JP4932437B2 - 入退場管理システム - Google Patents
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Description
この発明による実施の形態1を図1について説明する。図1は実施の形態1における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
車両1に配置されたRFIDタグ2Aに記録された車両ID番号および乗車員が携帯するRFIDタグ2B,2C,2D…に記録された人員ID番号は、車両1が構内への入門あるいは構内からの退出に際し門の手前で所定の位置に停車することによって、送受信アンテナ3とRFIDタグ2A,2B,2C,2D…の電波による送受信により送受信経路2a,2b,2c,2d…を介してサーバ4で構成される入退場登録認証装置との間で授受される。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定し、車両についての入退場許可の有効性を判別するとともに、有効に許可登録された乗車員数のカウントを行う。
RFIDタグ2A,2B,2C,2D…をそれぞれ構成するRFIDタグは、情報を埋め込んだタグから電磁界や電波などを用いた近距離の無線通信によって情報をやりとりする構成を持つものであり、それぞれ送信部,受信部,記憶部および電源整流部を有する半導体ICチップとアンテナコイルとを備えているものである。RFIDタグ2A,2B,2C,2D…は、送受信アンテナ3からの電波をエネルギ源として動作するパッシブタグ(受動タグ)として構成されている。ただし、これらのRFIDタグ2A,2B,2C,2D…は電池を内蔵したアクティブタグ(能動タグ)として構成することもできる。
ここでは、好ましい一例として、950MHz帯のRFIDタグシステムを活用するものとする。このRFIDタグを用いたシステムでは、送受信アンテナ3からの放射電波により数m離れた複数のRFIDタグの情報をそれぞれ授受することが可能である。車両1に乗車している乗車員すべてが、入構証として当該RFIDタグを利用すれば、門の手前に設けられた送受信アンテナ3で、当該ID情報は入手可能である。ただし、950MHz帯に限らず、RFIDタグを利用する場合、電波環境の変化によって、必ずしもすべての情報がいつも100%得られる保証がない。従って、当該車両1に乗車している乗車員のRFIDタグのID情報と、実際に乗車している人の数を照合して差異が無いことを確認する必要がある。
入退場確認の職務を持つ係員としての警備員6は、乗車員の顔などの状況情報を入構証に貼付された写真等の表記情報と照合して本人確認を実施し、乗車員の所持する入構証が本人のものであるかどうか人定確認を行う。
警備員6は、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である有効に許可登録された乗車員数などを表示する表示装置8が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警棒7には、有効に許可登録された人員ID番号に相当する乗車員の総数が表示装置8に表示され、警備員6は、その数字と、実際に乗車している人数との照合を行い、当該乗車員の入退場の可否判定を実施する。入退場が否認された場合は、警備員6は、該当者に当該車両1からの降車を命じ、仮入退場許可の手続きなど、所定の手続きを実施してもらう。
この発明による実施の形態2を図2について説明する。図2は実施の形態2における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態2において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうか、その車両ID番号および人員ID番号に相当する車両および人員についての許可登録が有効期限切れになっていないかどうかを判定し、車両についての入退場許可の有効性を判別するとともに、有効に許可登録された乗車員数のカウントを行い、許可登録が有効期限切れになっている乗車員の人員ID番号の抽出を行う。
入退場確認の職務を持つ係員としての警備員6は、乗車員の顔などの状況情報を入構証に貼付された写真等の表記情報と照合して本人確認を実施し、乗車員の所持する入構証が本人のものであるかどうか人定確認を行う。
警備員6は、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である有効に許可登録された乗車員数および許可有効期限が切れている乗車員の人員ID番号などを表示する表示装置10が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警棒7には、許可有効期限切れである人員ID番号が表示装置10に表示され、警備員6は、その人員ID番号を元に該当者を割り出し、当該乗車員に降車して、仮入退場許可の手続きやRFIDタグの再登録など、所定の手続きを実施してもらう。
この発明による実施の形態3を図3について説明する。図3は実施の形態3における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態3において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1または実施の形態2における構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定し、車両についての入退場許可の有効性を判別するとともに、有効に許可登録された乗車員数のカウントを行う。
入退場確認の職務を持つ係員としての警備員6は、乗車員の顔などの状況情報を入構証に貼付された写真等の表記情報と照合して本人確認を実施し、乗車員の所持する入構証が本人のものであるかどうか人定確認を行う。
警備員6は、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である有効に許可登録された乗車員数などを音声告知する音声告知装置11が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7に組み込まれた音声告知装置11とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警棒7では、音声告知装置11により、有効に許可登録された人員ID番号に相当する乗車員の総数が音声告知され、警備員6は、音声告知された乗車員の総数と、実際に乗車している人数との照合を行い、当該乗車員の入退場の可否判定を実施する。入退場が否認された場合は、警備員6は、該当者に当該車両1からの降車を命じ、仮入退場許可の手続きなど、所定の手続きを実施してもらう。
この発明による実施の形態4を図4について説明する。図4は実施の形態4における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態4において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態3までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定し、車両についての入退場許可の有効性を判別するとともに、有効に許可登録された乗車員数のカウントを行う。
入退場確認の職務を持つ係員としての警備員6は、乗車員の顔などの状況情報を入構証に貼付された写真等の表記情報と照合して本人確認を実施し、乗車員の所持する入構証が本人のものであるかどうか人定確認を行う。
警備員6は、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である有効に許可登録された乗車員数などを表示する、当該入退場車両に乗車している乗車員数などにより警棒7の色が変化する識別表示装置12が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警棒7には、有効に許可登録された人員ID番号に相当する乗車員の総数に応じて、予め設定された色見表に従って、色識別表示装置12により警棒7の色が変化し、警備員6は、色識別表示装置12により示された乗車員の総数と、実際に乗車している人数との照合を行い、当該乗車員の入退場の可否判定を実施する。入退場が否認された場合は、警備員6は、該当者に当該車両1からの降車を命じ、仮入退場許可の手続きなど、所定の手続きを実施してもらう。
この発明による実施の形態5を図5について説明する。図5は実施の形態5における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態5において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態4までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定し、車両についての入退場許可の有効性を判別するとともに、有効に許可登録された乗車員数のカウントを行う。
入退場確認の職務を持つ係員としての警備員6は、乗車員の顔などの状況情報を入構証に貼付された写真等の表記情報と照合して本人確認を実施し、乗車員の所持する入構証が本人のものであるかどうか人定確認を行う。
警備員6は、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である有効に許可登録された乗車員数などを表示する、当該入退場車両に乗車している乗車員数などにより警棒7が予め設定された動作で振動する振動装置13が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警棒7には、有効に許可登録された人員ID番号に相当する乗車員の総数に応じて、予め設定された振動動作表に従って、振動装置13により警棒7が振動し、警備員6は、振動装置13により示された乗車員の総数と、実際に乗車している人数との照合を行い、当該乗車員の入退場の可否判定を実施する。入退場が否認された場合は、警備員6は、該当者に当該車両1からの降車を命じ、仮入退場許可の手続きなど、所定の手続きを実施してもらう。
この発明による実施の形態6を図6について説明する。図6は実施の形態6における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態6において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態5までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
警備員6は、送受信アンテナ3が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。この警棒7には、送受信アンテナ3とともに、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である当該入退場車両に乗車している乗車員について許可有効期限切れを示す人員ID番号を表示する識別表示装置14が組み込まれている。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置と警棒7とは通信手段9により交信される。通信手段9による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
車両1に配置されたRFIDタグ2Aに記録された車両ID番号および乗車員が携帯するRFIDタグ2B,2C,2D…に記録された人員ID番号は、車両1が構内への入門あるいは構内からの退出に際し門の手前で所定の位置に停車して状態で、警備員6が携帯する警棒7に組み込まれた送受信アンテナ3とRFIDタグ2A,2B,2C,2D…の電波による送受信により送受信経路2a,2b,2c,2d…を介してサーバ4で構成される入退場登録認証装置との間で授受される。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定する。
授受された車両ID番号と人員ID番号とは、警棒7からサーバ4で構成される入退場登録認証装置に伝達され、サーバ4で構成される入退場登録認証装置においてデータベース5との照合から、予め登録された有効期限を満たす車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかの判定を行い、その結果、有効期限が切れている車両および人員の車両ID番号および人員ID番号があれば、その車両ID番号および人員ID番号を警棒7に通知する。警棒7には、有効期限切れであれば点滅するとともに有効期限切れに相当する車両ID番号および人員ID番号を表示する識別表示装置14が組み込まれており、識別表示装置14が点滅することで、その場で該当者を割り出し、当該乗車員に降車を命じて、RFIDタグの再登録をするよう促す。
また、警備員6が常備携帯する警棒7に送受信アンテナ3および有効期限切れを明示する識別表示装置14を組み込むことによって、入退場に相応しくない乗車員を、乗車員ごとに認証しながら確認できることで、より高いレベルでのセキュリティの確保と、該当者の確定による入退場時の車両の渋滞が緩和されるとともに、警備員6が乗車員数をカウントして、有効に許可登録された人員の人員ID番号の総数との照合を実施しなくても良いので、警備業務の効率向上に効果がある。
この発明による実施の形態7を図7について説明する。図7は実施の形態7における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態7において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態6までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
警備員6は、送受信アンテナ3が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。この警棒7には、送受信アンテナ3とともに、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である当該入退場車両に乗車している乗車員について許可有効期限切れを示す人員ID番号を表示する識別表示装置14が組み込まれ、かつ、サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能を有しデータベース5の機能を持つ記録媒体RMとデータ交換可能に接続された処理装置PUが組み込まれている。
送受信アンテナ3および識別表示装置14とサーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUとは警棒7の内部において通信手段(図示せず)により交信される。この通信手段による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
車両1に配置されたRFIDタグ2Aに記録された車両ID番号および乗車員が携帯するRFIDタグ2B,2C,2D…に記録された人員ID番号は、車両1が構内への入門あるいは構内からの退出に際し門の手前で所定の位置に停車して状態で、警備員6が携帯する警棒7に組み込まれた送受信アンテナ3とRFIDタグ2A,2B,2C,2D…の電波による送受信により送受信経路2a,2b,2c,2d…を介してサーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能を持つ処理装置PUとの間で授受される。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能を持つ処理装置PUは、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定する。
データベース5としての機能を持つ記録媒体RMには、入退場管理の本来業務を行う前に、定期的事前業務(例えば始業時などに実施)として業務管理センターに設置された据置型処理装置としてのサーバ4で構成される入退場登録認証装置へ接続された全体業務管理用データベース5から、当該情報をダウンロードしておく。
この発明による実施の形態8を図8について説明する。図8は実施の形態8における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態8において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態7までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
警備員6は、送受信アンテナ3が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。この警棒7には、送受信アンテナ3とともに、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である当該入退場車両に乗車している乗車員について許可有効期限切れを示す人員ID番号を表示する識別表示装置14が組み込まれ、かつ、サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能および記録媒体RMによるデータベース5の機能を持つ処理装置PUが組み込まれている。
送受信アンテナ3および識別表示装置14とサーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUとは警棒7の内部において通信手段(図示せず)により交信される。この通信手段による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警備員6が常備携帯する警棒7に組み込まれた送受信アンテナ3は、車両ID情報および人員ID情報の情報授受のために電波を送出するとともに、RFIDタグ2A,2B,2C,2D…から当該ID情報を受信する一方、サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUの処理情報である有効期限切れ情報などの情報をRFIDタグ2A,2B,2C,2D…へ通知伝達する。
車両1に配置されたRFIDタグ2Aに記録された車両ID番号および乗車員が携帯するRFIDタグ2B,2C,2D…に記録された人員ID番号は、車両1が構内への入門あるいは構内からの退出に際し門の手前で所定の位置に停車した状態で、警備員6が携帯する警棒7に組み込まれた送受信アンテナ3とRFIDタグ2A,2B,2C,2D…の電波による送受信により送受信経路2a,2b,2c,2d…を介してサーバ4で構成される入退場登録認証装置との間で授受される。
サーバ4で構成される入退場登録認証装置は、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象である車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号から、予め入退場が許可登録された車両の車両ID番号および許可有効期限を含む車両登録情報ならびに予め入退場が許可登録された人員の人員ID番号および許可有効期限を含む人員ID情報が登録されたデータベース5を参照して、送受信アンテナ3で授受した入退場管理の対象となっている車両の車両ID番号および乗車員の人員ID番号が予め入退場が有効に許可登録された車両および人員の車両ID番号および人員ID番号であるかどうかを判定する。
データベース5としての機能を持つ記録媒体RMには、入退場管理の本来業務を行う前に、定期的事前業務(例えば始業時など)として業務管理センターに設置されたサーバ4で構成される入退場登録認証装置へ接続されたデータベース5から、当該情報をダウンロードしておく。
この発明による実施の形態9を図9について説明する。図9は実施の形態9における車両入退場人員確認装置の構成を示す説明図である。
この実施の形態9において、ここで説明する特有の構成以外の構成については、先に説明した実施の形態1から実施の形態8までのいずれかにおける構成と同一の構成内容を具備し、同様の作用を奏するものである。図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
警備員6は、送受信アンテナ3が組み込まれた警棒7を業務用機材として携帯している。この警棒7には、送受信アンテナ3とともに、サーバ4で構成される入退場登録認証装置による処理情報である当該入退場車両に乗車している乗車員について許可有効期限切れを示す人員ID番号を表示する識別表示装置14が組み込まれ、かつ、サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUが組み込まれている。
送受信アンテナ3および識別表示装置14とサーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUとは警棒7の内部において通信手段(図示せず)により交信される。この通信手段による通信方式は有線であるか、無線であるかを問わず、また通信プロトコルについても汎用技術を用いている。
警備員6が常備携帯する警棒7に組み込まれた送受信アンテナ3は、車両ID番号および人員ID番号の情報授受のために電波を送出するとともに、RFIDタグ2A,2B,2C,2D…から当該ID情報を受信する一方、サーバ4で構成される入退場登録認証装置の機能およびデータベース5の機能を持つ処理装置PUの処理情報である有効期限切れ情報などの情報を乗車員の所持する携帯端末機器16へ通信装置15により通知するものである。
データベース5としての機能を持つ記録媒体RMには、入退場管理の本来業務を行う前に、定期的事前業務(例えば始業時などに実施)として業務管理センターに設置された据置形処理装置としてのサーバ4で構成される入退場登録認証装置へ接続された全体業務管理用データベース5から、当該情報をダウンロードしておく。
Claims (12)
- 入退場対象となる車両の入退場許可を示した入構証に付加され識別情報を含む登録情報が組み込まれた車両識別要素と、当該車両に乗車している乗車員の入退場許可を示した入構証に付加され識別情報を含む登録情報が組み込まれた人員識別要素と、前記車両識別要素および前記人員識別要素に対して無線通信により当該登録情報を授受する送受信手段と、車両および乗車員の識別情報ならびに許可有効期限情報を予め登録したデータベースと接続され、前記送受信手段で授受した識別情報を前記データベースと照合処理して入退場可否判定情報を出力する入退場登録認証装置とを備え、前記入退場登録認証装置による処理情報を係員が携帯する報知装置により係員に報知する通信手段を設けるとともに、前記入退場登録認証装置による処理情報として乗車員数に関する情報を前記報知装置により報知するものであって、前記入退場登録認証装置は前記送受信手段で授受した複数の乗車員に係る識別情報について各乗車員に係る識別情報に対しそれぞれ入退場可否判定情報を導出する処理を行い許可登録された乗車員数を前記報知装置によって報知することを特徴とする入退場管理システム。
- 前記入退場登録認証装置による処理情報として許可有効期限に関する情報を前記報知装置により報知することを特徴とする請求項1に記載の入退場管理システム。
- 前記入退場登録認証装置による処理情報を表示する表示手段を前記報知装置として設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退場管理システム。
- 前記入退場登録認証装置による処理情報を音声により報知する音声報知手段を前記報知装置として設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退場管理システム。
- 前記入退場登録認証装置による処理情報を色の変化により報知する色変化報知手段を前記報知装置として設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退場管理システム。
- 前記入退場登録認証装置による処理情報を振動により報知する振動報知手段を前記報知装置として設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の入退場管理システム。
- 前記報知装置を係員が携帯する警棒に組み込んだことを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の入退場管理システム。
- 前記送受信手段を構成する送受信アンテナを係員が携帯する警棒に組み込んだことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の入退場管理システム。
- 前記送受信手段で取得された登録情報について許可有効期限切れを示す情報を表示する識別表示装置を係員が携帯する警棒に組み込んだことを特徴とする請求項8に記載の入退場管理システム。
- 車両および乗車員の識別情報ならびに許可有効期限情報を予め登録した前記データベースとしてのデータベース機能と入退場登録認証装置としての入退場登録認証機能とを具備し前記報知装置とともに係員が携帯する処理装置を設けたことを特徴とする請求項1から請求項9までのいずれかに記載の入退場管理システム。
- 前記報知装置により報知された許可有効期限情報に乗車員の許可有効期限が切れている旨の情報が含まれている場合、当該乗車員の人員識別要素へ当該情報を伝達する情報伝達手段を具備していることを特徴とする請求項2から請求項10までのいずれかに記載の入退場管理システム。
- 前記報知装置により報知された許可有効期限情報に乗車員の許可有効期限が切れている旨の情報が含まれている場合、当該乗車員が所持している携帯端末機器へ当該情報を伝達する情報伝達手段を具備していることを特徴とする請求項2から請求項11までのいずれかに記載の入退場管理システム。
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