JP4930170B2 - 白熱ランプ - Google Patents
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Description
このような場合、図5に示すように、四隅であるD領域に白熱ランプを複数並べ、それ以外の部分ではプレートヒータPを用いた加熱装置が知られている。なお、図5は、装置の概略説明図であり、図5において、点線は被加熱物の輪郭を示すものであり、D領域に配置された白熱ランプは省略して示しているが、図6で白熱ランプの配置構造を説明する。
なお、被加熱物の背面に、図示のプレートヒータPと白熱ランプが配置されているものであり、図5の紙面に対して手前側に被加熱物が配置されるものであり、被加熱物は、図面上描いていない。
複数の白熱ランプ11は同一平面上に並べて配置されており、各白熱ランプ11は保持板Mによって保持され、各白熱ランプ11の両端の封止部5が保持板Mの後方側に折り曲げられた構造になっている。
なお、図6において、一つの白熱ランプのみ封止部5を押さえる一組の押え板M2を取り除いて、封止部5の構造と封止部5が挿入される開口M1を示すものである。
また、点線は被加熱物の輪郭を示すものであり、図5中、左下のD領域にかかる被加熱物の輪郭線を示すものである。
白熱ランプ11は、石英ガラス製の発光管1内にフィラメント2が配置されており、フィラメント2の両端に内部リード線3が接続され、この内部リード線3の端部が金属箔4に接続され、発光管1の端部に形成された封止部5に、内部リード線3の一部と金属箔4が埋設されている。
そして、封止部5は、図中点線で示す部分である屈曲部51を有しており、この屈曲部51で封止部5が発光管1の管軸Xと交差する方向に曲げられて、屈曲型の白熱ランプになっている。
なお、白熱ランプ11と保持板Mの固定は適宜の手段を用いるものである。
図8(a)に示すように、先ず初めに、発光管1の端部をピンチシールして封止部5を形成する。その後、封止部5を自然冷却することにより、封止部5が発光管1の管軸Xと一致した状態になり、発光管1と封止部5が一直線上に位置する構造になる。
ガラスの軟化状態は、軟化したガラスが重量よって自然に垂れ下がるほど軟化しているものではなく、封止部5の形状を保ちながらも応力によって曲がる程度に軟化している。
そして、図8(c)に示すように、封止部5を屈曲すると、屈曲部51の両側に位置する図中C領域の内部リード線が封止部5を構成するガラスに固着して固定されているので、この状態で内部リード線3が軟化したガラスよって押さえられながら曲がるので、内部リード線に引張り応力が働き、引張り応力に耐え切れずに、屈曲部51で内部リード線3が切断されることがあった。
図1は、本願発明の白熱ランプであり、図1では、白熱ランプ以外に白熱ランプを保持する保持部材も合わせて記載しており、被加熱物であるガラス基板は白熱ランプの上方に配置されるものである。
白熱ランプ10は、石英ガラス製の発光管1内にタングステンのフィラメント2が配置されており、フィラメント2の両端にタングステン製の内部リード線3が接続されている。
フィラメント2は直径0.2mmのタングステン線をコイリングしたものであり、このコイルの両端に直径0.4mmの直線状の内部リード線3を接続した構造である。なお、内部リード線3は、フィラメント2の両側のタングステン線を引き伸ばして内部リード線3としてもよい。
なお、白熱ランプ10と保持板Mの固定は適宜の手段を用いるものである。
コイル部材7は、線径0.08mmのタングステン線を密にコイリングしたものであり、屈曲している内部リード線3の周りに存在し、このコイル部材7の発光管側の端部71は発光管1の内部空間に突出した状態になっており、発光管とは反対側の金属箔4側の端部72は屈曲部51に続く直線状の封止部5に埋設された金属箔4の近傍まで伸びた状態になっている。
図3(a)に示すように、先ず初めに、発光管1の端部をピンチシールして封止部5を形成する。このピンチシール工程において、コイル部材7の発光管側の端部71は発光管1の内部空間に突出した状態になっており、発光管とは反対側の金属箔4側の端部72は封止部5に埋設されている。
その後、封止部5を自然冷却することにより、封止部5が発光管1の管軸Xと一致した状態になり、発光管1と封止部5が一直線上に位置する構造になる。
ガラスの軟化状態は、軟化したガラスが重量よって自然に垂れ下がるほど軟化しているものではなく、封止部5の形状を保ちながらも応力によって曲がる程度に軟化している。
このように内部リード線3を取り囲むようにコイル部材7が配置された状態で封止部5を形成すると、封止部5を構成するガラスとコイル部材7が溶着された状態になるが、コイル部材7の内部に位置する内部リード線3はコイル部材7が隔壁となって封止部5を構成するガラスとは溶着されていない構造となる。
内部リード線3を取り囲む包囲部材は、肉薄の金属パイプ8である。
この金属パイプ8は、厚み0.02mmのモリブデン箔をパイプ状にしたものであり、屈曲している内部リード線3の周りに存在し、発光管側の端部81は封止部5には埋設されておらず発光管1の内部空間に伸び出した状態になっており、発光管とは反対側の金属箔側の端部82は屈曲部51に続く直線状の封止部5に埋設された金属箔4の近傍まで伸びた状態になっている。
2 フィラメント
3 内部リード線
4 金属箔
5 封止部
51 屈曲部
6 外部リード棒
7 コイル部材
8 金属パイプ
10 白熱ランプ
Claims (2)
- 発光管内に配置されたフィラメントの両端に内部リード線が接続され、当該内部リード線の端部が金属箔に接続され、発光管の端部に形成された封止部に、前記内部リード線の一部と金属箔が埋設された白熱ランプにおいて、
前記封止部は前記発光管の管軸と交差する方向に曲がる屈曲部を有し、
前記内部リード線が前記屈曲部で屈曲されており、
前記封止部内であって前記内部リード線の周りに当該内部リード線を取り囲む包囲部材が配置されており、
前記包囲部材の発光管側の端部が前記発光管の内部空間に突出していることを特徴とする白熱ランプ。 - 前記包囲部材は金属線をコイリングしたコイル部材であり、
前記コイル部材の内部に、内部リード線が挿通されていることを特徴とする請求項1に記載の白熱ランプ。
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JP2007111433A JP4930170B2 (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 白熱ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007111433A JP4930170B2 (ja) | 2007-04-20 | 2007-04-20 | 白熱ランプ |
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JP2008269957A JP2008269957A (ja) | 2008-11-06 |
JP4930170B2 true JP4930170B2 (ja) | 2012-05-16 |
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