JP4932745B2 - 固体撮像装置およびそれを備えた電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、固体撮像装置およびそれを備えた電子機器に関するものであり、より詳細には、例えば、カメラ付き携帯電話、ディジタルスチルカメラ、監視カメラやドアホンなどのセキュリティカメラなどの各種電子機器に好適に利用できる固体撮像装置に関するものである。
固体撮像装置を備えた電子機器への部品の実装(半田付け)には、実装密度や工程数の削減の観点から、リフロー炉による面実装半田付けが一般的である。この方法では、部品を基板ごと、リフロー炉に投入加熱するため、複数個の部品を高密度に一括してプリント基板に半田付けが可能である。
しかし、固体撮像素子を撮像装置(ディジタルスチルカメラ、ビデオムービー、監視カメラ等)のプリント基板(配線基板)に装着する際に、固体撮像素子自体を一旦、樹脂パッケージで封止したものを撮像装置内部に実装していた。
撮像装置内部への固体撮像素子の実装方法は、半田実装する方法、ソケットを用いる方法、フレキシブル基板を中継して実装する方法などに大別される。半田実装する方法では固体撮像素子の耐熱の問題、ソケットを用いる方法では樹脂整形のばらつきや温度膨張に由来する位置あわせ誤差の問題、フレキシブル基板を用いる方法では反面ではフレキシブル基板の装着作業時の強い折り曲げが掛かるとプリント配線が断線するやフレキシブル基板上の半田付けされた部分に圧力がかかる事で半田部にクラックが入る可能性がある。
一方、ソケットを用いた実装方法にはソケットはリフロー炉による実装が可能であることから実装コスト(工数)の軽減を重視する場合に採用される。
例えば、特許文献1〜3には、撮像装置に実装される固体撮像装置が記載されている。
図19は、特許文献1の固体撮像装置の断面図である。特許文献1の固体撮像装置200では、配線基板201と固体撮像素子202とが、金属片203によりワイヤボンディングされることによって、互いに電気的に接続される。
図20は、特許文献2の固体撮像装置の断面図である。特許文献2の固体撮像装置300は、固体撮像素子302の背面(固体撮像素子302の受光面とは反対の面)に形成された半田電極(図示せず)により、配線基板301と固体撮像素子302とが互いに電気的に接続される。
図21は、特許文献3の固体撮像装置における固体撮像素子の平面図および断面図である。特許文献3の固体撮像装置400は、固体撮像素子402の有効画素領域403が透光性部材404で覆われている。この有効画素領域403が形成された受光面には、ボンディングパッド405が形成されている。そして、このボンディングパッド405と、配線基板(図示せず)上の端子とがワイヤボンディングされることにより、固体撮像素子402と配線基板とが互いに電気的に接続される。特許文献3では、このような固体撮像素子402が、ガラスを貼り付けた半導体ウエハを個片化することにより形成される。
特開2001− 21976号公報(2001年01月26日公開) 特開2003−319217号公報(2003年11月07日公開) 特開2004−296453号公報(2004年10月21日公開)
しかしながら、従来の固体撮像装置は、固体撮像素子を配線基板に接着または圧着させる必要があるため、配線基板から固体撮像素子を取り外すことが困難である上、配線基板上への固体撮像素子の位置合わせも困難である。また、製造工程も複雑になる。
具体的には、特許文献1では、固体撮像素子202が、配線基板201と固体撮像素子202との間に設けられた素子取り付け板204に接着されている。さらに、配線基板201と固体撮像素子202とが、金属片203によりワイヤボンディングされる。このため、配線基板201から固体撮像素子202を取り外すことが非常に困難となる。
しかも、固体撮像装置200では、固体撮像素子202が接着された素子取り付け板204が、ネジ(図示せず)により、レンズケース205に固定されている。そして、固定されたときに、弾性体(フィルタ押さえ部材206)が、固体撮像素子202とローパスフィルタ207とを押さえ込んでいる。このため、ネジの締め加減により、配線基板201上への固体撮像素子202の位置ずれが生じる。また、フィルタ押さえ部材206で固体撮像素子202を押圧するため、ローパスフィルタ207に加え、固体撮像素子202を保護する保護ガラス208が必要となる。
一方、特許文献2には、固体撮像素子302の裏面に半田電極を形成する方法は何ら記載されていない。このような半田電極を形成するには、固体撮像素子302を貫通させた電極(貫通電極)を形成するか、あるいは、固体撮像素子302の側面に配線を形成することが必要となる。しかし、固体撮像素子302の裏面に半田電極を形成するには、非常に複雑な多くの工程が余計に必要になる。このため、生産効率も生産コストも大きくかさむ。
また、特許文献3では、固体撮像素子402の受光面上に形成されたボンディングパッド405と、配線基板上の端子とがワイヤボンディングされる。さらに、特許文献3では、固体撮像素子402を配線基板上に位置合わせしたり、撮像装置に実装したりするためには、ワイヤボンディングを含めて、配線基板上に固体撮像素子402をパッケージしなければならない。このため、配線基板から固体撮像素子402を取り外すことが非常に困難となる。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることのできる固体撮像装置およびその固体撮像装置を備えた電子機器を提供することにある。
本発明の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、
固体撮像素子と、
固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
上記ホルダは、
配線基板に係止されているとともに、
固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、
固体撮像素子と配線基板とが固着されていないことを特徴としている。
本発明の別の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、
固体撮像素子と、
固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
上記ホルダは、
配線基板に係止されているとともに、
固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
ホルダが配線基板に係止された状態で、上記接続部がホルダおよび固体撮像素子に接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とを電気的に接続するようになっていることを特徴としている。
本発明のさらに別の固体撮像装置は、上記の課題を解決するために、
固体撮像素子と、
固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
上記ホルダは、
配線基板に係止されているとともに、
固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえむことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、
上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、
上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とが電気的に接続されるようになっていることを特徴としている。
上記の発明によれば、ホルダが配線基板に係止されることにより、ホルダは配線基板に固定される。しかも、このような係止状態で、ホルダは、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を押圧する。これにより、ホルダおよび配線基板の係止と、ホルダの押圧力とによって、固体撮像素子が配線基板上に固定される。従って、配線基板上に固体撮像素子を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。しかも、ホルダと配線基板との係止は、着脱可能である。このため、配線基板または固体撮像素子に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、配線基板にホルダが係止されると、ホルダの配線基板への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダの内部に収容される固体撮像素子の配線基板への位置合わせも可能となる。
このように、上記の発明によれば、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることも可能となる。
なお、ホルダの内部には、受光部を除いて固体撮像素子が収容されているため、受光部への光路は確保される。
また、本発明の固体撮像装置では、配線基板およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていてもよい。
上記の発明によれば、係止フックが係止溝に係合することによって、ホルダと配線基板とを係止するとともに、配線基板とホルダおよび固体撮像素子との位置合わせが可能となる。
また、本発明の固体撮像装置では、固体撮像素子の周囲に配線基板上に半田付けされた台座を備えており、台座およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていてもよい。
上記の発明によれば、係止フックが係止溝に係合することによって、ホルダと配線基板とを係止するとともに、配線基板とホルダおよび固体撮像素子との位置合わせが可能となる。
また、本発明の固体撮像装置では、上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、上記接続部は、ホルダが配線基板に係止された状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触するようになっていることが好ましい。
上記の構成によれば、ホルダが配線基板に係止された状態で、ホルダおよび固体撮像素子に接触する接続部を備えている。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、接続部を介して、配線基板に送ることができる。
また、本発明の固体撮像装置では、上記接続部は、プローブ端子であってもよい。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、プローブ端子を介して、配線基板に送ることができる。
また、本発明の固体撮像装置では、上記接続部は、導電性ゴムであってもよい。これにより、ホルダが配線基板に係止されたときに、固体撮像素子の電気信号を、導電性ゴムを介して、配線基板に送ることができる。
また、本発明の固体撮像装置では、上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触するようになっていてもよい。
上記の発明によれば、ホルダが配線基板に係止されたときにのみ、配線基板とホルダとが互いに電気的に接続される。つまり、誤った配置状態でホルダが配線基板に実装された場合には、配線基板とホルダとが互いに電気的に接続されなくなる。従って、配線基板とホルダとの位置合わせを確実に行うことができる。
本発明の電子機器は、前記いずれかの固体撮像装置を備えている。それゆえ、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることのできる電子機器を提供することができる。
本発明の固体撮像装置は、配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、上記ホルダは、配線基板に係止されているとともに、固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、固体撮像素子と配線基板とが固着されていない構成である。それゆえ、固体撮像素子を配線基板から着脱することができ、配線基板上へ固体撮像素子を容易に位置合わせすることも可能となるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。図1は、本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。図2は、本発明の固体撮像装置の斜視図である。
図1のように、固体撮像装置100は、配線基板1、固体撮像素子2、ホルダ4、固体撮像素子2と対向配置された透光性蓋部3、を備えている。固体撮像装置100は、図2のように、固体撮像素子2がホルダ4の内部に収容された構成となっている。また、透光性蓋部3の一部は、ホルダ4の開口41から露出している。なお、説明の便宜上、配線基板1側(配線基板1に近づく方)を下方、透光性蓋部3側(配線基板1から離れる方)を上方とする。
具体的には、配線基板1は、固体撮像素子2の電気信号を取り出すものであり、図示しないパターニングされた配線を有する基板である。つまり、配線基板1と固体撮像素子2とは、この配線によって電気的に接続される。後述のように、固体撮像素子2の電気信号は、ホルダ4を介して、配線基板1に流れるようになっている。配線基板1は、例えば、プリント基板,またはセラミック基板などである。なお、配線基板1の裏面には、外部接続用の電極(図示せず)が形成されている。
固体撮像素子2は、配線基板1の中央部に配置されており、半導体回路が形成された半導体基板(例えばシリコン単結晶基板)が平面視矩形形状に形成されたものである。固体撮像素子2は、例えば、CCD(charge-coupled device)イメージセンサ、CMOS(complementary metal-oxide semiconductor)イメージセンサ、VMISイメージセンサ(Threshold Voltage Modulation Image Sensor)である。固体撮像素子2には、複数の受光素子(画素)がマトリクス状に配置された受光部21が形成されている。受光部21は、固体撮像素子2における有効画素領域(撮像面)である。受光部21は、固体撮像素子2の主面(表面)の中央部に、平面視矩形形状に形成されている。また、受光素子は、受光部21に結像された被写体像(透光性蓋部3を透過した光)を電気信号に変換する。なお、後述のように、固体撮像素子2の配線基板1への実装には、接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着はなされていない。
透光性蓋部3は、固体撮像素子2の受光部21が形成された面に、受光部21と対向して配置されている。つまり、透光性蓋部3は、受光部21を覆うように設けられる。図3は、固体撮像装置100における、固体撮像素子2および透光性蓋部3を示す側面図であり、図4は同じく断面図である。図3および図4のように、透光性蓋部3は、受光部21の周囲に形成された接着部5により、固体撮像素子2上に接着される。透光性蓋部3は、受光部21との間に、間隔(隙間・空隙)Sが形成されるように設けられている。接着部5は、受光部21の周囲全域に形成されているため、この間隔Sは密閉空間となる。これにより、受光部21への湿気の浸入および塵埃の浸入や付着等を防止することができ、受光部21での不良の発生を防ぐことができる。透光性蓋部3は、透光性を有するガラスや樹脂などの透光性部材から構成されている。なお、透光性蓋部3には、固体撮像素子2に入射する赤外線をカットする赤外線カットフィルタ等の光学フィルタが形成されていてもよい。これにより、透光性蓋部3が、外部からの赤外線を遮断する機能を備えるようになる。
なお、接着部5は、例えば、シート状の接着剤を貼着し、フォトリソグラフィ技術で露光及び現像等の処理をすることにより、パターンニングされて形成される。このようにフォトリソグラフィ技術を用いれば、接着部5のパターンニングを高精度に行うことができる。また、シート状の接着剤を用いれば、接着部5の厚さを均一にすることができる。これにより、透光性蓋部3を受光部21に対して高精度に接着することができる。
ホルダ4は、配線基板1上に係止されており、内部に固体撮像素子2を収容するものである。また、ホルダ4は、図示しない導電性の配線を有しており、配線基板1と固体撮像素子2との電気導通を行う役割を担っている。ホルダ4の上面の中央部には、開口41が形成されている。この開口41のサイズは、固体撮像素子2の受光部21の面積よりも大きく、かつ、透光性蓋部3の上面(表面)の面積よりも小さくなっている。これにより、ホルダ4が、透光性蓋部3の外縁部を下方へ押さえ込む。つまり、ホルダ4は、受光部21に対して垂直(図1の一点鎖線で示す光軸に対して平行)に、透光性蓋部3の上面を押さえ込んでいる。このように、ホルダ4は、透光性蓋部3の上面を、鉛直下向きに付勢する。
さらに、ホルダ4は、配線基板1に係止された状態で、透光性蓋部3の外縁部(表面の周囲および側面)に当接する。また、このとき、開口41内に、固体撮像素子2の受光部21が配置される。これにより、ホルダ4の透光性蓋部3に対する位置合わせが可能となる。しかも、このようにホルダ4が配線基板1に係止された状態で透光性蓋部3へ位置合わせされれば、固体撮像素子2の配線基板1上への位置合わせも可能となる。なお、開口41内に、固体撮像素子2の受光部21が配置されているため、透光性蓋部3から受光部21までの光路は確保されている。つまり、ホルダ4は、固体撮像素子2の受光部21までの光路を避けて、配線基板1上に設けられている。ホルダ4と配線基板1との係止構造については後述する。
なお、配線基板1上には、固体撮像装置100を駆動するための各種電子部品(図示せず)が搭載されていてもよい。このような電子部品は、例えば、固体撮像素子2の信号処理を行う信号処理回路である。具体的には、この信号処理回路は、固体撮像素子2の動作を制御し、固体撮像素子2から出力された信号を適宜処理して必要な信号を生成する制御部(画像処理装置)として機能する。例えば、信号処理回路は、受光部21の受光素子により変換された電気信号を増幅処理し、その電気信号をアナログ信号として出力する増幅回路部(アナログ信号回路部)、そのアナログ信号をデジタル信号に変換するアナログ/デジタル変換処理回路部、固体撮像素子2の動作を制御するDSP(digital signal processor)、プログラムに従って各種演算処理を行うCPU,そのプログラムを格納するROM,各処理過程のデータ等を格納するRAMなどの電子部品を備えている。この電子部品には、抵抗やコンデンサも含まれる。
このような固体撮像装置100は、図示しないレンズを介して取り込まれた外部からの光を、透光性蓋部3を通して固体撮像素子2の内部に取り込み、固体撮像素子2の受光部21に配置された受光素子によりイメージ画像を受光する。固体撮像装置100は、受光部21および透光性蓋部3の間が中空となっているため、透光性蓋部3を透過した外部からの光は、そのまま受光部21へ入射されることになり、光路途中での光損失を生じることがない。
このように、固体撮像装置100では、ホルダ4が配線基板1に係止されることにより、ホルダ4は配線基板1に固定される。しかも、このような係止状態で、ホルダ4は、固体撮像素子2の受光面(受光部21)に対して垂直に、透光性蓋部3を押圧する。これにより、ホルダ4および配線基板1の係止と、ホルダ4の押圧力とによって、固体撮像素子2が配線基板1上に固定される。従って、配線基板1上に固体撮像素子2を実装するために、従来のような接着剤を用いた接着や、物理的な圧力による圧着が不要となる。
しかも、ホルダ4と配線基板1との係止は、着脱可能である。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。
さらに、配線基板1にホルダ4が係止されると、ホルダ4の配線基板1への位置合わせが可能となる。これに伴い、ホルダ4の内部に収容される固体撮像素子2の配線基板1への位置合わせも可能となる。
このように、本実施形態の固体撮像装置100では、接着や圧着をせずに、固体撮像素子2を配線基板1上に固定できるとともに、配線基板1に対する固体撮像素子2の位置合わせも可能となる。
ここで、配線基板1とホルダ4との係止構造について説明する。図5〜図7は、配線基板1とホルダ4との係止構造を示す断面図である。これらの図のように、配線基板1とホルダ4との係止は、例えば、配線基板1およびホルダ4の一方に形成された係止爪と、他方に形成された係止爪が係合される係止溝とによって実現することができる。また、このような係止構造により、配線基板1とホルダ4との位置合わせが可能となる。
具体的には、図5の構成では、ホルダ4の底面に係止用の係止爪42が形成されており、配線基板1に係止爪(フック)42を係合する係止溝11が形成されている。これにより、係止爪42が係止溝11に引っ掛り、係止爪42と係止溝11とが互いに係合する。そして、この係合によって、配線基板1上の特定の位置にホルダ4が固定される。つまり、配線基板1上に位置合わせされた状態で、ホルダ4が配線基板1上に固定される。このような係止状態で、ホルダ4は、透光性蓋部3の上面を下方(固体撮像素子2側)へ、付勢する。これにより、固体撮像素子2も配線基板1に位置合わせされた状態で、固定(固着)されることになる。従って、固体撮像装置100では、配線基板1に固体撮像素子2を実装するために、接着剤および圧着などが不要となる。しかも、配線基板1とホルダ4とが係止構造であるため、容易に着脱することができる。このため、配線基板1または固体撮像素子2に不良が生じたとしても、容易に交換することができる。なお、係止爪42は、例えば、金型を用いた樹脂成型により、ホルダ4と同時に形成することができる。図5の構成は最もシンプルであり、製造が容易である。
図6の構成は、図5の係止溝11と係止爪42との関係が逆になっている。すなわち、図6の構成では、配線基板1に係止用の係止爪12が形成されており、ホルダ4の底面に係止爪12を係合する係止溝43が形成されている。このような構成でも、図5の構成と同様の効果を得ることができる。なお、係止爪12は、樹脂成型等により形成し、配線基板1上に嵌め込むことにより実現できる。図6の構成は、配線基板1に係止溝11を形成できない場合(例えば、スペースがない、強度が保てないなど)に有効である。
一方、図7は、図6のように配線基板1上に係止爪12が形成されるのではなく、係止爪7が形成された台座8を備えた構成である。この係止爪7は、ホルダ4に形成された係止溝43に係合する。この台座8は、配線基板1上の固体撮像素子2の周囲を囲む枠体であり、台座8の内側に固体撮像素子2が配置される。また、台座8の裏面(配線基板1との接触面)には、図示しない金属端子が形成されている。そして、台座8の裏面と配線基板1とが半田付けにより面実装されている。このような構成でも、図5の構成と同様の効果を得ることができる。図7の構成は、配線基板1に半田付けにより台座8が面実装されている。このため、配線基板1上に他の面実装部品がある場合に有効である。また、配線基板1の配線パターンの設計自由度も高くなり、配線基板1の単価を安くすることができる。なお。台座8の構成については後述する。
次に、固体撮像装置100における、配線基板1と固体撮像素子2との電気的な接続について説明する。固体撮像装置100では、固体撮像素子2の電気信号を配線基板1に取り出す方法は、特に限定されるものではない。例えば、固体撮像素子2の電気信号を、直接、配線基板1に取り出してもよいし、ホルダ4を経由して配線基板1に取り出しても良い。図8〜図9は、固体撮像素子2とホルダ4との電気的な接続例を示す断面図である。これらの構成では、ホルダ4および固体撮像素子2の一方に、ホルダ4と固体撮像素子2とを互いに電気的に接続する接続部を備えている。そして、この接続部は、ホルダ4が配線基板1に係止された状態で、ホルダ4および固体撮像素子2に接触するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、接続部を介して、配線基板1に送ることができる。
具体的には、図8の構成は、上記接続部として、プローブ端子44を用いた例を示している。すなわち、図8では、ホルダ4の内側面に、プローブ端子44が形成されている。このプローブ端子44は、ホルダ4が配線基板1に係止された状態で、固体撮像素子2形成された電極端子(図示せず)と接触する。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、プローブ端子44を介して、配線基板1に送ることができる。
プローブ端子44を用いた場合、プローブ(針)の先端に圧力が集中する。このため、この圧力が、プローブ端子44と、固体撮像素子2上に形成された電極端子(パッド端子)との接触のために、適度に作用する。しかも、この接触の際、プローブ端子44の先が、固体撮像素子2の電極端子に引っ掻き傷をつける。これにより、固体撮像素子2の電極端子の表面の酸化された部分およびその他汚れがついた部分が、削り取られる。このため、プローブ端子44と固体撮像素子2の電極端子との接触状態が、常に良好となる。従って、プローブ端子44を介して、固体撮像素子2と配線基板1とを確実に接続することができる。
一方、図9の構成は、上記接続部として、導電性ゴム22を用いた例を示している。すなわち、図9では、固体撮像素子2上の接着部6の外側(周囲)に、導電性ゴム22が形成されている。ここで、導電性ゴム22は、図9に要部が示されているように、ゴム(エラストマ)からなる樹脂部22aと、複数本の銅線からなる導電部22bとからなっている。この導電部22bは、一方向(上下方向)にのみ導通するようになっている。これにより、固体撮像素子2の電気信号を、導電性ゴム22を介して、配線基板1に送ることができる。しかも、導電部22bには複数本の銅線が形成されているため、固体撮像素子2およびホルダ4の各々に電気接続のために形成された端子(図示せず)に厳密に一致させて導電性ゴム22を配置しなくても、固体撮像素子2とホルダ4との導通が可能となる。さらに、導電性ゴム22は弾性力を有するため、仮に、ホルダ4が透光性蓋部3を押さえ込みすぎたとしても、導電性ゴム22がクッションとして機能する。従って、透光性蓋部3が割れるのを確実に防ぐことができる。
なお、図8および図9では、配線基板1とホルダ4との係止状態が図5の構成となっているが、図6または図7の構成であってもよい。
次に、固体撮像装置100における、配線基板1とホルダ4との電気的な接続について説明する。図10〜図12は、配線基板1とホルダ4との電気的な接続例を示す断面図である。これらの構成では、配線基板1およびホルダ4にそれぞれ端子が形成されており、ホルダ4が配線基板1に係止されたときに、配線基板1およびホルダ4の各端子が互いに接触するようになっている。これにより、ホルダ4が配線基板1に係止されたときにのみ、配線基板1とホルダ4とが互いに電気的に接続される。つまり、誤った配置状態でホルダ4が配線基板1に実装された場合には、配線基板1とホルダ4とが互いに電気的に接続されなくなる。従って、配線基板1とホルダ4との位置合わせを確実に行うことができる。
具体的には、図10の構成では、ホルダ4にピン端子45が底面から突出して形成されている。一方、配線基板1にはこのピン端子45が挿入される貫通孔13が形成されている。また、貫通孔13が形成された配線基板1の内側面には、プローブ14が形成されている。そして、ホルダ4が配線基板1に係止されると、ピン端子45が貫通孔13に挿入され、ピン端子45とプローブ14とが互いに接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
一方、図11の構成では、ホルダ4に、バネ端子46が底面から突出して形成されている。このバネ端子46は、負荷がかかると、内部に引っ込む。一方、配線基板1上に、平坦な端子15が形成されている。そして、ホルダ4が配線基板1に係止されると、バネ端子46が配線基板1上の端子15に接触する。このとき、バネ端子46には、配線基板1から離れる方向の力が作用するため、バネ端子46はホルダ4の内部に引っ込む。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
また、図12の構成では、図11の構成におけるバネ端子46が、プローブ端子47となっている。このプローブ端子47も、プローブ端子44と同様に、プローブ(針)の先端に圧力が集中する。このため、この圧力が、プローブ端子47と、配線基板1上に形成された端子15との接触のために、適度に作用する。しかも、この接触の際、プローブ端子47の先が、配線基板1の端子15に引っ掻き傷をつける。これにより、配線基板1の端子15の表面の酸化された部分およびその他汚れがついた部分が、削り取られる。このため、プローブ端子47と配線基板1端子15との接触状態が、常に良好となる。従って、プローブ端子47を介して、配線基板1とホルダ4とを確実に接続することができる。
なお、図11および12のように、配線基板1に平坦な端子15を形成すれば、図10の構成のように、配線基板1に貫通孔13を形成する必要がない。このため、配線基板1の構成を簡素化することができる。また、図10〜図12における、配線基板1とホルダ4との係止状態は、図5〜図7のいずれの構成であってもよい。
本実施形態の固体撮像装置100は、このような図5〜図12の構成を適宜組み合わせて、固体撮像素子2の電気信号を、ホルダ4を介して、配線基板1へ送ることができる。図13および図16は、このような組合せの一例を示す断面図である。
図13は、図5,図9,および図10の構成を組み合わせた固体撮像装置101である。図13の固体撮像装置101では、配線基板1およびホルダ4は、例えば、図14および15のような構成となっている。図14は、図13の固体撮像装置101における配線基板1の上面図(ホルダ4との対向面の図)である。図15は、図13の固体撮像装置101におけるホルダ4の裏面図(配線基板1との対向面の図)である。図14のように、配線基板1の周縁部には、係止溝11、貫通孔13およびプローブ14が形成されている。一方、ホルダ4には、配線基板1の係止溝11に対応する位置に係止爪42が形成されており、貫通孔13およびプローブ14に対応する位置にピン端子45が形成されている。これにより、配線基板1にホルダ4を設置すると、係止爪42と係止溝11とが互いに係合する。さらに、このとき、ピン端子45が貫通孔13に挿入され、ピン端子45とプローブ14とが互いに接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
なお、図14のように、各ピン端子45の形成領域の内側には、端子49が形成されている。この端子49には、配線基板1にホルダ4を設置したときに、上述の導電性ゴム22が接触するようになっている。また、各ピン端子45および端子49は、配線50によって、接続されている。
このような構成により、固体撮像素子2の電気信号は、導電性ゴム22、端子49、ピン端子45の順に、配線基板1まで送ることができる。
一方、図16は、図7の台座8に、図8,および図11の構成を組み合わせた固体撮像装置102である。図17は、図16の固体撮像装置102における配線基板1および台座8の上面図である。なお、固体撮像装置102では、図15のホルダ4の係止爪42が係止溝43となり、ピン端子45がバネ端子46となる以外は、ホルダ4の構成は同様であるため図を省略する。
図17のように、台座8には、係止爪7および端子15が形成されている。一方、ホルダ4には、台座8の係止爪7に対応する位置に係止溝43(図7参照)が形成されており、台座8の端子15に対応する位置にバネ端子46(図11参照)が形成されている。これにより、台座8にホルダ4を設置すると、係止爪7と係止溝43とが互いに係合する。さらに、このとき、バネ端子46が端子15に接触する。これにより、配線基板1とホルダ4とが電気的に接続される。
このようにして、固体撮像装置101・102では、固体撮像素子2の電気信号を、ホルダ4を介して、配線基板1に送ることができる。なお、本発明の構成はこれらに限定されるものではない。
また、上述の例では、透光性蓋部3の側面は、平坦であった。しかし、図18のように、透光性蓋部3の側面に溝31が形成されており、ホルダ4が配線基板1に係止されたときにこの溝31に係止される突起48が形成された構成とすることもできる。これにより、配線基板1に対するホルダ4および固体撮像素子2の位置合わせを高精度に行うことができる。
本発明の固体撮像装置は、カメラ付き携帯電話,ディジタルスチルカメラ,ビデオカメラ,セキュリティカメラなどの撮影可能な電子機器に好適である。上述のような構成によって、電子機器の撮像部に、確実に固体撮像装置を装着および固定することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、カメラ付き携帯電話、ディジタルスチルカメラ、監視カメラやドアホンなどのセキュリティ用カメラなど、固体撮像装置を備えた各種電子機器に適用することができる。
本発明の固体撮像装置の概略構成を示す分解斜視図である。 本発明の固体撮像装置の斜視図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子および透光性蓋部を示す側面図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子および透光性蓋部を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの係止構造を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、固体撮像素子とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 図1の固体撮像装置における、配線基板とホルダとの電気的な接続例を示す断面図である。 本発明における別の固体撮像装置の構成を示す側面図および断面図である。 図13の固体撮像装置における配線基板の上面図である。 図13の固体撮像装置におけるホルダの裏面図である。 本発明における別の固体撮像装置の構成を示す側面図および断面図である。 図16の固体撮像装置における配線基板および台座の上面図である。 本発明の固体撮像装置において透光性蓋部の側面に形成された溝とホルダに形成された突起とが係止される構成を示す断面図である。 特許文献1の固体撮像装置の断面図である。 特許文献2の固体撮像装置の断面図である。 特許文献3の固体撮像装置の平面図および断面図である。
1 配線基板
2 固体撮像素子
3 透光性蓋部
4 ホルダ
7 係止爪
8 台座
11 係止溝
12 係止爪
13 貫通孔
14 プローブ
15 端子
21 受光部
22 導電性ゴム
22a 樹脂部
22b 導電部
41 開口
42 係止爪
43 係止溝
44 プローブ端子
45 ピン端子
46 バネ端子
47 プローブ端子
48 突起
100,101,102 固体撮像装置
S 間隔

Claims (10)

  1. 固体撮像素子と、
    固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
    固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
    配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
    上記ホルダは、
    配線基板に係止されているとともに、
    固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、
    固体撮像素子と配線基板とが固着されていないことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 固体撮像素子と、
    固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
    固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
    配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
    上記ホルダは、
    配線基板に係止されているとともに、
    固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、
    上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
    ホルダが配線基板に係止された状態で、上記接続部がホルダおよび固体撮像素子に接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とを電気的に接続するようになっていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 固体撮像素子と、
    固体撮像素子が実装され、固体撮像素子と電気的に接続する配線を有する配線基板と、
    固体撮像素子上に、固体撮像素子の受光部を覆い、受光部との間に間隔を有して設けられた透光性蓋部とを備えた固体撮像装置において、
    配線基板上に、受光部を除いて固体撮像素子を内部に収容するホルダを備え、
    上記ホルダは、
    配線基板に係止されているとともに、
    固体撮像素子の受光面に対して垂直に、透光性蓋部を固体撮像素子側へ押さえ込むことにより、固体撮像素子を配線基板上に固定しており、
    上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、
    上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とが電気的に接続されるようになっていることを特徴とする固体撮像装置。
  4. 上記配線基板およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 上記固体撮像素子の周囲に、配線基板上に半田付けされた台座を備えており、
    上記台座およびホルダの一方に係止爪が形成されており、他方に係止爪が係合される係止溝が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 上記ホルダおよび固体撮像素子の一方に、ホルダと固体撮像素子とを互いに電気的に接続する接続部を備えており、
    ホルダが配線基板に係止された状態で、上記接続部がホルダおよび固体撮像素子に接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とを電気的に接続するようになっていることを特徴とする請求項1または3に記載の固体撮像装置。
  7. 上記接続部は、プローブ端子であることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 上記接続部は、導電性ゴムであることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  9. 上記配線基板およびホルダにそれぞれ端子が形成されており、
    上記ホルダが配線基板に係止されたときに、配線基板およびホルダの各端子が互いに接触することにより、上記ホルダを介して、固体撮像素子と配線基板とが電気的に接続されるようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の固体撮像装置を備えた電子機器。
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