JP4934980B2 - バスレシーバ回路及び該バスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法 - Google Patents

バスレシーバ回路及び該バスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法 Download PDF

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Description

この発明は、バスレシーバ回路及び該バスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法に係り、特に、多数の負荷が接続されているバス線からバス信号を受け取る場合に用いて好適なバスレシーバ回路及び該バスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法に関する。
バスレシーバ回路は、バス線に接続され、同バス線からバス信号を受け取るバッファとしての機能を有しているが、多数の負荷が接続されているバス線上では、反射などの影響によりバス信号に波形歪みが発生することがある。このため、この波形歪みをバスレシーバ回路が取り込んでしまうという誤動作を防止することが要求されている。
この種のバスレシーバ回路は、従来では、たとえば図3に示すように、シュミットトリガ型バッファ1と、遅延型フリップフロップ(F/F)2とから構成されている。シュミットトリガ型バッファ1は、バス信号bがクロックパルスckに同期して伝送されているバス線Bから同バス信号bを受け取り、バス信号cとしてF/F2へ送出する。F/F2は、バス信号cをクロックパルスckに同期して受け取る。このバスレシーバ回路では、シュミットトリガ型バッファ1の有しているヒステリシス特性に応じた対ノイズ特性が得られる。
また、従来、この種の技術としては、たとえば、次のような文献に記載されたものがある。
特許文献1に記載された通信装置では、入力クロックパルスの論理レベルの変化点が検出され、この変化点の検出後、同一レベル持続監視回路により、所定の時間に信号変化がなく持続したことが監視された場合、データがラッチされる。
特許文献2に記載されたノイズ除去バスレシーバでは、予め2つのリファレンス電圧が設定され、それぞれ別々の差動増幅回路に入力され、同差動増幅回路の出力が適宜切り替えられる。このため、入力信号にノイズが発生しても、誤った信号が取り込まれないようになっている。
特開2001−318882号公報(要約書、図6) 特開平10−093403号公報(要約書、図1、図2、図4)
しかしながら、上記従来のバスレシーバ回路では、次のような問題点があった。
すなわち、図3のバスレシーバ回路は、シュミットトリガ型バッファ1が用いられているが、バス信号bに含まれるノイズの電圧レベルが同バッファ1のヒステリシス特性の上限値又は下限値を越えた場合には、対ノイズ特性が得られないという問題点がある。
また、特許文献1に記載された通信装置では、入力クロックパルスの論理レベルの変化点が検出され、また、所定時間データが持続しているか否かの判定が行われるようになっているため、この発明とは構成が異なる。
特許文献2に記載されたノイズ除去バスレシーバでは、信号の立ち上がり変化直後にノイズ分が重畳され、第1のリファレンス電位を下回っても良いが、第2のリファレンス電位を下回るようなノイズがあった場合、所望の動作が得られるず、回路は誤動作する。
同様に、信号立ち下がり変化直後にノイズ分が重畳され、第2のリファレンス電位を上回っても良いが、第1のリファレンス電位を上回るようなノイズがあった場合、所望の動作が得られず、回路が誤動作する。このため、発生するノイズ量を予め見込んでリファレンス電圧を設定しておく必要があるなど、未知のノイズ量が発生するようなバスには対応できないという問題点がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、多数の負荷が接続されているバス線からバス信号を受け取る場合、同バス信号の正規の変化タイミング以外で発生した波形歪み(ノイズ)の影響を除去することが可能なバスレシーバ回路を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路に係り、前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去するノイズ除去回路が設けられていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のバスレシーバ回路に係り、前記ノイズ除去回路は、前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドを解除する構成とされていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載のバスレシーバ回路に係り、前記ノイズ除去回路は、前記バス信号の電圧レベルの変化を検出して信号変化検出信号を出力する信号変化検出回路と、前記1発のクロックパルスに基づいて当該1/2周期の後端に達する直前にリセット信号を出力するリセット回路と、前記信号変化検出回路により当該1/2周期における最初の前記信号変化検出信号が出力されたとき、アクティブモードのホールド信号を出力する一方、前記リセット信号が与えられたとき、ノンアクティブモードの前記ホールド信号を出力するホールド信号制御部と、前記ホールド信号がアクティブモードのとき、前記バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドする一方、前記ホールド信号がノンアクティブモードのとき、該ホールドを解除するホールド回路とから構成されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のバスレシーバ回路に係り、前記信号変化検出回路は、前記バス信号を所定の閾値を基準としてデジタルの波形に整形して第1の整形バス信号を出力する波形整形回路と、前記第1の整形バス信号を所定の位相角だけ遅延させて第2の整形バス信号を出力する遅延回路と、前記第1の整形バス信号と第2の整形バス信号との排他的論理和をとることにより、前記信号変化検出信号を出力する排他的論理和回路とから構成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、ノイズ除去方法に係り、所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路に用いられ、前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のノイズ除去方法に係り、前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドの解除を行うことを特徴としている。
この発明の構成によれば、バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前端よりも後の期間であって、後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去するノイズ除去回路が設けられているので、ノイズのない正しいバス信号を取り込むバスレシーバ回路を提供することができる。また、ノイズ除去回路は、バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に同バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドを解除する構成とされているので、ノイズのない正しいバス信号を取り込むバスレシーバ回路を提供することができる。
また、信号変化検出回路により、バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化が検出されると同時に、ホールド回路により、同バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルがホールドされ、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドの解除が行われるので、バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に当該1/2周期の前端よりも後かつ後端よりも前の期間に同バス信号に含まれているノイズ(すなわち、正規の変化タイミング以外で発生するノイズ)が除去され、ノイズのない正しいバス信号を取り込むバスレシーバ回路を提供することができる。
また、信号変化検出回路は、バス信号を所定の閾値を基準としてデジタルの波形に整形して第1の整形バス信号を出力する波形整形回路と、同第1の整形バス信号を所定の位相角だけ遅延させて第2の整形バス信号を出力する遅延回路と、同第1の整形バス信号と第2の整形バス信号との排他的論理和をとることにより、信号変化検出信号を出力する排他的論理和回路とから構成されているので、比較的簡単な構成でノイズのない正しいバス信号を取り込むバスレシーバ回路を提供することができる。
バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に同バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドの解除を行うことにより、当該1/2周期の前端よりも後かつ後端よりも前の期間に同バス信号に含まれているノイズを除去するバスレシーバ回路を提供する。
図1は、この発明の実施例であるバスレシーバ回路の要部の電気的構成を示す回路図である。
この例のバスレシーバ回路は、同図に示すように、バス信号入力端子10と、信号変化検出部20と、ホールド信号制御部30と、ホールド回路40と、リセットパルス発生部50と、フリップフロップ(F/F)60とから構成されている。バス信号入力端子10は、バス信号bが1/2周期毎にクロックパルスckに同期して伝送されているバス線Bに接続され、同バス線Bから同バス信号bを入力する。
信号変化検出部20は、バッファ21,22と、遅延素子23と、ExOR回路(排他的論理和回路)24とから構成されている。バッファ21,22は、バス信号入力端子10を介して入力されたバス信号bを所定の閾値を基準としてデジタルの波形に整形して第1の整形バス信号c,dを出力する。遅延素子23は、たとえば偶数個のCMOSインバータが直列接続されて構成され、第1の整形バス信号dを所定の位相角だけ遅延させて第2の整形バス信号eを出力する。ExOR回路24は、第1の整形バス信号cと第2の整形バス信号eとの排他的論理和をとることにより、信号変化検出信号fを出力する。この信号変化検出部20は、バス信号bの電圧レベルの変化を検出して信号変化検出信号fを出力する。また、上記遅延素子23の位相角は、バス信号bが変化したときに信号変化検出部20から信号変化検出信号fが出力される値に設定されている。
リセットパルス発生部50は、クロックパルスckに基づいて当該1/2周期の後端に達する直前のタイミングでリセット信号rを出力する。ホールド信号制御部30は、セレクタ回路31と、AND回路32とから構成されている。セレクタ回路31は、一方の入力側[0]に信号変化検出部20からの信号変化検出信号fが入力され、他方の入力側[1]には、同セレクタ回路31の出力側が帰還接続され、ホールド信号hが入力される。セレクタ回路31の選択制御入力端子には、AND回路32からの選択信号gが入力される。AND回路32は、リセット信号rとホールド信号hとの論理をとることにより、選択信号gを出力する。このホールド信号制御部30は、信号変化検出部20により当該1/2周期における最初の信号変化検出信号fが出力されたとき、アクティブモードのホールド信号hを出力する一方、リセットパルス発生部50からリセット信号rが与えられたとき、ノンアクティブモードのホールド信号hを出力する。
ホールド回路40は、セレクタ回路で構成され、一方の入力側[0]にバス信号入力端子10からのバス信号bが入力され、他方の入力側[1]には、同ホールド回路40の出力側が帰還接続されている。このホールド回路40は、ホールド信号制御部30からのホールド信号hがアクティブモードのとき、バス信号bの電圧レベルに対応した論理レベルをホールドしてバス信号jとして出力する一方、同ホールド信号hがノンアクティブモードのとき、同ホールドを解除する。フリップフロップ(F/F)60は、たとえば遅延型フリップフロップで構成され、ホールド回路40からのバス信号jをクロックパルスckに同期して受け取る。
図2は、図1のバスレシーバ回路の動作を説明する波形図である。
この図を参照して、この例のバスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法の処理内容について説明する。
このバスレシーバ回路では、バス信号bの1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化が検出されると同時に同バス信号bの電圧レベルに対応した論理レベルがホールドされ、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドの解除が行われる。このため、バス信号bの1/2周期毎に当該1/2周期の前端よりも後かつ後端よりも前の期間に同バス信号bに含まれているノイズが除去される。
すなわち、バス信号bは、たとえば図2に示すように、初期状態では、閾値Vtを基準として低レベル(以下、“L”という)であり、時刻t0(すなわち、当該1/2周期の前端)から高レベル(以下、“H”という)へ遷移した後、バス線B上の信号反射により瞬間的に“L”へ低下して波形歪み(ノイズ)Pが発生し、また、時刻t1(すなわち、当該1/2周期の後端)にて“H”から“L”へ遷移した後、同様の信号反射により瞬間的に“H”へ上昇して波形歪み(ノイズ)Qが発生する。
このようなバス信号bの変化に伴い、バッファ21,22から出力される第1の整形バス信号c,dは、時刻t0にて同バス信号bが立ち上がると立ち上がり、反射ノイズなどの波形歪みPの発生により瞬間的に波形が立ち下がった場合にも瞬間的に“L”となり、その後の時刻t1における立ち下がり、及びノイズQに対しても同様に遷移する。また、遅延素子23から出力される第2の整形バス信号eは、第1の整形バス信号dに対して位相角Δt1だけ遅延されたものになっている。第1の整形バス信号c及び第2の整形バス信号eは、ExOR回路24により排他的論理和がとられ、同ExOR回路24から信号変化検出信号fが出力される。この信号変化検出信号fは、バス信号bの変化を示しているものであり、B点及びC点のタイミングでノイズ成分による変化も重畳されている。
この信号変化検出信号fを用いてノイズ成分の重畳されたバス信号bから同ノイズ成分を除去したバス信号を取り込むことを考える。バス信号bの正規の変化タイミングは、図2中のA点とD点であることから、同A点及びD点でバス信号bをホールド回路40で取り込むために、信号変化検出信号fの波形を次の手順で整形する。
すなわち、選択信号gが“L”のとき、信号変化検出信号fがセレクタ回路31の入力側[0]に取り込まれ、同選択信号gが“H”のとき、セレクタ回路31の出力側からのホールド信号hがセレクタ回路31の入力側[1]に取り込まれる。選択信号gは、AND回路32にてリセット信号rとホールド信号hとの論理をとることにより出力される。リセット信号rは、リセットパルス発生部50により、定常状態では“H”、及び発生時のみ瞬間的に“L”となるように生成される。
信号変化検出信号fが立ち上がる直前では、選択信号gが“L”であるため、ホールド信号hは“L”となっているが、信号変化検出信号fがA点のタイミングで“L”から“H”に立ち上がると、ホールド信号hが“H”となると共に、選択信号gが“H”となり、ホールド信号hは“H”の状態が保持される。この状態では、ホールド信号hは、信号変化検出信号fの波形の変化の影響を受けない。この後、C点のタイミング以降でバス信号bにノイズが発生しなくなったとき、リセットパルス発生部50からリセット信号rが発生して選択信号gが“L”となり、信号変化検出信号fがセレクタ回路31の入力側[0]に入力され、タイミングGでホールド信号hが“L”となる。このタイミングGは、リセットパルス発生部50により、クロックパルスckの立ち上がりエッジから時間Δt2後になるように設定されている。
この後、D点のタイミング(すなわち、当該1/2周期の後端)で、A点のタイミングと同様にバス信号bの変化が検出され、信号変化検出信号fでは、B点及びC点のタイミングと同様に、E点及びF点のタイミングでノイズ成分による変化が重畳され、上記と同様の動作が行われる。ホールド回路40では、ホールド信号hが“L”のときにバス信号bが選択され、同ホールド信号hが“H”のときに同ホールド回路40から出力されるバス信号jが取り込まれる。このため、ホールド信号hが図2に示すように変化した場合、ホールド回路40では、A点又はD点のタイミングで同ホールド信号hが立ち上がる瞬間にバス信号bがホールドされる。バス信号bが一度ホールドされると、その後のバス信号bにノイズが発生しても、ホールド回路40で正しいバス信号bが保持されているため、フリップフロップ60には、ホールド回路40からノイズの影響のないバス信号jが取り込まれる。時刻t2以降も、同様の動作が繰り返される。
以上のように、この実施例では、信号変化検出部20により、バス信号bの1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化が検出されると同時に、ホールド回路40により、同バス信号bの電圧レベルに対応した論理レベルがホールドされ、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドの解除が行われる。このため、バス信号bの1/2周期毎に当該1/2周期の前端よりも後かつ後端よりも前の期間に同バス信号bに含まれているノイズ(すなわち、正規の変化タイミング以外で発生するノイズ)が除去され、フリップフロップ60に正しいバス信号jが取り込まれる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は同実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更などがあっても、この発明に含まれる。
たとえば、信号変化検出部20では、バッファ21,22のうちの1つを削除し、1つのバッファの出力側をExOR回路24の入力側及び遅延素子23の入力側に接続した構成としても良い。また、フリップフロップ60は、遅延型フリップフロップに限定されず、クロックパルスckに同期してデータを取り込む回路であれば、任意のもので良い。
また、上記実施例では、バス信号bに波形歪み(ノイズ)P,Qが1回ずつ発生しているが、当該1/2周期中に、より多くの波形歪みが発生する場合でも、上記実施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。また、上記実施例では、1発のクロックパルスckに基づいて、リセットパルス発生部50から1回のリセット信号rが出力されるが、同リセットパルス発生部50にクロックパルスckをカウンタするカウンタを設けることにより、複数発のクロックパルスckに基づいて1回のリセット信号rが出力されるようにしても良い。
この発明は、クロックパルスに同期して伝送されているデジタル信号にノイズが含まれている場合に、ノイズを除去して受け取る装置全般に適用できる。
この発明の実施例であるバスレシーバ回路の要部の電気的構成を示す回路図である。 図1のバスレシーバ回路の動作を説明する波形図ある。 従来のバスレシーバ回路の要部の電気的構成を示す回路図である。
符号の説明
10 バス信号入力端子(バスレシーバ回路の一部)
20 信号変化検出部(ノイズ除去回路の一部)
21,22 バッファ(ノイズ除去回路の一部、波形整形回路)
23 遅延素子(ノイズ除去回路の一部、遅延回路)
24 ExOR回路(排他的論理和回路、ノイズ除去回路の一部)
30 ホールド信号制御部(ノイズ除去回路の一部)
31 セレクタ回路(ノイズ除去回路の一部)
32 AND回路(ノイズ除去回路の一部)
40 ホールド回路(ノイズ除去回路の一部)
50 リセットパルス発生部(ノイズ除去回路の一部、リセット回路)
60 フリップフロップ(F/F)(バスレシーバ回路の一部)

Claims (6)

  1. 所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路であって、
    前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去するノイズ除去回路が設けられていることを特徴とするバスレシーバ回路。
  2. 前記ノイズ除去回路は、
    前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドを解除する構成とされていることを特徴とする請求項1記載のバスレシーバ回路。
  3. 前記ノイズ除去回路は、
    前記バス信号の電圧レベルの変化を検出して信号変化検出信号を出力する信号変化検出回路と、
    前記1発のクロックパルスに基づいて当該1/2周期の後端に達する直前にリセット信号を出力するリセット回路と、
    前記信号変化検出回路により当該1/2周期における最初の前記信号変化検出信号が出力されたとき、アクティブモードのホールド信号を出力する一方、前記リセット信号が与えられたとき、ノンアクティブモードの前記ホールド信号を出力するホールド信号制御部と、
    前記ホールド信号がアクティブモードのとき、前記バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドする一方、前記ホールド信号がノンアクティブモードのとき、該ホールドを解除するホールド回路とから構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバスレシーバ回路。
  4. 前記信号変化検出回路は、
    前記バス信号を所定の閾値を基準としてデジタルの波形に整形して第1の整形バス信号を出力する波形整形回路と、
    前記第1の整形バス信号を所定の位相角だけ遅延させて第2の整形バス信号を出力する遅延回路と、
    前記第1の整形バス信号と第2の整形バス信号との排他的論理和をとることにより、前記信号変化検出信号を出力する排他的論理和回路とから構成されていることを特徴とする請求項3記載のバスレシーバ回路。
  5. 所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路に用いられ、
    前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去することを特徴とするノイズ除去方法。
  6. 前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドの解除を行うことを特徴とする請求項5記載のノイズ除去方法。
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