JP4915543B2 - 軟膏類の押出し装置及び方法 - Google Patents

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この発明は、薬局などにおいて、医薬品の製剤の一形態である軟膏、軟膏基剤、その他の軟膏類Mの2種類以上を混合することで、軟膏を調剤する際に、既製の軟膏類用チューブ形容器に収容されている軟膏類Mを該チューブ形容器外に押し出して、乳鉢や軟膏板などの薬剤容器に回収するための軟膏類の押出し方法及びその方法の実施に直接使用する軟膏類の押出し装置に関するものである。
薬局などでは、1又は2種類以上の既製の軟膏を乳鉢や軟膏板などの薬剤容器内に導入して、それらを混練することで、混合軟膏を調剤することが盛んに行われている。従前のこうした混合軟膏の調剤作業では、既製の複数の軟膏類用チューブ形容器の1つ1つを手の指先で押圧圧縮して捻じ曲げながら、該チューブ形容器の頭部の口金開口から、該容器内に収容されている軟膏類Mを押し出して薬剤容器に導入する必要があった。ここで必要とされる指先による押出し操作には、手間がかかるので、調剤作業の観点から非能率であったし、該指先による押出し操作では、該チューブ形容器から該軟膏類Mのすべてを残留付着物なしに押し出すのは困難であるので、軟膏素材利用の観点から非効率でもあった。
従前のこうした軟膏類Mにおける調剤作業の観点からの非能率さと、軟膏素材利用の観点から非効率さという問題点を解消し、調剤作業の観点からも能率がよく、軟膏素材利用の観点からも効率のよい優れた軟膏類の押出し方法及びその方法の実施に直接使用する軟膏類の押出し装置を提供することがこの発明の課題である。
上記の課題を解決するために、請求項1−6記載の発明は、軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aから、シリンダー1の空気溜空間1a内の空気をピストン2の押圧前進駆動により連結管3経由で該チューブ形容器内に圧入し、該チューブ形容器内の軟膏類Mを該切断されて開放状態の底部5cから押し出す構成としたことにより、上記の問題点の解消された優れた軟膏類の押出し方法と装置を提供するものである。
請求項1記載の発明の構成は、下記請求項2記載の方法の発明の実施に際し、直接使用する装置を指向しており、図2に示されるように、シリンダー1が軟膏類押出し用空気溜空間1aを有し、ピストン2が上記シリンダー1内に前進後退可能に挿入され、ピストンヘッド2aの周辺部が該シリンダーの内周面に摺接して、前進方向の該シリンダ ー内に上記空気溜空間1aを画成し、連結管3が、上記シリンダー1の上記空気溜空間1aの前方閉鎖端1bから該シリンダーの軸方向沿いに突設され、該シリンダー1の外部にある軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aと該空気溜空間1aとを連通するものである。
請求項2記載の方法の発明の構成では、図4に示されるように、底部切断工程により、軟膏類Mを収容した状態で、軟膏類用チューブ形容器5の底部5cを開放状態になるように切断し、軟膏類押出し工程により、図6に示されるように、上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対し、請求項1記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を挿入して、上記軟膏類の押出し装置の空気溜空間1a内の空気を該口金開口5a経由で、軟膏類Mを収容した状態で、底部5cが開放状態になるように切断された軟膏類用チューブ形容器5内に圧入し、該軟膏類用チューブ形容器内の軟膏類Mを該チューブ形容器の、切断されて開放状態になっている底部5cから該チューブ形容器の外部に押し出し、軟膏類回収工程により、図7に示されるように、上記軟膏類用チューブ形容器5から押し出された軟膏類Mを軟膏類混合用の薬剤容器6に回収するものである。
請求項3記載の発明の構成は、上記請求項1記載の装置の発明の付加的構成を指向しており、図2に示されるように、上記連通管3に、挿入金具4が付設されており、該挿入金具4の連結部4Aは、該連通管3の外周面に対し、内周面が着脱可能に密着して外嵌し、該挿入金具の挿入部4Bは、該連結部に連成され、該連結管3の管径とは異なる管径を有し、軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対して挿入可能な筒状体に形成され、該連結管3が該口金開口5aに対し連通可能になっているものである。
請求項4記載の発明の構成は、上記請求項1記載の発明のピストン2に関する内在的構成を指向しており、図2に示されるように、先端部吸気開口2dが上記シリンダー1の空気溜空間1aに臨むピストンヘッド2aの先端部に配置され、後端部吸気開口2eが該シリンダー1の外部に臨み、手指により押圧駆動される該ピストンの後端部2cに、手指による押圧駆動時に該指により閉塞可能に配置されていて、吸気連通管2fが該ピストンの軸方向に延在し、該ピストンの先端部吸気開口2dと該ピストン後端部吸気開口2eとの間を連通しているものである。
請求項5記載の方法の発明の構成は、上記請求項2記載の発明の軟膏類押出し工程に関する内在的構成(工程)を指向しており、図6に示されるように、上記軟膏類押出し工程の最中に、上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対し、請求項4記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を挿入して、上記軟膏類の押出し装置の空気溜空間1a内の空気を該口金開口5a経由で、軟膏類Mを収容した状態で、底部5cが開放状態になるように切断された軟膏類用チューブ形容器5内に圧入する際に、上記ピストン2の後端部2cに配置された後端部吸気開口2eを手指により閉塞して、該ピストン2の後端部2cを押圧駆動し、該ピストン2を前進させて軟膏類Mを薬剤容器に向けて押し出すものである。
【0010】
請求項6記載の方法の発明の構成は、上記請求項2記載の方法の発明の付加的構成(工程)を指向しており、図8に示されるように、ピストン後退復帰工程により、請求項4記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aから離脱させ、上記空気溜空間1a内に該連通管3経由で空気を吸入する際に、上記ピストン2の後端部吸気開口2eを手指により閉塞することなしに、該ピストンを引張駆動し、該ピストン2を後退させるものである。
【発明の効果】
請求項1−6記載の発明は、軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aから、シリンダー1の空気溜空間1a内の空気をピストン2の押圧前進駆動により連結管3経由で該チューブ形容器5内に圧入し、該チューブ形容器内の軟膏類Mを該切断されて開放状態になっている底部5cから押し出す構成としたことにより、ピストン2の1挙の押圧前進駆動操作だけで、軟膏類用チューブ形容器5に収容されている軟膏類Mが広く開放された該チューブ形容器5の底部5cから薬剤容器6に向けて「スポン」と押し出されるので、複数の軟膏類用チューブ形容器5の1つ1つを指先で押圧圧縮して捻じ曲げながら、該チューブ形容器5の頭部の狭められた口金開口5aから、該容器5内に収容されている軟膏類Mを徐々に押し出して薬剤容器6に導入するという手間のかかる作業が不要になり、その結果、調剤作業の観点からの能率が格段に改善されるという優れた効果が奏されるばかりか、ピストン2の1挙の押圧前進駆動操作により、該チューブ形容器5の広く開放された底部5cから薬剤容器6に向けて軟膏類Mが押し出される際に、該チューブ形容器5の内部に該軟膏類Mの一部が残留付着物として残ることがないので、軟膏素材利用の観点からの効率も格段に改善されるという優れた効果が奏される。
請求項3記載の発明によれば、シリンダー1の前方閉塞端1bに突設された連結管3の管径とは異なる管径の筒状の挿入部4Bを軟膏類用チューブ容器5の頭部の口金開口5aに挿入できるような挿入金具4が該連通管3に対し、着脱可能に外嵌する構成としたことにより、1台の軟膏類の押出し装置を異なる口径の種々の軟膏類用チューブ形容器5に対して適用することができるので、設備費用の軽減が図れるという付随的効果が奏される。
【0013】
請求項4記載の発明によれば、シリンダー1内の空気溜空間1aに臨むピストンヘッド2aの先端部吸気開口2dと手指により押圧前進駆動ないしい引張後退駆動されるピストン後端部2cの後端部吸気開口2eとの間を吸気連通管2fで連通する構成としたことにより、該ピストンの押圧前進駆動時には、手指で該後端部吸気開口2eを閉塞するようにして、該空気溜1a内の空気を軟膏用チューブ形容器5内に圧入するような請求項5記載の発明の軟膏類押出し工程の実施が容易化され、該ピストンの引張後退駆動時には、手指で該後端部吸気開口2eを閉塞することなしに、該空気溜1a内に空気を吸引するようにして請求項6記載のピストン後退復帰工程の実施が容易化されるという付随的効果が奏される。
【発明を実施するための最良の形態】
請求項1−6記載の格別の発明を実施するための最良の形態を説明すれば、以下の通りである。
図1は、請求項2、3、4記載の発明の軟膏類の押出し装置の1実施例の構成を示す側面図であり、図2は、同側面断面図である。
図1、図2において、半透明樹脂製の円筒状中空のシリンダー1には、円筒状の周辺部が該シリンダー1の内周面に密着して摺接するピストンヘッド2aを有するピストン2が前進後退可能に挿入されており、前進方向の該シリンダー1内に空気溜空間1aを画成している。上記シリンダー1の前方閉塞端1bには、該シリンダー1の軸方向沿いに一体的に連通管3が突設されており、該連通管3は、該シリンダー3の外部に配置され、軟膏類Mの収容された状態下で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対して挿入されることで、上記空気溜空間1aが口金開口5aに対して連通可能である。上記ピストンヘッド2aには、後退方向の上記シリンダー1内中で該シリンダーと中心軸を共通にする断面十字形のピストン駆動部材2bが植設されて、該中心軸沿いに延在しており、該ピストン駆動部材2bの後退方向の後端部2cが、手指Hによる押圧前進駆動ないし引張後退駆動に好適な形状に仕上げられていて、全体としてピストン2を形成している。上記ピストンヘッド2aの先端部には、上記シリンダー1の空気溜空間1aに臨んで、先端部吸気開口2dが配置され、上記ピストン1の後端部2cの中心軸上には、後端部吸気開口2eが配置され、該先端部吸気開口2dと該後端部吸気開口2eとの間には、上記ピストン駆動部材2bの中心軸沿いに吸気連通管2fが延在している。上記シリンダー1の前方閉塞端1bに突設された連通管3には、該連通管3の外周面に対し連結部4Aが着脱可能に外嵌されており、該連結部4Aの内周面が該連通管3の外周面に密着している。上記連結部4Aには、上記連通管3の管径とは異なる管径を有し筒状体に形成された挿入部4Bが一体的に連成されており、該挿入部4は、軟膏類Mを収容した状態下で底部5cが切断されて開放されている軟膏用チューブ形容器5の口金開口5a対して挿入可能であり、該連結部4Aと該挿入部4Bは、全体として挿入具4を構成している。
【0016】
上記軟膏用チューブ形容器5は、公知公用のもので、例えば、図3の斜視図に示されるように、可塑性の金属薄板製チューブ体5b内に軟膏類Mが収容され、底部5cが密封されており、頭部には、筒状の口金5dが固設され、該口金の円筒中心部には、口金開口5aが穿設されており、該口金に螺合する蓋5eを外した状態では、該チューブ体5b内の軟膏類Mが、手指による該チューブ体5bの押圧、巻込み操作で、該口金開口5aから押し出される。
【実施例2】
図4、図5、図6、図7、図8は、請求項1、5、6記載の発明の軟膏類の押出し方法の1実施例の構成を示す斜視説明図である。
図4に示される底部切断工程では、軟膏類Mを収容した状態下で、軟膏類用チューブ形容器5の底部5cを鋏みなどの切断具7により切断することで、該チューブ形容器5の底部5cを開放状態にする。次いで、図5、図6に示される軟膏類押出し工程では、上記軟膏類チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対し、上記軟膏類の押出し装置の連通管3を挿入して、上記シリンダー1の空気溜空間1a内の空気を該口金開口5a経由で、軟膏類Mが収容されていて底部5cが開放状態になるように切断された軟膏類用チューブ形容器5内に圧入する。すると、上記軟膏類用チューブ形容器5の軟膏類Mが、切断されて開放状態になっている該容器5の底部5cから押し出されてゆく。この場合、図6に示されるように、請求項4記載の軟膏類の押出し装置を直接使用する軟膏類押出し工程では、上記軟膏類の押出し装置の連通管3を上記軟膏類チューブ形容器5の口金開口5aに対し挿入して、上記空気溜空間1a内の空気を該チューブ形容器5に圧入する際に、上記ピストン駆動部材2bの後端部2cに配置されている後端部吸気開口2eに手指を当接して、該吸気開口2eを閉塞しながら、上記ピストン2を押圧前進駆動することで、該空気溜空間1a内の空気を圧搾する。
続いて、図7に示される軟膏類回収工程では、圧搾された空気が口金開口5a経由で圧入された軟膏類用チューブ形容器5内の軟膏類Mが底部5c方向に押し寄せられながら、切断されて開放状態になっている底部5cから、「スポン」と押し出されるようにして、乳鉢や軟膏板などの薬剤容器に回収される。こうした回収工程までの一連の工程が複数種類の軟膏薬に対して施されてから、回収後の複数種類の軟膏類Mが混合、混練されることで、軟膏類Mの調剤が、調剤作業の観点から能率的に、かつ、軟膏素材利用の観点から、効率的に行われる。
この場合、請求項4記載の軟膏類の押出し装置を直接使用する軟膏類回収工程に対してさらに付加的に後続するピストン後退復帰工程では、上記軟膏類の押出し装置の連通管3を上記軟膏類用チューブ形容器5の口金開口5aから離脱させて、上記シリンダー1の空気溜空間1a内に空気を吸引することで、別の軟膏類用チューブ形容器5についての軟膏類押出し工程に備える際に、図8に示されるように、上記ピストン2の後端部吸気開口2eを手指により閉塞しないで、該後端部吸気開口2eを開放状態にしたまま、該ピストン2を後退方向に引張駆動することで、該後端部吸気開口5aから吸気連通管2f経由で該空気溜空間1a内への空気の吸引を自在に行いながら、該ピストンを円滑に引張駆動することができる。
以上のように、請求項1−6記載の発明は、複数種類の軟膏類Mを混合、混練して調剤する際に、調剤作業の観点からの能率と、軟膏素材利用の観点からの効率とが格段に改善されるような軟膏類の押出し方法及びその方法の実施に直接使用する軟膏類押出し装置を提供するものであるので、産業上の利用可能性が絶大である。
図1−図3は、請求項2、3、4記載の発明の軟膏類の押出し装置の1実施例の構成を示す。
図4−図8は、請求項1、5、6記載の発明の軟膏類の押出し方法の1実施例の構成を示す。
側面図 側面断面図 軟膏類用チューブ形容器の斜視図 底部切断工程の斜視説明図 軟膏類押出し工程の斜視説明図 軟膏類押出し工程の斜視説明図 軟膏類回収工程の斜視説明図 ピストン後退復帰工程の斜視説明図
1 シリンダー
1a 空気溜空間
2 ピストン
2a ピストンヘッド
2b ピストン駆動部材
2c 後端部吸気開口
2d 先端部吸気開口
2e 吸気連通管
3 連通管
4 挿入具
4A 連結部
4B 挿入部
5 軟膏類用チューブ形容器
5a 口金開口
5b チューブ体
5c 軟膏類用チューブ形容器の底部
6 薬剤容器
M 軟膏類
H 手指

Claims (6)

  1. 軟膏類押出し用空気が溜られる空気溜空間1aを有するシリンダー1と、
    上記シリンダー1内に前進後退可能に挿入され、ピストンヘッド2aの周辺部が該シリンダーの内周面に摺接し、前進方向の該シリンダー内に上記空気溜空間1aを画成するピストン2と、
    上記シリンダー1の上記空気溜空間1aの前方閉鎖端1bから該シリンダーの軸方向沿いに突設され、該シリンダーの外部にある軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aと該空気溜空間1aとを連通する連通管3と
    が備えられおり、ピストンヘッド2aの前進により上記空気溜め空間1a内の空気を上記連通管3経由で上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aから該容器内に圧入することで、上記軟膏類Mを該容器の切断された底部5cから該容器の外部に押し出すことを特徴とする軟膏類の押出し装置。
  2. 軟膏類Mを収容した状態で、軟膏類用チューブ形容器5の底部5cを開放状態になるように切断する底部切断工程と、
    上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対し、請求項1記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を挿入して、上記軟膏類の押出し装置の空気溜空間1a内の空気を該口金開口5a経由で、軟膏類Mを収容した状態で、底部5cが開放状態になるように切断された軟膏類用チューブ形容器5内に圧入し、該軟膏類用チューブ形容器内の軟膏類Mを該チューブ形容器5の、切断されて開放状態の底部5cから該チューブ形容器の外部に押し出す軟膏類押出し工程と、
    上記軟膏類用チューブ形容器5から押し出された軟膏類Mを軟膏類混合用の薬剤容器6に回収する軟膏類回収工程と
    を含んでいる軟膏類の押出し方法。
  3. 上記連通管3には、該連通管3の外周面に対し、内周面が着脱可能に密着して外嵌する連結部4Aと、該連結部に連成され、該連結管3の管径とは異なる管径を有し、軟膏類Mを収容した状態で底部5cが切断された軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対して挿入可能な筒状体に形成され、該連結管3を該口金開口5aに対し連通可能にする挿入部4Bとから成る挿入具4がさらに備えられている請求項1記載の軟膏類の押出し装置。
  4. 上記ピストン2には、上記シリンダー1の空気溜空間1aに臨むピストンヘッド2aの先端部に配置された先端部吸気開口2dと、該シリンダーの外部に臨み、手指により押圧駆動される該ピストンの後端部2cに、手指による押圧駆動時に該手指により閉塞可能に配置された後端部吸気開口2eと、該ピストンの軸方向に延在し、該先端部吸気開口2dと該後端部吸気開口2eとの間を連通する吸気連通管2fとがさらに備えられている請求項1記載の軟膏類の押出し装置。
  5. 上記軟膏類押出し工程は、上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aに対し、請求項4記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を挿入して、上記軟膏類の押出し装置の空気溜空間1a内の空気を該口金開口5a経由で、軟膏類Mを収容した状態で、底部5cが開放状態になるように切断された軟膏類用チューブ形容器5内に圧入する際に、上記ピストン2の後端部2cに配置された後端部吸気開口2eを手指により閉塞して、該ピストン2の後端部2cを押圧駆動し、該ピストン2を前進させる軟膏類押出し工程である請求項2記載の軟膏類の押出し方法。
  6. 請求項4記載の軟膏類の押出し装置の連通管3を上記軟膏類用チューブ形容器5の頭部の口金開口5aから離脱させ、上記空気溜空間1a内に該連通管3経由で空気を吸入する際に、上記ピストン2の後端部吸気開口2eを手指により閉塞することなしに、該ピストンを引張駆動し、該ピストン2を後退させるピストン後退復帰工程をさらに含んでいる請求項2記載の軟膏類の押出し方法。
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