JP4935375B2 - アンテナの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、中継端末装置等の無線通信装置に備えられるアンテナの取付構造に関するものである。
従来のアンテナの取付構造としては、アンテナの基端部にアンテナの延在方向と直交する回動軸を設け、この回動軸から突設された支持片を装置筐体に立設したスタッドにプリント配線板とともに共締めすることにより、支持片を介してアンテナとプリント配線板との間を電気的に接続させるように、アンテナを装置筐体に回動自在に支持したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−254216号公報(段落〔0012〕および〔0019〕、図3)
上述した従来のアンテナの取付構造においては、直接アンテナの支持片をプリント配線板に取り付ける構造としているため、装置筐体の底板からのアンテナの高さとプリント配線板の高さとが略同じ位置に位置付けられる。一般に、プリント配線板は実装される部品の高さ方向の収納スペースを確保するために、可能な限り底板に近接した位置に取り付けるようにしていることにより、必然的にアンテナも底板に近接した位置に位置付けられてしまう。このため、装置筐体の底板を壁に掛けて使用する場合、アンテナが壁に近接することになり、特に鉄筋コンクリート等、金属が内在した壁の場合にアンテナの感度が低下するという問題があった。これを解決するために、アンテナを装置筐体の底板から離間させるように取り付けようとすると、アンテナとプリント配線板とが離れるため、これらの間を導通させるための同軸ケーブルや同軸コネクタ等が必要となり製造コストが嵩むといった問題があった。
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、製造コストを必要最小限としてアンテナの感度を向上させたアンテナの取付構造を提供するところにある。
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、筐体に取り付けられたプリント配線板と、このプリント配線板と電気的に接続されたアンテナとを備え、前記アンテナの基端部に、アンテナと直交する方向に延在する回動軸と、この回動軸を回動自在に支持する支持片とを設け、前記支持片を介して前記アンテナを前記プリント配線板に取り付けたアンテナの取付構造において、前記支持片とプリント配線板との間に、これら支持片とプリント配線板とを電気的に接続する導電性を有するスペーサを介在させ、前記スペーサをナットとし、このナットの一端側から螺合させたねじにより前記プリント配線板を取り付け、ナットの他端側から螺合させたねじにより前記支持片を取り付けたものである。
請求項1に係る発明によれば、スペーサによって筺体が取り付けられる壁等からアンテナを離すことができることにより、アンテナの感度を向上させることができる。また、ナットは市販品を使用でき、かつナットをアンテナの取付けとアンテナとプリント配線板との間の電気的接続とに両用できることにより、部品点数を増加させることなく前記利点を享受できる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係るアンテナの取付構造を実施した装置の平面図、図2は同じく装置の側面図、図3は同じくアッパーケースを取り外した状態を示す平面図、図4は図1におけるIV-IV 線断面図、図5は同じくアンテナの基部を示す要部の斜視図である。
図4に全体を符号1で示す無線送信用子機は、一面に開口2aを有するロアーケース2と、このロアーケース2の開口2aを覆うアッパーケース3と、このアッパーケース3をロアーケース2に取り付けるためのブラケット4と、ロアーケース2の底部を覆うベース板5とによって装置筺体が構成されている。
ロアーケース2は、底部7とこの底部7の周縁から立設された囲い壁8とによって箱状に形成されている。底部7には、プリント配線板9を取り付けるためのスタッド10と、プリント配線板9を載置する載置片11と、後述するアンテナ30の支持片32を取り付けるためのスタッド12とが一体に立設されている。囲い壁8の上端部には、全周にわたって溝13が設けられており、囲い壁8の下端部の一部には、達磨状に形成されたフック孔14aを有するフック14が底部7と同一面方向に突設されている。
アッパーケース3は、断面が弧状に形成された天井部16と、この天井部16の周縁から下方に一体に突設された囲い壁17とによって箱状に形成されており、天井部16の頂部にはねじ挿通孔18が設けられている。天井部16の裏面側の周縁には、平面視リング状に形成された突片19が一体に突設されており、囲い壁17の一部には下方が開口した切欠き20が設けられている。この切欠き20の上端の一部には、図2に示すように波形状に形成された係合部20aが設けられている。
プリント配線板9には、図4に示すように、このプリント配線板9をスタッド10に取り付けるためのねじ22を挿通させる挿通孔23と、後述するスペーサとしての六角ナット37をプリント配線板9に取り付けるためのねじ24を挿通させる挿通孔25とが設けられている。このプリント配線板9上には、図3に示すように電子部品26が実装されている。
ブラケット4は、図4に示すように、プリント配線板9を覆うように略箱状に形成されており、端部に挿通孔28aを有する取付部28が折曲形成されており、中央部にスタッド29が一体に立設されている。
図1において符号30で示すアンテナの基端部には、図5に示すように、このアンテナ30の延在方向と直交するように回動軸31が設けられており、この回動軸31の一端からは扁平状に形成された支持片32が突出し、回動軸31は支持片32に軸線周りを回動自在となるように支持されている。33は回動軸31に同心円上に一体に設けられた大径部であって、外周部には上記したアッパーケース3の係合部20aに係合する波形状に形成された被係合部33aが設けられている。支持片32には二つの挿通孔34,35が設けられている。
図4において、37は導電性を有する材料によって形成されたスペーサとして機能する六角ナットであって、内周部にねじ部37aが設けられている。
次に、図4を用いて、このように構成されたアンテナの取付構造において、アンテナ30をプリント配線板9に取り付ける作業について説明する。図4に示すプリント配線板9の挿通孔25にねじ24を挿通させ、挿通させたねじ24にナット37のねじ部37aを螺合させることにより、ナット37がプリント配線板9上に立設した状態で取り付けられるとともに、ナット37の下端がプリント配線板9の端子部(図示せず)に電気的に接続される。このプリント配線板9をロアーケース2の位置決め用スタッド(図示せず)に仮止め状態で載置する。この状態で、アッパーケース3およびブラケット4はロアーケース2から取り外されロアーケース2の開口2aは開放されている。
次いで、アンテナ30の支持片32をロアーケース2のスタッド12と六角ナット37上に載置し、支持片32の挿通孔34に挿通させたねじ38をスタッド12に螺合させることにより、支持片32がスタッド12に取り付けられる。しかる後、支持片32の挿通孔35に挿通させたねじ39を六角ナット37のねじ部37aに螺合させることにより、支持片32が六角ナット37を介してプリント配線板9に取り付けられ、六角ナット37を介してプリント配線板9とアンテナ30とが電気的に接続される。
このように、支持片32がプリント配線板9およびスタッド12に取り付けられたアンテナ30は、回動軸31が支持片32に軸線周りを回動自在となるように支持されていることにより、指向角度を調整することが可能となる。したがって、アンテナ30が取り付けられたロアーケース2を設置場所としての家屋の壁等にフック14を介して取り付け、この状態でアンテナ30の指向方向を調整する。
アンテナ30の指向方向の調整が終了したら、ブラケット4の取付部28の挿通孔28aに挿通させたねじ22によって、ブラケット4をプリント配線板9とともにスタッド10に共締めする。次いで、アッパーケース3の突片19をロアーケース2の溝13内に嵌合させ、アッパーケース3のねじ挿通孔18に挿通させたねじ40をスタッド29に螺合させることにより、アッパーケース3がロアーケース2にブラケット4を介して取り付けられる。このとき、アッパーケース3の係合部20aがアンテナ30の被係合部33aに係合することにより、アンテナ30の調整された指向方向が第三者によって故意または誤って変えられるようなことがなくなる。
このように、アンテナ30の支持片32とプリント配線板9との間に六角ナット37を介在させたことにより、ベース板5とアンテナ30との間の間隔Lが従来よりも大きくなる。このため、装置筺体が取り付けられる家屋の壁等からアンテナ30を離すことができることにより、アンテナ30の感度を向上させることができる。また、ナット37は市販品をそのまま使用でき、かつナット37をアンテナ30の取付けとアンテナ30とプリント配線板9との間の電気的接続とに両用できることにより、コネクタ等を使用する場合と比べ部品点数を格別増加することなく構成できる。
なお、本実施の形態においては、アンテナ30の支持片32をロアーケース2のスタッド12に取り付けるようにしたが、六角ナット37を介してプリント配線9に取り付けるだけでも取付強度が充分な場合は、支持片32をスタッド12に取り付ける必要はない。
本発明に係るアンテナの取付構造を実施した装置の平面図である。 本発明に係るアンテナの取付構造を実施した装置の側面図である。 本発明に係るアンテナの取付構造を実施した装置においてアッパーケースを取り外した状態を示す平面図である。 図1におけるIV-IV 線断面図である。 本発明に係るアンテナの基部を示す要部の斜視図である。
符号の説明
1…無線送信用子機、2…ロアーケース、3…アッパーケース、9…プリント配線板、24,39…ねじ、30…アンテナ、31…回動軸、32…支持片、37…六角ナット(スペーサ)、37a…ねじ部。

Claims (1)

  1. 筐体に取り付けられたプリント配線板と、このプリント配線板と電気的に接続されたアンテナとを備え、前記アンテナの基端部に、アンテナと直交する方向に延在する回動軸と、この回動軸を回動自在に支持する支持片とを設け、前記支持片を介して前記アンテナを前記プリント配線板に取り付けたアンテナの取付構造において、前記支持片とプリント配線板との間に、これら支持片とプリント配線板とを電気的に接続する導電性を有するスペーサを介在させ、前記スペーサをナットとし、このナットの一端側から螺合させたねじにより前記プリント配線板を取り付け、ナットの他端側から螺合させたねじにより前記支持片を取り付けたことを特徴とするアンテナの取付構造。
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