JP4934980B2 - バスレシーバ回路及び該バスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に記載された通信装置では、入力クロックパルスの論理レベルの変化点が検出され、この変化点の検出後、同一レベル持続監視回路により、所定の時間に信号変化がなく持続したことが監視された場合、データがラッチされる。
すなわち、図3のバスレシーバ回路は、シュミットトリガ型バッファ1が用いられているが、バス信号bに含まれるノイズの電圧レベルが同バッファ1のヒステリシス特性の上限値又は下限値を越えた場合には、対ノイズ特性が得られないという問題点がある。
同様に、信号立ち下がり変化直後にノイズ分が重畳され、第2のリファレンス電位を上回っても良いが、第1のリファレンス電位を上回るようなノイズがあった場合、所望の動作が得られず、回路が誤動作する。このため、発生するノイズ量を予め見込んでリファレンス電圧を設定しておく必要があるなど、未知のノイズ量が発生するようなバスには対応できないという問題点がある。
この例のバスレシーバ回路は、同図に示すように、バス信号入力端子10と、信号変化検出部20と、ホールド信号制御部30と、ホールド回路40と、リセットパルス発生部50と、フリップフロップ(F/F)60とから構成されている。バス信号入力端子10は、バス信号bが1/2周期毎にクロックパルスckに同期して伝送されているバス線Bに接続され、同バス線Bから同バス信号bを入力する。
この図を参照して、この例のバスレシーバ回路に用いられるノイズ除去方法の処理内容について説明する。
このバスレシーバ回路では、バス信号bの1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化が検出されると同時に同バス信号bの電圧レベルに対応した論理レベルがホールドされ、同1/2周期の後端に達する直前に同ホールドの解除が行われる。このため、バス信号bの1/2周期毎に当該1/2周期の前端よりも後かつ後端よりも前の期間に同バス信号bに含まれているノイズが除去される。
すなわち、選択信号gが“L”のとき、信号変化検出信号fがセレクタ回路31の入力側[0]に取り込まれ、同選択信号gが“H”のとき、セレクタ回路31の出力側からのホールド信号hがセレクタ回路31の入力側[1]に取り込まれる。選択信号gは、AND回路32にてリセット信号rとホールド信号hとの論理積をとることにより出力される。リセット信号rは、リセットパルス発生部50により、定常状態では“H”、及び発生時のみ瞬間的に“L”となるように生成される。
たとえば、信号変化検出部20では、バッファ21,22のうちの1つを削除し、1つのバッファの出力側をExOR回路24の入力側及び遅延素子23の入力側に接続した構成としても良い。また、フリップフロップ60は、遅延型フリップフロップに限定されず、クロックパルスckに同期してデータを取り込む回路であれば、任意のもので良い。
また、上記実施例では、バス信号bに波形歪み(ノイズ)P,Qが1回ずつ発生しているが、当該1/2周期中に、より多くの波形歪みが発生する場合でも、上記実施例とほぼ同様の作用、効果が得られる。また、上記実施例では、1発のクロックパルスckに基づいて、リセットパルス発生部50から1回のリセット信号rが出力されるが、同リセットパルス発生部50にクロックパルスckをカウンタするカウンタを設けることにより、複数発のクロックパルスckに基づいて1回のリセット信号rが出力されるようにしても良い。
20 信号変化検出部(ノイズ除去回路の一部)
21,22 バッファ(ノイズ除去回路の一部、波形整形回路)
23 遅延素子(ノイズ除去回路の一部、遅延回路)
24 ExOR回路(排他的論理和回路、ノイズ除去回路の一部)
30 ホールド信号制御部(ノイズ除去回路の一部)
31 セレクタ回路(ノイズ除去回路の一部)
32 AND回路(ノイズ除去回路の一部)
40 ホールド回路(ノイズ除去回路の一部)
50 リセットパルス発生部(ノイズ除去回路の一部、リセット回路)
60 フリップフロップ(F/F)(バスレシーバ回路の一部)
Claims (6)
- 所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路であって、
前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去するノイズ除去回路が設けられていることを特徴とするバスレシーバ回路。 - 前記ノイズ除去回路は、
前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドを解除する構成とされていることを特徴とする請求項1記載のバスレシーバ回路。 - 前記ノイズ除去回路は、
前記バス信号の電圧レベルの変化を検出して信号変化検出信号を出力する信号変化検出回路と、
前記1発のクロックパルスに基づいて当該1/2周期の後端に達する直前にリセット信号を出力するリセット回路と、
前記信号変化検出回路により当該1/2周期における最初の前記信号変化検出信号が出力されたとき、アクティブモードのホールド信号を出力する一方、前記リセット信号が与えられたとき、ノンアクティブモードの前記ホールド信号を出力するホールド信号制御部と、
前記ホールド信号がアクティブモードのとき、前記バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドする一方、前記ホールド信号がノンアクティブモードのとき、該ホールドを解除するホールド回路とから構成されていることを特徴とする請求項1又は2記載のバスレシーバ回路。 - 前記信号変化検出回路は、
前記バス信号を所定の閾値を基準としてデジタルの波形に整形して第1の整形バス信号を出力する波形整形回路と、
前記第1の整形バス信号を所定の位相角だけ遅延させて第2の整形バス信号を出力する遅延回路と、
前記第1の整形バス信号と第2の整形バス信号との排他的論理和をとることにより、前記信号変化検出信号を出力する排他的論理和回路とから構成されていることを特徴とする請求項3記載のバスレシーバ回路。 - 所定の周期をもつバス信号が、当該バス信号の1/2周期毎に1発のクロックパルスに同期して伝送されるバス線から前記バス信号を前記1発のクロックパルスに同期して受け取るバスレシーバ回路に用いられ、
前記バス信号の正規の変化タイミングである前端から次の正規の変化タイミングである後端にわたる1/2周期毎に、当該1/2周期の前記前端よりも後の期間であって、前記後端よりも前の期間に前記バス信号に含まれているノイズを除去することを特徴とするノイズ除去方法。 - 前記バス信号の1/2周期毎に、当該1/2周期の前端以降の最初の変化を検出すると同時に該バス信号の電圧レベルに対応した論理レベルをホールドし、該1/2周期の後端に達する直前に該ホールドの解除を行うことを特徴とする請求項5記載のノイズ除去方法。
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