JP4938758B2 - 眼内レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、眼内レンズに関する。そのようなレンズは、例えば、同じ権利者によるEP1185220B1によって知られている。
眼内レンズは一般的に、光学レンズ部と、その周囲にあって眼内レンズを目に固定するための隣接触覚部とから構成される。光学レンズ部の撮像特性は、対象の目の状態に合わせて調整される。その観点で、単に屈折特性を有するレンズと、複層の回折特性を有するレンズとを両方使用することができる。一例として、EP1185220B1に開示されているレンズは、一方で光線をレンズの中央領域にて屈折させるとともに同レンズ領域上に重ねられた回折微細構造によって少なくとも1つの第二の焦点がもたらされる。このようなレンズによって、患者は、遠距離および近距離をはっきりと見ることができる。
さらに、このようなレンズは、端部領域にて同軸的環状領域に細分化され、これら同軸的環状領域は光学軸方向にずらして配置され、各々隣接する領域の遷移における光線の光路長の違いがレンズの設計された波長の整数倍とされる。このレンズ配置は、屈折力を維持しつつかつ同一の光学面積でありながらレンズを実質的に薄くすることができる。そのようなレンズは特に、相対的に高い屈折力を含む場合であっても一緒に畳むことができるので、目への低侵襲治療に適している。
しかしながら、特に、目の内部の硝子体液を除去する硝子体茎切除術に関連して、一般的にその前に置かれたレンズの撮像特性は変化するという問題が生じる。それは、手術の際に導入されるタンポネード、または硝子体液の置換部材の異なる屈折率に関連している。例として、水、ガスまたはシリコーン油を充填することが知られている。部分的にフッ素化されたアルカンおよび油に基く混合基材も使用されており、それらは各々が異なる屈折率を有する。
したがって、本発明は、導入される置換部材に関わらず光行差ができるだけ小さい眼内レンズを提供することを目的としている。
本発明の目的は、独立請求項1、11および15に記載の眼内レンズによって達成することができる。
本発明の眼内レンズは、その光学レンズ部分の領域において、網膜へ向かうことができる後ろ面に沿って、少なくともほぼ球面形状を有する少なくとも1つの光学的に有効な表面部分を有し、その湾曲の半径は、最も視覚が鋭敏である領域における表面部分から網膜に対する空間に相当する。
眼内レンズは、目の多くの位置にて、例えば、いわゆる角膜と虹彩との間に前房レンズとしてや、いわゆる虹彩の後方および硝子体液の前方に後房レンズとして埋め込むことができ、多くの場合、天然レンズのカプセル嚢に入れられる。加えて、網膜に対する空間は、眼球の寸法および形状に依存して変化する。レンズの撮像特性は、全体の光学系、角膜、予定される前房レンズおよび眼内レンズに関連してそこへ設定され、後面の湾曲もまた、前面の画像特性に従って適合される。
本発明に関してその点については、表面部分の湾曲は少なくともほぼ球面であり、すなわち、理想的な場合においては実際にそれらは球面であるか、または、少なくとも表面部分の中央近傍においては球面表面形状からの逸脱が無視できる程度であるように、例えば放物面であってよい。凹表面部分の湾曲の中央が網膜に接しているという事実、および、実際に視力が最大となる領域すなわち班および窩にてそうであるということは、前面での屈折および/または回折後の後面の入射である波面は、レンズおよびその後ろの媒体の屈折率とは無関係に、そこで追加的には屈折しない結果をもたらす。
言い換えると、そのような状態に置かれた本発明によるレンズの場合、光軸に平行な入射光は、その前面を経由して網膜上へ収束する光線となる際に、専ら屈折および/または回折する。その光線は、常にレンズの後面と垂直であるので、二度と屈折することなく後面を通過する。それにより、眼内レンズと光学系全体の焦点との幾何学的空間が、タンポネードや置換媒体に関わらず、常に同じに確実に保たれる。
その観点で、球面からの僅かな逸脱は、後面においてごく僅かな程度の屈折しか生じさせず、よって、焦点の変位に起因する僅かな光行差しか生じさせない。前面と系全体の光行差を補正するために、僅かな非球面性を与えることさえできる。しかしながら、後面の配置に関して、使用されるタンポネードまたは硝子体液の屈折率に関係なく、湾曲そのものは、レンズの後面から硝子体液への遷移の際の屈折によって補正が患者に気づかれない程度までに球面形状に近似されているということに注意すべきである。
好ましい形態では、湾曲の半径は12〜30mmであり、特に13〜23mmが特に好ましい。この範囲は、埋め込みの場所および眼球の形状および寸法に依存して、網膜から眼内レンズに対して経験上生じるほとんどの空間をカバーすることができる。
少なくともほぼ球面の湾曲形状である第1の光学的に有効な表面部分が、中心部であって後面の単に屈折性のレンズ領域に設けられると好ましい。その表面部分は、光学的に有効な後面の一部分のみまたは全体をカバーする。
さらに、ほぼ球面の湾曲形状である少なくとも1つの第2の光学的に有効な表面部分が、中央レンズ領域を取り囲むように、第1の光学的に有効な表面部分に同軸的に隣接するように、後面の回折レンズ領域に設けられると好ましく、第2の光学的に有効な表面部分の湾曲の半径が、それ自体から視力が最大となる領域における網膜に対する空間に相当すると好ましい。好ましくは、その場合、第1の光学的に有効な表面部分から第2の光学的に有効な表面部分への遷移の際の光路長の差異が、設計した波長のn≧1の整数倍である。
好ましい構成においては、第2の光学的に有効な表面部分に隣接しまたお互いに同軸的に隣接した環状回折性レンズ領域に、少なくともほぼ球面の湾曲形状であるさらなる光学的に有効な複数の表面部分が設けられ、そのさらなる光学的に有効な複数の表面部分の湾曲の半径がそれぞれ、それら自体から視力が最大となる領域における網膜に対する空間に相当する。好ましくはこの場合においても、それぞれ隣接する光学的に有効な複数の表面部分同士の遷移の際の光路長の差異が、設計した波長のn≧1の整数倍である。
これらの実施形態において、後面は、環状の同軸的領域を形成する複数の表面部分に細分化されている。そのレンズ構成によれば、タンポネードまたは置換媒体に無関係に、光学的性能、特に、眼内レンズと光学系全体の焦点との幾何学的空間、を維持したまま同じ光学面積でレンズを実質的に薄くすることができ、これにより、目の低侵襲の治療に特に好適である。
好ましい実施形態では、2つの互いに隣接する表面部分または領域の間の光路長の差異を維持することは、光線構成と平行な関係にある幾何学的段差高さh、すなわち2つの隣接する表面部分/領域の湾曲の半径同士の差が次の数式を満たすことによって達成される。
h・(nIOL−ntamponade1)・N=h・(nIOL−ntamponade2)・M
ここで、NおよびMは整数であり、nIOL、ntamponade1およびntamponade2は、眼内レンズおよび目の硝子体液に与えられた2つの異なるタンポネードの屈折率である。
一般的に、後面は単に屈折性を有するか、屈折性および回折性を共に有することができる。その点に関して、屈折性という用語は、ほぼ球状表面(表面部分)であって、理想的な状況において、少なくとも軸に平行な関係で入射する光線にとって全く付加的な屈折を生じさせないことを示すために用いられる。それにもかかわらず、光学軸に角度を持って入射する光線は、明らかに後面において屈折するが、少なくとも公知の眼内レンズよりは少なく、実質的に、異なるタンポネードまたは置換媒体による映像の寸法変化効果によるのみである。その点に関して、重要視しなければならないことは、後面の光学特性(屈折性および/または回折性)の総和においてそれは少なくとも軸方向の光線について波面の如何なる変化をも起こさない。
光学的に有効な表面部分は、のこぎり歯形状であると好ましい。
中央レンズ領域は、直径が約4mmであると好ましい。
さらに好ましい特徴において、光学レンズ部分全体は、すなわち前面においても、中央レンズ領域およびこれを取り巻き共通の焦点を有する環状レンズ領域を有している。その場合、環状レンズ領域は、少なくとも1つの第1同心環状領域を有し、中央レンズ領域から第1の環状領域への遷移の際、さらに、それぞれ隣接する複数の環状領域での遷移の際、光路長の差異が、設計した波長のn≧1の整数倍である。
有用な発展形態において、回折性の微細構造は、少なくとも前面上をその部分の方向へ延在して多焦点、特に二焦点のレンズを構成している。大まかに言えば、回折性微細構造が中央レンズ領域上に延在してさえすれば十分である。その理由は、特に二焦点機能は、日光に相当する明るさのレベルに関して要求されているのみであり、目の瞳孔開口は実質的に中央レンズ領域のみにおいて開いているからである。付加的な回折性微細構造を、特に、光学レンズ軸の周りに設けられた同軸領域または(副次的な)表面部分の形状とすることができる。二焦点レンズの場合、前面上の回折性微細構造のそれぞれ隣接する領域の遷移または(副次的な)表面部分の遷移の際の光路長の差異は、設計された波長の一部の長さであって、好ましくは交互に設計された波長の0.5〜0.8倍および0.5〜0.2倍であり、特に好ましくはそれぞれ0.4および0.6倍である。
眼内レンズの凹状後面によって、前面は、より高い屈折力および湾曲を有していなければならない。結果として、レンズは、両凸面レンズと比してより大きい平均厚さを有する。これと逆に作用するために、レンズは、回折屈折レンズの形状であると有利である。同じ屈折力であってより小さい平均厚さを達成しているので、その好ましい実施形態は、本発明の眼内レンズの優れた撮像特性と、平坦なデザインの利点とを組み合わせており、それは埋め込みの目的のためにたたむことができ、それにより、低侵襲の治療を可能にしている。隣接する領域の距離の長さの差異は、一方では、屈折率によりまたは材料の適切な選択により設定することができ、および/または、他方では、個々の領域の幾何形状によって設定することができる。環状領域はその場合、断面においてのこぎり歯形状であると有利である。
本発明のさらなる特徴および有利な点を、図面を参照しながら実施形態によってより詳細に説明する。
これ以降用いる図1における撮像状況は、光学設計ツールによってシミュレーションモデルから作製されている。図1は、目の一部を描いた図であるとともに、本発明の眼内レンズ12を描いた図である。無限遠点の物体から放射された軸に平行な光線14はまず、有効表面10として図示された眼の角膜、そして眼の前房を通過し、眼内レンズに至るまでに異なる屈折率に起因してすでに屈折している。よって、眼内レンズに到達するに際して、軸に平行な光線はすでに、湾曲した波面を有する入射光線として屈折している。その波面は、通常、ほぼ球面の湾曲を含んでいるが、著しく非球面であってもよい。その事実は、眼内レンズ12の設計、すなわち、特にその屈折率にしたがってその撮像特性および前面の湾曲を計算する際において、好ましく考慮することができる。眼内レンズ12の前面にぶつかる光線14は、レンズが屈折性、回折性(フレネル)または屈折回折成分混成であるかに依存して、その撮像特性に起因して屈折および/または回折して、網膜にて集光される出射光となる。本発明に関連して、眼内レンズの後面は、埋め込まれた眼内レンズの網膜焦点18に対する空間すなわちレンズの光学軸または中央軸にのみその半径が依存する球面湾曲形状である。それにより、後面の湾曲は、そこで屈折および/または回折が再びされない出射光線16の波面の湾曲に相当する。
図2に示された本発明の眼内レンズの片側断面図は、それ自体の正の側の屈折前面20を示しており、単に屈折性を有する中央レンズ領域25、およびこれを同軸的に取り囲みかつ重ねられ正の側に回折性を有する複数の環状領域28を有する環状レンズ領域26に細分化されている。後面22は、前面20の全体が非球面湾曲形状であるのに対し、全体を通して球面湾曲形状を有している。環状レンズ領域26に設けられた2つの同軸的環状領域28の表面は、それぞれが、光学軸の方向にのこぎり歯のような関係に配置されており、中央レンズ領域25から内側の環状領域への遷移、および内側の環状領域から外側の環状領域への遷移において、光路長の差異が、設計された波長の整数倍である。設計された波長は通常550nmであり、緑色光線領域である。その手段によって、眼内レンズの厚さは減らすことができ、それにより、折り畳むことができ、撮像特性を実質的に変化させることなく、埋め込むことが容易になる。図示された実施形態では、中央レンズ領域がほぼ直径4mmであって、環状レンズ領域26は、光学レンズ部分の端部領域にこの場合は幅1nmにて設けられている。
後面22が球面形状であることが、軸と平行な光線のその表面に沿った眼内レンズの屈折が0であることを意味するという事実によって、これらの光線の焦点の位置は、眼内レンズ後方の媒体の屈折率に依存して変化しない。映像寸法のみが次の値によって変化するのみである。
m=ntamponade/nvitreoushumor
例えば仮に硝子体茎切除術の後で目の硝子体液がまずシリコンオイル(nsiliconeoil=1.43)で置き換えられ、次にシリコンオイルが水(n=1.336)によって置き換ええられた場合、その結果、患者は映像の寸法が7%拡大されて見える。
中央レンズ領域25および周縁の環状レンズ領域26の両方に形成された、レンズを通り抜ける光の屈折性成分に加え、図3に示す眼内レンズの場合、ここでは眼内レンズの前面30上に設けられたのみであるが、光の特定可能な比率は、回折性微細構造31によって、回折することができる。屈折成分の焦点が例えば遠方の光景に設定されると、患者の目の状態に適合した第2の焦点を回折性微細構造31の設計によって形成することができ、しかも第2の焦点は、近い範囲において明確な視界を得ることができる。その場合、二焦点レンズが検討される。微細構造は好ましくは回折性模様の形状であり、また、通常光学軸と同軸的な関係にあり光学軸の方向にのこぎり歯形状として配される環状微細構造要素である。
図3は、中央レンズ領域における前面の部分的湾曲の実質的に球面状である成分を示す。実質的に球面である基礎曲線30から始まり、環状回折領域は、深さが1.0μmから5μmである。二焦点レンズの回折性微細構造のこれらの深さは、断片の隣接する領域同士の間の距離の長さの差を、例えば設計された波長、通常500nmの緑色光のそれぞれ0.4および0.6まで許容する。
付加的な回折性微細構造模様が、中央レンズ領域に好ましく設けられる。しかしながら、それはまた環状レンズ領域26上に延在することができ、その領域において環状領域に覆い重なることができる。本発明の眼内レンズのさらなる実施形態を、図4にて再び片側断面図で示す。これは、正の側の屈折性(凸状)前面40を有するレンズを含み、単に屈折性を有する中央レンズ領域45に加えこの前面40は、これを同軸的に取り囲む環状端領域56と、重ねられ負の側に回折性がある環状領域48とに細分化されている。後面42はここでまた、全体を通して球面湾曲形状である。このレンズによれば、前面の有効な局所的湾曲は、中央レンズ領域45においても個々の環状領域48においても、レンズ前面全体の巨視的な湾曲より小さい。
図5は、本発明の眼内レンズの他の実施形態を示す。この例においても、前面50は正の側に屈折性(凸状)を有し、単に屈折性の中央レンズ領域55、および、重ねられ負の側に回折性を有し同軸的である環状領域58を有する端部領域56を有する。しかしながら、ここで、凹状の後面42は、単に屈折性を有する中央領域55’、および、のこぎり歯形状の同軸リングである重ねられた回折性構造58’を有する環状端領域56’に順々に細分化されている。このことにより、中央レンズ領域55’における、およびまた個々の環状領域56’における後面52の有効な局所的湾曲は、それらの巨視的な湾曲よりも大きい。それが全体として極めて薄いレンズを提供する。
図6の実施形態は、片側断面のみが示されているが、最初は、重ねられ負の側に回折性があり同軸的な環状領域68を有する端部領域66を有する凹状の前面60を備えている。ここで、前面60の有効な局所的湾曲は、中央レンズ領域65および個々の環状領域68の両方において、レンズ前面全体の巨視的湾曲よりも大きい。凸状後面62は、先行する図5の実施形態にあるような構成であり、それにより全体として比較的薄いレンズ設計を達成することができる。
図7に示す本発明の眼内レンズ70の実施形態は、単に屈折性の境界面、すなわち回折性構造を有さない前面71および後面72を有している。しかしながら屈折は、網膜から離れている前面71のみによって起こる。後面の湾曲は、後方のレンズ端においての、すなわちレンズから硝子体液媒体への遷移において、波面76の湾曲に相当する。波面に対して垂直な光線77は、後面に対して直角であるので、屈折されない。したがって、焦点78から眼内レンズに対する空間および光学系全体は、その後方にある媒体の屈折率に関わらず、変化せず維持される。
図8は、単に屈折性の前面81および回折性の後面を有する本発明の眼内レンズ80を示す。破線の包絡線83で描かれている後面の巨視的形状は、回折的に機能する表面部分82、83、84が凹状であるのに対し、凸状である。回折性表面部分82、83、84の湾曲は、個々の表面部分の位置における、すなわちレンズから硝子体液媒体への遷移における波面86の湾曲に相当する。ゆえに、屈折は、前面81のみによって再び起こる。
隣接する回折性表面部分82、83、84または領域の間の段差は、見ることができる。段差の幾何学的高さは、2つの回折性表面部分82、83、84の間の行路における光学的距離の差89が設計された波長の整数倍Nであるように選択される。この場合、1つの表面部分から隣へ、設計された波長の様々な整数倍の行路の差異に相当する異なった段差高さを具体化することができる。また、様々な方向への段差すなわち異なるサインを設けることもできる。
好ましくはN>10である整数倍で、レンズの屈折率が1.46で、硝子体液または房水の屈折率が1.336である場合、下記の基本数式、
h=N・λ/(nlens−nsurroundingmedium
によって、例えば、約(N・8・λ)の高さが与えられ、ここでNが整数であり、nlensおよびnsurroundingmediumが屈折率であり、λが設計された波長である。当然のことながら、同じNを有する硝子体液房であっても、異なる屈折率の媒体のhには異なる値があり、好ましくは、それにもかかわらず両方の媒体にとって行路の差異に関してそれぞれ異なる整数倍NおよびMを表すように、その高さhは選択される。したがって、段差hの幾何学的高さは、次の数式で許容される。
h=N・λ/(nlens−nsurroundingmedium1
=M・λ/(nlens−nsurroundingmedium2
ここでNおよびMは整数であり、nlens、nsurroundingmedium1およびnsurroundingmedium2は眼内レンズおよび目の硝子体液房に与えられる2つの異なるタンポネードの屈折率である。
本発明に関して、個々の表面部分の湾曲半径は、表面部分から焦点88に対する空間によって変化する。
2つの隣接する回折性表面部分間の段差の端部は、端部での散乱光を減少させるために、表面部分が直角であると好ましく、また、これにより光線方向に延在していると好ましい。
全体として、以上述べたようにして、異なる屈折率を有して薄い眼内レンズを製造することができ、それらは皆、個々の前面からの入射波面の湾曲に相当する光学的に有効な湾曲を有する後面を有している。基本的にその点に関して、1つのレンズ設計から他のレンズ設計へ、レンズの厚さや中央レンズ領域から環状レンズ領域への関係、およびさらに環状領域の数および高さといったものは共に、それぞれ要求されたレンズの屈折力にしたがって、レンズ材料の屈折率に特に依存して変化する。のこぎり歯状リング構造も、眼内レンズの後面に付加的または独占的に設けることができる。異なる屈折率を有するそれぞれ異なるレンズ材料は、中央レンズ領域や環状レンズ領域または個々の環状領域に平等に用いることができ、それにより、さらなるレンズ設計の変更例の可能性を許容する。
図1は、本発明の眼内レンズを用いた眼を通過する光路を示す図である。 図2は、本発明の眼内レンズのレンズ本体の半分を通る断面図である。 図3は、付加的な回折性微細構造を説明するためにレンズ前面部分を拡大した図である。 図4は、本発明のさらなる実施形態のレンズ本体の半分を通る断面図である。 図5は、本発明のさらなる実施形態の眼内レンズの断面図である。 図6は、本発明のさらなる実施形態のレンズ本体の半分を通る断面図である。 図7は、単に屈折性を有する後面を有する本発明のレンズを示す図である。 図8は、付加的な回折性微細構造を説明するためにレンズ前面部分を拡大した図である。

Claims (15)

  1. 前面と、網膜に向けられる後面(12、22、42、52、62、72)とを有する光学レンズ部分を備えた眼内レンズであって、
    上記レンズは、天然レンズのカプセル嚢に入れられるように設計され、上記前面は、上記レンズの光軸に平行な入射光が、網膜上へ収束する光線となる際に、専ら屈折および/または回折するように設計され、
    上記後面の少なくとも一つの光学的に有効な表面部分は、球面の凹状湾曲形状であり、上記湾曲の半径が、上記光学レンズの学軸上における上記光学的に有効な表面部分から網膜までの距離に相当することを特徴とする眼内レンズ。
  2. 後方の表面部分の湾曲の前記半径が、12mm〜30mmであることを特徴とする請求項1に記載の眼内レンズ。
  3. 湾曲の前記半径が、13mm〜23mmであることを特徴とする請求項1に記載の眼内レンズ。
  4. 球面の湾曲形状を有する第1の光学的に有効な表面部分が、前記後面の、中央であって単に屈折性を有するレンズ領域(25、45、55、65)に設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の眼内レンズ。
  5. 球面の凹状湾曲形状を有する少なくとも1つの第2の光学的に有効な表面部分が、前記中央レンズ領域(25、45、55、65)を囲みかつ前記第1の光学的に有効な表面部分と同軸的に隣接する前記後面の回折性レンズ領域(26、46、56、66)に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の眼内レンズ。
  6. 球面の凹状湾曲形状を有するさらなる光学的に有効な複数の表面部分が、前記第2の光学的に有効な表面部分と同軸的に隣接しかつ互いに隣接する環状回折性レンズ領域(26、46、56、66)に設けられたことを特徴とする請求項4または5に記載の眼内レンズ。
  7. それぞれ隣接する光学的に有効な複数の表面部分の遷移における光路長の差異が、設計された波長の整数倍であることを特徴とする請求項6に記載の眼内レンズ。
  8. 光路と平行な関係にあり、それぞれ隣接する光学的に有効な複数の表面部分の幾何学的階段高さhが、以下の数式を満たすことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の眼内レンズ。
    h=N・λ/(n lens −n surroundingmedium1
    =M・λ/(n lens −n surroundingmedium2
    ここで、NおよびMは整数であり、 lens surroundingmedium1 および surroundingmedium2 は、眼内レンズおよび眼の硝子体液に与えられた2つの異なるタンポネードの屈折率である。
  9. 前記第2の光学的に有効な表面部分および前記さらなる光学的に有効な表面部分(28、48、58、68)のうちの少なくとも一つが、のこぎり歯形状であることを特徴とする請求項5〜8のいずれかに記載の眼内レンズ。
  10. 前記中央レンズ領域(25、45、55、65)の直径が4mmであることを特徴とする請求項4〜9のいずれかに記載の眼内レンズ。
  11. 回折性微細構造(31)が、前記前面上の少なくとも部分的に光学レンズ部分の光軸周囲に延在して多焦点レンズを構成していることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の眼内レンズ。
  12. 前記回折性微細構造(31)が、前記前面(20、30、40、50、60)の前記中央レンズ領域(25、45、55、65、55’)に設けられていることを特徴とする請求項11に記載の眼内レンズ。
  13. 前記後面(12、22、42、52、62、72)光学的に有効な湾曲は、前記出射光の波面の湾曲に相当することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の眼内レンズ。
  14. 記光学的に有効な湾曲が、球面であることを特徴とする請求項13に記載の眼内レンズ。
  15. 前記後面(12、22、42、52、62)の前記湾曲の表面頂点における半径は、上記湾曲の表面頂点から上記レンズの光学軸までの距離に相当することを特徴とする請求項14に記載の眼内レンズ。
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