JP4915855B2 - Icタグホルダ - Google Patents
Icタグホルダ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4915855B2 JP4915855B2 JP2007026032A JP2007026032A JP4915855B2 JP 4915855 B2 JP4915855 B2 JP 4915855B2 JP 2007026032 A JP2007026032 A JP 2007026032A JP 2007026032 A JP2007026032 A JP 2007026032A JP 4915855 B2 JP4915855 B2 JP 4915855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tag
- insertion hole
- holder
- frame
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 149
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 149
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 claims 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Images
Description
請求項1のICタグホルダでは、ICタグをタグ収容枠内に収容するためにタグ挿入孔に挿入すると、ICタグが、第2の挿入孔内面に摺接してその第2の挿入孔内面の手前側縁部に対応した平坦形状から奥側縁部に対応した湾曲形状へと変形される。このように本発明によれば、ICタグが第2の挿入孔内面に摺接して案内され、スムーズにICタグをタグ収容枠内に装着することができる。また、ICタグがタグ収容枠内に収容されると、タグ挿入孔側に逆戻り不能に弾性復元した状態になり、複数のタグ前後保持部材により前後方向(ICタグの厚さ方向)で挟持される。これらにより、タグ収容枠内の縦、横、前後の全ての方向でICタグの移動が規制される。ここで、ICタグを前後方向で挟持する複数のタグ前後保持部材は、タグ収容枠の対向辺間に差し渡された支柱、又は、タグ収容枠から内側に張り出してICタグの縁部のみに対向するタグ縁部対向突壁の何れか又はそれらの両方で構成されているので、従来のICタグホルダのようにICタグの後面全体に密着するものより、ICタグに対する密着部分を減らすことができ、無線性能への影響を従来より低減させることが可能になる。しかも、ICタグをタグ挿入孔に挿入するだけで、ICタグがタグ収容枠内に抜け止め状態に装着されるのでICタグの装着作業を従来より容易に行うことができる。
請求項2及び3の構成によれば、ICタグをタグ挿入孔に押し込んでいくと、途中でICタグの挿入方向の後端部がタグ挿入孔を有する枠構成壁の外面と面一状態になる。ここで、本発明では枠構成壁の外面にタグ押圧凹部が陥没形成されているので、そのタグ押圧凹部の奥部までICタグを押し込むことができる。そして、ICタグがタグ挿入孔を通してタグ収容枠の奥部に突き当たった状態になると、ICタグのうち挿入方向と直交する方向の両端部がタグ挿入孔を通過して弾性復元し、これによりICタグがタグ挿入孔に逆戻り不能な状態になる。この状態でICタグのうち挿入方向と直交する方向の中央部のみが、枠構成壁の内面から突出した湾曲挟持部でタグ挿入孔内に留まり、その湾曲挟持部により前後方向から挟持され、タグ収容枠内で安定する。
請求項4の構成によれば、ICタグホルダを管理対象物における1対のホルダ取付壁の間に押し込むだけで、弾性係止部材が弾性変形を乗り越えてホルダ取付壁に係止し、ICタグホルダが管理対象物に取り付けられる。
請求項5の構成によれば、タグ挿入孔が、ICタグホルダを1対のホルダ取付壁の間に受容した状態で管理対象物の壁面に覆われるのでタグ挿入孔からのICタグの離脱を確実に防ぐことができる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態のICタグ90は、図1(A)に示されており、RFID(Radio Frequency Identification)とも呼ばれ、情報と共に電力を無線で受け、それに対して情報を無線返信する。その無線の周波数帯域は、例えば、860〜960[Mhz]のUHF帯域が使用されている。また、このICタグ90は、可撓性に富んだ四角形のフィルム回路基盤91に、例えば、コイルアンテナ92とICチップ93と実装して樹脂フィルム94でラミネートしてなり、全体が横長のカード形状になっている。
本実施形態のICタグホルダ10Wは、図7〜図10に示されており、前記第1実施形態のICタグホルダ10に対して、複数のフロント支柱14を全て排除し、それらに代えてタグ縁部対向突壁14X,14Y,14Y及び湾曲挟持部24を設けた点と、内方突壁18及び圧入係止突起19を排除し、タグ収容枠11の両短辺側枠構成壁12S,12Sにそれぞれ弾性係止部材23,23を備えた点とが異なる。
本実施形態のICタグホルダ10Xは、図11及び図12に示されており、前記第2実施形態のICタグホルダ10Wとは、弾性係止部材23と構造が異なる弾性係止部材30を備えた点と、タグ縁部対向突壁14Zを備えた点とが異なる。
本実施形態のICタグホルダ10Yは、図13に示されており、前記第1実施形態のICタグホルダ10とは、弾性係止部材23,23の代わりに取付支持脚16,16を備えた点が異なる。それら取付支持脚16は、図13(B)に示すように、リア支柱15から後方に延設された突壁16Tの先端部を直角曲げして当接壁16Aを設け、それら突壁16Tと当接壁16Aとの間を補強リブ16Bにて接続した構造なっている。また、当接壁16Aには、取付孔16Cが貫通形成されている。そして、管理対象物(図示せず)の壁面に当接壁16Aを当接した状態で、ネジ、リベット等によって固定される。本実施形態の構成によれば、取付支持脚16のタグ収容枠11からの突出量分だけ、ICタグ90を管理対象物の壁面からより遠くに離すことができ、ICタグ90の無線性能をへの影響をより一層低減させることが可能になる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11 タグ収容枠
12S 短辺側枠構成壁
12U,12D 長辺側枠構成壁
14 フロント支柱
14X〜14Z タグ縁部対向突壁
15 リア支柱
19 圧入係止突起(取付部)
20 タグ挿入孔
21,25 第1の挿入孔内面
22,26 第2の挿入孔内面
22A,26A 奥側縁部
22B,26B 手前側縁部
23,30 弾性係止部材
24 湾曲挟持部
24A タグ押圧凹部
30 弾性係止部材
30T 係止突部
70 ホルダ装着部
71 ホルダ取付壁
80 パレット(管理対象物)
80W 管理対象物
90 ICタグ
Claims (5)
- カード形のICタグを四方から囲むと共に前記ICタグの前面及び後面を前後方向で露出した状態にして収容可能なタグ収容枠と、
前記ICタグにて管理される管理対象物に前記タグ収容枠を取り付けるための取付部と、
前記タグ収容枠の一辺に貫通形成されてその一辺の長手方向に延び、前記ICタグを前記タグ収容枠の側方から前記タグ収容枠内に挿入可能とするためのタグ挿入孔と、
前記タグ挿入孔の内側に形成され、前記ICタグを前記タグ挿入孔に挿入したときに、そのタグ挿入孔の奥側に進むに従って前記ICタグを挿入方向と直交する方向で湾曲した形状に弾性変形させる変形ガイドと、
前記タグ収容枠内に収容した前記ICタグを、前記タグ挿入孔側に逆戻り不能に弾性復元させた状態で前記前後方向から挟持する複数のタグ前後保持部材とを備え、
前記複数のタグ前後保持部材は、前記タグ収容枠の対向辺間に差し渡された支柱、又は、前記タグ収容枠から内側に張り出して前記ICタグの縁部のみに対向するタグ縁部対向突壁の何れか又はそれらの両方で構成され、
前記タグ挿入孔の内面のうち前記前後方向で対向した第1と第2の挿入孔内面によって前記変形ガイドが構成され、
前記第1の挿入孔内面は、前記ICタグの挿入方向と直交する方向で円弧状に湾曲しかつ前記ICタグの挿入方向と並行になった円弧面であり、
前記第2の挿入孔内面は、前記ICタグの挿入方向の奥側に位置した奥側縁部が前記第1の挿入孔内面と並行になって湾曲する一方、前記ICタグの挿入方向の手前側に位置した手前側縁部が直線状に延びて、それら奥側縁部と手前側縁部との間で三次元的に捻れた捻れ曲面であることを特徴とするICタグホルダ。 - カード形のICタグを四方から囲むと共に前記ICタグの前面及び後面を前後方向で露出した状態にして収容可能なタグ収容枠と、
前記ICタグにて管理される管理対象物に前記タグ収容枠を取り付けるための取付部と、
前記タグ収容枠の一辺に貫通形成されてその一辺の長手方向に延び、前記ICタグを前記タグ収容枠の側方から前記タグ収容枠内に挿入可能とするためのタグ挿入孔と、
前記タグ挿入孔の内側に形成され、前記ICタグを前記タグ挿入孔に挿入したときに、そのタグ挿入孔の奥側に進むに従って前記ICタグを挿入方向と直交する方向で湾曲した形状に弾性変形させる変形ガイドと、
前記タグ収容枠内に収容した前記ICタグを、前記タグ挿入孔側に逆戻り不能に弾性復元させた状態で前記前後方向から挟持する複数のタグ前後保持部材とを備え、
前記複数のタグ前後保持部材は、前記タグ収容枠の対向辺間に差し渡された支柱、又は、前記タグ収容枠から内側に張り出して前記ICタグの縁部のみに対向するタグ縁部対向突壁の何れか又はそれらの両方で構成され、
前記タグ収容枠のうち前記タグ挿入孔を有する枠構成壁のうち長手方向の中央部を内側に湾曲させることで、前記枠構成壁の外面にタグ押圧凹部を陥没形成する一方、前記枠構成壁の内面に湾曲挟持部を突出形成してその湾曲挟持部で前記タグ縁部対向突壁を構成し、
前記ICタグが前記タグ挿入孔を通して前記タグ収容枠の奥部に突き当たるまで挿入された状態で、前記ICタグのうち挿入方向と直交する方向の両端部が、前記タグ挿入孔を通過する一方、前記ICタグの中央部のみが前記湾曲挟持部において前記タグ挿入孔内に留まってその湾曲挟持部により前後方向から挟持されるように構成したことを特徴とするICタグホルダ。 - 前記タグ収容枠のうち前記タグ挿入孔を有する枠構成壁のうち長手方向の中央部を内側に湾曲させることで、前記枠構成壁の外面にタグ押圧凹部を陥没形成する一方、前記枠構成壁の内面に湾曲挟持部を突出形成してその湾曲挟持部で前記タグ縁部対向突壁を構成し、
前記ICタグが前記タグ挿入孔を通して前記タグ収容枠の奥部に突き当たるまで挿入された状態で、前記ICタグのうち挿入方向と直交する方向の両端部が、前記タグ挿入孔を通過する一方、前記ICタグの中央部のみが前記湾曲挟持部において前記タグ挿入孔内に留まってその湾曲挟持部により前後方向から挟持されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載のICタグホルダ。 - 前記ICタグホルダは、前記管理対象物に備えられて互いに対向した1対のホルダ取付壁の間に受容され、
前記取付部は、前記ICタグホルダを前記1対のホルダ取付壁の間に受容する過程で弾性変形した後、弾性復元して前記1対のホルダ取付壁に係止する弾性係止部材で構成されたことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のICタグホルダ。 - 前記タグ挿入孔は、前記ICタグホルダを前記1対のホルダ取付壁の間に受容した状態で前記管理対象物の壁面に覆われる位置に配置されたことを特徴とする請求項4に記載のICタグホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026032A JP4915855B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | Icタグホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007026032A JP4915855B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | Icタグホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008191943A JP2008191943A (ja) | 2008-08-21 |
JP4915855B2 true JP4915855B2 (ja) | 2012-04-11 |
Family
ID=39751989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007026032A Active JP4915855B2 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | Icタグホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4915855B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6828896B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2021-02-10 | 三甲株式会社 | パレット |
JP7090879B2 (ja) * | 2018-02-23 | 2022-06-27 | 三甲株式会社 | タグホルダ付き容器およびタグホルダ |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57169641A (en) * | 1981-04-14 | 1982-10-19 | Aisin Seiki Co Ltd | Torque sensor |
JPH0424781A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-28 | Canon Inc | 文書処理装置 |
JPH0741925B2 (ja) * | 1991-10-21 | 1995-05-10 | 岐阜プラスチック工業株式会社 | コンテナ用カード差し |
JP2001233337A (ja) * | 1999-12-13 | 2001-08-28 | Nippon Plapallet Co | パレット |
-
2007
- 2007-02-05 JP JP2007026032A patent/JP4915855B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008191943A (ja) | 2008-08-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4555329B2 (ja) | 基板対基板コネクタ | |
JP4175656B2 (ja) | カード用コネクタ | |
JP4963262B2 (ja) | Icタグホルダの取付構造 | |
JP4979001B2 (ja) | Icタグホルダ | |
KR20190002329A (ko) | 커넥터 단자 어셈블리 | |
KR101495002B1 (ko) | 카드 커넥터 및 콘택트 | |
JP6980867B2 (ja) | 携行型時計のためのケースミドル部/ホーンの接続デバイス | |
KR100701870B1 (ko) | 아이씨카드용 프레임키트 및 아이씨카드 | |
US20140342601A1 (en) | Holder and connector device | |
JP4915855B2 (ja) | Icタグホルダ | |
EP2696311A1 (en) | Rfid tag | |
US8950965B2 (en) | Writing instrument | |
JP5255868B2 (ja) | メモリカード用アダプタ | |
JP5030154B2 (ja) | 合成樹脂製パレット | |
JP2010163186A (ja) | カードホルダー | |
US10338330B2 (en) | Optical transceiver and optical transceiver insertion/ejection mechanism | |
JP4895209B2 (ja) | パレット用icタグホルダの取り付け構造 | |
JP4994109B2 (ja) | Icタグホルダ | |
KR100635343B1 (ko) | 안테나부착 아이씨카드 | |
KR200473311Y1 (ko) | 카드 커넥터 | |
JP2019048659A (ja) | パレット及びタグホルダ | |
JP4952609B2 (ja) | 携帯型rfidリーダライタ | |
JP7078669B2 (ja) | 保持具 | |
CN109149180B (zh) | 卡托组件及电子设备 | |
CN214542761U (zh) | 一种辅助增强型sim卡座 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090727 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111020 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111026 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111116 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150203 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4915855 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |