JP4931595B2 - Rna配列の増幅のための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、標的RNA配列の増幅のための方法、標的RNA配列の増幅のためのプライマー及び1又はそれ以上の前記プライマーを含むキットに関する。
標的RNA又はDNA配列を増幅する、核酸増幅法は、一般に分子生物学、生化学及び生物工学の分野において応用され、可能な応用は数多く、さらに増加しつつある。この増幅法は、しばしば小量で、RNA及びDNAの両方の多種多様な他の核酸が存在する環境中に存在する、特定標的核酸配列のコピー数を増加させる。
核酸増幅法は、特に、例えば感染症、遺伝性疾患及び様々な種類の癌を診断するときに、血液、精液、組織、毛、微生物、細胞、腫瘍等のような試料中に存在する特定標的核酸配列の検出及び定量を容易にするために使用される。加えて、核酸増幅法は、法医科学及び考古学において又は父子関係を確認するためなどの、情報標的核酸が微小量で存在する可能性がある試料を検討する他の分野でも適用されてきた。
ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)及び転写に基づく増幅(TBA)のような、いくつかの核酸増幅手法が公知であり、これらは種々の作用機構に基づくが、全て標的核酸配列又はその相補的配列の境界への1又はそれ以上のプライマーのアニーリングに依存する。標的核酸配列の境界へのプライマーのアニーリングは、プライマー内に含まれる連続する数(contiguous number)のヌクレオチドの、標的核酸配列内の連続する数の相補的ヌクレオチドへのハイブリッド形成によって与えられる。
プライマーの効率的なハイブリッド形成は、一般に少なくとも15個の連続する相補的ヌクレオチドを必要とする。より少ないヌクレオチドしか存在しない場合は、プライマーの特異的アニーリングと非特異的アニーリングの比率が、もはや標的核酸の有効な増幅が起こり得ない点より下に低下する。少なくとも15個の連続相補的ヌクレオチドという必要条件は、しかしながら、例えば標的配列のコンセンサス配列だけが使用できる場合、特にウイルス、細菌及び酵母のような生物、又は血液、細胞、腫瘍及びリンパ液のような組織標本に由来する標的核酸から全ての遺伝子型を増幅しようとする場合に、標的核酸の増幅の可能性を制限する。遺伝的変異の故に、コンセンサス配列が個々の種間で異なる可能性があるとき、非相補的ヌクレオチドの存在の結果としてプライマーの非効率的なハイブリッド形成が起こり得る。
標的ヌクレオチド配列のいくつかの「遺伝的変異」が既知であれば、保存された一連のヌクレオチドを特定し、プライマー設計のために使用することができる。しかし、ヒトC型肝炎ウイルスのコード領域の一部などの、RNAウイルスのような一部の種における好ましい保存された範囲は、時として効率的なプライマーを設計するために使用するには小さすぎることがある。加えて、これらの保存された部分でさえも突然変異する傾向があり、これはウイルス及び細菌のような急速分裂生物において最も著明であって、プライマーのハイブリッド形成の効率低下を生じさせる。結果として、増幅が起こらない可能性があり、これは、例えば常用診断において極めて望ましくない。偽陰性増幅結果は関係する患者にとって重大な影響を及ぼし得るからである。
従って、小さな範囲の標的RNA配列を使用した増幅を可能にし、標的配列のハイブリッド形成部分内に突然変異又は遺伝的変異を生じにくい増幅方法が明らかに求められている。
本発明を導いた研究において、上述した問題は、以下の段階:
(a)プロモーター配列に作動可能に連結された標的RNA配列の少なくとも第一部分に相補的であり、これにハイブリッド形成する、ハイブリッド形成配列を含む第一プライマーを標的RNA配列にアニールする段階;
(b)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第一プライマーを延長し、第一RNA/cDNAハイブリッド核酸分子を形成する段階;
(c)第一RNA/cDNAハイブリッド核酸分子の標的RNA配列を選択的に除去して、第一の一本鎖cDNA配列を形成する段階;
(d)前記第一の一本鎖cDNA配列の第一部分に相補的であり、それにハイブリッド形成するハイブリッド形成配列を含む第二プライマーを、得られた第一の一本鎖cDNA配列にアニールする段階;
(e)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二プライマーを延長して、第一の二本鎖DNA分子を形成する段階;及び
(f)第一プライマー内に含まれるプロモーター配列に特異性を有するDNA依存性RNAポリメラーゼによって触媒される反応において標的RNA配列に相補的な多数のRNA転写産物の作製において、工程(e)の第一の二本鎖DNA分子を使用する段階、
を含み、
但し、前記第一プライマーは、7−14ヌクレオチドのハイブリッド形成配列、転写促進配列及び標的RNA配列の第二部分に結合することができるアンカーを含み、及び/又は第二プライマーは、7−14ヌクレオチドのハイブリッド形成配列、増幅促進配列及び第一の一本鎖cDNAの第二部分に結合することができるアンカーを含む、
増幅方法によって回避できることが認められた。
本発明によれば、意外にも、プライマーの少なくとも1個における連続ハイブリッド形成ヌクレオチドの数の低下は、前記プライマーが、アンカーがハイブリッド形成配列を第一部分に暴露するように、ハイブリッド形成ヌクレオチド配列ではない、標的RNA配列の第二部分に結合するアンカーを付加的に含む場合は、信頼し得る増幅方法を依然可能にすることが認められた。
ハイブリッド形成配列に加えてのアンカーの使用は、従って、2段階アニーリングプロセス:1)第二部分と称する、標的RNA配列の部分へのアンカーの結合、及び2)第一部分と称する、標的RNA配列の連続相補的ヌクレオチドへのプライマーのハイブリッド形成配列のハイブリッド形成、をもたらし、これらの段階は同時に又は連続的に(すなわち最初に段階1、次に段階2、又は最初に段階2、次に段階1)起こり得る。アンカーは、特異的に結合し得るが、アンカーとハイブリッド形成配列はまた、標的RNAへのプライマーの特異的相互作用の責任を共に担うことができる。例えばアンカーが7−14ヌクレオチドの長さであり、ハイブリッド形成配列が13−7ヌクレオチドの長さである場合、アンカーとハイブリッド形成配列が独立して特異的に結合することはないが、その組合せは特異的である。
本発明によれば、プライマーのハイブリッド形成配列内のヌクレオチドの数は、14、13、12、11、10、9、8又は7ヌクレオチドに低下させることができる。プライマー内のアンカーの存在の故に、ハイブリッド形成する部分が最大で14ヌクレオチドしか含まず、それ自体は特異的にハイブリッド形成することができないという事実に関わりなく、標的ヌクレオチド配列へのプライマーの特異的結合が起こる。従って、アンカーとハイブリッド形成配列の組合せにより、標的配列へのプライマーの特異的結合が達成される。
本発明に従った方法を、この方法の好ましい実施態様を示す図16を参照してさらに説明する。最初の工程の間に、通常は正プライマーと称される、第一プライマー(P1)内に存在するPNAアンカーが、標的RNA配列(RNA+)の部分に結合する。続いて、第一プライマーのハイブリッド形成配列(H)が標的RNA配列の第一部分にハイブリッド形成する。
標的RNA配列への第一プライマーのアニーリング後、鳥類骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素ポリメラーゼなどのDNAポリメラーゼを使用してプライマーを延長する。DNAポリメラーゼは標的RNA配列をコピーして、第一RNA/cDNAハイブリッド分子を形成する。
同時に又は連続的に、好ましくは、例えばリボヌクレアーゼによる酵素的消化により、標的RNA配列を選択的に除去する。生じた第一の一本鎖cDNA配列(DNA−)を、増幅方法における続く工程のための鋳型として使用する。
この続く工程は、形成された第一の一本鎖cDNAへの、通常は逆プライマーと称される、第二プライマー(P2)のアニーリングを必要とする。示されている実施態様によれば、第二プライマーはまた、一本鎖cDNAの第一部分に相補的であり、これにハイブリッド形成するハイブリッド形成配列(H)、増幅促進配列(X)及び第一の一本鎖cDNA配列の第二部分に特異結合することができるPNAアンカーを含む。
本発明によれば、第一及び第二プライマーの両方が、又は第一又は第二プライマーのいずれかだけが、短いハイブリッド形成配列とアンカーを含み得る。
増幅方法の続く工程では、第一の一本鎖cDNA配列を鋳型として使用して、AMV逆転写酵素ポリメラーゼによって第二プライマーを延長し、第一プライマーに由来する二本鎖プロモーター配列を含む第一の二本鎖DNA分子を生じさせる。
この第一の二本鎖DNA分子は、続いて、DNA依存性RNAポリメラーゼによる多数のRNA転写産物(RNA−)の作製のために使用する。プロモーター部位の下流の配列を鋳型として使用するが、これは、RNA転写産物が正プライマーのアンカー配列を含まないことを意味する。
DNA依存性RNAポリメラーゼの選択は第一プライマー内のプロモーター配列の選択に依存することは当業者には明白である。本発明の好ましい実施態様では、プロモーター配列はT7プロモーター配列であり、DNA依存性RNAポリメラーゼはT7ポリメラーゼである。
さらなる好ましい実施態様では、本発明に従った方法は、以下の段階:
(g)段階(f)で作製されたRNA転写産物に第二プライマーをアニールする段階;
(h)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二プライマーを延長し、第二RNA/cDNAハイブリッド核酸分子を形成する段階;
(i)第二RNA/cDNAハイブリッド分子のRNAを選択的に除去して、第二の一本鎖cDNA分子を得ること;
(j)得られた第二の一本鎖cDNA配列に第一プライマーをアニールする段階;
(k)第一プライマーを鋳型として使用して、DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二の一本鎖cDNA分子の3’末端を延長し、二本鎖プロモーター部位を含む第二の部分的二本鎖DNA分子を形成する段階;及び
(l)第一プライマー内のプロモーター配列に特異性を有するDNA依存性RNAポリメラーゼによって触媒される反応における標的RNA配列に相補的な多数のRNA転写産物の作製において、工程(k)の第二の二本鎖DNA分子を使用する段階、
をさらに含む。
本発明に従った増幅方法のこれらの追加工程は、図16Bにおいても図式的に示す、標的RNA配列の自律(又は循環)複製を生じさせる。
本発明の好ましい実施態様では、第一プライマーは、5’末端から3’末端の方向に、アンカー、転写促進配列、及び7−14個の連続ヌクレオチドの標的RNA配列の第一部分に相補的な7−14ヌクレオチドから成るハイブリッド形成配列を含む。
さらなる好ましい実施態様では、第二プライマーは、5’末端から3’末端の方向に、アンカー、増幅促進配列、及び7−14個の連続ヌクレオチドの第一の一本鎖cDNA配列の第一部分に相補的な7−14ヌクレオチドから成るハイブリッド形成配列を含む。
好ましくは、第一及び第二プライマーのハイブリッド形成配列は、それぞれ、7−10個の連続ヌクレオチドのRNA標的配列又は第一の一本鎖cDNA配列の第一部分に相補的な7−10ヌクレオチドを含む。
アンカーの存在の故に、プライマーは標的RNA配列に特異的に結合することができる。ハイブリッド形成配列単独では、その長さが短いために、特異的に結合することができない。
本発明によれば、アンカーは、標的RNA配列の第二部分に結合することができるいかなる化合物でもあり得る。アンカーは、好ましくは、場合により修飾された、オリゴヌクレオチド又はタンパク質である。標的RNA配列の第二部分又は一本鎖cDNA配列の第二部分に結合する、場合により修飾された、7−22ヌクレオチド、より好ましくは7−14、最も好ましくは9−14ヌクレオチドを含む、場合により修飾されたオリゴヌクレオチドが好ましい。当業者は、アンカーの結合のためには、アンカー内の全てのヌクレオチドが標的RNA配列の第二部分内の対応する配列に相補的である必要はないことを理解する。従って、標的RNA配列へのプライマーの特異的結合のためには、アンカーのヌクレオチドの少なくとも約90%が相補的であるべきである。これは、増幅方法の効率に影響を及ぼすことなく第二部分のより柔軟な選択を可能にする。
アンカーのヌクレオチドは、RNA及びDNAの両方、又はLocked Nucleic Acid(LNA)又は2’−O−メチル修飾ヌクレオチドなどの修飾ヌクレオチド、又はペプチド核酸(PNA)であり得る。そのような修飾は、より安定なアンカーを提供するか又はプライマーの特異的結合特性を増強する。
核酸配列への特異的結合を示すタンパク質又はそれに由来するフラグメントも、アンカーとして使用することができる。標的RNA配列の第二部分又は第一の一本鎖cDNA配列の第二部分に結合することができるタンパク質又はそれに由来するフラグメントは、例えばタンパク質工学によって選択する又は設計することができる。そのようなタンパク質の例は、ポリC結合タンパク質、ポリA結合タンパク質、及び1又はそれ以上のジンクフィンガー、制限酵素及び/又は抗体及びscFv、Fab等のようなそのフラグメントを含むタンパク質である。
標的核酸配列の第一部分と第二部分は、好ましくは、0、1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド、より好ましくは0、1、2、3又は4ヌクレオチド、最も好ましくは0、1、2又は3ヌクレオチドによって隔てられる。7個以上のヌクレオチドが上記の2つの部分の間に存在するときは、プライマーの2工程アニーリングの効率、従って増幅の効率が低下する。
増幅の間に生成される一本鎖RNA転写産物は、配列特異的プローブによるハイブリッド形成ベースの検出システムの使用に極めて適する。検出は、電気化学発光(ECL)を用いて増幅の最後に実施し得る。ストレプトアビジン−ビオチン相互作用によって磁気ビーズに結合した、特異的捕獲プローブを使用して、RNA転写産物を固定化し、ルテニウム標識検出プローブを前記転写産物とハイブリッド形成させる。また、例えば「酵素結合ゲルアッセイ(enzyme linked gel assay)」(ELGA)又は蛍光分光法などの、現在公知の他の検出方法も使用し得る。
非常に洗練された検出方法は分子ビーコンの使用である。分子ビーコンは、5’末端を蛍光物質で標識したDNAオリゴヌクレオチドである。配列の3’末端の最後の部分は5’末端の最初の部分に相補的であり、3’末端の消光物質が蛍光物質の放出光を吸収するようにヘアピンステムが形成される。ヘアピンループ配列はRNA転写産物の標的配列に相補的である。標的配列へのループ配列の結合によって、ヘアピンステムが開き、消光物質は蛍光物質から切り離される。放出される光の上昇を蛍光光度計によって検出することができる。増幅の間にRNA転写産物とのハイブリッド形成が起こり、「リアルタイム」検出を可能にする。試料中の標的核酸の量を定量するために、キャリブレータを含めてもよく、核酸の単離の前に添加し、標的核酸と共抽出して、共増幅する。
検出プローブは、標的特異的プローブであってもよく、又は一般的プローブ、すなわち増幅促進配列と同一の配列のような、RNA転写産物に組み込まれた一般的配列に対するプローブであってもよい。
そこで、本発明に従った方法の好ましい実施態様では、標的特異的プローブは、標的RNA配列に相補的なRNA転写産物にハイブリッド形成する。もう1つの好ましい実施態様によれば、包括的プローブを、多種多様な異なる増幅された標的RNA配列の検出のために1個の配列特異的プローブを使用することを可能にする、第二プライマーの増幅配列と同一の配列にハイブリッド形成させる。これはコスト効果的な検出方法をもたらし(検出プローブは、一般に、合成するのに比較的費用がかかる。)、プローブの結合特性は出発物質又は標的RNA配列に関わりなくあらゆる増幅方法において同等であり得るので、再現性のある定量的な検出のための可能性を上昇させる。
本発明の増幅方法は、好ましくは、ウイルスが部分的にだけ保存された核酸配列を有する、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)から単離されたRNA又はヒトC型肝炎ウイルスから単離されたRNAなどの、ウイルス標的RNA配列の増幅のために使用される。
本発明はさらに、アンカーとハイブリッド形成配列を含むプライマーに関する。本発明に従ったプライマーは、好ましくは、5’末端から3’末端の方向に、上記で定義したようなアンカー、以下で定義するような転写促進配列又は増幅促進配列、及び上記で定義したような7−14ヌクレオチド、好ましくは7−10ヌクレオチドのハイブリッド形成配列を含む。
アンカーとハイブリッド形成配列を含むプライマーの使用は、転写に基づく増幅(TBA)に限定されず、これらのプライマーは、逆転写酵素ポリメラーゼ連鎖反応(RT−PCR)のような他の増幅方法においても使用できる。
本発明のもう1つの局面によれば、本発明は、少なくとも1又はそれ以上の本発明に従ったプライマーを含む標的RNA配列の増幅及び/又は検出のためのキットに関する。
本発明に従ったキットは、1又はそれ以上の配列特異的プローブ、増幅緩衝液、及び/又はDNAポリメラーゼ、リボヌクレアーゼH及びDNA依存性RNAポリメラーゼなどの1又はそれ以上の酵素をさらに含み得る。
(定義)
本発明によれば、標的RNA配列は、増幅方法によって増幅されるべきRNAの特定部分と定義される。
ハイブリッド形成は、例えばプライマー内に存在する、連続する数のヌクレオチドの、例えば標的RNA配列の相補的ヌクレオチドへの結合と定義される。ハイブリッド形成は二本鎖核酸分子の形成を生じさせる。
アニーリングは、例えばハイブリッド形成による、プライマーと標的核酸配列の結合と定義される。
特異的結合は、使用される条件下での、ある化合物(プライマー又はプライマーの部分など)の、ランダムなヌクレオチド配列への結合と比較して、特定オリゴヌクレオチド配列への結合の選択性と定義される。従って、ある化合物が全く同一のヌクレオチド配列に対してのみ結合する場合、その化合物は特異的に結合する。
核酸配列は、その核酸配列の全ての個別ヌクレオチドが相補的である場合、例えば1つのオリゴヌクレオチド配列が5’−ATG ACC TGG−3’であり、その相補的オリゴヌクレオチド配列が3’−TAC TGG ACC−5’である場合、相補的と称される。
鋳型は、ポリメラーゼによって転写される核酸分子と定義される。合成される転写産物は、前記核酸分子に相補的であるか、又は少なくとも核酸分子の1本の鎖に相補的である。RNA及びDNAのどちらも、通常は5’から3’方向に合成される。
転写促進配列は、標的配列に対して非特異的配列である、プロモーター、例えばT7を含む核酸配列である。転写促進配列は、場合によりプリン伸張部(主としてG及び/又はAによって構成される)を含み得る。これはアンカーとハイブリッド形成配列の間にループを創造する。
増幅促進配列は、標的配列に対して非特異的核酸であるが、プロモーターを含まない、すなわちアンカーとハイブリッド形成配列の間にループを形成するランダムな配列だけを含む。
以下の図面及び実施例によって本発明をさらに例示する。これらの図面及び実施例は、いかなる意味においても本発明を限定することを意図しない。
(実施例)
アンカーp1プライマーによるHIV RNAの増幅
細胞溶解緩衝液(NucliSens,BioM erieux)で溶解したScott Layne HIV粒子(HIV感染細胞(Layneら(1992)、Virology 189:695−714)又はHIV gag RNA転写産物を増幅のための投入物質(input)として使用した。500、50及び5cpsの投入量を試験した。増幅は、NASBA緩衝液(40mM Tris−HCl pH8.5、12mM MgCl、70mM KCl、15% v/v DMSO、5mM DTT、1mM 各々のdNTP、2mM ATP、2mM CTP、2mM UTP、1.5mM GTP、0.5mM ITP、各々のプライマー(正プライマー(P1)及び逆プライマー(P2)、表1)0.2μM、分子ビーコンプローブ(HIV−MB−WT、表1)0.1μM)中で実施した。前記混合物を、RNAを変性するために65℃で2分間及びP1プライマーを標的にハイブリッド形成させるために41℃で2分間インキュベートした。続いて、NASBA酵素(リボヌクレアーゼH0.08単位、T7 RNAポリメラーゼ32単位、AMV逆転写酵素6.4単位及びBSA 2.1μg)を加え、反応混合物を、静かに軽くたたくこと及び短い遠心分離によって混合し、増幅とリアルタイム検出を開始した。反応混合物を、NucliSens EasyQ Analyzer(NucliSens,BioM erieux)中で、毎分ごとに蛍光観測しながら41℃で60分間インキュベートした。485nmで反応を励起し、発光シグナルを518nmで測定した。
標準p2プライマー(HIV2、表1)と組み合わせて、アンカーp1プライマー(HIV12、表1)による増幅を実施した。アンカープライマーは、T7プロモーター配列の上流の22ヌクレオチドアンカー配列及びT7プロモーター配列の下流の7ヌクレオチドハイブリッド形成配列から成る。標準p1プライマー(HIV1、表1)及び標準p2プライマー(HIV2、表1)による増幅を基準として使用した。結果は、アンカープライマーによる増幅の感受性は基準プライマーに比肩し得ることを示す(図2)。
非常に短いハイブリッド形成配列を有するp1プライマーによるHIV RNAの増幅
HIV12と同一であるが、アンカー配列を持たず、7ヌクレオチドの3’ハイブリダイズ標的特異的配列だけを含むp1プライマー(HIV11、表1、図3)による増幅を、標準p2プライマー(HIV2、表1)と組み合わせて、実施した。HIV1及びHIV12を基準として使用した(表1)。増幅は実施例1で述べたように実施した。図4に示すように、プライマーHIV11による増幅は認められず(図4B)、効率的な増幅のためにはアンカー配列が必要であることを示唆した。アンカーは、循環期ではなく反応の開始時に必要であると考えられる。従って、アンカーなしプライマーの添加は、反応の循環期には有益であり得る。全く同一の増幅反応においてアンカープライマーHIV12とプライマーHIV11の両方を使用するとき、反応速度のわずかな改善が認められた(図4D)。
種々のアンカー長を有するアンカーp1プライマーによるHIV RNAの増幅
依然特異的増幅を生じさせるアンカーの最小の長さを調べるために、種々のアンカー長を有するプライマーを設計した。標準p2プライマー(HIV2、表1)と組み合わせて、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有する(5’末端から欠失)アンカープライマー(HIV12、15、16、17、20、21、22、表1)による増幅を実施した。標準p1プライマーHIV1(表1)を基準として使用した。増幅は実施例1で述べたように実施した。14ヌクレオチドまでの欠失は、基準(HIV1標準プライマー及びHIV12アンカープライマー)と比較して、まだ効率的な増幅を生じさせる(図5)。しかし、14ヌクレオチド未満のアンカー長は、ごくわずかしか又は全く増幅を示さない。14ヌクレオチド又はそれ以上のハイブリッド形成温度は、41℃(増幅温度)より高いと予想される。より短いアンカーは41℃未満のハイブリッド形成温度を有すると考えられ、このことが非効率的な増幅を説明し得る。
アンカー配列内に2’−O−メチル修飾ヌクレオチドを使用したアンカーp1プライマーによるHIV RNAの増幅
アンカーの結合効率を高めるため、2’−O−メチル修飾ヌクレオチドをアンカーに組み込む。14ヌクレオチドのアンカー長を有するプライマー(HIV17 MET、表1)、12nt(HIV20 METa&b、表1)、9nt(HIV21 METa&b、表1)および7nt(HIV22 METa&b)を増幅において使用した。予想される融解温度上昇は、組み込まれる2’−O−メチル修飾ヌクレオチド当り約1.5℃である。標準p2プライマー(HIV2、表1)を逆プライマーとして使用した。増幅は実施例1で述べたように実施した。2’−O−メチル修飾ヌクレオチドを有するこれらのアンカープライマーを使用することは、特に14ヌクレオチドより短いアンカー(12及び9ヌクレオチドのアンカーHIV20 MET及びHIV21 MET)を使用するとき、明らかに増幅反応の感受性を改善する(図6−8)。2’−O−メチル修飾ヌクレオチドを有する7ヌクレオチドアンカープライマー(HIV22 MET)は短すぎることがわかる(結果は示していない。)。おそらく、7ヌクレオチドアンカーは、2’−O−メチル修飾ヌクレオチドを含む場合でも、非効率的増幅を説明する、41℃より低いハイブリッド形成温度を有する。
アンカー配列内にLNA(Locked Nucleic Acid)ヌクレオチドを使用したアンカーp1プライマーによるHIV RNAの増幅
アンカーの結合効率を高めるため、LNAヌクレオチドをアンカーに組み込む。予想されるTm上昇は、組み込まれるLNAヌクレオチド当り約3−8℃である。7ヌクレオチドのアンカー長を有する4つの異なるアンカーp1プライマー(HIV22 LNA1t/m4、表1)を増幅において使用した。これらのアンカーp1プライマー全てを標準p2プライマーと組み合わせて試験した。増幅は実施例1で述べたように実施した。7ヌクレオチドDNAアンカープライマーHIV22と比較して、LNAアンカープライマーは明らかに改善された増幅感受性をもたらす(表1)(図9)。14ヌクレオチドアンカープライマーHIV17(表1)又は標準p1プライマーHIV1(表1)と比較すると、これらのLNAアンカープライマーの性能は低い。プライマーHIV22 LNA1及び2(表1)と比べてアンカープライマーHIV22 LNA3及び4(表1)を使用するとより良好な感受性が得られるので、アンカー配列内のLNAヌクレオチドの位置が増幅効率に影響を及ぼすと思われる。
アンカー配列内にPNA(ペプチド核酸)ヌクレオチドを使用したアンカープライマーによるHIV RNAの増幅
アンカーの結合安定性を高めるため、PNAヌクレオチドをアンカーに組み込む。14ヌクレオチド(HIV17 PNA、表1)、12nt(HIV20 PNA、表1)、9nt(HIV21 PNA、表1)および7nt(HIV22 PNA、表1)のアンカー長を有するプライマーを、標準p2プライマー(HIV2、表1)と組み合わせて増幅において使用した。前記アンカー全てが完全なPNA配列を含む。増幅は実施例1で述べたように実施した。DNAアンカープライマーと比較して感受性の10倍低下が認められたが、PNAアンカープライマーもNASBAにおいて機能性であることを示した(図10)。
アンカーp2(逆)プライマーによるHIV RNAの増幅
標準p1プライマー(HIV1、表1)と組み合わせてアンカーp2プライマー(HIV27及びHIV29、表1)による増幅を実施した。標準p2プライマー(HIV2及びHIV26、表1)を標準p1プライマー(HIV1、表1)と組み合わせて基準として使用した。増幅は実施例1で述べたように実施した。両方の増幅に関して、反応速度及び増幅感受性は基準増幅に比肩し得ることが認められた(図11)。
種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマーによるHIV RNAの増幅
標準p1プライマー(HIV1、表1)と組み合わせて、22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27、31、32、33および29、表1)による増幅を実施した。増幅は実施例1で述べたように実施した。p2プライマーのアンカー配列を14ヌクレオチドまで短くすることは、基準(HIV27アンカープライマー、表1)と比較して同等の増幅効率をもたらす(図12)。
アンカーp1プライマー及びアンカーp2プライマーによるHIV RNAの増幅
アンカーp1プライマー(HIV17、表1)及びアンカーp2プライマー(HIV27及びHIV29、表1)による増幅は、標準プライマーセット(HIV1/HIV2、表1)と比較して同等の増幅効率をもたらした(図13)。増幅は実施例1で述べたように実施した。
アンカーp1プライマーによるHCV RNAの増幅
HCV RNAの増幅に関しても、アンカーp1プライマーを使用するNASBAを設計した。アンカーp1プライマー(HCV13又はHCV49、表2)及び通常のp2プライマー(HCV2、表2)による増幅を実施した。アンカープライマーは、T7プロモーター配列の上流の14ヌクレオチドアンカー配列及びT7プロモーター配列の下流の7ヌクレオチドハイブリッド形成配列から成る。標準p1プライマー(HCV1、表2)及び標準p2プライマー(HCV2、表2)による増幅を基準として使用した。分子ビーコンHCV−WT3(表2)をプローブとして使用し、インビトロで入手したHCV RNA転写産物を投入物質として使用する。増幅は、65℃での変性工程を2分間ではなく5分間実施したことを除いて、実施例1で述べたように実施した。感受性及び反応速度の差が認められるが、結果は、アンカー付きプライマーがHCV RNAの増幅のために使用できることを示す(図14)。
アンカーの結合部位と3’ハイブリッド形成配列の間に3ヌクレオチドのギャップを有するアンカーp1プライマーによるHCV RNAの増幅
アンカーp1プライマー(HCV22、表2)及び通常のp2プライマー(HCV2、表2)による増幅を実施した。このアンカーでは、3ヌクレオチドのギャップがアンカー配列の結合部位を7ヌクレオチドの3’ハイブリッド形成配列の結合部位から隔てる。アンカーp1プライマーHCV13(表2)及び標準p2プライマー(HCV2、表2)による増幅を基準として使用した。分子ビーコンHCV−WT3(表2)をプローブとして使用し、インビトロで入手したHCV RNA転写産物を投入物質として使用する。増幅は実施例10で述べたように実施した。結果は、3ヌクレオチドのギャップがアンカーの結合部位と3’ハイブリッド形成配列の結合部位の間に存在し得ること(図15)及びこれらのアンカー付きプライマーが、プライマー結合部位中における保存されていないヌクレオチドを架橋するために使用できることを示す。
Figure 0004931595
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図1は、続く図面のグラフの中で使用される凡例を示す。 どちらも標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせて、アンカーp1プライマー(図2B:HIV12、表1)又は標準p1プライマー(図2A:HIV1、表1)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 どちらも標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせて、アンカーp1プライマー(図2B:HIV12、表1)又は標準p1プライマー(図2A:HIV1、表1)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカーp1プライマーHIV12(表1)及びアンカーを伴わないプライマーHIV11(表1)の図式的表示。 標準p1プライマー(図4A:HIV1、表1)、アンカーp1プライマー(図4C:HIV12、表1)、アンカーを伴わないp1プライマー(図4B:HIV11、表1)又はプライマーHIV12とHIV11の組合せ(図4D)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図4A:HIV1、表1)、アンカーp1プライマー(図4C:HIV12、表1)、アンカーを伴わないp1プライマー(図4B:HIV11、表1)又はプライマーHIV12とHIV11の組合せ(図4D)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図4A:HIV1、表1)、アンカーp1プライマー(図4C:HIV12、表1)、アンカーを伴わないp1プライマー(図4B:HIV11、表1)又はプライマーHIV12とHIV11の組合せ(図4D)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図4A:HIV1、表1)、アンカーp1プライマー(図4C:HIV12、表1)、アンカーを伴わないp1プライマー(図4B:HIV11、表1)又はプライマーHIV12とHIV11の組合せ(図4D)によるHIV RNA(RNA転写産物、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(図5A:HIV1、表1)、22−7ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV12(図5B)、17(図5C)、20(図5D)、21(図5E)、22(図5F)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 14−9ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカープライマー(HIV17(図6A)、20(図7A)、21(図8A)、表1)及び2’−O−メチルヌクレオチドとアンカーを含む同じプライマー(HIV17 MET(図6B)、HIV20 METa&b(図7BおよびC)、METa&b(図8BおよびC)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 標準p1プライマー(HIV1、表1)、アンカープライマー(HIV17及びHIV22、表1)及びLNAヌクレオチドとアンカーを含むp1プライマー(HIV22 LNA1−4、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。図9A:標準p1プライマーHIV1;図9B:アンカープライマーHIV22 LNA1;図9C:アンカープライマーHIV22 LNA2;図9D:アンカープライマーHIV17;図9E:アンカープライマーHIV22;図9F:アンカープライマーHIV22 LNA3;図9G:アンカープライマーHIV22 LNA4。 アンカープライマー(図10A:HIV17および図10C:HIV21、表1)及びPNAアンカーを含むp1プライマー(図10B:HIV17 PNA及び図10D:HIV21 PNA、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカープライマー(図10A:HIV17および図10C:HIV21、表1)及びPNAアンカーを含むp1プライマー(図10B:HIV17 PNA及び図10D:HIV21 PNA、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカープライマー(図10A:HIV17および図10C:HIV21、表1)及びPNAアンカーを含むp1プライマー(図10B:HIV17 PNA及び図10D:HIV21 PNA、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカープライマー(図10A:HIV17および図10C:HIV21、表1)及びPNAアンカーを含むp1プライマー(図10B:HIV17 PNA及び図10D:HIV21 PNA、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p2プライマー(HIV2、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマーHIV2(図11A)およびHIV26(図11B)、表1)及びアンカーp2プライマー(HIV27(図11C)およびHIV29(図11D)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマーHIV2(図11A)およびHIV26(図11B)、表1)及びアンカーp2プライマー(HIV27(図11C)およびHIV29(図11D)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマーHIV2(図11A)およびHIV26(図11B)、表1)及びアンカーp2プライマー(HIV27(図11C)およびHIV29(図11D)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマーHIV2(図11A)およびHIV26(図11B)、表1)及びアンカーp2プライマー(HIV27(図11C)およびHIV29(図11D)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27(図12A)、31(図12C)、32(図12D)、33(図12E)、29(図12B)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27(図12A)、31(図12C)、32(図12D)、33(図12E)、29(図12B)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27(図12A)、31(図12C)、32(図12D)、33(図12E)、29(図12B)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27(図12A)、31(図12C)、32(図12D)、33(図12E)、29(図12B)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 22−14ヌクレオチドの範囲の種々のアンカー長を有するアンカーp2プライマー(HIV27(図12A)、31(図12C)、32(図12D)、33(図12E)、29(図12B)、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。全て標準p1プライマー(HIV1、表1)及びプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマー(HIV2、表1)(図13B)又はアンカーp2プライマー(HIV27(図13C)及びHIV29(図13D)、表1)と組み合わせたアンカーp1プライマー(HIV17、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。標準プライマーセット(HIV1/HIV2、表1)を基準として使用する(図13A)。全てプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマー(HIV2、表1)(図13B)又はアンカーp2プライマー(HIV27(図13C)及びHIV29(図13D)、表1)と組み合わせたアンカーp1プライマー(HIV17、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。標準プライマーセット(HIV1/HIV2、表1)を基準として使用する(図13A)。全てプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマー(HIV2、表1)(図13B)又はアンカーp2プライマー(HIV27(図13C)及びHIV29(図13D)、表1)と組み合わせたアンカーp1プライマー(HIV17、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。標準プライマーセット(HIV1/HIV2、表1)を基準として使用する(図13A)。全てプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 標準p2プライマー(HIV2、表1)(図13B)又はアンカーp2プライマー(HIV27(図13C)及びHIV29(図13D)、表1)と組み合わせたアンカーp1プライマー(HIV17、表1)によるHIV RNA(全ウイルスRNA、500、50及び5cps)の増幅。標準プライマーセット(HIV1/HIV2、表1)を基準として使用する(図13A)。全てプローブとして分子ビーコン(HIV−MB−WT、表1)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 どちらも標準p2プライマー(HCV2、表2)及びプローブとして分子ビーコン(HCV−WT3、表2)と組み合わせた、アンカーp1プライマー(HCV13(図14B)またはHCV46(図14C)、表2)又は標準p1プライマー(HCV1(図14A)、表2)によるHCV RNA(RNA転写産物、5×10、5×10及び5×10cps)の増幅。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 どちらも標準p2プライマー(HCV2、表2)及びプローブとして分子ビーコン(HCV−WT3、表2)と組み合わせた、アンカーp1プライマー(HCV13(図14B)またはHCV46(図14C)、表2)又は標準p1プライマー(HCV1(図14A)、表2)によるHCV RNA(RNA転写産物、5×10、5×10及び5×10cps)の増幅。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 どちらも標準p2プライマー(HCV2、表2)及びプローブとして分子ビーコン(HCV−WT3、表2)と組み合わせた、アンカーp1プライマー(HCV13(図14B)またはHCV46(図14C)、表2)又は標準p1プライマー(HCV1(図14A)、表2)によるHCV RNA(RNA転写産物、5×10、5×10及び5×10cps)の増幅。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカー配列と3’ハイブリッド形成配列の間に3ntのギャップを有するアンカーp1プライマー(HCV22(図15B)、表2)によるHCV RNA(RNA転写産物、5×10及び5×10cps)の増幅。アンカーp1プライマーHCV13(図14A)(表2)を基準として使用する。どちらのアンカー付きプライマーも、標準p2プライマー(HCV2、表2)及び分子ビーコン(HCV−WT3、表2)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 アンカー配列と3’ハイブリッド形成配列の間に3ntのギャップを有するアンカーp1プライマー(HCV22(図15B)、表2)によるHCV RNA(RNA転写産物、5×10及び5×10cps)の増幅。アンカーp1プライマーHCV13(図14A)(表2)を基準として使用する。どちらのアンカー付きプライマーも、標準p2プライマー(HCV2、表2)及び分子ビーコン(HCV−WT3、表2)と組み合わせている。鋳型を含まない試料(NT)を陰性対照として使用する。 本発明に従った方法の好ましい実施態様を示す概要図。P1:第一プライマー;Y:転写促進配列;T7:T7プロモーター配列;H:ハイブリッド形成配列;P2:第二プライマー;X:増幅促進配列;H:ハイブリッド形成配列。 本発明に従った方法の好ましい実施態様を示す概要図。P1:第一プライマー;Y:転写促進配列;T7:T7プロモーター配列;H:ハイブリッド形成配列;P2:第二プライマー;X:増幅促進配列;H:ハイブリッド形成配列。

Claims (17)

  1. 標的RNA配列の増幅のための方法であって、
    以下の段階:
    (a)プロモーター配列を含む転写促進配列に作動可能に連結された標的RNA配列の少なくとも第一部分に相補的であり、これにハイブリッド形成する、ハイブリッド形成配列を含む第一プライマーを標的RNA配列にアニールする段階;
    (b)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第一プライマーを延長し、第一RNA/cDNAハイブリッド核酸分子を形成する段階;
    (c)第一RNA/cDNAハイブリッド核酸分子の標的RNA配列を選択的に除去して、第一の一本鎖cDNA配列を形成する段階;
    (d)前記第一の一本鎖cDNA配列の第一部分に相補的であり、これにハイブリッド形成するハイブリッド形成配列を含む第二プライマーを、得られた第一の一本鎖cDNA配列にアニールする段階;
    (e)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二プライマーを延長して、第一の二本鎖DNA分子を形成する段階;及び
    (f)第一プライマー内に含まれるプロモーター配列に特異性を有するDNA依存性RNAポリメラーゼによって触媒される反応において標的RNA配列に相補的な多数のRNA転写産物の作製において、工程(e)の第一の二本鎖DNA分子を使用する段階、
    を含み、
    但し、第一プライマーは、5’末端から3’末端の方向に、(1)標的RNA配列の第二部分に結合することができるアンカー、(2)標的配列に対して非特異的配列であり、プロモーター配列を含む転写促進配列、及び(3)7から14個の連続ヌクレオチドの標的RNA配列の第一部分に相補的な7から14ヌクレオチドから成るハイブリッド形成配列から構成され;及び/又は第二プライマーは、5’末端から3’末端の方向に、(1)第一の一本鎖cDNAの第二部分に結合することができるアンカー、(2)標的配列に対して非特異的配列である増幅促進配列、及び(3)7から14個の連続ヌクレオチドの第一の一本鎖cDNAの第一部分に相補的な7から14ヌクレオチドから成るハイブリッド形成配列から構成され;
    転写促進配列及び増幅促進配列は、第一プライマー及び/又は第二プライマーが標的RNA配列に結合すると、そのプライマーのアンカーとハイブリッド形成配列の間にループを形成し;並びに
    標的RNA配列の第二部分が、0から6ヌクレオチド、好ましくは0から4ヌクレオチド、より好ましくは0から3ヌクレオチドによって、標的RNA配列の第一部分から隔てられている、前記方法。
  2. 以下の段階:
    (g)段階(f)で作製されたRNA転写産物に第二プライマーをアニールする段階;
    (h)DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二プライマーを延長し、第二RNA/cDNAハイブリッド核酸分子を形成する段階;
    (i)第二RNA/cDNAハイブリッド分子のRNAを選択的に除去して、第二の一本鎖cDNA分子を得る段階;
    (j)得られた第二の一本鎖cDNA配列に第一プライマーをアニールする段階;
    (k)第一プライマーを鋳型として使用して、DNAポリメラーゼによって触媒される反応において前記第二の一本鎖cDNA分子の3’末端を延長し、二本鎖プロモーター部位を含む第二の部分的二本鎖DNA分子を形成すること;及び
    (l)第一プライマー内のプロモーター配列に特異性を有するDNA依存性RNAポリメラーゼによって触媒される反応のおける標的RNA配列に相補的な多数のRNA転写産物の作製において、工程(k)の第二の二本鎖DNA分子を使用する段階、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハイブリッド形成配列が、7から10個の連続ヌクレオチドの標的RNA配列の第一部分に相補的な7から10ヌクレオチドを含む、請求項1から2のいずれか一項に記載の方法。
  4. 前記アンカーが、標的RNA配列の第二部分又は第一の一本鎖cDNA分子の第二部分に結合する、7から22個のヌクレオチドから成るオリゴヌクレオチドであり、ヌクレオチドは修飾されていないか、または少なくとも1つのヌクレオチドが修飾されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記アンカーが、7から14個の、好ましくは9から14個のヌクレオチドから成る、オリゴヌクレオチドである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記アンカーが、DNA、RNA、2’O−メチル修飾ヌクレオチド及び/又はLNAを含む、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記アンカーがPNAを含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記アンカーが、標的RNA配列の第二部分又は第一の一本鎖cDNA分子の第二部分に結合する、タンパク質又はこれに由来するフラグメントを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記タンパク質又はこれに由来するフラグメントが、RNA結合タンパク質、ポリC結合タンパク質、ポリA結合タンパク質、及びジンクフィンガー、制限酵素及び抗体又はこのフラグメントを含むタンパク質から成る群より選択される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記転写促進配列が:
    5’−AAACGGGCACGAGC−3’
    である、請求項1から9のいずれかに一項記載の方法。
  11. 前記増幅促進配列が:
    5’−GACTTCAGGACTTCAGG−3’
    である、請求項1から9のいずれかに一項記載の方法。
  12. 前記プロモーター配列が、バクテリオファージT7プロモーター配列である、請求項1から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記DNAポリメラーゼが、鳥類骨髄芽球症ウイルス(AMV)逆転写酵素である、請求項1から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記標的RNA配列が、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の部分である、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記標的核酸が、ヒトC型肝炎ウイルスの部分である、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記RNA転写産物が、1又はそれ以上の配列特異的プローブによって検出される、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記配列特異的プローブが、第二プライマーの増幅促進配列と同一の配列にハイブリッド形成する、請求項16に記載の方法。
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