JP4931528B2 - 無線測位システム及び無線装置 - Google Patents

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Description

本発明は、端末の現在位置を測位する無線測位システム及び該測位システムで用いられる無線装置に関する。
従来の無線測位システムでは、原理上、被測位端末と3つ以上の基地局とから構成され、3つ以上の基地局において測位信号を受信しなければならない。例えば、TDOA(Time Difference of Arrival)方式と呼ばれる測位方式では、被測位端末から放射される一つの測位信号を2つ以上の基地局で受信し、その受信時間差を計測することで測位が実施される。TDOA測位では前記受信時間差が2組の基地局で必要となり、一般的には一つの測位信号を3つ以上の基地局で受信することで測位を行う。
図10が従来の無線測位システムの構成を示す構成図である。図10において、被測位端末Dから送信される測位信号を3つの基地局E,F,Gで受信する。ここで、被測位端末のアンテナの放射パターンに図10に示すような異方性があると、例えば、アンテナゲインの大きい方向にある基地局Eでは測位信号が受信できるが、アンテナゲインの小さな方向にある基地局F,Gでは測位信号が受信できないケースが発生する。また、アンテナ特性の異方性は、基地局アンテナにおいても観測される可能性がある。
従来の無線測位システムに関する参考文献としては、例えば特許文献1が知られている。
特開2005−140617号公報
このように、従来の無線測位システムにおいては、被測位端末及び基地局のアンテナの指向性により、被測位端末からの測位信号が一部の基地局でしか受信されず、正常に測位が行えない場合があるため、測位可能なエリアが限定されるという課題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、アンテナの指向性によらず、広範囲で測位が可能な無線測位システムを実現することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の第1の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、互いに対称に配置され、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択する選択手段とを具備する無線端末と、前記無線端末の選択手段で選択されたアンテナから無線送信された測位信号を受信し、該無線端末の測位を行う複数の基地局とから構成されることを特徴とする無線測位システムである。
また、本発明の第2の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、互いに対称に配置され、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、前記測位信号を前記複数のアンテナに電力分配して送信させる電力分配手段とを具備する無線端末と、前記無線端末のアンテナから無線送信された測位信号を受信し、該無線端末の測位を行う複数の基地局とから構成されることを特徴とする無線測位システムである。
また、本発明の第3の態様は、本発明の第1の態様又は本発明の第2の態様において、前記無線端末の複数のアンテナは、該アンテナが実装される基板又は該基板のグランド領域に関して対称となるように配置したことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、本発明の第1の態様又は本発明の第2の態様において、前記無線端末の複数のアンテナは、前記測位信号生成手段の位置に関して対称となるように配置したことを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、本発明の第1の態様において、前記無線端末の複数のアンテナは、前記選択手段の位置に関して対称となるように配置したことを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、本発明の第2の態様において、前記無線端末の複数のアンテナは、前記電力分配手段の位置に関して対称となるように配置したことを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、本発明の第3の態様から本発明の第6の態様までのいずれかに記載の発明において、前記無線端末は、さらに前記測位信号生成手段から前記複数のアンテナに至る給電線を対称としたことを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、過去に前記複数のアンテナから前記測位信号を送信した時に前記基地局で正常に受信できたかに関する情報、ないし予め設定された前記複数のアンテナから測位信号を送信するタイミングに関する情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された情報に基づいて前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択する選択手段とを具備する無線端末と、前記無線端末の選択手段で選択されたアンテナから無線送信された測位信号を受信し、該無線端末の測位を行う複数の基地局とから構成されることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、本発明の第8の態様において、前記複数のアンテナは、互いに対称に配置されていることを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、本発明の第8の態様又は本発明の第9の態様において、前記無線端末は、複数の測位信号を別々の前記アンテナから送信し、前記複数の基地局は、前記無線端末の複数のアンテナから送信された複数の測位信号に基づいて該無線端末の測位を行うことを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、本発明の第10の態様において、前記無線端末の測位信号生成手段は、前記複数の測位信号が送信される時間差の情報を前記測位信号に格納することを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、本発明の第8の態様又は本発明の第9の態様において、前記無線端末の測位信号生成手段はインパルス型の測位信号を生成し、前記選択手段は前記測位信号のパルスとパルスの間隔で該測位信号を送信する前記アンテナを切り替えることを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、本発明の第8の態様又は本発明の第9の態様において、前記基地局は測位開始信号を送信し、前記無線端末は前記測位開始信号の受信後に前記測位信号を送信し、前記基地局は前記測位開始信号を送信してから前記無線端末からの測位信号を受信するまでの時間情報を該無線端末の測位に用いることを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、互いに対称に配置され、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択する選択手段とを具備することを特徴とする無線装置である。
また、本発明の第15の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、互いに対称に配置され、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、前記測位信号を前記複数のアンテナに電力分配して送信させる電力分配手段とを具備することを特徴とする無線装置である。
また、本発明の第16の態様は、測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、過去に前記複数のアンテナから前記測位信号を送信した時に前記基地局で正常に受信できたかに関する情報、ないし予め設定された前記複数のアンテナから測位信号を送信するタイミングに関する情報を格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された情報に基づいて前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択する選択手段とを具備することを特徴とする。
なお、特許請求の範囲における無線装置とは、例えば実施形態における図1の被測位端末0001または基地局0101〜0103に相当する。
本発明によれば、無線端末又は基地局が複数のアンテナを備え、複数のアンテナの配置を基板、基板のグランド領域等に関して対称とすることで、該複数のアンテナの放射パターンを対称とすることができるため、従来の無線測位方式ではアンテナの指向性により測位が実現できないエリアにおいても測位が可能となり、測位可能なエリアが大幅に広がる。
さらに、アンテナだけでなく、測位信号生成手段からアンテナに至る給電線まで対称とすることで、複数のアンテナの放射パターンをより対称とすることができる。また、複数のアンテナから測位信号を送信するアンテナを選択する際に過去に行った測位に関する情報を用いることで適切なアンテナを選択することができる。さらにまた、測位信号としてインパルス型の信号を用い、パルスとパルスの間でアンテナの切換を行うことで測位信号の送信時間差拡大による誤差削減が可能である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる無線測位システムの構成を示す構成図である。図1において、被測位端末0001(NODE、無線端末)は、測位の対象となる無線端末であり、測位信号0410を送信する。
基地局0101,0102,0103(AP)は、被測位端末0001から無線送信された測位信号を受信し、その情報をネットワーク0400を介して測位計算用サーバー0200に送信するものである。測位計算用サーバー0200(Server)は、基地局0101,0102,0103から受信した情報に基づいて被測位端末0001の位置を計算するものである。
被測位端末0001内の信号処理部0005(測位信号生成手段)は、パケット生成や演算処理、変復調などの信号処理を行うブロック(DSP)であり、マイクロコントローラー0006(MPU)とカウンター0007(COUNT)と記憶媒体0008(MEM)とベースバンド信号処理部0009(BB)から構成される。
マイクロコントローラー0006は、演算処理や状態遷移などの管理を行うものである。カウンター0007は、クロック等をカウントするものである。記憶媒体0008(記憶手段)は、被測位端末0001のIDや受信データを格納するものである。ベースバンド信号処理部0009は、パケットの生成、データの変復調や拡散・逆拡散などベースバンドの信号処理を行うものである。
無線部0010(RF)は、信号処理部0005から出力されたデータをアンテナ0021,0022から送信する信号に変換し、スイッチ0011に出力するものである。また、無線部0010は、アンテナ0021,0022で受信した信号を増幅、周波数変換し、信号処理部0005へ出力するものである。
スイッチ0011(SW、選択手段)は、無線部0010から出力された信号を入力し、2つのアンテナ0021,0022の何れに出力するかを切り替えるものである。スイッチ0011は、信号処理部0005から入力する切り替え制御信号0420に基づいて切り替えを行う。
アンテナ0021(ANTa)、0022(ANTb)は、スイッチ0011からの信号を無線送信するものであり、好適に放射されない方向を互いに相補するよう対称に配置される。アンテナ0021,0022は同種類のアンテナであっても、異なる種類のアンテナであってもよい。なお、アンテナ0021,0022の配置に関する詳細は、図4及び図5を参照して後述する。
基地局0101,0102,0103は、被測位端末0001と同様に信号処理部0105(DSP)、無線部0110(RF)、スイッチ0111(SW)及び2つのアンテナ0121(ANTa),0122(ANTb)から構成される。
基地局0101とネットワーク0400とは無線ないし有線のコネクション0402で接続され、基地局0102とネットワーク0400とは無線ないし有線のコネクション0401で接続され、基地局0103とネットワーク0400とは無線ないし有線のコネクション0403で接続される。
測位計算用サーバー0200内の信号処理部0205(DSP)は、信号処理を行うDSPであり、マイクロコントローラー0206(MPU)と計算部0207(CAL)と記憶媒体0208(MEM)とから構成される。
計算部0207は、基地局0101,0102,0103から受信した情報や記憶媒体0208に格納された情報に基づいて被測位端末0001の位置を計算するものである。測位計算用サーバー0200とネットワーク0400とは無線ないし有線のコネクション0404で接続される。なお、測位計算用サーバー0200の機能は、基地局0101,0102,0103に実装してもよい。
続いて、図2及び図3を参照し、被測位端末0001から送信される測位信号について説明する。本実施形態では、被測位端末1はアンテナ0021から1回目の測位信号(測位第一パケット)を送信し、続いてアンテナ0022から2回目の測位信号(測位第二パケット)を送信する。
図2は、測位第一パケット及び測位第二パケットの構成を示す図である。図2において、測位第一パケット及び測位第二パケットの構成は、一般的に通信で用いられるパケット構成であり、具体的には同期用のプリアンブル(Preamble)、データの開始を示すSFD、端末IDやデータサイズ等を記載するヘッダー(HDR)、データ(DATA)及びエラーチェックに用いるCRCとから構成される。
測位第一パケット及び測位第二パケットの構成は、図2に示した構成の他に、測位用の単純な信号列で構成するものであってもよいし、無線方式としてインパルス型のUWB(Ultra Wide Band)を用いる場合には測位用の単純なパルス列もしくは単一パルスで構成することも可能である。
測位第二パケットのデータには、測位第一パケットの送信トリガーが発生した時刻t0から測位第二パケットの送信トリガーが発生した時刻t3までの時間ないしカウンター値等の時間情報を格納する。これにより、測位第一パケットを受信できず測位第二パケットのみを受信した基地局が、測位第二パケットを受信した時刻から測位第一パケットが到達したであろう時刻を算出することが可能となる。
図2は測位第一パケットと測位第二パケットとして、ある時間間隔をおいたパケットの送信を行う場合の例であるが、インパルス型のUWBなど、間欠的にパルスを送信するシステムでは、一パケット内のパルスが発生していない期間にアンテナを切り替えることで、一パケット内でアンテナを切り替えることも可能である。
図3は、測位第一パケットおよび測位第二パケットを連続させて一パケットとして構成した場合の構成図である。この場合、一パケット内にアンテナ切り替えが実施されるため(図3では測位第一パケットを構成する最後のパルスと測位第二パケットを構成する最初のパルスとの間でアンテナを切り替える)、誤差要因となる第一パケットと第二パケットの時間が削除され、高精度な測位が実施される。
さらに、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidance)による多重化が実施された系ではパケット送信の前にキャリアセンスが要求されたり、総務省のUWB法規制(案)で提示されている干渉低減技術を実施する際には、他の無線システムの検波が必要で検波された場合には送信を制限される。測位用に2つのパケットを送信する場合には、上記制約から各々パケット送信前に検波が必要となり、2つのパケットの送信間隔の増大、測位誤差の拡大へとつながる。これに対し、一パケット内での切り替えは、第一パケット・第二パケットの送信時間差拡大による誤差削減が可能である。
なお、図3のパケットの内部構成(DATA、CRCなどの領域)は一例である。例えば、CRCチェックのエラーチェックをトリガーにACK/NACKを返送するシステムでは、CRCがパケット中央に配置されると、ACK/NACKと後続のパルス列と衝突するため、最後のみに設ける等で回避される。
次に、図4及び図5を参照し、好適に放射されない方向を互いに相補するよう、2つのアンテナを対称に配置する形態に関して具体的に説明する。
図4は、図1の被測位端末0001におけるアンテナの実装形態を示す図である。図4において、基板40は被測位端末0001内の各部が実装される基板であり、グランド領域41は基板40においてグランドパターンが配置される領域である。
通信LSI42は、図1の無線部0010を内蔵するLSI(Large Scale Integration)であり、整合回路43は、給電線とアンテナとのインピーダンス整合を行うための整合回路である。スイッチ44は、図1のスイッチ0011であり、スイッチ44bはスイッチ44の前段に配置され、送受信を切り替えるものであり、スイッチ44cはスイッチ44及び44bを一体化した4端子切り替えスイッチである。
アンテナ45a−1,2はパターンアンテナであり、45b−1,2、45c−1,2、45d−1,2は誘電体アンテナである。これらのアンテナは、図1のアンテナ0021,0022に対応するものである。なお、アンテナ実装部にはグランドは設けない。
図4(a)は、パターンアンテナ45a−1,2を基板40又はグランド領域41の中心点P1に関して点対称となるように配置した例である。図4(b)は、誘電体アンテナ45b−1,2を基板40又はグランド領域41の表面を走る中心線L1に対して線対称となるように配置した例である。
図4(c)は、アンテナ45c−1,2だけでなく、通信LSI42、整合回路43、スイッチ44c及び給電線を中心線L1に対して線対称となるように配置した例である。通信LSIや整合回路、給電線等も対称となるように配置することで、2つのアンテナの放射パターンをより対称とすることができる。
図4(d)は、通信LSI42が基板40のグランド領域41に実装され、アンテナ45d−1が別基板46−1に実装され、アンテナ45d−2がさらに別基板46−2に実装された場合の例である。図4において、グランド領域41の通信LSI42が実装された面の裏面には通信LSI42等を駆動する電池47が配置される。図4(d)は、アンテナ45d−1,2を、グランド領域41又は通信LSI42の中心を通り基板40の表面に垂直な線L2に対して線対称となるように配置した例である。
アンテナの放射パターンは、基板やグランド形状・サイズ、信号線路、LSIや受動素子など部品実装位置、アンテナ実装位置、周囲環境により大きく変化する。そのため、2つのアンテナを実装する際には、図4で示した例のように、これらの条件に関して対称(点対称、線対称、面対称など)とすることで放射パターンも対称とすることが可能となり、好適に放射されない方向を互いに相補することができる。このため、アンテナを対称に配置する構成は、測位などアンテナの放射パターンに等方性が要求される応用に対して特に有効に機能する。
具体的には、例えば、モノポール型のアンテナなどでは、アンテナ特性(放射パターンを含む)はグランド形状に大きく依存する。従って、2つのアンテナをグランドに対して対称に設置することで、各アンテナのヌル点もしくはアンテナ利得の低い方向を相補し両アンテナの組み合わせにより測位で必要となる放射特性(アンテナゲイン)を得ることができる。
なお、送受信切り替えのスイッチとアンテナの切り替えスイッチの実装例は、さまざまな形態があり、図4に示した組み合わせ以外にも様々な組み合わせでの利用が可能である。また、3つ以上のアンテナを実装する場合においても、2つの場合と同様に、互いに対称となるように配置することで、好適に放射されない方向を互いに相補することができる。
さらに、送信LSIからアンテナまでの遅延時間(又は距離)が同じになるようにしてもよいし、アンテナの偏波面を垂直偏波と水平偏波、もしくは右偏波と左偏波にたがえるようにしてもよい。また、送信LSIや整合回路、切り替えスイッチに関して対称にアンテナを配置してもよい。
図4は被測位端末における複数のアンテナの実装形態であるが、基地局においても複数のアンテナを実装してもよい。図5が基地局におけるアンテナの実装形態の一例を示す図である。
図5において、基地局内の基板50は主制御を司るマイクロコントローラー51とUSB(Universal Serial Bus)やEther等の外部出力端子52が実装されている。基板53a,bは基板50を挟んで対称な位置に配置され、それぞれの基板に送受信2つのアンテナが実装される。
基板53aにおいては、グランド領域54aに通信用LSI55a及び整合回路56aが実装される。整合回路56aと接続された誘電体アンテナ57a−1は送信用のアンテナであり、誘電体アンテナ57a−2は受信用のアンテナである。誘導体アンテナ57a−1,2の実装部にはグランドは設けない。
同様に、基板53bにおいては、グランド領域54bに通信用LSI55b及び整合回路56bが実装される。整合回路56bと接続された誘電体アンテナ57b−1は送信用のアンテナであり、誘電体アンテナ57b−2は受信用のアンテナである。誘導体アンテナ57b−1,2の実装部にはグランドは設けない。
図5では、送信用の誘電体アンテナ57a−1,57b−1は基板50の中心点P2に関して点対称となるように配置され、受信用の誘電体アンテナ57a−2,57b−2も中心点P2に関して点対称となるように配置される。さらに、通信用LSIや整合回路、各アンテナへの給電線も中心点P2に関して点対称に配置する。また、基板53aと基板53bは部品実装位置、線路などにおいて同一の構成をとり、基板50に実装されたマイクロコントローラー51に接続することで、基板53aと基板53bが基板50に対して線対称な配置をとることも可能である。基板53aと基板53bは同一であることからコストの削減が見込まれる。さらに、マイクロコントローラー51の機能は、通信用LSI55aおよび55bに搭載し、基板50は基板53aないし53bの入出力を切り替えるスイッチの機能を持たせることもできる。
このように、基地局に実装される複数のアンテナを対称に配置することで、被測位端末と通信可能な範囲、すなわち測位可能な範囲が広がる。図1の無線測位システムにおいて複数のアンテナを対称に配置するのは、被測位端末0001のみであってもよいし、基地局0101,0102,0103のみであってもよいし、被測位端末0001と基地局0101,0102,0103の双方であってもよい。
次に、図1の無線測位システムにおいて、TDOA方式で被測位端末0001の測位を行う際の処理を図6及び図7を参照して説明する。
図6はTDOA方式における処理を示すフローを示す図であり、図7は図6のフローにおける測位の原理を示す図である。図6の基地局A,B,Cは時間同期がとれている。
図6において、被測位端末0001で備えるタイマー機能により測位開始信号が発生する。被測位端末0001内部で発生した測位開始信号を信号処理部0005が受信すると(ステップS601)、信号処理部0005は予め定められたアルゴリズムにより2つのアンテナ0021,0022のどちらを使用するかを決定し(ステップS602)、切り替え信号0420を出力する。
信号処理部0005におけるアンテナ選択アルゴリズムとしては、各アンテナから送信した場合の、PER(パケットエラーレート)、受信・測位成功率などを各基地局と関連付けて記憶媒体0008などに格納し、これらの情報に基づいて効率的なアンテナの選択を行う方法が挙げられる。なお、アンテナの選択は、予め設定されたモードに基づいて行ってもよい。
ここで、アンテナと基地局との間のPERや受信・測位成功率は、以前に当該アンテナから送信したパケットを当該基地局で正常に受信できたか否かのフィードバック情報を基地局側から受け、その情報を記憶媒体0008に格納しておくことによって求める。
スイッチ0011が切り替え信号0420を入力すると、その指示に従ってアンテナを選択する。ここでは、アンテナ0021(ANTa)が選択されたとする。続いて、信号処理部0005は図3に示した測位第一パケットを生成し無線部0010に出力して送信処理を行う(ステップS603)。
信号処理部0005による送信処理をトリガーに、カウンター0007は計測を開始する(ステップS604)。所定の時間が経過し、カウンター0007によるカウント値が予め設定された値もしくは任意の値をとると(ステップS605)、信号処理部0005はアンテナ0022(ANTb)に切り替える信号をスイッチ0011へ出力する(ステップS606)。
なお、ステップS605で用いる設定値は、予め記憶媒体0008に格納されている、アンテナからの測位信号送信タイミングの情報である。
続いて、信号処理部0005は図3の測位第二パケットを生成し無線部0010に出力して送信処理を行う(ステップS607)。このとき、測位第二パケットのデータには、測位第一パケットの送信処理を開始した時刻t60から測位第二パケットの送信処理を開始した時刻t64までの時間差の情報を格納する。なお、この時間差の情報は、上で被測位端末0001のカウンター0007を用いて計測された時間に基づくものである。なお、基地局A(0101),B(0102),C(0103)においてこの時間差が既知である場合には、測位第二パケットに該時間差を格納する必要はない。
上記のように、被測位端末0001は、過去に複数のアンテナから測位信号を送信した時に基地局側で正常に受信できたか否かを表す情報、および複数のアンテナから測位信号を送信するための予め設定されたタイミング情報を記憶媒体0008に格納しておき、これらの情報に基づいてアンテナを選択し、選択されたアンテナから測位信号を送信する。
被測位端末0001のアンテナANTaの放射パターンに図7(a)に示すような異方性があり、図6のステップS603で送信された測位第一パケットが基地局B,Cのみで受信された場合(図7のa)、この時点で到達時間差の情報は基地局B−C間(t63−t62)の1つのみしか得られない。従来の無線システムではこの時点で測位が失敗となる。
一方、本実施形態では続けてステップS607において測位第二パケットをアンテナANTbから送信する。アンテナANTbの放射パターンは、アンテナANTaの放射パターンと対称であるため、アンテナANTaの放射パターンでは放射電力が弱かった基地局Aの方向に対して、放射電力が強くなる。
このため、測位第二パケットは基地局Aで受信される可能性が高い(図7のb)。逆に、アンテナANTaの放射パターンでは放射電力が強かった基地局B,Cの方向に対しては、放射電力が弱くなるため、測位第二パケットは基地局B,Cにおいては受信されないこともある。
このとき、測位第二パケットが基地局Aに到達した時刻t65と、測位第一パケットと測位第二パケットとの送信時間差(t64−t60)から、測位第一パケットが基地局Aに到達したであろう時刻t61を求めることができる。この後、基地局A−B間の時間差(t62−t61)を求めることで2組の時間差情報が得られる。
基地局B−C間の時間差(t63−t62)に無線信号の伝播速度を乗算することで基地局B,Cの位置を焦点とする双曲線上に被測位端末0001が存在することが分かり、同様に基地局A−B間の時間差(t62−t61)から基地局A,Bの位置を焦点とする双曲線上に被測位端末0001が存在することが分かるため、この2つの双曲線の交点から被測位端末の位置を求めることができる。
本実施形態ではアンテナが2つの場合を説明したが、アンテナが3つ以上の場合には、測位第二パケットを送信する際においても前述したアルゴリズムを用いてアンテナの選択を行ってもよい。例えば、測位第一パケットが正常に受信されなかった基地局Aの情報を基地局B,Cから被測位端末に通知し、測位第二パケットを送信する際には基地局Aへの送信に最適なアンテナを前述したアルゴリズムを用いて選択する方法が考えられる。
なお、仮にそれぞれのパケット送信で2組の基地局間受信時間差情報が得られた場合には時間差情報(t64−t60)が、さらに測位第二パケットのみで3基地局の受信が成立した場合には、測位第一パケットから得られた時間情報および時間差情報(t64−t60)は必ずしも必要ないが、すべてのデータを利用することでより高精度な測位が実現可能である。
次に、図1の無線測位システムにおいて、TOA(Time of Arrival)方式とTDOA方式とを組み合わせて被測位端末0001の測位を行う際の処理を図8及び図9を参照して説明する。
図8はTOA方式及びTDOA方式における処理を示すフローを示す図であり、図9は図8のフローにおける測位の原理を示す図である。図8の基地局A,B,Cは時間同期がとれている。
図8において、まず基地局B(0102)から送信された測位開始信号が被測位端末0001で受信されると(ステップS801)、信号処理部0005は図6のステップS602と同様にアンテナANTa(0021)を選択する(ステップS802)。
続いて、信号処理部0005は図3の測位第一パケットを生成し無線部0010に出力して送信処理を行う(ステップS803)。ここで、測位第一パケットのデータには測位開始信号を受信した時刻t81から測位第一パケットの送信処理を開始する時刻t82までの時間差(t82−t81)を格納する。この時間差が予め基地局Bで既知の場合は、測位第一パケットに格納する必要はない。
以下では、図6と同様に、測位第一パケットが基地局B,Cで受信され、基地局Aでは受信されなかった場合について説明する。図8において、基地局Bは、測位開始信号を送信した時刻t80から、測位第一パケットを受信した時刻t84までの時間差(t84−t80)を求めることが可能であり、この時間差(t84−t80)と測位第一パケットのデータに格納された時間差(t82−t81)から、基地局Bと被測位端末0001との距離を求めることができる。すわなち、図9に示すように、被測位端末0001は基地局Bから一定距離の円上に存在することが分かる。
図8に戻って、信号処理部0005は、ステップS804〜S807の手順(図6のステップS604〜S607と同様の手順)を実行して測位第二パケットを送信する。測位第二パケットのデータには、測位第一パケットの送信処理を開始した時刻t82から測位第二パケットの送信処理を開始した時刻t86までの時間差(t86−t82)が格納される。
基地局Aは、測位第二パケットを受信した時刻t87と測位第二パケットに格納された時間差(t86−t82)から、測位第一パケットが到達したであろう時刻t83を求めることができる。この後、基地局A−B間の時間差(t84−t83)を求めると、非違測位端末0001は基地局A,Bの位置を焦点とする双曲線上に存在することが分かる。
この双曲線と、前述した円との交点から被測位端末0001の位置を特定できる。なお、基地局A,C間の時間差(t85−t83)により求めた双曲線と前述した円との交点からも被測位端末0001の位置を特定できる。図8においては、異なるアルゴリズムであるTOA方式による測位とTDOA方式による測位を組み合わせて被測位端末の位置を限定することが可能であるため、測位精度の向上が見込まれる。
従来ではアンテナの指向性に起因して測位が実現されないエリアでも、複数のアンテナを好適に配置・送信することで、測位可能なエリアが大幅に増大する。さらに、例えば2個のアンテナを好適に配置・送信することで、3つ以上の基地局との通信が実現される場合には、最大2度の施行で測位が実現される。従って、測位信号を送信する回数が抑えられ、エアーでのトラフィック軽減、電池寿命の延長などが見込まれる。
また、特開2005−140617号公報に見られる基準局と呼ばれる時刻同期局を用いた測位システムに本発明を適用する場合には、被測位端末は、一つのアンテナから測位信号を送信し、基準局から基準信号なる時刻同期信号を被測位端末が受け取った後、被測位端末は別のアンテナから測位信号を送信し、上記一連の無線信号を基地局が受信することで測位を実施する、もしくは、被測位端末は前記時刻同期信号の受信とは独立に別のアンテナから測位信号を送信し、測位を実施するなどの方法がある。
また、本実施形態では、対称に配置された複数のアンテナを切り替えて複数回送信することで測位を行うものであるが、アンテナの前段に分配器等を設けて送信機LSIからの出力を各アンテナに分配し(電力分配手段)、複数のアンテナを同時に併用する形態も考えられる。
この際、分配によって一つのアンテナから放射される電力は分配されるが、アンテナの放射パターンに起因した劣化量(例えば最大電力が放射される方向と、最小の電力が受信される方向では10dB以上異なる)を比較した場合、いずれか好適なアンテナから放射された信号が受信された方を優位とすることで測位が可能である。複数のアンテナを併用する形態では、無線測位信号の送信回数は1回となるためエアーのトラフィックを抑えることが可能であり、また、被測位端末の消費電力を少なくすることができる。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、図6及び図8の処理において、測位第二パケットはカウンターで計測した時間に基づいて送信する形態としたが、基地局からの命令受信をトリガーとして送信することも可能である。
さらに、本実施形態は被測位端末から測位第一パケットと測位第二パケットの2つの測位信号を送信する形態であるが、3つ以上の測位信号を送信する形態としてもよい。また、本実施形態では被測位端末が無線測位信号を送信するアクティブ型の測位方式で説明したが、基地局が無線測位信号を送信するパッシブ型の測位方式にも適用可能である。
また、本発明は倉庫内における物品管理にも適している。倉庫内における物品の多数管理が要求された場合に、基地局の配置は有限であることから、ある物品に搭載された無線端末のうちのあるアンテナからの信号は、アンテナの放射パターンに起因して、3つの基地局が見通せないもしくは測位で必要とされる無線伝送が実現されないケースが発生する。その場合には、無線端末に対称に配置されたもう一つのアンテナを使用し、測位信号を各アンテナで送信することで、合計3つ以上の基地局との測位信号の通信が実現される。
本発明は、端末の現在位置を測位する無線測位システムに用いて好適である。
本発明の第一の実施形態にかかる無線測位システムの構成を示す構成図である。 図2は、測位第一パケット及び測位第二パケットの構成を示す図である。 測位第一パケットおよび測位第二パケットを連続させて一パケットとして構成した場合の構成図である。 図1の被測位端末0001におけるアンテナの実装形態を示す図である。 基地局におけるアンテナの実装形態を示す図である。 図1の無線測位システムにおいて、TDOA方式で被測位端末0001の測位を行う際の処理を示す図である。 図6に示したフローにおける測位の原理を示す図である。 図1の無線測位システムにおいて、TOA方式及びTDOA方式で被測位端末0001の測位を行う際の処理を示す図である。 図8に示したフローにおける測位の原理を示す図である。 従来の無線測位システムの構成を示す構成図である。
符号の説明
0001 … 被測位端末(無線端末)
0005、0105 … 信号処理部(測位信号生成手段)
0006 … マイクロコントローラー
0007 … カウンター
0008 … 記憶媒体(記憶手段)
0009 … ベースバンド信号処理部
0010、0110 … 無線部
0011、0111 … スイッチ(選択手段)
0021、0022、0121、0122 … アンテナ
0101〜0103 … 基地局
0200 … 測位計算用サーバー
0205 … 信号処理部
0206 … マイクロコントローラー
0207 … 計算部
0400 … ネットワーク
40、50、53a,b … 基板
41、54a,b … グランド領域
42、55a,b … 送信LSI
43、56a,b … 整合回路
44、44b,c … スイッチ(選択手段)
45a−1,2 … パターンアンテナ
45b−1〜d−2、57a−1〜b−2 … 誘電体アンテナ
51 … マイクロコントローラー

Claims (7)

  1. 測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、
    前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、
    過去に前記複数のアンテナから前記測位信号を送信した時に前記基地局で正常に受信できたかに関する第1の情報、及び予め設定された前記複数のアンテナから測位信号を送信するタイミングに関する第2の情報を格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納された前記第1の情報に基づいて前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択して、前記記憶手段に格納された前記第2の情報に基づくタイミングでアンテナを切り替える選択手段と
    を具備する無線端末と、
    前記無線端末の選択手段で選択されたアンテナから無線送信された測位信号を受信し、該無線端末の測位を行う複数の基地局と
    から構成されることを特徴とする無線測位システム。
  2. 前記複数のアンテナは、互いに対称に配置されていることを特徴とする請求項に記載の無線測位システム。
  3. 前記無線端末は、複数の測位信号を別々の前記アンテナから送信し、
    前記複数の基地局は、前記無線端末の複数のアンテナから送信された複数の測位信号に基づいて該無線端末の測位を行うことを特徴とする請求項又はに記載の無線測位シス
    テム。
  4. 前記無線端末の測位信号生成手段は、前記複数の測位信号が送信される時間差の情報を前記測位信号に格納することを特徴とする請求項に記載の無線測位システム。
  5. 前記無線端末の測位信号生成手段はインパルス型の測位信号を生成し、
    前記選択手段は前記測位信号のパルスとパルスの間隔で該測位信号を送信する前記アンテナを切り替えることを特徴とする請求項又はに記載の無線測位システム。
  6. 前記基地局は測位開始信号を送信し、
    前記無線端末は前記測位開始信号の受信後に前記測位信号を送信し、
    前記基地局は前記測位開始信号を送信してから前記無線端末からの測位信号を受信するまでの時間情報を該無線端末の測位に用いることを特徴とする請求項又は2に記載の無線測位システム。
  7. 測位用の測位信号を生成する測位信号生成手段と、
    前記測位信号を無線送信する複数のアンテナと、
    過去に前記複数のアンテナから前記測位信号を送信した時に前記基地局で正常に受信できたかに関する第1の情報、及び予め設定された前記複数のアンテナから測位信号を送信するタイミングに関する第2の情報を格納する記憶手段と、
    前記記憶手段に格納された前記第1の情報に基づいて前記測位信号を送信するアンテナを前記複数のアンテナから選択して、前記記憶手段に格納された前記第2の情報に基づくタイミングでアンテナを切り替える選択手段と
    を具備することを特徴とする無線装置。
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