JP4929280B2 - 基地局、ユーザ装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムで使用される基地局、ユーザ装置及び方法に関する。
高速下りリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)等の既存の移動通信システムでは、データスループット(特に、下りリンクのデータスループット)を向上させるため、適応変調及びチャネル符号化(AMC:Adaptive Modulation and Channel coding)が行われている。
AMCは、チャネル状態の良否に応じて、適応的に(極端な場合は、0.5ms程度のTTI(Transmission Time Interval)毎に)、変調方式やチャネル符号化率を変更するので、データ伝送の高速大容量化に大きく貢献することができる。
特に、AMCは、パケット長の長いデータを伝送する場合には、スループットを大きく向上させることができる。
AMCでは、ユーザ装置に対して、下りデータチャネル(共有データチャネル)に適用される変調方式及びチャネル符号化率が何であるかについて、その都度、通知する必要がある。かかる通知は、L1/L2制御チャネル(L1/L2シグナリングチャネル)と呼ばれる下り制御チャネルを利用して行われる。
L1/L2制御チャネルは、下りデータチャネル上の下りデータの復元に不可欠な情報を含むので(AMCに関する情報に加えて、下りデータ伝送に使用される周波数リソースブロック等の情報が含まれてもよい)、全ての下りデータチャネルが伝送される度に、当該下りデータチャネルに付随して伝送されなければならない。
したがって、パケット長の短い下りデータが、頻繁に伝送される場合には、個々の下りデータを伝送する下りデータチャネルの全てにL1/L2制御チャネルが付随することが必要になり、かかるL1/L2制御チャネル(下り制御チャネル)に割り当てる無線リソースの割合が多くなり、下りデータチャネルに割り当てる無線リソースが少なくなってしまう。
ここで、パケット長の短い頻繁に発生するデータの代表例は、音声パケットや、VoIP用パケットや、リアルタイムデータ等である。
このような不都合に対処するため、「パーシステントスケジューリング(Persistent Scheduling)」と呼ばれる手法が提案されている。
この手法では、固定された1つの伝送フォーマットで、例えば、20msのような所定周期で、下りデータチャネルを介して下りデータ(典型的には、音声パケット)が伝送される。
かかる伝送フォーマットには、変調方式やチャネル符号化率等といった下りデータチャネル上の下りデータを復元するために必要な情報が含まれる。
例えば、かかる手法では、変調方式が「QPSK」に固定されており、チャネル符号化率が「1/3」に固定されており、また、かかる変調方式及びチャネル符号化率からなる伝送フォーマットが、基地局及びユーザ装置に既知であるように構成されている。
したがって、ユーザ装置は、L1/L2制御チャネルのような下り制御チャネルを受信しなくても、下りデータチャネル上の下りデータを適切に受信できる。
また、上述の伝送フォーマットが、2種類用意されることも提案されている。かかる場合も、L1/L2制御チャネルは使用されない。
かかる場合、ユーザ装置は、2種類の伝送フォーマットの両方で、下りデータチャネル上の下りデータの復元を試みる。そして、有意義に復元された一方の下りデータが後段の更なる処理に使用される。このような手法は、「ブラインド検出(Blind Detection)」とも呼ばれる。
いずれにせよ、パーシステントスケジューリングは、音声パケットのような下りデータを伝送する下りデータチャネルの伝送フォーマットの選択肢を減らすことで、L1/L2制御チャネルを省略し、上記の問題に対処しようとする。
なお、かかるパーシステントスケジューリングについては、例えば、非特許文献1及び非特許文献2において記載されている。
しかしながら、上述の手法では、下りデータチャネルの伝送フォーマットの選択肢数は、著しく制限される(ブラインド検出を行うことができる程度の数に制限される)ので、上述の手法は、チャネル状態に配慮して、下りデータ伝送効率を向上させる観点からは不利である。
(非特許文献1)
R1-051511、7-11th November、2005年、3GPP TSG-RAN WG1 #43、Qualcomm Europe、2頁、Section 3
(非特許文献2)
R2-060550、13-17th February、2006年、3GPP TSG-RAN WG2 #51、Qualcomm Europe、1頁、Section 2
そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなされたもので、所定周期で、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて、下りデータを伝送するように構成されている移動通信システムにおいて、下りデータ伝送効率を向上させることができる基地局、ユーザ装置及び方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、ユーザ装置と無線通信を行う基地局であって、前記ユーザ装置で測定された下りリンクの受信品質に基づいて、制御チャネルが付随しない下りデータチャネルの伝送フォーマットを決定するように構成されている伝送フォーマット決定部と、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知するように構成されている通知部と、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを用いて、前記下りデータチャネルを介して下りデータを送信するように構成されている送信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記下りデータチャネルを用いて、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、RRCシグナリングメッセージを用いて、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、MACコントロールプロトコルデータユニットを用いて、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記送信部は、第1周期で、前記下りデータチャネルを介して、下りデータを送信するように構成されており、前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記第1周期よりも長い第2周期で、前記制御チャネルを用いて、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットとして、前記下りデータチャネルの現在の伝送フォーマットと該記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットとの相違を示す情報を通知するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記送信部は、通知された前記伝送フォーマット前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットに対する前記ユーザ装置からの肯定応答信号を受信した後に、前記下りデータチャネルの伝送フォーマットを、該伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットに変更するように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記送信部は、通知された前記伝送フォーマット前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットに対する前記ユーザ装置からの否定応答信号を所定回数受信した後に、前記下りデータチャネルの伝送フォーマットを、変更前の伝送フォーマットに戻すように構成されていてもよい。
本発明の第2の特徴は、ユーザ装置と無線通信を行う基地局で使用される方法であって、前記ユーザ装置で測定された下りリンクの受信品質に基づいて、制御チャネルが付随しない下りデータチャネルの伝送フォーマットを決定する工程と、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを通知する工程と、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットを用いて、前記下りデータチャネルを介して下りデータを送信する工程とを有することを要旨とする。
本発明の第3の特徴は、基地局と無線通信を行うユーザ装置であって、下りリンクの受信品質を測定するように構成されている測定部と、測定された前記下りリンクの受信品質に基づいて、下りデータチャネルの伝送フォーマットが変更されるべきか否かについて判断するように構成されている判断部と、前記基地局に対して、前記伝送フォーマットの変更要求を通知するように構成されている通知部と、前記基地局によって通知された前記伝送フォーマットの情報を抽出するように構成されている抽出部と、抽出した前記伝送フォーマットを用いて、後続の下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信するように構成されている受信部とを具備することを要旨とする。
本発明の第4の特徴は、基地局と無線通信を行うユーザ装置で使用される方法であって、下りリンクの受信品質を測定する工程と、測定された前記下りリンクの受信品質に基づいて、下りデータチャネルの伝送フォーマットが変更されるべきか否かについて判断する工程と、前記基地局に対して、前記伝送フォーマットの変更要求を通知する工程と、前記基地局によって通知された前記伝送フォーマットの情報を抽出する工程と、抽出した前記伝送フォーマットを用いて、後続の下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信する工程とを有することを要旨とする。
図1は、本発明の一実施例に係る基地局の機能ブロック図を示す。 図2は、本発明の一実施例に係るユーザ装置の機能ブロック図を示す。 図3は、本発明の第1実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。 図4は、下りデータチャネルの伝送フォーマットの変更前後におけるタイミングチャートを示す。 図5は、本発明の第1実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第2実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第3実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。 図8は、下りデータチャネルの伝送フォーマットの変更前後におけるタイミングチャートを示す。
本発明の一実施例によれば、例えば、20ms毎に周期的に伝送されるべき下りデータを、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて、下りデータチャネルを介して伝送する場合に、かかる下りデータの発生頻度より少ない頻度で(例えば、100ms以上の周期で)、かかる伝送フォーマットを適応的に変更することができる。
そして、0.5msのようなTTI(単位送信時間間隔)より長く且つ通話時間より短い期間(例えば、100ms)で、かかる伝送フォーマットが一定に維持される。
したがって、かかる期間内では、下りデータチャネルの伝送フォーマットの内容を通知するためのチャネル(例えば、L1/L2制御チャネル等)が、その都度伝送されていなくても、ユーザ装置は一定に維持されている伝送フォーマットを用いて、下りデータチャネルを介して周期的に送信される下りデータを適切に復元することができる。
かかる100msの期間内に、チャネル状態が変化した場合には、以後の期間で使用される下りデータチャネルの伝送フォーマットが変更される。
かかる伝送フォーマットの変更内容は、基地局からユーザ装置に対して、周期的に伝送される下りデータチャネル又は下り制御チャネル(L1/L2制御チャネル等)で通知される。
したがって、伝送フォーマットは、適切な如何なる伝送フォーマットに変更されてもよい。言い換えれば、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて、下りデータチャネルを介して、周期的に伝送されるべき下りデータを伝送する場合に(パーシステントスケジューリングが行われる場合に)、使用可能な伝送フォーマットの種類は、少なく限定される必要はなく、いくつ用意されてよい。
瞬時フェージングに対処するために用意されたMCS(Modulation and Coding Scheme)レベル数と同程度に多くの伝送フォーマットの選択肢が用意されてもよい。
これにより、パーシステントスケジューリングであっても、適切なリンクアダプテーションを実現することができ、データ伝送効率を大きく改善することができる。
オーバーヘッドを減らすパーシステントスケジューリングで、上述の変更通知に要する情報量(オーバーヘッド)を減らす観点からは、ユーザに既知の伝送フォーマットと新たに決定された伝送フォーマットとの相違を示す情報が、ユーザ装置に対して通知されるように構成されていてもよい。
伝送フォーマットの変更に関する信頼性を向上させる観点からは、基地局において、上述の変更通知に対するユーザ装置からの肯定応答信号が受信された後に、下りデータチャネルの伝送フォーマットを、上述の決定された伝送フォーマットに変更するように構成されていてもよい。
或いは、基地局において、変更された伝送フォーマット用いて送信された下りデータチャネル上の下りデータに対するユーザ装置から否定応答信号が所定回数受信された場合、かかる下りデータチャネルの伝送フォーマットを、変更前の伝送フォーマットに戻すように構成されていてもよい。
伝送フォーマットの変更通知は、「RRC(Radio Resource Control)シグナリングメッセージ」や「MAC(Media Access Control)コントロールプロトコルデータユニット(MAC-ctrl-PDU)」によって送信されるように構成されていてもよい。
即ち、上述の変更通知は、第1周期で、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて伝送される下りデータチャネルを介して送信されるように構成されていてもよい。
或いは、上述の変更通知は、第1周期より長い第2周期で伝送される下り制御チャネルを介して送信されるように構成されていてもよい。
後者の場合は、上述の変更通知が、第2周期で伝送されるので、上述の伝送フォーマットの切り替えタイミングを事前に固定することができ、上述の変更通知の送信に要するオーバーヘッドを減らすことができる。
(第1実施例)
図1は、本発明の第1実施例に係る基地局(eNodeB)の機能ブロック図を示す。図1には、本発明に特に関連するエンティティが概念的に描かれている。
かかる基地局は、図2に示すようなユーザ装置と無線通信を行い、不図示の上位装置とも通信を行うように構成されている。
図1に示すように、基地局は、受信部11と、RRC制御部(無線リソース制御部)12と、MAC制御部(媒体アクセス制御部)13と、データバッファ14と、スケジューラ15と、伝送フォーマット決定部16と、下りリンクスケジューリング(DL−SI)情報生成部17と、送信部18とを具備している。
受信部11は、図2に示すようなユーザ装置からの信号を受信するように構成されている。
RRC制御部12は、RRCサブレイヤにおける処理を制御する、例えば、無線リソースの管理や無線ベアラの設定等を行うように構成されている。
特に、本発明では、RRC制御部12は、下りデータチャネルの伝送フォーマットの内容又は変更内容を示すRRCシグナリングメッセージを作成するように構成されている。
MAC制御部13は、MACサブレイヤにおける処理を制御する、例えば、データ伝送のスケジューリングに関するパラメータを制御するように構成されている。
特に、本発明では、MAC制御部13は、下りデータチャネルの伝送フォーマットの内容又は変更内容を示すMAC制御メッセージ(MACコントロールプロトコルデータユニット)を作成するように構成されている。
データバッファ14は、ユーザ装置に伝送するトラフィック情報を記憶するように構成されている。トラフィック情報には、パケット長の長いデータに加えて、音声パケットのようなパケット長の短いデータが含まれていてもよい。また、トラフィック情報には、リアルタイムデータやノンリアルタイムデータが含まれていてもよい。
スケジューラ15は、RRC制御部12及びMAC制御部13からの制御メッセージ並びにユーザ装置から受信したチャネル品質情報に基づいて、下りデータチャネルのスケジューリングを行うように構成されている。
伝送フォーマット決定部16は、下りデータチャネルに適用される変調方式やチャネル符号化率等の伝送フォーマットを決定するように構成されている。
スケジューラ15は、伝送タイミングや周波数リソースブロック等の他の事項についても決定を行うように構成されている。
DL-SI情報生成部17は、スケジューリングされた内容を示す情報を伝送するための下り制御チャネル(L1/L2制御チャネル)を生成するように構成されている。
送信部18は、スケジューリングされた内容に従って、下りデータチャネルを送信するように構成されている。
DL-SI情報生成部17からの下り制御チャネルは、第1実施例では使用されず、後述する第3実施例で使用される。
図2は、本発明の第1実施例に係るユーザ装置(UE)の機能ブロック図を示す。ユーザ装置は、典型的には、移動局であるが、固定局でもよい。図2には、本発明に特に関連するエンティティが概念的に描かれている。
図2に示すように、ユーザ装置は、受信部21と、データ復号部22と、受信品質測定部23と、RRC処理部24と、MAC処理部25と、制御信号生成部26と、送信部27とを具備している。
受信部21は、基地局から送信された信号を受信するように構成されている。
データ復号部22は、受信部によって受信された下りデータチャネル上の下りデータや下り制御チャネル上の下り制御信号を復号するように構成されている。
受信品質測定部23は、受信部によって受信された所定信号(典型的には、パイロットチャネル上のパイロット信号)の受信品質を測定するように構成されている。
受信品質は、適切な如何なる量で表現されていてもよく、例えば、SIR(Signal to Interference plus Noise Ratio)等の測定値で表現されていてもよいし、それらの測定値を符号化したCQI(Channel Quality Indicator)で表現されていてもよい。
RRC処理部24は、図1に示すRRC制御部12に対応する処理を行う、すなわち、RRCサブレイヤに関する処理を行うように構成されている。
本発明では、RRC処理部24は、受信されたRRCシグナリングメッセージから、下りデータチャネルの伝送フォーマットの変更に関する情報を抽出するように構成されている。
MAC処理部25は、図1に示すMAC制御部13に対応する処理を行う、すなわち、MACサブレイヤに関する処理を行うように構成されている。
本発明では、MAC処理部25は、受信されたMAC制御メッセージから、下りデータチャネルの伝送フォーマットの変更に関する情報を抽出するように構成されている。
制御信号生成部26は、基地局に対して上り制御チャネルを介して送信すべき上り制御信号を生成するように構成されている。
送信部27は、制御信号生成部26によって作成された上り制御信号を上り制御チャネルを介して送信するように構成されている。
なお、図2では、上りデータチャネルを介して上りデータを送信するための要素は示されていない。
図3は、本発明の第1実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS11において、ユーザ装置(UE)は、基地局(eNodeB)から送信された下りパイロットチャネル上のパイロット信号を受信し、かかるパイロット信号を用いて、下りリンクの受信品質を測定する。
ステップS21において、ユーザ装置は、測定された下りリンクの受信品質を、基地局に対して報告する。
ここで、受信品質は、移動通信システムに用意された周波数リソースブロック毎に報告されるのが一般的であるが、複数の周波数リソースブロックについて平均化された受信品質が、代表して報告されてもよい。
ステップS31において、基地局は、ユーザ装置から受信した下りリンクの受信品質に基づいて、下りデータチャネルに使用される伝送フォーマットを変更すべきか否かについて判定する。
本実施例では、下りデータチャネルは、例えば、20msのような所定周期(第1周期)で伝送され、その場合の伝送フォーマットは、基地局及びユーザ装置において既知である。
したがって、20ms毎に下りデータを伝送する下りデータチャネルの各々に下り制御チャネル(L1/L2制御チャネル)は付随しておらず、各データチャネルには同じ伝送フォーマットが使用されている。
すなわち、ステップS31において、かかる伝送フォーマットが、以後も維持されるべきか或いは変更されるべきかについて判断される。
かかる伝送フォーマットの変更の要否は、報告された下りリンクの受信品質と、かかる下りリンクの受信品質とMCSレベルとの対応関係とに基づいて決定されてもよい。
MCSレベルは、変調方式及びチャネル符号化率の組み合わせを示す番号(MCS番号)で指定されるように構成されており、一般的には、大きな番号である程ビットレートが大きく、小さな番号である程ビットレートが小さくなるように構成されている。
但し、本発明では、かかる下りリンクの受信品質とMCSレベルとの対応関係として、このような対応関係だけでなく、適切な如何なる対応関係が使用されてもよい。
また、用意されるMCSレベルの数は、いくつであってもよい(多数用意されてもよい)。この点において、MCSレベルの選択肢数が著しく制限されていた従来のパーシステントスケジューリングと大きく異なる。
ステップS22において、下りデータチャネルの伝送フォーマットが変更されるよう判断された場合には、基地局は、かかる伝送フォーマットの変更内容について、ユーザ装置に対して通知する。
図3の例では、基地局は、ユーザ装置に対して、RRCシグナリングメッセージを用いて、かかる変更内容を通知されている。即ち、基地局は、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて、下りデータチャネルを介して、かかる変更内容を示す情報(変更通知)を含むRRCシグナリングメッセージを送信する。
なお、かかる変更通知は、上述のようにRRCシグナリングメッセージを用いて送信されるように構成されていてもよいし、図5に示すように、MACコントロールプロトコルデータユニット(MAC-ctrl-PDU)を用いて伝送されるように構成されていてもよい(このことは、MAC制御メッセージとして上記の説明で言及されている)。
ステップS23において、上述の変更を適切に受信したユーザ装置は、その旨を通知するための確認応答信号を、基地局に対して通知する。かかる確認応答信号は、何らかの上り制御チャネルを介して送信されてもよい。
このような確認応答信号は、必須ではないが、伝送フォーマット変更に関する信頼性を高める観点からは、何らかの確認応答信号が、ユーザ装置から基地局に通知された方がよい。
図3の例では、RRCシグナリングメッセージとして確認応答信号が伝送されている。かかる確認応答信号は、図5に示すように、MAC-ctrl-PDUによって伝送されてもよい。
ステップS32において、基地局は、下りデータチャネルの伝送フォーマットを、ステップS31において決定された新たな伝送フォーマットに変更し、変更後の伝送フォーマットを用いて、下りデータチャネルを介して下りデータを、以後の所定周期で(例えば、20ms毎に)伝送する。
ステップS12において、ユーザ装置は、所定周期で、変更後の伝送フォーマットを用いて下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信する。
図4は、伝送フォーマットの変更前後におけるタイミングチャート例を示す。図4の例は、基地局から送信される信号(移動局で受信される信号と言及されてもよい)を示す。
概して20ms毎に下りデータチャネルを介して下りデータが周期的に伝送されている。図4の例では、少なくとも100msの期間にわたって同じ伝送フォーマットが使用されている。
第1の期間Tでは、第1伝送フォーマットが、下りデータを伝送する全ての下りデータチャネルに使用されている。
第2の期間Tでは、第1伝送フォーマットとは異なる第2伝送フォーマットが、下りデータを伝送する全ての下りデータチャネルに使用されている。
図4の例では、第1の期間T中の時点Xで、以後の伝送フォーマットを変更する旨を通知するための変更通知が伝送される。かかる変更通知は、下りデータチャネルの伝送フォーマットを、第1伝送フォーマットから第2伝送フォーマットに変更すべきことを表す。この変更通知に応じて、第2の期間Tで使用される伝送フォーマットが変更される。
なお、図示の簡明化のため、上述の変更通知を含まない下りデータチャネルを伝送する時点と、上述の変更通知を含む下りデータチャネルを伝送する時点とが異なるように描かれているが、このことは、本発明に必須ではない。
所定周期で(20ms毎に)訪れる何れかの時点で、上述の変更通知が伝送されてもよいし、所定周期以外の時点で、上述の変更通知が伝送されてもよい。但し、所定周期によらず、任意の時点で変更通知を伝送する下りデータチャネルは、伝送フォーマットを個々に指定するL1/L2制御チャネルが付随されている通常の下りデータチャネルである。
図4に示される例では、第1の期間T中に伝送された変更通知に応じて、直後の第2の期間Tで使用される伝送フォーマットが変更されたが、伝送フォーマットの変更時点はそれより後でもよい。
変更通知において、伝送フォーマットがいつから切り替えられるかを示す情報が含まれていてもよい。
或いは、図3や図5に示すように、ユーザ装置から確認応答信号が得られた後に、基地局が、伝送フォーマットを実際に変更してもよい。この場合、確認応答信号が得られていない期間では、第1の伝送フォーマットが依然として使用され続ける。図4に示す例では、第2の期間T中に伝送された変更通知に応じて、直後の第3の期間Tで使用される伝送フォーマットが、第1の伝送フォーマットに変更されている。
上述の例では、基地局が、伝送フォーマットを変更する必要があるか否かについての決定(A)、及び、伝送フォーマットを何に変更すべきかについての決定(B)の双方について行っていた。しかしながら、ユーザ装置が、決定(A)を行い、基地局は、決定(B)のみを行うように構成されていてもよい。
(第2実施例)
図6は、本発明の第2実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。ユーザ装置において受信品質が測定された後、新フォーマットで通信が行われるまでの手順(ステップS11、S21、S31、S22、S32、S12)は、図3で説明したものと同様であるので、重複的な説明については省略する。但し、本実施例では、ステップS23における確認応答信号が送信されていないものとする。
ステップS24において、ユーザ装置が、新フォーマットを用いて下りデータチャネルを介して伝送された下りデータを良好に受信できず、N回連続して否定応答信号(NACK)を基地局に対して報告したとする。
かかる否定応答信号が、N回連続して報告されたことに起因して、基地局は、伝送フォーマットを、新フォーマットから旧フォーマットに戻すように決定する。
ステップS25において、基地局は、かかる伝送フォーマットの変更について、ユーザ装置に通知する。
ステップS33において、基地局は、下りデータチャネルの伝送フォーマットを、変更前の旧フォーマットに変更し、旧フォーマットを用いて下りデータチャネルを介して下りデータを、以後の所定周期で伝送する。
ステップS13において、ユーザ装置は、所定周期で、旧フォーマットを用いて下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信する。
本実施例によれば、ステップS31、S22、S32において、伝送フォーマットが、仮に不適切に変更されてしまったとしても、基地局は、ユーザ装置からの否定応答信号に応じて、かかる伝送フォーマットを元に戻すことができる。
ユーザ装置は、否定応答信号をN回送信したことで、かかる伝送フォーマットが旧フォーマットに戻されることを予想してもよい。
(実施例3)
図7は、本発明の第3実施例に係る移動通信システムの動作例を示すフローチャートである。かかる動作の概要は、図6に説明された動作と同様であるが、伝送フォーマットの変更通知に利用される信号が異なる。
本実施例では、基地局は、下りデータチャネルとは別に伝送される下り制御チャネルを用いて、上述の変更通知を送信するように構成されている。
かかる下り制御チャネルは、所定周期で、下りリンクスケジューリング情報(DL-SI)を伝送する。かかる所定周期は、例えば、100msのように、下りデータチャネルの伝送頻度(20ms)より長く設定される。
図8は、伝送フォーマットの変更前後におけるタイミングチャートを示す。
図8に示すように、第1周期(20ms)で、下りデータチャネルを介して下りデータが伝送される。また、第2周期(100ms)で、上述の下り制御チャネル(DL-SI)を介して下り制御信号(上述の変更通知)が伝送される。
ここで、第2周期は、図4において説明された「期間」と同じでよい。
第1の期間Tでは、伝送フォーマットは変更されず、先行する期間で使用されている伝送フォーマットと同じ第1伝送フォーマットが使用される。
第2の期間Tでは、伝送フォーマットが第2伝送フォーマットに変更され、その旨を通知する情報(DL-SI)が、第2の期間Tの先頭Xで、下り制御チャネルを介して伝送されている。
更に、第3の期間Tでも、伝送フォーマットが変更されて、元の第1伝送フォーマットに戻されている。その旨を通知する情報(DL-SI)は、第3の期間Tの先頭Yで、下り制御チャネルを介して伝送されている。
本実施例では、伝送フォーマットが変更される場合には、各期間の先頭で(より一般的には事前に設定された時点のどこかで)、その旨を通知する情報(DL-SI)が伝送されるので、基地局からユーザ装置に対して伝送フォーマットの切り替えタイミングを通知することは必須でない。
なお、日本国特許出願第2006-169442号(2006年6月19日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
また、「R1-051511、7-11th November、2005年、3GPP TSG-RAN WG1 #43、Qualcomm Europe、2頁、Section 3」の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
また、「R2-060550、13-17th February、2006年、3GPP TSG-RAN WG2 #51、Qualcomm Europe、1頁、Section 2」の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上、上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。従って、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
産業上の利用の可能性
以上説明したように、本発明の実施例によれば、所定周期で、ユーザ装置に既知の伝送フォーマットを用いて、下りデータを伝送するように構成されている移動通信システムにおいて、下りデータ伝送効率を向上させることができる基地局、ユーザ装置及び方法を提供することができる。

Claims (11)

  1. ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを用いて、前記ユーザ装置に適用する変調方式及びチャネル符号化率を通知する制御チャネルが付随しない下りデータチャネルを介して、パーシステントスケジューリングに従って周期的に伝送されるべき下りデータを伝送する移動通信システムに含まれ、前記ユーザ装置と無線通信を行う基地局であって、
    前記ユーザ装置で測定された下りリンクの受信品質に基づいて、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを変更するように構成されている伝送フォーマット決定部と、
    前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知するように構成されている通知部と、
    前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを用いて、前記パーシステントスケジューリングに従って前記下りデータチャネルを介して下りデータを送信するように構成されている送信部とを具備することを特徴とする基地局。
  2. 前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記下りデータチャネルを用いて、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  3. 前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、RRCシグナリングメッセージを用いて、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  4. 前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、MACコントロールプロトコルデータユニットを用いて、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  5. 前記送信部は、第1周期で、前記下りデータチャネルを介して、下りデータを送信するように構成されており、
    前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記第1周期よりも長い第2周期で、前記制御チャネルを用いて、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の基地局。
  6. 前記通知部は、前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットとして、前記下りデータチャネルの現在の伝送フォーマットと該記伝送フォーマット決定部で決定された伝送フォーマットとの相違を示す情報を通知するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  7. 前記送信部は、通知された前記伝送フォーマット前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットに対する前記ユーザ装置からの肯定応答信号を受信した後に、前記下りデータチャネルの伝送フォーマットを、該伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットに変更するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  8. 前記送信部は、通知された前記伝送フォーマット前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットに対する前記ユーザ装置からの否定応答信号を所定回数受信した後に、前記下りデータチャネルの伝送フォーマットを、変更前の伝送フォーマットに戻すように構成されていることを特徴とする請求項1記載の基地局。
  9. ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを用いて、前記ユーザ装置に適用する変調方式及びチャネル符号化率を通知する制御チャネルが付随しない下りデータチャネルを介して、パーシステントスケジューリングに従って周期的に伝送されるべき下りデータを伝送する移動通信システムに含まれ、前記ユーザ装置と無線通信を行う基地局で使用される方法であって、
    前記ユーザ装置で測定された下りリンクの受信品質に基づいて、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを変更する工程と、
    前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを通知する工程と、
    前記ユーザ装置に対して、前記伝送フォーマット決定部で変更された伝送フォーマットを用いて、前記パーシステントスケジューリングに従って前記下りデータチャネルを介して下りデータを送信する工程とを有することを特徴とする方法。
  10. ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを用いて、前記ユーザ装置に適用する変調方式及びチャネル符号化率を通知する制御チャネルが付随しない下りデータチャネルを介して、パーシステントスケジューリングに従って周期的に伝送されるべき下りデータを伝送する移動通信システムに含まれ、基地局と無線通信を行うユーザ装置であって、
    下りリンクの受信品質を測定するように構成されている測定部と、
    測定された前記下りリンクの受信品質に基づいて、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットが変更されるべきか否かについて判断するように構成されている判断部と、
    前記基地局に対して、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットの変更要求を通知するように構成されている通知部と、
    前記基地局によって通知され、変更された伝送フォーマットの情報を抽出するように構成されている抽出部と、
    抽出した前記変更された伝送フォーマットを用いて、前記パーシステントスケジューリングに従って後続の下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信するように構成されている受信部とを具備することを特徴とするユーザ装置。
  11. ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットを用いて、前記ユーザ装置に適用する変調方式及びチャネル符号化率を通知する制御チャネルが付随しない下りデータチャネルを介して、パーシステントスケジューリングに従って周期的に伝送されるべき下りデータを伝送する移動通信システムに含まれ、基地局と無線通信を行うユーザ装置で使用される方法であって、
    下りリンクの受信品質を測定する工程と、
    測定された前記下りリンクの受信品質に基づいて、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットが変更されるべきか否かについて判断する工程と、
    前記基地局に対して、前記ユーザ装置に既知である変調方式及びチャネル符号化率からなる固定された伝送フォーマットの変更要求を通知する工程と、
    前記基地局によって通知され、変更された伝送フォーマットの情報を抽出する工程と、
    抽出した前記変更された伝送フォーマットを用いて、前記パーシステントスケジューリングに従って後続の下りデータチャネルを介して送信された下りデータを受信する工程とを有することを特徴とする方法。
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