JP4918068B2 - 燃料電池システム - Google Patents

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Description

本発明は、原燃料の脱硫機能を備えた燃料電池システムに関する。
燃料電池システムでは、液体燃料等を改質して水素を含む改質ガスを製造し、この改質ガスと酸素を含むガスとを反応させることで発電している。燃料電池システムに投入する原燃料として灯油などの硫黄分を含むものを用いる場合、改質触媒は、原燃料中の硫黄分にさらされることで、硫黄被毒し改質性能が劣化する。このため、燃料電池システムとして、改質反応の前に原燃料から硫黄分を除去するものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2004−213941号公報
ところで、原燃料に含まれている硫黄濃度が比較的高い場合、硫黄分を十分に除去するために、脱硫器内の圧力を大気圧より高い圧力にして脱硫反応を促進させることが考えられる。しかしながら、脱硫器内を高圧にした場合、この脱硫器より後段の改質器内に高圧の液体燃料が流入することとなる。この場合、高圧の液体燃料の流量を制御することは困難であり、改質性能が低下し、燃料電池システムとしての性能が低下する。また、脱硫器内を高圧にすると、後段の配管、反応容器、ポンプ等の設備を高圧に対応したものにする必要があり、コストが高くなる。
そこで、本発明は、高圧下で脱硫を行う場合であっても、低コストを実現すると共に性能低下を防止した燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明の燃料電池システムは、大気圧より高い圧力下で液体の原燃料から硫黄分を除去して液体燃料を生成する脱硫器と、大気開放されたガス抜穴が設けられ、脱硫器から排出された液体燃料を貯留する貯油槽と、貯油槽内から液体燃料を送り出す送出ポンプと、送出ポンプの下流側に配置され、液体燃料を改質して改質ガスを生成する改質器と、改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタックと、を備えることを特徴とする。
本発明の燃料電池システムでは、液体燃料を貯留する貯油槽が、高圧下で脱硫反応を行う脱硫器と改質器との間に配置され、この貯油槽には、大気開放されたガス抜穴が設けられている。このため、脱硫器内で脱硫された高圧な液体燃料が、貯油槽内に流入する際に、液体燃料に含まれるガスが、液体燃料から分離してガス抜穴から抜けて、貯油槽内から排出される。液体燃料に含まれるガスが抜けるので、貯油槽より下流側において、液体燃料の流量制御の確実性を増すことができる。このため、改質器内に流入する液体燃料の流量を確実に制御して、改質性能の低下を防止できる。また、貯油槽より下流側には、高圧状態の液体燃料が流入しないので、高圧に対応した設備の必要はなく、低コストを実現できる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、脱硫器内に原燃料を定圧で圧送する定圧ポンプと、脱硫器より下流側、かつ、貯油槽より上流側に配置されたキャピラリチューブと、を備える。
この場合、一定圧で原燃料が脱硫器内に流入し、脱硫器からの流出量は絞られることとなる。このため、高価なポンプを用いることなく、脱硫器内の圧力を大気圧より高くすることができ、且つ、原燃料(液体燃料)の流量を低く保つことができる。一般的に、キャピラリチューブの代わりに、オリフィスやニードルバルブ等を利用することも考えられる。しかしながら、オリフィス部分の流路を長くするには限界があるので、脱硫器から排出された高圧の液体燃料の流量を小さくするためにはオリフィス部分の径を極めて小さくせざるを得ない。ここで、脱硫器においては脱硫触媒によって液体燃料の脱硫を行っているが、脱硫器によって硫黄分が除去された液体燃料の中に脱硫触媒が含まれている場合がある。そのため、オリフィスやニードルバルブ等を利用した場合、脱硫器から流出した脱硫触媒がオリフィス部分の流路に詰まってしまうことがある。これに対して、本発明に係る燃料電池システムでは、上記のようにキャピラリチューブを用いているので、キャピラリチューブの長さに応じて、キャピラリチューブの内径をある程度大きくすることができる。そのため、脱硫触媒による目詰まりが極めて起こりにくくなる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、脱硫器から排出される液体燃料とガスとを分離するための気液分離容器と、気液分離容器から液体燃料を排出するための液体燃料排出ラインと、気液分離容器からガスを排出するためのガス排出ラインと、ガス排出ラインに設けられ、ガスの流通を開放及び閉鎖する開閉弁と、ガス排出ラインにおける開閉弁の下流側に設けられ、ガスの流通を阻害する絞りと、液体燃料排出ラインに設けられた流量計と、を備え、キャピラリチューブは、液体燃料排出ラインにおける流量計より上流側に設けられ、貯油槽は、液体燃料排出ラインにおける流量計より下流側において、液体燃料排出ラインと連結されている。
この場合、脱硫器から液体燃料と伴に排出されたガスは、気液分離容器で液体燃料と分離されて、ガス排出ラインを介して気液分離容器から排出される。ガス排出ラインには、ガスの流通を開放及び閉鎖する開閉弁の下流側に、ガスの流通を阻害する絞りが設けられている。そのため、ガス排出ラインを介して気液分離容器からガスを排出するために開閉弁によってガスの流通が開放されても、絞りによって脱硫器内の圧力の低下が抑制される。従って、脱硫器内の圧力を高圧に保つことにより、原燃料から硫黄分を確実に除去することが可能となる。一方、液体燃料は、液体燃料排出ラインを介して、貯油槽内に流入する。液体燃料排出ラインには、流量計が設けられているので、ガスと分離した液体燃料の流量を安定して計測することができる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、貯油槽内における液体燃料の低水位と高水位とを検知する水位センサと、水位センサが低水位を検知してから高水位を検知するまでの時間を測定するタイマと、タイマによる測定時間に基づいて、液体燃料の流量を算出する算出手段と、を備える。
この場合、水位センサが、低水位を検知してから高水位を検知するまでの時間をタイマによって測定し、算出手段が、タイマによる測定時間に基づいて液体燃料の流量を算出するので、流量計を別途備える必要がなくなる。これにより、更なる低コスト化を図ることができる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、貯油槽の下部は、脱硫器から液体燃料と共に流入した脱硫触媒片を溜めるための触媒片貯留部として機能し、貯油槽内における液体燃料の流入口と流出口とは、触媒片貯溜部より上方に位置している。
この場合、脱硫器から液体燃料と共に流出した脱硫触媒を、貯油槽内に溜めて、後段の改質器内へ流入しないようにできる。また、貯油槽内の液体燃料の流入口と流出口とは、触媒片貯留部より上方に位置しているので、液体燃料の流入及び流出により、触媒片貯留部に溜まった触媒が舞い上がり、貯留槽から流出して改質器内に流入することを抑制できる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、貯油槽の下方に配置されたオイルパンと、一方の開口が貯油槽内に配置され、他方の開口が貯油槽外に配置される共に下方かつオイルパンに向けて配置されたオーバーフローパイプと、オイルパン内に配置された漏洩センサと、を備える。
この場合、何らかの原因で、貯油槽内に液体燃料が満たされたとしても、液体燃料は、オーバーフローパイプを流れてオイルパンへ流れる。そして、オイルパン内に配置された漏洩センサによって、液体燃料がオイルパン内に流入したことを検知できる。
本発明の燃料電池システムでは、好ましくは、改質器を加熱するバーナと、バーナがガス抜穴から流出した流出ガスを燃焼用の燃料として用いるための、ガス排出ラインと、を備える。
この場合、ガス抜穴から流出した流出ガスが燃料電池システムの周囲に流出することを防止することができる。また、バーナの燃料として流出ガスを用いるので省エネルギー化に寄与することができる。
本発明の燃料電池システムによれば、高圧下で脱硫を行う場合であっても、低コストを実現すると共に性能低下を防止することができる。
本発明に係る燃料電池システムの好適な実施形態について、図面を参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
図1に示されるように、燃料電池システム1は、供給された原燃料から硫黄分を除去する脱硫装置2と、脱硫装置2によって硫黄分が除去された液体燃料を改質して改質ガスを生成する改質装置3と、改質装置3によって生成された改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタック4と、を備えている。燃料電池システム1は、例えば、家庭用の電力供給源として利用されるものであり、容易に入手することができ且つ独立して貯蔵することができるという観点から、原燃料として灯油が用いられている。
改質装置3は、液体燃料を水蒸気改質して水素リッチな改質ガスを生成する改質器5と、改質器5内に収容された改質触媒を加熱するバーナ6と、を有している。バーナ6は、水蒸気改質反応を促進する改質触媒を加熱することで、触媒反応を効果的に発揮させるために必要な熱を改質触媒に供給する。バーナ6の燃料は、主に、原燃料と酸素である。このため、バーナ6には、原燃料を供給するための燃料ライン25と、バーナ6に空気を導入するためのブロア16と連結された空気流通ライン17とが接続されている。改質器5では、脱硫装置2によって脱硫された液体燃料が気化して原料ガスとなり、改質触媒によって、原料ガスと水蒸気(水)との水蒸気改質反応が促進されて、水素リッチな改質ガスが生成される。
燃料電池スタック4は、複数の電池セルが積み重ねられて構成された固体高分子形燃料電池スタックであり、改質装置3で得られた改質ガスを用いて発電を行う。各電池セルは、アノードと、カソードと、このアノードとカソードとの間に配置された電解質である高分子のイオン交換膜と、を有している。各電池セルにおいては、アノードに改質ガスが導入されると共にカソードに空気が導入されて、電気化学的な発電反応が行われる。
脱硫装置2は、定圧ポンプ7によって導入された原燃料から硫黄分を除去する脱硫器8と、脱硫器8から排出された液体燃料とガス(メタンガスや水素ガス等)とを分離するための気液分離容器9と、を有している。原燃料は、約80ppm以下の硫黄や硫黄化合物等の硫黄分を含んでいる。脱硫器8は、原燃料から硫黄分を除去して、硫黄濃度を約50ppb以下とした液体燃料を生成する。脱硫器8内は、後述する構成により高圧状態に保たれ、高圧状態で脱硫反応が進む。
気液分離容器9内には、ガスの量を検知するために液体燃料の液面を検出するフロートスイッチ11が設置されている。気液分離容器9は、脱硫器8よりも上方に配置されており、液体燃料及びガスが流通する液体燃料・ガス流通ライン12は、一端が脱硫器8の底壁に接続され、他端が気液分離容器9の底壁に接続されている。これにより、脱硫器8から排出されたガスを気液分離容器9内に確実に導入することができる。この気液分離容器9の容積は、100cc程度である。なお、図示はしていないが、脱硫器8によって硫黄分が除去された液体燃料の中に含まれる脱硫触媒を除去する目的で、液体燃料・ガス流通ライン12にフィルタを設けている。本実施形態においては、例えば、目開きが0.026mm程度のフィルタを用いることができる。
気液分離容器9の天壁には、気液分離容器9内において上方に貯留されたガスを気液分離容器9から排出するためのガス排出ライン13の一端が接続されている。ガス排出ライン13には、ガスの流通を開放及び閉鎖する電磁弁14が設けられている。電磁弁14は、気液分離容器9と協働して、液体燃料からガスを除去するデガッサDを構成している。更に、ガス排出ライン13における電磁弁14の下流側には、ガスの流通を阻害するキャピラリチューブ15が設けられている。そのため、ガス排出ラインを介して気液分離容器からガスを排出するために開閉弁によってガスの流通が開放されても、絞りによって脱硫器8及び気液分離容器9内の圧力の低下が抑制される。なお、ガス排出ライン13におけるキャピラリチューブ15の下流側は、空気流通ライン17に接続されている。
一方、気液分離容器9の底壁には、気液分離容器9内において下方に貯留された液体燃料を気液分離容器9から排出するための液体燃料排出ライン18の一端が接続されている。液体燃料排出ライン18の他端は、気液分離容器9よりも上方に配置された貯油槽19の底壁に接続されている。この液体燃料排出ライン18には、液体燃料の流通を阻害するキャピラリチューブ21が設けられている。
ここで、キャピラリチューブ21は、極細管が螺旋状に巻回されたものである。キャピラリチューブ21が、脱硫器8の下流側で液体燃料の流量を絞るので、脱硫器8内の流量を低流量にすることができる。一方、定圧ポンプ7によって脱硫器8内へ液体燃料が圧送されるので、脱硫器8内は加圧され、高圧下で脱硫反応が行われる。例えば、1kWの燃料電池システムの場合、液体燃料(液体燃料)の流量が10g/min以下となると共に、定圧ポンプ7からキャピラリチューブ21までの流路内圧力が0.1MPaより大きく1.0MPa以下の高圧となるように、キャピラリチューブ21の内径及び巻回されたときの直径が設定される。具体的には、キャピラリチューブ21は、その内径が0.1mm〜0.5mm程度であることが好ましく、螺旋の直径が10mm〜100mm程度となるように巻回されていると好ましい。
上記のように、液体燃料・ガス流通ライン12にはフィルタが設けられているものの、目開きよりも小さな粒径の脱硫触媒はフィルタを通過してしまうことから、キャピラリチューブ21の内径が0.1mm未満であると、脱硫触媒によってキャピラリチューブ21が目詰まりを起こしやすくなる傾向にある。一方、キャピラリチューブ21の内径が0.5mmを超えると、低流量での液体燃料の送液が困難となる傾向にある。なお、キャピラリチューブ21の巻回されたときの直径の大きさに応じて、圧損を調整することができる。
液体燃料排出ライン18におけるキャピラリチューブ21の下流側には、流量計26が設けられている。流量計26は、キャピラリチューブ21から流出する液体燃料の流量を計測する。すなわち、流量計26は、脱硫器8内の脱硫反応によって生成された液体燃料の生成速度を計測する。この流量計26は、気液分離容器9の下流側に設けられているので、ガスが分離されて流入した液体燃料の流量を測定することとなり、安定して流量を計測することができる。
脱硫装置2は、液体燃料排出ライン18と連結され、流量計26より下流側に配置された貯油槽19を更に備える。貯油槽19の天壁には、液体燃料流通ライン23が接続され、この液体燃料流通ライン23には、貯油槽19内において貯留された液体燃料を改質器5へ送出する送出ポンプ24が設けられている。更に貯油槽19の天壁には、貯油槽19内において上方に貯留されたガスを排出するためのガス排出ライン27が接続されている。
引き続いて、図2,図3を参照して、貯油槽19についてより詳細に説明する。貯油槽19は、天壁19a、底壁19b、側壁19cにより構成された中空直方体状の容器であり、容積は、200cc程度である。貯油槽19には、液体燃料排出ライン18においてキャピラリチューブ21と貯油槽19とを連結する流入管31が連結されている。流入管31は、底壁19bを貫通し、流入管31の貯油槽19内に位置する流入口31aは、上方に開口している。この流入口31aから高圧の液体燃料が貯油槽19内に流入する。
貯油槽19の天壁19aにはガス抜穴32が設けられ、ガス抜穴32にガス排出ライン27を構成するガス抜管33の一端が挿入されている。このガス抜管33の他端は、大気開放されているので、貯油槽19内の圧力は大気圧に保たれ、流入した液体燃料からこの液体燃料に含まれたガスが分離する。貯油槽19内で液体燃料から分離したガスは、ガス抜穴32からガス抜管33へ流入し、ガス抜管33の他端から排出される。ガス抜管33の他端は、ブロア16の吸入口付近に配置されているので、ガスは、ブロア16によって吸入され、バーナ6の燃焼燃料として利用される。
貯油槽19には、送出ポンプ24と貯油槽19とを連結し、液体燃料流通ライン23の一部を構成する流出管34が、設けられている。この送出ポンプ24は、常圧ポンプであり、例えば、吐出圧力が、100kPa程度のポンプである。流出管34は、天壁19aを貫通して挿入され、流出管34の貯油槽19内に位置する流出口34aは、下方に開口している。送出ポンプ24が動作することにより、貯油槽19内の液体燃料が、流出管34を介して改質器5内へ送り出される。
貯油槽19内の液体燃料の制御水位Sは、フロートバルブ35によって制御される。フロートバルブ35は、アームの一端に取り付けられたフロート36が液面に浮き、液面が制御水位Sより低い場合は、図2に示すように、流入管31の流入口31aから液体燃料が貯油槽19内に流入する。液面が水位Sに達すると、図3に示すように、アームの他端に取り付けられたタップ37が流入管31の流入口31a内に嵌り、流入管31内の流路が閉鎖される。
貯油槽19内に流入する液体燃料には、脱硫器8内の脱硫触媒の触媒片38が混入している。貯油槽19内に液体燃料を貯留することにより、この脱硫触媒の触媒片38が貯油槽19内で沈下し、貯油槽19の下部に溜まる。すなわち、貯油槽19の下部は、脱硫触媒の触媒片38を溜める触媒片貯留部39として機能する。この脱硫触媒の触媒片38は、後段の設備に悪影響を及ぼすので、流出管34から流出しないように、流出口34aは、触媒片貯留部39の上方に位置している。また、流入管31から流入した液体燃料が脱硫触媒の触媒片38を巻き上げないように、流入口31aは、触媒片貯留部39の上方に位置している。
この触媒片貯留部39に溜まった脱硫触媒の触媒片38を貯油槽19から排出するために、貯油槽19の底壁には排出管40が連結されている。排出管40には、電磁弁41が介設され、電磁弁41が閉鎖されている間に触媒片貯留部39に溜まった触媒片38を、電磁弁41を開放することにより、簡便に排出することができる。
以上のように構成された燃料電池システム1において、原燃料は、まず脱硫器8に導入され、脱硫器8では、高温・高圧の状態で脱硫触媒によって液体燃料から硫黄分が除去される。脱硫器8から排出された液体燃料とガスとは、気液分離容器9に貯留されることにより分離し、液体燃料は、液体燃料排出ライン18に導入される。液体燃料は、液体燃料排出ライン18において、キャピラリチューブ21の下流側で流量計26によってその流量が計測され、貯油槽19内に流入する。高圧の液体燃料は、常圧に保たれた貯油槽19内に流入することにより、液体燃料からガスが分離する。そして、液体燃料は、貯油槽19内に貯留された後、送出ポンプ24によって、液体燃料流通ライン23を介して改質器5に導入される。また、ガスは、貯油槽19内からガス排出ライン27を介して排出され、ブロア16によってバーナ6へ供給されて、燃料として用いられる。
一方、バーナ6には、燃料ライン25を介して原燃料が導入されると共に、空気流通ライン17を介して主に空気が導入される。これにより、改質器5では、燃焼するバーナ6によって改質触媒が加熱され、液体燃料から改質ガスが生成される。改質器5で生成された改質ガスは、燃料電池スタック4に導入され、燃料電池スタック4では、改質ガスが用いられて発電が行われる。
一方、気液分離容器9に貯留されたガスは、ガス排出ライン13を介してバーナ6に導入され、液体燃料と共に、バーナ6の燃料として用いられる。なお、電磁弁14は、ガスの流通を閉鎖している場合において、フロートスイッチ11によって検知された気液分離容器9内のガスの量が所定の量を超えたときに、複数回に分けてガスの流通を開放する。
貯油槽19においては、液体燃料の液面が制御水位Sまで達すると、フロートバルブ35によって流入管31の流入口31aが閉じられ、貯油槽19内への流入が停止する。液体燃料の液面が制御水位Sより低くなると、フロートバルブ35によって流入管31の流入口31aが開放され、貯油槽19内への流入が開始する。
また、貯油槽19の触媒片貯留部39に触媒片38が溜まると、排出管40に設けられた電磁弁41を開放することにより、触媒片38を貯油槽19から排出する。電磁弁41の開放は、所定の時間間隔で行うように設定してもよい。
以上説明した本実施形態に係る燃料電池システム1では、液体燃料を貯留する貯油槽19が、脱硫器8と改質器5との間に配置され、この貯油槽19には、大気開放されたガス抜穴32が設けられている。このため、原燃料は脱硫器8内において高圧で脱硫され、脱硫された液体燃料が貯油槽19内に流入すると共に、液体燃料に含まれるガスがガス抜穴32から抜けて貯油槽19内から排出される。液体燃料に含まれるガスが抜けるので、貯油槽19より下流側において、液体燃料の流量計測及び流量制御の確実性を増すことができる。このため、改質器19内に流入する液体燃料の流量を確実に制御して、改質性能の低下を防止できる。また、貯油槽19より下流側には、高圧状態の液体燃料が流入しないので、高圧に対応した設備の必要はなく、低コストを実現できる。
また、本実施形態に係る燃料電池システム1が、脱硫器8内に原燃料を定圧で圧送する定圧ポンプ7と、脱硫器8より下流側、かつ、貯油槽19より上流側に配置されたキャピラリチューブ21と、を備える。このため、一定圧で原燃料が脱硫器8内に流入し、一方で、脱硫器8からの流出量は絞られることとなる。このため、高価なポンプを用いることなく、脱硫器内の圧力を大気圧より高くすることができ、且つ、原燃料(液体燃料)の流量を低く保つことができる。
また、本実施形態に係る燃料電池システム1では、脱硫器8から液体燃料と伴に排出されたガスは、気液分離容器9で液体燃料と分離されて、ガス排出ライン13を介して気液分離容器9から排出される。ガス排出ライン13には、ガスの流通を開放及び閉鎖する電磁弁14の下流側に、ガスの流通を阻害するキャピラリチューブ15が設けられている。そのため、ガス排出ライン13を介して気液分離容器9からガスを排出するために電磁弁14によってガスの流通が開放されても、キャピラリチューブ15によって脱硫器8内の圧力の低下が抑制される。従って、脱硫器8内の圧力を高圧に保ち、原燃料から硫黄分を確実に除去することが可能となる。一方、液体燃料は、液体燃料排出ライン18を介して、貯油槽19内に流入する。液体燃料排出ライン18には、流量計26が設けられているので、ガスと分離した液体燃料の流量を安定して計測することができる。
また、本実施形態に係る燃料電池システム1では、脱硫器8から液体燃料と共に流出した脱硫のための触媒片38を、貯油槽19の下部に位置する触媒片貯留部39内に溜めて、後段の改質器5内へ流入しないようにできる。また、貯油槽19内の液体燃料の流入口31aと流出口34aとは、触媒片貯留部39より上方に位置しているので、液体燃料の流入及び流出により、触媒片貯留部39に溜まった触媒が舞い上がり、貯留槽19から流出して改質器5内に流入することを抑制できる。
一般的に、容器内に溜まった液体をポンプで吸い上げる場合、その流出口は、エアを吸い込まないように、容器の最下方に設ける。本実施形態に係る燃料電池システム1では、触媒片貯留部39より上に流出口34aを設けることで、触媒片貯留部39に溜まった触媒が舞い上がり、貯留槽19から流出して改質器5内に流入することを抑制できる。
また、本実施形態に係る燃料電池システム1では、改質器5を加熱するバーナ6を備え、当該バーナ6は、ガス抜穴32から流出した流出ガスを燃焼用の燃料として用いる。このため、ガス抜穴32から流出した流出ガスが燃料電池システム1の周囲に流出することを防止することができる。また、バーナ6の燃料として流出ガスを用いるので省エネルギー化に寄与することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は種々の変形が可能である。
図4に示されるように、燃料電池システム1にデガッサD、ガス排出ライン13を設けなくてもよい。燃料電池システム1aとして、液体燃料・ガス流通ライン12によって脱硫器8と貯油槽19とを直接接続し、液体燃料・ガス流通ライン12上にキャピラリチューブ21を設けるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、貯油槽19内の水位を制御するために、フロートバルブ35を備えることとしたが、これに限られない。図5,図6に示されるように、燃料電池システム1が、フロートバルブ35に変えて、貯油槽19内の液体燃料の液面が、低水位S1になったことを検知する低水位センサ51と、高水位S2になったことを検知する高水位センサ52と、この低水位センサ51と高水位センサ52との出力信号に応じて制御を行う制御部53とを備えていてもよい。この低水位センサ51と高水位センサ52として、例えば、フロートスイッチや、電極式水位センサ、圧力式水位センサ等を用いることができる。
この場合、流入管31に電磁弁42が設けられ、この電磁弁42の開閉は、制御部53が備える開閉制御部54によって制御される。また、制御部53は、低水位センサ51が低水位S1を検知してから高水位センサ52が高水位S2を検知するまでの時間を測定するタイマ55と、タイマ55による測定時間に基づいて、液体燃料の流量を算出する算出部56と、算出部56による算出結果に基づいて定圧ポンプ7の制御を行うポンプ制御部57とを備える。
貯油槽19内の液体燃料の液面が、低水位S1より高い状態から低水位S1に達すると、低水位センサ51によって、液体燃料の液面が低水位S1になったことが検知され、電気信号が低水位センサ51から制御部53へ出力される。低水位センサ51から出力された電気信号が、開閉制御部54によって入力されると、開閉制御部54が、電磁弁41を閉鎖状態から開放し、液体燃料が、貯油槽19内に流入し始める。
貯油槽19内の液体燃料の液面が、高水位S2より低い状態から高水位S2に達すると、高水位センサ52によって、液体燃料の液面が高水位S2に達したことが検知され、電気信号が高水位センサ52から制御部53へ出力される。高水位センサ52から出力された電気信号が、開閉制御部54によって入力されると、開閉制御部54が、電磁弁41を開放状態から閉鎖し、液体燃料の貯油槽19内への流入が停止する。
この一方で、低水位センサ51から出力された電気信号と高水位センサ52から出力された電気信号とが、タイマ55によってそれぞれ入力される。タイマ55は、低水位センサ51から出力された電気信号を入力してから高水位センサ52から出力された電気信号を入力するまでの時間を測定し、その測定時間を示す電気信号を算出部56へ出力する。算出部56は、タイマ55から測定時間を示す電気信号を入力すると、その測定時間に基づいて、液体燃料の流量を算出する。算出部56は、算出した流量を示す電気信号をポンプ制御部57へ出力する。ポンプ制御部57は、算出部56から流量を示す電気信号を入力すると、この流量に基づいて、定圧ポンプ7の駆動を制御する。
この場合、水位センサが、低水位を検知してから高水位を検知するまでの時間をタイマによって測定し、算出手段が、タイマによる測定時間に基づいて液体燃料の流量を算出するので、流量計を別途備える必要がなくなる。これにより、更なる低コスト化を図ることができる。
また、貯油槽19内の液体燃料の流入口31aと流出口34aとは、低水位S1より下方に位置しているので、液体燃料が流入するときに液体燃料が泡立つことを防止し、液体燃料が流出するときは、水面下から流出するのでエアの巻き込みを防止できる。
なお、算出部56は、貯油槽19の流出管34から流出する液体燃料の流量、送出ポンプ24の吐出量等に基づいて、液体燃料が貯油槽19に流入する流量を算出してもよい。また、ポンプ制御部57は、タイマ55による測定時間に基づいて、定圧ポンプ7の駆動制御を行ってもよい。
また、図7に示すように、本実施形態に係る燃料電池システム1の変形例として、貯油槽19にオーバーフローパイプ43が連結されていてもよい。このオーバーフローパイプ43の一端は、貯油槽19の天壁に挿入され、一方の開口43aが、貯油槽19内の水位Sより高い位置Mに配置され、下方に開口している。オーバーフローパイプ43は、貯油槽19の側壁19cの外側に沿って配管され、他方の開口43bは、貯油槽19の外側に位置し、下方に向けて開口している。このため、フロートバルブ35の故障等、なんらかの原因で貯油槽19内に液体燃料が満たされたとしても、オーバーフローパイプ43によって液体燃料が貯油槽19から排出される。
貯油槽19の下方には、オイルパン44が配置され、下方に向けられたオーバーフローパイプ43の他方の開口43bから排出される液体燃料は、オイルパン44内に流入する。オイルパン44内に液体燃料が流入すると、オイルパン44の底面に配置された漏洩センサ45によって、液体燃料がオイルパン44内に漏れたことが検知される。この場合、制御装置(図示せず)が、漏洩センサ45による検知信号の入力に応じて、定圧ポンプ7の動作を停止する等の制御を行うことにより、液体燃料の供給を停止し、液体燃料の流出を停止させることができる。
なお、オーバーフローパイプは、上記の形態に限られず、直線状に形成されたものでもよい。この場合、オーバーフローパイプは、貯油槽19の底壁19bの開口から挿入され、一方端が、貯油槽19内の満水水位の高さに設定された位置に配置され、他方端が、貯油槽19外の底壁19bより下方に位置し、オイルパン44に向かって開口するように配置されている。
更に、本実施形態に係る燃料電池システムでは、種々の変形が可能である。燃料電池スタック4は、固体高分子形燃料電池スタックに限定されず、固体酸化物形燃料電池スタック等であってもよい。また、原燃料としては、灯油の他、ガソリン、ナフサ、軽油、メタノール、エタノール、DME(ジメチルエーテル)、バイオマスを利用したバイオ燃料等を用いてもよい。また、改質器5は、水蒸気改質するものに限定されず、部分酸化改質や自己熱改質するものであってもよい。また、定圧ポンプ7の代わりに定流量ポンプを用いてもよい。ただし、脱硫器8内の圧力の管理の観点からは、定圧ポンプ7を用いることが好ましい。
本実施形態に係る燃料電池システムを概略的に示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムが備える貯油槽を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムが備える貯油槽を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムの変形例を概略的に示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムが備える貯油槽の変形例を示す図である。 図5に示す変形例において、本実施形態に係る燃料電池システムが備える制御部を示す図である。 本実施形態に係る燃料電池システムが備える貯油槽の変形例を示す図である。
符号の説明
1…燃料電池システム、6…バーナ、7…定圧ポンプ、9…気液分離容器、13…ガス排出ライン、16…ブロア、18…液体燃料排出ライン、19…貯油槽、21…キャピラリチューブ、24…送出ポンプ、26…流量計、31…流入管、32…ガス抜穴、34…流出管、38…触媒片、39…触媒片貯留部、51…低水位センサ、52…高水位センサ、55…タイマ、56…算出部。

Claims (7)

  1. 液体の原燃料を定圧で圧送する定圧ポンプと、
    大気圧より高い圧力下で、前記定圧ポンプで圧送された前記原燃料から硫黄分を除去して液体燃料を生成する脱硫器と、
    前記脱硫器の下流側に配置されたキャピラリチューブと、
    前記キャピラリチューブの下流側に配置され、大気開放されたガス抜穴が設けられ、前記脱硫器から排出された前記液体燃料を貯留する貯油槽と、
    前記貯油槽内から前記液体燃料を送り出す送出ポンプと、
    前記送出ポンプの下流側に配置され、前記液体燃料を改質して改質ガスを生成する改質器と、
    前記改質ガスを用いて発電を行う燃料電池スタックと、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記貯油槽の下部は、前記脱硫器から前記液体燃料と共に流入した脱硫触媒片を溜めるための触媒片貯留部として機能し、
    前記貯油槽には、前記液体燃料が当該貯油槽内に流入する流入口を有する流入管と、前記液体燃料が当該貯油槽内から前記送出ポンプにより前記改質器に送り出される流出口を有する流出管とが設けられ、
    前記流入管は前記貯油槽の底壁を貫通して鉛直方向に沿って延び、前記流入口は上方に向けて開口し、
    前記流出管は前記貯油槽の天壁を貫通して鉛直方向に沿って延び、前記流出口は下方に向けて開口し、
    前記貯油槽内における前記液体燃料の前記流入口と前記流出口とは、前記触媒片貯溜部より上方に位置していることを特徴とする請求項に記載の燃料電池システム。
  3. 前記流入口は、前記流出口よりも前記貯油槽の天壁寄りに位置していることを特徴とする、請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記脱硫器から排出される前記液体燃料とガスとを分離するための気液分離容器と、
    前記気液分離容器から前記液体燃料を排出するための液体燃料排出ラインと、
    前記気液分離容器から前記ガスを排出するためのガス排出ラインと、
    前記ガス排出ラインに設けられ、前記ガスの流通を開放及び閉鎖する開閉弁と、
    前記ガス排出ラインにおける前記開閉弁の下流側に設けられ、前記ガスの流通を阻害する絞りと、
    前記液体燃料排出ラインに設けられた流量計と、
    を備え、
    前記キャピラリチューブは、前記液体燃料排出ラインにおける前記流量計より上流側に設けられ、
    前記貯油槽は、前記液体燃料排出ラインにおける前記流量計より下流側において、前記液体燃料排出ラインと連結されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  5. 前記貯油槽内における前記液体燃料の低水位と高水位とを検知する水位センサと、
    前記水位センサが前記低水位を検知してから前記高水位を検知するまでの時間を測定するタイマと、
    前記タイマによる測定時間に基づいて、前記液体燃料の流量を算出する算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  6. 前記貯油槽の下方に配置されたオイルパンと、
    一方の開口が前記貯油槽内に配置され、他方の開口が前記貯油槽外に配置されると共に下方かつ前記オイルパンに向けて配置されたオーバーフローパイプと、
    前記オイルパン内に配置された漏洩センサと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
  7. 前記改質器を加熱するバーナと、
    前記バーナが前記ガス抜穴から流出した流出ガスを燃焼用の燃料として用いるための、ガス排出ラインと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の燃料電池システム。
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