JP4920816B2 - Transparent solid detergent composition - Google Patents

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JP4920816B2 JP2000266342A JP2000266342A JP4920816B2 JP 4920816 B2 JP4920816 B2 JP 4920816B2 JP 2000266342 A JP2000266342 A JP 2000266342A JP 2000266342 A JP2000266342 A JP 2000266342A JP 4920816 B2 JP4920816 B2 JP 4920816B2
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fatty acid
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SHISEIDO HONEYCAKE INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は透明状固形洗浄剤組成物、特にその脂肪酸対イオン組成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
透明状固形洗浄剤組成物は、その透明感から高級イメージがあり、また適量の染料、顔料を加えた場合にも深みのある色調、メタリック感を呈することができるため、特に高級洗顔料などに広く用いられている。
従来、透明状固形洗浄剤組成物の組成成分としては、脂肪酸石鹸などの基材に透明化剤としてグリセリン、ショ糖などを加えたものが主流であった。
基材である脂肪酸石鹸としては、脂肪酸の対イオンとして、ナトリウム、カリウム等を用いたアルカリ金属石鹸が主に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの脂肪酸アルカリ金属石鹸はコストが安い上、泡立ちがよく、泡質もクリーミーであるという長所を有している反面、溶け減りがやや大きい、使用後につっぱり感を呈するなどの欠点があった。また、使用後のつっぱり感に配慮して、トリエタノールアミンやリジン等の弱塩基と脂肪酸による石鹸も利用されているが、十分な改善とはなっていない。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は使用感、溶け減り等の改善された透明状固形洗浄剤組成物を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本発明者らが鋭意検討を行ったところ、脂肪酸のN−メチルタウリンアルカリ金属塩、タウリンアルカリ金属塩、ヒポタウリンアルカリ金属塩を用いることにより、透明感を害することなく溶け減り、つっぱり感を有さないなどの優れた透明状固形洗浄剤組成物となることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明にかかる透明状固形洗浄剤組成物は、次の一般式(I)〜(III)で表される化合物からなる群より選択された一種または二種以上の脂肪酸塩を3.5%以上と、
【化4】
R−COO(CH)−CH−CH−SO …(I)
【化5】
R−COO−CH−CH−SO …(II)
【化6】
R−COO−CH−CH−SO …(III)
(但し、式中Rは炭素数7〜23の飽和又は不飽和の炭化水素基、Xはアルカリ金属又は有機アルカリを表す)
脂肪酸ナトリウム塩及び/又は脂肪酸カリウム塩と、
保湿剤と、
水と、
を配合することを特徴とする。
【0006】
また、本発明にかかる組成物において、脂肪酸の対イオンは、モル比で、
一般式(I)〜(III)の対イオン:5〜50
ナトリウム:40〜95
カリウム:0〜20
であることが好適である。
【0007】
また、本発明にかかる組成物において、脂肪酸塩類の合計が35〜55重量%、保湿剤が15〜35重量%、水が15〜25重量%であることが好適である。
また、本発明にかかる組成物において、分子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコール母核にプロピレンオキサイド2〜100モルとエチレンオキサイド50モル以下とを付加重合したポリエーテル系保湿剤を、保湿剤全量に対して5〜50重量%含有することが好適である。
【0008】
また、本発明の組成物において、加熱溶融状態の脂肪酸塩、保湿剤及び水を型枠に流し込み、冷却して固化させた枠練り透明状固形洗浄剤組成物であることが好適である。
なお、本発明において「透明状固形洗浄剤組成物」とは、染料、顔料などの色剤を除いた状態で実質的に透明であることを意味している。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
本発明において、前記一般式(I)〜(III)のRは、炭素数7〜23の飽和または不飽和の炭化水素基であり、その具体例としては、例えばヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、テトラエイコシル基などの直鎖状飽和炭化水素基、2−メチルヘプタデシル基、2−エチルペンチル基などの分枝飽和炭化水素基、8−ヘプタデセニル基、オレイル基、4,6−オクタデカジエニル基などの直鎖不飽和炭化水素基、2−メチルオクタデカ−6−エニル基などの分枝不飽和炭化水素基などが挙げられる。
【0010】
また、上記一般式(I),(II)(III)において、Xはナトリウム、カリウム、リチウムなどのアルカリ金属、トリエタノールアミン、ジエタノールアミン、リジンなどの有機アルカリである。
また、本発明において脂肪酸ナトリウム塩又は脂肪酸カリウム塩の脂肪酸R−COOのRは、前記一般式(I)〜(III)の脂肪酸のRの定義と共通する。
【0011】
そして、一般式(I)〜(III)と、脂肪酸ナトリウム、脂肪酸カリウムの脂肪酸は同一のものを用いることが好適である。
さらに、本発明においては、加熱溶融した脂肪酸に、対イオンとして脂肪酸と実質的に当量のタウリン系対イオン、ナトリウムイオン、カリウムイオンを含むアルカリ剤を添加し、中和させることが特に好適である。
【0012】
また、本発明において好適に用いられる保湿剤としては、ショ糖、ソルビトール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコールなどのサッカロイド類又はポリオール類が例示される。特に本発明において好適な保湿剤として、分子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコール母核に、プロピレンオキサイド2〜100モルと、エチレンオキサイド50モル以下とを付加重合したポリエーテル系化合物が好適に用いられる。ポリエーテル系保湿剤は、好ましくは総保湿剤量に対して5〜50重量%配合される。この際の多価アルコール母核としては、グリセリン、ジグリセリン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトールのほか、次に例示するような各種の単糖類、2糖類、オリゴ糖などが挙げられる。
【0013】
2糖類としては、例えばトレハロース、サッカロース、マルトース、ラクトースなどが例示される。また多糖類としては、ゲンチアノース、ラフィノース、メレチトース、スタキオース、セルロース、ヘミセルロース、デンプン、キチングリコーゲンなどが例示される。糖アルコールとしては、D−ソルビット、D−マンノース、D−マンニットなどが例示される。糖カルボン酸としては、D−マンノン酸、D−グルコン酸、アルドン酸、ウロン酸などが例示される。炭水化物誘導体としては、イノシット、α−アクロース、グルコーソン、メチルフラクトピラノシド、ソルビタン、エチルグルコフラノシド、グルコノラクトン、アルブチン、モノアセチルソルビトール、ジアセチルソルビタン、ソルビタンラウリン酸エステル、ソルビタンオレイン酸エステル、グルコースリン酸エステルなどが例示される。
【0014】
また、本発明にかかる透明状固形洗浄剤組成物は、上記必須成分に加えて、必要により、通常洗浄剤組成物に含まれる石鹸、アルキル硫酸エステル(塩)、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸(塩)、ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸(塩)などのアニオン界面活性剤、イミダゾリン系両性界面活性剤、ベタイン系両性界面活性剤等の両性界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、マルチトールヒドロキシ脂肪族エーテルなどの非イオン界面活性剤、トリメチルアルキルアンモニウムクロライド等のカチオン界面活性剤、センブリ、シャクヤク、イリス、スギナなどの植物抽出成分、トラネキサム酸、アルブチンなどの薬剤、香料、防腐剤などの成分を適宜配合することができる。
【0015】
なお、本発明にかかる透明状固形洗浄剤組成物は、図1に示すようにして製造されることが好適である。
すなわち、各種脂肪酸類、エチルアルコールなどの低級アルコールを40〜60℃で加熱溶融し、これに対イオンとなるアルカリ類を加え、中和を行う。これに糖類、ポリオール類などの保湿剤、その他の添加剤、薬剤を加え、均一に溶解し、さらに必要に応じて香料、色素を加え、この液を枠内に流し込み、冷却・固化する。その後、枠抜きし、必要に応じて切断を行い、40日〜60日間、乾燥熟成させる。これを、必要に応じ、磨き、表面乾燥、成形、上拭きし、包装する。
【0016】
以下、本発明の好適な実施態様について説明する。
評価方法
なお、以下の試験例においては、評価は以下のように行った。
固化性
○:全体として固化状態になったとき
△:全体として固化状態ではあるが、軟らかいとき
×:全体として固化状態が得られないとき
【0017】
透明性
各サンプルを20mmの厚さに均一に切断し、26ポイントの活字の上に置き、判読できるか否かで判定した。
◎:はっきり判読できる。
○:判読できる。
△:何とか判読できる。
×:判読できない。
【0018】
均一性
○:全体として透明状で均一である
△:全体として透明ではあるが一部不均一である
×:全体として結晶が析出している
泡立ち
女性パネラー(20名、20〜40歳)により、通常の洗顔時の態様で被検固形石鹸を手にとり水道水で泡立て操作を行い、評価した。
◎:きわめて良好
○:泡立ち良好
△:泡立ち普通
×:泡立ち不良
【0019】
洗顔後のつっぱり感
女性パネラー(20名、20〜40歳)により、通常の洗顔時の態様で被検固形石鹸を手にとり水道水で泡立て洗顔し、評価した。
◎:つっぱり感がなく、きわめて良好
○:つっぱり感がなく、良好
△:普通
×:つっぱり感がある
【0020】
溶け減り
JIS K−3304に準じた摩擦溶解度を溶け減りの評価とした。
すなわち、40℃に調製した水道水で濡らしたフィルム面上に一定重量にした試料片(断面15mm×20mm)を載せ、このフィルムを回転し、10分間摩擦溶解させる。そして、摩擦溶解前後の重量より、一定面積当たりの摩擦溶解度を求めた。
◎:20以下
○:20〜35
△:35〜50
×:50以上
【0021】
脂肪酸の対イオンの検討
まず、本発明者らは混合脂肪酸の対イオンとして、ナトリウム、N−メチルタウリン酸ナトリウム、N−タウリン酸ナトリウム、ヒポタウリン酸ナトリウムを用いて透明状固形洗浄剤組成物を調製し、各種評価を行った。その結果を次の表1に示す。
具体的には、混合脂肪酸(牛脂脂肪酸/ヤシ油脂肪酸=8/2)の塩を次表の割合で配合し、それぞれ脂肪酸塩とした。
【0022】
この脂肪酸塩40重量%、ソルビット10重量%、グリセリン5重量%、砂糖10重量%、エタノール15重量%及びイオン交換水20重量%の混合成分を原料として枠練り法によって洗浄剤組成物を得た。すなわち、上記原料を70〜80℃に加熱して均一に溶解し、ついでこれを型枠に注入する。その後、これを冷却し、固化したものについては、乾燥熟成させて固形洗浄剤組成物を得た。
なお、対イオンは、以下特に指定がない限り、脂肪酸と当量のアルカリにおけるモル比で示した。
【0023】
【表1】

Figure 0004920816
【0024】
前記表1より、同一の脂肪酸に対して、ナトリウムのみを対イオンとした場合に比較し、N−メチルタウリンナトリウム、N−タウリンナトリウム、N−ヒポタウリンナトリウムのタウリン系対イオンを加えた場合には、泡立ち、洗顔後のつっぱり感、溶け減り等の点で顕著な改善が認められた。
タウリン系対イオンのモル比
本発明者等はさらにN−メチルタウリンナトリウムの好適な対イオン比(モル比)について検討を行った。なお、試験方法は前記表1の例に準じる。
【0025】
【表2】
Figure 0004920816
【0026】
前記表2より、N−メチルタウリンの対イオンとしてのモル比は5以上で効果が認められる。本発明者等がN−メチルタウリンナトリウム脂肪酸としてさらに検討したところ、組成物中3.5重量%以上の存在により、添加効果が認められることが明らかとなった。
【0027】
カリウムイオンの添加効果
一般にカリウムイオンの添加は、洗浄力、泡立ちを向上させる一方、軟化を促進する傾向がある。そこで、本発明者等は、N−メチルタウリンナトリウムの各種配合量の下で、カリウムイオンの添加効果について検討を行った。
なお、試験方法は前記に準じ、対イオンはモル比で示した。
【0028】
【表3】
Figure 0004920816
【0029】
【表4】
Figure 0004920816
【0030】
【表5】
Figure 0004920816
【0031】
前記表3〜5より、カリウムは対イオンモル比で20以下であれば、泡立ちを改善することができるが、20を超えると固化することが困難になり、また均一性にも弊害が生じることが理解される。
【0032】
脂肪酸塩配合量
次に本発明者等は、脂肪酸塩の組成物中における配合量について検討を行った。
すなわち、以下のように脂肪酸塩部及び残部を調製し、これらを適当な比で混合し、組成物を得た。
脂肪酸塩部
混合脂肪酸(C14/C16/C18/isoC18=60/20/10/10)の塩を、脂肪酸ナトリウム/脂肪酸カリウム/脂肪酸N−メチルタウリンナトリウム=70/10/20となるように配合した。
【0033】
残部
ソルビット10部、グリセリン5部、砂糖10部、エタノール15部及びイオン交換水20部より、残部を構成した。
以上の脂肪酸塩部及び残部を表6に示す割合で40〜60℃に加熱して均一に溶解し、次いでこれを型枠に注入、冷却する。固化したものについては、乾燥熟成させて、固形洗浄剤組成物を得た。
【0034】
【表6】
Figure 0004920816
前記表6の結果より、組成物中の脂肪酸塩の配合量は35〜55重量%が好ましい。
【0035】
保湿剤量の検討
次に本発明者等は組成物中における保湿剤量の検討を行った。
なお、試験は以下のように行った。すなわち、混合脂肪酸(C14/C16/C18/isoC18=60/20/10/10)にエタノールを加え、これを反応釜中で約60℃に加熱し、水酸化ナトリウム/N−メチルタウリンナトリウムを下表の割合で加えて中和し、脂肪酸石鹸分を得た。この脂肪酸石鹸分と保湿剤を下表の割合に、さらにエタノール10重量%、イオン交換水を20重量%加えて70〜80℃に加熱溶解し、枠練り法によって洗浄剤組成物を得た。結果を次の表7〜10に示す。
【0036】
【表7】
Figure 0004920816
【0037】
【表8】
Figure 0004920816
【0038】
【表9】
Figure 0004920816
【0039】
【表10】
Figure 0004920816
【0040】
前記表7〜10より明らかなように、対イオン中でN−メチルタウリンの割合が増加すると、透明性がやや低くなることがあるが、保湿剤の適量の添加により透明性の向上を図ることができる。特に保湿剤の配合量が組成物中で15〜35重量%で、透明性とともに、つっぱり感、溶け減りなどの点でも改善が認められる。
【0041】
ポリエーテル系保湿剤の添加効果
混合脂肪酸(C14/C16/C18/isoC18=60/20/10/10)にエタノールを加え、これを反応釜中で約60℃に加熱し、水酸化ナトリウム/水酸化カリウム/N−メチルタウリンナトリウム=80/10/10の割合で中和し、脂肪酸石鹸分を得た。
この脂肪酸石鹸分40重量%、次表の割合(重量比)の保湿剤を25重量%、エタノール15重量%、及びイオン交換水20重量%を混合し、40〜60℃に加熱して均一に溶解し、これを型枠に注入して冷却する。固化したものについては乾燥熟成させて固形洗浄剤組成物を得た。
【0042】
【表11】
Figure 0004920816
【0043】
表11より明らかなように、ポリエーテル系保湿剤はつっぱり感、溶け減りを改善する上で、他の保湿剤成分と比較して優れた効果を有する。
タウリン系対イオンの種類
次に本発明者等は前記一般式(I)〜(III)の種類について検討を行った。
すなわち、混合脂肪酸(C14/C16/C18/isoC18=60/20/10/10)にエタノールを加え、これを反応釜中で約60℃に加熱し、水酸化ナトリウム/水酸化カリウム/次表のタウリン系対イオン=70/10/20の割合で添加、中和し脂肪酸石鹸分を得た。
【0044】
この脂肪酸石鹸分40重量%、ソルビット10重量%、グリセリン5重量%、砂糖10重量%、エタノール15重量%、及びイオン交換水20重量%の混合成分を原料とし、前記同様の枠練り法により洗浄剤組成物を得た。
【0045】
【表12】
Figure 0004920816
前記表12の結果より、タウリン系対イオンのアルカリ金属は、特に限定されないことが解る。
【0046】
【実施例】
以下、本発明の好適な配合例について説明する。いずれの配合例も常法により製造した。
なお、いずれも優れた透明性、耐溶け減り性、使用感を有していた。
配合例1
ラウリン酸 7.0重量%
ミリスチン酸 10.0
パルミチン酸 3.0
ステアリン酸 6.0
イソステアリン酸 1.5
ソルビット 7.5
アルコール 15.0
エデト酸塩 0.1
水酸化ナトリウム 1.1
N−メチルタウリンナトリウム 9.2
ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸
ナトリウム 3.0
食塩 0.5
砂糖 10.0
POP(9)ジグリセリルエーテル 5.0
BHT 0.1
色素 適量
イオン交換水 残部
【0047】
配合例2
ラウリン酸 5.0重量%
ミリスチン酸 10.0
パルミチン酸 3.0
ステアリン酸 5.0
イソステアリン酸 3.0
グリセリン 10.0
ジグリセリン 3.5
ソルビット 4.0
アルコール 10.0
エデト酸塩 0.1
水酸化ナトリウム 3.6
N−メチルタウリンナトリウム 3.5
ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸
ナトリウム 2.0
POE(60)硬化ヒマシ油 2.0
ラウロイルイミダゾリニウムベタイン 2.0
食塩 0.5
砂糖 10.0
BHT 0.1
色素 適量
イオン交換水 残部
【0048】
配合例3
ラウリン酸 8.0重量%
ミリスチン酸 12.0
パルミチン酸 4.0
ステアリン酸 6.0
オレイン酸 4.0
ソルビット 11.0
グリセリン 5.0
アルコール 16.5
エデト酸塩 0.1
水酸化ナトリウム 4.2
N−メチルタウリンナトリウム 5.5
食塩 0.5
砂糖 11.0
BHT 0.1
酸化チタン 0.1
色素 適量
イオン交換水 残部
【0049】
配合例4
ラウリン酸 7.0重量%
ミリスチン酸 10.0
パルミチン酸 3.0
ステアリン酸 6.0
イソステアリン酸 1.5
ソルビット 7.5
アルコール 15.0
エデト酸塩 0.1
水酸化ナトリウム 6.0
N−タウリンカリウム 2.1
ヒドロキシアルキルエーテルカルボン酸
ナトリウム 3.0
食塩 0.5
砂糖 10.0
POP(9)ジグリセリルエーテル 0.1
色素 適量
イオン交換水 残部
【0050】
【発明の効果】
以上説明したように本発明にかかる透明状固形洗浄剤組成物によれば、脂肪酸の対イオンとして特定のタウリン系アルカリ剤を用いることにより、優れた透明性、耐溶け減り性、洗顔後の使用感を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる透明状固形洗浄剤組成物の好適な製造工程の説明図である。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a transparent solid detergent composition, and particularly to an improvement in the fatty acid counterion composition.
[0002]
[Prior art]
The transparent solid detergent composition has a high-class image due to its transparency, and can exhibit a deep color tone and metallic feeling even when an appropriate amount of a dye or pigment is added. Widely used.
Conventionally, as a composition component of a transparent solid detergent composition, a material obtained by adding glycerin, sucrose or the like as a clarifying agent to a base material such as fatty acid soap has been mainstream.
As the fatty acid soap which is a base material, alkali metal soap using sodium, potassium or the like as a counter ion of fatty acid is mainly used.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
These fatty acid alkali metal soaps have the advantages of low cost, good foaming and creamy quality, but have the disadvantages that they are slightly melted and have a feeling of tension after use. Also, in consideration of the feeling of tension after use, soaps with weak bases such as triethanolamine and lysine and fatty acids are also used, but they are not improved sufficiently.
The present invention has been made in view of the above-mentioned problems of the prior art, and an object thereof is to provide a transparent solid detergent composition improved in feeling of use, dissolution and the like.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present inventors have intensively studied, and by using an N-methyl taurine alkali metal salt, taurine alkali metal salt, or hypotaurine alkali metal salt of a fatty acid, without impairing transparency. It has been found that the composition becomes an excellent transparent solid detergent composition that melts away and does not have a feeling of tension, and the present invention has been completed.
[0005]
That is, the transparent solid detergent composition according to the present invention includes one or two or more fatty acid salts selected from the group consisting of compounds represented by the following general formulas (I) to (III): % Or more,
[Formula 4]
R-COO - H 2 N + (CH 3) -CH 2 -CH 2 -SO 3 - X + ... (I)
[Chemical formula 5]
R-COO - H 2 N + -CH 2 -CH 2 -SO 3 - X + ... (II)
[Chemical 6]
R-COO - H 2 N + -CH 2 -CH 2 -SO 2 - X + ... (III)
(Wherein, R represents a saturated or unsaturated hydrocarbon group having 7 to 23 carbon atoms, and X represents an alkali metal or organic alkali)
Fatty acid sodium salt and / or fatty acid potassium salt;
Moisturizer,
water and,
It is characterized by blending.
[0006]
Further, in the composition according to the present invention, the counterion of the fatty acid is in a molar ratio,
Counter ions of general formulas (I) to (III): 5 to 50
Sodium: 40-95
Potassium: 0-20
It is preferable that
[0007]
Moreover, in the composition concerning this invention, it is suitable that the sum total of fatty acid salts is 35 to 55 weight%, a moisturizer is 15 to 35 weight%, and water is 15 to 25 weight%.
Further, in the composition according to the present invention, a polyether humectant obtained by addition polymerization of 2 to 100 mol of propylene oxide and 50 mol or less of ethylene oxide on a polyhydric alcohol mother nucleus having 3 or more hydroxyl groups in the molecule, It is preferable to contain 5 to 50% by weight with respect to the total amount of the humectant.
[0008]
Further, in the composition of the present invention, it is preferable that the composition is a frame-kneaded transparent solid detergent composition in which a fatty acid salt, a humectant and water in a heated and melted state are poured into a mold and cooled and solidified.
In the present invention, the “transparent solid detergent composition” means that it is substantially transparent in the state excluding colorants such as dyes and pigments.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described.
In the present invention, R in the general formulas (I) to (III) is a saturated or unsaturated hydrocarbon group having 7 to 23 carbon atoms. Specific examples thereof include a heptyl group, an octyl group, and a nonyl group. Linear saturated hydrocarbon group such as decyl group, undecyl group, dodecyl group, tridecyl group, tetradecyl group, pentadecyl group, hexadecyl group, heptadecyl group, octadecyl group, tetraeicosyl group, 2-methylheptadecyl group, 2 -Branched saturated hydrocarbon group such as ethylpentyl group, linear unsaturated hydrocarbon group such as 8-heptadecenyl group, oleyl group, 4,6-octadecadienyl group, 2-methyloctadec-6-enyl group And branched unsaturated hydrocarbon groups.
[0010]
In the general formulas (I), (II) and (III), X is an alkali metal such as sodium, potassium and lithium, and an organic alkali such as triethanolamine, diethanolamine and lysine.
In addition, fatty acids fatty sodium or potassium fatty acid salts in the present invention R-COO - of R is same as the definition of R fatty acid of the general formula (I) ~ (III).
[0011]
And it is suitable to use the same fatty acid of general formula (I)-(III) and fatty acid sodium and fatty acid potassium.
Further, in the present invention, it is particularly preferable to neutralize the heated and melted fatty acid by adding an alkaline agent containing a taurine counter ion, sodium ion, or potassium ion that is substantially equivalent to the fatty acid as a counter ion. .
[0012]
Moreover, as a moisturizing agent used suitably in this invention, saccharoids or polyols, such as sucrose, sorbitol, glycerol, 1, 3- butylene glycol, propylene glycol, dipropylene glycol, are illustrated. In particular, as a suitable moisturizing agent in the present invention, a polyether compound obtained by addition polymerization of 2 to 100 mol of propylene oxide and 50 mol or less of ethylene oxide to a polyhydric alcohol mother nucleus having 3 or more hydroxyl groups in the molecule is used. Preferably used. The polyether humectant is preferably blended in an amount of 5 to 50% by weight based on the total amount of humectant. Examples of the polyhydric alcohol mother nucleus in this case include glycerin, diglycerin, pentaerythritol, dipentaerythritol, and various monosaccharides, disaccharides, oligosaccharides and the like exemplified below.
[0013]
Examples of the disaccharide include trehalose, saccharose, maltose, and lactose. Examples of the polysaccharide include gentianose, raffinose, meletitol, stachyose, cellulose, hemicellulose, starch, chitin glycogen and the like. Examples of the sugar alcohol include D-sorbitol, D-mannose, and D-mannitol. Examples of sugar carboxylic acids include D-mannonic acid, D-gluconic acid, aldonic acid, and uronic acid. Carbohydrate derivatives include inosit, α-acrose, glucosone, methyl fructopyranoside, sorbitan, ethyl glucofuranoside, gluconolactone, arbutin, monoacetyl sorbitol, diacetyl sorbitan, sorbitan laurate, sorbitan oleate, glucose Examples include phosphate esters.
[0014]
In addition to the above essential components, the transparent solid detergent composition according to the present invention includes soaps, alkyl sulfate esters (salts), polyoxyethylene alkyl ether sulfates (salts) usually contained in the detergent composition as necessary. ), Anionic surfactants such as hydroxyalkyl ether carboxylic acid (salt), amphoteric surfactants such as imidazoline-based amphoteric surfactants, betaine-based amphoteric surfactants, polyoxyethylene alkyl ethers, polyoxyethylene fatty acid esters, Nonionic surfactants such as sugar fatty acid esters, alkylglycosides, maltitol hydroxy aliphatic ethers, cationic surfactants such as trimethylalkylammonium chloride, plant extract components such as assembly, peony, iris, and horsetail, tranexamic acid, arbutin, etc. Drugs, perfumes, It can be appropriately blended components such as preservative.
[0015]
The transparent solid detergent composition according to the present invention is preferably produced as shown in FIG.
That is, various fatty acids and lower alcohols such as ethyl alcohol are heated and melted at 40 to 60 ° C., and alkalis serving as counter ions are added thereto for neutralization. Moisturizing agents such as saccharides and polyols, other additives and chemicals are added to this, and it is uniformly dissolved. Further, if necessary, a fragrance and a pigment are added, and this liquid is poured into the frame to cool and solidify. Thereafter, the frame is removed, cut as necessary, and dried and aged for 40 to 60 days. This is polished, surface dried, molded, wiped up and packaged as necessary.
[0016]
Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described.
Evaluation method In the following test examples, the evaluation was performed as follows.
Solidification property ○: When solidified as a whole Δ: When solidified as a whole, but soft ×: When solidified as a whole cannot be obtained [0017]
Transparency Each sample was uniformly cut to a thickness of 20 mm, placed on 26-point type, and judged by whether or not it could be read.
A: Clearly readable.
○: Can be read.
Δ: Can be read somehow.
×: Unreadable.
[0018]
Uniformity ○: Transparent and uniform as a whole Δ: Transparent as a whole but partially non-uniform ×: By a foaming female panel (20 persons, 20 to 40 years old) on which crystals are precipitated as a whole, The test soap was picked up in the normal face washing mode and foamed with tap water and evaluated.
◎: Extremely good ○: Foaming good △: Foaming normal x: Poor foaming [0019]
The female panelists (20 people, 20 to 40 years old) who had a feeling of squeezing after washing their face were evaluated by washing the soap bar in their hands and bubbling it with tap water in the normal face washing mode.
◎: There is no feeling of tension, and it is very good. ○: There is no feeling of tension, it is good. △: Normal ×: There is a feeling of tension. [0020]
Friction solubility according to JIS K-3304 was used as an evaluation of dissolution.
That is, a sample piece (cross section 15 mm × 20 mm) having a constant weight is placed on a film surface wetted with tap water prepared at 40 ° C., and the film is rotated and frictionally dissolved for 10 minutes. And the friction solubility per fixed area was calculated | required from the weight before and behind friction dissolution.
A: 20 or less B: 20-35
Δ: 35-50
×: 50 or more [0021]
Examination of counter ion of fatty acid First, the present inventors used sodium, sodium N-methyl taurate, sodium N-taurate, sodium hypotaurate as a counter ion of mixed fatty acid to form a transparent solid detergent. Compositions were prepared and subjected to various evaluations. The results are shown in Table 1 below.
Specifically, a salt of mixed fatty acid (beef tallow fatty acid / coconut oil fatty acid = 8/2) was blended at a ratio shown in the following table to obtain fatty acid salts.
[0022]
A detergent composition was obtained by a frame kneading method using a mixture of 40% by weight of this fatty acid salt, 10% by weight of sorbit, 5% by weight of glycerin, 10% by weight of sugar, 15% by weight of ethanol and 20% by weight of ion-exchanged water. . That is, the raw material is heated to 70 to 80 ° C. and uniformly dissolved, and then poured into a mold. Thereafter, this was cooled and solidified, and then dried and aged to obtain a solid detergent composition.
In addition, unless otherwise indicated below, the counter ion was shown by the molar ratio in the alkali equivalent to a fatty acid.
[0023]
[Table 1]
Figure 0004920816
[0024]
Table 1 shows that the same fatty acid is compared with a case where only sodium is used as a counter ion, and a case where a taurine-based counter ion such as sodium N-methyltaurine, sodium N-taurine, or sodium N-hypotaurine is added. Markedly improved in terms of bubbling, feeling of tension after washing the face and melting.
Molar ratio of taurine-based counter ion The present inventors further examined a suitable counter ion ratio (molar ratio) of sodium N-methyltaurine. The test method conforms to the example in Table 1.
[0025]
[Table 2]
Figure 0004920816
[0026]
From Table 2, the effect is recognized when the molar ratio of N-methyltaurine as a counter ion is 5 or more. Further examination by the inventors of the present invention as sodium N-methyl taurate fatty acid revealed that the effect of addition was recognized by the presence of 3.5% by weight or more in the composition.
[0027]
Effect of addition of potassium ions In general, addition of potassium ions tends to promote softening while improving detergency and foaming. Therefore, the present inventors examined the effect of adding potassium ions under various compounding amounts of N-methyltaurine sodium.
The test method was the same as described above, and the counter ion was shown in molar ratio.
[0028]
[Table 3]
Figure 0004920816
[0029]
[Table 4]
Figure 0004920816
[0030]
[Table 5]
Figure 0004920816
[0031]
From Tables 3 to 5, if the molar ratio of potassium is 20 or less, foaming can be improved, but if it exceeds 20, solidification becomes difficult, and the uniformity may be adversely affected. Understood.
[0032]
Fatty acid salt blending amount Next, the present inventors examined the blending amount of the fatty acid salt in the composition.
That is, the fatty acid salt part and the remainder were prepared as follows, and these were mixed at an appropriate ratio to obtain a composition.
Fatty acid salt part mixed fatty acid (C14 / C16 / C18 / isoC18 = 60/20/10/10) salt was blended so that fatty acid sodium / fatty acid potassium / fatty acid N-methyl taurine sodium = 70/10/20 .
[0033]
The remainder was composed of 10 parts of the remaining sorbit, 5 parts of glycerin, 10 parts of sugar, 15 parts of ethanol and 20 parts of ion-exchanged water.
The fatty acid salt part and the remainder are heated to 40 to 60 ° C. at a ratio shown in Table 6 to be uniformly dissolved, and then poured into a mold and cooled. The solidified product was dried and aged to obtain a solid detergent composition.
[0034]
[Table 6]
Figure 0004920816
From the results of Table 6, the blending amount of the fatty acid salt in the composition is preferably 35 to 55% by weight.
[0035]
Examination of amount of humectant Next, the present inventors examined the amount of humectant in the composition.
The test was conducted as follows. That is, ethanol was added to a mixed fatty acid (C14 / C16 / C18 / isoC18 = 60/20/10/10), and this was heated to about 60 ° C. in a reaction kettle, and sodium hydroxide / N-methyl taurine sodium was added. Fatty acid soap content was obtained by adding and neutralizing at the ratio shown in the table. The fatty acid soap and moisturizing agent were added in the proportions shown in the table below, and further 10% by weight of ethanol and 20% by weight of ion-exchanged water were added and dissolved by heating at 70 to 80 ° C., and a detergent composition was obtained by a frame kneading method. The results are shown in the following Tables 7-10.
[0036]
[Table 7]
Figure 0004920816
[0037]
[Table 8]
Figure 0004920816
[0038]
[Table 9]
Figure 0004920816
[0039]
[Table 10]
Figure 0004920816
[0040]
As is clear from Tables 7 to 10, the transparency may be slightly lowered when the proportion of N-methyltaurine in the counter ion is increased, but the transparency is improved by adding an appropriate amount of the moisturizing agent. Can do. In particular, the amount of the moisturizing agent is 15 to 35% by weight in the composition, and improvements are observed in terms of transparency, a sense of tension and a decrease in dissolution.
[0041]
Effect of addition of polyether moisturizer Ethanol was added to the mixed fatty acid (C14 / C16 / C18 / isoC18 = 60/20/10/10), and this was heated to about 60 ° C. in a reaction kettle, The mixture was neutralized at a ratio of sodium oxide / potassium hydroxide / N-methyl taurine = 80/10/10 to obtain a fatty acid soap.
The fatty acid soap content is 40% by weight, 25% by weight of the moisturizing agent in the ratio (weight ratio) shown in the following table, 15% by weight of ethanol, and 20% by weight of ion-exchanged water are mixed and heated to 40-60 ° C. uniformly. Dissolve and pour it into the mold to cool. The solidified product was dried and aged to obtain a solid detergent composition.
[0042]
[Table 11]
Figure 0004920816
[0043]
As is apparent from Table 11, the polyether-based moisturizing agent has an excellent effect as compared with other moisturizing components in improving the feeling of sticking and dissolution.
Types of taurine counter ions Next, the present inventors examined the types of the general formulas (I) to (III).
That is, ethanol was added to the mixed fatty acid (C14 / C16 / C18 / isoC18 = 60/20/10/10), and this was heated to about 60 ° C. in a reaction kettle, sodium hydroxide / potassium hydroxide / the following table. Taurine counter ion = 70/10/20 was added and neutralized to obtain a fatty acid soap.
[0044]
Washed by the same frame kneading method using the mixed components of fatty acid soap 40% by weight, sorbit 10% by weight, glycerin 5% by weight, sugar 10% by weight, ethanol 15% by weight and ion-exchanged water 20% by weight. An agent composition was obtained.
[0045]
[Table 12]
Figure 0004920816
From the results in Table 12, it can be seen that the alkali metal of the taurine counter ion is not particularly limited.
[0046]
【Example】
Hereinafter, preferred blending examples of the present invention will be described. All the formulation examples were produced by a conventional method.
In addition, all had excellent transparency, melt resistance, and feeling of use.
Formulation Example 1
Lauric acid 7.0% by weight
Myristic acid 10.0
Palmitic acid 3.0
Stearic acid 6.0
Isostearic acid 1.5
Sorbit 7.5
Alcohol 15.0
Edetate 0.1
Sodium hydroxide 1.1
N-methyl taurine sodium 9.2
Sodium hydroxyalkyl ether carboxylate 3.0
Salt 0.5
Sugar 10.0
POP (9) Diglyceryl ether 5.0
BHT 0.1
Dye Appropriate amount of ion-exchanged water balance [0047]
Formulation Example 2
Lauric acid 5.0% by weight
Myristic acid 10.0
Palmitic acid 3.0
Stearic acid 5.0
Isostearic acid 3.0
Glycerin 10.0
Diglycerin 3.5
Sorbit 4.0
Alcohol 10.0
Edetate 0.1
Sodium hydroxide 3.6
N-methyl taurine sodium 3.5
Sodium hydroxyalkyl ether carboxylate 2.0
POE (60) hydrogenated castor oil 2.0
Lauroy Louis Midazolinium Betaine 2.0
Salt 0.5
Sugar 10.0
BHT 0.1
Dye Appropriate amount of ion-exchanged water balance [0048]
Formulation Example 3
Lauric acid 8.0% by weight
Myristic acid 12.0
Palmitic acid 4.0
Stearic acid 6.0
Oleic acid 4.0
Sorbit 11.0
Glycerin 5.0
Alcohol 16.5
Edetate 0.1
Sodium hydroxide 4.2
N-methyl taurine sodium 5.5
Salt 0.5
Sugar 11.0
BHT 0.1
Titanium oxide 0.1
Dye Appropriate amount of ion-exchanged water balance [0049]
Formulation Example 4
Lauric acid 7.0% by weight
Myristic acid 10.0
Palmitic acid 3.0
Stearic acid 6.0
Isostearic acid 1.5
Sorbit 7.5
Alcohol 15.0
Edetate 0.1
Sodium hydroxide 6.0
N-taurine potassium 2.1
Sodium hydroxyalkyl ether carboxylate 3.0
Salt 0.5
Sugar 10.0
POP (9) diglyceryl ether 0.1
Dye Appropriate amount of ion-exchanged water balance [0050]
【Effect of the invention】
As described above, according to the transparent solid detergent composition according to the present invention, by using a specific taurine-based alkaline agent as a counter ion of fatty acid, excellent transparency, melt resistance, use after face washing A feeling can be obtained.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory diagram of a preferred production process of a transparent solid detergent composition according to the present invention.

Claims (4)

次の一般式(I)〜(III)で表される化合物からなる群より選択された一種または二種以上の脂肪酸塩を組成物中3.5重量%以上と、
【化1】
R−COO(CH)−CH−CH−SO …(I)
【化2】
R−COO −CH−CH−SO …(II)
【化3】
R−COO −CH−CH−SO …(III)
(但し、式中Rは炭素数7〜23の飽和又は不飽和の炭化水素基、Xはアルカリ金属又は有機アルカリを表す)
脂肪酸ナトリウム塩及び/又は脂肪酸カリウム塩と、
保湿剤と、
水と、
を配合し、
脂肪酸R−COO の対イオンは、モル比で、
一般式(I)〜(III)の対イオン:20〜50
ナトリウム:40〜80
カリウム:0〜20
であることを特徴とする透明状固形洗浄剤組成物。
3.5% by weight or more of one or more fatty acid salts selected from the group consisting of the compounds represented by the following general formulas (I) to (III) in the composition:
[Chemical 1]
R-COO - H 2 N + (CH 3) -CH 2 -CH 2 -SO 3 - X + ... (I)
[Chemical formula 2]
R-COO - H 3 N + -CH 2 -CH 2 -SO 3 - X + ... (II)
[Chemical 3]
R-COO - H 3 N + -CH 2 -CH 2 -SO 2 - X + ... (III)
(Wherein, R represents a saturated or unsaturated hydrocarbon group having 7 to 23 carbon atoms, and X represents an alkali metal or organic alkali)
Fatty acid sodium salt and / or fatty acid potassium salt;
Moisturizer,
water and,
Blended ,
Fatty acid R-COO - counterions, the molar ratio,
Counter ions of general formulas (I) to (III): 20 to 50
Sodium: 40-80
Potassium: 0-20
Transparent form solid detergent composition characterized in that it.
請求項1記載の組成物において、脂肪酸塩類の合計が35〜55重量%、保湿剤が15〜35重量%、水が15〜25重量%であることを特徴とする透明状固形洗浄剤組成物。  The transparent solid detergent composition according to claim 1, wherein the total amount of fatty acid salts is 35 to 55% by weight, the humectant is 15 to 35% by weight, and the water is 15 to 25% by weight. . 請求項1又は2記載の組成物において、分子中に3個以上の水酸基を有する多価アルコール母核にプロピレンオキサイド2〜100モルとエチレンオキサイド50モル以下とを付加重合したポリエーテル系保湿剤を、保湿剤全量に対して5〜50重量%含有することを特徴とする透明状固形洗浄剤組成物。According to claim 1 or 2 composition according, polyhydric alcohols mother nucleus polyether humectant which addition polymerization of propylene oxide 2 to 100 moles of ethylene oxide 50 mol to having three or more hydroxyl groups in the molecule A transparent solid detergent composition comprising 5 to 50% by weight based on the total amount of the humectant. 請求項1〜のいずれかに記載の組成物において、加熱溶融状態の脂肪酸塩、保湿剤及び水を型枠に流し込み、冷却して固化させたことを特徴とする枠練り透明状固形洗浄剤組成物。The composition according to any one of claims 1 to 3 , wherein the heated and melted fatty acid salt, humectant and water are poured into a mold, cooled and solidified, and the frame-kneaded transparent solid detergent Composition.
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