JP4916342B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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本発明は、再熱用熱交換器(以下、再熱器と称する)を搭載した冷凍装置に関し、特に再熱器に流れ込む冷媒によって発生していた液衝撃を防止した冷凍装置に関するものである。
従来から、室内機に再熱器を搭載した冷凍装置が存在する(たとえば、特許文献1参照)。この再熱器は、載置される室内を除湿するために利用されることが多い。つまり、冷凍装置に再熱器を搭載することによって、冷凍装置の能力、特に除湿能力及び加熱能力の向上を図っているのである。このような冷凍装置の室内機では、再熱器や冷却器(室内熱交換器)等が搭載される風路室と、圧縮機や電磁弁、制御部等が搭載される機械室とが上下に分離して配設されていることが多い。つまり、空気の循環を考慮して風路室が室内機の上側に、結露水等の影響を考慮して機械室が室内機の下側に配置されているのである。
また、室内機の風路室では、室内機内のスペースや搭載機器の構造、除湿空気の流れ等を考慮して、再熱器と冷却器とを上下に近接させて設置することが多い。この再熱器には、一般的に冷媒配管及び複数本の伝熱管と接続している入口ヘッダと出口ヘッダが取り付けられている。つまり、入口ヘッダは、冷媒配管からの冷媒を複数の伝熱管に分配し、出口ヘッダは、複数の伝熱管からの冷媒を合流して冷媒配管に流入させるようになっているのである。
そして、このような再熱器を搭載した冷凍装置では、再熱器に流入させる冷媒の流れを切り替えることによって、種々の運転モードを制御することが可能になっている。つまり、再熱器及び凝縮器(室外熱交換器)の上流側に設けられている電磁弁等の弁装置の開閉を制御することによって、再熱器及び凝縮器へ流入させる冷媒の流れを切り替え調整し、種々の運転モードを制御できるようになっているのである。なお、一般的に、運転モードの切り替え制御はマイクロコンピュータ等の制御装置が行なうようになっている。
この運転モードには、たとえば凝縮器に冷媒の全量を流入させて全ての熱を放出させる冷却運転モードや、再熱器に冷媒の全量を流入させて全ての熱を放出させる除湿運転モード、凝縮器及び再熱器の双方に冷媒を流入させていずれからも熱を放出させる中間運転モード等が存在する。すなわち、冷凍装置は、室内温度や室外温度、設定値等の諸条件に応じて適宜運転モードを切り替えることが可能になっており、運転モードを切り替えることによって冷凍装置の有する能力を十分に発揮させるようになっているのである。
特開2003−232554号公報(第6頁〜第8頁、第2図)
このような冷凍装置では、運転モードを切り替えたとき、特に冷却運転モードから除湿運転モードや中間運転モードに切り替えたとき、液冷媒による衝撃(以下、単に液衝撃と称する)が発生してしまうという問題があった。液衝撃の発生メカニズムについて簡単に説明する。再熱器に冷媒が流入している運転モード(たとえば、除湿運転モードや中間運転モード)から、再熱器に冷媒を流入させない運転モード(たとえば、冷却運転モード)に切り替わると、再熱器内の伝熱管に気液二相冷媒が残留したままの状態となり、この気液二相冷媒が冷却器からの冷風によって凝縮・液化され液冷媒に状態変化する。
この液冷媒は、重力によって再熱器に接続されている入口ヘッダを介して冷媒配管を逆流し、入口ヘッダと電磁弁との間における冷媒配管に溜まることになる。この状態で、再熱器に冷媒を流入させる運転モードに切り替わると、入口ヘッドと電磁弁との間における冷媒配管に溜まっていた液冷媒が、圧縮機で高圧にされたガス冷媒によって入口ヘッダ内に吹き飛ばされることになる。この吹き飛ばされた液冷媒が、入口ヘッダの内壁面に衝突することで、液衝撃が発生することになる。
この液衝撃は、異常振動や衝撃音の発生原因となるものであり、冷凍装置が故障してしまったり、ユーザに与える不快感を大きくさせてしまったりする可能性を高くするものである。特に、上述した冷凍装置のように再熱器を室内機に搭載している場合には、ユーザに与える不快感が顕著となる。したがって、このような液衝撃の発生を防止し、信頼性を高くするとともに、運転モードの切り替えによって冷却能力や除湿能力を十分に発揮できる冷凍装置が望まれているのである。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたもので、入口ヘッダに接続させる冷媒配管の接続構成を工夫することによって、液衝撃の発生を防止した冷凍装置を提供することを目的とする。
本発明に係る冷凍装置は、圧縮機と、第1弁装置と、凝縮器と、絞り装置と、冷却器とを冷媒配管で順次接続した第1冷凍サイクルと、前記圧縮機と、第2弁装置と、再熱器と、前記絞り装置と、前記冷却器とを冷媒配管で順次接続した第2冷凍サイクルとを有し、前記凝縮器を室外機に搭載し、前記圧縮機、前記第1弁装置、前記第2弁装置、前記再熱器、前記絞り装置及び前記冷却器を室内機に搭載した冷凍装置であって、前記第2冷凍サイクルの前記冷媒配管前記再熱器の上流側に設けられ、前記冷媒配管を導通する冷媒を前記再熱器に分配する入口ヘッダを備え、前記再熱器は、前記入口ヘッダの上下方向の複数箇所に接続され、前記第2冷凍サイクルの前記冷媒配管を導通する冷媒が分配されて導通する複数の伝熱管を有し、前記冷媒配管は、前記入口ヘッダと前記第2弁装置との間において、前記入口ヘッダの前記伝熱管との接続位置のうち最上の接続位置より高い位置の配管部分を有し、前記入口ヘッダとの接続位置を最下部に設けられている前記伝熱管よりも下側にしていることを特徴とする。
本発明に係る冷凍装置は、冷媒配管は、入口ヘッダと第2弁装置との間において、入口ヘッダの伝熱管との接続位置のうち最上の接続位置より高い位置の配管部分を有するので、冷凍装置が実行する運転モードが切り替わった場合でも、入口ヘッダと弁装置との間における冷媒配管内に液冷媒がほとんど残存せず、その後運転モードが切り替わったときに新しく流入してくるガス冷媒によって吹き飛ばされることなく、入口ヘッダ内での液衝撃を防止できる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る冷凍装置100の冷媒回路構成を示す概略構成図である。また、この図1では、点線の左側が室内機10、右側が室外機50であることを示している。図1に基づいて、冷凍装置100全体の回路構成について説明する。この冷凍装置100は、冷媒を循環させる冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)を利用して、冷却運転や除湿運転を行なうものである。なお、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
冷凍装置100は、大きく分けて室内機(室内ユニット)10と、室外機(室外ユニット)50とで構成されている。室内機10には、圧縮機11と、第1弁装置12と、第2弁装置13と、再熱器14と、絞り装置15と、冷却器16とが搭載されている。室外機50には、凝縮器51が搭載されている。この室内機10と室外機50とは、冷媒配管20で接続されて連絡するようになっている。冷媒配管20は、液状態及びガス状態の冷媒を導通するものである。
そして、圧縮機11と、第1弁装置12と、凝縮器51と、絞り装置15と、冷却器16とを冷媒配管20で順次接続して、第1冷凍サイクルを構成するようになっている。また、冷媒配管20を室内機10内の圧縮機11と第1弁装置12との間で分岐させ、圧縮機11と、第2弁装置13と、再熱器14と、絞り装置15と、冷却器16とを順次接続して、第2冷凍サイクルを構成するようになっている。なお、以下の説明において、第1冷凍サイクルと第2冷凍サイクルとをまとめて単に冷凍サイクルと称している。
圧縮機11は、冷媒配管20を流れる冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温・高圧の状態にするものである。第1弁装置12は、たとえば電磁弁等で構成され、開閉が制御されることで冷媒を導通したりしなかったりするものである。第2弁装置13も第1弁装置12と同様に、たとえば電磁弁等で構成され、開閉が制御されることで冷媒を導通したりしなかったりするものである。再熱器14は、冷媒と空気との間で熱交換を行なって冷媒を凝縮・液化するものである。つまり、再熱器14は、内部に後述する伝熱管28が上下に複数配列されており、室内凝縮器として機能するものである。
絞り装置15は、一般に減圧弁や膨張弁で構成されており、冷媒を減圧して膨張させるものである。たとえば、絞り装置15を電子式膨張弁等で構成するとよい。冷却器16は、冷媒と空気との熱交換によって、その冷媒を蒸発ガス化するものである。つまり、冷却器16は、蒸発器として機能するものである。凝縮器51は、冷媒と空気との間で熱交換を行なって冷媒を凝縮・液化するものである。つまり、凝縮器51は、室外凝縮器として機能するものである。なお、再熱器14、冷却器16及び凝縮器51の近傍には、ファン等の送風機が設けられている。また、圧縮機11の駆動周波数や、絞り装置15の開度、第1弁装置12及び第2弁装置13の開閉の制御は、図示省略の制御装置が行なうようになっている。
ここで、冷凍装置100に使用可能な冷媒について説明する。
冷凍装置100の冷凍サイクルに使用できる冷媒には、非共沸混合冷媒や擬似共沸混合冷媒、単一冷媒等がある。非共沸混合冷媒には、HFC(ハイドロフルオロカーボン)冷媒であるR407C(R32/R125/R134a)等がある。この非共沸混合冷媒は、沸点が異なる冷媒の混合物であるので、液相冷媒と気相冷媒との組成比率が異なるという特性を有している。擬似共沸混合冷媒には、HFC冷媒であるR410A(R32/R125)やR404A(R125/R143a/R134a)等がある。この擬似共沸混合冷媒は、混合冷媒ではあるが沸点の近い冷媒の混合物であるので、単一冷媒と同様に取扱いが比較的容易であるという特性の他、R22の約1.1〜1.6倍の動作圧力という特性を有している。
また、単一冷媒には、HCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)冷媒であるR22やHFC冷媒であるR134a等がある。この単一冷媒は、混合物ではないので、取扱いが容易であるという特性を有している。その他、自然冷媒である二酸化炭素やプロパン、イソブタン、アンモニア等を使用することもできる。なお、R22はクロロジフルオロメタン、R32はジフルオロメタンを、R125はペンタフルオロエタンを、R134aは1,1,1,2−テトラフルオロエタンを、R143aは1,1,1−トリフルオロエタンをそれぞれ示している。したがって、冷凍装置100の用途や目的に応じた冷媒を使用するとよい。
次に、冷凍装置100の動作について簡単に説明する。冷凍装置100は、第1弁装置12及び第2弁装置13の開閉を制御し、冷媒の流れを切り替えることによって、種々の運転モードを実行できるようになっている。つまり、再熱器14及び凝縮器51へ流入させる冷媒の流れを切り替えることによって、運転モードを変更できるようになっているのである。冷凍装置100が実行する運転モードには、凝縮器51に冷媒の全量を流入させて全ての熱を放出させる冷却運転モード、再熱器14に冷媒の全量を流入させて全ての熱を放出させる除湿運転モード、及び、凝縮器51及び再熱器14の双方に冷媒を流入させていずれからも熱を放出させる中間運転モードがある。
[冷却運転モード]
圧縮機11で圧縮された高温・高圧の冷媒は、第1弁装置12を介して凝縮器51に流入する。凝縮器20では、冷媒が外気に熱を放出しながら凝縮・液化して液冷媒となる。この液冷媒は、絞り装置15に流入し、そこで減圧されて低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、冷却器16に流入し、空気を冷却しながら蒸発・ガス化するようになっている。このとき、冷却器16の近傍に設けられている送風機18(図2参照)によって、冷却された空気を冷却対象域(室内や冷蔵庫内、冷凍庫内、ビニルハウス内等)に供給し、冷却する。その後、冷却器16ですべて蒸発・ガス化した冷媒は、圧縮機11に再度吸入される。
つまり、冷却運転モードでは、第1弁装置12を開放状態に制御し、第2弁装置13を閉止状態に制御することによって、冷媒の全量を室外機50の凝縮器51に流入させるようになっているのである。この冷却運転モードでは、凝縮器51で冷媒に蓄えられている熱を全放熱させ、冷却器15で十分な冷却を実現できるようにしているのである。したがって、冷却運転モードは、室内機10が設置される冷却対象域を冷却したい場合に実行させる運転モードである。
[除湿運転モード]
圧縮機11で圧縮された高温・高圧の冷媒は、第2弁装置13を介して再熱器14に流入する。再熱器14では、冷媒が外気に熱を放出しながら凝縮・液化して液冷媒となる。この液冷媒は、絞り装置15に流入し、そこで減圧されて低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、冷却器16に流入し、空気を冷却しながら蒸発・ガス化するようになっている。このとき、冷却器16及び再熱器14の近傍に設けられている送風機18によって吸い込まれた空気は、冷却器16で冷却・除湿された後、再熱器14で加熱され、相対湿度の低い空気として除湿対象域に供給される。その後、冷却器16ですべて蒸発・ガス化した冷媒は、圧縮機11に再度吸入される。
つまり、除湿運転モードでは、第2弁装置13を開放状態に制御し、第1弁装置12を閉止状態に制御することによって、冷媒の全量を室内機10の再熱器14に流入させるようになっているのである。この除湿運転モードは、冷却器15で冷却、除湿された空気を、再熱器14で冷媒に蓄えられている熱を全放熱させて加熱することで、室内機10から吹き出される空気の温度を室内機10に取り込まれる空気の温度以上に加熱して除湿対象域に供給するように実行される運転モードである。また、その加熱量は、冷却器16での水分凝縮で発熱する水の凝縮潜熱と圧縮機11及びファンモータの入力に相当する量である。
[中間運転モード]
圧縮機11で圧縮された高温・高圧の冷媒は、第1弁装置12を介して凝縮器51に流入するとともに、第2弁装置13を介して再熱器14に流入する。凝縮器51及び再熱器14では、冷媒が外気に熱を放出しながら凝縮・液化して液冷媒となる。この液冷媒は、絞り装置15に流入し、そこで減圧されて低圧の気液二相冷媒となる。この気液二相冷媒は、冷却器16に流入し、空気を冷却しながら蒸発・ガス化するようになっている。つまり、この中間運転モードでは、室内温度や室外温度、設定値等の諸条件に応じて適宜第1弁装置12及び第2弁装置13の開閉を制御することで、凝縮器51及び再熱器14の双方で冷媒に蓄えられている熱を放熱させ、冷却対象域を所定の状態に維持するようにしているのである。
図2は、室内機10の内部構成を示す概略構成図である。図2に基づいて、室内機10の内部構成について説明する。室内機10は、ドレンパン17によって上下に分離した構成となっている。このドレンパン17によって分離された上側が風路室21、下側が機械室22となっている。そして、風路室21には、再熱器14や、冷却器16、送風機18等が配設されるようになっており、機械室22には、圧縮機11や、第1弁装置12、第2弁装置13、図示省略の制御装置等が配設されるようになっている。つまり、空気の循環を考慮して風路室21が室内機10の上側に、結露水等の影響を考慮して機械室22が室内機10の下側に配置されているのである。
風路室21内では、再熱器14及び冷却器16の双方が傾斜され、再熱器14の下側に冷却器16が配置されるようになっている。これは、室内機10に取り込んだ空気を冷却器16で冷却、除湿した直後に、再熱器14で加熱できるようするためである。つまり、除湿運転モードによる空気の除湿を効率よく実行するために、このような配置としているのである。なお、空気は、室内機10の側方から取り込まれ、上方に吹き出されることで、冷却対象域を冷却したり、除湿したりするようになっている(図2で示す矢印)。
図3は、一般的な再熱器14aの概略構成を示す概略構成図である。図3に基づいて、再熱器14aの概略構成について説明する。再熱器14aは、内部に設けられている伝熱管28内を流通する冷媒と、外部の空気とで熱交換を行なう、つまり外気に放熱するものである。図3に示すように、再熱器14aの側面側には、入口ヘッダ25と出口ヘッダ26とが取り付けられている。なお、図3では、入口ヘッダ25及び出口ヘッダ26が同じ側に取り付けられている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、再熱器14aを挟んで、対向する位置に入口ヘッダ25及び出口ヘッダ26を取り付けるようにしてもよい。
この入口ヘッダ25には、冷媒配管20と、複数(図3では3本)の伝熱管28とが接続されており、冷媒配管20から流入した冷媒が入口ヘッダ25で各伝熱管28に分配されるようになっている。また、出口ヘッダ26にも、入口ヘッダ25と同様に、冷媒配管20と、複数の伝熱管28とが接続されており、各伝熱管28から流入した冷媒が出口ヘッダ26で合流し、冷媒配管20に流入するようになっている。この伝熱管28は、再熱器14aの外部で折り返され、再熱器14aの上下に複数列となるように配置され、再熱器14aを構成する図示省略のフィンに挿入されるようになっている。
すなわち、再熱器14aには、内部に伝熱管28を上下に複数列となるように配置され、入口ヘッダ25及び出口ヘッダ26に複数の伝熱管28を接続させることによって、再熱器14aの容積を有効利用するようになっているのである。そして、伝熱管28内を流れる冷媒と、再熱器14aの外部を流れる空気とで熱交換を行ない、冷媒に蓄えられた熱を放出するものである。なお、再熱器14a内部における伝熱管28の列数を特に限定するものではない。また、入口ヘッダ25及び出口ヘッダ26に3本の伝熱管28が接続されている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。
再熱器14aにおける冷媒の流れについて簡単に説明する。冷凍装置100が除湿運転モードや中間運転モードを実行している時、再熱器14aに冷媒が流入することになる。つまり、第2弁装置13が開放制御されることによって、再熱器14aに冷媒が流入するのである。この冷媒は、まず入口ヘッダ25に流入する。この冷媒は、入口ヘッダ25で各伝熱管28に分配され、再熱器14aの内部に流入する。この冷媒は、再熱器14aの内部で正面から見て左右方向に引き回され、上下に複数列配置されている伝熱管28内を導通し、再熱器14aの左右方向に所定の回数往復する。各伝熱管28を流れる冷媒は、出口ヘッダ26で合流する。そして、出口ヘッダ26から冷媒配管20に戻され、絞り装置15に流れる。
なお、ここでは、冷媒が再熱器14aの内部で正面から見て左右方向に引き回され、上下に複数列配置されている伝熱管28内を導通し、再熱器14aの左右方向に所定の回数往復する場合を例に説明しているが、これに限定するものではない。たとえば、入口ヘッダ25及び出口ヘッダ26を再熱器14aの両側面に取り付けて、再熱器14aの内部で引き回されることなく、つまり所定の回数往復することなく、入口ヘッダ25から出口ヘッダ26に向けて一方通行に冷媒を流すようにしてもよい。
図4は、再熱器14aに冷媒が残存した状態を説明するための説明図である。図4に基づいて、再熱器14aに冷媒が残存した状態について説明する。再熱器14aに冷媒が流入している運転モード(たとえば、除湿運転モードや中間運転モード)から、再熱器14aに冷媒を流入させない運転モード(たとえば、冷却運転モード)に切り替えると、第2弁装置13は閉止制御され、冷媒が流入しなくなる。しかしながら、図4に示すように、既に再熱器14aに流入していた冷媒が、気液二相冷媒として再熱器14a内に残存してしまうことになる。
このような状態で冷却運転モードが実行されると、冷却器16が再熱器14aの下側に配置されているので(図2参照)、冷却器16で冷却された空気が再熱器14aを通過することになる。つまり、再熱器14aが冷却されることになるのである。そうすると、再熱器14aでは、気液二相冷媒が凝縮・液化し、液冷媒に状態変化することになる。この液冷媒は、重力によって、再熱器14a及び入口ヘッダ25の下側に残存することになる。さらに、冷媒配管20が入口ヘッダ25の伝熱管28の接続位置よりも下側に接続されていると、入口ヘッダ25に残存している冷媒が冷媒配管20を逆流し、第2弁装置13まで落下することになる。
このような状態で除湿運転モードや中間運転モードが実行されると、第2弁装置13と入口ヘッダ25との間における冷媒配管20内に残存している液冷媒が、新しく流入してくるガス冷媒に吹き飛ばされることになる。つまり、第2弁装置13が開放制御されることによって、圧縮機11で圧縮された高温・高圧のガス冷媒が再熱器14aに流入しようとし、冷媒配管20を逆流して第2弁装置13と入口ヘッダ25との間に残存している液冷媒が吹き飛ばされることになるのである。この吹き飛ばされた液冷媒が、入口ヘッダ25の内壁面に衝突することによって、液衝撃が発生することになる。
図5は、液衝撃の発生を説明するための説明図である。図5に基づいて、液衝撃の発生について詳細に説明する。また、図5(a)が液衝撃の発生ケース1を、図5(b)が液衝撃の発生ケース2を表している。なお、図5(b)には、拡大した状態を併せて表している。この図5では、冷媒配管20が入口ヘッダ25の略中央部に接続されている場合を例に示しており、各伝熱管28の接続状態及び再熱器14aについては省略している。まず、図5(a)に基づいて液衝撃の発生ケース1について説明してから、図5(b)に基づいて液衝撃の発生ケース2について説明する。
[液衝撃の発生ケース1]
図5(a)に示すように、冷媒配管20を逆流して第2弁装置13と入口ヘッダ25との間に残存している液冷媒が、その後流入してくるガス冷媒に吹き飛ばされると、入口ヘッダ25の内壁面、つまり冷媒配管20を接続するために開口形成されている部分との対向位置における内壁面に衝突することになる。このときの衝突力は、冷媒密度にほぼ比例することがわかっている。たとえば、冷媒にR410Aを使用し、液状態の場合の衝突力とガス状態の場合の衝突力とを測定して比較すると、液状態の場合の衝突力がいかに大きいか明確である。
R410Aでは、−20℃における液冷媒の飽和密度は測定すると1200(kg/m3 )であり、ガス冷媒の飽和密度は測定すると15(kg/m3 )であり、これらを比較すると、液状態の飽和密度が、ガス状態の飽和密度の約80倍となっていることがわかる。つまり、入口ヘッダ25の内壁面に衝突する液冷媒の衝突力は、ガス冷媒の衝突力の80倍程度あるということである。したがって、液冷媒が入口ヘッダ25の内壁面に衝突することを回避することが重要である。
[液衝撃の発生ケース2]
図5(b)に示すように、冷媒配管20を逆流して第2弁装置13と入口ヘッダ25との間に残存している液冷媒が、その後流入してくるガス冷媒に吹き飛ばされ、入口ヘッダ25から伝熱管28へと流入するときにも、入口ヘッダ25の内壁面、つまり各伝熱管28を接続するために開口形成されている部分の周囲における内壁面に衝突することになる。つまり、入口ヘッダ25から伝熱管28へと流れようとする液冷媒が、面積の急な縮小によって、入口ヘッダ25の各伝熱管28を接続するために開口形成されている部分の周囲に衝突することになるのである。
図6は、この実施の形態に係る再熱器14の概略構成を示す概略構成図である。図6に基づいて、この実施の形態の特徴事項である再熱器14における入口ヘッダ25に接続させる冷媒配管20の接続構成について説明する。この図6には、入口ヘッダ25に接続させる冷媒配管20の接続構成の3つの例を示している(図6(a)〜図6(c))。また、図6(a)〜図6(c)には、冷媒配管20の接続構成を説明するために再熱器14を併せて図示している。
入口ヘッダ25における冷媒配管20との接続位置は、入口ヘッダ25の持ち運びや設置時の作業効率、室内機10内のスペースを考慮して、入口ヘッダ25の中央部に設けられていることが多い(図3〜図5で示した再熱器14aを参照)。このような位置に冷媒配管20を接続すると、上述したように液冷媒が逆流する場合が生じることがある。また、入口ヘッダ25の中央部よりもやや上側の位置に冷媒配管20を接続したとしても、その位置が伝熱管28の接続位置よりも下側にあれば、液冷媒の逆流を防止することができない。つまり、液衝撃が発生してしまうことになるのである。
このような液衝撃の発生を防止するためには、入口ヘッダ25と第2弁装置13との間における冷媒配管20内に液冷媒を残存させないようにすればよい。つまり、液冷媒が冷媒配管20を逆流しないようにすれば、ガス冷媒によって吹き飛ばされることがなくなり、液衝撃の発生を防止できるのである。そこで、図6(a)に示すように、入口ヘッダ25における冷媒配管20との接続位置を、最上部に設けられている伝熱管28の接続位置よりも上側にし、冷媒配管20が入口ヘッダ25と第2弁装置13との間において、入口ヘッダ25の伝熱管28との最上部における接続位置より高い位置の配管部分を有するようにしている。このように冷媒配管20を入口ヘッダ25に接続することによって、伝熱管28及び入口ヘッダ25内に残存する液冷媒が冷媒配管20を逆流することがなくなるのである。
また、図6(b)に示すように、入口ヘッダ25と第2弁装置13との間における冷媒配管20を最上部に設けられている伝熱管28の接続位置よりも少なくとも一度上側にした配管部分を形成し、入口ヘッダ25における冷媒配管20との接続位置を、最下部に設けられている伝熱管28の接続位置よりも下側にしてもよい。このように冷媒配管20を入口ヘッダ25に接続することによって、伝熱管28及び入口ヘッダ25内に残存する液冷媒が冷媒配管20を逆流することがなくなるのである。
さらに、図6(c)に示すように、入口ヘッダ25における冷媒配管20との接続位置を、入口ヘッダ25の上面部にしている。このように冷媒配管20を入口ヘッダ25に接続することによっても、伝熱管28及び入口ヘッダ25内に残存する液冷媒が冷媒配管20を逆流することがなくなるのである。いずれの場合であっても、室内機10の風路室21のスペースを考慮しなければならない。そこで、室内機10の風路室21のスペースを確保するために、伝熱管28を細管化するとよい。つまり、伝熱管28の外径をより小さくすることで、再熱器14の能力を維持したまま小型化することができ、室内機10の風路室21のスペースを確保することができる。
図7は、入口ヘッダ25の設置の一例を説明するための説明図である。図7に基づいて、入口ヘッダ25の設置の一例について説明する。また、図7(a)が再熱器14及び入口ヘッダ25を上側から見た状態を、図7(b)が再熱器14及び入口ヘッダ25を正面側または背面側から見た状態をそれぞれ示している。図7に示すように、入口ヘッダ25は、再熱器14の側面側ではなく、正面側または背面側に補助具(たとえば、再熱器板金31やヘッダ保持板金32、締結部材33、固定部材34等)を使用して取り付けられるようになっている。
入口ヘッダ25は、室内機10の風路室21のスペースを考慮して再熱器14に取り付けることが要求される。再熱器14内の伝熱管28を細管化することで、再熱器14を小型化することによって、風路室21のスペースを確保することも可能であるが、入口ヘッダ25を再熱器14の正面側または背面側に取り付けることでも、風路室21のスペースを有効利用することが可能である。一般的に、入口ヘッダ25は、伝熱管28の接続のみで再熱器14の側面側に取り付けられていることが多い。これは、入口ヘッダ25の取り付け作業効率のみを考慮すれば好ましい設置例であるが、風路室21のスペース確保に繋がらない。
そこで、図7に示すように、入口ヘッダ25を再熱器14の正面側または背面側に取り付けることによって、再熱器14の側面側のスペースの有効利用を図るようにしているのである。ただし、上述したように、再熱器14の下側には冷却器16が配置されるようになっている場合には、冷却器16からの冷却された空気によって入口ヘッダ25が冷却されないようにするために、再熱器14の冷却器16が配置されている側とは反対側に入口ヘッダ25を取り付けるようにすることが望ましい。
また、入口ヘッダ25を再熱器14の正面側または背面側に取り付ける場合には、図7(a)に示すように伝熱管28を複数回折り曲げなければならない場合がある。このような場合であっても、入口ヘッダ25を再熱器14に確実に取り付けられることができるように、入口ヘッダ25の取り付けに補助具を使用している。つまり、入口ヘッダ25は、補助具のヘッダ保持板金32に抱き込まれるようにして、再熱器14の正面側または背面側に確実に取り付けるようにしているのである。
まず、再熱器14の一方の側面に再熱器板金31を取り付ける。この再熱器板金31は、再熱器14の側面に予め備えられている管板を使用するか、入口ヘッダ25の取り付けに併せて取り付けるようにしてもよい。それから、再熱器板金14にヘッダ保持板金32をネジ等の締結部材33で締結固定する。このヘッダ保持板金32は、板金を直角に1度曲げ、いずれかの面を最初に曲げた方とは逆の方に直角に1度曲げた形状、つまりZ形形状に成型されている。そして、金属バンド等の固定部材34で、入口ヘッダ25をヘッダ保持板金32で抱き込むように固定する。このようにして入口ヘッダ25を取り付ければ、確実に取り付けることができるとともに、再熱器14の側面側のスペースを有効利用することができる。
つまり、入口ヘッダ25は、再熱器板金31に固定していない側の直角に折り曲げたヘッダ保持板金32の面に囲まれるように配置され、固定部材34で固定されるようになっているのである。ここでは、ヘッダ保持板金32がZ形形状としている場合を例に示しているが、これに限定するものではない。たとえば、ヘッダ保持板金32をL形形状や、板金を曲げないままの平板形状としてもよい。また、曲げる角度を直角に限定するものではなく、折り曲げ加工で形成する場合に限定するものではない。さらに、再熱器板金31及びヘッダ保持板金32の構成材料を特に限定するものではない。
以上のように、入口ヘッダ25を再熱器14に取り付けるので、入口ヘッダ25内で発生する液衝撃での配管振動をヘッダ保持板金32で受けて減衰させることで異常振動や異常音の発生も防止できる。したがって、冷凍装置100の信頼性を向上でき、運転モードの切り替えによって冷却能力や除湿能力を十分に発揮できるものとすることができる。また、補助具を利用して入口ヘッダ25を再熱器14に取り付けるようにすれば、風路室21内のスペースをより有効利用することが可能になる。
実施の形態に係る冷凍装置の冷媒回路構成を示す概略構成図である。 室内機の内部構成を示す概略構成図である。 一般的な再熱器の概略構成を示す概略構成図である。 再熱器に冷媒が残存した状態を説明するための説明図である。 液衝撃の発生を説明するための説明図である。 この実施の形態に係る再熱器の概略構成を示す概略構成図である。 入口ヘッダの設置の一例を説明するための説明図である。
符号の説明
10 室内機、11 圧縮機、12 第1弁装置、13 第2弁装置、14 再熱器、14a 再熱器、15 絞り装置、16 冷却器、17 ドレンパン、18 送風機、20 冷媒配管、21 風路室、22 機械室、25 入口ヘッダ、26 出口ヘッダ、28 伝熱管、31 再熱器板金、32 ヘッダ保持板金、33 締結部材、34 固定部材、50 室外機、51 凝縮器、100 冷凍装置。

Claims (2)

  1. 圧縮機と、第1弁装置と、凝縮器と、絞り装置と、冷却器とを冷媒配管で順次接続した第1冷凍サイクルと、
    前記圧縮機と、第2弁装置と、再熱器と、前記絞り装置と、前記冷却器とを冷媒配管で順次接続した第2冷凍サイクルとを有し、
    前記凝縮器を室外機に搭載し、
    前記圧縮機、前記第1弁装置、前記第2弁装置、前記再熱器、前記絞り装置及び前記冷却器を室内機に搭載した冷凍装置であって、
    前記第2冷凍サイクルの前記冷媒配管前記再熱器の上流側に設けられ、前記冷媒配管を導通する冷媒を前記再熱器に分配する入口ヘッダを備え、
    前記再熱器は、
    前記入口ヘッダの上下方向の複数箇所に接続され、前記第2冷凍サイクルの前記冷媒配管を導通する冷媒が分配されて導通する複数の伝熱管を有し、
    前記冷媒配管は、
    前記入口ヘッダと前記第2弁装置との間において、
    前記入口ヘッダの前記伝熱管との接続位置のうち最上の接続位置より高い位置の配管部分を有し、前記入口ヘッダとの接続位置を最下部に設けられている前記伝熱管よりも下側にしている
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記入口ヘッダを、この入口ヘッダを固定するための補助具を使用して前記再熱器の前面または背面に取り付けた
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
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