JP4936704B2 - パック電池 - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器とパック電池との着脱操作に用いる可動構造体の構造に関する。
パック電池は、電気機器に装着されて、電気機器の電源として利用され、電気機器との着脱を自在にできるように、着脱用の可動構造体を有する。
図8は、従来のパック電池の備える可動構造体を示す図である。図8(a)は、可動構造体2を備えるパック電池1の斜視図を示し、図8(b)は、電気機器3に装着されている状態のパック電池1を示し、図8(c)は、可動構造体2と電気機器3との係合部分の断面図を示し、図8(d)は、可動構造体2の構造を示す。
可動構造体2は、弾性変形可能な材質からなり、電気機器との係合用の爪部2Aと操作部2B、抑止用リブ2Cとから構成される。
上記構成では、操作部2Bを図8(d)に示すD方向に操作することにより、図8(c)に示す電気機器の凹部3Aと爪部2Aとの係合を解除し、簡易に電気機器3に装着されているパック電池1を電気機器3から取り外すことができる。
又、可動構造体2に図8(c)に示す抑止用リブ2Cを設けることにより、可動構造体2が図8(d)に示すC方向に過度に弾性変形されすぎないようにしている。
具体的には、可動構造体2がC方向に操作されると、抑止用リブCがパック電池1のケース4の内周壁に当接して、可動構造体2のC方向への弾性変形を抑止する。
これにより、可動構造体2のC方向への弾性変形が弾性限界を超えて可動構造体2が破損するのを防止することができる。
実開平7−29740号公報
しかしながら、上記従来技術においては、図8(d)に示すD方向に対しては、何ら弾性変形を制限する措置がとられておらず、操作部2Aを強く倒伏すると、可動構造体2が破損してしまうおそれがある。
又、可動構造体2における支点が1つであるため、電気機器との係合を解除するため、操作部2AがD方向に操作された場合、爪部2Aは、支点を中心とする回転動作をして、係合部から上向きに移動するため、電気機器の凹部3Aの高さ方向の幅に余裕がない場合には、スムーズにパック電池を取り外せない。
本発明は、上記の課題を解決するために、破損しにくく、電気機器との係合の解除をスムーズに行うことが可能な、着脱操作用の可動構造体を備えるパック電池を提供することを目的とする。
本発明は、電気機器側の被係合部と係脱する係合部を有し、係合部の被係合部への係脱操作により、電気機器に着脱されるパック電池であって、前記係合部は、前記パック電池の電池ケース内の電池占有空間以外の空間からケース壁面を貫通して出没自在な可動構造体における、突出方向側の外面に形成され、前記可動構造体における、没入方向側の外面には一対の弾性変形可能な脚部が一体連出され、前記各脚部の連出端周辺の一部は、前記電池ケース内の所定の板体に当接され、前記可動構造体と電気機器との係合解除は、前記各脚部を湾曲させるように、前記可動構造体を没入方向に移動させることにより、行われ、係合解除された前記可動構造体は、前記各脚部の湾曲により生ずる弾性力に対する板体からの反力により、突出方向に移動し、前記被係合部と係合可能な状態になり、前記各脚部は、前記板体と当接する部分に、曲面を有する凸部を有し、曲面を介して前記板体と当接されていることを特徴とする。
請求項2の本発明は、電気機器側の被係合部と係脱する係合部を有し、係合部の被係合部への係脱操作により、電気機器に着脱されるパック電池であって、前記係合部は、前記パック電池の電池ケース内の電池占有空間以外の空間からケース壁面を貫通して出没自在な可動構造体における、突出方向側の外面に形成され、前記可動構造体における、没入方向側の外面には一対の弾性変形可能な脚部が一体連出され、前記各脚部の連出端周辺の一部は、前記電池ケース内の所定の板体に当接され、前記可動構造体と電気機器との係合解除は、前記各脚部を湾曲させるように、前記可動構造体を没入方向に移動させることにより、行われ、係合解除された前記可動構造体は、前記各脚部の湾曲により生ずる弾性力に対する板体からの反力により、突出方向に移動し、前記被係合部と係合可能な状態になり、前記電池ケース内には、一対のガイド壁が、それぞれ、前記可動構造体の突出方向側の外面を挟んで対向するように立設され、少なくとも一方の前記ガイド壁の前記可動構造体側の面と、当該面と対向する前記可動構造体の外面の何れか一方の面には凸部が設けられ
、もう一方の面には、当該凸部との係合用の凹部が2箇所設けられ、両面は、当該凸部を介して当接し、当該凸部は、前記可動構造体が電気機器と係合されている状態で、一方の係合用の凹部と係合し、前記可動構造体と電気機器との係合が解除された状態で、もう一方の係合用の凹部と係合することを特徴とする。
本発明は、上記構成を備えることにより、可動構造体が強く押圧された場合においても、1対の脚部の湾曲により生ずる弾性力に対する板体からの反力により、過度に可動構造体が弾性変形して破損するのを有効に防止することができる。
又、可動構造体が1対の弾性変形可能な脚部を有し、両脚部が板体に当接されているので、可動構造体の移動方向をほぼ直線方向に制御することができ、可動構造体と電気機器との係合の解除をスムーズに行うことができる。
これにより、板体と両脚部との接触面積を少なくすることができるので、両脚部の湾曲又は湾曲により生じる弾性力により、可動構造体が板体上を摺動する際に生じる摩擦を小さくすることができ、可動構造体の移動に要する押圧を小さくすることができる。
これにより、可動構造体と電気機器との係合及び係合解除のタイミングに合わせて、可動構造体の外面とガイド壁面とに設けた凸部と凹部が係合されるので、ユーザは、凸部及び凹部の係合状態を通して、可動構造体と電気機器との着脱が完了したことを容易に確認することができる。
例えば、ユーザは、凸部と凹部の係合時に生じるかすかな音や、可動構造体を指で操作している時に、凸部と凹部と係合された場合に指に伝わる感覚の変化を介して、可動構造体と電気機器との着脱が完了したことを容易に確認することができる。
又、可動構造体と電気機器との係合及び係合解除のタイミングに合わせて、可動構造体の外面とガイド壁面とに設けた凸部と凹部が係合されて、可動構造体がロックされるので、ユーザは、可動構造体と電気機器との係合解除時に係合部の位置を保持するために可動構造体を押圧する必要がなく、容易にパック電池を電気機器から取り外すことができる。
ここで、前記パック電池は、前記電池ケースの天板と、天板と対向する前記可動構造体の外面とを連通する指かけ用の開口部を有することとしてもよい。
これにより、ユーザは、指かけ用の開口部に指をかけて、可動構造体を押圧することにより、パック電池を電気機器から容易に取り外すことができる。
<構成>
(パック電池の構成)
図2は、本実施の形態に係るパック電池100の展開斜視図を示す。
図7は、パック電池100が組み立てられた状態における、パック電池ケース内部の状態を示す図である。
以下、図2及び図7を参照して、パック電池100の構成について詳述する。
パック電池100は、下部ケース105と上部ケース108が、超音波溶着により連結されてなり、下部ケースには、可動構造体10、一対のガイド壁104、隔壁107及び電池部110が収納されている。
(上部ケース108)
上部ケース108は、図2に示すように、箱型形状で、長方形状の開口部を有し、開口部の周縁を介して下部ケース105の長方形状の開口部の周縁と超音波溶着により連結される。
又、上部ケース108は、長方形状の開口部と対向する上面1081に指かけ用の円形状の開口部109を有し、開口部109は、パック電池100の後述する可動構造体10の指かけ用開口部14と連通するように上面1081上に設けられる。
開口部109には、少なくとも開口部14と連通させるための空間(開口部14の大きさに相当する空間)と、当該空間を介して開口部14に指をかけて、開口部14を上部ケース108の長手方向に直線移動させるための余分の空間が確保される。
(下部ケース105)
下部ケース105は、図2に示すように、箱型形状で、基底部1052の周縁に立設された周壁1053の一短辺側に可動構造体10の爪部11を突出させるための、四角形状の切り欠き部1051を有し、周壁1053のもう一方の一短辺側に、電気機器300(図3参照)と電気的に接続するためのコネクタ501(図3(c)参照)を有する。
(可動構造体10)
図1は、可動構造体10の構造を示す図であり、図1(a)は、可動構造体10の斜視図を示し、図1(b)は、可動構造体10を図1(a)に示す可動構造体10の底面17側から見た図を示し、図1(c)は、可動構造体10を図1(a)に示す可動構造体10の後面21側から見た図を示す。
可動構造体10は、図1(a)に示すように、箱状形状であり、前面12に爪部11を形成する凸部を有し、上面13に指かけ用の円形状の開口部14を有し、前面12に対向する後面における、側面15で挟まれた両側に弾性変形可能な脚部16を有し、両側面15の一方に、後述するガイド壁104に設けられた凹部1041、1042との係合用の凸部18を有する。
これにより、電気機器側にある爪部11との係合用の凹部に、パック電池100の爪部11を差し込むことにより、パック電池100の装着を行えるので、パック電池100の電気機器への装着操作を容易にすることができる。
脚部16は、図1(a)、図1(c)に示すように後面21における、側面15に挟まれた両側から外側(側面15側)に開脚するように、一体に連出され、外部からの押圧に応じて弾性変形して湾曲する。
又、脚部16は、図1(b)に示すように、先端部に曲面形状の凸部19を有し、凸部19を介して後述する隔壁107と当接する(図7参照)。
可動構造体10は、図2、図7に示すように下部ケース105の、切り欠き部1051を有する一短辺側に、爪部11を切り欠き部1051から突出させた状態で収納され、爪部11が押圧されると、脚部16が弾性変形して湾曲し、下部ケース105内方に没入し、押圧が解除されると、脚部16の湾曲により生じる弾性力に対する隔壁107からの反力により、下部ケース105の外方に移動し、切り欠き部1051から爪部11を突出させる。
(ガイド壁104)
下部ケース105には、図2に示すように1対の平板状のガイド壁104が立設される。具体的には、各ガイド壁104は、下部ケース105に収納された可動構造体10の両側面15の一方と近接に対向するように下部ケース105の基板1052上に立設される(図7参照)。
又、可動構造体10の凸部18を有する側面15と対向する位置に立設されたガイド壁104は、側面15と対向する側の主面に、凸部18との係合用の凹部1041及び1042を有し、凸部18を介して可動構造体10と当接する(図5参照)。
(隔壁107)
下部ケース105には、図7に示すように可動構造体10と電池部110を仕切る平板状の隔壁107が立設され、電池部110と対向する側の隔壁107の隔壁面上には、図示しないが、電池部110の二次電池(例えば、出力電圧が3.6Vのリチウムイオン電池)の正極及び負極端子を接続するリード板が配設されている。
一方、可動構造体10側の隔壁107の隔壁面は、可動構造体10の脚部16に凸部19を介して当接され、脚部16は、弾性変形又は湾曲により生じる弾性力により、この隔壁面を摺動する。
(電池部110)
電池部110は、図2に示すように、複数本(図2の例では、4本)の二次電池1101と、各二次電池1101の正極及び負極端子を接続するリード板1102と、サーミスタなどからなる温度検出部1103と、図示しないが、過放電および過充電を防止する保護回路を備える。
<使用例>
(装着)
本実施の形態に係るパック電池100は、電気機器の底面側に装着されて使用される。
図3は、パック電池100の装着前と装着後の電気機器300の底面側の状態を示す図である。
図3(a)は、装着前の斜視図を、図3(b)は、装着後の斜視図をそれぞれ示し、図3(c)は、図3(b)に示すA−A’線断面図を示す。
図3(a)に示すように、電気機器300の底面は、パック電池100を収納するための、開口部が長方形状の凹部33を有し、凹部33の長手方向の一端側には、パック電池100の可動構造体10の爪部11との係合用の凹部31が設けられ、凹部33の長手方向のもう一方の一端側には、パック電池100のコネクタ501と電気的に接続するためのコネクタ32が設けられている。
パック電池100は、図3(c)に示すように、爪部11を電気機器300の凹部31と係合させ、コネクタ501をコネクタ32に連結させて、図3(b)に示すように電気機器300の底面側に装着され、これにより、パック電池100から電気機器300へ給電が行われる。
(取り外し)
図4は、電気機器300に装着されたパック電池100が電気機器300から取り外される過程における、可動構造体10の爪部11及び開口部14周辺のパック電池100における外観状態の変化を示す。
図5は、当該過程におけるパック電池100に収納されている可動構造体10の状態の変化を、図4(a)のBで示す部分(パック電池ケースの爪部11の先端から隔壁107が立設されている位置までの範囲)におけるC−C’線断面図で示した部分断面図である。
以下、図4及び図5を参照しつつ、パック電池100を電気機器300から取り外す過程における可動構造体10の収納状態の変化について説明する。
図4(a)及び図5(a)は、パック電池100が電気機器300に装着されている状態における、パック電池100の外観状態及び部分断面図を示す。
両図に示すように、この状態では、可動構造体10において、爪部11は、パック電池ケース(上部ケース108と下部ケース105とを超音波溶着により連結したケース)から突出し、凸部18は、ガイド壁104の凹部1041と係合し、開口部14の中心は、パック電池ケースの長手方向において、開口部109の中心より、爪部11を有する一端側にずれた位置に位置している。
次に、図4(b)に示すように、電気機器300に装着されたパック電池100を取り外すために、開口部109を介して開口部14に指がかけられ、可動構造体10が矢印で示す方向に押下げられると、可動構造体10において、図5(b)に示すように、両脚部16が弾性変形して湾曲し、隔壁107上を矢印に示す方向に摺動することにより、突出していた爪部11の一部がパック電池ケースの内部に引き込まれ、凸部18と凹部1041との係合が解除され、図4(b)に示すように、開口部14の中心は、パック電池ケースの長手方向において、図4(a)の状態における位置から開口部109の中心側に向かって移動する。
更に可動構造体10が指で押下げられることにより、両脚部16が図5(b)の状態より更に弾性変形して湾曲し、隔壁107上を矢印に示す方向に摺動することにより、突出していた爪部11の全部がパック電池ケースの内部に引き込まれ、凸部18と凹部1042とが係合すると、図4(c)に示すように、開口部14の中心は、パック電池ケースの長手方向において、開口部109の中心から、爪部11を有さない方の一端側にずれた位置に位置する。
このように、突出していた爪部11が完全にパック電池ケース内に引き込まれた状態で、凸部18が凹部1042と係合され、両脚部16が弾性変形された状態でロックされるので、ユーザは、図4(c)で示すように、開口部109に指をかけた状態で、パック電池100を上方向に持ち上げることにより、容易にパック電池100を電気機器300から取り外すことができる。
<補足>
以上、本発明に係るパック電池100について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこの実施の形態に限られないことは勿論である。
(1)本実施の形態においては、可動構造体10の開口部14及び開口部14と連通する上部ケース108の開口部109を円形状(図1(a)参照)としたが、開口部14、109の形状は、連通構造であれば、円形状に限らず、他の形状であってもよい。例えば、四角形であってもよいし、その他の多角形であっても良いが、指かけ時に指が開口部の周縁にフィットするように、開口部の一部又は全部を、丸みを帯びた形状とするのが好ましい。
例えば、開口部14、109を図6(a)、(b)に示すようにU字形状としてもよい。図6(a)は、開口部14をU字形とした可動構造体20の例を示し、図6(b)は、開口部109をU字形状としたパック電池200の例を示す。可動構造体20、パック電池200における開口部以外の構成は、可動構造体10、パック電池100と同じである。
(2)本実施の形態の可動構造体10の材質としては、プラスチック(熱可塑性樹脂)を使用することができるが、弾性が強く、強度、耐疲労性に優れるポリアセタール(ポリオキシメチレン)を使用するのが好ましい。
これにより、可動構造体10の弾性力、強度、耐摩耗性を高めることができるので、パック電池100の電気機器300への着脱動作に対する操作性及び耐久性を向上させることができる。
又、本実施の形態においては、可動構造体10を中空の箱状形状としたが、可動構造体は、中空でなくてもよく、又、可動構造体の対向面に係合部と1対の弾性変形可能な脚部を有する構造であれば、箱状以外の他の形状であっても良い。
(3)本実施の形態では、パック電池100側の係合部を凸部(爪部11)電気機器300側の係合部を凹部31としたが、パック電池100側の係合部を凹部、電気機器300側の係合部を凸部としてもよい。
(4)本実施の形態では、可動構造体10の側面15に、ガイド壁104の凹部1041及び1042との係合用の凸部18を設けたが、ガイド壁104側に凸部を設け、可動構造体10の側面15に当該凸部との係合用の凹部を2箇所設け、当該凸部を、可動構造体10が電気機器300と係合されている状態で側面15の一方の凹部と係合させ、可動構造体10と電気機器との係合が解除された状態で、側面15のもう一方の凹部と係合させることとしてもよい。
(5)本実施の形態においては、可動構造体10の脚部16の、図5に示す水平方向の断面形状を曲線状としたが、脚部16の形状は、上記断面形状が曲線状のものに限らず、直線状であってもよいし、多角形状に折れ曲がった形状であってもよい。
又、本実施の形態では、脚部16は、後面21の両側から連出することとしたが、両側に限らず、左右対称であれば、両側以外の位置から連出することとしてもよい。
(6)本実施の形態のパック電池100、200を装着する電気機器の例としては、例えば、携帯用プリンタ、液晶テレビなどの電気機器がある。
(7)本実施の形態では、脚部16は、先端部に、隔壁107と当接する凸部19を有することとしたが、先端部に限らず、その周辺に凸部19を有することとしてもよい。
可動構造体10の構造を示す図である。 本実施の形態に係るパック電池100の展開斜視図を示す。 パック電池100の装着前と装着後の電気機器300の底面側の状態を示す図である。 電気機器300に装着されたパック電池100が電気機器300から取り外される過程における、可動構造体10の爪部11及び開口部14周辺のパック電池100における外観状態の変化を示す図である。 電気機器300に装着されたパック電池100が電気機器300から取り外される過程におけるパック電池100に収納されている可動構造体10の状態の変化を、図4(a)のBで示す部分(パック電池ケースの爪部11の先端から隔壁107が立設されている位置までの範囲)におけるC−C’線断面図で示した部分断面図である。 可動構造体及び上部ケースの開口部の変形例を示す図である。 パック電池100が組み立てられた状態における、パック電池ケース内部の状態を示す図である。 従来のパック電池の備える可動構造体を示す図である。
符号の説明
2、10、20 可動構造体
2A、11 爪部
1、100、200 パック電池
2B 操作部
2C 抑止用リブ
3、300 電気機器
3A、31、33、1041、1042 凹部
12 前面
13、1081 上面
14、109 開口部
15 側面
16 脚部
17 底面
18、19 凸部
21 後面
32、501 コネクタ
104 ガイド壁
105 下部ケース
107 隔壁
108 上部ケース
110 電池部
108 ブレーク設定表記憶部
1051 切り欠き部
1052 基底部
1053 周壁
1101 二次電池
1102 リード板
1103 温度検出部

Claims (4)

  1. 電気機器側の被係合部と係脱する係合部を有し、係合部の被係合部への係脱操作により、電気機器に着脱されるパック電池であって、
    前記係合部は、前記パック電池の電池ケース内の電池占有空間以外の空間からケース壁面を貫通して出没自在な可動構造体における、突出方向側の外面に形成され、
    前記可動構造体における、没入方向側の外面には一対の弾性変形可能な脚部が一体連出され、
    前記各脚部の連出端周辺の一部は、前記電池ケース内の所定の板体に当接され、
    前記可動構造体と電気機器との係合解除は、前記各脚部を湾曲させるように、前記可動構造体を没入方向に移動させることにより、行われ、
    係合解除された前記可動構造体は、前記各脚部の湾曲により生ずる弾性力に対する板体からの反力により、突出方向に移動し、前記被係合部と係合可能な状態になり、
    前記各脚部は、前記板体と当接する部分に、曲面を有する凸部を有し、曲面を介して前記板体と当接されている
    ことを特徴とするパック電池。
  2. 電気機器側の被係合部と係脱する係合部を有し、係合部の被係合部への係脱操作により、電気機器に着脱されるパック電池であって、
    前記係合部は、前記パック電池の電池ケース内の電池占有空間以外の空間からケース壁面を貫通して出没自在な可動構造体における、突出方向側の外面に形成され、
    前記可動構造体における、没入方向側の外面には一対の弾性変形可能な脚部が一体連出され、
    前記各脚部の連出端周辺の一部は、前記電池ケース内の所定の板体に当接され、
    前記可動構造体と電気機器との係合解除は、前記各脚部を湾曲させるように、前記可動構造体を没入方向に移動させることにより、行われ、
    係合解除された前記可動構造体は、前記各脚部の湾曲により生ずる弾性力に対する板体からの反力により、突出方向に移動し、前記被係合部と係合可能な状態になり、
    前記電池ケース内には、一対のガイド壁が、それぞれ、前記可動構造体の突出方向側の外面を挟んで対向するように立設され、
    少なくとも一方の前記ガイド壁の前記可動構造体側の面と、当該面と対向する前記可動
    構造体の外面の何れか一方の面には凸部が設けられ、もう一方の面には、当該凸部との係合用の凹部が2箇所設けられ、両面は、当該凸部を介して当接し、
    当該凸部は、前記可動構造体が電気機器と係合されている状態で、一方の係合用の凹部と係合し、前記可動構造体と電気機器との係合が解除された状態で、もう一方の係合用の凹部と係合する
    ことを特徴とするパック電池。
  3. 前記電池ケース内には、一対のガイド壁が、それぞれ、前記可動構造体の突出方向側の外面を挟んで対向するように立設され、
    少なくとも一方の前記ガイド壁の前記可動構造体側の面と、当該面と対向する前記可動構造体の外面の何れか一方の面には凸部が設けられ、もう一方の面には、当該凸部との係合用の凹部が2箇所設けられ、両面は、当該凸部を介して当接し、
    当該凸部は、前記可動構造体が電気機器と係合されている状態で、一方の係合用の凹部と係合し、前記可動構造体と電気機器との係合が解除された状態で、もう一方の係合用の凹部と係合する
    ことを特徴とする請求項1に記載のパック電池。
  4. 前記パック電池は、前記電池ケースの天板と、天板と対向する前記可動構造体の外面とを連通する指かけ用の開口部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のパック電池。
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