の監視システムの構成を説明する。
【0016】
本監視システムは、屋外または屋内の監視カメラ101、カメラ映像制御部102、映像録画サーバ103、監視サーバ104、及び監視端末105を含む。
【0017】
監視カメラ101は、屋外または屋内の監視をする場所に設置される。ここで、撮影された映像は、映像信号としてカメラ映像制御部102に入力される。そして、カメラ映像制御部102で処理された映像信号は、ネットワークを介して、映像録画サーバ103、監視サーバ104、及び監視端末105に送信される。
【0018】
カメラ映像制御部102は、映像A/D変換器106、動的検知部107、及び映像録画部108を含む。カメラ映像制御部102は、監視カメラから入力された映像信号から動的検知情報を生成するとともに、この動的検知情報に従って検知された映像を監視映像として記憶する。ここで、動的検知とは、監視カメラが監視をしている範囲において、物体の移動を自動的に検出することをいう。この範囲は、監視カメラが撮影するフレーム全体であってもよいし、フレーム内で監視者によって特定された箇所であってもよい。
【0019】
また、動的検知情報とは、移動体を検知した時刻や時間帯を含む情報である。
【0020】
監視カメラ101から入力された映像信号はアナログ信号であるため、映像A/D変換器106は、この映像信号をデジタル信号に変換する。
【0021】
そして、動的検知部107は、移動体を検知して、動的検知情報を取得する。また、動的検知部107は、取得した動的検知情報とその情報に応じた画像とを映像録画部108に記憶する。
【0022】
ここで、動的検知情報の取得方法を簡単に説明する。
【0023】
まず、デジタル信号に変換された映像信号は、フレーム画像として揮発性の記憶装置(図示せず)に記憶される。そして、フレーム画像から移動体の存在しない画像を背景画像として設定する。背景画像の設定方法としては、監視者によって、移動体の存在しない画面を背景画像として予め選択させることができる。あるいは、夜間の監視など通常時に移動体が存在しないような場合には、監視時間開始時の画像を背景画像として設定することもできる。
【0024】
そして、この背景画像を基にして、最新の画像との間で画像の相違度を計算する。相違度の計算は、例えば、対応する位置の各画像の明るさやRGB値の差分二乗和として求めることができる。
【0025】
このようにして、動的検知部107は、移動体の存在しない画像を背景画像として設定し、最新の画像と背景画像との差をとることにより、移動体を検知できる。この最新の画像と背景画像との差を背景差分という。
【0026】
そして、移動体を検知した時刻とその時刻におけるフレーム画像を選択して映像録画部108に記憶する。この場合、移動体を検知した時刻の数分前からのフレーム画像を記憶することが望ましい。つまり、カメラ映像制御部102は、移動体を検出したとき、揮発性の記憶装置に記憶されたフレーム画像の中から、移動体を検出したフレーム画像の数分前のフレーム画像から映像録画部108に記憶する。そのため、カメラ映像制御部102は、数分後のフレーム画像で移動体が検出された場合に備えて、背景画像と比較し終わったフレーム映像をすぐに消去せずに、しばらくは記憶する。
【0027】
また、カメラ映像制御部102は、移動体を検知するとともに、移動体を検知したときの時刻とその時間帯とを動的検知情報として取得する。
【0028】
ここでは、移動体を検知する方法として、背景差分を利用した方法を説明したが、センサーを用いたり、その他の検知方法であってもよい。すなわち、カメラ映像制御部102では、移動体を自動的に検知して動的検知情報を生成するとともに、この動的検知情報に対応する映像を記録することができればよい。
【0029】
そして、カメラ映像制御部102は、動的検知部107で生成された動的検知情報を監視サーバ104に送信する一方で、動的検知情報に対応する映像を映像録画サーバ103に送信する。
【0030】
また、カメラ映像制御部102は、監視サーバ104からの指示によって、リアルタイムの映像をライブ映像として、監視端末105に伝達することもできる。
【0031】
映像録画サーバ103は、カメラ監視部102から監視映像を受信し、記憶する。この記憶される監視映像は、移動体が検知された数分前からの映像が望ましい。このようにすることにより、移動体が検知されていない映像を記憶しないため、映像録画サーバ103の記憶容量を減らすことができる。また、映像録画サーバ103は、監視サーバ104からの指示により、要求された監視映像を監視端末105に送信する。
【0032】
監視サーバ104は、動的検知情報を管理するとともに、監視システム全体を管理する。
【0033】
例えば、監視サーバ104は、カメラ映像制御部102から送られる動的検知情報を基に、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けして監視端末105上に表示させたりする。ここで、動的検知頻度とは、所定の時間帯における動的検知回数である。また、監視サーバ104は、監視端末105からの指示を受けて、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信したり、録画された監視映像とリアルタイム映像とを切り替えたり、監視システム全体を管理する。
【0034】
なお、本実施の形態では、検知回数による監視端末上の色分け表示を、図2に示すように色に代えてパターンで表す。例えば、赤色での表示に代えてパターンAを代用し、橙色での表示に代えてパターンBを代用し、桃色での表示に代えてパターンCを代用する。
【0035】
監視端末105は、例えば、監視場所が屋内の場合には館内センサーに連動するカメラ映像を表示したり、館内状態を表示したり、監視者からの入力に基づいて監視映像を表示する。また、監視端末105は、監視サーバ104から動的検知頻度を表示するための情報を取得して、動的検知頻度などを表示する。
<検知処理>
図2を参照して、動的検知データについて説明する。
【0036】
動的検知データは、建家番号201、監視カメラ番号202、検知時間帯203、時間帯内の許容回数204、検知回数205、録画206、アラーム通知207、備考208などを含むデータである。この動的検知データは、監視サーバ104に記憶され、監視端末105が動的検知頻度を表示するときに利用される。
【0037】
建家番号201や監視カメラ番202は、監視カメラの設置場所を表す。検知時間帯203や時間帯内の許容回数204は、検知を実行する時間帯とその時間帯における許容回数である。この許容回数は動的検知頻度を色分け表示する際の基準値である。検知回数205の欄には、移動体が検知された回数である検知回数とともに、色分け表示のための情報を記憶してもよい。例えば、監視カメラ番号1−1−1では時間帯許容回数は「0」であって、検知回数は「8」である。この検知回数の場合には、監視端末上の色分け表示を赤色(パターンA)で表示するため、検知回数205の欄には、色分け表示のための情報「多数」も記憶する。この色分け表示の分類方法は、監視者によって、予め設定された回数と表示種別(色)との対応表(図示せず)に従って分類することができる。
【0038】
録画206やアラーム通知207は、監視映像を録画するか、またアラーム通知を実行するかが設定される。例えば、交通調査など監視場所での移動体の検知回数に関する情報だけが必要な場合、監視映像を録画する必要はないし、検知回数に応じてアラームを通知する必要もない。このような場合には、録画206やアラーム通知207は無効とする。さらに、備考208には、監視カメラの具体的な設置場所を記憶してもよい。
【0039】
図3を参照して、監視端末の表示画面300について説明する。この表示画面300は、再生画面301、ライブ映像302、録画コントローラ303、動作スイッチ304、及び動的検知画面305から構成される。
【0040】
再生画面301の例として、屋外および屋内に設置された9台のカメラの映像を示す。この映像は、映像録画サーバ103に記憶されている映像である。
【0041】
そして、録画コントローラ303は上段に映像ボタン、日付ボタン、及び時間帯ボタンがあり、中段に最初ボタン、逆送りボタン、逆再生ボタン、再生ボタン、早送りボタン、及び最後ボタンがあり、下段に前画像ボタン、次画像ボタン、及び停止ボタンがある。
【0042】
上段にある映像ボタン、日付ボタン、及び時間帯ボタンは再生画面301の切り替えを制御する。
【0043】
監視者は、映像ボタンにより監視カメラ番号202を、日付ボタンにより録画された日付を、時間帯ボタンにより録画された時間帯を選択する。このことにより、監視者は再生画面301中に再生されている録画映像の中から、制御する録画映像を選択することができる。
【0044】
中段にある最初ボタン、逆送りボタン、逆再生ボタン、再生ボタン、早送りボタン、及び最後ボタンや下段にある前画像ボタン、次画像ボタン、及び停止ボタンは録画映像を制御するためのボタンである。このようなボタンを利用した録画映像の制御は周知であるため、ここでは説明を省略する。
【0045】
ライブ映像302の例として、監視カメラ番号1−1−1の映像を示す。ライブ映像302にはカメラボタンがある。そして、監視者は、図2に示す監視カメラ番号202を選択することによって所望の設置場所の監視カメラの映像をみることができる。このライブ映像とは監視カメラで撮影されているリアルタイムな映像である。
【0046】
そして動作スイッチ304にはライブ画面ボタンと終了ボタンがある。監視者は、動作スイッチ304により、ライブ映像の表示や終了を制御する。
【0047】
動的検知画面305は、それぞれの監視カメラ番号に関して、所定時間(例えば、1時間)当たりの検知回数が許容回数を超えた場合の検知回数を色分け表示する。なお、ここでは許容回数を越えた場合に色分け表示するが、許容回数を「0」に設定すれば、検知回数をそのまま色分け表示できる。
【0048】
図4を参照して、検知処理の流れを説明する。
【0049】
本フローは、動的検知エリアの設定から監視端末で検知回数による色分け表示までの処理フローである。
【0050】
まず、監視端末105は、ユーザの入力に従って監視カメラ101の動的検知エリア、検知時間、検知許容回数、及び検知色分け回数を設定する(S401)。ここで、動的検知エリアとは移動体を検知する領域であり、監視カメラが撮影するフレーム全体であってもよいし、フレーム内の監視者によって特定された箇所であってもよい。一方、監視端末105からの入力に基づいて監視サーバ104は検知条件を設定する。
【0051】
次に、処理は、監視カメラ101の動的検知時間まで待ち状態となる(S402)。
【0052】
そして、動的検知時間になると監視カメラ101の動的検知を実行する(S403)。つまり、カメラ映像制御部102は、監視カメラ101で撮影された映像について動的検知を行う。この処理では、上述のようにカメラ映像制御部102が移動体を自動的に検知して動的検知情報を生成する。処理方法としては、背景差分を利用した方法であってもよいし、センサーを用いたりその他の検知方法であってもよい。
【0053】
そして、監視サーバ104は、カウントを開始し、監視端末105に情報を送信する(S404)。監視カメラサーバ104は、カメラ映像制御部102で生成された動的検知情報を受信して、動的検知頻度を算出する。そして、監視サーバ104は、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信する。
【0054】
監視端末105はアラーム表示する(S405)。このアラーム表示は、監視場所における異常を監視者に通知するための表示である。ここで、異常とは動的検知回数が所定値を越えたことをいう。また、アラーム表示は、図2のアラーム通知207によって表示するか否かを設定できる。
【0055】
次に、監視サーバ104は、動的検知回数が許容回数を超えた場合の処理を開始する(S406)。
【0056】
まず、監視サーバ104は、動的検知回数分類に基づき、「多数」、「多い」、「許容回数」に分類する(S407)。管理サーバ104は、動的検知回数が許容回数を越えた場合、予め設定された回数と表示種別(色)との対応表(図示せず)に従って分類する。例えば、図2を再び参照すると監視カメラ番号1−1−1について、時間帯許容回数は「0」であり、イベントを検知した回数は「8」である。ここで、管理サーバ104は、動的検知回数が許容回数を越えたと判断する。そして、S401で設定した検知色分け回数に基づいて、検知回数を時間帯ごとに分類する。
【0057】
そして、監視サーバ104は回数を管理する(S408)。監視サーバ104は動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信する。
【0058】
この情報を受信して監視端末105は、モニタ上に動的検知回数を色分け表示する(S409)。つまり、監視端末105は、監視サーバからの情報を受信して、動的検知回数を色分け表示する。
<操作処理>
図5を参照して、監視端末105の表示画面300の遷移例について説明する。
【0059】
監視端末105の表示画面300の遷移例とは、動的検知画面305の特定箇所を指定することによって、動的検知画面305の表示が変化したり、指定した時刻の再生画面301が再生画面301上に再生されることをいう。
【0060】
例えば、動的検知画面305の監視カメラ番号1−1−1の10時から11時の時間帯を指定する(S501)と、10時から11時までの時間帯での動的検知頻度が5分間隔で表示される(S502)。
【0061】
そして、25分から30分までの時間帯を指定する(S503)と、再生画面301の監視カメラ番号1−1−1の録画映像が指定した時刻10時25分から再生を開始される(S504)。
【0062】
このときの指定方法として、表示画面300上にカーソルを備え、カーソルを10時から11時までの時間帯上でダブルクリックすることによって指定できる。また、タッチパネル方式の画面を採用した場合には、画面上の10時から11時までの時間帯をタッチすることによって指定してもよい。
【0063】
以下、図6を参照して、動的検知表示の操作処理の流れを説明する。
【0064】
本フローは、監視端末105の画面上に表示される動的検知画面305に対し、検知頻度の高い時間帯を選択した場合に、録画された監視映像が再生画面301上に表示される操作フローである。
【0065】
例えば、監視者は、カメラ番号1−1−1番の監視カメラによる検知において、監視端末モニタに表示される動的検知回数の高い時間帯10時から11時をクリックする(S601)。つまり、監視者が、監視端末105を介して、ある時間帯をクリックして指定することにより、表示処理が開始する。
【0066】
そして、監視端末105は、モニタ上に10時から11時の時間帯の動的検知頻度を5分単位で表示する(S602)。
【0067】
次に、監視者は、10時から11時の5分単位の時間帯の中で動的検知回数の高い時間帯25分をクリックする(S603)。動的検知回数は予め設定された色分け表示から判断できる。本実施の形態では、色分け表示は図2のように設定される。そのため、赤色(パターンA)の表示が動的検知回数の高い表示である。従って、動的検知回数の高い時間帯は25分から30分である。ここでは、監視者は監視端末105を介して25分から30分まで時間帯をクリックする。
【0068】
すると監視端末105は、映像録画サーバ103から該当する監視カメラ1−1−1の該当時間帯の映像を再生画面301上の所定領域1−1−1に表示する(S604)。つまり、10時25分からの録画映像が再生画面301に表示される。この録画映像は、録画コントローラ303によって制御できる。
【0069】
次に、監視者は10時から11時の5分単位の時間帯の中で動的検知回数の高い時間帯50分をクリックする(S605)。ここでは、監視者は監視端末105を介して50分から55分まで時間帯をクリックする。
【0070】
すると監視端末105は、映像録画サーバ103から該当する監視カメラの該当時間帯の映像を再生画面301上の所定領域1−1−1に表示する(S606)。つまり、10時25分からの録画映像が再生画面301に表示される。この録画映像も、録画コントローラ303によって制御できる。
【0071】
以上述べたように、本監視システムによれば、動的検知によるイベントの検出回数を時間帯ごとに集計することができる。そして、集計結果を色やパターンで分類して表示できる。そのため、監視者は、この表示に従いイベントの発生頻度の高い時間帯や場所を容易に特定できる。
【0072】
本監視システムによれば、映像録画サーバ103が記憶する監視映像は、移動体が検知された数分前からの映像である。そのため、移動体が検知されていない映像を記憶しないため、映像録画サーバ103の記憶容量を減らすことができる。
【0073】
本実施の形態では、動的検知として、物体の移動を検出したが、背景構造変化の有無、照明変化の有無などをそれぞれ検知対象として検出してもよい。
【0074】
また、動的検知方法として、特開平8−221577号公報「移動体物体検出・抽出装置」に公開されている手法により、サンプリング時刻時の入力画像と過去に録画した画像間の相違度から検出してもよい。
【0075】
また、映像録画部108に記憶される映像を、移動体が検知された数分前からの映像としたが、検知時間における全ての映像を録画してもよい。
【0076】
また本実施の形態では、監視サーバ104は、カメラ映像制御部102から送られる動的検知情報を基に、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けしたりして、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信した。そして、監視端末105は、動的検知頻度を表示するための情報を受信して、動的検知頻度をモニタ上に表示した。しかしながら、監視端末105が、動的検知情報をもとに、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けしたりして、動的検知頻度をモニタ上に表示してもよい。
【0077】
また本実施の形態では、図2に示すようにカメラ制御部102と映像録画サーバ103と監視サーバ104と監視端末105とにおいて、それぞれの処理を実行したが、それらの処理を一つの装置で実行してもよい。
<コンピュータ読み取り可能な記憶媒体>
上記実施の形態のいずれかの処理をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記憶媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示したシステムを提供することができる。
【0078】
ここで、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記憶媒体をいう。このような記憶媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0079】
また、コンピュータに固定された記録媒体として、ハードディスクやROM(リード・オンリー・メモリ)等がある。
【0080】
なお、上記実施の形態は本発明の範囲をなんら限定するものではなく、当業者が理解できる範囲において適宜、各種の変形の態様があり得る。
<その他>
さらに、本実施の形態は以下の発明を開示する。
【0081】
(付記1)監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、
検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、
検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、
前記頻度表を表示する表示手段とを備える監視カメラ管理システム。
【0082】
(付記2)頻度表作成手段は、事象の発生頻度と発生時間との関係を示す情報を作成する手段を更に備える付記1に記載の監視カメラ管理システム。
【0083】
(付記3)複数の監視カメラからの映像と複数の監視カメラに関する頻度表とを一覧表示する一覧表示手段を更に備える付記1または2に記載の監視カメラ管理システム。
【0084】
(付記4)監視カメラの録画映像を制御する制御手段を更に備える付記1乃至3のいずれかに記載の監視カメラ管理システム。
【0085】
(付記5)監視カメラが撮影するライブ映像を表示するライブ映像表示手段を更に備える付記1乃至4のいずれかに記載の監視カメラ管理システム。
【0086】
(付記6)監視カメラからの映像を取得するステップと、
前記映像に関連する事象の発生を検知するステップと、
検知した事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
前記頻度表を表示するステップとを実行させる監視カメラ管理方法。
【0087】
(付記7)監視カメラからの映像を取得するステップと、
前記映像に関連する事象の発生を検知するステップと、
検知した事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
前記頻度表を表示するステップとをコンピュータによって実行させるプログラム。
【0088】
(付記8)監視カメラの映像を管理するサーバであって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得する手段と、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する手段と、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信する手段とを備えるサーバ。
【0089】
(付記9)監視カメラの映像を管理するサーバにおいて実行される監視カメラ管理方法であって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信するステップとを実行させる方法。
【0090】
(付記10)監視カメラの映像を管理するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信するステップとを実行させるプログラム。
【0091】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明は、監視カメラで発生したイベントの頻度を閲覧、参照することが可能となるため監視効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成図である。
【図2】動的検知データを示す図である。
【図3】監視端末表示画面を示す図である。
【図4】検知処理のフローを示す図である。
【図5】監視端末表示画面の遷移例を示す図である。
【図6】操作処理のフローを示す図である。
【符号の説明】
101…監視カメラ
102…カメラ映像制御部
103…映像録画カメラ
104…監視サーバ
105…監視端末
106…映像A/D変換器
107…動的検知部
108…映像録画部
300…監視端末の表示画面
301…再生画面
302…ライブ画面
303…録画コントローラ
304…動作スイッチ
305…動的検知画面
【発明の属する技術分野】
本発明は、監視カメラの映像を管理する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、犯罪や事故を未然に防止したり、交通量を調査したりすることを目的とした監視カメラの利用が増加している。
【0003】
監視カメラを利用した監視システムとして、例えば、物体の移動など特定の事象の発生によって、監視カメラの映像を自動で録画し、その映像を再生するシステムが提供されている。
【0004】
しかしながら、このようなシステムにおいて、録画した映像を再生する場合、録画した映像から事象の発生を人手によって検出しなければならなかった。
【0005】
このような従来技術として、監視対象となる場所に生ずるさまざまな監視イベントを検出し、そのイベントの種類に応じて映像を分類・整理して蓄積し、ユーザが閲覧・検索する際に要する時間を大幅に短縮するインターフェイスを備えた画像記憶装置が提案されている(特許文献1参照。)。
【特許文献1】
特開2000−224542号公報(要約書)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術においては、監視イベント情報の有無や強度(例えば、フレーム差分値など)の時間変化をグラフとして表示している。そのため、監視カメラで発生したイベントの頻度を一覧して参照することができず、単位時間内での監視イベント発生の傾向や、異常イベントの発生を解析することは困難であった。
【0007】
本発明は、このような従来技術の問題に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明が解決しようとする課題は、監視カメラで発生したイベントの頻度を閲覧、参照することが可能となる監視システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
【0009】
本発明に係る監視カメラ管理システムは、監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、前記頻度表を表示する表示手段とを備える。
【0010】
このような構成にすることにより、監視カメラで発生した事象の頻度を閲覧、参照することが可能となる。そのため、監視者は、単位時間内での監視イベント発生の傾向や、異常イベントの発生を容易に解析できる。そして、監視効率の向上が図れる。
【0011】
また、本発明に係る監視カメラ管理システムは、前記頻度表作成手段が事象の発生頻度と発生時間との関係を示す情報を作成する手段と、複数の監視カメラからの映像と複数の監視カメラに関する頻度表とを一覧表示する一覧表示手段と、監視カメラの録画映像を制御する制御手段と、監視カメラが撮影するライブ映像を表示するライブ映像表示手段とを更に備えてもよい。
【0012】
このような構成にすることにより、録画した映像を再生する場合、特定の事象が発生した頻度を表示したり、録画した映像の時間を表示したり、その時間帯について頭出し再生をしたりできる。このようにして、録画された監視カメラの映像を閲覧する監視者に対してビジュアルな操作を提供することができる。
【0013】
その結果、監視者は、どの時刻に特定の事象が発生し、映像が録画されたかを瞬時に認識することができる。そして、監視者が異常を検知するために録画された画像を再生するとき、監視者は特定の事象が発生したことを認識できるため短時間で検知処理を実行することができる。このようにして、高度監視体制が構築可能となる。
【0014】
また、本発明はコンピュータに以上のいずれかの機能を実現させるプログラムであってもよい。また、そのようなプログラムを読み取り可能な記憶媒体、例えばパソコン端末やサーバ等の記録媒体に記憶したものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に図1から図6を参照にして、本発明の好適な実施の形態を説明する。図1は監視システムの構成図であり、図2は動的検知データを示す図である。この動的検知データは、図1に示した監視端末に動的検知情報を表示するため監視サーバ104に記憶される。図3は監視端末の表示画面を示す図であり、図4は監視サーバ104が実行する検知処理を示す図であり、図5は監視端末の表示画面の遷移例を示す図であり、図6は監視端末が実行する操作処理のフローを示す図である。
<システム構成図>
図1を参照して、本発明の監視システムの構成を説明する。
【0016】
本監視システムは、屋外または屋内の監視カメラ101、カメラ映像制御部102、映像録画サーバ103、監視サーバ104、及び監視端末105を含む。
【0017】
監視カメラ101は、屋外または屋内の監視をする場所に設置される。ここで、撮影された映像は、映像信号としてカメラ映像制御部102に入力される。そして、カメラ映像制御部102で処理された映像信号は、ネットワークを介して、映像録画サーバ103、監視サーバ104、及び監視端末105に送信される。
【0018】
カメラ映像制御部102は、映像A/D変換器106、動的検知部107、及び映像録画部108を含む。カメラ映像制御部102は、監視カメラから入力された映像信号から動的検知情報を生成するとともに、この動的検知情報に従って検知された映像を監視映像として記憶する。ここで、動的検知とは、監視カメラが監視をしている範囲において、物体の移動を自動的に検出することをいう。この範囲は、監視カメラが撮影するフレーム全体であってもよいし、フレーム内で監視者によって特定された箇所であってもよい。
【0019】
また、動的検知情報とは、移動体を検知した時刻や時間帯を含む情報である。
【0020】
監視カメラ101から入力された映像信号はアナログ信号であるため、映像A/D変換器106は、この映像信号をデジタル信号に変換する。
【0021】
そして、動的検知部107は、移動体を検知して、動的検知情報を取得する。また、動的検知部107は、取得した動的検知情報とその情報に応じた画像とを映像録画部108に記憶する。
【0022】
ここで、動的検知情報の取得方法を簡単に説明する。
【0023】
まず、デジタル信号に変換された映像信号は、フレーム画像として揮発性の記憶装置(図示せず)に記憶される。そして、フレーム画像から移動体の存在しない画像を背景画像として設定する。背景画像の設定方法としては、監視者によって、移動体の存在しない画面を背景画像として予め選択させることができる。あるいは、夜間の監視など通常時に移動体が存在しないような場合には、監視時間開始時の画像を背景画像として設定することもできる。
【0024】
そして、この背景画像を基にして、最新の画像との間で画像の相違度を計算する。相違度の計算は、例えば、対応する位置の各画像の明るさやRGB値の差分二乗和として求めることができる。
【0025】
このようにして、動的検知部107は、移動体の存在しない画像を背景画像として設定し、最新の画像と背景画像との差をとることにより、移動体を検知できる。この最新の画像と背景画像との差を背景差分という。
【0026】
そして、移動体を検知した時刻とその時刻におけるフレーム画像を選択して映像録画部108に記憶する。この場合、移動体を検知した時刻の数分前からのフレーム画像を記憶することが望ましい。つまり、カメラ映像制御部102は、移動体を検出したとき、揮発性の記憶装置に記憶されたフレーム画像の中から、移動体を検出したフレーム画像の数分前のフレーム画像から映像録画部108に記憶する。そのため、カメラ映像制御部102は、数分後のフレーム画像で移動体が検出された場合に備えて、背景画像と比較し終わったフレーム映像をすぐに消去せずに、しばらくは記憶する。
【0027】
また、カメラ映像制御部102は、移動体を検知するとともに、移動体を検知したときの時刻とその時間帯とを動的検知情報として取得する。
【0028】
ここでは、移動体を検知する方法として、背景差分を利用した方法を説明したが、センサーを用いたり、その他の検知方法であってもよい。すなわち、カメラ映像制御部102では、移動体を自動的に検知して動的検知情報を生成するとともに、この動的検知情報に対応する映像を記録することができればよい。
【0029】
そして、カメラ映像制御部102は、動的検知部107で生成された動的検知情報を監視サーバ104に送信する一方で、動的検知情報に対応する映像を映像録画サーバ103に送信する。
【0030】
また、カメラ映像制御部102は、監視サーバ104からの指示によって、リアルタイムの映像をライブ映像として、監視端末105に伝達することもできる。
【0031】
映像録画サーバ103は、カメラ監視部102から監視映像を受信し、記憶する。この記憶される監視映像は、移動体が検知された数分前からの映像が望ましい。このようにすることにより、移動体が検知されていない映像を記憶しないため、映像録画サーバ103の記憶容量を減らすことができる。また、映像録画サーバ103は、監視サーバ104からの指示により、要求された監視映像を監視端末105に送信する。
【0032】
監視サーバ104は、動的検知情報を管理するとともに、監視システム全体を管理する。
【0033】
例えば、監視サーバ104は、カメラ映像制御部102から送られる動的検知情報を基に、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けして監視端末105上に表示させたりする。ここで、動的検知頻度とは、所定の時間帯における動的検知回数である。また、監視サーバ104は、監視端末105からの指示を受けて、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信したり、録画された監視映像とリアルタイム映像とを切り替えたり、監視システム全体を管理する。
【0034】
なお、本実施の形態では、検知回数による監視端末上の色分け表示を、図2に示すように色に代えてパターンで表す。例えば、赤色での表示に代えてパターンAを代用し、橙色での表示に代えてパターンBを代用し、桃色での表示に代えてパターンCを代用する。
【0035】
監視端末105は、例えば、監視場所が屋内の場合には館内センサーに連動するカメラ映像を表示したり、館内状態を表示したり、監視者からの入力に基づいて監視映像を表示する。また、監視端末105は、監視サーバ104から動的検知頻度を表示するための情報を取得して、動的検知頻度などを表示する。
<検知処理>
図2を参照して、動的検知データについて説明する。
【0036】
動的検知データは、建家番号201、監視カメラ番号202、検知時間帯203、時間帯内の許容回数204、検知回数205、録画206、アラーム通知207、備考208などを含むデータである。この動的検知データは、監視サーバ104に記憶され、監視端末105が動的検知頻度を表示するときに利用される。
【0037】
建家番号201や監視カメラ番202は、監視カメラの設置場所を表す。検知時間帯203や時間帯内の許容回数204は、検知を実行する時間帯とその時間帯における許容回数である。この許容回数は動的検知頻度を色分け表示する際の基準値である。検知回数205の欄には、移動体が検知された回数である検知回数とともに、色分け表示のための情報を記憶してもよい。例えば、監視カメラ番号1−1−1では時間帯許容回数は「0」であって、検知回数は「8」である。この検知回数の場合には、監視端末上の色分け表示を赤色(パターンA)で表示するため、検知回数205の欄には、色分け表示のための情報「多数」も記憶する。この色分け表示の分類方法は、監視者によって、予め設定された回数と表示種別(色)との対応表(図示せず)に従って分類することができる。
【0038】
録画206やアラーム通知207は、監視映像を録画するか、またアラーム通知を実行するかが設定される。例えば、交通調査など監視場所での移動体の検知回数に関する情報だけが必要な場合、監視映像を録画する必要はないし、検知回数に応じてアラームを通知する必要もない。このような場合には、録画206やアラーム通知207は無効とする。さらに、備考208には、監視カメラの具体的な設置場所を記憶してもよい。
【0039】
図3を参照して、監視端末の表示画面300について説明する。この表示画面300は、再生画面301、ライブ映像302、録画コントローラ303、動作スイッチ304、及び動的検知画面305から構成される。
【0040】
再生画面301の例として、屋外および屋内に設置された9台のカメラの映像を示す。この映像は、映像録画サーバ103に記憶されている映像である。
【0041】
そして、録画コントローラ303は上段に映像ボタン、日付ボタン、及び時間帯ボタンがあり、中段に最初ボタン、逆送りボタン、逆再生ボタン、再生ボタン、早送りボタン、及び最後ボタンがあり、下段に前画像ボタン、次画像ボタン、及び停止ボタンがある。
【0042】
上段にある映像ボタン、日付ボタン、及び時間帯ボタンは再生画面301の切り替えを制御する。
【0043】
監視者は、映像ボタンにより監視カメラ番号202を、日付ボタンにより録画された日付を、時間帯ボタンにより録画された時間帯を選択する。このことにより、監視者は再生画面301中に再生されている録画映像の中から、制御する録画映像を選択することができる。
【0044】
中段にある最初ボタン、逆送りボタン、逆再生ボタン、再生ボタン、早送りボタン、及び最後ボタンや下段にある前画像ボタン、次画像ボタン、及び停止ボタンは録画映像を制御するためのボタンである。このようなボタンを利用した録画映像の制御は周知であるため、ここでは説明を省略する。
【0045】
ライブ映像302の例として、監視カメラ番号1−1−1の映像を示す。ライブ映像302にはカメラボタンがある。そして、監視者は、図2に示す監視カメラ番号202を選択することによって所望の設置場所の監視カメラの映像をみることができる。このライブ映像とは監視カメラで撮影されているリアルタイムな映像である。
【0046】
そして動作スイッチ304にはライブ画面ボタンと終了ボタンがある。監視者は、動作スイッチ304により、ライブ映像の表示や終了を制御する。
【0047】
動的検知画面305は、それぞれの監視カメラ番号に関して、所定時間(例えば、1時間)当たりの検知回数が許容回数を超えた場合の検知回数を色分け表示する。なお、ここでは許容回数を越えた場合に色分け表示するが、許容回数を「0」に設定すれば、検知回数をそのまま色分け表示できる。
【0048】
図4を参照して、検知処理の流れを説明する。
【0049】
本フローは、動的検知エリアの設定から監視端末で検知回数による色分け表示までの処理フローである。
【0050】
まず、監視端末105は、ユーザの入力に従って監視カメラ101の動的検知エリア、検知時間、検知許容回数、及び検知色分け回数を設定する(S401)。ここで、動的検知エリアとは移動体を検知する領域であり、監視カメラが撮影するフレーム全体であってもよいし、フレーム内の監視者によって特定された箇所であってもよい。一方、監視端末105からの入力に基づいて監視サーバ104は検知条件を設定する。
【0051】
次に、処理は、監視カメラ101の動的検知時間まで待ち状態となる(S402)。
【0052】
そして、動的検知時間になると監視カメラ101の動的検知を実行する(S403)。つまり、カメラ映像制御部102は、監視カメラ101で撮影された映像について動的検知を行う。この処理では、上述のようにカメラ映像制御部102が移動体を自動的に検知して動的検知情報を生成する。処理方法としては、背景差分を利用した方法であってもよいし、センサーを用いたりその他の検知方法であってもよい。
【0053】
そして、監視サーバ104は、カウントを開始し、監視端末105に情報を送信する(S404)。監視カメラサーバ104は、カメラ映像制御部102で生成された動的検知情報を受信して、動的検知頻度を算出する。そして、監視サーバ104は、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信する。
【0054】
監視端末105はアラーム表示する(S405)。このアラーム表示は、監視場所における異常を監視者に通知するための表示である。ここで、異常とは動的検知回数が所定値を越えたことをいう。また、アラーム表示は、図2のアラーム通知207によって表示するか否かを設定できる。
【0055】
次に、監視サーバ104は、動的検知回数が許容回数を超えた場合の処理を開始する(S406)。
【0056】
まず、監視サーバ104は、動的検知回数分類に基づき、「多数」、「多い」、「許容回数」に分類する(S407)。管理サーバ104は、動的検知回数が許容回数を越えた場合、予め設定された回数と表示種別(色)との対応表(図示せず)に従って分類する。例えば、図2を再び参照すると監視カメラ番号1−1−1について、時間帯許容回数は「0」であり、イベントを検知した回数は「8」である。ここで、管理サーバ104は、動的検知回数が許容回数を越えたと判断する。そして、S401で設定した検知色分け回数に基づいて、検知回数を時間帯ごとに分類する。
【0057】
そして、監視サーバ104は回数を管理する(S408)。監視サーバ104は動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信する。
【0058】
この情報を受信して監視端末105は、モニタ上に動的検知回数を色分け表示する(S409)。つまり、監視端末105は、監視サーバからの情報を受信して、動的検知回数を色分け表示する。
<操作処理>
図5を参照して、監視端末105の表示画面300の遷移例について説明する。
【0059】
監視端末105の表示画面300の遷移例とは、動的検知画面305の特定箇所を指定することによって、動的検知画面305の表示が変化したり、指定した時刻の再生画面301が再生画面301上に再生されることをいう。
【0060】
例えば、動的検知画面305の監視カメラ番号1−1−1の10時から11時の時間帯を指定する(S501)と、10時から11時までの時間帯での動的検知頻度が5分間隔で表示される(S502)。
【0061】
そして、25分から30分までの時間帯を指定する(S503)と、再生画面301の監視カメラ番号1−1−1の録画映像が指定した時刻10時25分から再生を開始される(S504)。
【0062】
このときの指定方法として、表示画面300上にカーソルを備え、カーソルを10時から11時までの時間帯上でダブルクリックすることによって指定できる。また、タッチパネル方式の画面を採用した場合には、画面上の10時から11時までの時間帯をタッチすることによって指定してもよい。
【0063】
以下、図6を参照して、動的検知表示の操作処理の流れを説明する。
【0064】
本フローは、監視端末105の画面上に表示される動的検知画面305に対し、検知頻度の高い時間帯を選択した場合に、録画された監視映像が再生画面301上に表示される操作フローである。
【0065】
例えば、監視者は、カメラ番号1−1−1番の監視カメラによる検知において、監視端末モニタに表示される動的検知回数の高い時間帯10時から11時をクリックする(S601)。つまり、監視者が、監視端末105を介して、ある時間帯をクリックして指定することにより、表示処理が開始する。
【0066】
そして、監視端末105は、モニタ上に10時から11時の時間帯の動的検知頻度を5分単位で表示する(S602)。
【0067】
次に、監視者は、10時から11時の5分単位の時間帯の中で動的検知回数の高い時間帯25分をクリックする(S603)。動的検知回数は予め設定された色分け表示から判断できる。本実施の形態では、色分け表示は図2のように設定される。そのため、赤色(パターンA)の表示が動的検知回数の高い表示である。従って、動的検知回数の高い時間帯は25分から30分である。ここでは、監視者は監視端末105を介して25分から30分まで時間帯をクリックする。
【0068】
すると監視端末105は、映像録画サーバ103から該当する監視カメラ1−1−1の該当時間帯の映像を再生画面301上の所定領域1−1−1に表示する(S604)。つまり、10時25分からの録画映像が再生画面301に表示される。この録画映像は、録画コントローラ303によって制御できる。
【0069】
次に、監視者は10時から11時の5分単位の時間帯の中で動的検知回数の高い時間帯50分をクリックする(S605)。ここでは、監視者は監視端末105を介して50分から55分まで時間帯をクリックする。
【0070】
すると監視端末105は、映像録画サーバ103から該当する監視カメラの該当時間帯の映像を再生画面301上の所定領域1−1−1に表示する(S606)。つまり、10時25分からの録画映像が再生画面301に表示される。この録画映像も、録画コントローラ303によって制御できる。
【0071】
以上述べたように、本監視システムによれば、動的検知によるイベントの検出回数を時間帯ごとに集計することができる。そして、集計結果を色やパターンで分類して表示できる。そのため、監視者は、この表示に従いイベントの発生頻度の高い時間帯や場所を容易に特定できる。
【0072】
本監視システムによれば、映像録画サーバ103が記憶する監視映像は、移動体が検知された数分前からの映像である。そのため、移動体が検知されていない映像を記憶しないため、映像録画サーバ103の記憶容量を減らすことができる。
【0073】
本実施の形態では、動的検知として、物体の移動を検出したが、背景構造変化の有無、照明変化の有無などをそれぞれ検知対象として検出してもよい。
【0074】
また、動的検知方法として、特開平8−221577号公報「移動体物体検出・抽出装置」に公開されている手法により、サンプリング時刻時の入力画像と過去に録画した画像間の相違度から検出してもよい。
【0075】
また、映像録画部108に記憶される映像を、移動体が検知された数分前からの映像としたが、検知時間における全ての映像を録画してもよい。
【0076】
また本実施の形態では、監視サーバ104は、カメラ映像制御部102から送られる動的検知情報を基に、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けしたりして、動的検知頻度を表示するための情報を監視端末105に送信した。そして、監視端末105は、動的検知頻度を表示するための情報を受信して、動的検知頻度をモニタ上に表示した。しかしながら、監視端末105が、動的検知情報をもとに、動的検知頻度を算出したり、予め設定された基準値に従い動的検知頻度を色分けしたりして、動的検知頻度をモニタ上に表示してもよい。
【0077】
また本実施の形態では、図2に示すようにカメラ制御部102と映像録画サーバ103と監視サーバ104と監視端末105とにおいて、それぞれの処理を実行したが、それらの処理を一つの装置で実行してもよい。
<コンピュータ読み取り可能な記憶媒体>
上記実施の形態のいずれかの処理をコンピュータに実行させるプログラムをコンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。そして、コンピュータに、この記憶媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、上記実施の形態に示したシステムを提供することができる。
【0078】
ここで、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記憶媒体をいう。このような記憶媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0079】
また、コンピュータに固定された記録媒体として、ハードディスクやROM(リード・オンリー・メモリ)等がある。
【0080】
なお、上記実施の形態は本発明の範囲をなんら限定するものではなく、当業者が理解できる範囲において適宜、各種の変形の態様があり得る。
<その他>
さらに、本実施の形態は以下の発明を開示する。
【0081】
(付記1)監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、
検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、
検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、
前記頻度表を表示する表示手段とを備える監視カメラ管理システム。
【0082】
(付記2)頻度表作成手段は、事象の発生頻度と発生時間との関係を示す情報を作成する手段を更に備える付記1に記載の監視カメラ管理システム。
【0083】
(付記3)複数の監視カメラからの映像と複数の監視カメラに関する頻度表とを一覧表示する一覧表示手段を更に備える付記1または2に記載の監視カメラ管理システム。
【0084】
(付記4)監視カメラの録画映像を制御する制御手段を更に備える付記1乃至3のいずれかに記載の監視カメラ管理システム。
【0085】
(付記5)監視カメラが撮影するライブ映像を表示するライブ映像表示手段を更に備える付記1乃至4のいずれかに記載の監視カメラ管理システム。
【0086】
(付記6)監視カメラからの映像を取得するステップと、
前記映像に関連する事象の発生を検知するステップと、
検知した事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
前記頻度表を表示するステップとを実行させる監視カメラ管理方法。
【0087】
(付記7)監視カメラからの映像を取得するステップと、
前記映像に関連する事象の発生を検知するステップと、
検知した事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
前記頻度表を表示するステップとをコンピュータによって実行させるプログラム。
【0088】
(付記8)監視カメラの映像を管理するサーバであって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得する手段と、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する手段と、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信する手段とを備えるサーバ。
【0089】
(付記9)監視カメラの映像を管理するサーバにおいて実行される監視カメラ管理方法であって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信するステップとを実行させる方法。
【0090】
(付記10)監視カメラの映像を管理するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信するステップとを実行させるプログラム。
【0091】
【発明の効果】
以上で説明したように、本発明は、監視カメラで発生したイベントの頻度を閲覧、参照することが可能となるため監視効率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム構成図である。
【図2】動的検知データを示す図である。
【図3】監視端末表示画面を示す図である。
【図4】検知処理のフローを示す図である。
【図5】監視端末表示画面の遷移例を示す図である。
【図6】操作処理のフローを示す図である。
【符号の説明】
101…監視カメラ
102…カメラ映像制御部
103…映像録画カメラ
104…監視サーバ
105…監視端末
106…映像A/D変換器
107…動的検知部
108…映像録画部
300…監視端末の表示画面
301…再生画面
302…ライブ画面
303…録画コントローラ
304…動作スイッチ
305…動的検知画面
Claims (5)
- 監視カメラからの映像に関連する事象の発生を検知する検知手段と、
検知した事象に伴った映像を記憶する映像記憶手段と、
検知した事象の発生回数と発生時刻とを含む検知情報を取得する取得手段と、前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成する頻度表作成手段と、
前記頻度表を表示する表示手段とを備える監視カメラ管理システム。 - 頻度表作成手段は、事象の発生頻度と発生時間との関係を示す情報を作成する手段を更に備える請求項1に記載の監視カメラ管理システム。
- 複数の監視カメラからの映像と複数の監視カメラに関する頻度表とを一覧表示する一覧表示手段を更に備える請求項1または2に記載の監視カメラ管理システム。
- 監視カメラからの映像を取得するステップと、
前記映像に関連する事象の発生を検知するステップと、
検知した事象に伴った映像を記憶するステップと、
検知した事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
前記頻度表を表示するステップとを実行させる監視カメラ管理方法。 - 監視カメラの映像を管理するコンピュータによって実行されるプログラムであって、
前記映像に関連する検知された事象の発生回数と発生時刻を含む検知情報を取得するステップと、
前記検知情報に基づいて、事象の発生頻度を示す頻度表を作成するステップと、
頻度表に関する情報をネットワークを介して表示端末に送信するステップとを実行させるプログラム。
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