JP4930138B2 - 医療用複室容器 - Google Patents

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Description

本発明は、医療用複室容器に関する。さらに詳しくは、排出ポートを容器壁で覆い、外部からの押圧により排出ポートを突出させる医療用複室容器に関する。
薬剤の中には、予め配合すると望ましくない経時変化を起こす不安定な薬剤がある。このような薬剤に関して、薬液を含む室の押圧により仕切手段を剥離させて、複数の室同士を連通させることにより、内部の薬剤を混合可能とさせる医療用複室容器が知られている。このような医療用複室容器は、容器を懸架孔で支柱等につり下げた後、排出口に例えば輸液針などの穿刺針を穿刺して、薬剤を患者に投与するように利用されている。
しかし、このような医療用複室容器は、手順を間違えて押圧することがなく、排出口に穿刺前に連通の確認をもしなかった場合には、薬剤を混合していない状態で患者に投与されることとなる。このような投与が無いように再確認を促すものとして注意喚起効果の開通確認用シールがあるが、医療用複室容器は、懸架孔に貼付された当該シールを取るような作業より、薬剤を混合していることかどうかを医療用複室容器自体の見た目で簡単に分かることが望ましい。また、病床数の多い病院などの、薬剤部において薬剤師等が医療用複室容器の混合操作を行い、ベッドサイドの看護師等が医療用複室容器の排出口に穿刺するような操作を行う場合を考慮しても、医療用複室容器は、各室間の仕切が開通していることが見た目において簡便に分かることが望ましい。
このような各室間の仕切の開通が見た目によって簡単に視認できる複室容器として、特許文献1または2に記載された医療用複室容器が提案されている。特許文献1に示される医療用複室容器は、第1の室または排出口をシートで覆い、穿刺不可能にしている。そして、当該容器は、押圧により仕切手段を剥離し連通させて薬剤を他の室に移動させることによって、第1の室に薬剤を存在しない状態にすることで、第1の室または排出ポートを覆っているシートを取り出すことを可能としている。
また、特許文献2に示される医療用複室容器は、ボトムシール部を第1の室に向かって折られており、排出ポートを粘着シールで固定されることによって、穿刺不可能にしている。そして、当該容器は、押圧により仕切手段を剥離し連通させる圧力を加えると、固定されていた排出ポートを仮想された通常の医療用複室容器の状態にし、穿刺可能にしている。
特開2005−211558公報 特開2005−218661公報
しかしながら、特許文献1に示される医療用複室容器は、シートを覆っていない室に第1の室から薬剤を移動し、第1の室を自由に変形できる状態にしなければ、シートを取り外すことができないので、使用する場合には操作に非常に手間がかかる不便さがある。
また、特許文献2に示される医療用複室容器は、手順を間違えて押圧によらず排出ポートを固定している粘着シールを自ら外すと通常の医療用複室容器と見分けが難しくなるので、使用者は混合されているかどうかさらに再確認する手間が生じる。
本発明は、内部に薬剤をそれぞれ収容する複数の室と、該室同士を区画し且つ外部からの室の押圧により剥離可能な仕切手段と、前記複数の室のうちの第1の室に設けられた前記薬剤を排出する排出ポートとを備え、前記仕切手段が剥離して前記複数の室同士連通させて内部に収容されている前記薬剤を混合するための前記連通が容易である医療用複室容器であって、前記排出ポートが、前記第1の室の容器壁で前記排出ポートの全体を、または前記排出ポートの排出口近傍までを覆うことによって被覆状態となり、前記排出ポートが、外部からの前記室の押圧により突出して、露出状態となることを特徴とする医療用複室容器である。本発明の複室容器を用いることにより、各室間の仕切の開通が見た目によって簡単に視認でき、しかも使用時において、操作が簡単で再確認の手間も必要がない医療用複室容器を提供することができる。
本発明の医療用複室容器は、押圧と同時に穿刺が容易な状態になるために、押圧後すぐに使用でき手間がかからない形状になる。さらに、本発明の医療用複室容器は、排出ポートを第1の室の容器壁で覆うことによって、押圧により複室間の仕切の開通した後の形状が押圧前の形状と異なるので、確実に未連通を防止することができるものである。
図1、図2および図3に示すようにこの医療用複室容器1は、内部に薬剤をそれぞれ収容している複数の室と、その室同士を区画している剥離可能な仕切手段7と、複数の室のうち第1の室3に設けられる薬剤を排出する排出ポート5とを備えている。
前記複数の室は、内部に薬剤を収容している。この薬剤は、液剤や粉剤等の薬剤の状態が特に限定されるものではなく、例えば、生理食塩液、ブドウ糖液、経口栄養剤等を挙げることができる。複数の室を成形している材質としては、可撓性を有するものであって排出ポート5を覆うことが容易な材料であれば、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン等の熱可塑性樹脂等、種々の樹脂材料を用いることができる。
仕切手段7は、弱シールにより成形され、その弱シールにより複数の室同士を区画してそれぞれ収容している薬剤を隔離させている。弱シール作製の方法は、特に限定されないが、容器本体に易剥離性が形成可能なシートを用いた方法等が挙げられる。仕切手段7は、複数の室のうち溶液を含む一つの室を外部から手で加圧することで容易に剥離されるものであればよい。
排出ポート5は、医療用複室容器1に含まれる薬剤を排出するものである。複数の室のうちの第1の室3は、複数の室のうち排出ポート5を設けている室のことである。複数の室の少なくとも1つの室に含まれる薬剤が液剤とすることが好ましく、液剤は第1の室に含まれることが排出ポート5を容器壁2で覆われている状態にするために好ましい。薬剤は、第1の室3に設けられた排出ポート5の排出口4から排出される。排出口4は、筒状の排出ポート5を第1の室3に装着していない側に備えられ、通常、排出口4の薬剤が排出される穴部を封止栓で外部へ流出しないように封鎖され、薬剤を排出する際には穿刺針による穿刺により接続される。排出口4への接続は、接続手段として針を用いた接続であってもよいが、テーパー接続可能なコネクタなど先端が鋭利ではない接続部材を用いた接続であってもよい。なお、この排出口4は、タンパーシール等で保護されていることが好ましい。タンパーシール等は、製造時における清浄性を保つようにするとともに、医療用複室容器1が未使用であることを証明するからである。
医療用複室容器1は、仕切手段7の剥離により室同士が繋がり、複数の室同士を連通される。複数の室同士が連通されることにより、医療用複室容器1の各室内部に収容されている薬剤を容易に混合することができる。
医療用複室容器1は、第1の室3の容器壁2で排出ポート5全体をまたは排出ポート5の排出口4近傍までを覆うことで排出ポート5が被覆した状態となる。医療用複室容器1は、排出口4全体が覆われていなくても、排出ポート5の排出口4近傍まで覆われていることで、排出ポート5の大部分が容器壁2で覆われているために、医療用複室容器1を通常の状態の医療用複室容器と異なると目視で判断できる。特に、医療用複室容器1は、穿刺針による排出口4への穿刺、または接続が困難となり、仕切手段7の剥離をより確実に行わせることができることから、第1の室3の容器壁2が排出ポート5全体を覆っていることが好ましい。
医療用複室容器1は、外部からの室の押圧で排出ポート5が突出することにより、穿刺針による排出口4への穿刺が容易となるような、排出ポート5が第1の室3の容器壁2で被覆した状態から露出した状態となる。排出ポート5は、連通のための外部からの室の押圧と同時、およびその連通のための押圧より大きな加圧によって突出される。この突出により排出ポート5が露出状態にさせるので、穿刺針による排出口4への穿刺が容易となる。さらに、第1の室3の容器壁2で排出ポート5全体を覆っている場合は、この突出により排出ポート5および排出口4を露出状態にさせるので、穿刺針による排出口4への穿刺が、困難な状態から可能な状態となる。
医療用複室容器1は、排出ポート5と第1の室3との接続部分6が第1の室3の内側方向に引き込まれることにより容器壁2を折れ曲がっていても良い。接続部分6は、図1においては、排出ポート5が第1の室3へ溶着により接続されており、その溶着方法は特に限定されるものではない。図1において、医療用複室容器1は接続部分6が第1の室3の内側方向に引き込まれた状態となっているが、排出ポート5を第1の室3に向かって折られた状態ではなく、排出ポート5が、第1の室3の容器壁2で覆われるように、排出ポート5の軸方向における排出口と反対側方向へ、すなわち図1におけると仕切手段7の方向へ接続部分6が移動した状態となっていればよい。
また、図4に示すように、この医療用複室容器1は、排出ポート5と第1の室3との接続部分6とが第1の室3の内側方向に引き込まれた状態を、排出口4をシート状又はフイルム状のものによって覆うことで維持されたものであってもよい。図4においては、シート状体を用いているが、排出口4または排出ポート5を保護ができ、輸送時に破断することがなければ、比較的厚さの厚いシート状体ではなく、比較的薄いフイルム状体を用いても良い。シート状体又はフィルム状体の材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等を用いることができるが、特に限定されない。シート状体又はフイルム状体によって覆うことで維持されるために粘着剤若しくは接着剤を用いることができるが、シート状体又はフイルム状体を剥がしてから室の押圧がされても良いが、仕切手段の剥離のための室の押圧によって前記粘着剤若しくは接着剤による付着が剥がれて、排出ポートが穿刺可能な状態となるようにしても良い。前記粘着剤若しくは接着剤は、仕切手段を剥離させるための室の押圧により排出ポート5を突出することが可能な程度の付着力を与えるものであれば、公知の粘着剤又は接着剤を用いることができる。この医療用複室容器1は、シート状体又はフイルム状体をテープ状体として用いても構わない。この医療用複室容器1は、排出ポート5と第1の室3との接続部分6とを第1の室3の内側方向に引き込まれた状態を、排出口4をシート状体又はフイルム状体によって覆うことで維持することによって、第1の室3の容器壁2で排出ポート5全体を覆ってない場合であっても、排出ポート5全体を覆っている場合と同様の効果を得ることになる。また、シート状体又はフイルム状体には、排出ポートが覆われた状態の維持を解除するため、及び/または室の押圧により排出ポートが穿刺可能な状態となるように切れ目を入れておいてもよい。なお、シート状体又はフイルム状体は、粘着剤若しくは接着剤を用いて複室容器に付着される場合には、容器壁に付着される部分にのみ粘着剤若しくは接着剤が塗布されることが好ましく、排出ポートと接触する部分については、塗布されないことが好ましい。
さらに、図5に示すように、この医療用複室容器1は、第1の室3における排出口4を備えている側のボトムシール部20を、削剥させていても、または備えていなくてもよい。ボトムシール部20とは、排出ポートを医療用複室容器1に設ける際に熱溶着、超音波溶着等の方法で内部を液密または気密にシールすることで生じる、医療用複室容器1の周縁部に形成される平坦シール部のことをいう。医療用複室容器1は、ボトムシール部20が成形された後で削剥されてもよく、または、最初からボトムシール部20を備えていないように成形してもよい。このようにボトムシール部20を削剥または備えていないことで、この医療用複室容器1は、排出ポート5を第1の室3の容器壁2で覆うことを容易となる。
また、図6乃至図8に示すように、この医療用複室容器1は、さらに、第1の室3の肩部に襠部30を備えていてもよい。襠部30は、図6乃至図8のように、排出ポート5が第1の室3の容器壁2の内側となるように第1の室3の肩部が谷状とされ、当該谷状形状が容易に形成されるように、図7のように、相対抗して排出ポート5とのシール部を形成する側面形成部材32、32’と端面形成部材33、33’とで構成され、容器壁2としても機能している。本発明の医療用複室容器1は、図6の実施形態においては、図8に示すように、医療用複室容器1の本体部分とは別体として形成されて、側面形成部材32と端面形成部材33との溶着部35が第1の室3の内側に形成されている。しかし、本発明における襠部30は、別体として形成されていなくても良く、折れ曲がって排出ポート5が容器壁2の内側となるように、容器壁2を予め襠部30が形成可能な形状に一体成形しても良い。襠部30は、図8では溶着部35が幅を有しているが、幅を有する溶着部が形成される必要はなく、第1の室3の容器壁2による排出ポート5の被覆または排出ポート5の突出がしやすければ、その形状が特に限定されるものではない。
本発明の医療用複室容器1において、襟部34が形成される場合には、図9乃至図11のように、懸架孔と反対側の医療用複室容器1の端部Xよりも、第1の室3の容器壁2の排出ポート5が内側となるように第1の室3の排出ポート側が凹状とされ、排出ポート5を該排出ポートの周方向で囲むように襟部34が設けられている。襟部34は、図10に示すように、横断面が略楕円形状である筒状体とされ、医療用複室容器1の肩部に設けられている。襟部34は、図10の様に、層間で密着した二層構造となっているが、連通の為の押圧により層同士が離れて排出ポートが突出すれば、密着した二層構造であっても、微小な幅での層間の間隔を有する実質的な二層構造であって、弱溶着されていても良い。前記押圧により、襟部は各層がはなれて、実質的に容器壁2としても機能することとなる。本発明の医療用複室容器は、図9の実施形態においては、図10に示すように、相対する一対の底面形成部材により、排出ポート5とのシール部を形成とともに、底面部31が形成されている。図9乃至図11においては医療用複室容器1は、一対の略帯状である底面形成部材により、底面部31と襟部34の内側層341が形成され、医療用複室容器1の本体部分とは別体として形成されているが、本発明の医療用複室容器は、襟部34が形成可能であれば、容器壁2が端部Xにおいて折れ曲がって排出ポート5の内側となるように、襟部が一体成形してあっても良い。なお、図6および図7においては襠部30を示しているが、図9に示すように襟部34を、襠部に加えて、さらに備えているものであってもよい。また本発明における襠部及び襟部は、その材料が特に限定されるものではないが、容器壁2と同じ材料であることが好ましい。これらの襠部30または襟部34を備えている医療用複室容器1は、全く同じ形状のものを大量生産することに優れている。
図12および図13に示すように、この医療用複室容器1は、排出ポート5が外部からの室の押圧により突出することにより、穿刺針による排出口4への穿刺、または接続が可能となるような露出状態となる。この医療用複室容器1は、薬液を含む室を押圧することにより、従来の複室容器と同様の穿刺針による穿刺、または接続が可能な形状とすることができるので、押圧の前後で形状が明らかに異なる。そのため、押圧したかどうかの確認を複室容器を手にとって確認しなくても、目視により形状を視認することで、室同士が連通しているかどうかの判断を容易にすることができる。図13のように、襠部30および襟部34が医療用複室容器1の本体部分とは別体として形成されている場合等、帯状体32が本体部分より突出する形状となることで穿刺可能状態の襠部30および襟部34を備えている医療用複室容器1は、図12の形状と異なっていてもよい。
本発明の実施形態の医療用複室容器1を示す平面図である。 図1の医療用複室容器1の上面図である。 図1の医療用複室容器1の周縁部に形成されるシールのA方向から見たときの側面図である。 排出口4をシート状体又はフイルム状体10で覆っている状態の本発明の実施形態の医療用複室容器1を示す平面図である。 排出口4を備えている側のボトムシール部20を備えていない状態の本発明の実施形態の医療用複室容器1を示す平面図である。 襠部を備えている実施形態における本発明の医療用複室容器1の平面図である。 図6の襠部を備えている医療用複室容器1の上面図である。 図7の襠部を備えている医療用複室容器1のB−B断面図である 襟部を備えている実施形態における本発明の医療用複室容器1の平面図である。 図9の襟部を備えている医療用複室容器1の上面図である。 図10の襟部を備えている医療用複室容器1のB−B断面図である。 図1の実施態様例における穿刺可能状態の医療用複室容器1の平面図である。 図9の実施態様例における穿刺可能状態の医療用複室容器1の平面図である。
符号の説明
1 医療用複室容器
2 容器壁
3 第1の室
4 排出口
5 排出ポート
6 接続部分
7 仕切手段
8 懸架孔
10 シート状体又はフイルム状体
20 ボトムシール部
30 襠部
31 底面部
32、32’側面形成部材
33、33’端面形成部材
34 襟部
341 内側層
35 溶着部

Claims (5)

  1. 内部に薬剤をそれぞれ収容する複数の室と、
    該室同士を区画し且つ外部からの室の押圧により剥離可能な仕切手段と、
    前記複数の室のうちの第1の室に設けられた前記薬剤を排出する排出ポートとを備え、
    前記仕切手段が剥離して前記複数の室同士連通させて内部に収容されている前記薬剤を混合するための前記連通が容易である医療用複室容器であって、
    前記排出ポートが、前記第1の室の容器壁で前記排出ポートの全体を、または前記排出ポートの排出口近傍までを覆うことによって、被覆状態となり、
    前記排出ポートが、外部からの前記室の押圧により突出して、露出状態となり、
    前記第1の室の肩部に襠部を備えていることを特徴とする医療用複室容器。
  2. 前記排出ポートが、前記排出ポートと前記第1の室との接続部分が前記第1の室の内側方向に引き込まれることにより前記容器壁が折れ曲がり、前記容器壁の折れ曲がり部が前記排出口の近傍まで、または前記排出口を越えて設けられていることによって、被覆状態となることを特徴とする請求項1に記載の医療用複室容器。
  3. 前記排出ポートが、外部からの前記室の押圧により突出して、薬剤が排出される前記排出口への接続が容易となる、露出状態となることを特徴とする請求項1に記載の医療用複室容器。
  4. 前記排出ポートと前記第1の室との接続部分が前記第1の室の内側方向に引き込まれた状態が、前記排出口を覆うシート状体又はフイルム状体により維持されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の医療用複室容器。
  5. 前記第1の室における前記排出口を備えている側のボトムシール部が、前記排出口が前記第1の室の容器壁で覆われやすくするために、削剥されている、又は備えていないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の医療用複室容器。
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