JP4917606B2 - 色解像度を高める方法及び該方法を利用する装置 - Google Patents

色解像度を高める方法及び該方法を利用する装置 Download PDF

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Description

本発明は、色解像度を高める方法、特に16ビット当たりピクセルのシステムフレームバッファを用いるディスプレイにおいて18ビットの解像度を得る方法に関する。本発明はピクセルカラー値当たり16ビットの間の中間ピクセル値を作成する論理回路を使用する。
本発明はまた上記方法を利用する装置にも関する。
例えば、ピクセル当たり(bpp)18ビットのような高いカラー深度を移動電話機のディスプレイ上に設けて欲しいというマーケットからの強い要望が存在する。今日、ほとんどの移動電話機には非常に高い解像度のディスプレイがすでに設けられている。
カラーディスプレイは、画素(ピクセル)から構成され、これらの画素は基本色である、赤、緑、青(RGB)を表すピクセル値により制御される。通常、16bppの色解像度では、赤が32レベルを得、緑が64レベルを得、青が32レベルを得る。この結果、32×64×32=65536色の生成可能な色が生じ得ることになる。同様に、18bppの色解像度では、赤が64レベルを得、緑が64レベルを得(上記に同じ)そして青が64レベルを得る。この結果、64×64×64=262144色の生成可能な色が生じ得ることになる。ディスプレイは、これらのピクセル値をシステムフレームバッファから受け取る表示ドライバ手段により制御される。現在の電話機で真の18bppの色を実現するためには、実際には、ピクセル当たり24又は32ビットを用いてすべての色をシステムフレームバッファに保存する必要がある。これは、プロセッサ(CPU)とグラフィックハードウェアとが、ピクセル当たり8、16、24あるいは32ビットのような簡単なピクセルサイズのみを快適に処理できるという理由に因る。
従来技術では、システムフレームバッファの色解像度は常にディスプレイの色解像度よりも高くなっている。システムフレームバッファにおけるピクセルフォーマットの例として、以下がある。
4バイトで格納された18bpp(ダミーの14ビットが追加される)
3バイトで格納された24bpp
4バイトで格納された32bpp(24bppの場合と同じであるがダミーの8ビットが追加される)
したがって、ピクセル当たり32ビットの場合、16ビットで格納するのではなく、32ビットですべてのピクセルと画像とを格納するとき、2倍のメモリを使用する必要がある。また、ソフトウェアによっては特別のモード切り替えを行わなければならないため、ソフトウェアがさらに複雑なものになる。というのは、アプリケーションのなかには16ビットモード以外では作動しないものもあるからである。
知覚上画像のカラー深度を上げる1つの方法として、誤差拡散ディザと呼ばれる方法がある。図3と図4を参照しながら以下この技法について説明する。この技法の場合、画像内の緩やかな勾配が個別のレベルで格納されるが、この緩やかな勾配は勾配上で拡散される。
従来技術による方法の例が図1Aに示されている。これは従来の16bpp(=65536色)システムである。アプリケーションは、例えばJPEG画像などの原画像に24ビットの色解像度を与える。この画像は誤差拡散ディザを用いて16bppへ復号化され、16bppの解像度を有するシステムフレームバッファに格納される。この画像を表示できるようになる前に、データを表示ドライバへ転送しなければならない。今日、ディスプレイは18bppの色解像度を有している場合が多い。表示ドライバは簡単なパディングによって16bppのピクセル値を18bppへ拡張し、18bppとしてピクセルを表示フレームバッファに格納する。その結果を今度はディスプレイ上に表示することができる。パディングはカラー深度を追加しないため、たとえ誤差拡散ディザが見た目を向上させたとしても、色解像度は16bppのままである。
別の従来技術による方法の例が図1Bに示されている。これは従来の真の18bpp(=262144色)システムである。システムフレームバッファは、上述の理由のために16bppから24又は32bppの色解像度へ変更される。すべての描画処理を再構成して、新たなカラー深度で作動するようにしなければならない。アプリケーションは例えばJPEG画像などの原画像に18又は24ビットの色解像度を与える。この画像は、(おそらく誤差拡散ディザを用いて)24又は32bppビットへ復号化され、次いで18、24又は32bppの解像度を有するシステムフレームバッファに格納される。このデータは表示ドライバへ転送され、ディスプレイは18bppの色解像度を有する状態になる。表示ドライバは、24又は32bppのピクセル値を18bppへ切り捨て、18bppとしてピクセルを表示フレームバッファに格納する。この切り捨てはピクセル毎のベースでハードウェアによりすべてのピクセルに対して行われる。その結果はディスプレイ上に表示することができる。色解像度は真の18bppである。
したがって、従来技術では真の18bppの色解像度を実現するために大きなシステムフレームバッファを必要とすることになる。また、システムフレームバッファと表示フレームバッファとの間で多量のデータを転送しなければならない。また、アプリケーションによっては16ビット画像のみを生成するものもあり、このような16ビット画像については、特別のケースとして処理しなければならない。この結果、システムソフトウェアとディスプレイ設定とにおいて16bppと18bppとの間の切り替えが行われることになる。これは結局ソフトウェアをさらに複雑にする原因となる。
本発明は、好適には、16ビットの色解像度で、かつ、誤差拡散ディザを用いて、常に一定数のビットでシステムフレームバッファに画像を格納することを提案するものである。次いで、後処理用フィルタが、適切に表示ドライバ手段の前に設けられ、表示手段により受け入れられるようなピクセル当たりより多くの数のビット数、好適にはピクセル当たり18ビットを用いて高められた色解像度が提供される。
第1の側面では、本発明は、色解像度を高める方法を提供する方法であって、該方法は、ピクセル当たりの固定された第1のビット数を有するシステムフレームバッファの中へ原画像を入力するステップと、システムフレームバッファに格納すべき拡散された緩やかな勾配を生成する能力を誤差拡散アルゴリズム手段によって設けるようにするステップと、を備える。
本発明によれば、上記方法は、ピクセル当たり増加された第2のビット数を生成するさらに高い色解像度レベルを生成するために任意の緩やかな勾配を処理するステップと、ここで、ピクセル当たりの前記第2のビット数は表示手段の特性に適合しており、ピクセル当たりの前記第2のビット数を用いる表示手段へ処理されたピクセル値を送るステップと、を備える。
好適には、ピクセル当たりの前記第2のビット数は表示手段のピクセル当たりの最大ビット数である。
1つの実施形態では、上記処理ステップは、ピクセル値が処理されているピクセルを取り囲む近傍ピクセルのピクセル値の平均値を計算するステップを含む。
好適には、色のいずれかのあまりに大きな変動が隣接するレベル間に存在する場合、平均値を使用しないことが望ましい。
代替の実施形態では、R、G、Bピクセルのうちの1つのピクセルが平均値から又はステップを超えてずれている場合、平均値は用いられない。
適切には、平均ピクセル値は最も近い1/2ステップ下へ切り捨てられる。
好適には、平均ピクセル値の数は2のべき乗であることが望ましい。
好適には、ピクセル値の色成分の平均値をまとめて計算することが望ましい。
好適には、近傍ピクセルが2次元であることが望ましい。
適切には、ピクセル当たりの前記第1のビット数は16である。
適切には、ピクセル当たりの前記第2のビット数は18である。
第2の側面では、本発明は、処理能力と表示ドライバ手段とを有する制御ユニットと、システムフレームバッファを含む格納手段と、上記表示ドライバ手段によって制御される表示手段であって、ピクセル値に基づいて絵素を表示できるピクセルを有する表示手段と、を備えた装置を提供し、上記制御ユニットは、ピクセル当たりの固定された第1のビット数と共に上記システムフレームバッファの中へ原画像を入力するように配設され、上記システムフレームバッファに格納すべき拡散された緩やかな勾配を生成する能力を誤差拡散アルゴリズムによって設けるように配設される。
本発明によれば、任意の緩やかな勾配を処理して、ピクセル当たり増加された第2のビット数を生成するさらに高い色解像度レベルを生成し、ここでピクセル当たりの前記第2のビット数は上記表示手段の特性に適合しており、ピクセル当たりの前記第2のビット数を用いる上記表示手段へ処理されたピクセル値を送るように、処理論理回路が配設される。
好適には、ピクセル当たりの前記第2のビット数は表示手段のピクセル当たりの最大ビット数である。
1つの実施形態では、上記処理ステップは、ピクセル値が処理されているピクセルを取り囲む近傍ピクセルのピクセル値の平均値を計算するステップを含む。
好適には、色のいずれかのあまりに大きな変動が隣接するレベル間に存在する場合、平均値を使用しないようにすることが望ましい。
代替の実施形態では、R、G、Bピクセルのうちの1つのピクセルが平均値から又はステップを超えてずれた場合、平均値は用いられない。
好適には、平均ピクセル値は最も近い1/2ステップ下へ切り捨てられる。
好適には、平均ピクセル値の数は2のべき乗であることが望ましい。
好適には、ピクセル値のカラー成分の平均値をまとめて計算することが望ましい。
好適には、近傍ピクセルが2次元であることが望ましい。
好適には、ピクセル当たりの前記第1のビット数は16である。
好適には、ピクセル当たりの前記第2のビット数は18である。
1つの実施形態では、処理論理回路はハードウェア又は表示ドライバ手段の中にファームウェア/マイクロコードにより実装される。
別の実施形態では、表示ドライバ手段は表示手段と共にドライバチップ上に一体化される。
別の実施形態では、表示ドライバ手段は表示手段と通信するベースバンドチップ上に一体化される。
さらに別の実施形態では、処理論理回路は、表示ドライバ手段の前にある別々のユニット装置の中にハードウェア又はファームウェア/マイクロコードにより実装される。
上記装置は、携帯電話機、ページャ、コミュニケータ、スマートフォン、又は電子手帳であってもよい。
添付図面を参照しながら本発明について以下詳細に説明する。
本発明はディスプレイを備えた装置であって、利用可能なメモリ空間及び処理能力に限度がある装置において適用可能である。本発明を限定するものではない実施例として、携帯電話機、ページャ、コミュニケータ、スマートフォン及び電子手帳において本発明を利用することができる。上記ディスプレイ並びに別の電子部品及び論理部品は従来方式のものであってもよい。また、おそらく別の色空間から転置されたものである基本色の赤、緑及び青に基づいて絵素(ピクセル)によって色を実現する方法は、常識的な方法である。本明細書は本発明に関連性のある側面に集中するものである。
一般にメモリ空間を特に小型携帯用機器に保存することが望まれる。16ビットの色解像度は一般に十分な色解像度を生成する解像度である。16ビットが十分な色解像度を提供しない唯一の場合として「緩やかな」勾配のような非常に淡い色の変動の場合がある。この変動は1つ以上のカラー成分が非常に緩やかに変化する画像内の領域において生じる。この場合、人間の目には、誤差拡散ディザアルゴリズムにより生成されるような不連続な部分はまったく知覚されない。それ以外に、2つの近くにある色が互いに直接隣接して提示されなければ、人間の目は、どのような状況においてもこれら2つ色の差を16ビットの解像度では見分けることができない。「近くにある」という表現は、赤、緑あるいは青のピクセル値が最大で1レベル分だけ上か下にずれていることを意味するものである。
レベルがほとんどない緩やかな勾配を格納し、更に、勾配に関する情報を維持するために、誤差拡散ディザが用いられる。常識であるが、この自動的ディザリングステップは、レベルの単なる丸めや切り捨てと比べて、画像の知覚品質を大幅に改善するものである。図3と図4を参照しながら1つの例を説明する。誤差拡散ディザアルゴリズムはこのようなものとして公知である。このケースでは、12個のピクセルをカバーするレベル1からレベル4までの勾配を描くことにする。説明を簡略にするために、グレースケール画像のみについて考えることにする。図3はこのような勾配を示す線図である。
誤差拡散ディザアルゴリズムを用いると、結果的に、図4に示す曲線のようなものが得られることになる。3回のステップでレベルを上げる代わりに、ピクセル値が厳密に増加するのではなく、曲線の周りの隣接ピクセルの平均値を保持しながら元の勾配の周辺で増減する「拡散部」が追加される。このようにして、元の曲線に関するさらに多くの情報が保持されることになる。ディスプレイで再現される場合、この曲線は、3回のステップで単にレベルを上げる曲線よりもスムーズなものとして知覚されることになる。
本発明によれば、後処理用フィルタを用いて近傍ピクセルをチェックすることにより誤差拡散アルゴリズムの「意図」が再現される。値の変動がわずかなものであれば、その変動は、たいていの場合、現在の色解像度では通常は再現できないようなレベルを生成する試みの結果となる。その場合、隣接ピクセルの平均値を計算することによって意図したカラー値を得ることができる。以下にさらに詳細に説明するように、この平均値の計算結果はシステムフレームバッファへは書き込まれず、表示ドライバか、表示フレームバッファへ送られる。
本例では、±1ピクセルの一次元近傍を用いることによって、図5に示すレベルを得ることになる。本願では3個のピクセルを使用するため、レベルの和は3により除され、次いで、その結果は最も近い1/2ステップ下へ切り捨てられてレベルの数が2倍にされる。16bppから18bppへ増加させるには1/2ステップで十分であり、その場合、レベルの数はR成分とB成分については2倍になる。一般に、さらに小さなステップを使用してもよい。実際の事例では、2の累乗であるピクセル数から成る近傍を選択して除算を単純化する方が望ましい。
色のいずれかのあまりに大きな変動が隣接するレベル間に生じる場合には、本願では平均値の計算は行われなくなる。というのは、この計算を行うとボケが発生するアーティファクトが生じることになるからである。換言すれば、大きな変動は画像内に緩やかな勾配が存在しないことを示し、再現された色における不連続は実際には十分な鮮鋭度を得るために望ましいものとなる。したがって、平均値の計算を行う場合を限定するしきい値が導入されることになる。例えば、R、G、Bピクセルのうちの1つのピクセルが平均値から又はステップを超えてずれた場合、平均値を使用しない方が望ましい。しきい値と平均値との計算は、好適には、エンティティとしてRGBカラー成分に対して一体に適用することが望ましい。
また、近傍の選択によって、レベルの個数をいくつ再現することが可能であるかが決定される。例えば、2×2から成る2次元近傍ピクセルを使用することによってレベル数の4倍を実現することが可能となる。これは、有効に知覚される「22ビット」の色解像度(R、G、Bに対して+7+8+7ビット)を可能にすることになる。
本発明による方法は、一例として、16bppから18bppへの拡張の場合について図2に概略が示されている。カメラのようなアプリケーションではJPEG画像などの原画像に24ビットの色解像度が与えられる。画像データは未使用の画像データに対してアンパックされ、次いで、システムフレームバッファに、適切にはビデオRAMに格納される。原画像は高い深度の色解像度を有し、そして、JPEGアンパッカは24bppの色解像度を提供することができる。この元のサイズをシステムフレームバッファに格納することは望まれない。その代わりに画像は、誤差拡散ディザを用いて16bppの色解像度へ「リアルタイムで」復号化され、それから、システムフレームバッファに格納される。好適には、システムフレームバッファが16bppのピクセル値を2バイトで格納して、メモリ空間要件を最適化するようにすることが望ましい。
緩やかな勾配を再現するために、上述の平均値計算ステップが実行される。この平均値計算ステップは元の緩やかな勾配をシミュレートするカラーレベルの再現や、作り直しを行い、その結果、18bppのピクセル値が得られることになる。上記平均値計算ステップは表示ドライバの前に配置される装置ユニットにおいて実行される。代替例では、別の表示ドライバが上記平均値計算を行う。上記平均値計算が実行されない場合は、それは緩やかな勾配以外の場合であるが、16ビットピクセル値は0で充填され、この結果もまた18bppのピクセル値をもたらすことになる。個々のピクセルに対して18ビットピクセル値をシステムフレームバッファに格納する代わりに、これらの値は18bppのカラーディスプレイへ直接送信される。色解像度は(シミュレートされた)18bppになる。
したがって、システムフレームバッファに格納されている画像内の色の総個数は例えば65536色となる。本発明によって、カラーレベルにおいて高めることができる色勾配すなわち色遷移が見出される。システムフレームバッファに格納された画像は、より粗いレベルと誤差拡散ディザとに起因して生じるカラーセグメントを含むが、新たな、処理された画像にはさらに高いカラーレベルが与えられ、セグメント化が平滑化される。本発明によって、例えば、ピクセル当たり18ビットを有する262144色などの、より多くの色を生成することができるが、必要なメモリはずっと少なくなる。
図6は本発明を組み込む装置の関連する構成要素のブロック図である。移動電話機のような装置において、制御ユニットと、ビデオRAMのようなシステムフレームバッファ7を含む格納装置とは、通常、メイン/ベースバンドチップ5上に設けられる。これに対して、ディスプレイは、本図に示されるような別個の構成要素であるドライバチップ1上に設けられている。或いは、システムフレームバッファを外部RAMに設けてもよい。ドライバチップ1は、ディスプレイ2に表示されるデータを保持する表示フレームバッファ4を備える表示ドライバ手段3を備える。処理を実行する論理回路6は、ハードウェア又はファームウェア/マイクロコードとしてメインチップ5上に適切に実装される。適切には、処理論理回路6は、システムフレームバッファ7から表示ドライバ3へデータを転送する役割を果たす物理的ディスプレイインタフェースの中に一体化される。或いは、表示フレームバッファはメインチップ上に又は外部RAMの中に一体化することができる。
別の実施形態では、処理論理回路は、表示ドライバへ送る前に18bppへ高められた画像データを中間の24/32bppバッファ(図示せず)に書き込む。
代替例では、処理論理回路6はドライバチップ1上で表示ドライバ手段3と一体化するか、あるいは、メインチップ5と表示ドライバ手段3との間の別個の構成要素として一体化することができる(図示せず)。
上記処理を行うために必要な計算は比較的簡単であり、高速処理に好適である。したがって、本明細書で述べた画像はビデオシーケンス内のフレームであってもよい。
本発明は、システムフレームバッファにおいて16ビットの色解像度のみを用いながら、高められた色解像度を可能にするものである。この高められた18ビットの色解像度は、システムフレームバッファに格納されずに、表示ドライバへ直接送信される。フレームバッファは常に16ビットの色解像度を有しているため、すべてのアプリケーションはこの色解像度に最適化することが可能であり、16bppと18bppとの間で切り替えを行う必要はなくなり、この結果、単純化されたソフトウェアがもたらされることになる。このさらに小さな16ビットのシステムフレームバッファは、データのより高速な書込み及び読出し処理も可能にすることになる。
本発明は、ハードウェアとソフトウェアとの好適な組み合わせによって実施可能である。本明細書で説明した色解像度16ビットと18ビットは一般に好適な例であるが、本発明はこれらの値のみに限定されるわけではない。本発明の範囲は上記の請求項によってのみ限定されるものである。
従来技術による方法を示すフローチャート図である。 従来技術による方法を示すフローチャート図である。 本発明による方法を示すフローチャートである。 画像の中で意図された緩やかな勾配の線図である。 誤差拡散ディザにかけられた後の勾配の線図である。 本発明に従って再現される勾配レベルの線図である。 本発明に準拠する装置のブロック図である。

Claims (25)

  1. 画像の色解像度を高める方法であって、
    原画像を、誤差拡散ディザアルゴリズムを用いて、ピクセルあたり第1のビット数を有する画像に復号するステップと、
    前記復号された画像を、システムフレームバッファ(7)へ格納するステップと
    色解像度レベル数を増加させるように前記復号された画像のピクセル値を処理するステップと、前記処理するステップは、ピクセル値が処理中であるピクセルを2次元的に取り囲む近傍ピクセルのピクセル値の平均値を取得することを含み、
    前記処理するステップで処理されたピクセル値に基づいて、ピクセル当たりのビット数が前記第1のビット数よりも大きい第2のビット数を有するピクセル値を生成するステップと、ピクセル当たりの前記第2のビット数は表示手段(2)の特性に適合しており、
    ピクセル当たりの前記第2のビット数を用いる表示手段(2)へ、前記生成するステップで生成されたピクセル値を送るステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 前記ピクセル当たりの第2のビット数は、前記表示手段(2)のピクセル当たりの最大ビット数であることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 隣接するピクセルのレベル間において、いずれかの色に大きな変動が存在する場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項に記載の方法。
  4. R、G又はBピクセルのうちの1つのピクセルがステップを超えて前記平均値からずれている場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項に記載の方法。
  5. R、G又はBピクセルのうちの1つのピクセルがステップを超えて前記平均値からずれている場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記平均ピクセル値は最も近い1/2ステップ下へ切り捨てられることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の方法。
  7. 平均されるピクセル値の数は2のべき乗であることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記ピクセル値の色成分はまとめて平均値が計算されることを特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の方法。
  9. ピクセル当たりの前記第1のビット数は16であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の方法。
  10. ピクセル当たりの前記第2のビット数は18であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の方法。
  11. 処理能力を有する制御ユニットと、
    表示ドライバ手段(3)と、
    システムフレームバッファ(7)を含む格納手段と、
    前記表示ドライバ手段(3)によって制御され、ピクセル値に基づいて絵素を表示できるピクセルを有する表示手段(2)と、を備えた装置であって、
    前記制御ユニットは、誤差拡散ディザアルゴリズムにより原画像を復号してピクセル当たり第1のビット数を有する復号された画像を取得し前記復号された画像を前記システムフレームバッファ(7)に格納
    解像度レベル数を増加させるように前記復号された画像のピクセル値を処理するステップと前記処理するステップはピクセル値が処理中であるピクセルを2次元的に取り囲む近傍ピクセルのピクセル値の平均値を取得することを含み
    前記処理するステップで処理されたピクセル値に基づいて、ピクセル当たりのビット数が前記第1のビット数よりも大きい第2のビット数を有するピクセル値を生成するステップと、ピクセル当たりの前記第2のビット数は表示手段(2)の特性に適合しており、
    ピクセル当たりの前記第2のビット数を用いる前記表示手段(2)へ前記生成手段で生成されたピクセル値を送るステップとを実行するように、処理論理回路(6)が配設されることを特徴とする装置。
  12. クセル当たりの前記第2のビット数は前記表示手段(4)のピクセル当たりの最大ビット数であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 隣接するピクセルのレベル間において、いずれかの色に大きな変動が存在する場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項11に記載の装置。
  14. R、G又はBピクセルのうちの1つのピクセルがステップを超えて前記平均値からずれている場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  15. R、G又はBピクセルのうちの1つのピクセルがステップを超えて前記平均値からずれている場合、前記平均値は用いられないことを特徴とする請求項13に記載の装置。
  16. 前記平均ピクセル値は最も近い1/2ステップ下へ切り捨てられることを特徴とする請求項11乃至請求項15のいずれか1項に記載の装置。
  17. 平均されるピクセル値の数は2のべき乗であることを特徴とする請求項11乃至請求項16のいずれか1項に記載の装置。
  18. 前記ピクセル値の色成分はまとめて平均値が計算されることを特徴とする請求項11乃至請求項17のいずれか1項に記載の装置。
  19. ピクセル当たりの前記第1のビット数は16であることを特徴とする請求項11乃至請求項18のいずれか1項に記載の装置。
  20. ピクセル当たりの前記第2のビット数は18であることを特徴とする請求項11乃至請求項19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 前記処理論理回路は、前記表示ドライバ手段(3)内のハードウェア又はファームウェア/マイクロコードによって実現されることを特徴とする請求項11乃至請求項20のいずれか1項に記載の装置。
  22. 前記表示ドライバ手段は、前記表示手段(2)と共にドライバチップ(1)上に一体化されることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記表示ドライバ手段は、前記表示手段()と通信するベースバンドチップ(5)上に一体化されることを特徴とする請求項21に記載の装置。
  24. 前記処理論理回路は、前記表示ドライバ手段(3)の前に配置される別個のユニット内のハードウェア又はファームウェア/マイクロコードによって実現されることを特徴とする請求項11乃至請求項20のいずれか1項に記載の装置。
  25. 前記装置は、携帯電話機、ページャ、コミュニケータ、スマートフォン、又は電子手帳であることを特徴とする請求項11乃至請求項24のいずれか1項に記載の装置。
JP2008532702A 2005-09-28 2006-09-05 色解像度を高める方法及び該方法を利用する装置 Expired - Fee Related JP4917606B2 (ja)

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