JP4938762B2 - 支持インプラントのための補綴編物 - Google Patents

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Description

本発明は尿失禁およびまたは脱症の処置のための補綴オープンワーク編物、特に女性の腹圧性尿失禁における尿道支持のためのバンドまたはテープ、および一般に主として女性の骨盤床障害(脱症としても知られる)の処置に関する。
女性の腹圧性尿失禁の外科的処置は通常、尿道中部下に設置されるテープ状の補強体の使用を伴う。インプラントの中央部分をこの器官の下に設置し、それと接触させて支持するが、インプラントの側方部分をステープル、縫合または単純な組織固定によって腹壁、恥骨後面、または閉鎖膜のような解剖学的に安定な部分に取り付けてもよい。
脱症の処置に関する限り、インプラントの部分は処置される器官および解剖学的に安定な例えば腹壁、恥骨後面、閉鎖膜、仙骨岬角、または仙坐骨靭帯と向かい合った部分の近く、または向かい合って例えばステープル、縫合または単純な組織固定によって配置される。
知られているように、このような支持インプラントは多くの要求を満足しなければならず、特に適切な機械的強度(特に縦方向)を有し、かつ生体適合性および柔軟性でなければならない。これらの支持インプラントは密接かつ迅速に、移植時にそれらが接触する中空臓器に干渉することなく受容者の組織に統合されるためにマクロ孔質でなければならない。有利には、これらのインプラントは、バクテリアの繁殖を促し得る可能性のある表面積を最小にするために生体適合性モノフィラメントから作られる。これらの支持インプラントは縫合することができてもよい。有利には、インプラントは蛇行した解剖学的通路に沿って容易に引っ張られるように、比較的縦方向に伸びないものでもよい。最後に、これらの支持インプラントは幅と長さの両方において患者の解剖学的構造ならびにモルフォロジーに適合することが望ましい。
このインプラントの1つの必須な性質はそれらの機械的強度であって、処置される器官を支持するために非常に強くなければならない。この強度を増大させるために、より太く、それゆえにより強いヤーンを使用することによって、またはより密な格子を作ることによってインプラントに使用される材料の量を増大させることが提案されている。
しかしながら、このようなインプラントは患者の体内に永久に残るように設計されているので、耐性ならびに支持体および補強インプラントの組織統合に関する今日の診断基準に反して、処置に使用される材料の量が増大することは望ましくない。
支持テープに生じる他の問題は、それらのカーリング(curling)である。本出願の目的上、「カーリング」は、長さ方向に伸張された場合の縦軸周りのテープそれ自身の自発的な巻き上がりを意味する。この形態において、これらのインプラントは適切な機械的(特に、強度)特性を維持しなければならないが、応力下にある場合には小片すなわちヤーンの末端の放出を最小化し、機械的に安定な組織固定を可能にしなければならない。
文献EP 1 382 728 A1は、かぎ針編機で作られ、5つのチェーンヤーンを含む補綴編物を記載している。
文献FR 2 244 853は、錦らん糸によって交互にアセンブルさせたいくつかのレースを作る方法を記載している。
それゆえに、支持インプラントを製造するために使用でき、特に優れた機械的強度と考えられる最小の単位面積質量との両方を持った編物、特にマクロ孔質かつモノフィラメントで作られたテープ状の物に対する需要が存在する。
特定のヤーン配置を持った、特に少なくとも1つのメッシュシートと、少なくとも2つの非メッシュシートとを持った編物を提供することによってこの需要を満たすことが本発明の目的である。これにより優れた機械的強度を持ち、非常に軽量かつ安定な支持テープを製造することが可能になる。
本発明は、第1のチェーン構造を規定する少なくとも1つのシートを含む生体適合性ポリマーのヤーンの配置に基づく尿失禁および/または脱症の処置のための補綴オープンワーク編物に関し、前記編物において前記ヤーンの配置はさらに部分緯糸の少なくとも2つの非メッシュシートを含み、前記チェーン構造におけるチェーンヤーンの数は6〜12である。
本発明は外科的用途に供する補綴製品を得るため、特に腹圧性尿失禁および/または脱症の処置に供する支持インプラントを得るための上記のような補綴編物の使用に関する。
本発明による編物を直接、腹圧性尿失禁および/または脱症の処置に供する支持インプラントとして使用することができる。または横方向に細かく切り離してこのようなインプラントを得てもよい。
本発明は、先述したような補綴編物を横方向に切ることによって得られる、腹圧式尿失禁および/または脱症の処置に供する支持インプラントにも関する。
本発明は以下の工程を含む、上記のような補綴オープンワーク編物の製造方法にも関する。
a)編み組織を、経編機またはラッシェル編機上で連続的にまたは必要に応じて糸を通されて第1のガイドバーから得られる第1のシートとして製造する工程であって、前記第1のシートのヤーンを編むために従うチャートはチェーンならびに少なくとも第1の非メッシュシートおよび第2の非メッシュシートの形成を導き、前記非メッシュシートに連続的にまたは必要に応じて糸を通し、各々の前記非メッシュシートをガイドバーから得て、各々の非メッシュシートのヤーンを編むために従うチャートは、全てのチェーン構造のnヤーン(A)についてnが6〜12の範囲であり、チェーンヤーンn+1(A1,A11,A12)に近接する前記非メッシュシートの全てのヤーンを前記チェーンヤーンn+1にて180°折り返すようなものであり、前記チェーンヤーンn+1はフリーチェーンヤーンと呼ばれる工程と、
b)前記フリーチェーンヤーンを工程(a)で得られた編み組織の長さに沿ってアンローブ(unrove)し、前記フリーチェーンヤーンを取り外し、チェーンヤーン数が6〜12である編物を作る工程。
本発明による編物またはインプラントは、優れた機械的強度、特に優れた抗張力を持ち、比較的非弾性的にすることができ、それゆえに保護シースの使用を必要とせずに腹圧性尿失禁および脱症の処置のための支持インプラントの製造に理想的である。
さらに、本発明による編物またはインプラントが含む特定のヤーンの配置により、特に2つの非メッシュシートの存在に起因して、本発明による編物またはインプラントは非常に軽く、さらに処置される器官を支持するのに十分な機械的強度を持つ。したがって、本発明の編物またはインプラントは、最小量のヤーンおよびそれゆえに最小量の材料を含有するが、それにも関わらず処置される器官を支持するのに十分なほど強い。
特に、2つの非メッシュシート、一般に2つの交差する非メッシュシートの存在、すなわちそれら各々のガイドバーが互いに対称に動き、編み機上で編み組織を製造する方向において一方を他方に関してずらせる。これにより横方向の圧縮に対して良好な抵抗性を持つ編物および/またはテープおよび/またはインプラントを得ることが可能となる。したがって、前記編み組織から得られる本発明による編物および/またはテープおよび/またはインプラントの2つの反対側にある縦方向の端を、例えば2本の指の間で圧縮する場合、編物、テープおよび/またはインプラントは大まかに同じ幅を維持する。本発明による編物、テープおよび/またはインプラントの幅の減少は、その2つの反対側にある縦方向の端を2本の指の間で押し潰した場合、好ましくは10%を下回る。それゆえに、本発明による編物、テープおよび/またはインプラントは、取り扱いの間、あらゆる補助装置の通過の間(針のめど、カニューレ(canula)など)、および患者の組織(ストリング効果を制限する)において優れた安定性を持つ。
そのヤーンの特定の配置に起因して、それゆえに本発明による編物、テープおよび/またはインプラントはアンローブのリスクが無い。
再び、その製造方法に起因して、この編物は非傷害性かつ安定な端を持ち、擦り切れまたは小片の放出がなく、それゆえに保護シース無しで組織に導入することができることを意味する。加えて、或る編み組織から得られる編物、テープおよび/またはインプラントは均質な熱硬化性を持ち、扱いが容易である。
本出願における「補綴編物」という表現は、人間もしくは動物に補綴体の形態で、または少なくとも部分的に前記編物を用いて作られた任意の他の物品の形態で移植するために設計された編物を意味する。
本出願における表現「オープンワーク(openwork)編物」は、その構造が編物の厚みを貫いてセルまたはホールを作り、これらのセルまたはホールが前記編物の一方の側から他方へ通じるチャネルとしてふるまう編物を意味する。このようなオープンワーク(または「マクロ孔質」)編物は、組織により良く統合されるであろう。
本出願における表現「メッシュシート」は、ヤーンを編むために従うチャートがメッシュの形成をもたらすヤーンのシートを意味する。知られているように、チェーン構造のシートはメッシュシートであるのに対して、部分緯糸を持つシートは非メッシュシートである。
本出願における表現「フリーチェーンヤーン」は、完全にチェーンヤーンを通過する緯糸ヤーンの無いチェーンヤーン、換言すれば編み組織の縦方向の寸法全体に渡って、例えばそれと連結されることによってこのチェーンヤーンに近接するあらゆる緯糸ヤーンが、その後このチェーンヤーンに到達したところで180°折り返されるチェーンヤーンを意味する。
本出願において、
−編物の単位面積質量は規格ISO 3801に従って測定する。
−縦方向および横方向における編物の抗張力は規格ISO 13934−1に従って測定する。
−縦方向の寸法における2daN下での伸びは、規格ISO 13934−1に従って測定する。
好ましくは、本発明による編物におけるチェーンヤーンの数は8〜11であり、好ましくは9である。おおよそこのチェーンヤーンの数で、長さ方向における良好な機械的強度ならびに良好な縦および横の安定性を持つ編物を得ることが可能となる。
編物は好ましくは、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドおよびそれらのブレンドから選択される生体適合性ポリマー材料のモノフィラメントまたはマルチフィラメントヤーンをベースとする。前記生体適合性ポリマーは、有利にはポリプロピレンである。
他の実施形態において、本発明による編物は、生体適合性かつ生体吸収性ポリマーのモノフィラメントまたはマルチフィラメントヤーンをベースとする。
さらに他の実施形態において、本発明による編物は生体吸収性の生体適合性ヤーンと、生体非吸収性の生体適合性ヤーンとのブレンドから作ることができる。したがって、永続する最小限の支持のためにその骨格が患者の体内に永続的に残らなければならない一時補強インプラントを作ることが可能である。
本発明による編物は好ましくは0.05〜0.15mm、好ましくはおよそ0.10mmの直径を持つモノフィラメントヤーンをベースとする。
このような直径で、本発明による編物のヤーンにおける特定の配置に関連して、太いヤーンを使用することによる原料の量を追加しなくとも、優れた機械的強度を達成することが可能となる。
本発明による編物は、好ましくは0.20〜0.40mm、好ましくはおよそ0.30mmの厚さを持つ。
本発明の好ましい実施形態において、編物は0.3〜1.5mm、好ましくは0.3〜0.9mmの直径を持つセルを含む。このような構造により、組織固定性が向上する。
好ましくは、本発明による編物は0.6〜1.5cmの幅を持つ。
好ましくは、本発明による編物は40〜75g/m、好ましくは50〜60g/mの単位面積質量を持つ。
有利には、規格ISO 13934−1に従って測定された本発明による編物の縦および横方向の抗張力は20〜90N、好ましくは40〜90N、好ましくは55〜75N、およびより好ましくは60〜70Nである。
本発明による編物またはインプラントは、それゆえに小さな単位面積質量で優れた機械的強度、または抗張力を併せ持つが、例えばカーリング、ストリンギング(stringing)または横方向での変形、および小片の放出のような使用の条件と関連した変更に対して比較的非弾性で非感受性である。この種のインプラントは利点がある。なぜならば、これを使用して処置される器官に有効な支持を提供することができる一方で移植される異物の質量を最小化するからである。
好ましくは本発明による編物は、規格ISO 13934−1により測定された2daN下での縦方向の伸びが15%以下、より好ましくは10%以下である。
好ましくは本発明による編物は、第1の非メッシュシートと、第2の非メッシュシートとを含み、前記第1の非メッシュシートはチャート1−1/3−3/2−2/0−0//に従い、前記第2の非メッシュシートはチャート3−3/2−2/0−0/1−1//に従う。
このようなチャートは非常に有利である。なぜならば、それらはチェーンヤーンをより良く適所に保持し、優れた横および縦の機械的強度を持ち、材料の追加無しでセルを可能な限り大きく保つからである。
本発明の実施形態において、本発明による編物は、センチメートルあたりの編目(stitch course)が13〜18の範囲である。好ましくは、このセンチメートルあたりの編目は15である。このようなセンチメートルあたりの編目は、編み組織のより良い保持、およびより良い固定を可能にする。本発明による編物は粗くもなく、密すぎることもない。
本発明による編物は好ましくは熱硬化性である。
本発明の1つの実施形態において、本発明による編物は10〜50cmの長さを持ち、腹圧性尿失禁および/または脱症の処置のための支持インプラントを構成する。
本発明の他の実施形態において、本発明によるインプラントは本発明による編物を横方向に切ることによって作られる。好ましくは、本発明によるインプラントは10〜50cmの長さを持つ。
好ましくは、本発明による編物は、以下の工程を含む方法によって作られる。
a)編み組織を、経編機またはラッシェル編機上で連続的にまたは必要に応じて糸を通されて第1のガイドバーから得られる第1のシートとして製造する工程であって、前記第1のシートのヤーンを編むために従うチャートはチェーンならびに少なくとも第1の非メッシュシートおよび第2の非メッシュシートの形成を導き、前記非メッシュシートに連続的にまたは必要に応じて糸を通し、各々の前記非メッシュシートをガイドバーから得て、各々の非メッシュシートのヤーンを編むために従うチャートは、全てのチェーン構造のnヤーン(A)についてnが6〜12の範囲であり、チェーンヤーンn+1(A1,A11,A12)に近接する前記非メッシュシートの全てのヤーンを前記チェーンヤーンn+1にて180°折り返すようなものであり、前記チェーンヤーンn+1はフリーチェーンヤーンと呼ばれる工程と、
b)前記フリーチェーンヤーンを工程(a)で得られた編み組織の長さに沿ってアンローブ(unrove)し、前記フリーチェーンヤーンを取り外し、チェーンヤーン数が6〜12である編物を作る工程。
それゆえに、本発明による編物の製造方法によれば、全てのチェーンヤーンは、フリーチェーンであろうとそうでなかろうと同じガイドバーで編まれる。
好ましくは、値nは8〜10であり、より好ましくはnは9である。
本発明による方法の好ましい実施形態において、第1のチェーン構造シートのヤーンを、チャート1−0/0−1//に従って編み、第1の非メッシュシートのヤーンをチャート1−1/3−3/2−2/0−0//に従って編み、第2の非メッシュシートのヤーンをチャート3−3/2−2/0−0/1−1//に従って編む。
好ましくは、第1のチェーン構造シートのガイドバーに連続的にフルで糸を通し、第1の非メッシュシートのガイドバーに連続的に1フル(full)、1エンプティ(empty)、3フル、1エンプティ、1フル、3エンプティで糸を通し、第2の非メッシュシートのガイドバーに1フル、1エンプティで糸を通す。
有利には、2つの非メッシュシートの2つのガイドバーは、3本の針のもとで互いに対して対称に、各々編み組織を作る方向において他方に関してずれて部分緯糸へと動く。緯糸バーが各々互いに関して対称に動き、それゆえに互いに交差する、このような編みパターンはチェーンをより確実に保持し、それゆえにこの編み組織から得られる本発明による編物、インプラントおよび/またはテープの、横方向の圧縮に対してより良い抵抗性を持つ。
好ましくは、編み組織は工程(a)と工程(b)との間に熱硬化を受ける。したがって編み組織は特にアンローブ工程において容易に取り扱うことができる。また、任意の熱硬化性編み組織から得られる本発明による全ての編物およびインプラントは均質な熱硬化性を持ち、或るテープから次に続くアンローブまでの物理的ならびに機械的特性のより良い均質性を保証する。
本発明のより明確な理解は、添付の図面と関連して、以下に続く説明から得られるであろう。
図1においてE−E´は、本発明による編物を得ることができる編み組織について、編物の横の方向または寸法を示す。F−F´は、編物の縦の方向または寸法を示す。G−G´は、編物の斜めの方向または寸法を示す。
この図は、本発明による編物を得ることができ、チェーンシートおよび2つの非メッシュシートを持った編み組織のためのチェーンヤーンおよび緯糸ヤーンの動きを示す。チェーン構造のヤーンAおよびA1は太い実線で示される。ヤーンA1は本発明の意味の中においてはフリーチェーンヤーンである。第1の非メッシュシートは細い実線で示されている。これらはヤーンBである。第2の非メッシュシートのヤーンは破線で示されている。これらはヤーンCである。
この例において、チェーン構造に対応する第1のガイドバーは連続的かつフルで糸を通される。第1の非メッシュシートおよびヤーンBに対応する第2のガイドバーは連続的かつ1フル、1エンプティ、3フル、1エンプティ、1フル、3エンプティで糸を通される。第2の非メッシュシートおよびヤーンCに対応する第3のガイドバーは連続的かつ1フル、1エンプティで糸を通される。
これら3つのシートについての編みチャートは、
−チェーンシート(ヤーンAおよびA1):1−0/0−1//、
−第1の非メッシュシート(ヤーンB):1−1/3−3/2−2/0−0//、
−第2の非メッシュシート(ヤーンC):3−3/2−2/0−0/1−1//
である。
したがって、図1が示すように、チェーンヤーンA1の全体に渡って通過する緯糸ヤーンは無い。換言すれば、前記チェーンヤーンA1に近接する各々の緯糸ヤーンすなわちBまたはCヤーンのいずれも、任意で前記チェーンヤーンA1と連結され、次にこのチェーンヤーンA1にて180°折り返される。
こうしてチェーンヤーンA1は、本出願の意味の中においてはフリーではない近接するチェーンヤーンAに影響を及ぼすことなくアンローブでき、それゆえにこのヤーンの両側の編み組織を破壊することがない。このチェーンヤーンA1が引張られた場合、このヤーンA1の左に横たわる編物の部分はこのヤーンA1の右に横たわる部分から、これら2つの部分をアンローブすることなく分離される。
さらに、ヤーンA1に近接する任意の緯糸ヤーンがこのヤーンA1にて180°折り返されるので、分離された部分の端は180°折り返されたただ1つのヤーンBまたはCしかも持たず、それゆえにそれらは滑らかである。擦り切れは生じない。
本発明による編物を得ることができる編み組織からのフリーチェーンヤーンA1のこのようなアンローブは、20倍の倍率でItashi S800走査電子顕微鏡で撮影された本出願の図1および例1によるこのような編み組織のアンローブされた部分の写真の図である図3で見ることができる。図の上部において、ヤーンA1がアンローブされ、このヤーンA1の両側の編まれている部分はそのままである。それらの端は滑らかで、ヤーンCだけが180°折り返されている。切断または擦り切れた編物のヤーンは無い。図3から明らかなように、非メッシュシートのヤーンの特定の糸の通し方のために分離される部分の端において180°折り返されるヤーンCは、前記分離される部分のコアと一体、換言すれば本発明による編物と一体である。この図において、ヤーンA1はアンローブされる過程にある。それゆえに、図の下部において、ヤーンA1は、いまだにそれと近接するヤーンCに編まれている。
アンローブが完了した場合、換言すればヤーンA1が編み組織の長さ全てに渡ってアンローブされた場合、ヤーンA1は前記編み組織から外され、このヤーンA1の両側にある2つの編まれた部分は完全に分離される。このアンローブ工程を第2のフリーチェーンヤーン上で繰り返すことで、バンドを前記編み組織から完全に分離し、このバンドは本発明による編物となるであろう。ヤーンA1の分布は、各々のテープの幅を高精度で予め決定する。
図2は、本発明による編物1を得ることができる編み組織2を図式的に示す。2つのフリーチェーンヤーンA11およびA12は、部分的にアンローブされている。これらフリーチェーンヤーンA11およびA12を完全にアンローブし、したがって女性の腹圧性尿失禁の処置に使用することができるテープである本発明による編物1を作る。このようなテープは脱症の処置にも使用することができる。
本発明による編物、テープまたはインプラントの中央を図4に示す。これは20倍の倍率でItashi S800走査電子顕微鏡で撮影された写真の図である。本発明による編物およびインプラントは、2つの連続するフリーチェーンヤーンの間の前記編み組織2の領域に対応する。編物またはインプラントは、それゆえに自身にフリーチェーンヤーンを全く含んでいない。それゆえに、アンローブのリスクが無い。

本発明による編物を得ることができる編み組織は、ラッシェル編機上で1つのチェーンシートおよび2つの非メッシュシートとともに0.10mm直径のポリプロピレンモノフィラメントヤーンから作られ、異なるシートについて、
−チェーンシート(ヤーンAおよびA1):1−0/0−1//、
−第1の非メッシュシート(ヤーンB):1−1/3−3/2−2/0−0//、
−第2の非メッシュシート(ヤーンC):3−3/2−2/0−0/1−1//
のチャートに従う。
チェーン構造に対応する第1のガイドバーは、連続的にフルで糸を通された。第1の非メッシュシートに対応した部分緯糸の第2のガイドバーは、連続的に1フル、1エンプティ、3フル、1エンプティ、1フル、3エンプティで糸を通された。第2の非メッシュシートに対応した部分緯糸の第3のガイドバーは、連続的に1フル、1エンプティで糸を通された。2つの部分緯糸は、9つのチェーンヤーンのもとで動くように糸を通され、これにより結局のところ各々1cm幅の独立のテープを得ることが可能になる。したがって、この例において、10あるチェーンヤーンの中の1つは本発明の意味においてはフリーチェーンヤーンであった。使用されたゲージは24針であった。
2つの非メッシュシートのガイドバーは3つの針のもとで互いに対称に、編み組織を製造する方向において互いにずれてで部分緯糸へと動く。
この編み組織は本応用の図1に示される構造に対応する。
編み組織は機械から外れ、熱硬化操作を通過した。
この編み組織から、少なくとも2つの連続するフリーチェーンヤーンをアンローブすることによって編物およびテープを作った。編物またはテープは、
−およそ0.3mmの厚さと、
−およそ1mmのセル直径と、
−およそ1cmの幅と、
−およそ50g/mの単位面積質量と、
−ISO 13934−1法に従って1cm幅×20cm長のテープで測定された66Nの抗張力と
の特性を持つ。
前記編み組織から少なくとも2つの好ましくは連続するフリーチェーンヤーンをアンローブすることによって作られた編物またはテープは優れた抗張力を示し、したがって、腹圧性尿失禁および脱症の処置のための支持インプラントとしての使用もしくは製造に極めて好適である。
例えば、20cm、または30cmまたはさらに40cmの長さを持つインプラントを、このテープから作ることができる。このようなインプラントは非常に低い単位面積質量を持つ。患者の体内に移植される材料の量はそれゆえに最小である。
さらに、その製造方法に起因して、このインプラントは殆ど伸縮性が無く、端(特に縦方向の端)は非傷害性である。これは保護シース無しで移植できることを意味する。また同じ編み組織から得られる全ての編物、テープまたはインプラントは均質な熱硬化性を持ち、扱いが容易である。
図1は、本発明による編物を得ることができるチェーン構造の第1のシートと2つの非メッシュシートを含んだ編み組織の略図である。 図2は、本発明による編物を得ることができ、2つのフリーチェーンヤーンがそこから部分的にアンローブされている編み組織を含む。 図3は、20倍の倍率でItashi S800走査電子顕微鏡下での、本発明による編物を得ることができる編み組織からのフリーチェーンヤーンのアンローブの図である。 図4は、20倍の倍率でItashi S800走査電子顕微鏡下での、本発明による編物またはインプラントの中央の図である。

Claims (27)

  1. 第1のチェーン構造を規定する少なくとも1つの第1のシートを含む生体適合性ポリマーのヤーンの配置をベースにした腹圧性尿失禁および/または脱症の処置のための補綴オープンワーク編物(1)であって、前記編物において前記ヤーンの配置はさらに部分緯糸の少なくとも2つの非メッシュシートを含み、前記チェーン構造におけるチェーンヤーンの数は6〜12であって、規格ISO 13934−1に従って測定された2daN下での縦方向の伸びが15%以下である、編物(1)。
  2. チェーンヤーンの数が8〜11である請求項1に記載の編物(1)。
  3. チェーンヤーンの数が9である請求項1に記載の編物(1)。
  4. ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドおよびそれらのブレンドから選択される生体適合性ポリマー材料のモノフィラメントまたはマルチフィラメントヤーンをベースとする、請求項1〜3いずれか1項記載の編物(1)。
  5. 前記生体適合性ポリマーがポリプロピレンである、請求項4に記載の編物(1)。
  6. 生体吸収性の生体適合性ヤーンと非生体吸収性の生体適合性ヤーンとのブレンドから作られる、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の編物(1)。
  7. 0.05〜0.15mmの直径を持つモノフィラメントヤーンをベースとする、請求項1〜6いずれか1項記載の編物(1)。
  8. 0.20〜0.40mmの厚さを持つ、請求項1〜7いずれか1項記載の編物(1)。
  9. 0.3〜1.5mmの直径を持つセルを含む、請求項1〜8いずれか1項請記載の編物(1)。
  10. 0.6〜1.5cmの幅を持つ、請求項1〜9いずれか1項記載の編物(1)。
  11. 単位面積質量が40〜75g/mである、請求項1〜10いずれか1項記載の編物(1)。
  12. 規格ISO 13934−1に従って測定された縦および横方向の抗張力が20〜90Nである、請求項1〜11いずれか1項記載の編物(1)。
  13. 第1の非メッシュシートと、第2の非メッシュシートとを含み、前記第1の非メッシュシートはチャート1−1/3−3/2−2/0−0//に従い、前記第2の非メッシュシートはチャート3−3/2−2/0−0/1−1//に従う、請求項1〜12いずれか1項記載の編物(1)。
  14. 熱硬化性である、請求項1〜13いずれか1項記載の編物(1)。
  15. 10〜50cmの長さを持ち、腹圧性尿失禁および/または脱症の処置のための支持インプラントを構成する、請求項1〜14いずれか1項先記載の編物(1)。
  16. センチメートルあたりの編目の数が13〜18である、請求項1〜15いずれか1項記載の編物(1)。
  17. 外科的用途の補綴製品を得るための、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の補綴編物(1)の使用方法。
  18. 腹圧性尿失禁および/または脱症の処置の支持インプラントを得るための、請求項1ないし16のいずれか1項に記載の補綴編物(1)の使用方法。
  19. 請求項1ないし16のいずれか1項に記載の補綴編物(1)を横方向に切ることによって得られる腹圧性尿失禁および/または脱症の処置のための支持インプラント。
  20. 10〜50cmの長さを持つ請求項19に記載のインプラント。
  21. 請求項1に記載の補綴編物(1)を製造する方法であって、
    a)編み組織(2)を、経編機またはラッシェル編機上で連続的にまたは必要に応じて糸を通されて第1のガイドバーから得られる第1のシートとして製造する工程であって、
    前記第1のシートのヤーンを編むために従うチャートはチェーンならびに少なくとも第1の非メッシュシートおよび第2の非メッシュシートの形成を導き、前記非メッシュシートに連続的または必要に応じて糸を通し、各々の前記非メッシュシートをガイドバーから得て、各々の非メッシュシートのヤーンを編むために従うチャートは、全てのチェーン構造のnヤーン(A)についてnが6〜12の範囲であり、チェーンヤーンn+1(A1,A11,A12)に近接する前記非メッシュシートの全てのヤーンを前記チェーンヤーンn+1にて180°折り返すようなものであり、前記チェーンヤーンn+1はフリーチェーンヤーンと呼ばれる工程と、
    b)前記フリーチェーンヤーンを工程(a)で得られた編み組織の長さに沿ってアンローブし、前記フリーチェーンヤーンを取り外し、チェーンヤーン数が6〜12である編物(1)を作る工程と
    を含む方法。
  22. nが8〜11である、請求項21に記載の方法。
  23. nが9である請求項22に記載の方法。
  24. 第1のチェーン構造シートのヤーンをチャート1−0/0−1//に従って編み、第1の非メッシュシートのヤーンをチャート1−1/3−3/2−2/0−0//に従って編み、第2の非メッシュシートのヤーンをチャート3−3/2−2/0−0/1−1//に従って編む請求項23に記載の方法。
  25. 第1のチェーン構造シートのガイドバーに連続的にフルで糸を通し、第1の非メッシュ
    シートのガイドバーに連続的に1フル、1エンプティ、3フル、1エンプティ、1フル、3エンプティで糸を通し、第2の非メッシュシート連続的に1フル、1エンプティで糸を通す、請求項24に記載の方法。
  26. 2つの非メッシュシートの2つのガイドバーが3本の針のもとで互いに対して対称に、編み組織を作る方向において各々他方に関してずれて部分緯糸へと動く、請求項25に記載の方法。
  27. 編み組織を工程(a)と工程(b)との間で熱硬化させる請求項21ないし26のいずれか1項に記載の方法。
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