JP4919561B2 - Gommage cosmetic - Google Patents
Gommage cosmetic Download PDFInfo
- Publication number
- JP4919561B2 JP4919561B2 JP2001300993A JP2001300993A JP4919561B2 JP 4919561 B2 JP4919561 B2 JP 4919561B2 JP 2001300993 A JP2001300993 A JP 2001300993A JP 2001300993 A JP2001300993 A JP 2001300993A JP 4919561 B2 JP4919561 B2 JP 4919561B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- film
- present
- gommage
- cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴマージュ化粧料に関し、更に詳細には、ジェル状やクリーム状等のゴマージュ化粧料において、経時保存安定性、特に高温での経時保存安定性に優れ、化粧料中に含まれるゴマージュ剤によるかすが出現するまでの時間が短く、かつ使用性に優れたゴマージュ化粧料に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ゴマージュ化粧料とは、化粧料を皮膚上に塗布した後、手指あるいは器具等を用いてマッサージをするような物理的な外力を加えることにより、皮膚上に形成された皮膜と共に古くなった角質や汚れ等を化粧料に擦り落として除去することを目的とした化粧料である。この角質や汚れ等を吸着し、擦り落とすこと(ゴマージュ効果)のための成分をゴマージュ剤と言うが、従来より、結晶セルロースや固形パラフィンを用いたもの等が提案されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、セルロース粉末を配合したゴマージュ化粧料では、製剤中でセルロース粉末の凝集が起きたり、また十分にかすが発生しないために、擦り落とす際、皮膚に物理的外力による強い負荷がかかり、皮膚に過度な負担がかかるなどの問題点があった。
【０００４】
また、皮膜形成性水溶性高分子を用いたゴマージュ化粧料の場合、ゴマージュ剤によるかすを短時間でかつ十分に出すために必要な最少量の皮膜形成性水溶性高分子では、製剤の粘度が低く、使用時に皮膚から垂れ落ちたり、皮膚に対して製剤のなじみが悪いという欠点があった。また、逆に使用性に優れた適度な粘性を持たせるために、皮膜形成性水溶性高分子を多く配合すると、低温でゲル化し塗布できなくなったり、高温で排液や粘度低下を引き起こし、安定性、使用性に問題が生じていた。
【０００５】
本発明は、上記の問題点を解決するために、経時保存安定性、特に高温での経時保存安定性に優れ、また、ゴマージュ剤によるかすが出現するまでの時間が短く、かつ使用性に優れたゴマージュ化粧料を提供することを課題とした。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意検討行った結果、皮膜形成性水溶性高分子と特定の無水ケイ酸とを配合することにより、特に高温での経時保存安定性に優れ、ゴマージュ化粧料として優れた品質を有し、また、使用性にも優れることを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００７】
すなわち、本発明は、次の成分（Ａ）、（Ｂ）；
（Ａ）皮膜形成性水溶性高分子 ０．１質量％〜１０質量％
（Ｂ）比表面積が１００〜４００ｍ２／ｇかつ平均一次粒子径が７〜１６ｎｍである無水ケイ酸 ０．０１質量％〜５質量％
を含有することを特徴とするゴマージュ化粧料を提供するものである。
【０００８】
更に、本発明は、前記成分（Ａ）が、アルギン酸ナトリウムであることを特徴とするゴマージュ化粧料に関するものである。
【０００９】
更に、本発明は、多価アルコールを含有することを特徴とするゴマージュ化粧料に関するものである。
【００１０】
また、本発明は、（Ａ）皮膜形成性水溶性高分子と（Ｃ）多価アルコールとの質量配合比が１：３〜１：１５であるゴマージュ化粧料に関するものである。
【００１１】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の構成について説明する。
【００１２】
本発明の成分（Ａ）皮膜形成性水溶性高分子は、化粧料を皮膚上に塗布した後、物理的外力により、水分が揮散し、皮膚上に形成された皮膜ともに角質や汚れ等を擦り落とすゴマージュ剤として、本発明に必須の成分である。
【００１３】
本発明に用いられる成分（Ａ）としては、化粧料に使用可能で、かつ、系に適度な粘性や延展性を付与し得る皮膜形成性の水溶性高分子であれば特に限定されず、天然、合成、半合成のアニオン性、カチオン性、両性、非イオン性のいずれのものを用いても良いし、またこれらを組み合わせて使用しても良い。例えば、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、トラガントガム、アラビアガム、ジェランガム、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カルシウム等のアルギン酸塩、カラギーナン、クインスシード、ガラクタン、マンナン、デンプン、ペクチン、デキストリン、カードラン、カゼイン、コラーゲン等の天然系水溶性高分子、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等の半合成系水溶性高分子、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カルボキシビニルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸ナトリウム等の合成系水溶性高分子等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を適宜選択して使用することができる。これらの皮膜形成性水溶性高分子の中でも、アルギン酸ナトリウムは、使用時に塗布膜乾燥のための放置時間を必要とせず、かすがより出易く、本発明の効果を発揮する上で特に好ましい。
【００１４】
本発明に用いられる成分（Ａ）の配合量は、ゴマージュ化粧料中、０．１質量％〜１０質量％(以下、単に「％」で示す)が好ましく、特に好ましくは、１．５％〜５％である。この範囲内であれば適度な粘性を保て、ゲル化や排液等も起こらず経時安定性に優れ、また、塗布時に垂れ落ちることもなく、塗り広げ易く、肌への過度な負担もなく、短時間でゴマージュ剤によるかすが出て、十分なゴマージュ効果が得られる。
【００１５】
本発明に用いられる成分（Ｂ）の無水ケイ酸は、成分（Ａ）の皮膜形成性水溶性高分子と併用することにより、相乗的に増粘効果を示し、本発明品の保存安定性、特に高温での保存安定性を向上させるものである。
【００１６】
無水ケイ酸は、比表面積、粒子径により種々のグレードのものがあるが、本発明の成分（Ｂ）の無水ケイ酸は、ＢＥＴ法による比表面積が１００〜４００ｍ２／ｇかつ平均一次粒子径が７〜１６ｎｍであり、この範囲のものであれば、粉体特有のきしみを使用後に感ずることなく、効果的に増粘効果を発揮し、優れた経時安定性を得られる。特にこの効果を向上させるためには、高純度超微粒子無水ケイ酸粉末や、一部酸化アルミニウムが混合されて製造された超微粒子無水ケイ酸粉末が好ましい。また、成分（Ｂ）の無水ケイ酸は、通常公知の表面処理を施して用いることが出来る。具体的には、ＡＥＲＯＳＩＬ１３０、２００、３００、３８０、Ｒ９７２、Ｒ９７４、Ｒ９７６、ＲＸ２００、ＲＸ３００（以上、日本アエロジル社製）、ＷＡＣＫＥＲ ＨＤＫ Ｖ１５、Ｎ２０、Ｔ３０、Ｈ２０（以上、ワッカ−社製）等が挙げられる。
【００１７】
本発明の成分（Ｂ）の無水ケイ酸の配合量は、ゴマージュ化粧料中、０．０１〜５％が好ましく、より好ましくは、０．０５〜３％である。この範囲であれば、塗布時のたれ落ちがなく、塗布もし易く、使用性が良好で、経時での排液もない。
【００１８】
本発明のゴマージュ化粧料においては、さらに（Ｃ）成分として多価アルコールを含有することにより、皮膜形成性水溶性高分子の皮膜形成効果を高め、ゴマージュ剤によるかすを更に出易くすることができる。
【００１９】
本発明に用いられる多価アルコールとしては、通常、化粧料に汎用されているものであれば特に限定されない。具体的には、グリセリン、１，３−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコール、ソルビトール、ポリオキシエチレングリコール等が挙げられる。この中でも１，３−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、プロピレングリコールがゴマージュ剤によるかすが出るまでの時間を更に短縮するためには特に好ましい。
【００２０】
また、本発明の成分（Ａ）皮膜形成性水溶性高分子と成分（Ｃ）多価アルコールとの重量配合比は１：３〜１：１５であることが良く、この範囲であれば、適度な粘性を有し、ゴマージュ剤によるかすが出るまでの時間が短く、使用性が良好で、かつ経時安定性にも優れ十分なゴマージュ効果が得られる。
【００２１】
また、本発明のゴマージュ化粧料は、成分（Ａ）、成分（Ｂ）の配合量、成分（Ａ）成分（Ｃ）との質量配合比が上記範疇の場合は、ジェル状、クリーム状等液状ではないペースト状から半固形の状態を呈し、粘度は５０００〜１００,０００ｍＰａ・ｓ（Ｂ型回転粘度計、２５℃で測定）の範囲である。
【００２２】
配合形態としては、特に限定はないが、例えば、洗顔料やボディシャンプー等の洗浄料、パック料、クレンジング料、肘やかかと等の部分用乳液等とすることができる。
【００２３】
本発明のゴマージュ化粧料においては、上記必須成分に加え、通常化粧料に配合される成分、例えば、界面活性剤、炭化水素油、エステル油、シリコン油等の液状油、固形油、半固形油、アルコール類、香料、保湿剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、収斂剤、植物抽出物、ビタミン類等の美容成分、粉体等を本発明の効果を損なわない範囲で適宜配合することができる。
【００２４】
【実施例】
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
【００２５】
実施例１〜１２および比較例１〜５：フェイス用ゴマージュジェル
表１に示す組成および下記製法にてフェイス用ゴマージュジェルを調製した。得られたフェイス用ゴマージュジェルを（１）使用性（使い易さ）、（２）ゴマージュ時のかすの出る早さ(かすが出るのに要した擦り回数)、（３）皮膚への負担感のなさ、（４）使用後の肌のきしみ感のなさ、（５）低温安定性（５℃に静置、３ヶ月）、（６）高温安定性（４０℃に静置、３ヶ月）について、下記の方法により評価した。結果を併せて表１に示す。
【００２６】
【表１】
（製法）
成分１〜１５を６０〜８０℃に加熱し、均一に混合後、冷却する。
【００２８】
（１）〜（４）官能評価方法
実施例及び比較例の各試料を１９名の専門評価パネラーに、１日１品ずつ朝と夜の２回、使用してもらい、（１）使用性（使い易さ）、（２）ゴマージュ時のかすの出る早さ(かすが出るのに要した擦り回数)、（３）皮膚への負担感のなさ、（４）使用後の肌のきしみ感のなさについて、下記（ａ）評価基準にて５段階評価し、更に各試料の評点の平均値を（ｂ）４段階判定基準を用いて判定した。
（５）低温安定性
各試料を５℃に３ヶ月間静置した後、試料の状態を目視にて観察し、保存安定性を下記（ｃ）４段階判定基準を用いて判定した。
（６）高温安定性
各試料を４０℃に３ヶ月間静置した後、試料の状態を目視にて観察し、保存安定性を下記（ｄ）４段階判定基準を用いて判定した。
【００２９】
（評点の平均値） （判定）
３．０を超える ： ◎
２．０を超え、３．０以下 ： ○
１．０を超え、２．０以下 ： △
１．０以下 ： ×
（ｃ）４段階判定基準
（判定）
◎：変化なし
○：若干の凝集物が見られるが使用性に関しては問題無し
△：凝集物が見られる
×：著しい凝集物が見られる
（ｄ）４段階判定基準
（判定）
◎：変化なし
○：若干の粘度低下あるいは排液が見られるが使用性に関しては問題無し
△：粘度低下あるいは排液が見られる
×：著しい粘度低下あるいは排液が見られる
【００３０】
表１の結果から明らかなように、本発明に係る実施例１〜１２は、使用性（使い易さ）、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさ、低温安定性（５℃に静置、３ヶ月）、高温安定性（４０℃に静置、３ヶ月）に優れ、肌の汚れや古い角質を除去するゴマージュ効果に優れたフェイス用ゴマージュジェルであった。
【００３１】
（製造方法）
Ａ：成分４〜１０を８０℃に加熱混合する。
Ｂ：成分１〜３、１１、１２を６０〜８０℃に加熱混合する。
Ｃ：ＡをＢに加え、均一に混合後、冷却し乳化型ゴマージュパックとした。
実施例１３の乳化型ゴマージュパックは、使用性（使い易さ）、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさ、低温安定性（５℃に静置、３ヶ月）、高温安定性（４０℃に静置、３ヶ月）に優れ、古い角質や皮膚の汚れを効果的に除去できるゴマージュ効果に優れたものであった。
【００３３】
（製造方法）１〜９を６０〜８０℃に加熱し、均一に混合後、冷却する。
実施例１４のボディ用ゴマージュジェルは、使用性（使い易さ）、ゴマージュ時のかすのでる早さ、皮膚への負担感のなさ、使用後の肌のきしみ感のなさ、低温安定性（５℃に静置、３ヶ月）、高温安定性（４０℃に静置、３ヶ月）に優れ、十分なゴマージュ効果の得られるものであった。
【００３５】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のゴマージュ化粧料は、経時保存安定性、特に高温での経時保存安定性に優れ、また、ゴマージュ剤によるかすが出るまでの時間が短く、かつ使用性に優れたゴマージュ化粧料であった。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a gorgeous cosmetic, and more particularly, in a gorgeous cosmetic such as a gel or cream, it has excellent storage stability over time, particularly storage stability over time at a high temperature, and is included in the cosmetic. The present invention relates to a gorgeous cosmetic that has a short time until the appearance of scum and has excellent usability.
[0002]
[Prior art]
Gommage cosmetics are applied to the skin and then applied with physical external force such as massage using fingers or instruments, etc. It is a cosmetic intended to remove dirt and the like by rubbing it on the cosmetic. A component for adsorbing and rubbing the keratin and dirt, etc. (gommage effect) is called a gommage agent. Conventionally, a product using crystalline cellulose or solid paraffin has been proposed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in sesame cosmetics containing cellulose powder, the cellulose powder does not agglomerate in the preparation or does not generate enough debris. There was a problem such as a heavy burden.
[0004]
In addition, in the case of a sesame cosmetic using a film-forming water-soluble polymer, the minimum amount of the film-forming water-soluble polymer necessary for producing a debris by the gamage agent in a short time and sufficiently, the viscosity of the preparation is low. It has a drawback that it is low and hangs down from the skin at the time of use, or that the formulation is not well adapted to the skin. On the other hand, if a large amount of a film-forming water-soluble polymer is blended in order to give a suitable viscosity with excellent usability, it will become gelled at low temperatures, making it impossible to apply, or causing liquid drainage and lowering of viscosity at high temperatures. There was a problem in the performance and usability.
[0005]
In order to solve the above-mentioned problems, the present invention is excellent in storage stability over time, particularly storage stability over time at high temperatures, and it has a short time until the appearance of debris due to a gommage agent and has excellent usability. The goal was to provide gorgeous cosmetics.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
As a result of diligent studies to solve the above problems, the present inventors have excellent storage stability over time, particularly at high temperatures, by blending a film-forming water-soluble polymer with a specific silicic acid anhydride. The present invention has been completed by finding that it has excellent quality as a gorgeous cosmetic and has excellent usability.
[0007]
That is, the present invention includes the following components (A) and (B);
(A) Film-forming water-soluble polymer 0.1% by mass to 10% by mass
(B) Silica anhydride having a specific surface area of 100 to 400 m 2 / g and an average primary particle diameter of 7 to 16 nm 0.01% by mass to 5% by mass
It is intended to provide a gorgeous cosmetic characterized by containing.
[0008]
Furthermore, the present invention relates to a gorgeous cosmetic characterized in that the component (A) is sodium alginate.
[0009]
Furthermore, the present invention relates to a gorgeous cosmetic characterized by containing a polyhydric alcohol.
[0010]
The present invention also relates to a gorgeous cosmetic having a mass blending ratio of (A) a film-forming water-soluble polymer and (C) a polyhydric alcohol of 1: 3 to 1:15.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The configuration of the present invention will be described below.
[0012]
Ingredient (A) film-forming water-soluble polymer of the present invention, after applying cosmetics on the skin, water is volatilized by physical external force, and the film formed on the skin rubs keratin and dirt. It is an essential component of the present invention as a sesame agent to be dropped.
[0013]
The component (A) used in the present invention is not particularly limited as long as it is a film-forming water-soluble polymer that can be used in cosmetics and can impart appropriate viscosity and spreadability to the system. Any of synthetic, semi-synthetic, anionic, cationic, amphoteric, and nonionic may be used, or a combination thereof may be used. For example, guar gum, xanthan gum, locust bean gum, tragacanth gum, gum arabic, gellan gum, chondroitin sulfate sodium, hyaluronic acid, sodium alginate, alginate such as calcium alginate, carrageenan, quince seed, galactan, mannan, starch, pectin, dextrin, curd Natural water-soluble polymers such as orchid, casein, collagen, semi-synthetic water-soluble polymers such as methyl cellulose, hydroxypropyl methyl cellulose, hydroxypropyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, carboxymethyl cellulose, carboxyvinyl polymer, alkyl-modified carboxyvinyl polymer, polyvinyl Synthetic water-soluble polymers such as alcohol, polyvinylpyrrolidone, sodium polyacrylate And the like, can be selected and used these one or two or more appropriately. Among these film-forming water-soluble polymers, sodium alginate does not require a standing time for drying the coating film at the time of use, so that debris is more likely to appear and is particularly preferable in view of the effects of the present invention.
[0014]
The blending amount of the component (A) used in the present invention is preferably 0.1% by mass to 10% by mass (hereinafter, simply indicated by “%”) in the sesame cosmetic, and particularly preferably 1.5% to 5%. Within this range, moderate viscosity is maintained, gelation or drainage does not occur, and stability over time is excellent. Also, it does not sag during application, it is easy to spread, and there is no excessive burden on the skin. In a short period of time, debris is generated by the sesame agent, and a sufficient sesame effect is obtained.
[0015]
The component (B) silicic acid used in the present invention, when used in combination with the film-forming water-soluble polymer of component (A), synergistically shows a thickening effect, and the storage stability of the product of the present invention, In particular, it improves storage stability at high temperatures.
[0016]
Silicic anhydride is available in various grades depending on the specific surface area and particle diameter. Silica anhydride as the component (B) of the present invention has a specific surface area of 100 to 400 m 2 / g and an average primary particle diameter by the BET method. In this range, the thickening effect can be effectively exerted and excellent stability over time can be obtained without feeling the squeaks peculiar to the powder after use. In particular, in order to improve this effect, high-purity ultrafine silicic acid anhydrous powder or ultrafine silicic acid silicic acid powder partially mixed with aluminum oxide is preferable. Moreover, the silicic acid anhydride of the component (B) can be used after performing a known surface treatment. Specifically, AEROSIL 130, 200, 300, 380, R972, R974, R976, RX200, RX300 (above, manufactured by Nippon Aerosil Co., Ltd.), WACKER HDK V15, N20, T30, H20 (above, manufactured by Wakka Corporation), etc. Can be mentioned.
[0017]
The blending amount of the anhydrous silicic acid of the component (B) of the present invention is preferably 0.01 to 5%, more preferably 0.05 to 3% in the sesame cosmetic. If it is this range, there will be no dripping at the time of application | coating, it will be easy to apply | coat, the usability is good, and there will be no drainage with time.
[0018]
In the gorgeous cosmetic of the present invention, by further containing a polyhydric alcohol as the component (C), it is possible to enhance the film-forming effect of the film-forming water-soluble polymer and make it easier to remove debris from the gorgeous agent. .
[0019]
The polyhydric alcohol used in the present invention is not particularly limited as long as it is generally used in cosmetics. Specific examples include glycerin, 1,3-butylene glycol, dipropylene glycol, propylene glycol, sorbitol, polyoxyethylene glycol, and the like. Among these, 1,3-butylene glycol, dipropylene glycol, and propylene glycol are particularly preferable in order to further shorten the time until debris is generated by the gommage agent.
[0020]
Further, the weight blending ratio of the component (A) film-forming water-soluble polymer and the component (C) polyhydric alcohol of the present invention is preferably 1: 3 to 1:15. It has a good viscosity, has a short time until debris is generated by the gorge agent, has good usability, is excellent in stability over time, and provides a sufficient gamage effect.
[0021]
Moreover, the sesame cosmetic of the present invention is liquid such as gel or cream when the blending amount of component (A), component (B) and mass blending ratio with component (A) and component (C) are in the above category. The paste is in a semi-solid state, and the viscosity is in the range of 5000 to 100,000 mPa · s (B-type rotational viscometer, measured at 25 ° C.).
[0022]
Although there is no limitation in particular as a compounding form, For example, it can be set as washing | cleaning materials, such as a facial cleanser and a body shampoo, a pack fee, a cleansing fee, partial emulsions, such as an elbow and heel.
[0023]
In the sesame cosmetic of the present invention, in addition to the above essential components, components usually incorporated in cosmetics, for example, liquid oils such as surfactants, hydrocarbon oils, ester oils, silicone oils, solid oils, semi-solid oils , Cosmetics such as alcohols, fragrances, moisturizers, ultraviolet absorbers, antioxidants, preservatives, colorants, astringents, plant extracts, vitamins, powders, and the like within a range that does not impair the effects of the present invention. It can mix | blend suitably.
[0024]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example demonstrates this invention in detail, this invention is not limited at all by these.
[0025]
Examples 1 to 12 and Comparative Examples 1 to 5: Face Gommage Gel Face gommage gel was prepared by the composition shown in Table 1 and the following production method. (1) Usability (ease of use), (2) Speed of blurring during gommage (number of rubbing times required for blurring), (3) Feeling of burden on skin (4) No squeaky sensation after use, (5) Low temperature stability (5 ° C standing, 3 months), (6) High temperature stability (40 ° C, 3 months) Evaluation was made by the following method. The results are also shown in Table 1.
[0026]
[Table 1]
(Manufacturing method)
Ingredients 1-15 are heated to 60-80 ° C., mixed uniformly, and then cooled.
[0028]
(1)-(4) Sensory evaluation method Each sample of the examples and comparative examples was used by 19 expert evaluation panelers, one product per day twice a day in the morning and night. (1) Usability ( (Ease of use), (2) Speed of blurring during gommage (number of rubbing times required for blurring), (3) No burden on skin, (4) No squeaky skin after use Was evaluated on the basis of the following (a) evaluation criteria, and the average value of the scores of each sample was further determined using (b) four-step criteria.
(5) Low temperature stability Each sample was allowed to stand at 5 ° C. for 3 months, and then the state of the sample was visually observed, and the storage stability was determined using the following (c) 4-step criteria.
(6) High temperature stability Each sample was allowed to stand at 40 ° C. for 3 months, the state of the sample was visually observed, and storage stability was determined using the following (d) four-step criteria.
[0029]
Over 3.0: ◎
2.0 to 3.0 and below: ○
More than 1.0 and not more than 2.0: △
1.0 or less: ×
(C) Four-stage criterion (determination)
◎: No change ○: Some aggregates are observed but there is no problem with usability Δ: Aggregates are observed ×: Significant aggregates are observed (d) Four-step criteria (determination)
◎: No change ○: Slight decrease in viscosity or drainage is observed, but no problem with usability △: Reduction in viscosity or drainage is observed ×: Significant decrease in viscosity or drainage is observed
As is apparent from the results in Table 1, Examples 1 to 12 according to the present invention are: usability (ease of use), speed of blurring during gommage, no burden on skin, skin after use Excellent squeakiness, low temperature stability (standing at 5 ° C, 3 months), high temperature stability (standing at 40 ° C, 3 months), and excellent gommage effect to remove dirt and old keratin It was a gorgeous gel for the face.
[0031]
(Production method)
A: Components 4 to 10 are heated and mixed at 80 ° C.
B: Components 1 to 3, 11, and 12 are heated and mixed at 60 to 80 ° C.
C: A was added to B, mixed uniformly, and then cooled to obtain an emulsified gommage pack.
The emulsification type gommage pack of Example 13 has the usability (ease of use), the speed of blurring at the time of gommage, the feeling of strain on the skin, the squeaky feeling after use, and the low temperature stability (5 It was excellent in the gommage effect that can effectively remove old keratin and skin dirt, and was excellent in high temperature stability (still at 40 ° C., 3 months).
[0033]
(Manufacturing method) 1-9 are heated to 60-80 degreeC, and after mixing uniformly, it cools.
The gommage gel for body of Example 14 has usability (ease of use), speed of blurring during gommage, no burden on the skin, no squeaky feeling after use, low temperature stability (5 It was excellent in high temperature stability (still at 40 ° C., 3 months), and sufficient gommage effect was obtained.
[0035]
【Effect of the invention】
As described above, the sesame cosmetic of the present invention is excellent in storage stability with time, particularly storage stability with high temperature, and has a short time until defoaming due to the gorge agent and excellent in usability. It was a cosmetic.
Claims (3)
（Ａ）アルギン酸ナトリウム及びカルボキシビニルポリマーから選ばれる１種以上の皮膜形成性水溶性高分子 ０．１質量％〜１０質量％
（Ｂ）比表面積が１００〜４００ｍ２／ｇかつ平均一次粒子径が７〜１６ｎｍである無水ケイ酸 ０．０１質量％〜３質量％
を含有することを特徴とするゴマージュ化粧料（ただし、結晶セルロース２質量％以上含有のゴマージュ化粧料を除く）。The following components (A), (B);
(A) One or more film-forming water-soluble polymers selected from sodium alginate and carboxyvinyl polymer 0.1% by mass to 10% by mass
(B) Silica anhydride having a specific surface area of 100 to 400 m 2 / g and an average primary particle diameter of 7 to 16 nm 0.01% by mass to 3% by mass
Gomage cosmetics characterized by containing (except for gamage cosmetics containing 2% by mass or more of crystalline cellulose) .
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001300993A JP4919561B2 (en) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Gommage cosmetic |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001300993A JP4919561B2 (en) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Gommage cosmetic |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003104868A JP2003104868A (en) | 2003-04-09 |
| JP4919561B2 true JP4919561B2 (en) | 2012-04-18 |
Family
ID=19121476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001300993A Expired - Fee Related JP4919561B2 (en) | 2001-09-28 | 2001-09-28 | Gommage cosmetic |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4919561B2 (en) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007176800A (en) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Nisshin Oillio Group Ltd | Cleansing agent and method for cleansing using the same cleansing agent |
| JP5558754B2 (en) * | 2009-08-04 | 2014-07-23 | ポーラ化成工業株式会社 | Cosmetics for cleansing |
| JP5572439B2 (en) * | 2010-03-30 | 2014-08-13 | 株式会社ファンケル | Gommage cosmetic |
| JP2012136490A (en) * | 2010-12-28 | 2012-07-19 | Pola Chemical Industries Inc | Pack cosmetic |
| JP6275495B2 (en) * | 2014-01-30 | 2018-02-07 | 株式会社ファンケル | Cosmetics containing water-insoluble particles |
| JP6358593B2 (en) * | 2014-06-20 | 2018-07-18 | 三粧化研株式会社 | Skin cosmetics |
| KR102029652B1 (en) * | 2017-10-31 | 2019-10-08 | 코스맥스 주식회사 | Cosmetic composition for exfoliation |
| JP7198105B2 (en) * | 2018-02-14 | 2022-12-28 | 株式会社 資生堂 | Cosmetics |
| WO2019159860A1 (en) * | 2018-02-14 | 2019-08-22 | 株式会社 資生堂 | Perfume-eliminatimg composition, fragrance-eliminating body, and cosmetic |
| WO2019208350A1 (en) * | 2018-04-26 | 2019-10-31 | 株式会社 資生堂 | Water-based cosmetic |
| KR102668504B1 (en) * | 2021-12-31 | 2024-05-24 | 한국콜마주식회사 | Gommage type cosmetic composition for removing makeup and exfoliating |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3607106B2 (en) * | 1999-01-28 | 2005-01-05 | 株式会社資生堂 | Gommage cosmetic |
| JP2001089323A (en) * | 1999-09-17 | 2001-04-03 | Shiseido Co Ltd | Gommage cosmetic |
| JP2001328932A (en) * | 2000-05-18 | 2001-11-27 | Kao Corp | Gommage cosmetic |
-
2001
- 2001-09-28 JP JP2001300993A patent/JP4919561B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003104868A (en) | 2003-04-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR101789395B1 (en) | Hairstyling composition and method for producing hairstyling composition | |
| JP4919561B2 (en) | Gommage cosmetic | |
| JP5981161B2 (en) | Hairdressing composition | |
| KR101851166B1 (en) | Hair styling composition | |
| JP3917352B2 (en) | Hairdressing fee | |
| JPH1045546A (en) | Hair-dressing agent | |
| JP2003055134A (en) | External preparation composition | |
| JP2949356B2 (en) | Solid oil-in-water makeup cosmetics | |
| JP3648722B2 (en) | Aqueous gel cosmetics | |
| JP4722578B2 (en) | Hair cosmetics | |
| JP2001158713A (en) | Emulsified composition | |
| JPH09315937A (en) | Gelled composition, emulsion composition and preparation for external use for skin | |
| JP4136967B2 (en) | Hair cosmetics | |
| JP3543523B2 (en) | Body cosmetics | |
| JP2003267835A (en) | Oil cleansing composition | |
| JP4332062B2 (en) | Water-in-oil whitening cosmetic | |
| JP3607106B2 (en) | Gommage cosmetic | |
| JP2011190232A (en) | Oil-in-water type emulsified cosmetic | |
| JP3931295B2 (en) | Emulsified cosmetic for hairdressing | |
| JP2007262029A (en) | Gommage cosmetic | |
| JPH1179969A (en) | Skin cosmetic | |
| JP4630101B2 (en) | Gel-like composition | |
| JPWO2018180173A1 (en) | Hair styling agent composition | |
| JP6509427B2 (en) | Hair styling agent composition | |
| JP2000355518A (en) | Gel cosmetic |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080908 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20080908 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100924 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100928 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101109 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110420 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111101 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111201 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120105 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120131 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4919561 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |