JP4937194B2 - アプリケーションの応答不能時を推定するシステム、方法、およびプログラム - Google Patents
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Description
前記アプリケーションの起動を検知するアプリケーション検知手段と、
前記アプリケーション検知手段にて起動が検知されたことに応じて、前記アプリケーションに対して行われたユーザからの少なくともキーストローク数を含む操作イベント数をカウントする操作イベントカウント手段と、
前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知する割込検知手段と、
前記割込検知手段により、前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、割り込み処理により前記アプリケーションの起動時から起算した前記操作イベント数および前記アプリケーションの起動時からの実行環境の情報を応答不能ログ情報として前記アプリケーションと関連付けて記憶する応答不能ログ情報記録手段と、
前記応答不能ログ情報記録手段により記憶した前記アプリケーションの実行環境の情報および前記操作イベント数に基づいて、前記応答不能ログ情報を分類して、応答不能となる推定操作イベント数を推定する応答不能推定手段と、
を備えるシステム。
前記操作イベント数保存手段に保存された前記操作イベント数、および前記アプリケーションの起動時からの実行環境の情報を送信する操作イベント数送信手段と、
を備える(1)から(4)のいずれかに記載のシステム。
前記アプリケーションの起動を検知するステップと、
前記アプリケーションに対して行われたユーザからの少なくともキーストローク数を含む操作イベント数をカウントするステップと、
前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知するステップと、
前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、割り込み処理により前記アプリケーションの起動時から起算した前記操作イベント数および前記アプリケーションの起動時からの実行環境の情報を応答不能ログ情報として前記アプリケーションと関連付けて記憶するステップと、
前記アプリケーションの実行環境の情報および前記操作イベント数に基づいて、前記応答不能ログ情報を分類して、応答不能となる推定操作イベント数を推定するステップと、
を含む方法。
前記アプリケーションの起動を検知するステップと、
前記アプリケーションに対して行われたユーザからの少なくともキーストローク数を含む操作イベント数をカウントするステップと、
前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知するステップと、
前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、割り込み処理により前記アプリケーションの起動時から起算した前記操作イベント数および前記アプリケーションの起動時からの実行環境の情報を応答不能ログ情報として前記アプリケーションと関連付けて記憶するステップと、
前記アプリケーションの実行環境の情報および前記操作イベント数に基づいて、前記応答不能ログ情報を分類して、応答不能となる推定操作イベント数を推定するステップと、
を実行させるプログラム。
図1は、本実施形態に係る応答不能時推定システム1の全体構成を示す図である。応答不能時推定システム1における、クライアント端末200とサーバ装置100とは、インターネットやイントラネット等に代表されるネットワークの通信回線を介して接続される。なお、本構成におけるクライアント端末200およびサーバ装置100は必ずしも1台とは限らず、複数台で構成されてもよい。また、応答不能時推定システム1を装置として提供してもよいが、応答不能時が発生する閾値を求めるには、多くの事象を用いたほうがよいので、複数のクライアント端末200が接続されたシステムとするのが望ましい。
図1に示すように、クライアント端末200は、通信手段206および制御手段210を備える。制御手段210は、アプリケーション検知手段201、操作イベントカウント手段202、割込検知手段203、操作イベント数保存手段204、操作イベント数送信手段205、アプリケーション監視手段207、報知手段208を有する。
図1に示すように、サーバ装置100は、通信手段101、応答不能ログ情報記録手段102、応答不能推定手段110、推定応答不能情報取得手段120、応答不能ログ情報データベース(以下、簡略化のためDBとする)130、および応答不能推定DB131を備える。応答不能ログ情報記録手段102は、通信手段206,101を介してクライアント端末200から、応答不能となったアプリケーション情報、そのアプリケーションにおける応答不能時の操作イベント数、およびそのアプリケーションの実行環境の情報を取得し、応答不能ログ情報DB130に記憶する。
図2は、応答不能推定手段110の詳細を示す図である。応答不能推定手段110は、クラス生成手段111、および推定操作イベント数決定手段112を有する。クラス生成手段111は、応答不能ログ情報DB130に蓄積されている応答不能ログ情報の特徴解析を行い、応答不能ログ情報のクラス分類を行う。推定操作イベント数決定手段112は、クラス生成手段111にて作成されたクラス毎に、応答不能が発生する推定操作イベント数を算出する。
図3は、推定応答不能情報取得手段120の詳細を示す図である。推定応答不能情報取得手段120は、クラス決定手段121、および推定操作イベント数抽出手段122を有する。クラス決定手段121は、推定操作イベント取得要求のあったクライアント端末200のアプリケーション情報(少なくともアプリケーションIDを含む)およびそのアプリケーションの実行環境の情報2に基づいて、それらが属するクラスを決定する。推定操作イベント数抽出手段122は、クラス決定手段121にて決定されたクラスに基づいて、推定操作イベント数を応答不能推定DB131から取得する。
図4は、応答不能ログ情報DB130の応答不能ログ情報テーブルを示す図である。応答不能ログ情報テーブルは、アプケーションID(以下、簡略化のためにアプリIDという)、アプリケーション名(以下、簡略化のためにアプリ名という)、応答不能時の操作イベント数、応答不能日時に加えて、CPU、メモリ容量、および仮想ディスク要領等のアプリケーションの実行環境の情報2を含む項目から構成される。なお、ここに示した項目は例示であり、全てを含まなくとも、また、その他の項目を有してもよい。ただし、応答不能が発生する要因と関係すると考えられる情報であるのが望ましい。
図5は、応答不能推定DB131の応答不能推定テーブルを示す図である。応答不能推定テーブルは、クラスIDおよび推定操作イベント数等の項目から構成される。なお、ここに示した項目は例示であり、全てを含まなくとも、また、その他の項目を有してもよい。クラスIDは、応答不能推定手段110にて、応答不能ログ情報を分類するクラスを一意に特定する記号である。推定操作イベント数は、応答不能推定手段110にて求められた応答不能が発生すると推定される操作イベント数である。応答不能が起こるすると推定される操作イベント数を記憶しておくことで、新たなアプリケーションが起動された際に、そのアプリケーションに対して応答不能が起こると推定される操作イベント数を容易に提示することができる。
図6は、応答不能推定手段110によるSVMのアルゴリズムを用いた機械学習の一例を示す図である。応答不能推定手段110は、応答不能ログ情報DB130に記憶された応答不能ログ情報を学習データとして用い、SVMのアルゴリズムを用いてこれらの学習データから2つのクラスに分類する識別面から最も近い学習データと当該識別面との距離が最大となるような識別面を設定する。そして、当該識別面に最も近い学習データをサポートベクターとして用い、それぞれのクラスにおける推定操作イベント数とする。
クラス1:アプリケーション:○○ワード、CPU:1.5GHz、仮想ディスク容量:3GB、・・・・
クラス2:アプリケーション:○○シート、CPU:1.5GHz、仮想ディスク容量:3GB、・・・・
図7は、応答不能時推定処理のフローチャートである。アプリケーション検知手段201が、クライアント端末200にて、新たなアプリケーションが起動されたことを検知すると処理が開始する。
図8は、応答不能報知処理のフローチャートである。アプリケーション検知手段201が、クライアント端末200にて、新たなアプリケーションが起動されたことを検知すると、このアプリケーションにおける応答不能時を報知する処理が開始する。
S14:推定応答不能情報取得手段120は、ステップS13にて取得された推定操作イベント数をクライアント端末200のアプリケーション監視手段207に送信する。
図9は、本実施形態に係る応答不能時推定システムを構成するクライアント端末200およびサーバ装置100のハードウェア構成例として情報処理装置500を示した図である。以下、この情報処理装置500のハードウェア構成の1例を示す。情報処理装置500は、制御部300を構成するCPU(Central Processing Unit)310(マルチプロセッサ構成ではCPU320等複数のCPUが追加されてもよい)、バスライン420、通信I/F(I/F:インタフェース)330、メインメモリ340、BIOS(Basic Input Output System)350、I/Oコントローラ360、ハードディスク370、光ディスクドライブ380、並びに半導体メモリ390を備える。尚、ハードディスク370、光ディスクドライブ380、並びに、半導体メモリ390はまとめて記憶装置410と呼ばれる。
100 サーバ装置
101 通信手段
102 応答不能ログ情報記録手段
110 応答不能推定手段
120 推定応答不能情報取得手段
130 応答不能ログ情報DB
131 応答不能推定DB
200 クライアント端末
201 アプリケーション検知手段
202 操作イベントカウント手段
203 割込検知手段
204 操作イベント数保存手段
205 操作イベント数送信手段
206 通信手段
207 アプリケーション監視手段
208 報知手段
210 制御手段
Claims (9)
- クライアント端末とサーバ装置とを含んで構成され、前記クライアント端末におけるメモリリークの発生を原因とするアプリケーションの応答不能時を推定するシステムであって、
前記アプリケーションの起動を検知するアプリケーション検知手段と、
前記アプリケーション検知手段にて起動が検知されたことに応じて、前記アプリケーションに対して行われたユーザのキーストローク数をカウントする操作イベントカウント手段と、
前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知する割込検知手段と、
前記割込検知手段により、前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、応答不能となったアプリケーション情報、当該アプリケーションに対する前記キーストローク数および前記アプリケーションの実行環境の情報を応答不能ログ情報として記憶する応答不能ログ情報記録手段と、
前記応答不能ログ情報記録手段により記憶した前記応答不能ログ情報に基づいて、アプリケーションが所定の実行環境で起動した場合にメモリリークの発生を原因とする応答不能を推定する推定キーストローク数を算出する応答不能推定手段と、
を備え、
前記応答不能推定手段は、
前記応答不能ログ情報記録手段により記憶した前記応答不能ログ情報を、前記アプリケーションおよび前記アプリケーションの実行環境に基づいてクラス毎に分類する分類手段と、
前記分類手段が分類したクラス毎に、当該クラスに含まれる前記応答不能ログ情報の前記キーストローク数に基づいて前記推定キーストローク数を算出する推定手段と、
を備えるシステム。 - 複数のクライアント端末とサーバ装置とを含んで構成され、前記クライアント端末におけるメモリリークの発生を原因とするアプリケーションの応答不能時を推定するシステムであって、
前記クライアント端末は、
前記アプリケーションの起動を検知するアプリケーション検知手段と、
前記アプリケーション検知手段にて起動が検知されたことに応じて、前記アプリケーションに対して行われたユーザのキーストローク数をカウントする操作イベントカウント手段と、
前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知する割込検知手段と、
前記割込検知手段によりアプリケーションの応答不能状態の発生が検知されることを条件に、応答不能となったアプリケーション情報、当該アプリケーションに対する前記キーストローク数および前記アプリケーションの実行環境の情報を前記サーバ装置に送信する操作イベント数送信手段と、
を備え、
前記サーバ装置は、
前記クライアント端末の夫々から受信した前記アプリケーション情報、前記キーストローク数および前記アプリケーションの実行環境を応答不能ログ情報として記憶する応答不能ログ情報記録手段と、
前記応答不能ログ情報記録手段により記憶した前記応答不能ログ情報に基づいて、アプリケーションが所定の実行環境で起動した場合にメモリリークの発生を原因とする応答不能を推定する推定キーストローク数を算出する応答不能推定手段と、
を備え、
前記サーバ装置の前記応答不能推定手段は、
前記応答不能ログ情報記録手段により記憶した前記応答不能ログ情報を、前記アプリケーションおよび前記アプリケーションの実行環境に基づいてクラス毎に分類する分類手段と、
前記分類手段が分類したクラス毎に、当該クラスに含まれる前記応答不能ログ情報の前記キーストローク数に基づいて前記推定キーストローク数を算出する推定手段と、
を備えるシステム。 - 前記クライアント端末は、
前記割込検知手段によりアプリケーションの応答不能状態の発生が検知されることを条件に、当該アプリケーションに対する前記キーストローク数を一時記憶する操作イベント数保存手段と、
前記キーストローク数を前記サーバ装置に送信する前に前記クライアント端末が再起動した場合には、再起動後に前記操作イベント数保存手段に一時記憶されている前記キーストローク数を前記サーバ装置に送信する操作イベント数送信手段と、を備える
請求項1または2に記載のシステム。 - 前記クライアント端末は、
前記アプリケーションを起動したことに応じて、起動したアプリケーションおよび前記アプリケーションの実行環境の情報に応じたクラスの前記推定キーストローク数を取得する推定応答不能情報取得手段と、
前記キーストローク数が、前記推定キーストローク数より少ない所定の閾値に達したことに応じて、前記アプリケーションのユーザにその旨を報知する報知手段と、
を更に備える請求項1から3のいずれかに記載のシステム。 - 前記応答不能推定手段は、前記推定キーストローク数をサポートベクターとするサポートベクターマシンにより前記応答不能ログ情報を分類する請求項1から請求項4のいずれかに記載のシステム。
- 前記割込検知手段は、前記アプリケーションが停止した場合に応答不能となったと判定する請求項1から請求項5のいずれかに記載のシステム。
- 前記実行環境の情報は、前記アプリケーションが起動しているクライアント端末の性能、および同時に起動しているアプリケーションの情報を含む請求項1から請求項6のいずれかに記載のシステム。
- 夫々が記憶部及び制御部を備えるクライアント端末とサーバ装置とを含んで構成されるシステムが、クライアント端末におけるメモリリークの発生を原因とするアプリケーションの応答不能時を推定する方法であって、
アプリケーション検知手段が、前記アプリケーションの起動を検知するステップと、
操作イベントカウント手段が、前記アプリケーションに対して行われたユーザのキーストローク数をカウントするステップと、
割込検知手段が、前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知するステップと、
応答不能ログ情報記録手段が、前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、応答不能となったアプリケーション情報、当該アプリケーションに対する前記キーストローク数および前記アプリケーションの実行環境の情報を応答不能ログ情報として関連付けて前記サーバ装置の記憶部に記憶するステップと、
応答不能推定手段が、記憶した前記応答不能ログ情報に基づいて、アプリケーションが所定の実行環境で起動した場合にメモリリークの発生を原因とする応答不能を推定する推定キーストローク数を算出するステップと、
を含み、
前記算出するステップは、
分類手段が、記憶した前記応答不能ログ情報を、前記アプリケーションおよび前記アプリケーションの実行環境に基づいてクラス毎に分類するステップと、
推定手段が、分類したクラス毎に、当該クラスに含まれる前記応答不能ログ情報の前記キーストローク数に基づいて前記推定キーストローク数を算出するステップと、
を含む方法。 - クライアント端末とサーバ装置とを含んで構成されるシステムに、メモリリークの発生を原因とするアプリケーションの応答不能時を推定させるプログラムであって、
アプリケーション検知手段が、前記アプリケーションの起動を検知するステップ、
操作イベントカウント手段が、前記アプリケーションに対して行われたユーザのキーストローク数をカウントするステップ、
割込検知手段が、前記アプリケーションの応答不能状態の発生を検知するステップ、
応答不能ログ情報記録手段が、前記アプリケーションの応答不能が検知されたことに応じて、応答不能となったアプリケーション情報、当該アプリケーションに対する前記キーストローク数および前記アプリケーションの実行環境の情報を応答不能ログ情報として関連付けて前記サーバ装置の記憶部に記憶するステップ、
応答不能推定手段が、記憶した前記応答不能ログ情報に基づいて、アプリケーションが所定の実行環境で起動した場合にメモリリークの発生を原因とする応答不能を推定する推定キーストローク数を算出するステップ、
を実行させ、
前記算出するステップにおいて、
分類手段が、記憶した前記応答不能ログ情報を、前記アプリケーションおよび前記アプリケーションの実行環境に基づいてクラス毎に分類するステップ、
推定手段が、分類したクラス毎に、当該クラスに含まれる前記応答不能ログ情報の前記キーストローク数に基づいて前記推定キーストローク数を算出するステップ、
を実行させるプログラム。
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A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
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R250 | Receipt of annual fees |
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R250 | Receipt of annual fees |
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S531 | Written request for registration of change of domicile |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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S533 | Written request for registration of change of name |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |