JP4916918B2 - 電子機器装置 - Google Patents

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Description

この発明は、初期動作を実行する電子機器装置に係る発明であり、例えば、デジタル放送を受信することができるAV機器に適用することができる。
近年開発された地上デジタル放送では、放送信号を復調して得られるトランスポートストリーム(以下TSと記す)内に、ネットワークインフォメーションテーブル(以下NITと記す)を含むパケットが含まれている。NITは、番組を受信するために必要な各種の情報を保持しており、当該NITには、リモートコントロールキー識別子が含まれている。リモートコントロールキー識別子は、リモートコントローラ(以下リモコンと記す)のキー番号を番組選択用に割り振るために利用される。例えば、あるTSで送られてきたリモートコントロールキー識別子が「1」ならば、リモートコントローラのキー番号「1」が、当該リモートコントロールキー識別子に対応するTS内の代表的番組を受信するためのキー番号として対応付けられる。
さらにNITには、サービス識別(Service_ID)用情報が含まれ、このサービス識別情報はサービスリスト(Servicelist)を示している。サービスリストとは、例えば受信したチャンネルのTSで放送されている番組のジャンル(複数あれば各ジャンル)、及び番組(代表的番組を含む)を選択するための選択番号を示すリストである。
一方、地上デジタル放送の規定には、次の(1)〜(5)の規定があり、地上デジタル放送受信機が最初に設置された時には、上記サービスリストは、当該規定に準拠して取得される。
(1)始めにユーザーが視聴者居住地域を設定する。(2)スキャン開始指示により、13chから62chをサーチして、サービスリストを取得する。(3)NIT内の、リモートコントロールキー識別子(remote_control_key_id)に応じて、放送事業者が望むリモコンキー番号「1」〜「12」をTS毎に割り当てる。(これによって、TS毎の代表的なサービスがリモコンキーに割り付けられる。)(4)同一TSが検出された場合には、C/NやBERをチェックして優位なキャリアを選択する。(5)同一リモコンキー番号が検出された場合の受信機処理については別途規定する。
なお、上記(1)の視聴者居住地域の設定は、ユーザーがグラフィカル・ユーザー・インターフェース(以下GUIと記す)上で設定することを想定している。
上記のように、地上デジタル放送受信機が最初に設置された時は、始めにユーザーが視聴者居住地域を設定することから、スキャンを含めた初期設定が始まる。上記初期設定におけるユーザーの操作をできる限り容易にするための改善策として、電源投入時に外部装置から初期設定情報を取得し、当該情報を管理及び運用させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−109703号公報
ところで、上記特許文献1のように外部装置から初期設定情報を取得する場合には、接続された外部装置が複数存在することで異なる初期設定情報が取得されるようなケースや、接続された外部装置が全く存在しない、つまり初期設定情報が取得できないケースを想定すべきである。しかし、特許文献1では上記のケースが全く想定されておらず、当該特許文献1に係る技術を採用した場合には、装置としては重大な不具合が発生する可能性がある。
例えば、異なる初期設定情報を持つ複数の外部装置があった場合に、装置としていずれの情報を用いるべきか判断できない。したがって、装置の起動処理(初期設定)は行われず、ユーザーは装置が故障したものと判断しかねない。
なお、当該問題点を解決する方法として、複数の初期設定情報の内、先に取得した方(もしくは後に取得した方)の初期設定情報で初期設定を行う方法も想定できる。しかし、当該方法を採用した場合には、ユーザーの意図しない方の初期設定情報にて初期設定が行われてしまうことが十分起こり得る。
また、接続された外部装置が初期設定情報を持っていなかったケースや、外部装置が全く接続されていないケースについても、起動処理(初期設定)が行われないという問題が発生する。
さらに、特許文献1に開示されているような起動処理を行うと、初期設定完了後も電源投入の度に初期設定処理が行われるため、外部装置との通信がその度に発生し、その分だけ起動時間が遅くなる。さらに、特許文献1に係る技術において、外部装置の電源が投入されていない場合には、当該外部装置に対しても電源投入が要求される等、無駄な時間及び無駄な電力を消費することになる。
加えて、上記のように電源投入のたびに初期設定情報を取得するような場合、電源投入段階で接続されている外部装置により当該初期設定情報の内容が変わってしまう。したがって、毎回固定の初期設定を行いたいユーザーにとっては不便である。例えば、特許文献1においては、チャンネルリストを取得する例が記載されているが、例えば現在大阪にあるAV機器の電源が投入された際、東京におけるチャンネルリストを保持した外部装置が接続されていると、当該AV機器は東京のチャンネルリストを取得してしまい、全くチャンネル選局できない状態となってしまう。
さらに、特許文献1に係る技術では、ユーザーが機器毎に異なる初期設定を行うつもりであったとしても、外部装置が初期設定情報を持っていれば当該初期設定情報を用いた初期設定が行われてしまう。このため、ユーザーの意思を全く反映できない初期設定が行われてしまうという問題点もある。
そこで、本発明は、電子機器装置の初期設定処理において、ネットワークを形成する機器の数が増大した場合もしくは機器の数が唯一となった場合でも、当該電子機器装置に不具合を発生させること無く、またユーザーの意思を反映させることが可能であり、かつ操作性が良く、無駄の処理を省略できる電子機器装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の電子機器装置は、初期設定値を含む初期設定情報を外部装置から取得するインターフェースと、前記初期設定値を格納するメモリ部と、前記初期設定値を外部から選択可能とするGUIを生成するGUI生成部と、前記インターフェース、前記メモリ部、及び前記GUI生成部を制御するコントロール部とを、備え、前記コントロール部は、前記インターフェースを介して、前記外部装置からの前記初期設定情報の取得を要求する初期設定情報収集機能と、前記GUI生成部に、前記取得した初期設定情報に含まれる前記初期設定値の候補をリスト化させ、前記GUIを生成させるGUI生成機能と、外部から選択された前記初期設定値を、前記メモリ部に格納させる初期設定情報格納機能と、を有し、前記コントロール部は、前記初期設定情報格納機能により前記メモリ部に格納された前記初期設定値に基づいた、初期設定動作を行う。さらに、前記初期設定情報には、当該初期設定情報に含まれる前記初期設定値を自動選択するか否かを示す連動指示フラグが含まれており、前記コントロール部は、前記連動指示フラグが初期設定値を自動選択することを示す第一の状態である場合には、前記GUIを生成せず、前記第一の状態である前記連動指示フラグを有する前記初期設定情報に基づいて前記初期設定を行う。
本発明の請求項1に記載の電子機器装置は、コントロール部は、インターフェースを介して、外部装置からの初期設定情報の取得を要求する初期設定情報収集機能と、GUI生成部に、取得した初期設定情報に含まれる初期設定値の候補をリスト化させ、GUIを生成させるGUI生成機能と、外部から選択された初期設定値を、メモリ部に格納させる初期設定情報格納機能とを有する。そして、コントロール部は、初期設定情報格納機能によりメモリ部に格納された初期設定値に基づいた、初期設定動作を行う。さらに、初期設定情報には、当該初期設定情報に含まれる初期設定値を自動選択するか否かを示す連動指示フラグが含まれており、コントロール部は、連動指示フラグが初期設定値を自動選択することを示す第一の状態である場合には、GUIを生成せず、第一の状態である連動指示フラグを有する初期設定情報に基づいて初期設定を行う。
したがって、外部装置が複数接続されていることにより、電子機器装置が複数の異なる初期設定情報を取得した場合であっても、ユーザーが所望の初期設定情報を確実に選択できるようになる。よって、ユーザーの意思とは無関係に初期設定情報が取得タイミング等に応じて勝手に選択されるような不具合は無くなり、電子機器装置が起動しなくなる不具合も予防できる。また、GUIに対する操作により初期設定値を選択/決定できるので、操作性も向上する。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
実施の形態1では、本発明に係るAV(Audio Visual)機器(電子機器装置と把握できる)を3台を組み合わせた構成において、以下に示す具体的ケースにおける初期設定処理について詳細に記述する。ここで上記3台のAV機器は、表示部を備えたテレビ及び2台のSTB(Set Top Box)とする。
<具体的ケース>
上記具体的ケースとは、2台のSTBにおいて既に初期設定が完了しており、かつ当該2台のSTBの持つ初期設定値が異なるケースである。なお、以下のより具体的に動作の説明(図5を用いた一般的な動作の説明後の説明)では、出荷直後のテレビに電源が投入される際に実施される初期設定処理について詳述する。ここでは、テレビの初期設定処理ルーチンにおいて、テレビが外部装置(ここでは2台のSTB)から初期設定値を取得し、テレビが当該取得した情報を解析し、初期設定値の候補を選択するためのGUI(Graphical User Interface)を生成し、ユーザーがGUIにより初期設定値を選択し、テレビの初期設定を行う様子を詳細に記述する。
<システムの構成>
図1は、実施の形態1に係るシステム(3台のAV機器から成るシステム)の構成を示す図である。図1に示すように、当該システムは、1台のテレビ100及び2台のSTB115,116から構成されている。
<テレビ100の構成>
はじめに、テレビ100の構成について説明する。
テレビ100は、例えば地上デジタル放送波を受信し当該受信した放送波に基づいた映像及び音声を出力し、また外部入力された映像または音声を出力する。なお、外部からのユーザーによる操作を可能とするために、テレビ100に対してリモコン101が配設されている。また、後述するように、テレビ100には、複数の回路ブロック102〜114が配設されている。
アンテナ102は、例えば地上デジタル放送波を受信する。また、コントロール部103は、後述する、デジタルインターフェース110,111、メモリ部104、及びGUI生成部113等テレビ全体の制御を司る。当該コントロール部103は、後述する、初期設定完了判定機能、外部装置認識機能、初期設定情報収集機能、GUI生成機能、及び初期設定情報解析機能等の各機能を有する。当該コントロール部103は、当該各機能に基づいて初期設定動作を行う。なお、コントロール部103は、例えばCPUである。
メモリ部104は、初期設定が完了したか否かを示すフラグ及び初期設定情報を、格納する。ここで、当該フラグは、出荷直後は「FALSE」に設定されており、初期設定が正常に完了した際に「TRUE」に再設定されるものとする。また、リモコン受信部105は、リモコン101からの信号を受信する。
チューナ部106は、アンテナ102より入力された放送波より、特定の伝送チャンネルを抜き出す。また、復調部107は、チューナ部106より出力される信号を復調及び誤り訂正を行いTSを再生する。また、デコーダ部108は、復調部107にて取り出された複数の番組が多重されたTSから、ユーザーが選択した番組のパケット(映像、音声データ等)を抽出する。また、AVデコーダ部109は、TSデコーダ部108で抽出した映像パケット及び音声パケットの伸張を行い、デジタルの映像信号及び音声信号を出力する。
第一のデジタルインターフェース110は、外部機器であるSTB115からの映像信号及び/または音声信号を受信することができ、さらにテレビ100とSTB115間で制御信号の双方向通信を可能とする。また、第二のデジタルインターフェース111は、外部機器であるSTB116からの映像信号及び/または音声信号を受信することができる。さらに、デジタルインターフェース111は、テレビ100とSTB116間で制御信号の双方向通信を可能とする。また、当該デジタルインターフェース110,111は、外部装置であるSTB115,116との間で、初期設定値を含む初期設定情報を送受信する。
ここで、本実施の形態では、デジタルインターフェース110,111とSTB115,116との間におけるデジタル映像信号・音声信号の送受信は、HDMI(High Definition Multimedia Interface)に準拠するものとする。
セレクタ部112は、AVデコーダ部109、第一のデジタルインターフェース110、及び第二のデジタルインターフェース111より、1つの映像信号及び音声信号をコントロール部103の制御により選択し、出力する。また、GUI生成部113は、コントロール部103の制御により、必要なGUI画面(以下GUIと記す)を生成するものであり、出力されたグラフィックは、セレクタ部112から出力された映像信号に重畳される。GUI生成部113は、例えば初期設定値を外部から選択可能とするGUIを生成する。また、表示部114は、セレクタ部112及びGUI生成部113から出力された映像信号及び/または音声信号が合成されて成る、映像及び音声を出力する。
テレビ100は、第一のSTB115及び第二のSTB116に接続されている。各STB115,116は、映像信号及び/または音声信号を出力する。具体的に、第一のデジタルインターフェース110と第一のSTB115とは、デジタルケーブルであるHDMIケーブル117で接続されている。他方、第二のデジタルインターフェース111と第二のSTB116とは、デジタルケーブルであるHDMIケーブル118で接続されている。
<STB115,116の構成>
次に、各STB115,116の構成について説明する。図2は、第一のSTB115の内部構成を示すブロック図である。図3は、第二のSTB116の内部構成を示すブロック図である。図2と図3とで内部構成が同一である。ここで、各STB115,116は、デジタル放送を受信することができる装置である。
図1の構成と図2,3の構成とを比べると、図2,3の構成では、表示部114、セレクタ部112が削除され、またデジタルインターフェースも1つ減る。各デジタルインターフェース210,310以外の回路ブロックについては、図1で示した回路ブロックと同一名称の回路ブロック201〜209,301〜309は各々同一動作を行う。したがって、これらの回路ブロック201〜209,301〜309の説明は省略する。
デジタルインターフェース210,310は、テレビ100に対して、デジタルの映像信号及び/または音声信号を送信することができる。さらに、デジタルインターフェース210,310は、テレビ100とSTB115,116間で、制御信号及び初期設定値を含む初期設定情報の双方向通信を可能とする。
なお、上述の通り、本実施の形態では、HDMI規格を例にとって、デジタルインターフェース110,111,210,310を説明する。しかし、DVIやIEEE1394等のデジタルインターフェース規格を採用することもできる。
<デジタルインターフェース110,111,210,310の構成>
次に、デジタルインターフェース110,111及びデジタルインターフェース210,310の構成について、図4を用いて説明する。なお、デジタル映像信号・音声信号を受信する点で、回路110,111は、デジタルインターフェース受信部と称することができる。これに対して、デジタル映像信号・音声信号を送信する点で、回路210,310は、デジタルインターフェース送信部と称することができる。
ここで、上述したHDMI規格の仕様は、High Definition Multimedia Interface Specification Ver0.9に記載されている。HDMIは、送信部(トランスミッター)と受信部(レシーバー)から成る。送信部は、STB、DVD、VTRまたはパソコンといった映像・音声のソースとなる機器が備えるものである。一方、受信部は、テレビ、ディスプレイなどの映像や音声を提示(出力)可能な機器が備えるものである。また、送信部と受信部との間は、HDMIケーブルで接続される。また、送信部及び受信部という名称は、上記の通り映像信号及び音声信号の送信及び受信の向きを示しているが、接続された機器間の通信は、後述するCEC(Consumer Electronics Control)ライン407及びDDC(Display Data Channel)ライン408を用い、双方向性である。
CECライン407を用いることにより、各機器間の双方向性の通信が行われる。CECライン407上で通信されるメッセージの中には、本実施例においては例えば、チューナ・ステップ・ディクリメントメッセージ、チューナ・ステップ・インクリメントメッセージ、及びベンダー・コマンドメッセージ等がある。
ここで、チューナ・ステップ・ディクリメントメッセージ<Tuner Step Decrement>は、メッセージ要求先の現在選局中のプリセットチャンネルから、ひとつ下のプリセットチャンネルに選局するものである。また、チューナ・ステップ・インクリメントメッセージ<Tuner Step Increment>は、メッセージ要求先の現在選局中のプリセットチャンネルから、ひとつ上のプリセットチャンネルに選局するものである。また、ベンダー・コマンドメッセージ<Vender Command>は、ベンダー独自のデータ送受信に用いられ、本発明においては、初期設定情報の送受信に用いられる。
さて、図4において、デジタルインターフェース送信部210,310では、映像信号(Y、Pb、Pr)とオーディオ信号(IEC958)をTMDSエンコードする。そして、当該エンコード化後の信号を、高速伝送に適した形式で、デジタルインターフェース受信部110,111に向けて出力する。
ここで、上記TMDSエンコードを実施するTMDSエンコーダ402では、映像データについては、8ビットパラレルX3チャンネルの映像データをシリアル10ビットX3チャンネルに変換し、音声データについては、パラレル4ビットの音声データをシリアル10ビットに変換する。なお、コントロール部203,303では、デジタルインターフェース送信部210,310の制御、及びCECライン407、DDCライン408を用いて接続された機器間の双方向通信の制御を行う。
また、デジタルインターフェース受信部110,111では、デジタルインターフェース送信部210,310より出力される映像データ、音声データをTMDSデコードすることにより、ベースバンドの映像データ、音声データを再生する。
ここで、上記TMDSデコードを実施するTMDSデコーダ405では、映像データについては、シリアル10ビットX3チャンネルの映像データを8ビットパラレルX3チャンネルに変換し、シリアル10ビットの音声データをパラレル4ビットに変換する。なお、コントロール部103では、デジタルインターフェース受信部110,111の制御、及びCECライン407、DDCライン408を用いて接続された機器間の双方向通信の制御を行う。
また、CECライン407は、民生機器用の制御信号を伝送するものである。また、DDCライン408は、ディスプレイの制御信号を伝送するものである。
<本発明に係るAV機器の動作の概要説明>
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態1に係るAV機器100,115,116の電源投入時に実施される初期設定処理ルーチンについて説明する。なお、当該説明後、上述した具体的ケースにおける詳細(具体例)について説明する。なお、後述する各機能(一例では、初期設定完了判定機能やGUI生成機能等)はコントロール部103,203,303が有する。
本実施の形態1に係るAV機器100,115,116のコントロール部103,203,303は、電源投入直後、自機のメモリ部104,204,304に格納されている初期設定完了フラグ(以下、単にフラグと記す)を参照(検知)し、自機が初期設定済みであるか否かを判定する(ステップS501、ステップS502であり、初期設定完了判定機能と把握できる)。
ここで、当該フラグは出荷直後は「FALSE」に設定され、以後の操作で初期設定が正常に完了した場合に「TRUE」に再設定される。
ステップS502における判定の結果、すでに初期設定が完了していると判定されれば(ステップS502で「YES」)、本初期設定処理ルーチンは終了される。これに対して、初期設定が完了していないと判定されれば(ステップS502で「NO」)、ステップS503に進む。
ステップS502で初期設定が完了していないと判定された場合、コントロール部103,203,303は、自機のデジタルインターフェース110,111,210,310を介して、当該自機と接続されている他のAV機器(外部装置)の有無を判断・認識する(ステップS503,S504であり、外部装置認識機能と把握できる)。
ステップS504の判断の結果、外部装置が有りと認識・判断された場合には(ステップS504で「YES」)、ステップS505に進む。これに対して、外部装置が無いと認識・判断された場合には(ステップS504で「NO」)、初期設定情報を外部装置から入手不可能となるため、ステップS510に進む。
ステップS504で外部装置が有りと判断された場合、コントロール部103,203,303は、自機のデジタルインターフェース110,111,210,310を介して認識された全ての外部装置に対して、自機のデジタルインターフェース110,111,210,310及びCECライン407を用いて、<Vender Command>を送信し、当該外部装置から初期設定情報の取得要求を行う(ステップS505であり、初期設定情報収集機能と把握できる)。
その後、当該初期設定情報の取得要求に対して、少なくとも1つ以上の外部装置から初期設定情報の応答があった場合(少なくとも1以上の初期設定情報の取得があった場合)には、コントロール部103,203,303は、取得した初期設定情報を解析する(ステップS505であり、初期設定情報解析機能と把握できる)。そして、当該解析の結果、取得した初期設定情報が有効な値であるか否かを判断する(ステップS506)。
ステップS506の結果、取得した初期設定情報に有効な値が得られれば(ステップS506で「YES」)、ステップS507に進む。これに対して、外部装置から初期設定情報の応答が無い場合または取得した初期設定情報が有効な値でない場合には(ステップS506で「NO」)、ステップS510に進む。
ステップS506で外部装置から取得した初期設定値に有効な値があった場合には、コントロール部103,203,303がGUI生成部113,211,311を制御することにより、取得した初期設定情報に含まれる初期設定値の候補をリスト化し、ユーザーに初期設定値を選択させることができるGUIを生成し、生成したGUIを出力する(ステップS507であり、GUI生成機能と把握できる)。
当該ステップS507の処理の後、ステップS508に進み、出力(表示または提示)された上記GUIを基にユーザーが外部装置から取得した初期設定値を選択/決定したかを否かを、コントロール部103,203,303が判断する(ステップS508)。
ユーザーが外部装置から取得した初期設定値を選択/決定した場合には(ステップS508で「YES」)、ステップS509に進む。これに対して、ユーザーが外部装置から取得した初期設定値以外の初期設定値の選択したい意図を選択/決定した場合には(ステップS508で「NO」)、ステップS510に進む。
さて、ステップS504,S506,S508の判断の結果ステップS510に進んだ場合には、コントロール部103,203,303がGUI生成部113,211,311を制御することにより、初期設定値として取り得る全ての初期設定値をリスト化し、ユーザーに初期設定値を選択させるGUIを生成、表示(提示)する(ステップS510、なお当該機能もコントロール部103,203,303が有するGUI生成機能と解することができる)。
ステップS510においてGUIが表示(提示)され、当該GUIに対してユーザーが所望の初期設定値を選択/決定する操作を行い(ステップS511)、その後ステップS509に進む。
ステップS509では、コントロール部103,203,303が、ユーザーが選択/決定した初期設定値をメモリ部104,204,304に上書きし、さらに当該メモリ部104,204,304に格納されたいたフラグを“FALSE”から“TRUE”に更新する(ステップS509であり、初期設定情報更新機能と把握できる)。その後、ステップS512に進む。
その後、ステップS509でメモリ部104,204,304に格納された初期設定値に基づいて、コントロール部103,203,303の制御の下、初期スキャン等の必要な処理(初期設定動作と把握できる)を行い(ステップS512)、処理ルーチンを終了する。
<具体的ケースにおける本発明に係るAV機器の動作説明>
さて、上述した具体的ケースにおける初期設定処理ルーチンについて詳細に述べる。
また前提として、各機器100,115,116が有するメモリ部104,204,304に格納されている初期設定情報は、居住地域コードのみで構成されるものとする。
ここで、当該居住地域コードは、例えば「社団法人電波産業会(ARIB)」が策定した「地上デジタルテレビジョン放送運用規定(ARIB TR−B14)」の第7編に記載のある「地域識別」に対応させるものとする(参考として図6に地域識別の一覧を示す)。当該「地域識別」は、出荷直後は「0(未定義)」に設定され、以降の初期設定値処理において有効な値(つまり、図6における「未定義」以外の値)が設定される度に書き換えられる。これからの説明では、テレビ100は出荷直後のため、メモリ部104には「0(未定義)」が設定されており、第一のSTB115(メモリ部204)では「40(大阪)」、第二のSTB116(メモリ部304)では「41(京都)」が設定されているものとする。
はじめに、電源投入直後、テレビ100のコントロール部103は、上述した初期設定完了判定機能によりメモリ部104に格納されているフラグを参照する(ステップS501)。そして、コントロール部103は、当該フラグを基に本機器100が初期設定済みであるか否かを判定する(ステップS502)。
ここで、テレビ100は出荷直後のため、メモリ部104において当該フラグが「FALSE」で設定されている。したがって、コントロール部103は、初期設定が完了していないと判定し(ステップS502で「NO」)、ステップS503に進む。
次に、コントロール部103は、外部装置認識機能により、第一のデジタルインターフェース110及び第二のデジタルインターフェース111を用いて、外部装置の有無を確認する処理を行う(ステップS503)。
ここでは、外部装置としてSTB115,116が認識可能であるため(ステップS504で「YES」)、ステップS505に進む。
次に、テレビ100のコントロール部103は、初期設定情報収集機能により、第一のデジタルインターフェース受信部110及び第二のデジタルインターフェース受信部111を制御し、次の制御(処理)を行う。まず、認識された全ての外部装置(ここでは、STB115,116)に対して、CECライン407を用いて、<Vender Command>を送信することにより、初期設定情報の取得要求を行う(ステップS505)。
当該取得要求を受信した第一のSTB115は、コントロール部203の制御の下、メモリ部204から初期設定情報(ここでは「地域識別=40(大阪)」)を読み出す。そして、コントロール部203は、デジタルインターフェース210を制御し、要求元のテレビ100に初期設定情報を返す(ステップS505)。他方、当該取得要求を受信した第二のSTB116は、コントロール部303の制御の下、メモリ部304から初期設定情報(ここでは「地域識別=41(京都)」)を読み出す。そして、コントロール部303は、デジタルインターフェース310を制御し、要求元のテレビ100に初期設定情報を返す(ステップS505)。
2台のSTB115,116から初期設定情報を取得したテレビ100は、コントロール部103の初期設定情報解析機能により、取得した初期設定情報を解析する(ステップS505)。
ここでの説明では当該解析の結果、取得した初期設定情報が有効な値であるので、つまり取得した初期設定情報が未定義以外であるので(ステップS506で「YES」)、ステップS507に進む。
次に、テレビ100のコントロール部103は、GUI生成機能によりGUI生成部113を制御することにより、初期設定値の候補をリスト化し、さらに外部からユーザーに初期設定値を選択させることができるGUIを生成し、当該生成したGUIを表示部114に表示する(ステップS507)。
図7に当該GUIの一例を示す。図7において表示部114には、ステップS507においてリストアップされた項目が表示される。また、表示されている項目を選択するためのカーソル701も表示部114に表示される。ユーザーは、リモコン101を用いてカーソル移動、及び初期設定値の選択/決定等を行う。
ここで、図7に表示されている居住地域のリストについて述べる。リストの「1」及び「2」に示される居住地域は、前記ステップS505及びS506にて取得した、外部装置(STB115,116)の初期設定値と対応しており初期設定値の候補として優先的に表示されている。
ユーザーが、図7のGUIが表示されている状況において、例えば「1.大阪」を選択/決定したとする(ステップS508で「YES」)。この場合には、ステップS509に進む。
なお、ステップS508において「NO」と判断される場合について言及する。図8は、ステップS510において表示されるGUIの一例を示す図である。
ステップS510に進むケースとは、外部装置が無いか、あっても有効な初期設定情報が取得できなかった場合である。このため、ユーザーに対しては初期設定値として取り得る全ての初期設定値をリスト化したGUIを生成し、生成したGUIを表示(提示)する(図8参照)。図8に例示されているように、表示部114には、図6で示した居住地域が網羅されている。ユーザーは、表示部114に表示された当該GUIに対して操作を施すことにより(カーソル801を移動させることにより)、ユーザーが所望する初期設定値を選択/決定する(ステップS511)。その後、ステップS509に進む。
さて本題に戻し、次に、テレビ100のコントロール部103は、初期設定情報更新機能により、当該設定値でもってメモリ部104に格納されている初期設定情報を書き換る(ステップS509)。さらに、コントロール部103は、初期設定情報更新機能により、メモリ部104に格納されているフラグを“FALSE”から“TRUE”に更新する(ステップS509)。その後、ステップS512に進む。
次に、コントロール部103の制御により、居住地域を「1.大阪」として、初期スキャン等の必要な初期設定処理を行う(ステップS512)。そして、初期設定処理ルーチンを終了する。
以上の説明のように、実施の形態1におけるAV機器(電子機器装置)100,115,116においては、コントロール部103,203,303は、自身の初期設定が完了しているか否かを判定する初期設定完了判定機能を有している。
したがって、すでに初期設定済みの場合には、起動の度に初期設定処理を行わせないよう制御することができる。よって、余計な処理を行わないようにすることができるため、起動時間が短縮される。つまり、無駄の処理を省略できるので、AV機器(電子機器装置)100,115,116の性能を向上させることができる。さらに、接続される外部装置が変更された場合であっても、初期設定済みの場合には、上記の通り初期設定処理を行わないよう制御される。したがって、一度初期設定が完了されれば毎回同一条件でAV機器(電子機器装置)100,115,116を起動でき、ユーザーの意図に反して初期設定情報(初期設定値)が上書きされるようなことは無くなる。
また、実施の形態1におけるAV機器(電子機器装置)100,115,116においては、コントロール部103,203,303は、外部装置(STB115,116)の有無を認識する外部装置認識機能を有している。
したがって、外部装置(STB115,116)が無い場合にも、取り得る全ての初期設定値をリスト化して適切なGUIをユーザーに表示する等して対処する判断も可能となる。よって、初期設定情報を外部から取得できないためにAV機器(電子機器装置)100,115,116が起動しなくなる、というような重大な不具合の発生を防止することができる。
また、実施の形態1におけるAV機器(電子機器装置)100,115,116においては、コントロール部103,203,303は、初期設定値の候補をリスト化し、初期設定値の選択を促すGUIを生成・表示するGUI生成機能を有している。
したがって、外部装置が複数接続されていることにより、AV機器(電子機器装置)100,115,116が複数の異なる初期設定情報を取得した場合であっても、ユーザーが所望の初期設定情報を確実に選択できるようになる。よって、ユーザーの意思とは無関係に初期設定情報が取得タイミング等に応じて勝手に選択されるような不具合は無くなり、AV機器(電子機器装置)100,115,116が起動しなくなる不具合も予防できる。
また、GUIに対する操作により初期設定値を選択/決定できるので、操作性も向上する。
さらに、初期設定情報解析機能により、ステップS507で表示されるGUIでは、最も妥当と思われる候補のみをリスト化して表示している。このため、図8に示すしたような膨大な設定値候補からユーザーが所望の初期設定値(例えば居住地域)を探し出す、というような手間を省くことができる。
なお、以上の説明においては、初期設定情報として居住地域を例にとっていいたが、その他郵便番号、視聴制限設定情報、字幕設定情報等にしてもよいし、それらを組み合わせたものとしてもよい。
<実施の形態2>
実施の形態2では、本発明に係るAV機器(電子機器装置)100,115,116が、メモリ部104,204,304に格納している初期設定情報に「連動指示フラグ」が含まれる場合に関する。
本実施の形態2に係るシステム構成は、図1〜4と同じであるため、説明にはこれらの図を用いる。以下、図9のフローチャートを用いて、本実施の形態に係るAV機器(電子機器装置)100,115,116の初期設定動作処理ルーチンについて詳細に記述する。
ここで、図9に示したフロチャートには、図5に示したフローチャートにステップS901及びステップS902に追加されている。それ以外のステップは、図9と図5とで同じである。したがって、新たに追加されたステップS901,S902を中心に説明する。
ステップS506で初期設定情報を解析した結果、初期設定値として有効な値があったとする(ステップS506で「YES」)。当該場合には、AV機器100,115,116のコントロール部103、203,303は、当該有効な値を持つ初期設定情報に含まれる「連動指示フラグ」を参照する(ステップS901であり、上記初期設定情報解析機能により実施される)。つまり、本実施の形態では、初期設定情報には、初期設定値及び連動指示フラグが含まれている。
ここで、連動指示フラグとは、当該連動指示フラグを有する初期設定情報に含まれる初期設定値を、自動選択するか否かを示すフラグである。連動指示フラグが「TRUE」の状態(第一の状態と把握できる)である場合は、当該連動指示フラグと同一の初期設定情報に含まれている初期設定値を自動選択することを示す。これに対して、連動指示フラグが「FALSE」の状態(第二の状態と把握できる)である場合は、当該連動指示フラグと同一の初期設定情報に含まれている初期設定値を自動選択しないことを示す。
さて、コントロール部103,203,303が、連動指示フラグが上記「TRUE」の状態である場合には、ステップS507で述べたGUIの生成を行わず、当該「TRUE」の状態である連動指示フラグを有する初期設定情報に基づいて、初期設定処理を続行する(ステップS902)。以下、より具体的に説明する。
AV機器100,115,116が、外部機器より複数の初期設定情報を取得したとする。この場合、コントロール部103,203,303は、初期設定解析機能より、これら取得した複数の初期設定情報の連動指示フラグの状態を解析する(ステップS901)。
ステップS901の解析結果が、「TRUE」の状態である連動指示フラグを含む初期設定情報が唯一である場合、または、「TRUE」の状態である連動指示フラグを含む初期設定情報が複数であり、かつ当該複数の初期設定情報に含まれる初期設定値が各々同じである場合だとする(ステップS901で「YES」)。当該場合には、ステップS507で述べたGUIの生成を行わず、コントロール部103,203,303は、当該「TRUE」の状態である連動指示フラグを含む初期設定情報に含まれている、初期設定値を、ステップS509で更新する初期設定値として自動選択/決定する(ステップS902)。
これに対して、ステップS901の解析結果が、取得した初期設定情報全てにおいて含まれる連動指示フラグが「FALSE」の状態である場合、または、「TRUE」の状態である連動指示フラグを含む初期設定情報が複数であり、かつ当該複数の初期設定情報に含まれる初期設定値が各々異なる場合だとする(ステップS901で「NO」)。当該場合には、ステップS507に進み、GUIを生成する。なお、GUIの生成方法は、実施の形態1と同様である。
以上の説明のように、実施の形態2におけるAV機器100,115,116においては、初期設定情報に上記連動指示フラグが含まれている。
したがって、ユーザーは将来、外部装置を購入した場合に、現在所有しているAV機器の初期設定情報に合わせて初期設定を行わせるか否かの意思を予め設定できる。このため、当該連動指示フラグを「TRUE」に設定した場合には、新規接続した外部装置の初期設定処理において、ユーザーが初期設定値を選択する処理が省ける。よって、ユーザーにとって初期設定の操作がさらに容易となり、操作性の良いAV機器100,115,116を提供できる。また、当該連動指示フラグを「FALSE」に設定した場合には、新規に接続した外部装置の初期設定処理において、現在接続され外部装置のどの初期設定情報を用いるかを初期設定値選択の段階(ステップS508)で確認できる。よって、不意に初期設定が書き換わってしまう障害を回避できる。
実施の形態1に係るシステムの構成及びテレビの内部構成を示すブロック図である。 第一のSTBの内部構成を示すブロック図である。 第二のSTBの内部構成を示すブロック図である。 送信側及び受信側のデジタルインターフェースの内部構成及び接続状態を示す図である。 実施の形態1に係るAV機器の初期設定動作の流れを示すフローチャートである。 地域識別一覧の一例を示す図である。 表示部に表示されるGUIの一例を示す図である。 表示部に表示されるGUIの他の例を示す図である。 実施の形態2に係るAV機器の初期設定動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 テレビ、101,201,301 リモコン、102,202,302 アンテナ、103,203,303 コントロール部、104,204,304 メモリ部、105,205,305 リモコン受信部、106,206,306 チューナ部、107,207,307 復調部、108,208,308 TSデコーダ部、109,209,309 AVデコーダ部、110 第一のデジタルインターフェース(受信側)、111 第二のデジタルインターフェース(受信側)、112 セレクタ部、113,211,311 GUI生成部、114 表示部、115 第一のSTB、116 第二のSTB、117,118 デジタルケーブル、210,310 デジタルインターフェース(送信側)、402 TMDSエンコーダ、405 TMDSデコーダ。

Claims (6)

  1. 初期設定値を含む初期設定情報を外部装置から取得するインターフェースと、
    前記初期設定値を格納するメモリ部と、
    前記初期設定値を外部から選択可能とするGUIを生成するGUI生成部と、
    前記インターフェース、前記メモリ部、及び前記GUI生成部を制御するコントロール部とを、備え、
    前記コントロール部は、
    前記インターフェースを介して、前記外部装置からの前記初期設定情報の取得を要求する初期設定情報収集機能と、
    前記GUI生成部に、前記取得した初期設定情報に含まれる前記初期設定値の候補をリスト化させ、前記GUIを生成させるGUI生成機能と、
    外部から選択された前記初期設定値を、前記メモリ部に格納させる初期設定情報格納機能と、を有し、
    前記コントロール部は、
    前記初期設定情報格納機能により前記メモリ部に格納された前記初期設定値に基づいた、初期設定動作を行
    前記初期設定情報には、
    当該初期設定情報に含まれる前記初期設定値を自動選択するか否かを示す連動指示フラグが含まれており、
    前記コントロール部は、
    前記連動指示フラグが初期設定値を自動選択することを示す第一の状態である場合には、前記GUIを生成せず、前記第一の状態である前記連動指示フラグを有する前記初期設定情報に基づいて前記初期設定を行う、
    ことを特徴とする電子機器装置。
  2. 前記メモリ部には、
    初期設定が完了したか否かを示すフラグが格納されており、
    前記コントロール部は、
    前記メモリ部に格納されている前記フラグを検知することにより、自機の初期設定が完了しているかを判定する初期設定完了判定機能を、さらに有している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
  3. 前記コントロール部は、
    前記インターフェースを介して、前記外部装置と自機との接続の有無を認識する外部装置認識機能を、さらに有している、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器装置。
  4. 前記コントロール部は、
    前記取得した初期設定情報を解析する初期設定情報解析機能を、さらに有している、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電子機器装置。
  5. 複数の前記取得した初期設定情報において、
    前記コントロール部は、
    前記第一の状態である前記連動指示フラグを含む前記初期設定情報が唯一である場合、または、前記第一の状態である前記連動指示フラグを含む前記初期設定情報が複数であり、かつ当該複数の初期設定情報に含まれる前記初期設定値が各々同じである場合には、前記GUIを生成せず、前記第一の状態である前記連動指示フラグを含む前記初期設定情報に基づいて前記初期設定を行い、
    前記取得した初期設定情報全てにおいて、含まれる連動指示フラグが初期設定値を自動選択をしないことを示す第二の状態である場合、または、前記第一の状態である前記連動指示フラグを含む前記初期設定情報が複数であり、かつ当該複数の初期設定情報に含まれる前記初期設定値が異なる場合には、前記GUIを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器装置。
  6. 前記電子機器装置は、
    AV機器である、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電子機器装置。
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