JP4927486B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
ここで補正手段としては、例えば、特許文献1に記載のような、液晶偏向素子を用いて光ビームを副走査方向に偏向して補正する方法や、特許文献2に記載のように、くさび形プリズムを光軸回りに回動させることにより光ビームを副走査方向に偏向して補正する方法等が知られている。
本発明の第1の手段は、光源と、前記光源からの光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された光ビームを被走査面上に集光する走査光学系とを有する光走査装置において、前記偏向手段により偏向された光ビームが通過する光路上に配置され前記光ビームを回折して複数ビームに分岐し所望のパターンの回折像を形成する回折光学素子と、前記回折像の副走査方向の一部を検出する光検出器とを備え、前記偏向手段による光走査とともに前記回折像で前記光検出器上を光走査し、前記回折像は1度の光走査で少なくとも2度、前記光検出器で信号が検出されるパターンに設定するとともに、前記光検出器と前記回折像との相対的な副走査方向の位置関係に応じて、前記回折像の1度の光走査で前記光検出器により少なくとも2度検出される信号の時間間隔が変化することを特徴とする。
また、本発明の第3の手段は、第1または第2の手段の光走査装置において、前記回折光学素子は、所定の単位構造が周期的に配置された構造であることを特徴とする。
また、本発明の第5の手段は、第3または第4の手段の光走査装置において、前記単位構造における最も長い対角線の長さは、入射ビームのスポット径よりも小さいことを特徴とする。
ここで、入射ビームのスポット径は1/e^2で定義する。また、望ましくは、入射ビーム径の1/2倍よりも小さくする。
また、本発明の第7の手段は、第1〜第6のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記回折像のパターンは、分岐された光ビームのスポットが非平行に並んでいる部分を少なくとも有することを特徴とする。
さらに本発明の第8の手段は、第7の手段の光走査装置において、前記回折像のパターンは、分岐された光ビームのスポットが平行に並んでいる部分を更に有することを特徴とする。
arcsin(λ/p)>θmax
を満たすように、pを設定することを特徴とする。これは、回折光学素子で回折された高次光が、1次光と重ならない条件である。
また、本発明の第10の手段は、第9の手段の光走査装置において、前記回折光学素子による高次回折光が前記光検出器に入射しないように、前記光源の点灯タイミングを設定することを特徴とする。
また、本発明の第12の手段は、第6の手段の光走査装置において、前記回折光学素子のピクセル間隔をp、使用波長をλとしたとき、
λ>p
とすることを特徴とする。これにより、回折光学素子で回折された高次回折光が全て基板の裏面で全反射される。
λ/n>p
とすることを特徴とする。これにより、回折光学素子で回折された高次光が全てエバネッセントになり、高次光が発生しない。
また、本発明の第15の手段は、第1〜第14のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記光検出器に入射する光ビームの副走査方向の幅を規制する手段を設け、前記回折像のパターンの一部を光検出器で検出することを特徴とする。
また、本発明の第17の手段は、第1〜第16のいずれか1つの手段の光走査装置において、前記回折像のパターンは、光軸を中心として180°回転対称であることを特徴とする。これにより、直接像と共役像を重ねることができ、不要光の発生の防止や、効率の向上が図れる。
また、本発明の第19の手段は、第18の手段光走査装置において、前記走査位置補正手段は、前記光源と前記偏向手段の間に配置された光学素子の姿勢制御手段か、もしくは前記光源と前記偏向手段の間に配置された液晶偏向素子に印加する電気信号制御手段であることを特徴とする。
さらに本発明の第20の手段は、第18の手段の光走査装置において、前記走査位置補正手段は、前記被走査面上の画像の副走査方向の形成開始位置を、画像解像度に応じた1ライン単位で副走査方向にシフトさせる手段であることを特徴とする。
また、本発明の第3の手段の光走査装置では、第1または第2の手段の構成及び効果に加え、前記回折光学素子は、所定の単位構造が周期的に配置された構造であることにより、回折光学素子への入射光の走査により、回折光学素子により形成した回折像を走査することが可能になる。
arcsin(λ/p)>θmax
を満たすように、pを設定することにより、所望の回折像(1次回折光による回折像)と高次回折像(2次以上の回折光による回折像)を分離することができ、光ビーム(光スポット)の副走査位置の検出精度を向上することができる。
λ>p
とすることにより、全ての高次回折光が回折光学素子から射出されることを防止でき、検出精度を向上することができる。
λ/n>p
とすることにより、全ての高次回折光が発生しなくなり、検出精度を向上することができる。
また、本発明の第15の手段の光走査装置では、第1〜第14のいずれか1つの手段の構成及び効果に加え、前記光検出器に入射する光ビームの副走査方向の幅を規制する手段を設け、回折像の一部を光検出器で検出することにより、光検出器に安価な汎用のフォトダイオードを用いて、光ビームの副走査位置の検出が可能になる。
また、本発明の第17の手段の光走査装置では、第1〜第16のいずれか1つの手段の構成及び効果に加え、前記回折像のパターンは、光軸を中心として180°回転対称であることにより、光利用効率を増大することができ、かつノイズ光の発生を防止でき、高精度な副走査位置検出が可能になる。
まず、図1、図2、図4に、複数の像担持体を並設したフルカラー画像形成装置に展開した光走査装置の一実施例を示す。
図1は、光走査装置の光学系と画像形成装置の一部を概略的に示す斜視図であり、被走査面である4つの像担持体(感光体ドラム)111a,111b,111c,111dに対して偏向手段であるポリゴンミラー213は1つであり、ポリゴンミラー213に対して対向する方向に2ステーション分ずつ振り分けて走査している。また、図1では、説明の簡略化のため、第1走査レンズ(例えばfθレンズ)以降の光学系は1ステーション分のみを図示している。なお、図2はポリゴンミラー213以降の光学系配置を示す断面図であり、図4は光走査装置のポリゴンミラー213により偏向走査される光ビームが通過する平面(偏向走査面または主走査平面と言う)上に展開した光学系配置を示す図である。
また、本実施例では、各感光体ドラム111a,111b,111c,111dに対して2つの半導体レーザを有するマルチビーム構成の光源ユニット250a,250b,250c,250dを配備し、副走査方向に記録密度に応じて1ラインピッチ分ずらして走査することにより、2ラインずつ同時に走査するようにしている。
図示しない各同期センサは、対応する感光体ドラム111a,111b,111c,111dにおける主走査方向の走査開始を検出する。ここでは、各同期センサは、いずれも像面と等価な位置に配置され、主走査方向の走査を開始するのに先立って、ポリゴンミラー213により偏向された光ビームが各同期センサに入射する。各同期センサは、それぞれ受光量に応じた信号(光電変換信号)を出力する。
また、所望のパターンの回折像を逆フーリエ変換すれば、所望のパターンを得るための振幅分布および位相分布が得られる。すなわち、振幅分布(透過率分布)と位相分布(高さ分布)の両方を与える回折光学素子を用いれば、所望のパターンの回折像が簡単に得られる。また、振幅分布のみもしくは位相分布のみを用いたとしても、厳密に所望のパターンの回折像を得ることはできないが、所望のパターンにかなり近いパターンの回折像を得ることは可能である。そのためには、通常は反復計算手法により反復計算を行って、振幅分布もしくは位相分布を求める。
副走査位置検出手段228a,228b,228c,228dは各感光体ドラム111a,111b,111c,111dに対応して設けられているが、構成は同じであり、例えばミラー2281、レンズ2282、回折光学素子2283、光検出器(例えばフォトダイオード(PD))2284で構成されている。
この回折像のパターンは、副走査方向に対応する方向に平行に延びる2つのドット列像と、この2つのドット列像の間に形成され所定の角度θ(0<θ<90°)だけ傾いたドット列像とからなっている。この傾いたドット列像は、主走査方向と副走査方向のいずれとも異なる方向に延びている。また、図5のパターン(ドット列像)において、黒丸のドット部分は光の強度が強いことを示しており、光軸は中央のドット(斜線のドット)部分に対応している。また、図5のドット列パターン(ドット列像)は、光軸(中央のドット)を中心として180°回転対称となっている。
本実施例では、実施例1の構成に加え、前記回折光学素子2283は、入射光の位相のみを制御する位相型光学素子とする。
すなわち、実施例1で述べた回折光学素子2283は、位相分布のみを制御する(振幅分布、つまり透過率分布は制御しない)構造にするのが良い。そうすることで、光利用効率を増大できる。位相分布の制御は、屈折率分布で実現することも可能であるが、素子作製の容易さという観点から、光学面の凹凸の高さ分布で実現するのが望ましい。
本実施例では、実施例1、実施例2の構成に加え、前記回折光学素子2283は、所定の単位構造が周期的に配置された構造とする。
実施例1で述べたように、回折光学素子2283への入射ビームの位置がずれれば、そのずれに応じて回折像のパターンの生成位置もずれるようにするために、回折光学素子の位相分布を、所定の単位構造が周期的に配置されたものにするのがよい。図8に、位相分布のみを制御する回折光学素子(振幅分布は制御しない)の一実施例を示す。図8(a)は回折光学素子の単位構造を表しており、本実施例では64ピクセル×64ピクセルとしている。灰色部は0位相を示し、白色部はπ位相を示している。0位相に対してπ位相を実現するためには、灰色部に対して白色部の高さを変えるのがよい。従って、図8の位相分布は、高さ分布と考えることも可能である。図8(b)は(a)の単位構造が周期的に配置されることを示した図であり、(a)の単位構造を4つだけ配置した例を示している。
上記で説明した回折像のパターンの例としては、図7(a)に示すようなパターンが理想的であるが、図7(b)に示すように、回折光学素子2283で分岐されたビームのスポット(黒丸で示すドット)が非平行に並んでいる部分(副走査方向に平行な1つのドット列と、主・副走査方向に傾斜したドット列)を少なくとも有するようにするのが良い。図7(b)では各スポット(ドット)が分離されている例を示したが、これらのドットは一部がつながっていても良く、また、ドットが連接してライン状になっているものでも良い。
また、さらに望ましい回折像のパターンの例としては、図7(a)に示すように、回折光学素子2283で分岐されたビームのスポット(黒丸で示すドット)が非平行に並んでいる部分(副走査方向に平行な1つのドット列と、主・副走査方向に傾斜したドット列)の他に、副走査方向に平行なドット列が、傾斜したドット列を挟んで主走査方向に並んでいる部分を設けるのが良い。
回折光学素子2283の単位構造をピクセルで構成すると、所望の回折像(1次回折光に対応)の他に、高次回折光(2次以上の回折光)による回折像が発生する。図10にその様子を示す。図10において、所望のパターンの回折像の中央に位置する斜線の丸(ドット)は回折光学素子2283の光軸の位置を表している。回折像のパターンを構成する丸(ドット)は、大きいほど、また白より黒に近いほど強度が強いことを表している。よって、図10では、高次回折光の回折像は、所望の回折像よりも強度は弱いが、所望の回折像の周囲に発生していることを示している。ここで、回折像の主走査方向の回折角分布の幅をθmaxとする。図10におけるθmaxは、所望の回折像における、副走査方向と平行に並んだ2つのドット列の、主走査方向の回折角の絶対値の和である。また、ピクセルの間隔をp、使用波長をλとすると、次の条件式、
arcsin(λ/p)>θmax
を満たすように、ピクセルの間隔p、及び回折角を設定することで、図10のように、所望の回折像と、その周囲の高次回折光による回折像を分離でき、副走査位置の検出精度を向上することができる。
λ>p
とすることで、全ての高次回折光が基板の裏面で全反射されるようになり、光検出器(PD)2284におけるゴースト光の発生を防止することができる。
λ/n>p
とすることで、高次回折光がエバネッセント波になり伝搬しなくなるため、光検出器(PD)2284及び感光体ドラム111の両方にゴースト光が到達することを防止することができる。
そこで、PsubをBsubの整数倍からずらすと、離散的な分岐ビームが光検出器(PD)による検出の際に平均化されることになるので、図11の特性はリニアに近づき、副走査位置の検出誤差を低減することができる。
また、
Psub−Bsub×n(ただし、Psub>Bsub×nであるときの最大の正の整数)
がBsubの1/2程度にするのが最も望ましい。
上記の実施例1〜5においては、光ビーム(光スポット)の副走査方向の位置を検出する方法を説明したが、実用上は更に光ビームの副走査方向の位置を補正可能な副走査位置補正手段を有しているのが良く、そうすることで、例えば多色画像形成装置に展開した際に、色ずれや画像歪みの少ない高品質なカラー画像を提供することができる。
まず第一の例として、姿勢制御手段で光学素子(例えばくさび形プリズム)を回動させることにより光ビームの副走査方向の位置の補正を行う方法について説明する。図12は、互いに非平行な入射面と射出面を有し、不図示の回動機構(姿勢制御手段)によって光軸を中心に回動可能なくさび形プリズム501を用い、くさび形プリズム501を光軸を中心に回動させることにより、くさび形プリズム501より出射される光ビームの副走査方向の角度を変化させる例を示した図である。くさび形プリズム501は、角度αの非平行な入射面と射出面をもったプリズム状の部材であり、光源ユニット250(a〜b)とポリゴンミラー213の間に設置するのが良い。
図13(b)は、液晶偏向素子43の光路偏向可能な有効エリア内の透明電極52−1を入射側から見た図である。透明電極52−1は図面の上下方向に長いストライプ状の透明電極パターン56が等間隔に(左右方向に)配列されており、各ストライプ状の透明電極56−1,56−2,・・・,56−nは、一対の抵抗部材55により電気的に接続されている。なお、図面の左右方向はレーザビームが光路偏向される方向であり、複数ビームの走査線間隔を補正する場合には、副走査方向に対応する方向である。
まず、画像の形成開始について説明する。画像形成装置の図示しない書き込み制御部は、図示しない操作パネルからのキー入力等により発生される、動作を開始する光走査制御部動作開始信号(STOUT信号)を検出した後、光走査開始信号(SOS信号)をカウントし、あらかじめ設定されたカウント数N=Csに達したときに、画像形成を開始する。この光走査開始信号(SOS信号)は、PD等の光検出器より1走査につき1回検出される。
また、例えば画像データの先頭部に空白ラインを設け、その空白ライン数を変化させることによっても、上記と同様の補正が可能である。
次に本発明に係る光走査装置を多色(カラー)画像形成装置に展開した実施例を示す。
図15に本発明に係る光走査装置を用いた多色(カラー)対応の画像形成装置の一構成例を示す。図中の符号111a,111b,111c,111dは、転写ベルト110に沿って並設され,イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の画像が形成される感光体ドラムであり、図中の矢印方向に回転される。各感光体ドラム111a,111b,111c,111dの周囲には、帯電装置112a,112b,112c,112d(図では帯電ローラによる接触式のものを示しているが、この他、帯電ブラシや、非接触式のコロナチャージャ等を用いることもできる)、本発明の光走査装置113、各色のトナーで現像を行う現像装置114a,114b,114c,114d、転写装置(転写チャージャ、転写ローラ、転写ブラシ等)115a,115b,115c,115d、クリーニング装置116a,116b,116c,116dが配設されている。また、図中の符号117は定着装置、119は記録紙等のシート状記録媒体Sを積載した給紙カセット、120は給紙ローラ、121は分離ローラ、122は搬送ローラ、123はレジストローラを示している。
51−1,51−2:ガラス基板
52−1,52−2:透明電極
53:配向膜
54:液晶層
55:抵抗
56:透明電極パターン
110:転写ベルト(または中間転写ベルト)
111a,111b,111c,111d:感光体ドラム(像担持体(被走査面))
112a,112b,112c,112d:帯電装置
113:光走査装置
114a,114b,114c,114d:現像装置
115a,115b,115c,115d:転写装置
116a,116b,116c,116d:クリーニング装置
117:定着装置
118:転写ベルト
119:給紙カセット
120:給紙ローラ
121:分離ローラ
122:搬送ローラ
123:レジストローラ
209a,209b,209c,209d:シリンドリカルレンズ
213:ポリゴンミラー(偏向手段)
218a,218b,218c,218d:fθレンズ
220a,220b,220c,220d:トロイダルレンズ
224a,224b,224c,224d:折り返しミラー
227a,227b,227c,227d:折り返しミラー
228a,228b,228c,228d:副走査位置検出手段
250a,250b,250c,250d:光源ユニット
501:くさび形プリズム(副走査位置補正手段)
2281:ミラー
2282:レンズ
2283:回折光学素子
2284:光検出器(フォトダイオード(PD))
S:シート状記録媒体
Claims (22)
- 光源と、前記光源からの光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段により偏向された光ビームを被走査面上に集光する走査光学系とを有する光走査装置において、
前記偏向手段により偏向された光ビームが通過する光路上に配置され前記光ビームを回折して複数ビームに分岐し所望のパターンの回折像を形成する回折光学素子と、前記回折像の副走査方向の一部を検出する光検出器とを備え、
前記偏向手段による光走査とともに前記回折像で前記光検出器上を光走査し、前記回折像は1度の光走査で少なくとも2度、前記光検出器で信号が検出されるパターンに設定するとともに、前記光検出器と前記回折像との相対的な副走査方向の位置関係に応じて、前記回折像の1度の光走査で前記光検出器により少なくとも2度検出される信号の時間間隔が変化することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子は、入射光の位相のみを制御する位相型回折光学素子であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1または2に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子は、所定の単位構造が周期的に配置された構造であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項3に記載の光走査装置において、
前記単位構造と単位構造の境界は滑らかに接続されるように、前記回折光学素子の構造を設定することを特徴とする光走査装置。 - 請求項3または4に記載の光走査装置において、
前記単位構造における最も長い対角線の長さは、入射ビームのスポット径よりも小さいことを特徴とする光走査装置。 - 請求項3〜5のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子の単位構造は、複数のピクセルによって構成されていることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記回折像のパターンは、分岐された光ビームのスポットが非平行に並んでいる部分を少なくとも有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項7に記載の光走査装置において、
前記回折像のパターンは、分岐された光ビームのスポットが平行に並んでいる部分を更に有することを特徴とする光走査装置。 - 請求項6に記載の光走査装置において、
前記回折像のパターンは、主走査方向である光走査方向の回折角分布における幅をθmax、前記回折光学素子のピクセルの間隔をp、使用波長をλとしたとき、次の条件式、
arcsin(λ/p)>θmax
を満たすように、pを設定することを特徴とする光走査装置。 - 請求項9に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子による高次回折光が前記光検出器に入射しないように、前記光源の点灯タイミングを設定することを特徴とする光走査装置。 - 請求項6に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子の基板における光ビームの入射面側に前記単位構造を設けることを特徴とする光走査装置。 - 請求項6に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子のピクセル間隔をp、使用波長をλとしたとき、
λ>p
とすることを特徴とする光走査装置。 - 請求項6に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子のピクセル間隔をp、使用波長をλ、基板の屈折率をnとしたとき、
λ/n>p
とすることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記回折光学素子への入射光は、該回折光学素子の入射面に対して略垂直であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜14のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記光検出器に入射する光ビームの副走査方向の幅を規制する手段を設け、前記回折像のパターンの一部を光検出器で検出することを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜15のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記回折像のパターンの副走査方向の一部の幅は、隣り合う分岐された光ビームの副走査方向の間隔と異ならせることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜16のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記回折像のパターンは、光軸を中心として180°回転対称であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項1〜17のいずれか1項に記載の光走査装置において、
前記光ビームの副走査位置を補正する走査位置補正手段を有し、前記光検出器からの信号に基づいて前記走査位置補正手段により前記光ビームの副走査位置を補正することを特徴とする光走査装置。 - 請求項18に記載の光走査装置において、
前記走査位置補正手段は、前記光源と前記偏向手段の間に配置された光学素子の姿勢制御手段か、もしくは前記光源と前記偏向手段の間に配置された液晶偏向素子に印加する電気信号制御手段であることを特徴とする光走査装置。 - 請求項18に記載の光走査装置において、
前記走査位置補正手段は、前記被走査面上の画像の副走査方向の形成開始位置を、画像解像度に応じた1ライン単位で副走査方向にシフトさせる手段であることを特徴とする光走査装置。 - 像担持体と、該像担持体を被走査面として光ビームを照射して静電潜像を形成する光走査装置と、該光走査装置により前記像担持体上に形成された静電潜像を現像剤で顕像化する現像手段と、前記像担持体上に顕像化された画像を、記録媒体に直接または中間転写体を介して転写する転写手段とを有し、画像を出力する画像形成装置において、
前記光走査装置として、請求項1〜20のいずれか1項に記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 並設された複数の像担持体と、該複数の像担持体の各々に光ビームを照射して静電潜像を形成する光走査装置と、該光走査装置により各像担持体上に形成された静電潜像を色の異なる現像剤で顕像化する現像手段と、前記各像担持体上に顕像化された各色の画像を、記録媒体に直接または中間転写体を介して重ね合わせて転写する転写手段とを有し、多色またはカラー画像を出力する画像形成装置において、
前記光走査装置として、請求項1〜20のいずれか1項に記載の光走査装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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