JP4933716B2 - 研磨パッド - Google Patents

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、化学機械的平坦化プロセスにおいて、接触面積に対して研磨組成物の関連体積を増大させることに関する。
【0002】
(背景技術)
三次元固定研摩研磨パッドは、半導体装置の製造に好適なウェハの表面に存在する誘電体、金属線および相互接続を平坦化し研磨するために、化学機械的平坦化プロセスに用いられている。研磨パッド上の三次元構造は、円形ポスト、四角形ポスト、六角形ポスト、角錐および角錐台の形態で基板表面から伸張している。
【0003】
たいていの化学機械的平坦化プロセスの最中、研磨組成物は半導体ウェハ表面と接触する。研磨組成物は、ウェハ表面を化学的に変性して、表面をより除去しやすいよう修正する。化学機械的平坦化プロセスに用いられる固定研摩研磨パッドおよび多くの粒子スラリーパッドの組み合わせは、ウェハの変性層および使用済み研磨組成物を除去して、ウェハ表面に所望の最終特性が得られるまで、表面変性/除去プロセスを繰り返すことができる。
【0004】
(発明の開示)
一態様において、本発明は、a)[[V Vs]/Aas]/√Auc>5
は、単位格子の面積および単位格子の構造の高さにより決まる体積、
Vsは、単位格子の構造の体積、
Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
Aucは、単位格子の面積である単位格子パラメータにより定められる、反復し、三次元構造を少なくとも一部に有する複数の単位格子を表面に含む物品と、ウェハの表面とを接触させる工程と、
b)ウェハの表面と化学反応性を有する研磨組成物であって、ウェハの表面の少なくとも一部の除去レートを向上させるか或いは阻害するかのいずれかが可能な研磨組成物を存在させて、ウェハと物品のうち少なくとも一つを互いに動かす工程とを含む、半導体装置の製造に好適なウェハの化学変性方法を特徴としている。
【0005】
一実施形態において、ウェハの一部は、ウェハの化学的に別個の相を含む。他の実施形態において、単位格子は複数の三次元構造を含む。一実施形態において、[[V Vs]/Aas]/√Auc=10である。他の実施形態において、[[V Vs]/Aas]/√Auc=15である。一実施形態において、[[V Vs]/Aas]/√Auc=20である。
【0006】
他の実施形態において、少なくとも一つの寸法が、構造の見かけの接触面積を1μm〜500μm以下に画定する。他の実施形態において、少なくとも一つの寸法が、構造の見かけの接触面積を1μm〜200μm以下に画定する。他の実施形態において、個々の構造の見かけの接触面積は1μm〜200,000μmである。
【0007】
一実施形態において、構造の高さは10μm〜500μmである。他の実施形態において、15μm≧Auc≧2000μmである。
【0008】
他の実施形態において、単位格子は1つの三次元構造を含む。他の実施形態において、単位格子は多数の三次元構造を含む。ある実施形態において、単位格子は多数の三次元構造の一部を含む。
【0009】
ある実施形態において、物品は半導体装置の製造に好適なウェハの表面を変性するための固定研摩物品であり、さらに、半導体装置の製造に好適なウェハの表面を平坦化するのに十分な寸法である物品の領域に所定の配列で配置された複数の固定研摩構造を含む。
【0010】
他の実施形態において、その領域は、少なくとも約10個の構造/直線cm、少なくとも約50個の構造/直線cm、または少なくとも約500個の構造/直線cmを含む。
【0011】
ある実施形態において、三次元構造はその領域に均一に分布している。他の実施形態において、三次元構造は、繰り返し周期を有するパターンで配列されている。一実施形態において、三次元構造の少なくともいくつかがクラスタで配置されている。
【0012】
一実施形態において、三次元構造はさらにバインダーと、バインダー中に配置された研摩粒子とを含む。他の実施形態において、三次元構造は無機研摩粒子を実質的に含まない。一実施形態において、三次元構造はウェハと反応する成分を実質的に含まない。
【0013】
ある実施形態において、三次元構造は、立方体ポスト、円柱状ポスト、矩形状ポスト、プリズム、角錐、角錐台、円錐、円錐台、十字、半球およびこれらの組み合わせからなる群より選択される形状である。一実施形態において、三次元構造が角錐形で、角錐の基部に対して異なる傾斜の側面を有している。他の実施形態において、実質的に全ての三次元構造が同じ形状および寸法を有している。
【0014】
ある実施形態において、三次元構造は研磨要素上に配置されており、物品はa)弾性要素と、b)研磨要素と弾性要素の間に配置された剛性要素とをさらに含む。他の実施形態において、剛性要素は研磨要素と弾性要素に結合している。
【0015】
一実施形態において、本方法には、半導体装置の製造に好適なウェハの表面を平坦化することが含まれる。他の実施形態において、本方法には、半導体装置の製造に好適なウェハの金属表面(例えば、銅)を平坦化することが含まれる。他の実施形態において、本方法には、半導体装置の製造に好適なウェハの誘電体表面を平坦化することが含まれる。ある実施形態において、本方法は可聴の振動が実質的にない。
【0016】
ある実施形態において、本方法は、無機研摩粒子を存在させずに実施される。他の実施形態において、研磨組成物は研摩粒子を含む。他の実施形態において、研磨組成物は研摩粒子を実質的に含まない。
【0017】
一実施形態において、本方法はさらに、少なくとも約200分にわたって、少なくとも1つのウェハの表面から少なくとも500オングストロームの材料/分を除去することを含む。他の実施形態において、本方法はさらに、少なくとも1つのウェハの表面から少なくとも500オングストロームの材料/分を除去し、約10%以下ののウェハ不均一性を有するウェハを提供することを含む。
【0018】
他の実施形態において、構造は細長いプリズム構造を含む。他の実施形態において、構造は細長い畦を含む。
【0019】
他の態様において、本発明は、a)[[V Vs]/Aas]/√Auc>1であるような単位格子パラメータであって、
は、単位格子の面積および単位格子の構造の高さにより決まる体積、
Vsは、単位格子の構造の体積、
Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
Aucは、単位格子の面積である単位格子パラメータにより定められる、実質的に無機研摩粒子を含まない三次元構造を少なくとも一部に有する単位格子であって、反復する複数の単位格子を表面に含む物品と、ウェハの表面とを接触させる工程と、
b)ウェハの表面と化学反応性を有する研磨組成物であって、ウェハの表面の少なくとも一部の除去レートを向上させるか或いは阻害するかのいずれかが可能な研磨組成物を存在させて、ウェハと物品のうち少なくとも一つを互いに動かす工程とを含む、半導体装置の製造に好適なウェハの化学変性方法を特徴としている。
【0020】
他の態様において、本発明は、a)[[V Vs]/Aas]/√Auc>1であるような単位格子パラメータであって、
は、単位格子の面積および単位格子の構造の高さにより決まる体積、
Vsは、単位格子の構造の体積、
Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
Aucは、単位格子の面積である単位格子パラメータにより定められる、実質的に無機研摩粒子を含まない三次元構造を少なくとも一部に有する単位格子であって、反復する複数の単位格子を表面に含む物品と、
b)比較的より弾性を有する要素と、
c)比較的より弾性を有する要素と第1の要素との間に配置された比較的より剛性を有する要素とを含む、化学機械的平坦化プロセスに用いるのに好適な物品を特徴としている。
【0021】
ある実施形態において、三次元構造は、半導体装置の製造に好適なウェハ表面の化学変性に寄与することが可能である。一実施形態において、物品はウェブの形態である。他の実施形態において、物品は円形研磨パッドの形態である。
【0022】
一態様において、本発明は、[[V Vs]/Aas]/√Auc>1であるような単位格子であって、
は、単位格子の面積および単位格子の構造の高さにより決まる体積、
Vsは、単位格子の構造の体積、
Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
Aucは、単位格子の面積である単位格子パラメータにより定められる、実質的に無機研摩粒子を含まない三次元構造の少なくとも一部を有する単位格子であって、反復する複数の単位格子を表面に含む物品を含む、化学機械的平坦化プロセスに用いるのに好適な物品によって特徴付けられる。ある実施形態において、本物品はさらに、比較的より弾性を有する要素と、比較的より弾性を有する要素と第1の要素との間に配置された比較的より剛性を有する要素とをさらに含む。
【0023】
他の態様において、本発明は、
[[V Vs]/Aas]/√Auc>5であるような単位格子であって、
は、単位格子の面積および単位格子の構造の高さにより決まる体積、
Vsは、単位格子の構造の体積、
Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
Aucは、単位格子の面積である単位格子パラメータにより定められる、三次元構造を少なくとも一部に有する単位格子であって、反復する複数の単位格子を表面に含む物品を含む、化学機械的平坦化プロセスに用いるのに好適な物品によって特徴付けられる。ある実施形態において、三次元構造は研摩粒子を含む。他の実施形態において、三次元構造は、半導体装置の製造に好適なウェハ表面の化学変性に寄与することが可能である。一実施形態において、本物品はさらに、比較的より弾性を有する要素と、比較的より弾性を有する要素と第1の要素との間に配置された比較的より剛性を有する要素とをさらに含む。
【0024】
他の実施形態において、本物品は、少なくとも約200分にわたって、半導体装置の製造に好適なウェハから少なくとも500オングストロームの材料/分を除去することが可能である。他の実施形態において、本物品は、半導体装置の製造に好適な複数のウェハの表面から少なくとも500オングストロームの材料/分を除去し、約10%以下のウェハ不均一性を有するウェハを提供することができる。他の実施形態において、物品はウェブの形態である。他の実施形態において、物品は円形研磨パッドの形態である。
【0025】
「単位格子」という用語は、半導体装置の製造に好適なウェハの表面を変性するための物品の平面を小区分に分ける二次元配列構造の繰り返し最小単位のことを指す。単位格子は、結晶学業界でいう単位格子と同義である。単位格子は、面を小区分に分けるために、線または点およびこれらの組み合わせを超えた移動、回転、反射を必要とする。面を小区分に分ける単位格子は2つ以上である。例えば、図1において、物品の面を小区分に分ける最小の繰り返し単位は三角である。本発明において、上述した単位格子の定義の例外は、細長い平行構造を含む物品、すなわち、互いに平行に配列された、長さ寸法対幅寸法の比率が少なくとも2:1となるような幅寸法より大きな長さ寸法を有する構造の場合に生じる。細長い平行構造を含む物品については、単位格子は任意で、構造の幅プラス構造間の間隔の幅の合計の二乗として設定される、すなわち、長さ寸法を、構造の幅寸法プラス近接する構造間の間隔の幅寸法の合計に等しくなるように任意で選択する。
【0026】
「見かけの接触面積」という言い回しは、2つのエンティティがある負荷をかけて互いに接触するときに、半導体装置の製造に好適なウェハの表面接触ることができると考えられるエンティティ、すなわち構造または研磨パッドの上部表面の面積を指す。半導体装置の製造に好適なウェハの表面接触る実際の面積、すなわち、接触の実際の面積は、見かけの接触面積より少ないと考えられる。
【0027】
「%見かけの含有面積」という言い回しは、半導体装置の製造に好適なウェハの表面を平坦化するのに好適な寸法の物品の領域内において、総平面積に対する見かけの接触面積を構成する物品上の面積のことを指す。
【0028】
式[[V Vs]/Aas]/√Auc>5を満たす単位格子を有する研磨パッドは、ウェハの表面に化学反応を起こすのに十分な時間にわたって、十分量の研磨組成物をウェハ表面に与える。研磨パッドはまた、使用済み化学物質およびその他反応副生成物を、ウェハの表面から除去して、反応のための新しい表面を露出させるのに十分な、単位時間辺り数多くの表面拭き取り(すなわち、ウェハ表面を研磨パッドからの構造で拭き取る回数)も与える。研磨パッドはまた、良好な流体フローおよび十分な容量の研磨組成物も与え、研磨操作中に新しい研磨組成物がウェハの表面と接触するようにさせる。
【0029】
研磨パッドはまた、比較的低い総摩擦力をキャリアに移し、良好な除去レート安定性を示し、研磨プロセス中良好な温度制御も与えるものと考えられる。ある実施形態において、研磨パッドは、最初に変性すべき、見かけの接触面積が減じているため、短いパッド破断を示す。ある実施形態において、研磨パッドは、長い研磨時間にわたって、再現可能な除去レートを与えることができる。
【0030】
本発明のその他の構造は、以下の好ましい実施形態の説明および請求項から明白であろう。
【0031】
(発明を実施するための最良の形態)
半導体装置の製造に好適なウェハの化学変性方法は、a)ウェハの表面を物品と接触させる工程と、b)ウェハと化学反応性があり、変性させるウェハの表面の少なくとも一部の除去レートを向上させるか或いは阻害するかのいずれかが可能な研磨組成物を存在させて、ウェハと物品を互いに動かす工程とを含む。変性方法には、例えば、平坦化、研磨およびこれらの組み合わせを含まれる。ウェハ表面は、例えば、金属、誘電体およびこれらの組み合わせを含んでいてもよい。
【0032】
物品には、物品の表面を超えて繰り返される数多くの単位格子が含まれる。図1は、線14a、14bおよび14cにより画定される三角形単位格子12と、円柱ポスト構造20を含むウェハ研磨物品10の一実施形態を示す。三角形単位格子12の点18a、18bおよび18cは、単位格子が3つの円柱ポスト20の一部を含む円柱ポスト20の中央に配置されている。三角形の単位格子12は、物品10の面を小区分に分ける。
【0033】
図2は、先端を切った細長いプリズム構造30を含むウェハ研磨物品24の正方形単位格子22を示す。各単位格子22は、構造30の幅28により画定されており、単位格子22aにより示されるように、第1の構造30aの遠端34から、近接する第2の構造30bの前縁36までの距離32か、単位格子22bにより示されるように、第1の基部端40aから逆の基部端40bまでの距離32のいずれかとすることができる。単位格子22の縦方向の寸法42は、構造30の幅28に等しくなるように選択される。三角形の単位格子22は、物品24の面を小区分に分ける。
【0034】
図3に、距離54で互いに間隔を空けた、近接する先端を切った細長いプリズム構造52を含むウェハ研磨物品50を示す。単位格子58の幅寸法には、2つの近接する細長いプリズム構造52の間の間隔60と、細長いプリズム構造52の幅56が含まれる。単位格子58の縦方向の寸法62は、構造52の寸法56プラス間隔60に等しくなるように選択される。
【0035】
個々の単位格子は、三次元構造の少なくとも一部が含まれ、これは、[[V Vs]/Aas]/√Aucの単位格子パラメータにより定められる。好ましくは単位格子パラメータ、すなわち、[[V Vs]/Aas]/√Aucの計算結果は5を超える、好ましくは少なくとも約10、より好ましくは少なくとも約15、最も好ましくは少なくとも約20である。Vは、単位格子の面積および単位格子の三次元構造の高さにより決まる体積である。Vsは単位格子の三次元構造の体積である。単位格子が構造の一部を含む物品については、Vsは構造のその部分の体積である。単位格子が数多くの構造の一部を含む物品については、Vsはこれらの部分の体積の合計であり、単位格子が数多くの構造を含むときは、Vsはこれらの構造の体積の合計である。Aasは単位格子の構造の見かけの接触面積である。Aucは単位格子の面積である。√Aucは、単位格子の面積の平方根であり、近接する単位格子の構造間の間隔を近似する。好ましくは√Aucは15μm〜2000μmである。
【0036】
理論に拘束されることは望むところではないが、本発明らは、フローチャネルの存在、単位格子の最適化、および単位格子の自由体積の最適化、すなわち、[V Vs]が、[[V Vs]/Aas]/√Auc>5となるようにすると、ウェハ表面に新しい化学物質を与え、ウェハ表面からの使用済み化学物質および研磨組成物とウェハ表面間の反応のその他副生成物の除去を最適化するものと考えている。さらに、単位格子の自由体積の最適化によって、フローチャネルの間隔および深さを最適化し、研磨組成物が研磨パッドの表面で可動のまま、すなわち、研磨組成物がチャネル内に停滞しないものと考えられる。
【0037】
物品は、少なくとも約500Åの材料/分、より好ましくは少なくとも約200Åの材料/分、最も好ましくは少なくとも約6000Åの材料/分の除去レートを与えることができるのが好ましい。除去レートは、変性(平坦化)されている層がウェハから除去される速度である。除去レートは、初期(変性前)の厚さから最終(変性後)の厚さまでの変性されている層の厚さにおける変化を測定することにより求められる。ある実施形態において、物品は、ウェハ毎に実質的に一定の除去レートを与えることが可能である。すなわち、ウェハ毎の%不均一性が10%未満である。物品は、少なくとも200分、好ましくは少なくとも約500分、より好ましくは少なくとも700分、最も好ましくは少なくとも約800分の研磨時間全体に一定の除去レートを与えるように構築することができる。
【0038】
物品はまた、ウェハ層を変性することが可能であり、ウェハの変性層は低い%不均一性、すなわち%ウェハ不均一性を示す。好ましくは、物品は、約10%以下の不均一性、より好ましくは約5%以下の不均一性、最も好ましくは2%以下の不均一性を有する変性ウェハ表面を生成する。
【0039】
個々の単位格子は三次元構造の少なくとも一部を含み、数多くの三次元構造、単一の三次元構造、例えば、クラスタを含む数多くの三次元構造およびこれらの組み合わせの一部を含んでいてもよい。例えば、細長い三次元構造の場合には、単位格子は、細長い三次元構造の一部を含む。個々の単位格子中に存在する三次元構造は、物品の他の単位格子に存在する三次元構造に対して、少なくとも一つの寸法の変異は小さく、単位格子パラメータは、物品の平均単位格子パラメータのことを指すものと考えられる。
【0040】
三次元構造は、物品の基部から伸張しており、連続上部表面で終結している。個々の構造の上部表面は平面であるのが好ましい。ある実施形態において、三次元構造は、連続上部平面を有する連続した細長い構造、すなわち、プリズム構造および細長い畦である。最初に上部が平面でない構造は、比較的短時間の予備調整により平坦にすることができる。個々の三次元の細長くない構造の見かけの接触面積は好ましくは0μm(すなわち、点)〜200,000μm、好ましくは1μm〜200,000μm、より好ましくは5μm〜200,000μmである。個々の構造の上部表面は、1μm〜500μm未満、より好ましくは1μm〜約200μmの少なくとも1つの寸法により画定される面積を有している。多くの構造を有する物品の個々の構造の上部平面の表面積、すなわち、物品の上部平面は不連続で、ウェハの表面を平坦化するのに好適な物品上の領域においてウェハと接触可能は、好ましくは1/50番目以下、より好ましくは約1/10,000番目以下、最も好ましくは約1/100,000,000番目以下の公称面積を表す。
【0041】
物品は、直線1cm当たり約1個の構造〜直線1cm当たり約500個の構造、好ましくは直線1cm当たり約10個の構造、より好ましくは直線1cm当たり少なくとも約50個の構造、最も好ましくは直線1cm当たり約50個の構造を含むことができる。構造の数および間隔は、所望の平坦化の効果を得るため、そして所望の見かけの接触面積を得るために、構造のサイズによって変えることができる。構造の分布は均一であっても、または比較的間隔の狭い構造のクラスタを含んでいてもよい。
【0042】
物品は、好ましくは少なくとも約10個の構造/cm、好ましくは少なくとも約100個の構造/cm、より好ましくは少なくとも約5000個の構造/cmを含む。
【0043】
構造の上部は、実質的に同じ面にあるのが好ましい。構造の有用な高さは、すなわち、ウェハ平坦化プロセスに用いるのに好適な構造の部分は、好ましくは10μm〜約500μmである。
【0044】
単位格子が画定されるよう、物品の表面上に好ましくは所定の配列で構造は配置されている。すなわち、構造は所定の位置に提供されている。構造の配列は、例えば、構造が生成される製造ツールのキャビティまたは突出部の配列に基づいて予め決めておくことができる。例えば、裏材とキャビティを有する製造ツールとの間にスラリーを提供することによって作成された物品については、構造の所定のパターンは、製造ツールのキャビティのパターンに対応する。パターンは、物品毎に再現可能である。構造は反復するパターンで配列されているのが好ましい。
【0045】
有用な構造は、正確に成形または不規則に成形することができる。物品はまた、正確に成形された構造と不規則に成形された構造の組み合わせを含むことも可能である。好適な構造形状としては、例えば、立方体、円柱状ポスト、プリズム、矩形断面ポスト、角錐、角錐台、円錐、円錐台、十字、実質的に平面な上部表目を供えたポスト状、例えば、WO95/224,436に記載されているような半球およびこれらの組み合わせが挙げられる。構造はまた、角錐の基部に対して異なる傾斜の側面を有する角錐も含むことができる。図9〜12に、それぞれ角錐台、十字、六角形ポストおよび円柱状ポストの形態の三次元構造の例を示す。
【0046】
この構造には、構造の基部平面に対して垂直な側面、構造の基部平面に向かって幅が増えながらテーパーのついた側面およびこれらの組み合わせを含ませることができる。キャビティ製造ツールから作成した構造については、実施例に詳細を後述してあるが、構造の側面にテーパーがあると、構造または構造シートをツールから容易に取り外せる。テーパを形成する角度は、構造壁の構造基部の内部から測定したとき、約1〜89度、好ましくは約2〜80度、より好ましくは約10〜75度、最も好ましくは約25〜60度とすることができる。
【0047】
円錐または円錐台の場合には、円錐形状が、先端を切っていない場合には、少なくとも3つの側面、好ましくは4〜5つの側面、先端を切った場合には5〜6の側面を有することができる。円錐および円錐台はまた一つの基部側面を含むこともできる。円錐または円錐台形状を複合体形状として用いる場合には、基部側面の長さは約50〜約5000μmとする。
【0048】
構造体は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第 5,958,794号および第5,152,917号に記載されているような三次元研摩複合体であるのが好ましい。
【0049】
他の実施形態において、構造は細長い、例えば、細長いプリズムおよび細長い畦であり、互いに平行に配列されている。細長い構造は、遠端で分離しており、研磨物品の裏材に取り付けられた細長い構造の側面で接する、または分離していてもよい。近接する構造は、裏材が細長い構造の中間で露出するように遠端と取付け端の両方近傍で完全に分離していてもよい。
【0050】
細長い構造間の間隔またはピッチは、連続的であっても断続的であっても、図6に「p」と示してあるように、一つの細長い構造の一点から近接または最も近い細長い構造の一点までで測定したとき、どの配列でも均一な値となるように選択する。この開示において、近接する細長い構造とは、その間に位置する細長い構造がなく、共通の溝について第2の細長い構造と面している第1の細長い構造のことを意味する。ピッチ「p」は、一般に、約3〜約500μm、より好ましくは約1〜約150μm、最も好ましくは約1〜約50μmの値に設定される。
【0051】
物品の基部は、研磨物品の三次元構造を含む単体構造であってもよい。かかる基部は、複数の三次元構造を、複数のキャビティを備えた製造ツールを用いて鋳造するときに得られる。基部は三次元構造と同じ組成であってもよい。研磨物品を数多くのキャビティを備えた製造ツールから形成するとき、各三次元構造は、境界により定義でき、構造が接合される裏材に沿った境界の基部により画定することができる。境界の残りの部分は、構造が硬化した製造ツールの表面のキャビティにより画定される。三次元構造の全外側表面は、その形成中、裏材またはキャビティのいずれかにより制限される。
【0052】
三次元構造間にリセスのある領域が存在する。これらのリセスのある領域は、化学機械的平坦化プロセスを実施するときに、研磨組成物を、半導体装置の製造に好適なウェハの全表面にわたって分布させる補助となるチャネルの形態とすることができる。リセス領域はまた、使用済み化学物質およびその他異物をウェハ表面から除去するのを補助する通路としても作用する。チャネルは連続しているのが好ましい。チャネルはまた、物品の表面に形成された溝の結果として、または複数の列を含む研磨物品の少なくとも1列の構造を除去または排除することにより形成することもできる。
【0053】
物品は、三次元構造の所定の配列で、少なくとも一主面に取付けられた裏材を含むことができる。好適な裏材としては、例えば、ポリマーフィルム(ポリエステル)、紙、布帛、金属フィルム、バルカナイズドファイバー、不織布基材、これらの組み合わせおよびこれらの処理済物が挙げられる。場合によっては、紫外線を透過する裏材を用いると有用である。裏材はまた、微細構造要素の裏材への接着を促すために、材料で下塗りすることもできる。
【0054】
構造には、ポリマー、および任意で研摩粒子が含まれる。三次元構造、または研摩構造の場合にはバインダーのポリマーを用いて、裏材がある場合には構造を接合するのに用いることができる。有用なポリマーとしては、例えば、熱可塑性ポリマー、熱硬化性ポリマーおよびこれらの混合物が挙げられる。その他の有用なポリマーは、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号および1999年6月9日出願の米国特許出願第09/328,916号「表面の修正方法」に記載されている。
【0055】
存在する場合、研摩粒子は、ポリマー組成物、例えば、バインダー全体に均一または不均一に分布させて、研摩構造を形成することができる。研摩構造は物品の適所に固定させることができる。
【0056】
有用な研摩粒子のサイズは約0.001μm〜約1000μmと変えることができる。半導体ウェハの平坦化については、微細研摩粒子が好ましい。研摩粒子の平均粒子サイズは好ましくは0.001μm〜50μm、より好ましくは0.01μm〜10μmである。金属表面の平坦化について、平均粒子サイズは好ましくは0.005μm〜1μm、より好ましくは0.01μm〜0.5μmである。金属酸化物含有層(例えば、二酸化ケイ素含有層)の平坦化については、粒子サイズは好ましくは約1μm未満、より好ましくは約0.5μm未満である。粒子のサイズ分布は、所望であれば、相対的により厳しく制御して、所望の表面仕上げが得られるように選択することができる。
【0057】
好適な研摩粒子としては、無機研摩粒子が挙げられる。有用な研摩粒子としては、溶融酸化アルミニウム、熱処理済み酸化アルミニウム、白色溶融酸化アルミニウム、黒色炭化ケイ素、緑色炭化ケイ素、二ホウ化チタン、炭化ホウ素、窒化ケイ素、炭化タングステン、炭化チタン、ダイアモンド、立方窒化ホウ素、六角窒化ホウ素、ガーネット、溶融アルミナジルコニア、アルミナ系ゾルゲル誘導研摩粒子およびこれらの混合物が例示される。アルミナ系ゾルゲル誘導研摩粒子は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第4,314,827号、第4,623,364号、第4,744,802号、第4,770,671号および第4,881,951号に記載されている。その他の好適な無機研摩粒子としては、シリカ、酸化鉄、クロミア、セリア、ジルコニア、チタニア、酸化錫、ガンマおよびその他遷移相のアルミナおよびこれらの混合物が例示される。
【0058】
その他の有用な粒子は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号に記載されている。
【0059】
粒子の硬度およびサイズを選択して、平坦化している表面について所望の除去レートおよび表面仕上げが得られるようにする。
【0060】
研摩粒子はまた、数多くの個々の研摩粒子が結合して単体微粒子塊を形成する研摩凝集体の形態であってもよい。研摩凝集体は不規則形状であっても、所定の形状を有していてもよい。研摩凝集体は、研摩粒子を結合させるのに有機バインダーまたは無機バインダーを利用してもよい。研摩凝集体の粒子サイズは好ましくは約100μm未満、より好ましくは約50μm未満、最も好ましくは約25μm未満である。研摩凝集体の例についてはさらに、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第4,652,275号、第4,799,939号および第5,500,273号に記載されている。
【0061】
研摩粒子は、研磨組成物に対して抵抗性があって、研磨組成物に晒されてもその物理特性が実質的に劣化しないのが好ましい。
【0062】
ある実施形態において、三次元構造はウェハの表面と反応性のある研摩粒子を含む。かかる研摩粒子としては、例えば、酸化セリウムが挙げられる。
【0063】
研摩構造は、未硬化または未ゲル化バインダー、すなわち、バインダー前駆体中に分散した研摩粒子の構造体を含むスラリーから形成できる。スラリーは、1〜90重量部の研摩粒子と10〜99重量部のバインダー、より好ましくは約30〜85重量部の研摩粒子と15〜70重量部のバインダー、最も好ましくは約40〜約70重量部の研摩粒子と約30〜約60重量部のバインダー前駆体とを含むことができる。
【0064】
バインダー前駆体は、コート可能となるのに十分流動して、固化可能な相を有している。固化は、硬化、例えば、重合、架橋およびその組み合わせ、乾燥(液体を飛ばす)冷却およびその組み合わせにより行うことができる。前駆体組成物は有機溶剤含有、水含有または100%固体(実質的に溶剤を含まない)の組成とすることができる。熱可塑性成分、熱硬化性成分およびこれらの組み合わせをバインダー前駆体として用いることができる。
【0065】
バインダー前駆体は、硬化性有機材料(例えば、熱、放射線、例えば、E−ビーム、紫外線、可視光線またはこれらの組み合わせをはじめとするエネルギー源に晒した際に、そして、化学触媒、水分およびこれらの組み合わせを与えた際に経時で重合、架橋またはその組み合わせの可能な材料)であるのが好ましい。
【0066】
好適なバインダー前駆体としては、アルキル化尿素−ホルムアルデヒド樹脂のようなアミノ樹脂(アミノプラスト樹脂)、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂、アルキル化ベンゾグアナミン−ホルムアルデヒド樹脂、ビニルアクリレートのようなアクリレート樹脂(アクリレートおよびメタクリレートを含む)、アクリル化エポキシ、アクリレート化ウレタン、アクリル化ポリエステル、アクリル化アクリルアクリル化ポリエーテル、ビニルエーテル、アクリル化油およびアクリル化シリコーン、ウレタンアルキド樹脂のようなアルキド樹脂、ポリエステル樹脂、反応性ウレタン樹脂、レゾールやノボラック樹脂のようなフェノール樹脂、フェノール/ラテックス樹脂、ビスフェノールエポキシ樹脂のようなエポキシ樹脂、イソシアネート、イソシアヌレート、例えば、アルキルアルコキシシラン樹脂のようなポリシロキサン樹脂、反応性ビニル樹脂等が例示される。樹脂はモノマー、オリゴマー、ポリマーおよびこれらの組み合わせの形態としてよい。その他の有用なバインダー前駆体は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号に記載されている。
【0067】
バインダー組成物はまた、可塑剤、開始剤、研摩粒子表面修正添加剤、カップリング剤、フィラー、膨張剤、繊維、帯電防止剤、沈殿防止剤、潤滑剤、湿潤剤、界面活性剤、顔料、染料、UV安定化剤、錯化剤、連鎖移動剤、促進剤、触媒および活性剤のようなその他の成分も含むことができる。
【0068】
研摩構造の作成に用いるのに好適なその他の種類の組成物はセラマーである。好適なセラマーは、例えば、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,391,210号および第5,958,794号に開示されている。セラマー前駆体およびセラマー組成物を作成するのに有用な方法は、例えば、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号に開示されている。
【0069】
ウェハの表面を研磨するための物品は、例えば、ウェブ、ディスクをはじめとする様々な形態、例えば、研摩ディスクやエンドレスベルトの形態とすることができる。物品はまた、楕円の形態、三角形、四角形、矩形、七角形および六角形をはじめとする多角形形状の形態とすることもできる。
【0070】
有用な物品はまた、自身に巻き上げることのできるウェブの形態であってもよい。使用に際して、ウェブ形態の物品は、ローラから巻き戻す、ローラに巻きつける、およびこれらの組み合わせとし、所望の平坦化基準を得るために印を付けることができる。印付けは、半導体装置の製造に好適なウェハの平坦化中、ウェハ間およびこれらの組み合わせで成される。ウェブはまた、ある数のウェハの研磨および各ウェハ研磨プロセス後ウェブに印付けした後に、平衡%見かけの含有面が、ウェハの研磨表面に存在するように増分でウェブに印付けすることもできる。平衡%見かけの含有面積は、本質的には同じ研磨表面に各ウェハを露出させ、ウェハ毎の研磨操作の再現性および均一性を高めることができる。
【0071】
保管や搬送がしやすいようウェブを巻くことができるよう、ウェブの厚さをウェブ幅より薄くすることができる。
【0072】
物品は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号に記載された固定研摩物品を作成する複製方法および米国特許第5,152,917号および第5,435,816号に開示された方法をはじめとする様々な方法に従って作成することができる。好適な方法のその他の記載は、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,437,754号、第5,454,844号、第5,437,543号、第5,435,816号および第5,304,223号に記載されている。
【0073】
物品を作成するある有用な方法は、研摩粒子とバインダー前駆体を含むスラリーを調製し、前表面と前表面から伸張している数多くのキャビティとを有する製造ツールを提供し、スラリーを製造ツールのキャビティに導入し、裏材を製造ツールの前表面に導入してスラリーが裏材の一主面を濡らして物品を作成し、物品が製造ツールの外側表面から離れる前にバインダー前駆体を少なくとも部分的に硬化またはゲル化し、物品を製造ツールから取り外して裏材に結合された所定の配列の構造を含む物品を形成するものである。物品を製造ツールから取り外した後、バインダー前駆体は任意でさらに硬化させてもよい。
【0074】
物品は、固定プロセス、ならびに連続および半連続プロセスで用いることができる。
【0075】
他の実施形態において、上述の物品は研磨要素であり、物品構造はさらに、比較的弾性の、すなわち、低モジュラスの要素と、弾性要素と研磨要素の間に配置された比較的剛性の、すなわち高モジュラスの要素とを含むサブパッドをさらに含む。一般的に、弾性要素のモジュラス(すなわち、材料の厚さ方向におけるヤング率)は、剛性要素のモジュラスより少なくとも約25%、好ましくは少なくとも約50%少ない。好ましくは、剛性要素のヤング率は少なくとも約100Mpaであり、弾性要素のヤング率は約100Mpa未満、より好ましくは弾性要素のヤング率は約50Mpa未満である。
【0076】
剛性および弾性要素は互いに結合でき、剛性要素は研磨要素に結合させることができる。
【0077】
更なる物品の構成を図4〜8に示す。図4の物品110は、三次元構造116の基部114(例えば、構造の組成の連続層または異なる組成の下塗り層)が結合した裏材112を含む。構造116は列118に配置された4つの側面を有する円錐(基部側面を含む)である。近接した構造116の間にリセスのある領域120、すなわち、谷がある。円錐構造116の第2列122は第1列118とずれている。構造116の最も外側の点124または遠端124が、平坦化の最中、半導体装置の製造に好適なウェハと接触する。
【0078】
図5に、円錐台の形態の基部136から伸張している三次元構造132を含む物品130を示す。円錐台構造132の上部平面134は、平坦化の最中、ウェハと接触可能である。
【0079】
図6に、連続したリセスのある領域146、すなわち、チャネルにより分離された数多くの細長いプリズム構造142を含む物品140の実施形態を示す。構造142の上部平面144は、平坦化の最中、ウェハと接触可能である。プリズム構造142の点が、研磨物品40を用いている最中に摩耗して、円錐台構造が形成される
【0080】
図7に、円柱構造152を含む物品150のその他の実施形態を示す。
【0081】
図8に、円錐台構造162を含む物品160の実施形態を示す。
【0082】
半導体装置の製造に好適なウェハの化学変性方法は、液体研磨組成物を存在させて実施するのが好ましい。研磨組成物は、変性されるウェハ表面の組成に応じて選択し、ウェハに悪影響、損傷を与えることなく、例えば、研磨、平坦化およびこれらの組み合わせをはじめとする所望の変性を行う。
【0083】
研磨組成物をさらに選択すると、変性するウェハ表面の除去レートを変えることができる。研磨組成物は、除去レートを阻害または向上させることによって除去レートを変えることができる。除去レートを阻害する研磨組成物の一例は、ウェハ表面を不活性化する組成物である。除去レートを向上する研磨組成物のいちれはエッチング液である。ウェハ表面の除去レートを変化させる好適な研磨組成物のその他の例としては、酸化剤、還元剤、不活性化剤、錯化剤、バッファ、酸、塩基およびこれらの特性の組み合わせを示す組成物が挙げられる。
【0084】
研磨組成物のpHは性能に影響を与え、ウェハ表面の化学組成およびトポグラフィーをはじめとする、変性するウェハ表面の性質に基づいて選択される。場合によっては、例えば、ウェハ表面は金属酸化物、例えば、二酸化ケイ素を含有する場合には、液体媒体は、5を超える、好ましくは6を超える、より好ましくは10を超えるpHを有する水性媒体とする。pHは10.5〜14.0、好ましくは約10.5〜12.5である。金属酸化物含有ウェハ表面について好適な研磨組成物としては、例えば、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウム、水酸化リチウム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムをはじめとする水酸化化合物および例えば、アミンのような塩基性化合物を含有する水溶液が例示される。塩基性研磨組成物は、2種類以上の塩基性材料、例えば、水酸化カリウムと水酸化リチウムを含んでいてもよい。
【0085】
他の場合には、pHは約6以下〜約8、好ましくは約4以下、最も好ましくは約3〜約3.5である。液体組成物は蒸留水または脱イオン化水とすることができ、一般にpHは約6〜約8である。
【0086】
研磨組成物はまた、化学エッチング液を含んでいてもよい。化学エッチング剤としては、強酸(例えば、硫酸およびフッ化水素酸)および酸化剤、例えば、過酸化物が例示される。
【0087】
研磨組成物はまた、例えば、界面活性剤、湿潤剤、バッファ、錆止め剤、潤滑剤および石鹸をはじめとする添加剤も含むことができる。
【0088】
無機微粒子もまた研磨組成物に含めてもよい。無機粒子としては、シリカ、ジルコニア、炭酸カルシウム、クロミア、セリア、セリウム塩(例えば、硝酸セリウム)、アルミナ、ガーネット、シリケートおよび二酸化チタンが例示される。無機粒子の平均粒子サイズは好ましくは約1,000Å未満、より好ましくは約500Å未満、最も好ましくは約250Å未満である。
【0089】
研磨組成物は無機粒子を含むことができるが、好ましい研磨組成物は実質的に無機粒子を含まない。研磨組成物は、1重量%未満、より好ましくは0.1重量%未満、最も好ましくは0重量%の無機微粒子を含む。
【0090】
研磨プロセスは、可聴および可視の振動なしで成されるのが好ましい。
【0091】
本発明を以下の実施例によりさらに説明する。実施例における部、比率、パーセントおよび量はすべて、特に断らない限り、重量基準である。
【0092】
実施例
試験手順
実施例で用いた試験手順には以下のものが含まれる。
【0093】
除去レート測定
除去レートは、初期(平坦化前)の厚さから最終(平坦化後)の厚さまでの研磨されている層の厚さにおける変化を測定することにより計算される。直径8インチのウェハについては、ResMap168−4点プローブRsマッピングツール(Mapping Tool)(カリフォルニア州、クペルチーノのクレデンスデザインエンジニアリング社(Credence Design Engineering,Inc.,Cupertino,CA))により厚さ測定を行う。80点直径スキャンを用いる。
【0094】
%ウェハ不均一性測定
ウェハ表面のいくつかの点で研磨している層の厚さの変化(除去レート測定から得られたもの)の標準偏差を計算し、標準偏差を研磨している層の厚さの変化の平均で除算し、得られた値に100をかけることにより、%ウェハ不均一性を測定する。
【0095】
ウェハ毎の%ウェハ不均一性測定
研磨物品を用いて順次研磨される一連のウェハについて層の厚さの変化(除去レート測定から得られたもの)を計算し、一連のウェハの厚さの変化の標準偏差を計算し、得られた値を一連のウェハについて厚さの変化の平均で除算し、得られた値に100をかけることにより、ウェハ毎の%不均一性を計算する。
【0096】
研磨組成物1
16,990gの蒸留水、200gのイミノ二酢酸、600gの水素リン酸アンモニウム、10gの5−メチル−1H−ベンゾトリアゾールおよび2,200gの30%過酸化水素を混合することにより、第1の研磨組成物を調製した。
【0097】
研磨組成物2
18195gの蒸留水、400gのイミノ二酢酸、300gの水素リン酸アンモニウム、5gの5−メチル−1H−ベンゾトリアゾールおよび1,100gの30%過酸化水素を混合することにより、第2の研磨組成物を調製した。
【0098】
対照例1
対照例1の研磨パッドは、高さ38μm、直径約200μmの円柱状ポストを有する三次元固定研磨剤を含んでいた。
【0099】
固定研磨剤は、8,268.8gのSR 339 2−フェノキシエチルアクリレート(ペンシルバニア州エクストンのサートマー(Sartomer,Exton,PA)、5,512.5gのSR 9003プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート(サートマー(Sartomer))、922.9gのDisperbyk 111ホスフェート化ポリエステル立体基(コネチカット州ウォリングフォードのBYKケミー(BYK Chemie,Wallingford,CT))、396.8gのSipomer β−CEAカルボキシエチルアクリレート(ニュージャージー州クランベリーのローディア(Rhodia Inc.,Cranbury,NJ)、147.0gのIrgacure 819ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキシド(ニューヨーク州テリータウンのチバスペシャルティケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals,Tarrytown,NY)、39,750.0gのTizox 8109アルミナ(ニューヨーク州、ペンヤンのフェロエレクロトニックマテリアルズ(Ferro Electronic Materials,Penn Yan,NY)の成分を混合することにより調製して、研摩スラリーを形成した。研摩スラリーを、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号(50欄)の研摩物品の作成についての一般手順IIに従って研摩物品に形成した。
【0100】
Mirra3400化学機械研磨システム(カリフォルニア州サンタクレアのアプライドマテリアル社(Applied Materials,Inc.,Santa Clara,CA)を用いて、41rpmのプラテン速度および39rpmのキャリア速度で直径8インチの銅(Cu)ディスクを20分間研磨することにより、パッドを調湿した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ3.0psi/3.5psi/3.0psiであった。
【0101】
直径8インチのレートのウェハおよび直径8インチの銅ダミーディスクを、表に示す時間にわたって、41rpmのプラテン速度および39rpmのキャリア速度でMirra3400CMPシステムを用いて研磨した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ3.0psi/3.5psi/3.0psiであった。研磨中、研磨組成物2を表1に示す時間にわたって120ml/分のフローレートでディスクおよびウェハの表面に与えた。
【0102】
総研磨時間は490分であった。
【0103】
研磨パッドの見かけの含有面積は18%で一定のままであった。単位格子のポスト構造の接触の見かけ面積は15,708μm、単位格子面積は87,266μm、構造体積は596,904μm、単位格子体積は3,316,108μm、単位格子自由体積は2,719,204μm、格子面積の平方根は295.4μmおよび単位格子パラメータは0.59であった。
【0104】
除去レートおよび%ウェハ不均一性を計算した。結果を表1に示してある。
【0105】
平均除去レートは4174Å/分、標準偏差は661.62Å/分およびウェハ対ウェハ不均一性は15.85%であった。
【0106】
【表1】
Figure 0004933716
【0107】
除去レートが4,000(Å/分)を超えてずれ始めると、緩いキャリア振動が観察された。レートがこの点より増大すると、キャリアの振動が増大した。実験の最後近くになると振動はひどくなった。
【0108】
実施例1
実施例1の研磨パッドは、高さ63μm、同一ではない各側面の長さが約125μm、隅部角度が55.5度、59度および55.5度の三側面円錐の三次元固定研摩剤を含んでいた。
【0109】
固定研摩剤は、以下の成分:8268.8gのSR 339 2−フェノキシエチルアクリレート(サートマー(Sartomer)、5512.5gのSR 9003プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート(サートマー(Sartomer))、922.9gのDisperbyk 111ホスフェート化ポリエステル立体基(BYKケミー(BYK Chemie))、396.8gのSipomer β−CEAカルボキシエチルアクリレート(ローディア(Rhodia Inc.)、147.0gのIrgacure 819ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイルフェニルホスフィンオキシド(チバスペシャルティケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)、39,750.0gのTizox 8109アルミナ(フェロエレクロトニックマテリアルズ(Ferro Electronic Materials)を混合することにより調製して、研摩スラリーを形成した。研摩スラリーを、ここに参考文献として組み込まれる米国特許第5,958,794号(50欄)の研摩物品の作成についての一般手順IIに従って研摩物品に形成した。
【0110】
Mirra3400CMPシステムを用いて、41rpmのプラテン速度および39rpmのキャリア速度で直径8インチの銅ディスクを2分間研磨することにより、パッドを調湿した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ3.0psi/3.5psi/3.0psiであった。
【0111】
直径8インチのレートウェハおよび直径8インチの銅ダミーディスクをMirra3400CMPシステムを用いて次のようにして研磨した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ2.0psi/2.5psi/2.0psiであった。プラテン速度は41rpmであり、キャリア速度は39rpmであった。研磨中、研磨組成物2を表2に示す時間にわたって180ml/分のフローレートでウェハまたはディスクの表面に与えた。
【0112】
総研磨時間は548分であった。
【0113】
研磨パッドの見かけの含有面積は、経時により実質的に0%(すなわち、点)から最終の見かけの含有面積6.5%まで増大した。6.5%の見かけの含有面積で、単位格子の円錐構造の接触の見かけ面積は439.78μm、単位格子面積は6,765.82μm、構造高さは54.20μm、構造体積は118,349.59μm、単位格子体積は366,720.82μm、単位格子の自由体積は248,371.24μm、単位格子面積の平方根は82.25μmおよび単位格子パラメータは6.87であった。
【0114】
除去レートおよび%ウェハ不均一性を計算し、振動量を観察した。結果を表2に示してある。平均除去レートは4011Å/分、標準偏差は93.01Å/分およびウェハ対ウェハ不均一性は2.32%であった。
【0115】
研磨ウェハの表面を観察したところ、引っ掻き傷は僅か、またはなかった。
【0116】
研磨中、キャリアの振動は観察されなかった。
【0117】
【表2】
Figure 0004933716
【0118】
実施例2
実施例2の研磨パッドは、上記の実施例1の方法に従って作成したものであり、高さ63μm、同一ではない各側面の幅が約125μm、隅部角度が55.5度、59度および55.5度の三側面円錐の三次元研磨複合体シートを含んでいた。
【0119】
Mirra3400CMPシステムを用いて、41rpmのプラテン速度および39rpmのキャリア速度で直径8インチの銅ディスクを2分間研磨することにより、パッドを調湿した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ2.0psi/2.5psi/2.0psiであった。
【0120】
8インチレートウェハおよび8インチ銅ディスクをMirra3400CMPシステムを用いて研磨した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ3.0psi/3.5psi/3.0psiであり、プラテン速度は41rpm、キャリア速度は39rpmであった。研磨中、研磨組成物1を表3に示す時間にわたって180ml/分のフローレートでウェハまたはディスクの表面に与えた。
【0121】
研磨パッドの見かけの含有面積は、経時により実質的に0%(すなわち、点)から最終の見かけの含有面積3.1%まで増大した。3.1%の見かけの含有面積で、単位格子の円錐構造の接触の見かけ面積は209.74μm、単位格子面積は6,765.82μm、構造高さは58.2μm、構造体積は134,289.87μm、単位格子自由体積は393,876.35μm、単位格子の自由体積は259,586.48μm、単位格子面積の平方根は82.25μmおよび単位格子パラメータは15.05であった。
【0122】
除去レートおよび%ウェハ不均一性を計算し、振動量を観察した。結果を表3に示してある。
【0123】
平均除去レートは1887Å/分、標準偏差は67.70Å/分およびウェハ対ウェハ不均一性は3.59%であった。
【0124】
研磨ウェハの表面を観察したところ、引っ掻き傷は僅か、またはなかった。
【0125】
研磨中、キャリアの振動は観察されなかった。
【0126】
【表3】
Figure 0004933716
【0127】
実施例3
実施例3の直径20インチの研磨パッドは、1センチメートル当たり約200の細長いプリズム構造を有するVIKUITI(登録商標)ブライトネスエンハンスメントフィルムII(Brightness Enhancement Film II(ミネソタ州セントポールのミネソタマイニング・アンド・マニュファクチュアリング社(Minnesota Mining and Manufacturing Company,St.Paul,Minnesota)のシートを有していた。シートを泡サブパッドに接合した。180ml/分のレートで研磨組成物2を用いて、銅ディスクにより1〜2分間研磨することにより、Mirra3400CMPシステムで研磨パッドを調湿した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ3.0psi/3.5psi/3.0psiであった。
【0128】
5つの銅電気めっきした8インチのレートウェハを、180ml/分のレートで研磨組成物2を用いて、それぞれ2分間にわたって、Mirra3400CMPシステムで研磨した。キャリア内管、保持リングおよび膜にかけた圧力はそれぞれ2.0psi/2.5psi/2.0psiであった。プラテン速度は41rpmであり、キャリア速度は39rpmであり、流量は80ml/分であった。
【0129】
研磨パッドの見かけの含有面積は、経時により実質的に0%(すなわち、線接触)から最終の見かけの含有面積4%まで増大した。4%の見かけの含有面積で、単位格子の円錐構造の接触の見かけ面積は50.00μm、単位格子面積は2500.00μm、構造高さは36.00μm、構造体積は45,000.00μm、単位格子体積は90,000.00μm、自由体積は45,000.00μm、単位格子面積の平方根は50.00μmおよび単位格子パラメータは18.00であった。
【0130】
除去レートおよび%ウェハ不均一性を計算した。結果を表4に示す。研磨プロセス中温度をモニターしたところ、78〜83°Fのままであった。振動は検出されなかった。
【0131】
平均除去レートは3161Å/分、標準偏差は58.43Å/分およびウェハ対ウェハ不均一性は1.85%であった。
【0132】
【表4】
Figure 0004933716
【0133】
その他の実施形態は請求項の範囲に含まれる。例えば、半導体装置の製造に好適なウェハの表面を変性するための物品の他の実施形態において、三次元構造は、研摩粒子を実質的に含まず、単位格子パラメータ[[VVs]/Aas]/√Aucが1より大きい。
【0134】
他の実施形態において、研磨物品は、複数の単位格子の領域と、単位格子のない領域を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の単位格子の平面図である。
【図2】 先端を切ったプリズム構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第2の実施形態の単位格子の透視図である。
【図3】 先端を切ったプリズム構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第3の実施形態の単位格子の透視図である。
【図4】 三方錐構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第4の実施形態の単位格子の透視図である。
【図5】 角錐台構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第5の実施形態の単位格子の透視図である。
【図6】 プリズム構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第6の実施形態の単位格子の透視図である。
【図7】 円柱構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第7の実施形態の単位格子の透視図である。
【図8】 円錐台構造を含む半導体装置の製造に好適なウェハを研磨するための物品の第8の実施形態の単位格子の透視図である。
【図9】 角錐台構造の一実施形態の電子顕微鏡写真である。
【図10】 十字構造の一実施形態の電子顕微鏡写真である。
【図11】 六角構造の一実施形態の電子顕微鏡写真である。
【図12】 円柱構造の一実施形態の電子顕微鏡写真である。

Claims (7)

  1. 化学機械的平坦化プロセスに用いるのに好適な物品であって、
    該物品の表面にわたって反復する複数の単位格子を含む要素であって、各単位格子は三次元構造の少なくとも一部を有する、要素を備え、
    単位格子は、単位格子パラメータによって特徴付けられ、
    該単位格子パラメータは、
    [[V−Vs]/Aas]/√Auc>5あり
    は、単位格子の面積及び単位格子の構造の高さにより決まる体積、
    Vsは、単位格子の構造の体積、
    Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
    Aucは、単位格子の面積である、品。
  2. 上記三次元構造は、研磨粒子を含む請求項1に記載の物品
  3. 請求項2に記載の物品を含む、ウェブ
  4. 請求項2に記載の物品を含む、円形研磨パッド
  5. 化学機械的平坦化プロセスに用いるのに好適な物品であって、
    該物品の表面にわたって反復する複数の単位格子を含む要素であって、各単位格子は三次元構造の少なくとも一部を有する、要素を備え、
    単位格子は、単位格子パラメータによって特徴付けられ、
    該単位格子パラメータは、
    [[V −Vs]/Aas]/√Auc>1であって、上記三次元構造は無機研磨粒子を含まず、
    は、単位格子の面積及び単位格子の構造の高さにより決まる体積、
    Vsは、単位格子の構造の体積、
    Aasは、単位格子の構造の見かけの接触面積、そして
    Aucは、単位格子の面積である、物品
  6. 請求項5に記載の物品を含む、ウェブ
  7. 請求項5に記載の物品を含む、円形研磨パッド
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